おうち時間が超充実する悪魔のデバイスです
iPad mini 6を購入しました。
本当はiPhone 13シリーズのどれかを買っちゃおうかと思っていたのですが、欲しい機能は全部iPad miniに搭載されていたので思わずポチ・・・。
iPhoneよりiPad miniの方が搭載して欲しいと思ってるものが揃ってた。 pic.twitter.com/PBAYApvyu1
— ちびめがね@レビューブログ (@chibimegane_rv) September 14, 2021
これまで格安の中華タブレットばかり使ってきた僕にとって初めてのiPadとなります。
既に大手メディアさん等で詳細な実機レビューが公開されていると思うので、本記事ではiPad mini 6を1ヶ月ほど実際に使ってみて良かった点を中心にレビューしていきます。
結論を先に言ってしまうと「ちょっと高いけどマジで買って良かった!」これに尽きます。
メリット | デメリット |
・持ち運びしやすいサイズ感 ・ごろ寝で使える軽さ ・サクサクの動作性能 ・重いゲームも遊べちゃう ・美しい液晶ディスプレイ ・音質が優秀なステレオスピーカー ・Touch ID搭載 ・USB-Cポート ・Apple Pencil(第2世代)との親和性が高い ・超広角レンズを搭載したインカメラ | ・防水性能なし ・リフレッシュレート60Hz ・リアカメラは普通 |
本記事で紹介しているiPad mini(第6世代)はWi-Fiモデルです。SIMカードやeSIMに対応したWi-Fi+Cellularモデルではありませんのでご注意ください。
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- iPad mini(第6世代)のデザイン・サイズ感・付属品
- iPad mini 6を実機レビュー
- 美しいLiquid Retinaディスプレイ
- 2画面分割も使いこなせる広さ
- A15 Bionic搭載で何をやってもサクサク動く
- 重いゲームも高グラフィックで楽しめる
- AnTuTuベンチマークをチェック
- エンタメ専用機にピッタリ!最高です!
- 仕事やクリエイティブ作業で無理に使う必要はない
- ステレオスピーカーで臨場感のあるサウンド
- Apple Pencil(第2世代)が使える
- ケースを買うなら純正Smart Folio
- MOFT製のiPad mini 6スタンド&カバーも良い感じ
- バッテリーは長持ち&急速充電対応
- 電源ボタンに指紋認証(Touch ID)センサー搭載!
- 歓喜!USB-Cポート搭載!
- リアカメラ性能はまずまず!夜景モードはありません
- インカメラは超広角カメラを搭載!センターフレーム凄い!
- iPad mini 6のデメリット・欠点はただ1つ
- iPad mini 6の評判・口コミ
- iPad mini(第6世代)のスペック
- まとめ:iPad mini 6のメリット・デメリット・評価
iPad mini(第6世代)のデザイン・サイズ感・付属品
iPad mini(第6世代)のカラーバリエーションは全部で4色。
- スペースグレイ
- ピンク
- パープル
- スターライト
このうち僕が購入したのはパープルです。
・・・あれ?
確かにパープルを注文したはずなんですが、どう考えてもネイビー笑
僕はiPhone 12 miniを使っているので、それに合わせたカラーをチョイスしたのに雰囲気がだいぶ異なりますね。iPhone 12 miniのパープルと比べるとメタリックで深い色合いです。
思ってた感じとはちょっと違いますが、これはこれでかっこいいからOK!
デザイン
アルミ製の背面パネルは光沢のないマットな色合い。100%再生アルミニウムが使われているとのことです。
リンゴマークだけは鏡面仕上げになっていますが濃いパープルなのでそんなに映り込むことはありません。指紋はめちゃくちゃ目立ちますけど。
背面パネルに搭載されているのはレンズとフラッシュのみで、それ以外には何もありません。
フレームは背面パネルとの一体型で素材も色も同じです。角がラウンドに加工されていて柔らかい印象に。
サイズの大きい端末がカクカウしてると手に突き刺さって持ちにくいのですが、iPad mini 6はエッジも微妙にラウンドしていて持ちやすいです。
左側面には何もなく、右側面にはApple Pencil(第2世代)を吸着するマグネットが搭載されています。
Apple Pencilがピタッとくっついて離れないのが良いですね。旧モデルではApple Pencil(第1世代)にしか対応していないのでLightningコネクタに直接挿さなけらば充電できなかったとか・・・。それに比べたら大きな進化ですよね。見た目にもスマート。
下部にはスピーカーとUSB-Cポート。Apple製品なのにLightningではないのが超良い!凄く良い!めちゃくちゃ良い!
