Xiaomi Watch S1 Activeを購入しました。
2022年3月に発売されたXiaomi製のスマートウォッチ。
Xiaomiのスマートウォッチ/スマートバンドと言えば、安価ながらも高性能なコスパの高いモデルが人気。僕も実際に使ってレビューしていますが、めちゃくちゃ使いやすくて気に入っています。
これに対してXiaomi Watch S1 Activeは定価22,980円(税込)と高級路線です。
スマートウォッチって安いものから高いものまで本当に様々。
ただ10,000円超えるとなんとなーく買いにくくなっちゃいますよね・・・。
コスパの高さが売りのXiaomiが作るフラッグシップモデルの実力がどれほどのものなのか?
本記事でXiaomi Watch S1 Activeを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・快適な動作性能 ・使いやすいウィジェット ・有機ELディスプレイが綺麗 ・リフレッシュレート60Hz ・AOD対応 ・長持ちバッテリー ・SpO2自動計測 ・スポーツモードが豊富 ・GPS他の衛星測位 ・Alexaが入ってる ・5ATM防水 | ・ややゴツい ・NFCが使えなかった ・iPhoneでの機能制限 |
みんな大好きMi Bandシリーズ2022年最新モデルXiaomi Smart Band 7をこちらの記事で実機レビューしました。
画面がさらに大きく、明るくなって使いやすさが上がっております。
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- Xiaomi Watch S1 Activeのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
- Xiaomi Watch S1 Activeのバッテリー性能をレビュー
- Xiaomi Watch S1 Activeのディスプレイをレビュー
- Xiaomi Watch S1 Activeを実機レビュー
- Xiaomi Watch S1 ActiveをiPhoneで使う注意点
- Xiaomi Watch S1とS1 Activeの違いは?どっちがいい?
- Xiaomi Watch S1 Activeの評判・口コミ
- Xiaomi Watch S1 Activeのスペック
- Xiaomi Watch S1 Activeのメリット・デメリット・評価
Xiaomi Watch S1 Activeのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはXiaomi Watch S1 Activeの外観をチェックしていきましょう。
デザイン
カラーバリエーションは以下の3色。
- ムーンホワイト
- オーシャンブルー
- スペースブラック
このうち、僕が購入したのはスペースブラックです。
ホワイトも爽やかで良いかなーと思ったんですが、すぐに汚れてしまいそうなので無難に黒をチョイス。
Activeの名にふさわしく、非常にスポーティーなデザインをしております。
マットな色合いのフレームは「ガラス繊維強化ポリアミド」という樹脂製で、ディスプレイの縁だけは少し光沢のあるメタリックな色合い。
右側面に2つの物理ボタンを搭載しております。
それほど飛び出ていないので雰囲気の割にスッキリした印象になります。
上ボタンはメニューボタンで、下ボタンはエクササイズショートカット。
エクササイズショートカットはワンタッチでワークアウトを開始できるので重宝します。
ワークアウトメニューを表示することはもちろん、任意のワークアウトをアサインすることも可能です。
エクササイズショートカットにはもう1つ別の機能もあります。3回プッシュで緊急SOS。
素早く3回押すと、予め登録しておいた緊急連絡先に電話をかけることが可能です。
ウォッチフェイス背面はマットなプラスチック製で、心拍等の計測センサーと充電用の磁気端子が搭載されています。
ストラップはTPU製。汗をかく季節だとベタベタしてしまうそうで少し気になりますね。
黒・ネイビーはTPU製ですが、白のみシリコン製です。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイル。
遊革の1つにはズレ防止のピンが搭載されていました。ただ高さがあまりないせいか結構ズレやすいです・・・。
