本記事で紹介しているAmazfit GTS 4 Miniのバッテリー消費量が増加する不具合について、2023年4月5日以降順次修正アップデートが配布されるようです。
現在使用中の方は公式サイトの情報をご確認ください。
評価:(4.0点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを装着しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Amazfitのスマートウォッチの中でも人気な「GTSシリーズ」2022年最新モデル「Amazfit GTS 4 Mini」をご提供いただきました。
以前レビューした同シリーズのAmazfit GTS 3は、軽量で扱いやすいサイズ感ながらも優れた動作性能で、非常に完成度の高い1台でした。
唯一気になったのが価格で28,800円(税込)と少々お高めなところ。
個人的には価格に見合った価値があるとは思いますが、スマートウォッチに30,000円出すのって勇気がいると思います。
そこでおすすめしたいのが本記事で紹介する「Amazfit GTS 4 Mini」です。
16,800円(税込)とAmazfit製品にしては手の届きやすい価格。
安いからと言って機能が極端に削られているなんてこともなく、必要な機能をしっかりと搭載しております。
- 1.65インチAMOLEDディスプレイ
- 最大15日間の長持ちバッテリー
- 24時間ヘルスケア計測
- ミニアプリ追加
- Alexa対応
- 120種類のスポーツモード
- 5種類の衛星測位に対応
- 5ATM防水
実際にしばらく使ってみたところ、多くの人が満足できそうな性能で、めちゃくちゃコスパが高いと感じました。
なるべく安く多機能なスマートウォッチが欲しい人はもちろん、初めてスマートウォッチを買う人にもおすすめの1台です。
本記事でAmazfit GTS 4 Miniを実機レビューするので購入の参考にしてください。
メリット | デメリット? |
・安い!かなり安い! ・薄い&軽い ・有機ELディスプレイが綺麗 ・AOD対応 ・快適な動作性能 ・超長持ちバッテリー ・SpO2自動計測 ・120種類のワークアウトモード ・ランナーに嬉しい機能が豊富 ・5つの衛星測位に対応 ・5ATM防水 ・ミニアプリ追加可能 ・ミュージックアプリ操作可能 ・Alexaが入ってる | ・ハイエンドよりは弱い ・決済機能なし ・通話応答できない ・返信機能がない |
なおハイエンドモデル「Amazfit GTR 4」もこちらの記事でレビューしているので、本記事と併せてチェックしてくださいね。
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Amazfit GTS 4 Miniのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
Amazfit GTS 4 Miniは2022年8月に発売された、中国Zepp Health Corpration製のスマートウォッチ。
Amazfitは様々な種類のスマートウォッチ・スマートバンドが発売していますが、GTS・GTRシリーズは抜群の性能から特に人気で、GTS Miniシリーズは価格を抑えた廉価モデルになります。
まずはAmazfit GTS 4 Miniの外観や付属品を見ていきましょう。
デザイン
Amazfit GTS 4 Miniのカラーバリエーションは以下の4色。
- ミッドナイトブラック
- フラミンゴピンク
- ミントブルー
- ムーンライトホワイト
このうち、今回ご提供いただいたのはフラミンゴピンクです。
自分で購入する場合には無難な黒を選んじゃいそうですがピンクもなかなか良い感じ。
女性はもちろんのこと、淡い色合いなので男性が装着しても違和感ありません。
ただスポーティーなバンドなので仕事等のシチュエーションだと浮いちゃう場合もあるかも。かなりカジュアルな印象です。
ウォッチフェイスはApple Watchのようなスクエアタイプで、本体右側面にAmazfitのロゴが表示された物理ボタンが1つ搭載されております。
残念ながらデジタルクラウンではなく、リューズを回してもスクロール等の操作はできません。
1回押しでアプリ一覧の表示。
長押しでAlexaを呼び出せます。
一覧に表示するアプリや、長押しでのアプリ割り当ては、本体はもちろんコンパニオンアプリからも変更可能です。
リューズはそれほど大きいものではないのですが、体勢によっては意図せず長押ししちゃうことがあるので装着位置に注意しましょう。
本体左側面には何もありません。ウォッチケースの上部がアルミニウム製、下部はプラスチック製になります。
アルミニウム部分は黄色みがかったシルバーで良い感じ。
ウォッチフェイス背面には心拍等計測センサーと充電用の端子が搭載されています。
バンドよりも濃い色合いのピンク。この部分が一番キュートなカラーリングですね。
バンドはシリコン製でサラサラとした触り心地。
しばらく装着していましたが汗でのベタつきで不快に感じることはありませんでした。
小穴がそれなりに多いのでサイズ調整に困ることはないでしょう。
美錠・つく棒は一般的な腕時計と同じスタイルですが、バンドを穴に通して固定します。
