OPPO Reno3 Aを購入しました。
本記事を作成をしている2021年5月現在で発売から1年あまり経過していますが、今なお人気のスマホです。
発売当初はちょっと高いなーと思って購入できずにいたところ、価格がだいぶ下がってSIMフリー版の価格が2万円台後半になってきたので購入。
2021年6月には後継モデルReno5 Aも発売されるので、これから更に安くなる可能性もあります。
実際にOPPO Reno3 Aを使ってみて、人気になるのがよく分かりました。
価格以上の使いやすさとカメラ性能。
さらにおサイフケータイ・防水機能まで搭載されているので、Reno3 Aを使っていれば満足できる人が多いと思います。
本記事ではOPPO Reno3 Aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能を中心に、実際に使って見た様子をレビューしていきます。
なお、2021年に発売された後継モデル「OPPO Reno5 A」はこちらの記事でレビューしています。
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OPPO Reno3 Aとは?スペックをチェック!
OPPO Reno 3Aは中国スマホメーカーOPPO製のSIMフリースマホです。
OPPOの日本法人であるオッポジャパン株式会社(現オウガ・ジャパン)から発売されたスマホなので、もちろん技適は通過済み。
本体情報でも技適マークを確認できました。
まずは主要スペックをチェックしていきましょう。
サイズ | 160.9mm × 74.1mm × 8.2mm |
重さ | 約175g |
ディスプレイ | 6.44インチ 有機EL FHD+(2400×1080) 409ppi 画面占有率 89.9% |
リフレッシュレート | 60Hz |
OS | ColorOS 7.1 Based on Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 |
RAM | 6GB LPDDR4X |
ROM | 128GB UFS 2.1 |
外部ストレージ | 対応(最大256GB) |
リアカメラ(メイン) | 4800万画素 f/1.7 |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 / 119° |
リアカメラ(モノクロ) | 200万画素 ƒ/2.4 |
リアカメラ(ポートレート) | 200万画素 ƒ/2.4 |
インカメラ | 1600万画素 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps 720p@30fps |
バッテリー | 4,025mAh 18W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】850/900/1800/1900 【WCDMA】B1,2,4,5,6,8,19 【LTE-FDD】B1,2,3,4,5,7,8,18,19,20,26,28 【LTE-TDD】B38,39,40,41 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.0 |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | モノラル |
FMラジオ | あり |
防塵防水 | IP68 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
価格以上に重質したスペック。
必要な機能は殆ど搭載されていると言っていいでしょう。
OSはAndroidをカスタムしたColor OS
OPPO Reno3 AのOSはAndroidをベースに独自カスタムされたColor OS 7.1。
OPPOによると2021年の3月頃からAndroid 11に対応したColor OS 12に順次アップデートしているようですが、僕が購入した端末ではできませんでした。
以前のColor OSの評判はあまり良くなかったのですが、Ver.7から使いやすくなったようです。
実際に使ってみても特に不便だなと感じるポイントはありませんでした。
カスタムOSと言っても癖がないので分かりやすくて良い感じです。
なお、僕はSIMフリー版をAmazonで購入したはずなのですが、なぜか届いた箱にはUQ mobileのシールが貼ってあり、関連のアプリも最初からインストールされていました。
システムアップデートが降りてこないのは、これが原因かもしれませんね。
Reno3 AにはOPPOの独自機能も多数搭載されています。
例えばこれは、アプリを複製できる「App Cloner」という機能。
対応アプリであれば、1つのスマホに2つアプリを持てるので便利です。
仕事とプライベート等2つのLINEアカウントを持っていても、この通りReno3 Aだけで操作できちゃいます。
ジェスチャー操作や、スマートサイドバーも搭載されています。
使う人によってはシンプルモードにできるところも嬉しいところ。
ご年配の方やお子さんが使う場合にはシンプルモードがおすすめです。
4キャリアに対応したBand構成!楽天回線もOK!