バンドはクイックレバーで取り外しできるので好みのバンドへも交換可能。
サイズ感
ウォッチフェイスのサイズは実測で直径47.3mm。
女性が装着するにはちょっと大きすぎるかも。
特に黒は無骨な感じがしちゃうので、なおさら不向きかもしれませんね。
厚みはセンサーが搭載されている最も厚い部分で12.5mmほど。
一般的なスマートウォッチよりも1.5倍くらい厚いですね。やっぱり男性向きって感じがします。
ただ見た目以上に重さはそこまでないのがXiaomi Watch S1 Activeの良いところ。
ストラップを含めた重さは54gと一般的なスマートウォッチと変わりません。
装着したままワークアウトをしても邪魔になることはありませんでしたよ。
ストラップの幅は実測で22mm。
小穴が多いのでサイズ調整に困ることはないと思います。
付属品
Xiaomi Watch S1 Activeの付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものもありますが、マグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れませんよ。
Xiaomi Watch S1 Activeのバッテリー性能をレビュー
僕はスマートウォッチを使ううえで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
バッテリーもちの検証結果
Xiaomi Watch S1 Activeのバッテリー容量は470mAh。
公式サイトによれば、通常使用で12日間もつと説明されております。
実際に2パターンでバッテリーもちを検証してみました。
最初に試したのが以下の設定。
- 心拍計測:1分ごと
- 血中酸素計測:終日/10分ごと
- 睡眠計測:有効
- ストレス計測:有効
- 座りすぎ通知:有効
- 持ち上げてスリープ解除:8:00~22:00/高感度
- AOD:有効
結果は100%から5%まで約4.5日間でした。
続いて以下の設定。
- 心拍計測:30分ごと
- 血中酸素計測:終日/30分ごと
- 睡眠計測:有効
- ストレス計測:有効
- 座りすぎ通知:有効
- 持ち上げてスリープ解除:7:00~22:00/感度普通
- AOD:無効
結果、100%から4%になるまで約9.5日間でした。
もちろん使い方によって左右されますが、公式サイトで謳われているとおりバッテリーは長持ちと言っていいのでしょう。
通常利用で10日間充電しなくても使えるのは非常に優秀です。
計測機能はもちろん、ディスプレイ常時表示の有効・無効でバッテリーもちが大きく変わると思います。
なお、公式サイトで公開されている12日間連続使用の要件は以下のとおりです。
1 日中心拍数モニタリングのデフォルトの出荷時設定が有効になっており、デフォルト設定は毎回 10 分間です。1 日当たり 100 件のプッシュ通知を受信して表示、1 日当たり 2 件のアラームを設定、1 日当たりウォッチのディスプレイを 200 回チェック、1 日当たり 4 回着信通知を受信して表示、毎週 30 分間の Bluetooth 通話、毎週 30 分間ヘッドホンを接続して音楽を再生、毎週 2 回 30 分間の屋外スポーツセッション(GPS 有効)
引用:Xiaomi公式サイト
充電速度の検証結果
Xiaomi Watch S1 Activeの充電速度も検証してみました。
バッテリー残量5%からフル充電までにかかった時間は約2時間。
特別早くはないですが、概ねスペック通りの結果となりました。
一気に充電すると時間がかかるので、バッテリー残量が少なくなってきたなーと感じたら、バスタイムに充電しておくのが良いかもしれませんね。
充電中の電力は1W~2W程度で特に急速充電規格に対応しているようには見受けられません。
ちなみに充電中であっても操作は可能。地味に便利なポイントです。
Xiaomi Watch S1 Activeのディスプレイをレビュー
続いてXiaomi Watch S1 Activeのディスプレイをレビューです。
スマートウォッチはディスプレイが綺麗かどうかが重要なポイント。
1日に何度も目にするわけですから、粗かったり、見づらかったりすると使いたくないなーと思ってしまいます。
1.43インチAMOLEDディスプレイが美しい!