バンドが二重になってしまうので厚みが出るものの窮屈な感じはしません。
なおクイックレバーで取り外しできるので好みのバンドに交換も可能。
試しに手持ちのレザーバンドに交換してみたところ、めちゃくちゃ良い感じになりました。
服装やシチュエーションによってバンドを付け替えて使うのがおすすめです。
ちなみに装着しているのはHUAWEI WATCH FIT 2のバンドです。
サイズ感
Amazfit GTS 4 Miniの本体サイズは約41.8 x 36.66 x 9.1mm。
Miniと名付けられているだけあってコンパクト。
縦横サイズよりも薄さが際立っていますね。センサー部分を除くとわずか9.1mmです。
スマートウォッチ・スマートバンドはセンサーが搭載されているので厚くなりがちですが、Amazfit GTS 4 Miniはスッキリしていますよ。本体はもちろんセンサーも薄いです。
バンドを含めた重さは32gと超軽量。
ちなみに上位モデルのAmazfit GTR 3 Proの重さが57gなので約半分。
毎日装着しても負担にならないのはもちろん、ワークアウトでも活躍してくれますね。
付属品
Amazfit GTS 4 Miniの付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。
充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。
他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものが多いのですが、Amazfit GTS 4 Miniはマグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れません。
Amazfit GTS 4 Miniのディスプレイをレビュー
続いてAmazfit GTS 4 Miniのディスプレイを見ていきましょう。
ディスプレイ品質もスマートウォッチ選びの重要なポイントです。
1.65インチ有機ELディスプレイ
Amazfit GTS 4 Miniのディスプレイは1.65インチの有機EL(AMOLED)。
画面解像度336×384、画素密度309ppiと。
何を表示させても粗さなど感じることなく、もはやスマホ並みに綺麗です。
画面占有率は70.2%。黒を基調にした文字盤だと全画面表示に見えますがベゼル(縁)はそこそこ太いです。
明るさ自動調節機能を搭載しているので屋外でも見ずらいことはありませんでした。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能です。
ディスプレイには指紋付着防止コーティングがされた強化ガラスを採用しており、ウォッチケースに向かって僅かに湾曲しています。
文字盤を50種類以上から選べる
Amazfit GTS 4 Miniはコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類は50種類以上とそこそこ豊富。全て無料で変更可能です。
これだけあれば自分のお気に入りの文字盤が必ず見つかるはず。
文字盤に表示する内容を変更できるものもありますよ。
個人的に気に入っているのはこの文字盤。
Amazfit GTS 4 Miniのカジュアルな雰囲気にめちゃくちゃ合っていませんか。
この他、自分で撮影した写真を文字盤にもできちゃいます。
お子さんやペットはもちろん、推しの写真を文字盤にするのもありですね。点灯するたびにニヤニヤしちゃうでしょう笑
ディスプレイ常時表示(AOD)対応
Amazfit GTS 4 Miniは有機ELの特性を活かしたAOD(ディスプレイ常時表示)に対応。
スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
常時オンディスプレイ専用文字盤が2種類あるほか、使用中の文字盤の一部をそのまま常時表示するデザインも選択可能です。
常時表示させるタイミングも選択できます。
寝ている間にディスプレイを表示させても全く意味がないですからね?笑
Amazfit GTS 4 Miniのバッテリー性能をレビュー
個人的にスマートウォッチで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能・高性能でも、すぐに充電切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計だからこそ充電の手間なく使っていきたいところです。
約2週間のバッテリーもち
公式サイトでの説明によれば、標準的な使用で15日間、ハードな使用で8日間連続使用可能と長持ち。
ただ殆どのスマートウォッチ・スマートバンドはスペックよりバッテリーもちが短め。
そこで実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフにして1週間使ってみたところ、約50%バッテリーを消費しました。
このままのペース(1日あたり7%~8%)で使い続ければ約2週間の連続使用が可能ということになるので、概ねスペック通りのバッテリーもちが期待できます。
僕はこれまで様々なスマートウォッチ・スマートバンドをレビューしてきましたが、ここまでバッテリーもちが良いのは初めて。