OPPO Reno3 Aは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
楽天モバイルでも販売されているスマホなので、楽天回線にももちろん対応。
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいので良いですよね。
OPPO Reno3 Aのデザインと付属品
OPPO Reno3 Aのカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
僕はブラックを購入しました。
背面パネルはかなり光沢があり、指紋や油汚れが目立つので保護ケース・カバーを装着した方が良いと思います。
カメラユニットとおサイフケータイ等に使えるFelicaは背面上部に搭載されています。
カメラユニットの出っ張りは1.5mmほどありますが、付属ケースを装着すれば直接デスクに触れてしまうことはなくなります。
左側面に音量ボタン、右側面にカードスロットと電源ボタン。
カードスロットはSDカードとの排他的利用タイプ。
- nano SIMカード2枚
- nano SIMカード & Micro SD
いずれかの方法での利用になります。
本体下部にスピーカー、USB-Cポート、イヤホンジャックが搭載されています。
OPPO Reno3 Aの付属品は以下のとおりです。
- マニュアル類
- SIMピン
- USB充電器
- USBケーブル
- イヤホン
- 保護ケース
- 液晶保護フィルム
イヤホンが付属されているスマホは少なくなってきたので1つ嬉しいポイント。
USBケーブルはType-C to Type-Aのもので、付属充電器を利用すれば18W急速充電が可能です。
保護ケースは透明のソフトタイプ。それほど強度はありませんが、僕は透明ケースが好きなのでこれを使っています。
液晶保護フィルムは最初から貼り付け済み。
指が引っかかることはないものの、すぐに傷ついてしまいそうな質感なので他社製のものに張り替えても良いでしょう。
OPPO Reno3 Aの動作性能
OPPO Reno3 Aに搭載されているSoCは、Snapdragon665です。
Qualcommが2019年4月に発売したチップセットで、ミドルレンジクラスのスマホによく搭載されています。
以前レビューした同じOPPO製のA5 2020や、TCL 10 LiteのSoCもSnapdragon 665でした。
AnTuTuベンチマークテストの結果
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアは183303点、GPUスコアは34180点という結果でした。
2021年5月時点での最高スコアは700000点以上になるので、OPPO Reno3 Aは必要最低限の性能を持ったミドルレンジクラスと言えます。
これまで様々なスマホを購入して実際に使ってきた僕の実感として、だいたいAnTuTu20万点くらいあれば普段使いに困ることは殆どありません。
なおAnTuTuベンチマークアプリはこれまでより高めなスコアが出る最新版も公開されています。
試しにVer9.0.5で計測した結果、215173点まで伸びました。
十分な基本性能でストレスなく動く
スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、AnTuTuベンチマークで70万点近いスコアの上位モデルMi 11(Snapdragon 888搭載)とブラウジング速度を比較してみました。
アプリの立ち上げ直後の表示速度に差は出るものの、比較対象は2021年の最高性能モデルだからこそ。
OPPO Reno3 Aを使っていて、遅すぎてイライラする!なんてことにはまずならないと思います。
Google Mapの表示もこの通り非常にスムーズ。
SNS・ネットサーフィン・動画閲覧くらいであれば十分使える性能と言えます。
重いゲームもグラフィック設定を落とせば遊べる
OPPO Reno3 Aは普段使いに困らない基本性能を持っています。
ただ、残念ながら重たいゲームをサクサク動かせるほどではありません。
試しにPUBG Mobileで遊んでみたのですが、最も快適にプレイできそうなグラフィック設定は「スムーズ」「高」でした。
原神でのデフォルトグラフィック設定は「低」です。
重いゲームでも遊べないことはありませんが、グラフィック設定だけは落ちてしまいます。
なお、原神をプレイしている時にはCPU温度が70℃近くまで達し、かなりホカホカしてしまいますのでご注意ください。
ストレージ性能は価格相応
