声で家電や家具を操作したり、時間になったら勝手にカーテンが開いたりと便利そうなスマートホーム。
自分の家はワンルームだからスマートホーム化しても意味がない・・・。
そんな風に思っていませんか?
確かに居住空間が狭くちょっと動けば何でも自分で操作出来るので、家電や家具をあえて自動化・スマートデバイス化しなくても良いとも言えますし、僕自身そう思っていました。
ただ、家の大きさ広さに関わらずスマートホームは超便利。
あなたのちょっとした動作・作業を減らすことができるので、例えば朝5分多く寝ることができます。
荷物を持って両手が塞がっている時でも、カーテンが閉まって電気を消してくれます。
仕事や学校から帰ってきて、疲れてベッドから起き上がりたくない時でも、一声かけるだけでお風呂を沸かしてくれます。
ちょっと暑い・寒いと感じるとエアコンが勝手に動いてお部屋を快適にしてくれます。
ただ、スマートホーム化って手間とお金がかかりそうな気がしますよね?
ご安心ください。
SwitchBotシリーズなら、今ある家電・家具をそのまま使うことで、費用を抑えてスマートホーム化できちゃいます。
今回メーカー様にSwitchBotシリーズ製品をご提供いただき、実際に自分の作業部屋にある以下の家電・家具と連携させてスマートホーム化してみました。
- テレビ
- エアコン
- 電気
- カーテン
1時間もかからずに作業は終了し、かかる費用も20,000円程度。
これならあなたにも導入できそうじゃないですか?
本記事では、ワンルームをスマートホーム化するのにおすすめなSwitchBotシリーズを実際に設置した様子や、使うメリットを紹介していきます。
なお本記事で紹介しているSwitchBot製品はそれぞれ実機レビューをしているので、本記事と併せてぜひ御覧ください。
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スマートホーム化にSwitchBotを使うメリット
SwitchBotシリーズは手軽にスマートホーム化できるロボットデバイスです。
SwitchBot社は2015年頃からスマートホームロボットを発売しており、現在数十万人以上のユーザーがスマートホームを楽しんでいます。
自分の家をスマートホーム化する方法は沢山ありますが、実際に使ってみて感じたSwitchBotシリーズをおすすめできるメリットを紹介していきます。
価格が安い
いかにスマートホームが便利とは言え、コストがかかると手を出しにくいといもの・・・。
でもSwitchBotの製品は、どれも2,000円~5,000円程度と非常に安価なので安心です。
実際に今回僕が使用した3つのSwitchBot製品の価格はそれぞれ以下のとおり合計25,386円。
- SwitchBot Hub Mini:3,980円
- SwitchBotボット:3,980円
- SwitchBotカーテン:8,938円×2個
セットでも購入できるのでさらに10%ほど安く購入できます。
今ある家電・家具をそのまま使える
SwitchBotシリーズの特長は、今使っている家電・家具をスマートデバイス化できること。
テレビやエアコンなどの大きな家電は単体でスマートホーム化出来るものもありますが、改めて買おうとすると高額になってしまいます。
この点、SwitchBotシリーズを導入すれば今使っている家電・家具にスマートデバイス機能を後付けできちゃうわけです。
実際に僕がSwitchBot Hub Miniと連携させたのは10年以上使っているテレビとエアコン。
最新モデルじゃなくっても普通に使うことができていますよ。
SwitchBotシリーズそのものが安く、改めて家電・家具を購入する必要がないのでスマートホーム化の導入コストを抑えることができる点が魅力です。
初期設定・登録・設置が簡単
スマートホーム化と聞くと初期設定が難しく、設置も大変に感じるかもしれません。
SwitchBotシリーズならそんな心配は無用。
どれも手軽で簡単に設定・登録できちゃいます。
例えば電気のスイッチを代わりに押してくれるSwitchBotボットは、絶縁シートを外してスイッチに貼り付けるだけ。