Xiaomi Watch S1 Activeは1.43インチの有機ELディスプレイ。
発色も良くめちゃくちゃ綺麗です。有機EL特有の引き締まった黒色表現でメリハリのある表示になっております。
およそディスプレイの表示に不満を感じる人はまずないでしょう。
そもそもフレームに厚みがあるので全画面表示にはなりませんが、広い表示領域が確保されております。ガラス面は湾曲のないフラットタイプです。
ディスプレイの明るさも問題なし。明るさの自動調整機能があるので屋外でも見にくくなることはありません。
この写真だと一部切れて見えますが、決してそんなことにはならないのでご安心下さい。
視野角も広く、多少きつい角度からでもしっかり視認可能でした。
リフレッシュレート60Hzで滑らかに動く
Xiaomi Watch S1 Activeのディスプレイはリフレッシュレート60Hz。
僕はこれまでスマートウォッチを使っていて、リフレッシュレートを気にしたことがなかったんですが、Xiaomi Watch S1 Activeはディスプレイのスクロールが滑らか。
初めてリフレッシュレート120Hzのスマホを使った時のような「お!」っていう感動がありましたよ。
有機ELの美しいディスプレイに60Hzのリフレッシュレート。
もはやスマホのディスプレイと比較しても遜色のない仕上がりになっております。
200種類以上のウォッチフェイスに変更可能
Xiaomi Watch S1 Activeはコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。用意されている文字盤の種類はなんと200以上。
これだけ多くのデザインがあれば好みのスタイルが必ず見つかります。
バッテリーは消耗しちゃいますが、中には文字盤が動くものがあったりして見ていて楽しいです。
個人的におすすめのウォッチフェイスは、表示項目をカスタマイズできるもの。
ひと目で欲しい情報が知れるので重宝します。
この他、自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
家族やペットの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますね。
複数の写真を設定できるので、ディスプレイが点灯するたびにウィッチフェイスが変わりますよ。
常時オンディスプレイ(AOD)対応
有機ELの特性を活かしたAODに対応しているので、スリープ時でもディスプレイに時刻や日付を表示し続けることが可能です。
デフォルト設定はシンプルですが、文字盤によってはAODのデザインが変わるものもあります。
ただし、AODはバッテリーの消耗が激しくなるので、長持ちさせたい場合にはオフにしておいたほうが無難です。
手首を返せば画面を点灯する機能も搭載されているのでこっちでも十分だと思います。
Xiaomi Watch S1 Activeを実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でXiaomi Watch S1 Activeを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
技適マークあります
海外製のスマートウォッチを使う前に確認したいのが技適マークの表示。
技術基準適合証明を受けていなければ日本国内で使用することができません。
Xiaomi Watch S1 Activeには、外箱と本体設定項目内に技適マークの表示があるので安心してご利用下さい。
ペアリングはMi Fitnessアプリで
Xiaomi Watch S1 Activeは単独では利用できません。コンパニオンアプリの「Mi Fitness」でスマホとペアリングして使います。
Mi Fitness
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アプリの表示に従って進めていけば簡単に接続可能。AndroidでもiPhoneでも同じです。
Xiaomi Watch S1 Activeの電源を入れて、日本語を選択。
ここからはMi Fitnessアプリでの操作です。
デバイスを追加から「Xiaomi Watch S1 Active」を選択。
スマホの近くにS1 Activeがあればすぐに見つけてくれます。
ペアリングのリクエストが表示されるのでタップ。
これでXiaomi Watch S1 Activeとスマホとのペアリングは完了です。
表示通りに進めるだけなので簡単ですよ。
一度ペアリングをしてしまえば、距離が離れるなどして一時的に切断されても自動接続してくれます。
なお初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
動作はサクサクで快適です
Xiaomi Watch S1 ActiveにどんなSoCが搭載されているのか分かりませんが、動作は快適そのもの。
さすがハイエンドモデルと言ったところ。使っていてストレスを感じるような瞬間はありませんでした。
使いやすいウィジェット機能
一般的にスマートウォッチでは、左右スワイプによく使う機能のショートカットを登録できることが多いのですが、Xiaomi Watch S1 Activeはウィジェット機能になっています。
よく使う機能に素早くアクセスできる点はショートカット同様ですが、1ページに復数の機能を表示できるのがポイントです。
もちろんアイコンをタップすれば、それぞれの機能にアクセスできます。