AnTuTuベンチマークソフトでストレージ速度のテストをした結果がこちらです。
価格相応と言ったところで、読み込み・書き込みともに速くはありません。
ただ搭載RAMは6GBと十分なので普段使っている中で困ることはないでしょう。
ストレージ容量は128GBで、こちらも十分なボリューム。
システム領域で17GBほど使ってしまうので実質利用可能なのは100GB程度になります。
写真や動画を沢山撮ったり、多くのアプリを使う可能性がある人はMicro SDカードを併用しても良いかもしれません。
最大256GBまでのMicro SDカードを搭載できます。
OPPO Reno3 Aのバッテリー性能
OPPO Reno3 Aのバッテリー容量は4,025mAhとスペック的には十分。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありませんよね。
PC Markバッテリーテスト
Reno3 Aのバッテリーは長持ちなのかPC MARKというアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させてバッテリー消耗時間を測定しています。
計測の結果、バッテリー残量100%から20%になるまでの時間は9時間31分と少々物足りない感じ・・・。
これまでの計測結果で最も長い時間はAQUOS Sense4 liteで20時間を超えています。
OPPO Reno3 Aはおよそ半分ほどのバッテリー持ち。
実際に使ってみても、カメラ撮影やゲームをプレイしているとバッテリーが減りやすいことが確認できました。
1日使えるかどうか微妙な感じなので、モバイルバッテリーを一緒に持ち歩くことをおすすめします。
18W急速充電に対応している
OPPO Reno3 Aのバッテリー消耗時間は短いですが、充電時間は早いです。
付属のUSB充電器とUSBケーブルを利用すれば、18W急速充電可能。
バッテリー残量15%からフル充電までにかかった時間は約1時間30分でした。
一般的なスマホの3分の2くらいの時間でフル充電できるので、もし寝る前などに充電を忘れてしまっても、30分で50%くらいまでは充電できちゃいます。
これだけの充電速度があれば普段使いで困ることはありません。
OPPO Reno3 Aのカメラ性能
スマホを購入するうえで気になるのは基本性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
OPPO Reno3 Aのカメラはあなたが求める性能なのか、実際に撮影した写真を紹介していきますので参考にしてみてください。
ちなみに僕はカメラを趣味にしているわけではないので、普段使う時も基本的にはシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。
誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラアプリ
OPPO Reno3 Aのカメラアプリは非常にシンプルです。
Androidスマホによくある感じで、特に独自色が強いということもなく使いやすいと思います。
シャッター音を消すことはできませんが、スクショ音は設定から消すことが可能。
電車の中でスクショ撮る時に鳴り響かないので良いですよね。
メインカメラ
スマホで撮影する時に最もよく使うのがメインカメラ。
OPPO Reno3 Aのメインカメラの画質はかなり良い感じです。
比較用にiPhone 12 miniで撮影した写真を並べています。
スライドバーは自由に動かせるので比べてみてください。
左の写真がOPPO Reno3 Aで、右の写真がiPhone 12 miniで撮影したものです。
じっくり比較して観察すると、OPPO Reno3 Aの表現力の方が弱いと感じるかもしれませんが、十分綺麗な写真が撮影できていますよね。
カメラマンやカメラを趣味にしている人が使うには物足りないかもしれませんが、そういう人は最初から高級スマホを購入するでしょう。
綺麗な景色、美味しそうな食事、子どもの表情。
サッと取り出して気軽に良い感じの写真を撮影したいなら、OPPO Reno3 Aのカメラで満足できます。
メインカメラの48MP(高解像度)モード
OPPO Reno3 Aのメインカメラは最大48MPの高解像度で撮影できますが、通常撮影では12MPになります。
48MPのほうがより高精細に撮影できると思うかもしれませんが、そこまで大きな違いを感じることはないでしょう。
左が48MPで右が12MPで撮影したものですが違いが分かりますか?
