便利な電子小物が大好きな ちびめがね(@chibimegane_rv)です。
コスパの高い電子機器を販売している日本メーカーのBLUEDOTが、10,000mAhモバイルバッテリー【BMB-Qi10】の販売を開始しました。
- USB Type-C(PD)対応
- USB Type-A (QC3.0)対応
- ワイヤレス充電Qi搭載
充実した機能を備えていながら、価格はなんと1,980円!
さっそく購入して使ってみましたので、本記事でBLUEDOTの10,000mAhモバイルバッテリーBMB-Qi10をレビューしていきます。
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BLUEDOT BMB-Qi10の外観と付属品
BMB-Qi10は10,000mAhのモバイルバッテリーです。
表面はラバー塗装が施されており、肌触りが良く滑りにくい質感。
大きさは、縦14.6㎝×横7㎝×幅1.6㎝。
持ちやすいサイズ感です。
iPhone 8とほぼ同じくらいの大きさです。
本体上部には2つのUSBポートとLEDインジケーターがあります。
本体表面のワイヤレス充電機能を合わせると、3台のデバイスを同時に充電することが可能になります。
スマホやタブレット等、充電が必要なデバイスを複数持ち歩く人には、とっても重宝するモバイルバッテリーです。
LEDインジケーターのランプの数でバッテリー残量が分かります。
点灯数 | バッテリー残量 |
4つ | 75%以上 |
3つ | 50%以上75%未満 |
2つ | 25%以上50%未満 |
1つ | 0%以上25%未満 |
側面の電源ボタンを押すと、LEDが点灯します。
反対の側面には、充電用のMicro USBポートがあります。
BMB-Qi10の付属品は、長さ50㎝の充電用USB Type-C to USB Type Aケーブルのみ。
充電器は付属されていないので、ご注意ください。
なお、USB Type-Cポートを利用してBMB-Qi10本体を高速充電したい場合には、以下の商品を自分で用意する必要があります。
- USB Type-C 充電器
- USB Type-C to USB Type-Cケーブル
BLUEDOT BMB-Qi10の特長
BMB-Qi10には以下の3つの特長があります。
- PD&QC3.0で高速充電可能
- ワイヤレス充電Qi搭載
- バッテリー容量10,000mAh
1つずつ解説していきます。
PD&QC3.0で高速充電可能
BMB-Qi10は、高速充電可能な規格に対応しています。
USB Type-C | Power Delivery |
USB Type-A | Quick Charge 3.0 |
Type-Cポート、Type-Aポートそれぞれ最大18Wの高出力が可能です。
接続デバイスがPower Delivery・Quick Charge 3.0に対応していない場合は、高速充電にならないので、ご注意ください!
また、BMB-Qi10は高出力なだけではなく、専用回路を利用することで、接続デバイスに最適な電流を流してくれます。
実際に電力を計測してみたところ、以下の結果になりました。
接続デバイス | 電力 |
HUAWEI P30 | 6.8W (Type-C) |
iPhone 8 | 9W (Type-C) |
AirPods Pro | 1.3W (Type-C) |
Umidigi A5 Pro | 1.6W (Type-A) |
もちろんモバイルバッテリーに必要なPSE認証も取得しているので、BMB-Qi10は安全に利用できます。
ワイヤレス充電Qi搭載
BMB-Qi10は、ワイヤレス充電Qiを搭載しています。
そのため、Qi対応デバイスを置くだけで充電可能です!
ワイヤレス充電でも、最大10Wの高出力が可能です。
バッテリー容量10,000mAh
BMB-Qi10のバッテリー容量は10,000mAhです。
スマホを複数回フル充電できるので、普段使いに最適な容量と言えます。
最新のiPhoneを何回フル充電できるか計算してみたところ、以下のとおりになりました。
iPhoneモデル | バッテリー容量 | 充電回数 |
iPhone 11 | 3,110mAh | 約2.5回 |
iPhone 11 Pro | 3,190mAh | 約2.3回 |
iPhone 11 Pro Max | 3,500mAh | 約2回 |
なお、モバイルバッテリーは、熱などで失われるエネルギーがあるので、表示容量の60%~70%くらいが実際に使える容量です。
BMB-Qi10は表示容量が10,000mAhなので、実際に使えるバッテリー容量は約7,000mAhになります。
バッテリー容量も十分で、高速充電が可能。
さらに、ワイヤレス充電機能まで搭載されています。
1,980円で購入できるBMB-Qi10はコスパの高いモバイルバッテリーです。
BLUEDOT BMB-Qi10のイマイチなところ
BMB-Qi10を実際に使ってみて、以下の2つがイマイチだと感じました。
- 少し重たい
- Qiの性能が不安定
1つずつ紹介していきます。
少し重たい
BMB-Qi10を持ってみると、ずしっと重量を感じました。
実際に計測してみると、238g。
軽量を売りにしているモバイルバッテリーが数多く販売されています。
他社製の10,000mAhのモバイルバッテリーと比較すると以下のとおりです。
モバイルバッテリー名 | 重さ |
BMB-Qi10 | 238g |
Anker PowerCore 10000 | 180g |
AUKEY PB-N50 | 189g |
Omars 10000mAh | 201g |
そのため、より軽いモバイルバッテリーが欲しい人には、不向きかもしれません。
Qiの性能が不安定
BMB-Qi10には便利なワイヤレス充電機能が搭載されています。
しかし、性能はかなり不安定でした。
本来、BMB-Qi10の電源がOFF状態(LEDインジゲーター無点灯)なら、側面の電源ボタンを押せば充電が開始されます。
しかし、LEDインジケーターが点灯されている場合でも、Qiが反応してくれないことがありました。
一旦電源ボタンを長押して再起動すると、Qiが反応してくれました。
また、数分充電しているとBMB-Qi10の電源がOFFになってしまいます。
そのため、数分おきに電源ボタンを押さなければワイヤレス充電できません。
低電力でも途切れることなく充電できれば良かったのですが、まともに利用できないので非常に残念なポイントです。
まとめ:BLUEDOT BMB-Qi10はコスパが高いモバイルバッテリー
BLUEDOTの10,000mAhモバイルバッテリーBMB-Qi10をレビューいたしました。
ワイヤレス充電機能は不安定ですが、普段使いに最適な10,000mAhの容量で、高速充電可能。
価格が1,980円に抑えられているので、BMB-Qi10は、非常にコスパの高いモバイルバッテリーと言えます。
充電が必要なデバイスを複数持ち歩いているなら、是非お試しください!