完全ワイヤレスイヤホン「Zeeny Lights」を購入しました。
Zeeny Lightsには、スマホの通知を読み上げてくれる便利な機能が搭載されています。
あなたはスマホが鳴ると、すぐに画面に表示されている通知を確認していませんか?
リアクションしないといけない通知がある一方で、どうでもいい通知もありますよね。
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このような通知って、全部見る必要があるでしょうか?
それに、スマホを見ている間は勉強や作業が中断されてしまいます。
Zeeny Lightsがあれば、スマホに届いた通知を全て読み上げてくれるので、いちいち画面を確認する必要がなくなり快適になります!
あなたの作業を中断する煩わしい通知とおさらばです。
しかもZeeny Lightsは価格が4,000円とコスパにも優れています!
本記事では、スマホの通知を読み上げる機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Zeeny Lights」をレビューいたします。
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Zeeny Lightsのデザイン・サイズ感・付属品
Zeeny Lightsは株式会社ネインが2020年1月28日に販売した完全ワイヤレスイヤホンです。
ネインは情報を聞くことができる「ヒアラブルデバイス」を開発・販売している会社。
私たちはスマホなどの「画面」を見る時間を多く費やしてしまいます。
ネインが提唱する「ヒアラブルデバイス」があれば、画面を見る時間が減るので、生産性が向上すると考えられています。
画面を見るストレスから解放され、移動がもっと自由に、早く、効率的になる。新しい世界ともっと多くつながることで、新しい人、景色、アイデアに触れる機会が増えていく世界。
引用:ネイン公式サイト
デザイン・サイズ感
Zeeny Lightsはとてもコンパクト。
7㎝×4㎝ほどなので、手の中にスッポリと収まります。
イヤホンを含めた充電ケースの重さは僅か40gと軽量なので持ち運びにも便利。
イヤホンのサイズも、それほど大きいものではありません。
重さも5gと軽量なので、長時間装着してもストレスになることはないでしょう。
実際に耳に装着すると、このような感じになります。
ZEENY Lightsはカナル型のイヤホンのため閉塞感が伴います。
苦手な方はご注意ください。
イヤホンの表面がタッチ式のマルチファンクションボタンになっています。
ただし、Zeeny Lightsはイヤホンでのリモコン操作がかなり限定的です。
- 1回タップ 音楽の再生/停止
- 1回タップ 通話の応答
- 1秒長押し 音声アシスタントの起動
- 2秒長押し 通話の応答拒否
イヤホン裏面にLとRの刻印がなされています。
イヤホンを充電ケースに入れると、自動的にイヤホンへの充電が始まります。
イヤホンと充電ケースはマグネット式でくっついているので、蓋を開けた状態で逆さまにしても落ちません。
充電ケースの底面はシリコン製なので、グリップ力が強く誤って落とすことが少なくなります。
ケース背面には充電用のMicro USB端子があります。USB-Cではないのがちょっと残念なところです・・・。
付属品
Zeeny Lightsの付属品は以下のとおりです。
- 充電用Micro USB to USB Type-Aケーブル(18㎝)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
- シール(可愛い)
イヤーチップは本体付属のものを含めて3サイズ。
着脱も簡単なので、耳のサイズに合わせて交換可能です。
追記:Zeeny Lightsに高音質モデルを含む新色追加!
2020年5月18日に、4色の新しいZeeny Lightsが発売されました。
このうちグレーとイエローの2色は、音質が強化された特別仕様のZeeny Lights HD!
Zeeny Lights HDには、新素材グラフェンで作られた「グラフェンコート振動板」が採用されています。
グラフェンはダイヤモンドよりも堅く、そして軽い素材。
熱伝導率や電気伝導率が高いため、ひずみが少ないクリアな音質が再現できます。
さらに、イヤーチップには特許技術が搭載されているSpinfitを採用。
Spinfitは遮音性に優れているので、さらに音質の向上が見込めます。
実際に、以前僕はグラフェン素材を採用しているワイヤレスイヤホンを使用していました。
癖のない音質で、とても使いやすかったです。
https://chibimegane.jp/aukey/aukey-ep-t10/
Zeeny Lightsは優れた音質が特長の1つです。
2,000円追加して更に高音質になるのであれば、僕はZeeny Lights HDをおすすめします。
Zeeny Lightsのペアリング
ワイヤレスイヤホンを購入する時に重要なのが、スマホとのペアリングが簡単なのかどうかですよね?
Zeeny Lightsはスマホとの接続の他に専用アプリと連携する必要があるので、少しだけ難しいかもしれません。
でも慣れてしまえば大丈夫ですので詳しく紹介していきます。
まず、Zeeny Lightsをコントロールする専用アプリ「Zeeny」をダウンロードします。
「利用開始する」をタップ。
Zeenyとイヤホンの連携を許可します。
カレンダーへのアクセスと、通知送信も、それぞれ許可していきましょう。
この画面が表示されたら、Zeeny Lightsをペアリングモードにしていきます。
ペアリングモードにするといっても、ケースからZeeny Lightsを取り出すだけです。
水色とオレンジの点滅状態になれば、ペアリングモードになっています。
ペアリングモードになったらスマホと接続していきます。
Bluetooth設定の中から「Zeeny Lights /L」を探して接続しましょう。
iOS
「Zeeny Lights /L」をタップ。
接続済みになればOKです!