わざわざこのためにLightningケーブルを用意する必要がないですからね。iPhoneも早く対応してください(切実)。
上部には音量ボタン・スピーカー・電源ボタンが搭載されています。
電源ボタンにはTouch IDを採用。指紋認証で画面ロックを解除できます。
個人的にマスクを着用している時間が長いので顔認証だけでは不便で仕方ありません。Touch ID搭載が購入の決め手にもなったと言っていいくらい最高です!
重ね重ね申し訳ございませんがiPhoneにも搭載してください(切実)。
また音量ボタンにも凄い工夫がなされていました。本体の向きに関わらず、常に上にあるボタン・右にあるボタンが「音量上げる」になっています。
横持ちしている時に上下が反転したとしても、上にあるボタンを押せば音量が上がる仕様です。これ地味に嬉しい機能ですよね?直感的に音量調整できるから超便利です!
ディスプレイは8.3インチのIPS液晶。湾曲している部分がないフラットタイプです。
インカメラはベゼル内に搭載されているので表示の邪魔になることはありません。
ベゼルが狭くなって表示領域が広くなったと言っていたので、どれほどベゼル幅が狭いのか期待していたんですが、それなりにありますよね?実測で上下左右8mmのベゼル幅です。
ただiPad miniの旧モデルを使っていた人からすると超絶進化を感じると思います。ホームボタンが廃止されたのが何より大きいですよね。上下のベゼル幅がぜんぜん違う。
本体のサイズ感はそれほど変わらないので画面が縦長になったようです。
iPad Air(第4世代)のような見た目になりましたね。全体のサイズが違うのでベゼルが太く見えますが・・・。
サイズ感
iPad mini(第6世代)のサイズは195.4mm×134.8mm×6.3mm。
絶妙なサイズ感で、手がそれほど大きくない僕でも片手でハンドリングできちゃいます。
わずか6.3mmの薄さも持ちやすさの要因になっていますね。これは本当にびっくりするほど薄いですよ。iPhone 12 miniよりも薄かったです。すごい!
重さは実測で292g。毎日持ち運んでも全く苦になる重さではありません。片手でヒョイヒョイ持ち歩けるのってやっぱり良いですよ。
付属品
iPad mini(第6世代)の付属品は以下のとおり。
- 簡易マニュアル類
- USBケーブル
- 充電器
Appleオリジナルステッカーも同封されています。
ケーブルは長さ1mのUSB-C to C。さらばLightning!
スマホには充電器が付属されないことが多くなりましたがiPad mini 6には付いてきます。サイズはコンパクトながらも20W急速充電に対応したモデルです。
Appleの独自規格ではなくUSB-C Power Deliveryに対応しているようなので付属の充電器ではなくとも、対応充電器を使えば急速充電可能ですね。
付属充電器がコンパクトと言っても、他社製なら更に小さい充電器もあります。例えば、僕が普段持ち歩いているのはAUKEYのOmnia Mini 20W Ⅱですが超ミニサイズ。
プラグも折りたたみ出来るのでマジでおすすめです。
姉妹サイト>>Omnia Mini 20W Ⅱレビュー
iPad mini 6を実機レビュー
ここからはiPad mini(第6世代)を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
美しいLiquid Retinaディスプレイ
iPad mini 6は8.3インチのLiquid Retinaディスプレイ。有機ELディスプレイではないもののクリアで鮮やかで超キレイです。およそディスプレイの表示に不満をいただく人はいないのではないでしょうか?