Amazfit GTS 4 Miniのバッテリーもちは超最強でした。
なお、公式サイトで公開されている15日間連続使用の要件は以下のとおりです。
心拍数モニタリング:有効(10分ごとのデータ測定)、睡眠モニタリング:有効。メッセージ受信による画面点灯回数:150件/日、着信通知:3回/日、手首を持ち上げての画面点灯回数:100回/日、明るい画面での操作:5分/日、血中酸素レベル測定:5回/日、GPS:3回/週(GPS連続動作30分/回)
公式サイト:注意事項
AODを有効にしても1週間使える
Amazfit GTS 4 Miniはディスプレイ常時表示(AOD)に対応しています。
画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能ですが、AODを有効にするとバッテリーもちが悪くなるものです。
そこで実際にAODを有効にして使ってみたところ、2日間でバッテリーが33%消耗しました。
ということは?同じペース(1日あたり15%)で使い続けたとしても約1週間バッテリーがもつことになります。
長くても4日~5日が限界のものが多い中、超優秀な結果になりました。
1週間連続使用できるならAODを有効にして使っても良いと思います。
もちろんできるだけ充電せずに使いたい場合には無効に。
手首を持ち上げて画面を点灯する機能もあるので、これでも使い勝手は十分です。
充電速度は普通
驚異的なバッテリーもちのAmazfit GTS 4 Miniですが、充電速度はまずまずと言ったところでした。
バッテリー残量20%から100%までにかかった時間は1時間40分ほど。
80%くらいまでは急速で充電され、その後速度が緩やかになっていきます。
バッテリーが少なくなってから充電を始めると時間がかかってしまうので、毎日お風呂・シャワーの間に充電するのがおすすめ。
30分でもそれなりに充電できるので殆どバッテリーを気にすることなく毎日使えます。
なお急速充電には対応していないようで1W程度での充電でした。
Amazfit GTS 4 Miniを実機レビュー
ここからはディスプレイ・バッテリー以外の部分でAmazfit GTS 4 Miniを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
Zeppアプリで簡単ペアリング
Amazfit GTS 4 Miniはコンパニオンアプリの「Zepp」でスマホとペアリングして使います。単体では利用できません。
Zepp
Huami Inc.無料posted withアプリーチ
ペアリングの方法は以下のとおり。AndroidスマホでもiPhoneでも同様です。
- QRコードの表示
- スマホで読み取る
- ペアリング完了
何やら難しそうに感じるかもしれませんが、スマホに表示されたガイド通りに進めていくだけなので想像よりもずっと簡単。
Amazfit GTS 4 Miniの電源を入れて、日本語を選択するとディスプレイにQRコードが表示されます。
続いてZeppでの操作。
Amazfit製品を初めて使う場合にはアカウント登録が必要になります。
僕は入力がめんどくさかったのでGoogleアカウントと紐付けしちゃいました。
プロフィールの「マイデバイスの追加」から「腕時計」→「QRコード付きウォッチ」を選択。
スキャナ画面になるので、Amazfit GTS 4 Miniに表示されたQRコードを読み取ります。
Amazfit GTS 4 Miniにペアリングリクエストが来るので、チェックマークをタップすればペアリング完了です。
1度ペアリングしてしまえば仮に切断されても自動接続してくれるので安心です。
画面に表示されている通りに進めていけば良いので難しいことはありませんよ、
Zepp OS搭載で動作性能は快適
Amazfit GTS 4 Miniは普段使いに困らない快適な動作性能です。
無茶な操作をしても指の動きに付いてきてくれます。たまにハズすけど。
上下スワイプでコントロールセンターと通知の表示。
左右スワイプでショートカットメニューが表示できます。
頻繁に使うアプリはここに登録しておくと便利です。
右スワイプ1回で表示できるレジデントアプリも優秀。
スマホのウィジェットのようにすぐに知りたい情報を簡単に確認できます。
それぞれの表示項目は本体・Zeppアプリから編集可能です。
音楽操作やワークアウトを1回のスワイプでアクセスできるように登録すると使いやすいですよ。
ただしハイエンドモデルと比べると少々弱いところもありました。
例えば手首を持ち上げて画面を点灯する速度の遅さ。
画面の編集設定からホーム画面に戻る時にも時間がかかります。
毎日使っていてストレスを感じることは一切ありませんが、ハイエンドモデルからAmazfit GTS 4 Miniに買い替える場合に限っては注意が必要です。
AppStoreからミニアプリを追加できる
Amazfit GTS 4 Miniにはスマートウォッチに必要な基本機能は殆ど全て搭載されています。
- アラーム
- ストップウォッチ
- ポモドーロタイマー
- 天気
- ToDoリスト
- イベント通知
- スマートフォンを探す
呼吸アプリやコンパスがあったりと、基本機能だけでも毎日十分活躍してくれるでしょう。