また、ウィジェットは復数登録可能で、表示する機能やレイアウトも好みに合わせて編集可能です。
小さな画面を最大限活用できるので非常に便利。Xiaomi Watch S1 Activeを使う1つのメリットと言って良いでしょう。
独自のAppStoreからミニアプリを追加できる
Xiaomi Watch S1 Activeにミニアプリを追加することも可能です。
Mi Fitnessのアプリストアからアプリを追加するのですが、2022年4月時点で追加できるのは3つだけ。
今後さらに多くのミニアプリが追加されるのに期待したいところですね。
心拍・睡眠・ストレスレベルを自動計測
Xiaomi Watch S1 Activeを装着しているだけで、歩数・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体で確認できるのはもちろん、Mi Fitnessアプリを使えばさらに詳しくデータを確認できます。
当日のデータは本体でサクッと確認して、履歴・詳細や、睡眠計測のデータはMi Fitnessアプリでチェックのような使い方になりますね。
計測の精度についても、著しくおかしな結果は出ていないので信用に足りるものと思っていいでしょう。
自動計測する項目が多くなるほどバッテリーの消耗が激しくなるので、自分に必要なものをチョイスするか、手動計測に切替えてもいいですね。
SpO2を自動計測可能
Xiaomi Watch S1 Activeはコロナ禍で注目されている酸素飽和度(SpO2)の計測が可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
SpO2を計測できるスマートウォッチ・スマートバンドも増えてきていますが、多くは手動計測。この点Xiaomi Watch S1 Activeは24時間自動計測ができます。
バッテリーもちが気になる場合には、頻度を短くすることや、睡眠時のみに限定することもできますよ。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できません。
ただ、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
座りすぎ防止からのストレッチ
スマートウォッチによく搭載されている機能で、座りすぎ防止機能があります。
ずっと座って作業していると、立ち上がりましょうと促してくれます。エコノミー症候群になるのを予防する機能ですね。
Xiaomi Watch S1 Activeにももちろん搭載。
しかも、そればかりかストレッチの方法を表示してくれます。
こんな機能いるー?って思ってたんですが、実際にやってみると良い感じに身体が伸ばせました。
不要な場合は無効にもできるんですけど、在宅勤務している人なんかにおすすめです。
117種類のスポーツモード
Xiaomi Watch S1 Activeには117種類のスポーツモードが搭載されています。
ランニング・ウォーキングはもちろん、水泳・格闘技・筋トレ・HIIT・ウィンタースポーツやダーツまで、自分がやっているスポーツで搭載されていないものはないでしょう。
プロフェッショナルフィットネスモデルに対応している19種類は、他のスポーツと目標設定等の項目が異なっております。
Xiaomi Watch S1 Activeで記録を確認できるのはもちろん、さらに詳しいデータや履歴はMi Fitnessアプリでもチェックできます。
他のスマートウォッチと同時に使って計測の精度を確かめてみましたが、平均的に心拍数が高く出る傾向があるものの殆ど変わらず。
装着している腕が違うので正確な比較にはなっていないかもしれませんが、使い物にならないってことはないでしょう。
5種類の衛星測位システムに対応
Xiaomi Watch S1 Activeは以下の5種類の衛星測位システムに対応しています。
- GPS(アメリカ)
- BeiDou(中国)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
おかしな場所を記録されることもなく正確な場所を表示してくれました。
他のスマートウォッチと比較しても外れていることがありませんでしたよ。
Alexaが入ってます
Xiaomi Watch S1 Activeは音声アシスタントAlexaと連携可能です。
発売当初は使えない機能でしたが、アップデートで無事使えるようになりました。
Xiaomi Watch S1 ActiveにAlexaがきたよー!喋ってはくれないみたい? pic.twitter.com/2gLWkxxCcx
— ちびめがね@レビューブログ (@chibimegane_rv) April 2, 2022
Mi FitnessアプリでAmazonアカウントと連携すれば利用可能になります。
本体右上の物理ボタンを長押しでAlexaが起動。ウェイクワードを言う必要はありませんよ。
残念ながら音楽再生には対応しておりませんが、天気を聞いたりタイマーをセットするなど簡単な機能は問題なく使えました。
またご自宅をスマートホーム化している人は、Alexaを通して家電の操作なんかもできますね。これは地味に便利です。
スピーカーが搭載されているので喋ってくれるのかと思ったのですが、どうやら音声には非対応のようです。
アプリ通知機能
スマートウォッチに無くてはならない機能である、スマホの通知確認もXiaomi Watch S1 Activeはしっかり対応。
できることは通知を表示することのみで、返信することはできないのでご注意ください。
