Teclast T40 Plusを購入しました。
Amazonのタブレットランキングでいつも上位にランクインしているTeclast製のタブレット。
とにかく価格が安いのが魅力で、これまでに僕は2台のTeclast製タブレットを購入してレビューしております。
購入前は「どうせ使い物にならないおもちゃタブレットなんでしょ?」と思っていたのですが、どちらも価格以上の性能で普段使いなら全く困りません。
本記事で紹介する「Teclast T40 Plus」は2021年8月に発売されたモデル。
前機種同様に良い意味で価格と性能がアンバランスなのか?実機レビューしていきたいと思います。
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Teclast T40 Plusのメリット・デメリットと評価
Teclast M40は中国Teclast社製のAndroidタブレットです。
Teclastでは、リーズナブルでそれなりの性能のタブレット・ノートパソコンを多数販売しています。
まずTeclast T40 Plusを購入するメリット・デメリット・評価を簡単にまとめて紹介いたします。
メリット
Teclast T40 Plusを購入するメリットは以下のとおりです。
- 10.4インチ大画面
- 普段使いに困らない動作性能
- 4つのスピーカーによるステレオサウンド
- バッテリーもちが良い
- イヤホンジャック搭載
- 2枚のSIMカードを装着できる
- 技適あり
- 3万円台で購入可能
デメリット
Teclast T40 Plusを購入する前に確認しておきたいデメリットともいうべき注意点は以下のとおり。
- カメラ性能が壊滅的
- タッチサンプリングレートが低い
- 重いゲームのプレイは厳しい
- Widevine L3
- BluetoothコーデックがSBCのみ
- ソフトバンク回線のみ推奨
評価
(4点/5点満点)
Teclast T40 Plusは普段使いに困らない動作性能を搭載したコスパの高いタブレットです。
Bluetoothキーボードを接続すれば、PCライクに使えるので簡単な作業にもピッタリ。
もちろん3万円台で購入できるタブレットなら、強力な動作性能を持った無印iPadという選択肢もあります。
確かに無印iPadのほうがTeclast T40 Plusよりも基本性能が高く、普段使いはもちろんゲームも快適にプレイできるでしょう。
ただし、3万円台で買える無印iPadはWi-Fiモデルです。
この点Teclast T40 PlusならSIMカードを装着できるので、単体で外出中でもデータ通信可能という優位性があります。
さらにAmazonではTeclastタブレットが頻繁にセールになっているので、タイミングが合えば2万円台で購入することも可能です。
なるべく安く、それなりの性能のタブレットが欲しい人におすすめの1台と言えます。
Teclast T40 Plusのデザインと付属品
まずはTeclast T40 Plusの外観と付属品を紹介していきます。
デザイン・外観
Teclast T40 Plusにカラーバリエーションはなく1色のみ。
グレーを基調とした2色のツートンカラーでなかなかオシャレな雰囲気です。
ただAmazonの販売ページや公式サイトに掲載されている商品写真とは色味が異なるので注意したほうが良いかもしれません。
上部はライトグレーで下部は青みがかったライトグレー。
アルミ製の背面パネルは光沢が少ないマットな色合いで指紋が目立たないのが良い感じ。
ただ後述するように最初から貼付されている保護シートを剥がすことができないので、微妙に反射する状態です。
傷ついたり汚れないのでこれはこれで良いんですけどね?
背面パネルにはレンズが1つ搭載されているのみ。
レンズ周囲がゴールドでちょっぴりデザイン的には浮いています・・・。
側面フレームは背面パネルと一体となっているので、材質・カラーとも同様です。
横持ちでインカメラが上部にくる状態を正面として、左側面には電源ボタン・カードスロット・USB-Cポートを配置。
カードスロットはSIMカードとSDカードとの排他利用タイプ。
- nanoSIMカード 2枚
- nanoSIMカード + Micro SDカード
いずれかの使い方になります。
右側面上部には3.5mmイヤホンジャック!