僕には全然分かりません・・・。
撮影後に拡大したり、大きな紙に印刷したりするなら話は別ですが、普段使いにはあえて高解像度モード(48MP)で撮影する必要はないでしょう。
ダズルカラーモード
OPPO製のスマホのカメラには「ダズルカラーモード」が搭載されています。
色合いをAIが自動補正してくれる便利な機能です。
ダズルカラーモードとは、鈍い色や薄暗い色、さらに露出オーバーなどをAIが認識して、ピクセルレベルで補正を行います。このモードを活用することで、あなたの写真はより自然で、活き活きとした表現に。
引用:公式サイト
左がノーマル撮影で、右がダズルカラーモードをONにした写真。
比べてみるとかなり違いがハッキリしますね。
色合いが強調されてメリハリのある写真が撮影できます。
SNSなどに投稿する写真を撮影する時に効果がありそうです。
望遠はデジタルズーム10倍まで
Reno3 Aには光学式望遠レンズは搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで撮影が可能です。
5倍、10倍と倍率が上がるほど画質は粗くなっていきますが、ソフトウェア処理でそこそこ綺麗になります。
室内での撮影では綺麗になったのですが、屋外撮影では2倍までなら普通に使えそうですが、それを超えると粗さが目立ってしまいました。
ただこれはiPhone 12 miniでも同様で、デジタルズームでは限界があるようです。
超広角カメラの性能
個人的に望遠よりもよく使うのが、ワイドアングルの超広角カメラ。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合にも重宝します。
OPPO Reno3 Aの超広角カメラもまずまずの性能。
メインカメラと色合いが乖離しているわけではなく、外側の歪みも抑えてくれています。
夜景モードの性能
OPPO Reno3 Aには「ウルトラナイトモード」と呼ばれる夜景撮影モードがあります。
性能はそれほど期待していなかったのですが、使ってみてビックリ。
夜間でもかなり明るく撮影できちゃいます。
iPhone 12 miniと比べてしまうとノイジーにはなってしまいますが、これだけ撮影できれば十分じゃないでしょうか?
ただ、残念ながら超広角カメラでの夜景モードは全然ダメでした。
上手く光を取り込めないようで、全体的に暗くなってしまいます。
ポートレート撮影の性能
OPPO Reno3 Aに搭載されているカメラの1つは深度計測用のセンサーカメラ。
背景ボケのある写真が簡単に撮影できます。
撮影しながらのボケ味の調整もできるのが便利なポイント。
自分好みの雰囲気での撮影が可能です。
インカメラでもポートレート撮影ができます。
髪の毛等の細かい部分が背景に溶け込んでしまうことはありますが、切り取り精度も十分です。
モノクロカメラの性能
OPPO Reno3 Aにはモノクロカメラも搭載されています。
カラーフィルターで作るモノクロ写真よりも、濃淡のハッキリした白黒写真が撮影可能です。
カラーフィルターの1つがモノクロカメラになっていて、「OP6」を選択すればカメラの切り替えができます。
超広角カメラのようにワンタップで切り替えできないのが残念ですが、めったに使う機会もないでしょうし特に使いにくいことはありませんね。
僕は以前にレビューしたOnePlus Nord N10を使って以来、モノクロカメラに結構ハマっています。
何気ない日常の風景でもモノクロカメラで撮影するとガラッと雰囲気が変わって、ある意味「映える」写真が簡単に撮影できるのでおすすめです。
マクロ撮影の性能
OPPO Reno3 Aにはマクロレンズは搭載されていませんが、被写体との距離が近接するとマクロカメラモードに切り替わります。
擬似的なマクロカメラなのでそれほど寄れるわけではないものの、7cmくらいまでの近接撮影は可能です。
インカメラの性能
OPPO Reno3 Aに搭載されているインカメラは1,600万画素。
十分綺麗に撮影できるので、普段使いに困ることはないでしょう。
なお、OPPO Reno3 Aの顔認証はインカメラを利用します。
精度もそれなりに高く、メガネをかけていてもしっかり認識してくれました。
ただ、マスクを付けていると失敗してしまうので、指紋認証と併せて利用することをおすすめします。
動画撮影の性能
OPPO Reno3 Aで動画撮影もしてみました。
1080P・4Kで日中・夜間にそれぞれ撮影しました。
日中・夜間共に4Kでの撮影はかなり綺麗なものの、手ぶれ補正が効かなくなってしまうのが残念なポイント。
動きながらの撮影は1080P、定点撮影なら4Kがおすすめです。
なお夜間撮影ではゴーストの発生が確認されました。