Android
設定の「Bluetooth」の中で、「新しいデバイスとペア設定する」をタップ。
「Zeeny Lights /L」をタップ。
「有効」と表示されていれば完了です!
ここまできたら、あと少し。最後にZeenyアプリとZeeny Lightsを接続します。
Zeenyアプリに戻って、スマホにZeeny Lightsを近づけて「ペアリング」をタップします。
お疲れさまでした!これでZeeny Lightsをスマホで利用する準備は完了です。
iOS・Android、それぞれ以下のように表示されていると思います。
複雑に感じるかもしれませんが、Zeenyアプリの表示通りにすすめていけば、ペアリングは成功します。
Zeeny Lightsのメリット・特長
Zeeny Lightsを実際に使ってみて感じた、以下の4つのメリットと言うべき特長を紹介いたします。
- スマホの通知を読み上げる
- クリアで癖のない音質
- Spicetoneで好みの音質にできる
- ワイヤレス充電Qi対応
スマホの通知を読み上げる
なんと言っても最大の特長は、スマホに届いた通知を読み上げてくれる機能です。
LINE・Twitter・Instagram・天気・予定などなど。
スマホの通知領域に表示される通知であれば、なんでも声でお知らせしてくれますよ。
例えば、以下のような通知であれば、次のように教えてくれます。
このような感じで、通知に表示されている文章をそのまま読み上げてくれます!
音声はHOYA社の音声合成エンジン「VoiceText」を採用しているため、ロボットのような雰囲気ではなく、人が話しかけてくれるようなイメージです。
Siriほど自然ではありませんが、聞いていて不快な感じは全くありません。
音楽を聴いている場合は、音量小さくなり、バックで流れている状態で通知を読み上げます。
もちろん、音楽等を再生していなくても通知の読み上げ機能は有効です。
Zeenyアプリを利用すれば、音声読み上げ機能をコントロールできます。
- 読み上げるアプリの選択
- 読み上げる速度
- 辞書機能
あなたに適した設定にしちゃいましょう。
Zeeny Lightsの通知読み上げ機能は一度使うと便利で手放せません。
あなたのスマホライフが快適になりますよ!
クリアで癖のない音質
ZEENY Lightsは音質が優れています。
対応コーデックは以下の3種類。
- SBS
- AAC
- aptX
aptXに対応しているのは、ポイントが高いですね。
安いイヤホンに特有のシャリシャリ感がなく、癖のない音質なので様々なジャンルの音楽を楽しめます。
やや低音が抑え気味であるものの中高音域はクリアで聴きやすい印象でした。
そのため、低音をブンブン響かせるような音楽には不向きかもしれません。
また、Zeeny Lightsは通話音質も優秀です。
Qualcomm cVcノイズキャンセリングを搭載しているので通話中の騒音を除去し、相手にクリアな声を伝えることができます。
Qualcomm cVcノイズキャンセリングは、音楽を聴く時のノイズキャンセリングとは別物なのでご注意ください。
Zeeny Lightsには、音楽を聴く時のノイズキャンセリング機能は搭載されておりません。
Spicetoneで好みの音質にできる
2020年5月18日にZeeny Lightsのファームウェアアップデートがありました。
これにより、これまでZeeny Lightsでは利用できなかった音質フィルター「Spicetone(スパイストーン)」が利用可能です。
Spicetoneは、イコライザのように音質を調整してくれます。
細かく自分で調整はできないのですが、以下の4種類のエフェクトが適用可能です。
フィルタ名 | 特長 |
Nakameguro | 重低音をブースト。HIPHOP等におすすめ。 |
Sapporo | エッジの効いた音質に。エレクトリックな音楽に合いそう。 |
Naha | ボーカルをブースト。POPになどでじっくり歌詞を聴きたい人向け。 |
Shibuya | グルーブ感が際立つ印象に。EDMで適用すると身体が思わず動きます。 |
Zeeny Lightsの音質の良さを、さらに際立たせるのがSpicetoneです。
普段使っている音楽プレイヤーで再生して、Zeenyアプリでフィルタを切り替えます。
音楽を聴くときには、是非使ってみてください。
なお、Zeeny Lightsのファームウェアアップデートは、Zeenyアプリから行います。
設定のデバイス情報から更新可能です。
ワイヤレス充電Qi対応
Zeeny Lightsは置くだけで充電できる、ワイヤレス充電Qiに対応しています。
Qi対応の充電器をお持ちなら、使わない手はありません。
もちろん、付属のMicro USB to USB Type-Aケーブルでも充電できますので、ご安心ください。
ワイヤレス充電を利用すれば、どんなときでもケーブルを必要としません。
Zeeny Lightsは優れた機能を搭載した、コスパの高い完全ワイヤレスイヤホンです。
Zeeny LightsとZeeny TWSを比較
株式会社ネインは、2種類のZeenyを販売しています。
- Zeeny TWS
- Zeeny Lights
どちらもスマホの通知を読み上げてくれる、ヒアラブルイヤホンです。