大変な工事が必要そうなSwitchBotカーテンだって、カーテンレールにぶら下げるだけで設置完了です。
面倒な初期設定や、大掛かりな工事・設置作業をせずにスマートホーム化できるのはSwitchBotシリーズを導入するメリットになります。
ワンルームをスマートホームにする準備・設置・設定
ここからは実際にSwitchBotシリーズで僕の作業部屋をスマートホーム化した様子をレビューしていきます。
使ったのは以下の3つの製品。
- Switchbot Hub Mini
- SwitchBotボット
- Switchbotカーテン
スマートデバイス化したのは以下の家電・家具で、どれも10年以上使っているベテラン選手です笑
- テレビ
- エアコン
- 電気
- カーテン
1つずつ設定方法や設置方法を紹介していきます。
テレビ・エアコン
テレビ・エアコンをスマートデバイス化するには、SwitchBot Hub Miniを使います。
SwitchBot Hub Miniはスマートリモコンです。
1台あれば以下のことができるようになります。
- 家中のリモコンを1つにまとめる
- スマートスピーカーとの連携
- 家電を遠隔操作
こんなに手の平サイズで小さいのに、とってもすごいやつなんですよ。
家電をスマートデバイス化すると言っても機能を追加するわけではなく、SwitchBot Hub Miniにリモコンを登録して、複数のリモコンを1つにまとめるイメージです。
さらにSwitchBot Hub Miniは単体でWi-Fiに接続できる(=インターネットで通信できる)ので、リモコンを登録しちゃえば家電を遠隔操作することも可能です。
外出先からネットを通じてSwitchBot Hub Miniを操作します。
リモコンの登録は専用アプリSwitchBotを使います。
SwitchBotシリーズの設定・操作は全てSwitchBotアプリから。
購入してまず最初にするのがSwitchBotアプリのインストールです。
SwitchBot
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リモコンの登録方法はそれほど難しくはありません。
SwitchBotアプリから登録する家電の種類を選択。
SwitchBot Hub Miniに向かってリモコンの任意のボタンを押します。
するとHub Miniに登録されているリモコンデータの中から10種類の候補(型番)が表示されるので、1つずつ正確に動作するかテストしていきます。
比較的新しい家電等であれば、これだけで操作できるようになると思います。
もしうまく動かなくても心配いりませんよ。
自動認識以外にも製品名からデバイスを登録する方法もあります。
製品名が見つからなくても問題ありません。
メーカー用の汎用型番リモコンを登録すれば、殆どの製品が使えると思います。
実際僕は使っているテレビは古すぎるあまり製品一覧に登録されていませんでした。
でも、汎用型番リモコンを使うことで無事操作可能になっています。
リモコンの登録がうまくいけば設定は完了です。
SwitchBotアプリからテレビ・エアコンの操作ができるようになりますよ。
なお、SwitchBot Hub MiniはWi-Fiに接続できるので、リモコンを登録した段階で外出先からでも操作できるようになります。
SwitchBotアプリで登録デバイスの右上に雲のマークが表示されていればオンライン状態。
実際にスマホのWi-FiとBluetoothをOFFにした状態でも、アプリからエアコンの操作できました。
SwitchBot Hub Miniはこちらの記事で詳しくレビューしているので、リモコンの登録方法や使い方を合わせてご確認ください。
電気
リモコン操作出来る電気も当たり前になっていますが、我が家の電気はクラシックな手動ON/OFFタイプ。
こういうものをスマートデバイス化するのに使うのがSwitchBotボットです。
SwitchBotボットは物理的にスイッチやボタンを押してくれる「指ロボット」です。
電源のON/OFFをしたいデバイスに設置し、専用アプリSwitchBotで操作すると、ワンタップでスイッチやボタンを押してくれます。