OPPO Reno3 Aを購入するメリット
OPPO Reno3 Aを実際に使って感じたメリットを紹介していきます。
おサイフケータイ・防水機能搭載が嬉しい
スマホに求める付加価値的な機能で、特に求められているのは以下の4つ。
- 防水性能
- おサイフケータイ
- ワイヤレス充電
- イヤホンジャック
全ての機能を搭載しているスマホは多くないですし、あってもiPhoneやGoogle Pixelのように高額です。
ただ、OPPO Reno3 Aにはワイヤレス充電以外の機能は全て搭載されています。
3万円台で購入できるスマホとしては、機能が充実しすぎていると感じました。
いくら高性能のスマホでも、自分の欲しい機能が搭載されていなければ不便で使いにくいものになるでしょう。
この点OPPO Reno3 Aには欲しい機能がしっかり搭載されているので、使いやすいと思います。
普段使いに困らない優秀な動作性能とカメラ性能
OPPO Reno3 Aの動作性能、カメラ性能は十分で、普段使いに困ることはまずありません。
スマホの使い方によって必要な性能は人それぞれ違うものなので、OPPO Reno3 Aの性能では満足できない人も当然いるでしょう。
- ネットサーフィン
- LINE・メール
- SNS
- 動画視聴
- 軽めのゲーム
ただ、普段スマホでこのような使い方がメインなのであれば、OPPO Reno3 Aでストレスを感じることはないと思います。
逆に言えば、ガチゲーマーやカメラマン、スマホにロマンを求めるギークな人はOPPO Reno3 Aを購入してはいけません。
有機ELディスプレイが綺麗
OPPO Reno3 Aを起動して最初に驚いたのが、ディスプレイが超綺麗であること。
画面リフレッシュレートは60Hzと一般的ですが、3万円ほどで購入できるスマホとは思えないほど、明るく発色も良かったです。
日光の下でも見えにくくならず、視野角も広めで多少きつい角度から見ても暗くなることはありません。
ディスプレイサイズは6.44インチとビッグサイズ。
ディスプレイサイズが大きければ一度に表示される情報量が多いのはもちろん、写真を見たり動画視聴する時には迫力があります。
片手操作は厳しいので基本は両手持ち。
文字入力くらいであれば片手でもできちゃいそうです。
大画面を活かして2画面表示を楽しむこともできますよ。
動画を見ながらSNSやネットサーフィンできるは便利です。
インカメラはディスプレイ中央上部に搭載されていてノッチも小さいので、画面占有率は89.9%に及びます。
全画面表示にしてもこのくらいの大きさなら、使用上不便になることもないでしょう。
安心の指紋認証
マスクを付けて生活する時間が増えている現状では、顔認証だけでは不便なので指紋認証も搭載して欲しいですよね。
OPPO Reno3 Aには指紋認証機能があります。
精度も上々で、少し触れれば簡単にロック解除できました。
しかも、画面内指紋認証なのが便利なポイント。
背面や側面に指紋認証センサーが搭載されているものもあるのですが、デスクに置いたままの状態でロック解除できません。
この点OPPO Reno3 Aなら、デスクに置いたままでもロック解除できちゃいます。
他のスマホに比べて軽い
OPPO Reno3 Aのサイズは160.9mm × 74.1mm × 8.2mmと、厚みはないものの大きめ。
大きなスマホだと、どうしても重たくなってしまうもの。
6インチ以上のディスプレイを搭載しているスマホであれば200gを超えるヘビー級のものも少なくありません・・・。
ところがOPPO Reno3 Aは違います。
重さはわずか176gで、ケースを装着しても200gを切るほど軽量です。
OPPO Reno3 Aは軽いので、サイズ感が多少大きくても扱いやすいと思いました。
これは他のスマホにはない優れた特長の1つです。
3万円を切る価格帯でありながら、十分な性能と豊富な付加機能。
かなりコスパの高いスマホと言えるのでOPPO Reno3 Aはおすすめできます。
OPPO Reno3 Aのイマイチなところ
OPPO Reno3 Aを使ってみて、以下の2つがイマイチだと感じました。
- バッテリー消費が早い
- スピーカーがモノラル仕様
1つずつ紹介していきます。
バッテリー消費が早い
OPPO Reno3 Aのバッテリー容量は4,025mAhです。
容量的には十分すぎるほど大容量なのですが、残念ながらバッテリーのもちは良くありません。
特に、ゲームをしている時、カメラを起動している時に充電がどんどん減っていく傾向にありました。
PC Markアプリでのベンチマークスコアも「9時間30分」と物足りないスコア。