- 2,266×1,488ピクセル
- 326ppi
- P3広域色
- TrueTone
- 最大輝度500ニト
文字も画像も動画も、全てを綺麗に映し出すスペックが盛り込まれております。有機ELではなくとも黒の発色も十分綺麗。4K画質の夜景動画も吸い込まれるような美しさです。
ディスプレイリフレッシュレートも一般的なスマホと同じ60Hzではあるものの、高リフレッシュレートしか無理です!っていう人以外には気にならないでしょう。
大画面であるほどリフレッシュレートは高いほうが恩恵を受けやすいとは思いますが、スクロールして残像感が残るなんてことにはなりませんね。十分です。
IPS液晶なので視野角も十分。本体がコンパクトで軽いのでベッドやソファーでごろ寝しながら動画視聴も捗ります。ますます家から出たくなくなりますね。買って良かった。
表示に不満はないですがホーム画面の仕様がちょっと気になりました。
アプリはiOSお馴染みの自動整列で自由に配置することはできません。それは別に良いのですが、なぜか中央に寄って配置されています。上下左右に無駄な隙間ができるのが気になりますね・・・。
なお、iPad mini 6では「ゼリースクロール」や「押すと歪む」現象が確認されていて、実際に僕の持っている端末でも発生していました。
Here is is slow-mo video of scrolling on the iPad Min i slowed down EVEN MORE in a frame-by-frame step through. Notice how the right moves up faster than the left.
In normal usage you barely see it, but every now and then it become noticeable. In landscape it goes away entirely pic.twitter.com/iq9LGJzsDI
— Dieter Bohn (@backlon) September 22, 2021
ただ「だからなんなの?」っていうレベルで使用中に気になったことは1秒たりともないので、よほど神経質な人以外は気にしなくてもいいでしょう。
2画面分割も使いこなせる広さ
8.3インチの大きさがあれば2画面分割もうまく使えます。6インチ程度のスマホにも搭載されている機能ではあるものの十分に活かしきれるほどではありませんからね。
ディスプレイ上部の「・・・」をタップすれば簡単に2画面分割可能。
中央のスライドバーを動かせば大きさを切り替えることも可能です。動画見ながらTwitterのチェックもできちゃいますし、メッセージアプリやメールを見つつWebサイトの確認なんかにも向いています。
A15 Bionic搭載で何をやってもサクサク動く
iPad mini(第6世代)に搭載されているSoCは「A15 Bionic」。iPhone 13シリーズに搭載されているSoCと同じもので何をやるにもサクサク動いてくれます。
iPhone 13シリーズなんて10万円を超える価格で販売されているのに対してiPad mini (第6世代)は5万円台で買うちゃうわけですからコスパも最強レベルですよ。
ネットサーフィンも動画視聴もゲームも。何をやってもモタつくことなく軽快です。
Androidスマホに搭載されているSoCで最高性能のSnapdragon 888を搭載しているスマホとサイトの起動速度を比較しても、この通り圧勝です。スマホより大きなディスプレイなのに表示が早いんだからサクサクとしか言いようがありませんね。
重いゲームも高グラフィックで楽しめる
さすがは2021年フラッグシップモデルのSoC「A15 Bionic」です。
軽いゲームはもちろん、高いグラフィック性能を必要とするゲームでさえ楽々プレイできちゃいます。
人気の「原神」ではのグラフィックス設定はデフォルトで「高」。大きなディスプレイで美麗グラフィックスはたまらなく贅沢な気分になりますね。
動作も全く問題なくサクサク!かなり背面が温かくはなりますが発熱も気になるほどではありませんでした。
PUBG Mobileのグラフィック設定は「スムーズ」で「極限」、「FHD」で「ウルトラ」まで選択可能でした。これならガチゲーマーさんでも満足できるクオリティではないでしょうか?
画面サイズが大きいのでプレイしやすいですね。僕のようなエンジョイ勢であっても無事「ドン勝」をいただけましたよー!たまたまだけど・・・。
AnTuTuベンチマークをチェック
iPad mini 6の動作性能はどれほどのものなのか、最も有名なベンチマークソフトAnTuTuでスコアを計測した結果、驚異の768,853点!
ランキングを確認するとiPad Air(第4世代)を上回るスコアを叩き出していました。コンパクトサイズ感で中身はフラッグシップ。完璧すぎませんか?
なお複数回連続でベンチマーク測定をするとガクッとスコアが落ちる場合があります。発熱に弱い端末だとそれが顕著です。
iPad mini 6に関してはそれも問題なさそうですね。ていうか2回目のスコアが最も高くて80万点に迫る勢いでした。半端ないね・・・。
同じAnTuTuベンチマークアプリでストレージ速度も計測したのですが、こっちはなぜかイマイチな結果に・・・。読み込みも書き込みもそれほど速くありませんでした。
メモリ(RAM)を4GBしか積んでいないのでこの結果になったのだと思います。使っている時に気になることは殆どありませんが、複数のアプリを同時に動かしていると多少影響はあるかもしれません。
エンタメ専用機にピッタリ!最高です!
iPad mini(第6世代)は抜群の動作性能です。ではどういった使い道が最も適切なのか?