リモコンを使わずに物理的に手動でON/OFFする家電であっても、SwitchBotボットさえあれば簡単にスマートホームの仲間入り。
動作はいたってシンプルで、指のようにスティックが飛び出してボタンを押してくれます。
初期設定と設置はメチャクチャ簡単。
SwitchBotボットの絶縁シートを引き抜いて、SwitchBotアプリに登録。
あとはSwitchBotボット背面の両面テープを使って、ボタンの近くに設置すれば完了です。
ちなみにこの両面テープは超強力なのでご注意を。
無理やり剥がそうとしたら、スイッチのフレームが外れてしまいました笑
設置が完了したらSwitchBotアプリのアイコンをタップするだけで、電気のON/OFFが可能になります。
SwitchBotボットのより詳しいレビューはこちらの記事を御覧ください。
スイッチが押せない場合の解決方法についても解説しております。
カーテン
カーテンを自動開閉できるようにするにはSwitchBotカーテンを使います。
自分が使ってみて最も感動したのが、このSwitchBotカーテンですね。
アプリをワンタップするだけでカーテンが開閉するのでおー!ってなります笑
初期設定と設置は他のSwitchBot製品よりも少しだけ時間がかかります。
とは言え30分もあれば完了するのでご安心ください。
まずはSwitchBotアプリとSwitchBotカーテンの接続。
SwitchBotカーテンのペアリングボタン長押しで、ペアリングが完了します。
続いてカーテンレールにSwitchBotカーテンを設置。
カーテンレールにSwitchBotカーテンのロールを引っ掛けるような感じです。
本体と片側のフックをカーテンレールに引っ掛けて、合体すれば設置完了です。
そして最後に開閉距離の調整。
この調整でどこまでSwitchBotカーテンを動かすのか、距離を覚えてもらいます。
これで登録と設置は完了です。
SwitchBotアプリでカーテンの開閉操作ができるようになりました。
なお、SwitchBotカーテンは1台で両開きのカーテンの片側を開閉するイメージです。
左右どちらも自動開閉するには2台必要になるのでご注意ください。
ちなみにSwitchBotカーテンには「タッチ&ゴー」という機能も搭載されていて、少しカーテンを動かすだけでも開閉可能です。
個人的にはこの機能も地味に便利で気に入っています。
SwitchBotカーテンはこちらの記事で更に詳しくレビューしているので、本記事と合わせて是非御覧ください。
ワンルームでスマートホームの使い道
SwitchBotシリーズで今ある家電・家具をスマートデバイス化できます。
SwitchBotアプリでそれぞれのデバイスを操作できるようになるのですが、それだけでは本当のスマートホームとは言えません。
まして、ワンルームのように居住空間が広くない場合には、わざわざアプリで操作しなくても自分でやってしまったほうが早いでしょう。
そこでワンルームをスマートホーム化した場合の使い道を紹介していきます。
スマートスピーカーに話しかけて音声操作
SwitchBot製品はスマートスピーカーと連携できるので、音声操作が可能です。
対応サービスは以下のとおり。
- Alexa
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- IFTTT
- Clova
- SmartThings
対応サービスとSwitchBotアカウントを連携させるだけで使えるようになります。
例えばAmazon Alexaとの連携であれば、AlexaアプリのスキルにSwitchBotを追加するだけです。
これでSwitchBotアプリに登録されているデバイスが音声操作可能になります。
例えばテレビを見たい時には「Alexa!テレビをつけて」と言うと電源が入ります。
電気を消したい時には「Alexa!電気を消して」と呼びかければOKです。
声で呼びかけるくらいなら自分で操作した方が早いと思うかもしれませんが、実は結構便利なシチュエーションは多いです。
例えば日常生活で両手が塞がっていることってありませんか?