全てのアプリの通知を表示させることもできますし、選択することもできます。
表示可能な文字数も多く、LINEであればほぼ全文表示することができるんじゃないでしょうか。
僕はPixel 6 Proとペアリングして使っていたのですが、なぜかGmailはタイトルしか表示できませんでした。スマホとの相性かもしれません。
通知の内容を表示すると自動で消去され、10件くらいまで通知履歴を遡ることもできます。
Xiaomi Watch S1 Activeの通知を消しても、スマホの未読通知は残っていました。
逆もしかりで、スマホの通知を消してもXiaomi Watch S1 Activeの通知は消えません。
通話に応答できます
アプリの通知同様、電話がかかってきた時にXiaomi Watch S1 Activeにも通知がきます。
またそれだけではなく、搭載されたスピーカー・マイクによって通話することも可能です。
なお、Xiaomi Watch S1 Activeから連絡先を選択して電話をかけることはできませんが、着信履歴から発信することはできました。
音楽再生アプリを操作できる
Xiaomi Watch S1 Activeはスマホで再生中の音楽をリモコン操作できます。
曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが超便利です。
電車の中などでスマホを取り出しにくい時に、手元で操作できるのはめちゃくちゃ重宝するんですよ。
音量調整ができないスマートウォッチもありますが、Xiaomi Watch S1 Activeはバッチリ対応しております。
スマホカメラのリモート撮影ができる
Xiaomi Watch S1 Activeでスマホのカメラのシャッターを押す機能も搭載されておりました。
ただ単にシャッターを切るだけというシンプルな機能なのですが、スマホを三脚に固定して写真撮影する場合などに重宝しますね。
防水性能は5ATM(5気圧)
Xiaomi Watch S1 Activeの防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題なし!プールでも使えるんですから当たり前ですね笑
プールなどで使った後にスピーカーから水を取り除く排水機能もあります。
故障の原因になるのでしっかり水抜きしてあげましょう。
水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
なお、水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Xiaomi Watch S1 ActiveをiPhoneで使う注意点
Xiaomi Watch S1 ActiveはiPhoneともペアリングして使えます。
ただし、一部仕様が異なる部分があるのでご注意ください。
Androidスマホの場合、Mi Fitnessから通知の有効・無効をアプリごとに選択できましたが、iPhoneの場合は超ざっくりとしています。
- メッセージ
- メール
- その他
多くのアプリは「その他」に該当してしまうので、実質的に通知あり・なしのいずれかになってしまいます・・・。
通知自体は問題なく来るのですが、柔軟性に乏しいですね。
また、アップデートで対応されたAlexaも2022年4月時点ではiPhoneでは使えませんでした。
もちろん今後のアップデートで変更される可能性が高いですが、ご注意ください。
Xiaomi Watch S1とS1 Activeの違いは?どっちがいい?
Xiaomi Watch S1 Activeには同じシリーズの上位モデルXiaomi Watch S1もあります。
この2つの機能・性能は殆ど同じで、以下の点が異なります。
S1 | S1 Active | |
価格 | 32,980円 | 22,980円 |
ディスプレイ素材 | サファイアガラス | ガラス |
フレーム素材 | ステンレススチール | ガラス繊維強化ポリアミド |
ストラップ | レザー フッ素ゴム 2本セット | 白:シリコン 黒:TPU 青:TPU |
充電 | ワイヤレス | マグネット |
S1とS1 Activeの大きな違いはズバリ見た目です。
S1はディスプレイにサファイアガラスを採用し、フレームはステンレススチール。
非常に高級感のある佇まいをしています。またレザーストラップも付属しているので、ビジネスシーンやフォーマルな場で装着していても違和感がありません。
一方でXiaomi Watch S1 Activeは名前の通りスポーティーでカジュアルな雰囲気。
どちらが好みか、どんなシチュエーションで着用するかによって購入モデルを選ぶと良いでしょう。
ただXiaomi Watch S1はS1 Activeよりも1万円高くなるので、お財布とも相談する必要がありますね。
Xiaomi Watch S1 Activeの評判・口コミ
SNSで見かけたXiaomi Watch S1 Activeの評判・口コミは以下のとおりです。
Xiaomi watch s1 activeめっちゃ画面綺麗だしヌルヌルですごい
— ひよっしー (@hiyossi_) March 31, 2022
「Xiaomi Watch S1 Active」結局買っちゃった(^^ゞ
「Mi Smart Band 6」も良かったんだけどね、それ以上使い勝手が良い✨
文字盤が大きいから通知が見やすいし、
着信対応からの通話も出来るし、
何より電池持ちが更に良い?
