Xiaomiのスマートバンド「Mi Smart Bnad 5」。
海外通販サイトBanggood様から実機をご提供いただいたので、本記事でレビューいたします。
- 3,000円台で購入可能
- 心拍・睡眠・ストレスレベルを自動計測
- バッテリーもちが抜群
- SpO2計測はなし
- 決済機能は当然なし
ご提供頂いたのはグローバル版なので日本語には非対応。
ただ、コンパニオンアプリ「Mi Fit」がバッチリ日本語に対応しているので使用上困ることは何もありません。
Mi Fit
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しかも価格が日本語版に比べて安いので、よほど英語に抵抗がある人以外はグローバル版がおすすめです。
Mi Bandシリーズ2022年最新モデルXiaomi Smart Band 7をこちらの記事で実機レビューしました。
画面がさらに大きく、明るくなって使いやすさが上がっております。
本記事とあわせてチェックしてください。
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Mi Band 5とは?スペックをチェック!
Mi Smart Band 5は、中国Xiaomi製のスマートバンドです。
そのコスパの高さからMi Band 3発売あたりから日本でも話題になり、前作Mi Band 4で人気が爆発。
本記事で紹介しているMi Bnad 5も2021年2月現在、Amazonスマートウォッチランキングで1位に輝いています。
Apple Watchと比べると性能は低いのになぜ人気なのか?
理由は単純で安いからです。
しかもただ安いだけではなく、Mi Band 5自体もコンパニオンアプリMi Fitも作り込みが素晴らしく、必要な機能がしっかり備わっています。
まず、Mi Smart Band 5のスペックをチェックしていきましょう。
サイズ | 46.95 × 18.15 × 12.45 mm |
重さ | 11.9g(バンドを除く) |
ディスプレイ | 1.1インチ AMOLED(有機EL) 解像度:126×294 最大輝度:450nits 2.5D強化ガラス |
センサー | 6 軸センサー PPG 心拍数センサー |
NFC | 非搭載 |
バッテリー容量 | 125mAh 最大14日間持続 |
充電時間 | 2時間 |
OS | Xiaomi独自OS |
メモリー | 512KB |
ストレージ | 16MB |
対応OS | Android 5.0以上 iOS 10.0以上 |
防水 | 5ATM |
Bluetooth | ver.5.0 BLE |
メモリー・ストレージ容量が少ないわりにサクサク動作するのは驚きです。
またロングバッテリーにも関わらず容量的には僅か125mAh。
Xiaomiの独自OS・SoCの省電力性がうかがえます。
Mi Band 5のデザインと付属品
Mi Band 5のデザインを見ていきましょう。
複数のカラーバリエーションがあるように見えますが、本体は黒のみ。
付属のバンドは黒で、他の色に変えることや他社製バンドへの交換も可能です。
本体の取り外しも簡単ですよ。
こちらの写真は他社製のナイロンバンドを装着しているところ。
様々なバリエーションがあるので気分やコーディネートで交換しても良いかもしれませんね。
付属バンドはシリコン製で太さ1.5cmほど。
太すぎす細すぎず絶妙に装着しやすいサイズ感です。
重さもバンドを含めて23g。
装着していることを忘れてしまうくらい軽量です。
バンドの留め具をループに通して、穴にハメ込みます。
しっかり留まってくれるので激しく動いても外れてしまうことはありません。
サイズ調整も柔軟なので、女性でもお子さんでも装着できるでしょう。
本体に物理ボタンは搭載されておらず、タッチ式のホームボタンが1つのみ。
指作でのタップとスワイプで操作するタイプです。
本体裏側には充電端子と心拍測定用の光学センサーが搭載されています。
Mi Smart Band 5の付属品は以下のとおり。
- マニュアル
- 充電ケーブル
本機はグローバル版なので、マニュアルに日本語ページはありません。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。
他のケーブルで代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものが多いのですが、Mi Band 5はマグネットがかなり強力なので心配ありません。
なお充電器は付属していませんが、少ない電力で充電可能なのでスマホ等に付属の5W出力充電器を使うと良いでしょう。
Mi Smart Band 5を実際に使ってみた様子をレビュー
ここからはMi Band 5を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
技適マーク
海外製のスマートウォッチ・スマートバンドを使う前に確認したいのが、技適マークの表示。
技術基準適合証明を受けていなければ、日本国内で使用することができません。
Mi Smart Band 5は、本体設定ページ内に技適マークの表示がありました。
ペアリングは専用アプリを使う
スマートウォッチ・スマートバンドは単独でも使えますが、スマホと接続して使うのが大半です。
そのため、ペアリングが難しかったり、すぐに途切れてしまうと使いにくくなります。
この点、Mi Band 5はスマホのBluetooth設定を開かずに、専用アプリから接続できます。
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Mi Band 5の電源を入れるとペアリング設定が始まります。
まず言語の選択です。
グローバル版は日本語には対応していませんので、僕は英語を選択。
すると「まずペアリングしてください」と表示されます。
ここからはMi Fitアプリを操作していきます。
Mi Fitアプリを初めて使う人はMiアカウントへの登録が必要です。
プロフィールページから「デバイスの追加」で「バンド」を選択します。
付近にあるMi Smart Bandを検索してくれます。
「バンド上で承認してください」と表示されたらMi Bnad 5側でチェックマークをタップしましょう。
これでスマホ(Mi Fit)とのペアリングは完了です。
アプリでバンドを検索 → チェックマークをタップ、ペアリングに必要なのはこの動作だけなので簡単ですよ。
Mi Bnad 5のグローバル版は日本語化できません
2021年2月時点ではグローバル版を日本語化はできません。
今後のアップデートで対応される可能性はありますが、本体操作は中国語か英語のみです。
コンパニオンアプリの言語設定には「スマートフォンの言語に合わせる」とありますが、タップするとエラーになります。
本体が中国語・英語表示なってしまうので分かりにくい面も確かにあります。
ただMi Fitアプリがしっかり日本語対応してくれるので不便なことは何もないのでご安心ください。
バッテリー性能は超優秀!
