Dellの14インチノートパソコン「Inspiron 14 5000(5490)」を購入しました。
- 第10世代インテル Core i5
- 8GBメモリー
- M.2 SSD 256GB
- 14インチFHD非光沢ディスプレイ
十分すぎる性能がありながら、価格がなんと65,717円(送料・税込み)と超高コスパ。
動画編集などの高度な作業には向いていませんが、普段使いにピッタリ!
- Office系の事務作業メイン
- YouTube等での動画閲覧が好き
- パソコンを時々持ち歩く
こんな使い方をする人に最適なノートパソコンです。
本記事では、Dell Inspiron 14 5000(5490)のスペックや性能をレビューすると共に、実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
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Dell Inspiron 14 5000(5490)のスペック
Inspiron 14 5000(5490)は、Dell製の14インチノートパソコンです。
Inspironシリーズは、種類が豊富なDellのノートパソコンでは、コスパの高いモデル。
Inspiron 14 5000(5490)のスペック概要は以下のとおりです。
製品名 | Inspiron 5000(5490) |
OS | Windows 10 Home (64ビット) 日本語 |
CPU | インテル Core i5-10210U |
GPU | インテル UHD グラフィックス(CPUに内蔵) |
メモリ | 8GB (4G オンボード+ 4Gx1) DDR4・2666MHz |
ハードドライブ | SSD 256GB(M.2 PCIe NVMe) |
ディスプレイ | 14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 |
ポート | ・HDMI ×1 ・USB Type-C (DP/PowerDelivery対応)×1 ・USB 3.1(Gen 1)×2 ・USB 2.0×1 ・Micro SDカード リーダー×1 ・ヘッドフォン/マイク オーディオ ジャック |
外観
僕が購入したInspiron 14 5000(5490)のボディカラーは「プラチナシルバー」。
上蓋中央にDELLのマークが刻印されています。
カバーは全面アルミニウム製で、指紋が付きにくくスッキリした印象です。
カバーを開いた時にマークが正面を向きます。
キーボードの色もボディカラーと同一で、アルミニウム製です。
ディスプレイを開いていくとゴム製のヒンジがデスクに着き、キーボードが持ち上がります。
なお、通風口はヒンジ部に付いているので、掃除しにくそうです・・・。
サイズ・重量
Inspiron 14 5000(5490)のサイズは縦約22cm×横約33cm。
A4用紙よりも少し大きいくらいのサイズ感です。
薄型に設計されていて、ディスプレイを閉じた時でも厚みが2cmほどしかありません。
Inspiron 5490の重さは1,402g。
電源アダプターを含めると、1,672gになります。
14インチのノートパソコンにしてはちょっと重いかもしれません。
なお僕は、Inspiron 14 5000(5490)に付属の電源アダプターは無駄に長くて太いので使いません。
ノートパソコンの充電にも使える、61W高出力の充電器とケーブルを使っています。
>>【VnBn PD61W 充電器レビュー】Type-C搭載ノートPCも充電できて高コスパ!【BQ-PD61C】
ディスプレイ
Inspiron 14 5000(5490)のディスプレイサイズは14インチで、解像度は1920×1080のFull HDです。
非光沢タイプなので、映り込みはありません。
撮影している僕の姿は殆ど写ってないですよね?
そこそこ鮮明なので、普段使いには全く困りません。
ベゼルの幅がめちゃくちゃ狭く、横は僅か6mm。
上部は1cmほどしかありません。
以前に使用していた13インチのノートパソコンを横に並べてみると、本体のサイズは殆ど同じですが、ディスプレイが大きくなっていることがわかります。
仕様書を確認したところIPS液晶の表記がなかったので、おそらくTN液晶です。
ただ、視野角はそれほど狭くないと感じました。
ディスプレイ上部のベゼルにWEBカメラが搭載されています。
4枚のレンズで構成された、720P(HD)の動画撮影が可能です。
ビデオ会議等では綺麗に撮影できますが、静止画は92万画素での撮影になるので使い道に困ります・・・。
キーボード
Inspiron 14 5000(5490)のキーボードはテンキーがないタイプです。
キーピッチは18.7mmあるので、フルサイズキーボードと言っていいでしょう。
キーボードにはバックライトが搭載されているので、薄暗い会議室などでも使えて重宝します。
電源ボタンはキーボードに組み込まれており、オプションで指紋認証機能を搭載させることも可能です。
タッチパッドは10.5cm×6.5cmと使いやすいサイズ。
指2本・3本でのタッチ操作が可能です。
スピーカー
Inspiron 14 5000(5490)には、本体裏面に2つのスピーカーが搭載されています。
音質は普通で、それほど良くありません。
ただし、付属ソフトの「Maxx Audio Pro」を使えば自分好みの音質に調整できます。
イヤホンやヘッドホンを使うと擬似的な立体音響を楽しめて、これが結構面白いです。
ポート
Inspiron 14 5000(5490)はポート類が充実しているのが嬉しいポイントです。
USB Type-CはPower Deliveryに対応しているので、電源アダプターを使わなくても充電可能です。
Dell Inspiron 14 5000(5490)のSSD・CPU性能
Inspiron 14 5000(5490)のSSD・CPUの性能を、各種ベンチマークソフトで計測してみたので紹介していきます。
SSD
Inspiron 14 5000(5490)は250GBのSSDを搭載しています。
しかも、データ転送速度が高速な、PCIe接続で通信プロトコルとしてNVMeを採用。