上部には2つのスピーカーと音量ボタン。
下部にもスピーカーが2機搭載されております。クワッドスピーカーは激アツですよね!
10.4インチのディスプレイを搭載しているモデルなのでサイズは241x159x90mmと大きめ。
iPhone 12 miniと第6世代iPad miniを並べてみましたがサイズ感が分かりますでしょうか。
厚みは90mmとそこそこ薄めですね。
商品画像ほど薄くはないので注意したいところ。
あくまでイメージ画像と言ったところでしょうか・・・。
重さは452gとサイズ感の割に軽量です。
以前に購入したM40は10.1インチディスプレイで約510gだったので軽くなってます。
このくらいの重さであれば毎日持ち歩いても苦になりません。
実際に手にとってもズッシリ感はありませんでしたよ。
付属品
Teclast T40 Plusの付属品は以下のとおりです。
- マニュアル(日本語あり)
- USBケーブル
- 充電器
- SIMピン
USBケーブルはUSB-A / USB-Cのもの。
充電器は日本の電源プラグに適合したもので、最大12.5W出力可能なタイプです。
海外通販サイトだと日本の電源プラグでは使えない充電器が付属していることが多いですが、Amazonで買えばこの充電器が付属しています。
ディスプレイ保護フィルムと背面保護フィルムは最初から貼り付けてありました。
ディスプレイ保護フィルムは2枚重ねで1枚を剥がすタイプなので、取り扱いに注意しましょう。
なお、気泡や変なゴミのようなものが混入していることがあるので、気になる人は改めて自分で購入しても良いかもです・・・笑
Teclast T40 Plusのベンチマークと動作性能
Teclast T40 Plusに搭載されているSoCはUNISOC社製の「T618」。
中華タブレットにしばしば搭載されているSoCで、以前にレビューしたM40も同じSoCが採用されていました。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホやタブレットの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアは192,449点、GPUスコアは44,370点という結果でした。
2021年10月時点での最高スコアは700000点以上になるので、Teclast T40 Plusは必要最低限の性能を持ったタブレットと言えます。
これまで様々なスマホを購入して実際に使ってきた僕の実感として、だいたいAnTuTu20万点くらいあれば普段使いに困ることは殆どありません。
なおAnTuTuベンチマークアプリはこれまでより高めなスコアが出る最新版も公開されています。
試しにVer9.1.5で計測した結果、228,687点まで伸びました。
AnTuTuストレージテスト
同じAnTuTuでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込み・書き込みともに遅いです。
とは言っても、使っている時に何か不満が出るかと言えばそんなことはありませんよ?
RAMが8GBとたっぷりの容量なのでアプリの起動もモタつきません。
ROM(ストレージ)の容量も128GBと必要十分。
システム領域に12GBほど使ってしまうため、実質使えるのは110GB程度になります。
Teclast T40 Plusはカメラ性能がイマイチなので写真・動画撮影することはないと思いますが、動画や音楽ファイル、アプリを大量にダウンロードする場合には、Micro SDカードを併用するば安心。
SIMカードスロットは1つ潰れてしまいますが、最大512GBのMicro SDカードを挿入できますよ。
普段使いに困らない動作性能
ベンチマークスコアだけ見てもよく分からないと思うので実際に使っている様子を。
高負荷のかかるような作業をしなければ、Teclast T40 Plusはストレスなく動いてくれます。
画面リフレッシュレートは60Hzと一般的ですがスクロールが見にくいこともありません。