さらにZepp OSを搭載しているので、ZeppアプリからAmazfit GTS 4 Miniにミニアプリも追加できます。
1万円台で買えるスマートウォッチにアプリ追加機能があるのは嬉しいポイントです。
試しに「Memo」を追加してみました。
Zeppで保存したメモをAmazfit GTS 4 Mini上でも確認できるので、買い物時などに便利かもしれません。
現状できることはこの程度なのであまり期待しないほうがいいかも・・・。
今後サードパーティー製のミニアプリが充実してくれるのを待ちましょう。
ヘルスケアデータを自動計測
Amazfit GTS 4 Miniを装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体で当日のデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータをチェックすることができます。
計測精度についても、著しく変な結果は出ていないので信用に足りるものと思っています。
こればかりは使っているスマートウォッチを信じるしかないですからね。
健康評価をスコアで算出するPAI(Personal Activity Intelligence)も導入されており、スコアを確認することもできます。
科学的に証明された健康法として、1週間のPAIスコアが100以上になるようにチャレンジしてください。PAIは、トレーニングやペットと遊ぶなどの日常的な活動から得られたデータを、あなただけの独自のスコアに変換します。
引用:公式サイト
なお、自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしてもいいでしょう。
この他、月経周期モニタリング機能も搭載されています。
月経サイクルを記録し、生理日や妊娠可能期間の予測とリマインダーが可能です。
モニタリング精度がどこまで正確なのかは分かりませんが、目安にはなるので女性にとって重宝する機能ですね。
SpO2の自動計測が可能
Amazfit GTS 4 Miniはコロナ禍の現状で注目されている酸素飽和度(SpO2)の計測が可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
SpO2を計測できるスマートウォッチ・スマートバンドも増えてきているものの、多くは手動計測。この点Amazfit GTS 4 Miniは安静時に自動計測可能してくれます。
もちろん自分のタイミングでの手動計測も可能です。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する等の用途としては利用できません。
それでも、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
ワンタップで4種類の計測を同時実行
Amazfit GTS 4 Miniに搭載されている生体認証センサー「BioTracker PPG 3.0」は、複数の健康データを同時にモニタリングできる点が特徴。
ワンタップで4つのヘルスケアデータを同時に計測できる機能も搭載されています。
- 心拍数
- ストレスレベル
- SpO2
- 呼吸速度
しかも計測時間はたったの45秒。それぞれ個別に計測するよりも短時間で終了します。
毎日起床時にワンタップ分析をしてみてはいかがでしょうか?日々のヘルスケアデータを簡単に収集できるのでおすすめです。
120種類以上のスポーツモード
Amazfit GTS 4 Miniには120種類以上のスポーツモードが搭載されています。
ランニング・ウォーキングはもちろん、水泳・格闘技・筋トレ・HIIT・ウィンタースポーツまで、自分がやっているスポーツで搭載されていないものはないでしょう。
eスポーツやチェスなんかもあって、もはや世の中の運動・スポーツは全て網羅してるんじゃないでしょうか?
- 屋外ランニング
- ランニング マシン
- ウォーキング
- 屋内ウォーキング
- 競歩
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- BMX
- プール水泳
- オープンウォータースイミング
- ハイキング
- ロッククライミング
- 釣り
- 狩猟
- スケートボード
- ローラースケート
- パルクール
- ステップミル
- 階段ステッパー
- スピニング
- フィットネス (屋内)
- エアロビクス コンボ
- クロストレーニング
- エアロビクス
- グループ キャリステニクス
- ボディ コンバット
- 筋力トレーニング
- ステップ トレーニング
- 体幹トレーニング
- 柔軟トレーニング
- 自由トレーニング
- HIIT
- ヨガ
- ピラティス
- 体操
- 鉄棒
- 平行棒
- バトル ロープ
- ストレッチ
- スクエアダンス
- 社交ダンス
- ベリーダンス
- バレエ
- ストリートダンス
- ズンバ
- ラテンダンス
- ジャズダンス
- ヒップホップダンス
- ポールダンス
- ブレイクダンス
- フォークダンス
- ダンス
- ボクシング
- レスリング
- 武道
- 太極拳
- ムエタイ
- 柔道
- テコンドー
- 空手
- キックボクシング
- フェンシング
- 柔術
- 剣道
- サッカー