やはりエンタメを楽しむためのデバイスだと思います。
- 動画視聴
- 音楽鑑賞
- 電子書籍リーダー
こういったものをフル活用できるのがiPad mini 6です。
もちろん大画面ディスプレイを搭載したタブレットであれば、どれでも共通しているわけですが、iPad mini 6には持ち運びやすいコンパクトなサイズ感が大きなメリットに。
家中はもちろん、外出先でも気軽にエンタメを楽しむことができるわけです。
AmazonプライムビデオではHD画質で視聴可能。
電子書籍を読むのにも最適。コミックを読む時は横持ち、雑誌や写真集を読む時は縦持ちがベストです。写真集なんか特に良いですよ。ディスプレイが綺麗なので実際に本を手に持っているかのような雰囲気です。
iPad mini 6を買ってから専ら家ではスマホを開く機会が減りましたね。特に休日なんかは傍らにいつもiPad miniがあるような気がします。
少し遅く目覚めてベッドの中でニュースと天気のチェック。
朝食を食べて、二度寝しながらYouTubeをダラダラ視聴。
昼食後はソファーでNetflix。あっという間に15:00になってAmazonミュージックを流しながら溜まった家事をこなす。
夕方には仕事のメールをチェックしながらネットサーフィン。
そして寝る前はベッドでKindleを開いて読書です。
スマホを開くタイミングなんてLINEが通知された時ぐらいなものです。めちゃくちゃ「おうち時間」が捗っちゃうわけですよ。
iPad mini 6とエンタメサービスとの連携は素晴らしく、あなたをベッドやソファーに釘付けにしちゃいます。危険で魅惑的な悪魔のデバイスです・・・。
仕事やクリエイティブ作業で無理に使う必要はない
iPad mini(第6世代)にBluetoothキーボードを接続すれば、パソコンさながらに使うこともできちゃいます。
タッチパッドが搭載されているキーボードならマウス操作やスクロールも可能です。
スマホでは打ちにくいちょっとした長文の作成や簡単な表計算くらいであれば、iPad miniでササッとこなしてしまうのも良いかもしれません。
ただ完全にパソコン代わりになるかと言われたら正直難しいと思います。iPad mini 6を使ってできること・できないことをあれこれ考えるくらいだったら、パソコンを開いちゃった方が早いでしょう。
本記事も当初は全部iPad mini 6で書こうと思っていたのですが、やりにくいことが色々でてきて結局めんどくさくなって辞めちゃいました(笑)。
イラストの制作や画像編集は僕はやらないのでよく分かりませんが、RAMが4GBしか搭載されていない点、クリエイティブな作業をするにはディスプレイが小さい等が気になるポイントです。
仕事でバリバリ使うようなタブレットではなく、サブ的な立ち位置で仕事に活かすくらいがちょうど良いかもしれませんね?
ステレオスピーカーで臨場感のあるサウンド
iPad mini(第6世代)がエンタメ専用機になりうるもう1つの理由がステレオスピーカーである点です。横持ちにすれば左右のスピーカーでのステレオ再生が可能。
このスピーカーからの音質が非常に優秀でした。
音の広がりと臨場感に優れ、音質もクリアでお見事。低音にも十分迫力があってキックの音に合わせて本体背面がブルブル震えておりました。
音楽鑑賞はもちろん、動画視聴やゲームなどでもハイクオリティなステレオサウンドが重宝するでしょう。音量も十分大きいので安い外付けスピーカーなんて必要ありませんね。
Apple Pencil(第2世代)が使える
正直言うと僕はお絵描きなんて一切しないので、Apple Pencilなんて必要なかったのですが、レビュー用に購入してみました。本体側面に吸着できる専用磁気パットが付いているなら試してみたくなるじゃないですか?
