2020年11月20日に発売された、OPPO A73を購入しました。
- 6.64インチ 有機ELディスプレイ
- 軽量薄型
- レザー風デザイン
- 超広角搭載の4眼カメラ
- ディスプレイ指紋認証
- 物理SIM&eSIM対応
- バッテリー容量4,000mAh
- 18W急速充電対応
- Snapdragon662搭載
美しいデザインで、大型ディスプレイを搭載していながらも薄くて軽い、非常に扱いやすいスマホです。
搭載されているSoC(CPU)が「Snapdragon662」と、基本性能はそれほど高くないものの、ライトユーザーであれば普段使いに困らないと思います。
OPPO A73がきたよ!
レザー風のデザイン面白い。
決してレザーではないけど、カバー付けたくないかも?ディスプレイめちゃくちゃ綺麗✨
さすがAMOLED!あと大きいのに軽いのが素敵?
AnTuTuは18万点くらい。
使えないことないけど、サクサク動くわけではないねー。https://t.co/qhVQthZDaz pic.twitter.com/fLpnB8B0JR— ちびめがね@格安SIM (@chibimegane_lm) November 28, 2020
本記事でOPPO A73を実際に使ってみた様子をレビューするので購入の参考にしてください。
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OPPO A73のデザインと付属品
OPPO A73のカラーバリエーションは2色。
- ネービーブルー
- ダイナミックオレンジ
ネービーも落ち着いた感じで素敵ですが、ダイナミックオレンジを購入してみました。
見た目はレザー風ですが質感はプラスチックです。
指紋や脂汚れが全く目立たないのでケースを付けずにそのまま使いたくなってしまう雰囲気。
飽きのこないスタイリッシュなデザインが魅力的です。
サイズは約72.9mm×159.8mm×7.45mm。
大きなサイズ感なのですが、横幅が狭く薄いので非常に持ちやすいです。
そして手にした時に驚くのがOPPO A73の軽さ。
僅か163gしかありませんでした。
付属ケースを装着しても182g。
ディスプレイサイズが6インチ以上のスマホはズシッと重たいものが多いのですが、OPPO A73なら持ち運びも楽々です。
持ったときに手にしっくりきて、扱いやすいところはOPPO A73を使うメリットと言えます。
背面には4眼カメラを搭載。
金属メッキの縁取りが高級感を醸し出しています。
レンズが本体から大きく飛び出ていないのもグッド。
左側面にはSIMカードスロットと、音量ボタン。
カードスロットは、SIMカードとSDカードを1枚ずつ挿入できるタイプです。
なお、OPPO A73には物理SIMとeSIMを1つずつ搭載可能。
現在日本でeSIMを発行している通信事業者はそれほど多くありません。
音声通話可能なeSIMは楽天モバイル・ahamo・povo・LINEMOのみ。
DSDVに対応しているとは言っても、どちらでも通話したいのであればeSIMは4つから選ぶことになります。
右側面には電源ボタンがあります。
音量ボタンと電源ボタンの配置は、iPhoneと同じですね。
底面には3.5mmイヤホンジャックと、USB-Cポート、スピーカーが搭載されています。
僕はワイヤレスイヤホンを使っていますが、有線イヤホンを使う人にとってはイヤホンジャックがあるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
OPPO A73の付属品は以下のとおり。
- マニュアル
- 保証書
- SIMピン
- 充電器
- 充電ケーブル
- クリアケース
充電器は最大18W出力可能なタイプ。
ひし形のPSEマークの表示もあって安心です。
付属の充電ケーブルはUSB-A to USB-C。
イヤホンはリモコン付きのインイヤータイプでした。
ケースが付属しているは嬉しいですよね。
ちなみに液晶保護フィルムも、元々貼ってあります。
OPPO A73のスペック表
OPPO A73のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 約72.9mm×159.8mm×7.45mm |
重さ | 約162g |
ディスプレイ | 6.44 インチ有機EL FHD+(2400×1080) 縦横比 20:9 408ppi Corning Gorilla Glass 3 |
リフレッシュレート | 60Hz |
OS | ColorOS 7.2 (based on Android 10) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 662 オクタコア:4×2.0GHz+4×1.8GHz |
GPU | Adreno 610 |
RAM | 4GB LPDDR4X |
ROM | 64GB UFS 2.1 |
外部メモリ | microSDXC 最大256GBまで |
アウトカメラ(メイン) | 1600万画素(ƒ/2.2 絞り値) |
アウトカメラ(超広角) | 800万画素 (ƒ/2.2 絞り値 / 画角119 °) |
アウトカメラ(ポートレート) | 200万画素 (ƒ/2.4 絞り値) |
アウトカメラ(モノクロ) | 200万画素 (ƒ/2.4 絞り値) |
インカメラ | 1600万画素 (ƒ/2.0 絞り値) |
ビデオ(アウトカメラ) | 1080P/720P@30fps 電子式手ブレ補正 |
ビデオ(インカメラ) | 1080P/720P@30fps |