ただし、Zeeny Lightsが定価4,000円なのに対し、Zeeny TWSは定価15,000円と、大きく異なります。
価格以外にも以下の点で違いがあるので、紹介していきます。
- 連続再生時間
- ワイヤレスイヤホン用チップ
- HDSS
- 防水性能
- 外部音取り込み機能
連続再生時間
バッテリー容量 | 連続再生時間 | |
Zeeny TWS | 800mAh | 9時間以上 |
Zeeny Lights | 400mAh | 7~8時間 |
どちらもバッテリー容量がそれほど多いわけではありません。
数十時間の連続再生が可能なワイヤレスイヤホンも多く発売されているので、少し寂しいポイントです。
大きな違いはありませんが、より長く連続再生をしたいなら、Zeeny TWSが良いでしょう。
一方Zeeny Lightsはワイヤレス充電Qiに対応しているという強みがあります。
ワイヤレス充電は、置くだけで充電できるので本当に便利で重宝します。
連続再生時間に大きな違いはないので、バッテリー性能だけを比較するなら、Qi対応のZeeny Lightsをおすすめします。
ワイヤレスイヤホン用チップ
Zeeny TWS | Qualcomm QCC3026 |
Zeeny Lights | Qualcomm QCC3020 |
どちらもQualcomm社の完全ワイヤレスイヤホン用チップを採用しているので、通信接続に優れ、途切れにくいという特長があります。
ただし、Qualcomm QCC3026のほうが上位にあたるので、より安定性が高いです。
また、音質にも違いがあり、Qualcomm QCC3026のほうが低音が力強くなります。
より安定した接続で、パワフルな音質を求めるのであれば、Zeeny TWSの方が向いています。
HDSS
Zeeny TWS | HDSSあり |
Zeeny Lights | HDSSなし |
Zeeny TWSは「HDSS」という米国のTBI Audio Systems LLCが開発した音響技術が採用されています。
HDSSが音の歪みを抑え、よりクリアで臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能です。
HDSSは、米国のTBI Audio Systems LLC(以下TBI)によってその基礎が開発、世界に提唱された、飛躍的に音質を向上させることが可能になる、全く新しいコンセプトの技術です。HDSSによって歪のないクリアなサウンドの再生、原音の正確な再現による自然な臨場感、心理的ストレスの軽減が可能になりました。 HDSS技術の根幹は、「ETL (Embedded Transmission Line) 」と呼ばれる音響モジュールにあります。ETLモジュールをイヤフォン筐体内のサウンドドライバー背面に設置することで、筐体内部の圧力を一定に保ち、温度変化・再生音・残響・定常波等の影響を受けず音源に忠実な再生が可能になりました。
引用:ZEENY公式サイト
HDSSの有無で音質に大きな違いが出るので、より高音質なイヤホンを求めるのであれば、Zeeny TWSを購入したほうが良いでしょう。
防水性能
ZEENY TWS | 防水性能 IPX7 |
ZEENY Lights | 防水性能なし |
ZEENY TWSにはIPX7等級の防水性能がありますが、ZEENY Lightsにはありません。
汗等の水滴にも強いので、室外でワークアウトをする人にはZEENY TWSが向いています。
外音取り込み機能
Zeeny TWS | 外音取り込み機能あり |
Zeeny Lights | 外音取り込み機能なし |
2019年12月13日にZeeny TWSのファームウェアアップデートがあり、「外音取り込み機能」が搭載されました。
公式サイト>>ZeenyTWSのファームウェアVer.2.2.1公開のお知らせ
Zeenyは耳を塞ぐカナル型のワイヤレスイヤホンなので、外部音が聞こえにくくなりがちです。
しかし、外音取り込み機能があれば、イヤホンを外さなくても車内アナウンスが聞こえたり、レジでの会計がスムーズになったりと、とっても便利です。
また、夜間に屋外ワークアウトをする時に、車の音等が聞こえるようになるので安全性も高まります。
以上がZeeny LightsとZeeny TWSの違いです。
Zeeny Lightsでも日常使いに不便はありません。
しかし、より高価な分Zeeny TWSのほうが優れた機能を多数持っています。
価格が違いすぎるので、どちらか一方を選択するのは難しいですが、まずはエントリーモデルである、Zeeny Lightsを試してみてはいかがでしょうか?
まとめ:Zeeny Lightsでスマホを見る時間を減らしましょう!
スマホの通知を読み上げる機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Zeeny Lights」をレビューしました。
通知読み上げ機能は本当に便利で、スマホを見る時間が圧倒的に減ります。
音質もそこそこ優秀で、ワイヤレス充電Qiに対応しているのも嬉しいポイント。防水機能がついていない弱みがあるものの、4,000円という低価格で購入できるメリットがあります。
スマホの通知に振り回されて、勉強や作業に集中できないとお困りなら、是非Zeeny Lightsをお試しください。
あなたの生活が今より快適になりますよ!