YouTubeでの画面サイズ切り替えもサクサクです。
Bluetoothキーボードで簡単な作業もできちゃう
ネットサーフィン、SNS、動画視聴。
このくらいの普段使いであれば、Teclast T40 Plusは十分動いてくれます。
さらにBluetoothキーボードを接続すれば、ちょっと長い文書入力や表計算などの作業もスマホに比べてやりやすいですね。
タッチパッドが搭載されているキーボードならPCさながらに使えちゃいます。
長文入力や表計算ってスマホでやるのは限界があるのですが、そんな時にタブレットが1台あればかなり捗ります。
動作性能が低くないので動きも軽快そのものです。
Zenfone 8との動作比較
僕が使っているAndroidスマホの中で最も性能の高いZenfone 8とサイトの表示速度を比較してみました。
もちろんスマホとタブレットではサイトの表示形式が異なるので単純比較はできませんが、参考にはなると思います。
表示速度はどれもZenfone 8の方が早いですが、Teclast T40 Plusだってストレスを感じるような遅さではありません。
Teclast T40 Plusは普段使いに困らない動作性能を持っています。
軽いゲームは余裕!重いゲームはグラフィック設定を落とす
AnTuTuベンチマークスコアは20万点超えていれば、軽いゲームなら問題なく遊べます。
僕がメインで遊んでいるパズドラやモンストもなんの不便もなくプレイできました。
パズドラに関しては、ディスプレイがでかいのでドロップの移動距離が長いと大変ですが・・・。
ウマ娘のプレイも特に問題ありませんね。
やっぱり描写が少し荒々しくなりますが、プレイできないほどではないでしょう。
以前にレビューしたTeclast M40は片側しかスピーカーが搭載されておらず、サウンドのバランスが悪かったですが、T40 Plusはステレオスピーカーなので縦持ちしても問題ありません。
ただし、高いグラフィック性能を必要とするような3Dバトルロワイヤル系のゲームは、ある程度グラフィック設定を下げる必要があると思います。
PUBG Mobileでは「スムーズ」「ウルトラ」なら快適に遊べました。
原神でのデフォルトグラフィック設定は「最低」で、負荷もそれなりにかかっています。
ただデフォルト設定で遊ぶ分にはカクつきやモタつきは殆ど気になりません。
なお、ディスプレイの大きさを活かして外付けのコントローラーを接続すれば、もはやゲーム機のように遊ぶこともできちゃいます。
ガチゲーマーさんには物足りないスペックですが、エンジョイ勢ならこれで十分ではないでしょうか。
タッチサンプリングレートは低め
「Touch MultiTest」というアプリでタッチサンプリングレートを簡易計測してみたところ「170」という結果になりました。
Teclast M40は「45」という散々な結果だったので、それに比べたら向上していますが、音ゲーのような微妙なタッチ操作が必要なゲームをプレイするのは厳しいかもしれませんね。
大きな画面を活かしてちょっとしたお絵描きをしたいと思うかもしれませんが、かなり遅延するので要注意。
指の動きの後から描写が追いかけてくるような状態になるので、描きにくいと思います。
Teclast T40 Plusのバッテリー性能
Teclast T40 Plusには6,600mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
ただいくら大容量でもすぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
PC Markバッテリーテスト
Teclast T40 Plusのバッテリーは長持ちなのかPC Markというアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にデバイスを動作させてバッテリー消耗時間を測定しています。
計測の結果、100%から20%まで消耗する時間は9時間59分とかなり長持ち!