- 荷物を持っている
- 洗い物をしている
- パソコンを使っている
- 食事をしている
こういう時にスマートスピーカーに話しかけるだけで家電・家具を操作できるのは便利です。
個人的に地味に便利だと思ったのは、使いたい家電・家具から少し離れている時。
ベッドに入ってしまった後で電気を消したい時や、お手洗いにいる時にエアコンをつけたい時。
声で操作できるのが非常に重宝しました。
どんな時でも声で操作する必要はありませんが、ふとした瞬間にスマートホームって便利じゃん!と思えることが多いです。
外出先から家電を操作
SwitchBot Hub MiniはWi-Fiに接続できるので、インターネットを通じて外出先からでも連携デバイスを操作できるようになります。
さらに単体ではWi-Fi接続できないSwitchBot製品でも、SwitchBot Hub Miniを介して操作可能です。
例えば本記事で紹介している「SwitchBotボット」「SwitchBotカーテン」はそれだけでは外出先からの遠隔操作に対応していませんが、SwitchBot Hub Miniがあれば操作可能です。
設定から「クラウドサービス」を有効に。
登録デバイスの右上に雲のマークが表示されていればオンライン状態。
これでインターネットを通しての遠隔操作が可能になります。
家電・家具の遠隔操作ができると、例えば以下のシチュエーションで重宝するでしょう。
- 消し忘れた家電の電源をオフにできる
- 外出先からお風呂を沸かせる(SwitchBotボット)
- 外出先からエアコンを点けることができる
暑い日や寒い日にでも、外出先からエアコンの電源を入れておけば家に着く頃にはお部屋が快適な状態になっているなんて最高じゃないですか?
僕はうっかりエアコンを消し忘れて出かけてしまうことがあるので、外からでも電源のON/OFFできるようになるのがめちゃくちゃ便利でした。
スケジュール・音声に合わせて自動化
SwitchBot製品は、SwitchBotアプリから時刻をトリガーにして複数の製品を動かすことが可能です。
これもスマートホームを使う醍醐味の1つです。
例えば普段起きる30分前に以下のアクションをするように設定します。
- カーテンを開ける(SwitchBotカーテン)
- 部屋の電気を点ける(SwitchBotボット)
- コーヒーメーカーの電源ON(SwitchBotボット)
- エアコンの電源ON(Switchbot Hub Mini)
そうすると、あなたが起きる頃には部屋が快適な状態になっており、すぐに温かいコーヒーを飲むことができちゃうわけです。
日頃全部自分でやらなきゃいけないことを、SwitchBotが勝手にやってくれるなんて素敵ですよね?
さらにスマートスピーカーを持っているなら、呼びかけるだけで複数のアクションを実行させることも可能です。
Amazon Alexaであれば定形アクション機能がそれに当たり、例えば「寒い」と呼びかけるとエアコンが点くように設定すると以下のようになります。
特定のキーワードをトリガーに、複数のアクションを実行することも可能。
例えば「いってきます」とスマートスピーカーに呼びかけると以下のアクションを実行するように設定しておけば、何もせずに外出できちゃいます。
- カーテンを閉める(SwitchBotカーテン)
- エアコンを止める(SwitchBot Hub Mini)
- テレビを消す(SwitchBot Hub Mini)
- 電気を消す(SwitchBotボット)
毎日のちょっとした自分でやらなきゃいけないことを自動化できるだけでも、本当に便利だと感じることができますよ。
温度や湿度をトリガーにして自動化
今回実際に試したわけではないですが、SwitchBotシリーズには温湿度計があり、室内の温度・湿度をトリガーに家電を操作することも可能です。
例えば室内の温度が25度を超えたらエアコンをつけるように設定したり、湿度が40%以下になったら加湿器を運転したりすることができちゃいます。
寒いな?暑いな?自分がそう感じるだけでエアコンが勝手に動いてくれるなんて凄いですよね?
このように、SwitchBotシリーズを使えば、例えワンルームのように狭い空間であっても十分便利なスマートホームを構築することが簡単にできちゃうのでおすすめです。
まとめ:ワンルームでもスマートホームは便利です!
ワンルームをスマートホーム化するのに便利なSwitchBotシリーズを紹介しました。
何でも自分で操作できる居住空間の狭いワンルームであっても、スマートホーム化には十分価値があると思います。
特にスマートスピーカーとの連動による音声操作や、時間をトリガーにして複数の家電を操作する自動化は、あなたを楽させてくれますよ。
SwitchBotシリーズは安価で設定や設置が簡単なので特におすすめです。
ぜひあなたも導入してみてください。