ただ実際に使ってみると、イラスト制作なんてしなくても予算に余裕があるなら買っておいたほうが良いと思いました。iPad mini 6との親和性が極めて高いです。
まず遅延が殆ど発生しないので、本当に紙にペンで書いてるかのように使えます。
画面をスクショしてサクッと書き込みするのも便利です。このままSNSに投稿できちゃいますよね。
あと手書き入力のスクリブルにも利用可能。検索窓や入力画面で手書き入力が捗ります。
消したい時は入力部分をゴシゴシすればOKです。
Apple Pencilでホーム画面の右下から中央に向かってスッとスライドすればクイックメモ。気になることがあったらすぐにメモることができちゃいますね。もはや紙の手帳を使っているかのような感覚です。凄すぎる・・・。
なくても困らないけど、あったらiPad mini 6が更に便利なるのがApple Pencil(第2世代)。せっかくなら一緒に購入したいところです。僕は買って良かったと思っています。
ケースを買うなら純正Smart Folio
スマホに保護フィルムを貼るのが超苦手なのでiPad mini 6はどうしようか悩んでいたのですが、本体購入時に純正ケース「Smart Folio」を買っていたので解決しました。
Smart FolioはiPad mini 6の背面パネルに磁石で吸着するタイプの専用保護ケース。
ディスプレイも全面しっかり保護してくれて、開閉に合わせて電源のオン/オフが可能です。この機能はめちゃくちゃ便利で嬉しい。
ディスプレイ保護面は折り畳めるのでスタンドとしても使えます。
iPad mini(第6世代)のために作られたケースなのでサイズはピッタリ。背面パネルに搭載されているカメラレンズも保護してくれます。
Smart Folioを使う上で注意したいのは重さです。
iPad mini 6の背面に磁石でペタっと貼り付けるためのマグネットシートが入っているようでかなり重たいです。
実際にSmart Folioを装着した状態で重さを測ってみたところ397gにアップ・・・。
持ち運びやすいというiPad mini 6のメリットを損なってしまっているような気もします。
少々重さは気になるところですが、僕は保護フィルムは貼らずにこのまま使っていこうと思っています。
擦り傷・引っかき傷はどうしようもないものの使い勝手が抜群ですからね。
なお、こちらも本体カラーに合わせてパープル(イングリッシュラベンダー)にしてみたのですが、iPhone 12 miniとはやっぱり微妙に色合いが違いました(笑)。
MOFT製のiPad mini 6スタンド&カバーも良い感じ
こちらの記事ではMOFT製のiPad mini 6用スタンド&カバーをレビューしています。
本記事と合わせてチェックしてください。Apple Pencilホルダー搭載で持ち運びに便利ですよ。
バッテリーは長持ち&急速充電対応
iPad mini(第6世代)に搭載されているバッテリー容量は19.3Wh。
公式サイトによるとWi-Fiでのインターネット利用時で最大10時間のビデオ再生が可能とのこと。
動画を10時間連続再生する機会もそうそうないとは思いますが十分長持ちと言えます。
ビデオ再生よりも負荷のかかりそうな重いゲームを1時間プレイしてみたところ、10%ほどバッテリーを消耗したので殆ど公表通りの結果です。
充電はUSB-C Power Deliveryに対応しているので最大20Wの急速充電が可能。
バッテリー残量1%からフル充電までにかかった時間は約2時間。充電開始から1時間で70%まで充電可能で、残りの1時間でゆるやかに30%充電してくれました。
バッテリーに負荷がかかりすぎないように調整されていることが分かります。
大容量バッテリー(多分)を搭載していながら2時間でフル充電できるのは嬉しいポイントですね。
ちなみに急速充電規格Quick Chargeには非対応のようで対応充電器による充電では5W程度の充電に。さらに100Wの急速充電に対応した充電器を使ったとしても20W以上になることはありませんでした。
電源ボタンに指紋認証(Touch ID)センサー搭載!
この機能こそ常々iPhoneに搭載して欲しいと思っているのですが、iPad mini(第6世代)の電源ボタンには指紋認証が搭載されています。
マスクを着用している時間が長い現在の状況では顔認証が超不便。ロックを解除するためにマスクをずらさなければいけないなんて異常だと思います。
iPad mini 6ならそんな心配いりません。電源ボタンに触れる・触れながら押すだけで画面ロックの解除が可能です。
左右の人差し指の指紋を登録しておけば縦持ち・横持ちどちらでもロック解除できるから便利ですよ。
反応も上々でロック解除後にホーム画面に遷移してくれるのも嬉しいポイント。
なお、指紋認証が搭載されているからか顔認証の機能は非搭載になっています。
融通が利かないというかなんというか。インカメラを使う方式の簡易的なものでも良いから顔認証も搭載すれば良かったのになーと思ってしまいました。
歓喜!USB-Cポート搭載!