Mi Band 5のバッテリー容量は僅か125mAh。
めちゃくちゃ少ないなと思ったのですが、商品概要を見ると充電せずに14日間利用できると記載されています。
ただこれは節電モードを有効にした場合であって、通常利用時はもっと短め。
それでも、24時間心拍計測や、睡眠計測など全ての機能を有効にして使い続けたところ、1週間でバッテリー残量17%なので超優秀と言っていいでしょう。
充電時間もまずまずで2時間でフル充電可能。
実際に17%から1時間半充電したら95%まで充電できました。
1週間に1回しっかり充電するか、毎日お風呂の時間に充電すれば、バッテリーを気にせずに使い続けることができますね。
ディスプレイはAMOLEDで綺麗
Mi Bnad 5のディスプレイは1.1インチの有機EL(AMOLED)です。
上下に幅広のベゼル(縁)があるので全画面表示にはなりませんが、表示面積が小さすぎるとは感じませんでした。
表示もはっきりしていて綺麗です。
ドット感もそんなにありません。
明るい場所でも見えにくくなることはなく、視野角も広めなので十分です。
有機ELディスプレイを搭載しているものの、常時表示に対応していないのは残念なポイント。
その分、手首の動きでの自動点灯を敏感に設定できるので不便を感じることはありませんでした。
ディスプレイのカスタマイズが可能
Mi Band 5のディスプレイはカスタマイズ可能です。
Mi Fitアプリ内のストアから好みの壁紙をダウンロードできます。
Photo Watch Faceでは、背景を自分で撮影した画像に変更することも。
ただ、僕のおすすめは最初から本体にダウンロードされている3つのウォッチフェイス。
文字盤自体はシンプルなのですが、好きなメニューを割り当てられるのが非常に便利です。
睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測
Mi Band 5を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体でデータを確認できるのはもちろん、データはアプリに同期するのでスマホでも確認可能です。
心拍・睡眠・ストレスレベルを24時間計測してくれるのは、とても便利な機能です。
モードを切り替えることなく装着しているだけで自動計測されます。
ストレスレベルが高いなと感じたら、リラックスのために深呼吸をしてみてはいかがでしょうか?