もちろん負荷をかけるほどバッテリーの消耗は激しくなるのでゲームをプレイしていたりするとバッテリーがグングンなくなっていきますが、普通に使う分には途中充電しなくても1日はもつと思います。
タブレットでこのくらいのバッテリーもちなら、個人的には十分です。
充電には時間がかかる
Teclast T40 Plusは大容量バッテリーを搭載しているだけあって、充電には時間がかかりました。
バッテリー残量20%からフル充電までにかかった時間は3時間ちょい。
なかなかフル充電にならないのでちょっとイライラしてしまうかもしれません・・・。
Power Delivery・Quick Chargeなどの急速充電に対応していれば良かったのですが対応しておらず、付属充電器では10W前後の充電になります。
試しにQuick Charge対応ポートで充電してみましたが、やっぱり10W前後。
Teclast T40 Plusはこまめに充電してあげたほうが良いかもしれませんね。
ちなみに、USB-C to USB-Cでは充電ができないようなのでご注意ください。
Teclast T40 Plusを実機レビュー
ここからはTeclast T40 Plusを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
独自カスタムなしのAndroid 11
Teclast T40 PlusのOSはAndroid 11です。
メーカーの独自カスタムのないピュアAndroid状態で、設定画面も初期インストールアプリも笑えるほどスッキリしています。
オリジナルアプリはFMラジオくらいなもので、Google系のアプリしかありません。
技適マーク
海外製のスマホ・タブレットを使う前に確認したいのが技適マークの表示。
技術基準適合証明を受けていなければ、日本国内で使用することができません。
Teclast T40 Plusには本体背面に技適マークの表示があります。
認証番号の記載もあるので問題ありませんが、印字されているわけではなくシールなので取り扱いには注意が必要です。
万が一剥がれてしまうと、総務省に試験利用の届け出をしなければ使えなくなるのでくれぐれもご留意ください。
幸い背面保護フィルムがあるので簡単には剥がれないとは思います。
対応Bandはソフトバンク回線なら安心!楽天モバイルもいける?
Teclast T40 Plusは最大2枚のSIMカードを装着できるので、外出先でも単体でネットに接続できます。
SIMカードを利用するうえで重要な対応Bandは以下のとおりです。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)✕ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(✕) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)✕ Band 26(Band 18を内包)✕ |
楽天回線(△) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)✕ |
ソフトバンク回線ならプラチナバンドも対応しているので、幅広いエリアで使えます。
東京・大阪・名古屋にお住まいであればドコモ回線でも使えそうですが、プラチナバンドに対応していないので使う場所によっては圏外になってしまうことがあるかもしれません。
実際にSoftbankの格安料金プランLINEMOのSIMカードをセットしてみたところ、APNを設定するだけで問題なく利用できました。
auと楽天モバイルに関しては、Bandは対応していても使えないことがあるので注意が必要です。
ただ、試しに楽天モバイルのSIMカードをセットしてみましたが、楽天回線エリアであれば普通に利用できちゃいました。
タブレットで通話をする人はあまりいないと思うのでRakuten Linkは試しておりませんが、データ通信であれば問題なさそうです。
2,000×1,200のIPS液晶ディスプレイ
Teclast T40 Plusのディスプレイは解像度2,000×1,200(FHD+)のIPS液晶。
有機ELやRetina Displayには及ばないものの十分綺麗なので、よほど拘りがない限りは不満に感じることはないと思います。
IPS液晶のおかげで視野角も広め。
ベッドで寝転びながらの動画視聴も捗りそうです。
公式サイトなどに表示されているイメージ写真ではかなりベゼルが狭く感じますが、実物はそれなりに太め。
上下左右ほぼ均等で8mmほどの幅でした。
インカメラはベゼル内に組み込まれているタイプで、パンチホールタイプなどではありませんでした。
画面分割を使いこなせる!
Teclast T40 Plusには画面分割機能があります。
スマホなどにも搭載されている機能なのですが、なかなか見つけることができず・・・。
起動中のアプリ一覧で、アプリアイコンをタップしたら画面分割メニューが表示されました。
分割サイズは自分の好みに調整することもできますよ。
大画面ディスプレイのタブレットなら画面分割機能を使いこなせますね。
スマホだとそれぞれのアプリがどうしても小さくなってしまいますが、タブレットなら余裕。
個人的に動画を見ながらTwitterをするのがめちゃくちゃおすすめです。
大画面ディスプレイでエンタメを楽しむ!
Teclast T40 PlusはネットサーフィンやSNSなどをストレスなく使えますが、最もおすすめの使い方は、動画鑑賞や電子書籍を読むなどのエンタメです。
スマホでも手軽にエンタメを楽しむことができますが、やっぱり大画面のタブレットには敵わない部分がありますよね。
10インチを超えるTeclast T40 Plusでの動画鑑賞は迫力が違います!
