Google Pixel 6 Proを購入しました。
Googel製スマホの2021年フラッグシップモデル。
特徴的な機能が多数搭載されていますが、やっぱり気になるのはどのくらい快適に使えるのか。
価格が116,600円~と高額なので使い物にならなかったら困ってしまいます・・・。
そこで本記事ではGoogle Pixel 6 ProのAnTuTuベンチマークスコアを計測した結果や、動作性能・ゲーム性能等を紹介していきます。
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Google Pixel 6 ProのAnTuTuベンチマークスコア
Google Pixel 6 Proに搭載されているSoC(CPU)は、Google初の独自開発プロセッサ「Tensor(テンサー)」。
Googleの発表によると以下の点に優れているとのことです。
- AI・機械学習
- 画像処理
- セキュリティ
- 電力効率
そして肝心のパフォーマンスについては80%高速化とされています。
ただこれ、全モデルのPixel 5との比較での高速化なので他のスマホと比べるとどこまでキビキビ動いてくれるのかハッキリしません・・・。
そこでスマホの基本性能を数値化できるベンチマークアプリでスコアを計測してみました。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリ(Ver.8)を使ってみたところ、総合スコアは621,697点、GPUスコアは274,546点という結果でした。
2021年10月現在の最高スコアは700,000点を超えている状態ですが、このスコアであれば何をやっても快適でストレスを感じることはないと思います。
これまでレビューしてきたスマホのスコアと比較してみると、2021年のフラッグシップモデルに搭載されているSoC「Snapdragon 888」よりは弱めですが、それでも十分高性能と言っていいでしょう。
なおAnTuTuベンチマークアプリはこれまでより高めなスコアが出る最新版も公開されています。
試しにVer9.2.0で計測した結果、717,083点まで伸びました。
Pixel 6 ProのAnTuTuベンチマークスコア(3回連続計測)
スマホによっては発熱に弱く高負荷がかかると性能がガクンと落ちてしまう機種もあります。
そこでGoogle Pixel 6 ProでAnTuTuベンチマークスコアを3回連続計測してみました。
1回目と2回目のスコアに少し差が出てしまいました。計測直後の温度を確認してみると、それぞれ以下のようになっています。
それほどアツアツになっていることはありませんでしたが、1回目と2回目のCPU温度が少し高いですね。
Google Pixel 6 Proは発熱によって動作性能が下がる傾向にあると推測できます。
Google Pixel 6 Proの動作性能をチェック!
動作性能はスコアだけでは分かりにくい部分もあるので、iPhone 12 miniとウェブブラウジングの速度を比較してみました。
本当ならSnapdragon 888を搭載したZenfone 8と比較したかったのですが、突然ブラックアウトして故障してしまったのでやむを得ずiPhone 12 miniです・・・。
Zenfone 8が突然ブラックアウト。
うんともすんとも言わなくなりました。これはもしかして噂の文鎮化…。
ただ再起動でブート画面にはなってないんだよなぁ?
様子みて変化なければ修理に出してみようかな…?#ZenFone8 #asus pic.twitter.com/4aYCVm5Kf0
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) October 30, 2021
アプリの設計が違うので単純比較はできませんが、iPhone 12 miniもAnTuTuベンチマークで700,000点を超えているハイエンド端末です。
Yahoo!・楽天市場・Twitterでの動作比較がこちら。
さすがにAnTuTuで700,000点ほどのスコアを出しているだけあって、比較するまでもなく動作はキビキビ・サクサクしています。
実際に使っていても不満に感じる瞬間は全くありません。
Snapdragon 888に敵わないとは言っても、Pixel 6 Proは間違いなくハイエンドモデルと言っていいでしょう。
Google Pixel 6 Proのゲーム性能をチェック!
ハイエンドモデルのスマホを買う人の目的はカメラ性能とゲーム性能。
僕はゲームに関してはライトユーザーなので詳しいことまでは分かりませんが、Pixel 6 Proのゲーム性能をチェックしていきたいと思います。
PUBG MOBILE
PUBG MOBILEでのグラフィック性能は「スムーズ」で「極限」、「HDR」で「ウルトラ」まで設定可能でした。
僕のようなライトユーザーにとっては十分すぎるほど美麗で、動きも滑らかに感じました。
おかげで久々のドン勝をGETです!
原神
ゲーム性能のベンチマーク的な感じになっている原神のグラフィック性能はデフォルトで「中」でした。
バリバリのゲーマーさんには物足りないかもしれませんが、デフォルト設定であればプレイも非常に滑らかです。
ただし1点だけ気になったのはサウンドです。
なぜか原神をプレイするときだけBGMに合わせてプツプツと異音が発生してしまいました。
Pixel 6 Proで原神プレイするとスピーカーからプツプツブツブツ異音が…。
イヤホンだと鳴らないからやっぱりスピーカーがおかしいのかな??
他のスマホでは感じなかった事象だからこれがデフォルトなのかもしれないけど笑
そんなわけないか…。 pic.twitter.com/q1THYp48yK
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) October 31, 2021
もしかしたら個体差で僕の使っているPixel 6 Proだけの問題かもしれませんが、気になる人はご注意ください。
パズドラ・モンスト
重いゲームが遊べるなら、軽いゲームなんて余裕でできるでしょう!
そう思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
以前にレビューしたMi 11 Lite 5GはAnTuTuスコア50万点超えの動作性能があるにも関わらず、ゲーム性能がダメダメ・・・。
自分がプレイしているゲームがちゃんと動くのか、購入前に情報を収集しておくのが重要になります。
僕が普段メインでプレイしているのが人気ゲームの「パズドラ」と「モンスト」です。
この2つについてはPixel 6 Proで快適にプレイできることが分かりました。
Pixel 6 Proでパズドラ。
パズルの時のカクつき•モタつき一切ありませんねー!
ただ上部スピーカーの音が小さくて効果音とかスキルボイスが聞こえにくい…。
オプションのシステムから効果音を大きくしてあげたらバランス良くなる。
パズルは下手なのでご愛嬌です…。 pic.twitter.com/pEIyH4d2uM
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) October 31, 2021
Pixel 6 Proでモンスト。
カマエルあたりの演出が派手な友情コンボでもサクサク動いてくれました!
これは余裕でプレイできちゃいますねー!
画面でかいなーやっぱり? pic.twitter.com/qDFmNRN2k3
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) October 31, 2021
Google Pixel 6 Proの発熱をチェック!
Twitter等ではPixel 6 Proの発熱が凄いという情報も見受けられました。
実際に僕が使った感じでは、高負荷でホカホカすることはあるものの、異常を感じるほど高熱になることはありませんでした。
PUBG MOBILEのプレイ中のCPU温度は45℃前後。
原神をプレイしている時も最高値で45℃程度でした。
ちなみに僕が使っていた中で最も高温になったのは原神のゲームデータをダウンロードしている最中です。それでも48℃くらいなので熱くて持てない!ってほどにはなりませんね。
さらに発熱が気になるスマホもあるくらいなので、Pixel 6 Proの発熱は気にしなくても良いと思います。
まとめ:Google Pixel 6 Proの動作性能は快適です!
Google Pixel 6 ProのAnTuTuベンチマークスコアや動作性能について紹介しました。
Snapdragon 888には敵わないものの、AnTuTuベンチマークスコアは700,000点を超えているので十分優秀です。
動作性能・ゲーム性能についても、多くの人がストレスなく快適に感じると思います。
Google Pixel 6 Proの動作性能が気になっている人の参考になれば幸いです。