これも、まずiPhoneシリーズに搭載すべきなのですが、iPad mini(第6世代)の充電ポートはLightningではなくUSB Type-Cです。
Lightningポートだと専用にケーブルを一本準備する必要がありますが、これからはUSB-Cケーブルが1本あればiPad mini 6の充電もできちゃいます。
更に便利なポイントとして、外付けUSBメモリーなんかも簡単に接続できるようになります。
僕が購入したiPad mini 6のストレージ容量は64GBと少なめなんですが、外付けストレージを併用すれば問題ありません。
iPad mini 6のUSB-Cポートに差し込むだけですぐに認識して使えるようになりました。
充電にしろ汎用性にしろやっぱりUSB-Cポートの方が利便性が高いです。
次はぜひiPhoneシリーズにも搭載してくれるように祈っておきましょう。
リアカメラ性能はまずまず!夜景モードはありません
あんまりタブレットを持って写真撮影するっていうシチュエーションが想像できないのですが、リアカメラの性能はまずまずといったところです。
1,200万画素の広角カメラで最大5倍のデジタルズームに対応。スマートHDR 3機能も搭載されています。
メインカメラとしてバリバリ撮影したい!っていう要望には答えられませんが、外出先で食事を撮影したりなど、ちょっとした記録用として使うなら十分だと思います。
ちなみに夜景モードは搭載されていないので光量が少ないシーンでは殆ど撮影できないのでご注意ください。
インカメラは超広角カメラを搭載!センターフレーム凄い!
個人的にはリアカメラよりもインカメラの方が使い勝手が良いと感じました。
1,200万画素・視野角122°の超広角カメラを搭載。スマートHDR 3にも対応しています。
カメラ起動時にはトリミングされた状態になっていますが、ワンタップで視野角を広げることが可能です。
HDRの効果も非常に高く、背景が明るくても顔が暗くなってしまうことがありません。視野角が広いので家族みんなでビデオ通話する時なんかに重宝しますね。
さらにビデオ通話・ビデオ会議に重宝しそうなセンターフレーム機能。
本体を動かすことなく被写体を自動で追尾してくれます。これ凄いですよね?
さらにビデオ通話に他の人が入ってくると自動で拡大・縮小までしてくれるとのこと。
FaceTimeやZoomなどの対応アプリでしか使うことができませんが、Web会議などをする機会が多い人ほど嬉しい機能ではないでしょうか?ちなみに僕は全く使いません・・・。
iPad mini 6のデメリット・欠点はただ1つ
実際に使ってみて殆ど不満の沸かないiPad mini 6ですが、唯一寂しいのが防水性能がない点です。
家でも外でも、どこでも便利に使えるiPad miniですがお風呂にだけは持っていけないのが非常に辛い。半身浴しつつ動画見るのが好きな僕にとっては本当に唯一の欠点。
スマホよりも大きなボディサイズに防水性能を搭載するのは無茶な話だと思いますが、いつかAppleさんならやってくれるんじゃないかと思っています。凄く高くなりそうだけど。
そもそもIP防水規格は「水」に対する耐性でお風呂で使うことは推奨されてないんですけどね・・・笑
iPad mini 6の評判・口コミ
僕だけの使用感では参考にならない部分もあると思うので、SNSで見かけたiPad mini(第6世代)の評判・口コミをチェックしてみましょう。
ipad mini 6を導入してからPCを開いていない。
— balanço (@balanco) November 3, 2021
原神をiPad mini 6でやるのめっちゃいい
— あしたか (@botanical_space) November 3, 2021
ipad mini 代6世代の使い心地としては今のところ線画を少し描いてみた感じ少し狭く感じはするもののprocreate の遅延は特に感じないし、本体が軽いのでスケッチはとても良い感じ。たた、12.9の広さに慣れてると長いストローク引きたくなる時はある。ペーパーライクフィルムがない現状だとそんな感じ。
— あるうらら (@aruurara) November 3, 2021
iPad mini 6、音いいから普通にSpotify聞き流しいい感じ
— ふれいむ (@sn0w_frame) November 2, 2021
iPad mini 6ヌルヌルすぎない pic.twitter.com/U38y5QSLoZ
— うさき (@_US4Ki_) November 2, 2021
iPad mini 6で描きました。 pic.twitter.com/QT8gD4Vod2
— Kenぼー (@Kenbooo5566) November 2, 2021
iPad mini 6、評判いいだけあってめちゃくちゃ使い心地いいな!