バッテリー | 4,000mAh 18W急速充電対応(Q.C 3.0) |
ポート | USB Type-C(USB 2.0) |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 顔認証(カメラ) |
対応SIM | 物理SIM eSIM |
DSDV | 対応 |
対応Band | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE: Bands 38/41 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0 |
オーディオコーデック | SBC, AAC, aptX |
イヤホンジャック | あり(3.5mm) |
スピーカー | モノラル |
FMラジオ | 対応 |
防塵防水 | 非対応 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
対応Bandが豊富なので、ドコモ・ソフトバンク・au・楽天のどの回線でも使えます。
OPPO A73の使用感レビュー
ここからはOPPO A73を実際に使って見た様子を紹介していきます。
ディスプレイは美しい有機EL
OPPO A73は、有機ELディスプレイ採用しているので表示がとても綺麗です。
引き締まった黒の表現が液晶ディスプレイとは異なり、没入感が得られます。
パッと見た瞬間に綺麗だなーと感じるはずです。
視野角も広く、きつい角度でもしっかり見えるのでゴロ寝スマホしても問題ないでしょう。
さらにOPPO A73のディスプレイは6.44インチと大型。
ノッチが水滴型で小さいので、画面占有率が90.7%と高くなります。
ディスプレイが大きくて綺麗だと全く同じ動画を閲覧していても、他のスマホとは迫力と没入感が違いますね。
そもそも表示領域が広いのってシンプルに便利ですよね。
6インチのGoogle Pixel 5と比較してもこれだけ変わってきますよ。
画面内指紋認証の反応は速い
OPPO A73のロック解除は指紋認証です。
しかも、ディスプレイ内にセンサーが搭載されています。
普段は見えませんがロック画面で自動表示。
反応も良く、少し触れただけでロック解除可能でした。
なお、フロントカメラを利用した顔認証も搭載されています。
マスクを着用していたらロック解除はできませんが、眼鏡であれば問題なし。
スワイプしなくてもロック解除できるのがiPhoneと違って便利なポイントです。
AnTuTuベンチマークテスト
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuを使ってみたところ、総合スコアは182640点、GPUスコアは33748点でした。
2021年5月時点での最高スコアは700000点以上になるので、OPPO A73は必要最低限の性能を持ったミドルレンジクラスと言えます。
これまで様々なスマホを購入して実際に使ってきた僕の実感として、だいたいAnTuTu20万点くらいあれば普段使いに困ることは殆どありません。
動作性能をPixel 5と比較
スコアだけ見てもあまり参考にならないので、動作性能を見ていきましょう。
アプリの起動速度を僕が現在メインで使っているGoogle Pixel 5と比較してみました。
軽めのサイトであれば大きな違いはありませんが、楽天市場のように重いサイトだと表示速度に違いを感じてしまいます。
Yahoo! JAPANでのブラウジングの様子を撮影しました。
画像の読み込みに時間がかかり、ページ遷移が少しモタつきますね。
当ブログの閲覧では、モタつきがさらに顕著です。
ハイエンドスマホと比べてしまうと動作性能は少々低くなりますが、普段使いで気になるレベルではありません。
AnTuTuストレージテスト
AnTuTuでストレージ速度のテストをした結果がこちら。
読み込み・書き込み、どちらもそれほど速くありません。
RAMが4GBしか搭載されていないので仕方ない部分ですが、使用上特にストレスを感じるほどではないので、ご安心ください。
バッテリー性能
OPPO A73のバッテリー容量は4,000mAhとスペック的には十分な容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありませんよね。
そこで、OPPO A73のバッテリーは長持ちなのかPC MARKというアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させてバッテリー消耗時間を測定しているので信頼度は高いです。
バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間を計測した結果、10時間18分でした。
連続で10時間以上使い続けることができるのでバッテリーはかなり長持ち。
ゲームを長時間プレイする等、特殊な使い方をしなければ途中充電しなくても1日過ごすことができそうです。
また、OPPO A73は18W急速充電に対応しているので、2時間くらいでバッテリーをフル充電できます。
スピーカーはモノラル
OPPO A73はモノラルスピーカーです。
端末の底面にしかスピーカーを搭載していません。
そのため、横向きでゲームをしたり動画を見る場合には、片側からしか音が出ないのでご注意ください。
カメラ性能
OPPO A78は、超広角を含む4眼カメラを搭載しています。
いくつか撮影してみたので作例を御覧ください。
明るいところでは綺麗に撮影できました。
若干モヤがかかったような雰囲気に見えなくもないのですが、気になりますか?