普段画面offってて、GPSとか使ってないけどね。
いや~とにかく便利だ~⌚️— ☕カフェラテ☕ (@tomohachi_8) March 25, 2022
続いてAmazonカスタマーレビューからの抜粋。Amazonのレビューは直接掲載すると怒られちゃうので、詳しくは商品ページを御覧ください。
- 画像(画面)が綺麗
- ちょうど良い高級感がある
- 宣伝通りの機能が使えない
評判を見る限り、多くの人が満足している印象です。
ディスプレイが綺麗、サクサク動く点が評価されているポイントでした。
その一方で、発売当初Alexaが使えない、NFC決済ができない等、発表通りの機能が使えないことへの不満が見受けられました。
またiOSとのペアリングでの通知関連の不具合にもがっかりしている人がいます。
NFC機能への対応は難しいかもしれませんが、不具合はアップデートで対応されることが多いので、動作が安定するまで様子を見てもいいでしょう。
Xiaomi Watch S1 Activeのスペック
スペック表
製品名 | Xiaomi Watch S1 Active |
価格(公式サイト) | 22,980円 |
サイズ | 46.5 × 47.3 × 11mm ストラップ・突起部を除く |
重さ | 36.3g ストラップを除く |
ディスプレイ | 1.43インチ AMOLED 解像度:466×466 リフレッシュレート:60Hz |
センサー | マルチチャンネルPPGバイオセンサー 血中酸素センサー 加速度センサー ジャイロスコープ 地磁気センサー 大気センサー 環境光センサー |
バッテリー容量 | 470mAh 通常使用:12日間 節約モード:24日間 GPSモード:30時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 10.0以上 |
防水 | 5ATM |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo BDS QZSS |
NFC | 不明 |
Bluetooth | ver.5.2 |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
NFC決済は日本非対応
発売前の情報ではMastercardのNFC決済に対応するとして期待されていましたが、蓋を開けてみれば結局非対応・・・。
僕自身はこれを目当てに購入した部分もあるので非常に残念でした。
もしかしたら今後のアップデートで使えるようになるかもしれませんが、期待しすぎないほうが良いでしょう。
お住まいの地域ではMastercardはご利用いただけません pic.twitter.com/oMaJVQ0AlI
— ちびめがね@レビューブログ (@chibimegane_rv) March 19, 2022
Bluetooth・Wi-Fi接続可能だけど・・・?
Xiaomi Watch S1 ActiveにはBluetoothでワイヤレスイヤホンを接続する機能があります。
ただどんなシチュエーションで便利なのかが、イマイチ分からず・・・。
例えばXiaomi Watch S1 Activeに音楽を保存する機能があれば、スマホを持っていかなくてもワークアウト中に音楽が聴けるので便利です。
でもそういった機能はありません。
では通話用に使うのか?と思ったのですが、スマートウォッチに接続するくらいならスマホに接続すれば良いって話ですよね笑
また、Xiaomi Watch S1 Active単独でWi-Fiに接続可能。
これもやっぱり、いつ使うのかよく分かりませんでした。
スマホに接続しなくてもアップデートが適用できれば便利かもしれませんが。現在はそんなこともないようです。
今後機能が追加される可能性はありますが、現時点では宝の持ち腐れって感じになっております。
Xiaomi Watch S1 Activeのメリット・デメリット・評価
Xiaomi Watch S1 Activeを実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi Watch S1 Activeを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・快適な動作性能 ・使いやすいウィジェット ・有機ELディスプレイが綺麗 ・リフレッシュレート60Hz ・AOD対応 ・長持ちバッテリー ・SpO2自動計測 ・スポーツモードが豊富 ・GPS他の衛星測位 ・Alexaが入ってる ・5ATM防水 | ・ややゴツい ・NFCが使えなかった ・iPhoneでの機能制限 |
評価
(4点/5点満点)
Xiaomi Watch S1 Activeを使って不満を感じるポイントは殆どありません。
さすがXiaomiのフラッグシップモデル。
2万円台の高級路線ですが、しっかりそれだけの価値がありました。
搭載されている機能・性能も充実しており、長持ちバッテリーも優秀です。
NFCタッチ決済が日本でも使えていれば文句なしの満点でしたが、使えると言っておきながら蓋を開けてみればダメでしたーっていうのは悲しいでしょう・・・。
難しいかもしれませんが、何とかアップデートで対応して欲しいところです。
iPhoneでもAndroidと同じ様に使えますが、通知関連が弱い点だけご注意ください。
何の機種のレビューか知りませんがXiaomi Watch S1 ActiveにはPAIは無いです。
匿名さん
チクリ笑
教えていただきありがとうございます。
大変助かりました。修正しておきます。
感謝です!
コメした者です。
雑に書いてましたが、爆速で確認修正いただきありがとうございます。
とんでもございません!
誤りを指摘していただいたこと。
大切な時間をコメントに充てていただいたこと。
感謝しかありません。
また何かお気付きの点があったら遠慮なく仰ってください。
ありがとうございました!
計算アプリがありませんでした。そちらでは計算アプリはありますか?
nさん
コメントありがとうございます。
Android版はアプリを追加できて、その中に電卓が含まれておりました。
iOSの場合はそもそもアプリ追加機能に対応していないかもしれません・・・。