縦で使うとハードカバーよりやや小さいくらい、横向きにすると文庫みたいなサイズ感で読書にちょうどいい✨— HARUNEZMiNG (@HARUNEZMiNG) November 2, 2021
iPad mini 6使い始めて一週間経つんだけどマジでiPhoneの出番が激減した。
写真撮るくらいしか使ってない— どあほう (@gesukiwami1) November 2, 2021
購入した人で不満を感じている人は殆ど見受けられませんでしたね。やっぱり防水性能が欲しいと言ってる人はいましたが。
それにしても皆さん多種多様な使い方をしてらっしゃる。
自分の買ったものの感想を見るのって楽しいですよね。こんな使い方もあるんだーって新たな発見ができたりもします。
評判・口コミをまとめてみても、iPad mini 6は買い!ということになりそうです。
iPad mini(第6世代)のスペック
サイズ | 約195.4mm × 134.8mm × 6.3mm |
重さ | Wi-Fiモデル:293g Cellularモデル:297g |
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retina 2,266×1,488ピクセル 326ppi P3高色域 True Tone 500ニト |
リフレッシュレート | 最大60Hz |
OS | iPadOS 15 |
SoC | A15 Bionic 6コア 5コアグラフィックス 16コアNeural Engine |
ROM | 64GB/256GB |
外部ストレージ | 非対応 |
リアカメラ | 1,200万画素 f/1.8 5倍ズーム スマートHDR 3 |
インカメラ | 1,200万画素 超広角 122° f/2.4 スマートHDR 3 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@24fps,25fps,30fps,60fps 1080P@25fps,30fps,60fps 720P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@25fps,30fps,60fps |
バッテリー | 19.3Wh 20W急速充電 |
ポート | USB Type-C DisplayPort USB3.1 Gen1 |
生体認証 | 電源ボタン内指紋認証 |
対応SIM(Cellularモデル) | nano SIM eSIM |
対応Band(Cellularモデル)
| 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79) FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48) UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.0 |
位置情報(Wi-Fiモデル) | デジタルコンパス Wi-Fi iBeacon |
位置情報(Cellularモデル) | デジタルコンパス Wi-Fi iBeacon GPS/GNSS 携帯電話通信 |
センサー | Touch ID 3軸ジャイロ 加速度センサー 気圧計 環境光センサー |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | ステレオ |
防塵防水 | なし |
NFC | なし |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
SIMカードを装着できるCellularモデルはeSIM、そして5Gにも対応していますよ。
まとめ:iPad mini 6のメリット・デメリット・評価
iPad mini(第6世代)をレビューしました。
最後に本記事をおさらい。
iPad mini 6のメリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
iPad mini 6のメリット・デメリットをまとめると以下のとおり。
メリット | デメリット |
・持ち運びしやすいサイズ感 ・ごろ寝で使える軽さ ・サクサクの動作性能 ・重いゲームも遊べちゃう ・美しい液晶ディスプレイ ・音質が優秀なステレオスピーカー ・Touch ID搭載 ・USB-Cポート ・Apple Pencil(第2世代)との親和性が高い ・超広角レンズを搭載したインカメラ | ・防水性能なし ・リフレッシュレート60Hz ・リアカメラは普通 |
評価
(5点/5点満点)
コンパクトなサイズ感で何をやっても困らない動作性能。
ネットサーフィンからゲームまで、完璧にこなしてくれる優秀なタブレットです。
いつでもどこでも持ち歩いて手軽にエンタメを楽しむのに最適。
防水性能がなかったり、リフレッシュレートが60Hzだったりと僅かに気になる部分はもちろんありますが、個人的には購入するメリットのほうが大きく上回っていました。
タブレットは大きすぎて使い勝手がイマイチと考えているなら、まさにiPad mini 6がおすすめの1台と言えます。