また、電子書籍リーダーとしてもおすすめです。
コミックなどは横持ちしても字が小さくならないので非常に読みやすい。
雑誌や写真集は縦持ちがベスト。ディスプレイの解像度も高いので表示も綺麗で良い感じです。
Teclast T40 Plusはエンタメを思う存分楽しむためのタブレットして最適です。
重さも500gを切っているので、ゴロ寝タブレットとしても活躍すると思いますよ。
良いのか悪いのか分かりませんが、休日や就寝前のゴロゴロタイムが捗ります!
4つのスピーカーでステレオサウンドが良い感じ!
以前にレビューしたTeclast M40は片側に2つのスピーカーが搭載されていて、横持ちすればステレオサウンドでしたが、縦持ちの場合はなんともアンバランスな音の広がりになっていました。
この点Teclast T40 Plusは大幅にパワーアップ!
なんと両サイドに2つずつスピーカーが搭載されているので、縦持ちでも横持ちでも迫力あるサウンドが楽しめます。
音楽鑑賞はもちろん、動画視聴も臨場感のあるサウンドになるので結構すごいです。
ただ音量はめちゃくちゃ大きくなるものの、音質的に低音がそれほど強くないので迫力は物足りないかもしれません。
個人的にはタブレットでの動画視聴にそこまでのクオリティを求めていないので、これで十分でしたよ。
WidevineセキュリティレベルはL3!残念!
Teclast T40 Plusでの動画視聴は大画面で迫力があるのですが、残念ながらデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL3。
このため、NetflixやAmazonプライム・ビデオのようなストリーミングサービスでの画質は最高でも「SD」。
当然HDRにも非対応なので、画質は少々粗くなっちゃいます。
スマホで動画を見るならSD画質でも気にならないのですが、タブレットだと寂しいですね。
個人的には普通に視聴できるなら良いと思っているので気になりませんが、高画質で動画視聴したい人はご注意ください。
なお、YouTubeは1080P / 60fpsの動画も再生できるので問題ないと思います。
BluetoothコーデックはSBC止まり
個人的に動画の再生画質よりも衝撃だったのが、対応しているBluetoothコーデックがSBCのみだった点です。
LDACからSBCまで様々なワイヤレスイヤホンを実際に接続して試してみたのですが、開発者オプションをいくらイジってもSBC以外選択できません・・・。
音楽はもちろん、動画視聴やゲームでワイヤレスイヤホンを使う人が多いと思うのですが、Teclast T40 Plusには向いてません。
SBCは音質がイマイチなのに加えて、遅延も他のBluetoothコーデックより大きくなってしまいます。
ただ幸いTeclast T40 Plusにはイヤホンジャックが搭載されているので、音質に拘りがある人は素直に優先イヤホンを使いましょう。
メモにも使いにくいカメラ性能・・・。
Teclast T40 Plusには800万画素のリアカメラと、500万画素にインカメラが搭載されています。
残念ながら画質は散々な感じで、ちょっとしたメモとして撮影するのも厳しいです・・・。
iPhone 12 miniで撮影した写真と並べて掲載するので参考にしてみてください。
左がTeclast T40 Plusで、右がiPhone 12 miniで撮影した写真です。
本当は屋外の風景も撮影してみようと思ってたんですが、この時点で性能をお察ししてしまったのでやめちゃいました笑
10年前のスマホで撮影した写真のような雰囲気ですね・・・。
ちなみに、なぜか近接撮影が得意のようで、被写体にめちゃくちゃ寄ることができました。
マクロレンズでも搭載しているのでしょうか?不思議です。
インカメラもリアカメラ同様に画質はイマイチ・・・。
むしろリアカメラよりインカメラの方が綺麗かもしれませんね?