スマホを使う時間が長い人は、モバイルバッテリーを持ち歩かなければ不安になると思います。
また、スマホでよくゲームをする人も注意した方が良いでしょう。
なお、OPPO Reno3 Aと同じくらいの価格帯でバッテリー性能が優秀なのは、楽天モバイルなどから発売しているAQUOS sense 4 liteです。
こちらの記事でレビューしているので本記事と併せて御覧ください。
スピーカーがモノラル仕様
OPPO Reno3 Aのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
Netflixなどの動画視聴アプリでは「Full HD」画質で楽しむことが可能です。
ただ、せっかく高画質で動画視聴できるのにOPPO Reno3 Aにはスピーカーが1つしか搭載されていないので、モノラル音声になってしまいます。
特に横向きで動画視聴する場合には、片側からしか音が出てきません。
ステレオサウンドを楽しみたい場合には、イヤホンやヘッドホンが必須。
幸いOPPO Reno3 Aにはイヤホンジャックが搭載されているので安心です。
しっかり動画を見たい場合にはパソコンやテレビになると思うので、それほど大きなデメリットにはならないとは思いますが、サウンドにこだわっている人は注意したほうが良いかもしれません。
OPPO Reno3 Aの評判・口コミ
OPPO Reno3 Aを実際に使っている人の評判を見ていきましょう。
今メインで使ってるOPPO Reno3 Aが丁度いい大きさしとる
— ラムねこ@プロセカ (@kids_RMM) May 24, 2021
4年以上使ったASUS Zenpad7(タブレット)からOPPO Reno3 Aに変えて、小さく軽くなって体感速度倍以上になって、タブレット特有の面倒くささ(スマホのアプリが対応してない)がなくなり、FeliCa/NFC対応と、色々と良くなった。回線は旧FREETEL→楽天。100MB/月でやりくりしてた俺に楽天は十分すぎる。
— spiral (@spiral_power) May 18, 2021
スマホなんかOPPO Reno3 Aっていうのになった。
すごいヌルヌルに動く。
このツイートはタブレット。— GF_エスター Y²❄? (@esuta_TKNG) May 15, 2021
多くのユーザーはOPPO Reno3 Aに対しては高評価。
自分の使い方に合ったスマホを選べば安くても満足度が上がりますよね。
発売から1年経つ2021年5月時点でも購入を検討している人が多かったです。
おサイフケータイ・防水機能が搭載されていて、価格が抑えられているスマホって殆どないからだと思います。
OPPO Reno3 Aを最安値で買えるショップ
OPPO Reno3 AのSIMフリー版は発売当初よりも1万円以上安くなっています。
また、格安SIMなどでSIMカードとのセットであれば数千円でも購入可能です。
2021年7月現在の販売価格は以下のとおり。
ショップ名 | 販売価格 | 備考 |
Amazon | 24,760円 | SIMフリー 日本正規代理店品 |
楽天市場 | 23,300円 | SIMフリー UQモバイル版 |
Yahoo!ショッピング | 19,800円 | SIMフリー ワイモバイル版 |
ワイモバイル | 4,980円 | 他社からの乗り換え(MNP) 一括支払いのみ |
OCN モバイル ONE | 12,719円 | 他社からの乗り換え(MNP) |
IIJmio | 11,800円 | MNP・音声通話プラン 一括支払いのみ |
楽天モバイル | 実質1,980円 | 楽天ポイント25,000円相当の還元 |
BIGLOBEモバイル | 実質12,056円 | Gポイント20,000円相当の還元 |
ワイモバイルでの一括購入がかなり安いです。
2021年7月26日までの期間限定なので、乗り換えを検討している場合は急ぎましょう。
OPPO Reno3 Aのレビューまとめ
OPPO Reno3 Aをレビューしました。
2021年5月現在でも人気のスマホ。
実際に使ってみて、非常に使いやすいので人気になるのも良く分かりました。
大きなサイズ感ながらも軽量で扱いやすく、多くの人がメインで使っても困らない基本性能とカメラ性能。
バッテリーのもちが良くないという弱みはあるものの、おサイフケータイ・防水性能という高い付加価値がありながら2万円台で購入できるコスパの高さで帳消しです。
なお、2021年6月には後継モデルOPPO Reno5 Aも発売されます。
最新モデルの方が性能は上がるものの価格が4万円を超えるので、予算的に厳しい場合にはOPPO Reno3 Aも購入するのもありですよ。