Mi Band 5には1分間の呼吸トレーニングも収録されています。
この他、天気情報の表示や、月経周期の予測・通知機能なども搭載していて、Mi Band 5は超多機能。
よく使う機能はショートカットに設定しておくと、左右スワイプですぐに使えるので便利です。
なお、残念ながらSpO2測定機能は搭載されていません。
以下の記事で紹介しているスマートウォッチ・スマートバンドには搭載されているので参考に御覧ください。
Mi FitはGoogle Fitと連携できる
トレーニングの状況やヘルスケアをGoogle Fitで確認している人もいますよね。
Google Fitを使えば、様々なヘルスケアデータを1つに集約できるので重宝します。
Mi FitはGoogle Fitとの連携が可能です。
プロフィール内の「アカウントを追加」からGoogle Fitを選択すればOK。
Mi Fitで収集したワークアウトの履歴やヘルスケアデータがGoogle Fitで確認可能になります。
11種類のトレーニングモード
Mi Smart Bnad 5には、屋内・屋外合わせて11種類のトレーニングモードが搭載されています。
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- サイクリング
- 屋内ランニング
- プールスイミング
- フリースタイル
- 屋内サイクリング
- エリプティカル
- ジャンプロープ
- ヨガ
- ローイングマシン
Mi Band 5を装着しながらトレーニングモードを開始すると、データが計測されて本体やMi Fitアプリで確認できます。
ランニングやウォーキングは特に最適化されていて、運動の自動検知や、ワークアウト中に立ち止まった時は自動停止する機能もあります。
なお残念ながらGPSは搭載されていないので、スマホの位置情報を利用して計測されることになります。
このためワークアウト中の位置情報を計測したい場合には、Mi Fitが常に位置情報を利用する設定にする必要があるのでご注意ください。
音楽再生アプリの操作もできる
個人的にスマートウォッチ・スマートバンドに搭載して欲しい機能が音楽再生アプリの操作です。
Mi Band 5にはバッチリ搭載されていました。
曲送りや曲戻し、音量調整まで対応しています。
スマホの通知は日本語対応
Mi Band 5本体は日本語に対応していませんが、通知はしっかり日本語表示です。
LINEスタンプを直接表示してはくれませんが、表示可能な文字数は300文字くらいありました。
通知履歴は10件までで、古いものから順番に削除されます。
通知を表示するアプリは、Mi Fitから管理可能です。
返信などはできず内容を表示するだけですが、スマホを取り出すことなく確認できるのは便利です。
防水性能は5ATM(5気圧)
Mi Smart Bnad 5の防水性能は5ATMです。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。
日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
ただ、お風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
お湯や蒸気は、特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
なお、試しに水の中に落として壊れないか検証してみましたが、全く問題ありませんでした。
Mi Band 5の評判と口コミ
最後にMi Smart Band 5を購入した人の評判・口コミを見ていきましょう。
生理周期めっちゃ当ててくるやないか!
てか、うちの周期が狂ってないんか。
なんか分からんけど、スマートウォッチ着け始め3日で感動。#ダイエット #体調管理 #スマートウォッチ #xiaomi #miband5 pic.twitter.com/mGhpM1x4nE— B-rex (@Shoebill84) February 22, 2021
Miband5だけど、手首の振動アラームは音よりも目覚めがいいかもしれない。
— ねむすく (@nemtosq) February 21, 2021
Miband4を右手
Miband5を左手につけてるけど結構差があるね
睡眠時間に関して5のほうが正確— 伊織さん-出ーす尻出す卿-リスペクト軍団 (@s_hattari_m) February 21, 2021
XiaomiのMi Band 5(global版)、3,800円にしては結構良いな。最低限心拍がTrackingできれば良いし電池の持ちも抜群やな。付け心地も軽くて気にならない。 pic.twitter.com/RX534eKWil
— ™توکاسا (@kyutyo) February 19, 2021
ダイエッターやらせてもらってからずっと欲しかったてん?⌚
スマートウォッチ初心者でも使いやすく、ぼちぼちな価格帯のモノを探してました?
ほんでやっとこさ購入っ?操作方法・装着感・デザイン・画面の大きさ文句なしっ❗
調べまくって買った甲斐あったです?
うれしいぃいぃ??#miband5 pic.twitter.com/bmnzGdigEC— ぼてねこ (@botenekochan) February 19, 2021
以前友達からおすすめって聞いてたMi Band 5 買ってみた。これ結構マジでいい感じだわ。 pic.twitter.com/WhvqVJQ4rJ
— さかもん (@saka_650) February 17, 2021
評判は結構良い感じでした。
1つや2つイマイチなところがあったとしても、まぁ安いからね?と割り切れるようです。
バッテリーのもち、本体の軽さを言及している人が多い印象でした。
Mi Band 5のレビューまとめ
XiaomiのMi Smart Band 5をレビューしました。
3,000円ちょいと低価格ながら、機能が充実しているので満足度の高いスマートバンドです。
グローバル版と日本版との購入で迷っているなら、より安いグローバル版がおすすめ。
表示は中国語・英語になってしまいますが、文字を見なくても直感的に使え、コンパニオンアプリが日本語に対応しているので何の問題もありません。
Amazonで注文したmi5が届き、日本語表示に切り替えようと試行錯誤した結果、こちらのサイトでグローバル版は日本語表示に対応していない事を初めて知り、ショックを受けました(だってFAQで複数の人が日本語化出来るって書いてあるんだもん)。
販売店が海外のため、返品も手間だなぁとうんざりしたのですが、ちびめがねさんの丁寧な説明で日本語化出来なくてもあまり支障が無いことを理解し、使用し続けようと決断出来ました。
ありがとうございます。
件さん
温かいコメントありがとうございます。
お役に立ててよかったです!
コンパニオンアプリがしっかり日本語対応なので本体は英語表示でもなんとなーく分かりますよね!
Mi Bnad 5はめちゃくちゃ使いやすいのでお気に入りです。
使っていて不明なことがあったらコメントでもメールでもお気軽にご連絡くださいませ。