美肌効果とかは一切ありませんが。
HDR機能もありますが効果は殆どありませんね・・・。
普段使いでカメラを使うことはないと思いますが、そこまで画質を重要にしないWeb会議用ならいけるかもしれません。
ちょっと暗いですがこれくらい映るなら十分だと思いますよ。
Teclast T40 PlusとM40どっちを買うべき?スペック比較
Teclast T40 Plusを実際に使ってみて、以前レビューしたM40と非常に性能が似ていると感じました。
そこで両デバイスのスペックを比較しながら、どっちを買うべきか検討してみましょう。
Teclast M40 | Teclast T40 Plus | |
Amazon販売価格 | 24,900円 | 32,400円 |
サイズ | 243 x 163.9 x 9.3mm | 241×159×90mm |
重さ | 約510g | 約450g |
ディスプレイ | 10.1インチ IPS液晶 FHD+(1920×1200) 224ppi | 10.4インチ IPS液晶 FHD+(2000×1200) 225ppi |
リフレッシュレート | 59Hz | 58Hz |
OS | Android 10 | Android 10 |
CPU | UNISOC T618 | UNISOC T618 |
RAM | 6GB LPDDR4 | 8GB LPDDR4 |
ROM | 128GB eMMC | 128GB eMMC |
外部ストレージ | 対応(最大256MB) | 対応(最大512MB) |
リアカメラ | 800万画素 f/3.0 1/3.13 | 800万画素 f/3.0 1/3.91 |
インカメラ | 500万画素 f/3.0 1/4.96 | 500万画素 f/3.0 1/4.96 |
ビデオ(リアカメラ) | 720P | 210万画素 |
ビデオ(インカメラ) | 720P | 90万画素 |
バッテリー | 6,000mAh | 6,600mAh |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | なし | なし |
対応SIM | nano SIM×2 | nano SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】B2,3,5,8 【WCDMA】 B1,5,8 【4G】B1,3,5,7,8,20,34,38,39,40,41 | 【GSM】B2,3,5,8 【WCDMA】 B1,2,5,8 【FDD-LTE】B1,2,3,5,7,8,17,20 【TD-LTE】38,39,40,41 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.0 | Ver5.0 |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | ステレオ | ステレオ クワッドスピーカー |
FMラジオ | あり | あり |
防塵防水 | なし | なし |
NFC | なし | なし |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
明らかに上回っている部分を太字で記入してみました。
やはり新モデルだけあって、Teclast T40 Plusのほうが全体的に性能がアップしています。
とは言え、実際にどちらも使ってみた僕の実感では、動作性能にそこまで大きな差があるわけではありませんでした。
ただし、以下の点はTeclast T40 Plusのほうが優れています。
- バッテリー性能
- スピーカー性能
Teclast T40 PlusはSIMカードを装着できるので、外出先で使うことも可能。
このため、バッテリーもちは長いほうが安心です。
また、動画視聴やゲームに使う場合には、クワッドスピーカーのステレオサウンドが活きてきます。
価格は8,000円ほど高くなりますが、タブレットを使う上でどちらの性能も重要なので、Teclast T40 Plusがおすすめです。
しかもAmazonでは高頻度でTeclastのタブレットがセール価格で販売されているので、Teclast M40と同じくらいの価格で購入するのも難しくありません。
セールのタイミングでTeclast T40 Plusを購入するのがベストだと思います。
まとめ:Teclast T40 Plusを買うべき人は?
Teclast T40 Plusをレビューしました。
3万円台と購入しやすい価格ながらも普段使いに困らない動作性能を持ったコスパの高いタブレット。
同じ3万円台なら無印iPadの方が優秀ではあるものの、Teclast T40 PlusならSIMカードを挿入できるので屋外でも手軽に利用できるメリットがあります。
Teclast T40 Plusは以下の人におすすめです。
- 初めてタブレットを購入する人
- 持ってる激安タブレットの動作性能に不満がある人
- 安く外出用タブレットが欲しい人
Amazonでセール価格で販売されている時が購入するチャンス。
2万円台に値下がりしていたら迷うことなくゲットしちゃいましょう。