撮影シーンを自動認識してくれるAIダズルカラーを使えば、食事がいい感じに撮影できます。
OPPO A73には夜景モードも搭載されていますが、暗所撮影は苦手なようです。
同じ場所をGoogle Pixel 5の夜景モードで撮影したのがこちらの写真。
光の量が多ければ撮影できないことはありませんが、ちょっと厳しい感じです。
背景をボカすポートレート撮影用の深度カメラも搭載されています。
明る所での撮影であれば、しっかり機能するので楽しいですよ。
ビデオ撮影も、静止画同様明るいところなら割と綺麗に撮影できます。
こちらは夜道を歩いている時を撮影した動画です。
手ブレ補正は頑張ってくれているのですが、不自然にカクカクしちゃいました。
カメラ性能は普通といったところ。
特別綺麗な写真が簡単に撮影できるというわけではないようです。
OPPO A73のイマイチなところ
OPPO A73を使って感じたイマイチな部分は以下の2点です。
- 防水・おサイフケータイ非対応
- コスパが高いわけではない
1つずつ紹介していきます。
防水・おサイフケータイ非対応
使う人によって変わる部分ではあるのですが、防水とおサイフケータイは対応していて欲しかったですね。
僕は半身浴をしながらスマホで動画をよく見るので、防水性能が全く無いOPPO A73を使うことができません・・・。
ディスプレイがめちゃくちゃ綺麗なので動画閲覧に最適なだけに残念です。
また、僕のメインキャッシュレス決済はQUICPay(クイックペイ)。
レジ横の端末にピッとタッチして使うスマホ決済です。
OPPO A73にはQUICPayに必要なFeliCaが搭載されていないので使えません。
これらの機能は、僕がスマホを購入するうえで重要視している部分なので、OPPO A73をメインとしては利用できません。
防水・おサイフケータイに対応しているスマホが良いのであれば、他の機種を購入したほうがいいでしょう。
なお、同じOPPO製のReno3 Aやreno5 Aであればどちらにも対応しています。
SImフリー版はコスパが高いわけではない
OPPO A73の販売価格は30,800円(SIMフリー版)です。
うーん・・・。
やっぱり基本性能を考えると、ちょっと割高感がありますね。
大きくて綺麗なディスプレイを搭載していながらも、薄くて軽量なので使いやすいのは確かです。
ただ、基本性能はソコソコで、カメラも普通。
さらに対応していて欲しい防水性能やおサイフケータイもありません。
そこに3万円を支払う価値があるのかな?と考えると、OPPO A73は安易におすすめできないスマホってことになります。
ただし、楽天モバイルと新規加入と同時に購入するのであれば、一気にコスパが高くなります。
現在楽天モバイルでの販売価格は25,001円です。
そして、新規加入と同時にOPPO A73を購入すれば、キャンペーンが適用になって後日25,000ポイント還元されます。
つまり、実質1円で購入可能になるわけです。
他のミドルスペックスマホと比べると若干見劣りする部分がありますが、1円で購入できるのであれば間違いなくおすすめと言えます。
公式サイト>>端末購入サポートキャンペーン
OPPO A73の評判・口コミ
OPPO A73を使っているユーザーの評判・口コミを見ていきましょう。
有機ELディスプレイは字が読みやすい気がする。#oppoa73
— よしむりん (@yoshimrin) December 9, 2020
OPPO A73の続報です?
本体が大変綺麗、特にオレンジのカラーリングが目を引きますね。画面も有機ELで美しい☺️
また薄く軽く、細身で女性でも扱いやすいと思います?次は絶対OPPOのフラッグシップにします‼️@OPPOJapan さん、Felicaと防水の搭載お願いします?https://t.co/SGhPWDevDp#OPPOA73 pic.twitter.com/wVO4WQG9xD
— Masabonn (@Masa708) December 9, 2020
OPPO A73はネット、Twitter、動画を見るくらいなら問題無さそう。
今の所、一番気になっている部分は指紋認証精度。画面内指紋認証搭載機は初めて使ってるんだけど、認証が遅い。
ミドルスペックだからなのかな~。— ていゆー (@tei_you) December 9, 2020
OPPO A73。決してハイスペックモデルではないのでアプリ立ち上げる時に少し待たされたりはするけど概ね満足。ディスプレイでの指紋認証、めちゃめちゃ便利。
— ゆうさん (@psycho0706) December 8, 2020
昨日、iPhone7からOPPOA73へ機種変しました!
使えるっちゃ使えるけど、私の手には画面が大きすぎて持ちにくく、アプリ移行が大変だった。スマホにそこまで詳しくないので、私には安定のiPhoneが合っていたんだと思う。?
OPPOA73のプラス面は画面がキレイ!文字が大きくて見やすい!指紋認証が早い!— ネムリゴ (@nemunerigo) December 5, 2020
OPPO A73の動作が恐ろしく不安定
— Ame@ガジェライブ! (@GadgeLive) December 5, 2020
ディスプレイの美しさが称賛されている一方で、性能面がボチボチという声が多かったです。
OPPO A73はハイエンドモデルではないので、やはり注意が必要です。
ネットサーフィンや動画閲覧くらいであれば十分使えますが、人気のバトルロイヤルゲーム等をプレイする人は、OPPO A73のスペックでは物足りないと思います。
OPPO A73のレビューまとめ
OPPO A73をレビューしました。
基本性能はそれほど高いスマホではありませんが、スタイリッシュなデザインで、薄くて軽く、扱いやすい点が魅力と言えます。
SIMフリー版を定価(30,800円)で買うのはおすすめできませんが、楽天モバイルなら実質1円で購入できるので超おすすめです。