実際にベンチマークソフト「Crystal DiskMark」でデータ通信速度を計測したところ、十分な速さが確認できました。
SSDの速さは、パソコンの起動時間に影響を与えます。
Inspiron 14 5000(5490)は、ディスプレイを開くだけで電源が入る「カバーオープン センサー」搭載。
このため、ディスプレイを開いてから10秒程度で「ようこそ画面」が表示されます。
CPU
Inspiron 14 5000(5490)のCPUは、第10世代 インテル Core i5-10210U。
2019年8月に発売された、ノートパソコン向けCPUです。
CPUベンチマークソフト「Cinebench R20」で計測した結果は1311ポイントと、十分な結果になりました。
CPUの性能を比較されているサイトも多くありますので、ぜひ御覧ください。
計測中のパフォーマンスを確認してみたところ、シングルスレットの計測時にはターボブーストが効いて4.10GHzの速度が確認できました。
日常使いのパソコンとしては十分すぎるCPU性能ですが、残念ながらゲームには不向きです。
比較的動作が軽いドラゴンクエストのベンチマークテストでの結果は「普通」。
Final Fantasy15のベンチマークソフトでは、「動作困難」でした。
計測中の画面も、この通りカクカクのパラパラ漫画状態・・・。
Dell Inspiron 14 5000(5490)を購入するメリット
Inspiron 14 5000(5490)を使ってみて感じたメリットは次の3つです。
- 価格が安い
- 動作がサクサク
- USB Type-C(PD)搭載
1つずつ紹介していきます。
価格が安い
Inspiron 14 5000(5490)は十分な性能を備えていながら、価格が安い。
これが1番のメリットです。
僕はDell直販サイトのクーポンを利用できたので、65,717円(送料・税込み)で購入できました。
ただ、クーポンを利用していなくても71,980円なので、めちゃくちゃ安いです。
なお、Dellのパソコンは注文から2ヶ月程度待たなければ届かないことが多いです。
今すぐ欲しい!と思っているなら「即納モデル」を購入しましょう。
ちなみに僕は即納モデルを購入しました。
2020年5月20日に注文して、2020年5月22日に到着です。
ちなみに、僕が購入した構成にはMicrosoft Office製品は含まれていません。
そのため、Officeが含まれているパッケージの場合だと、2~3万円高くなるのでご注意ください。
ただ、毎日頻繁にOfficeを利用するわけではないなら、月額課金制のMicrosoft 365 Personalを必要な時だけ使うほうが安上がりだと思います。
年額 | 12,984円 |
月額 | 1,284円 |
動作がサクサク
- 第10世代インテル Core i5
- 8GBメモリー
- M.2 SSD 256GB
これだけの性能を備えているので、動作が重たくなる心配はまずありません。
安いノートパソコンを購入すると、動作がモッサリしてしまうことがあると思いますが、Inspiron 14 5000(5490)にはそんな心配無用です。
僕は、YouTubeでの全画面表示の切り替えでモタつかないのが一番驚きました。
1080P(HD)で閲覧していても、この通りキビキビしています。
もちろん、動画編集のようにCPUやGPUをフルに使った作業には不向きですし、ゲームをプレイするのも不可能です。
ただ、Office系の事務作業やネットサーフィン、動画閲覧くらいであれば何の支障もなくこなせます。
USB Type-C(PD)搭載
Inspiron 14 5000(5490)はUSB Type-Cポートで充電ができます。
僕にとって重要なポイントだったので、Inspiron 14 5000(5490)の購入を決定づけた理由になります。
いくつか購入候補にあげているノートパソコンもありましたが、USB Type-Cでは充電できませんでした。
パソコンに付属のACアダプターが本当に嫌いなので、どうしても使いたくありません。
家だけで使うのであれば、付属のACアダプターでも良いでしょう。
ただ、持ち歩く機会が少しでもあるのなら、USB Type-Cポートでも充電できるノートパソコンがおすすめです。
Dell Inspiron 14 5000(5490)のイマイチなところ
Inspiron 14 5000(5490)は価格以上の性能があるので、殆ど不満はありません。
ただ、1点だけ気になったのはディスプレイです。
あなたが綺麗で視野角が広いディスプレイを求めているなら、Inspiron 14 5000(5490)はおすすめできません。
Inspiron 14 5000(5490)は、白やグレーに弱いようで、画面の端が僅かに暗くなっています。
また、妙に白飛びが激しかったので、内蔵ソフトの「インテル・グラフィックス・コマンド・センター」で輝度とコントラストを調整し、明るさを少し下げて利用しています。
処理能力に加えて、ディスプレイも少し微妙なので、Inspiron 14 5000(5490)は動画編集や高度な画像編集には不向きです。
まとめ:Dell Inspiron 14 5490は普段使いに最適!
Dell Inspiron 14 5000(5490)のスペックや性能をレビューすると共に、実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介いたしました。
- 第10世代インテル Core i5
- 8GBメモリー
- M.2 SSD 256GB
- 14インチFHD非光沢ディスプレイ
これだけの性能を備えていながら、6万円台で購入できる超コスパの高いノートパソコンです。
ディスプレイの性能がそれほど高くないという弱みがあるものの、日常使いするには十分すぎるほど高性能です。
- Office系の事務作業メイン
- YouTube等での動画閲覧が好き
- パソコンを時々持ち歩く
Inspiron 14 5000(5490)は、このようなあなたのニーズに的確に答えてくれるノートパソコンです。
Dellはお得なクーポンを発行している機会が多いので、まずは直販サイトで価格をチェックしてみましょう!