- ビーチ サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- ビーチ バレー
- 野球
- ソフトボール
- ラグビー
- ホッケー
- 卓球
- バドミントン
- スカッシュ
- ゲートボール
- クリケット
- ハンドボール
- ボウリング
- ポロ
- ラケットボール
- ビリヤード
- セパタクロー
- ドッジボール
- 水球
- アイス ホッケー
- シャトルコック
- インドア サッカー
- フットバッグ
- 球技
- ペロタ
- アウトドアボート
- セーリング
- カヤックボート
- ドラゴンボート
- インドアサーフィン
- パドルボード
- 水上スキー
- シュノーケリング
- 屋外スケート
- 屋内スケート
- カーリング
- フラフープ
- フリスビー
- ダーツ
- スポーツカイト
- 綱引き
- ジェンズ
- eスポーツ
- エアウォーカー
- ブランコ
- シャッフルボード
- フーズボール
- モーションセンサーゲーム
- ボードゲーム
- カードゲーム
- チェス
- チェッカー
- 囲碁
- ブリッジ
- ボードゲーム
- 縄跳び
- アーチェリー
- 馬術
これまで聞いたこともないようなスポーツがあるのに、スキーやスノーボードはありませんでした。おそらく寒い場所では故障する可能性があるからでしょう。
スポーツモードのうち以下の7種類は、搭載されている「ExerSense」機能による自動検出に対応しています。
- ランニング(屋外)
- ランニングマシン
- ウォーキング
- ウォーキング(屋内)
- サイクリング(屋外)
- ローイングマシン
- エリプティカル
僕が普段やっている運動はウォーキングくらいですが、使っていて不満に思うことはありませんでした。
計測データも詳しいので日々のトレーニングのモチベーションが上がりますよ。
さらに詳しいデータや履歴はZeppアプリでチェックできます。
スポーツモードの中でも特にランニング機能が充実している印象。
仮想ペーサーを設定できたり、細かな目標設定が可能でした。
5種類の衛星測位システムに対応
Amazfit GTS 4 Miniは以下の5種類の衛星測位システムに対応しています。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- BDS(中国)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
おかしな場所を記録されることもなく正確な場所を表示してくれました。
衛星測位システムに対応している点もコスパが高いと言えるポイント。
1万円台のスマートウォッチに搭載されているのは珍しいと思います。
ZeppはGoogle Fitと連携可能
トレーニングの状況やヘルスケアをGoogle Fitで確認している人もいますよね。
Google Fitを使えば、様々なヘルスケアデータを1つに集約できます。
ZeppはGoogle Fitとの連携が可能です。
プロフィール内の「アカウントを追加」からGoogle Fitを選択すればOK。
Zeppで収集したワークアウトの履歴やヘルスケアデータがGoogle Fitで確認可能になります。パーソナルデータの一元管理が可能です。
Amazon Alexaが入ってます
Amazfit GTS 4 Miniの特徴の1つにAmazon Alexaとの連携機能があります。
Zeppアプリ内のAmazon Alexaから、Amazonアカウントでログイン。
これでAlexaとの連携ができました。簡単ですよね。
リューズの長押しやレジデントアプリからAlexaを呼び出して話しかけてみましょう。
時刻や天気を聞いても良いですし、既にAlexaと連携しているスマートホームの操作も可能です。
Alexaを既に呼び出している状態なのでウェイクワードを言う必要はありません。
全てのAlexaの機能を使えるわけではありませんが、天気や予定の確認に便利です。
なお、Amazfit GTS 4 Miniにはスピーカーが搭載されていないので直接音楽再生することはできません。
スマホの通知を確認できる
スマートウォッチに無くてはならない機能である、スマホの通知確認もAmazfit GTS 4 Miniはしっかり搭載。
全ての通知を表示させることもできますし、通知するアプリを選択することも可能です。
LINEのメッセージや電話着信があるとバイブレーションと合わせて通知内容を表示してくれます。
通知時のバイブレーションはZeppアプリでカスタマイズ可能。
バイブレーションの強さも選択可能なんですが、違いはよく分かりませんでした・・・。
どっちもそれなりに強いです。
表示可能な文字数もかなり多め。
LINEなら300文字程度なら途中で切れずに表示されていました。
Gmailはタイトルはもちろん本文まで表示可能です。
これだけ多くの内容を確認できるならスマホを取り出す必要がないので便利です。
履歴は10件以上遡れますが、スマホの通知を消すとAmazfit GTS 4 Miniの通知も消えてしまいます。
なお残念ながらAmazfit GTS 4 MiniからLINEやメールへの返信はできませんが、電話の着信だけはSMSでの「自動返信」に対応していました。
音声着信への自動返信と仕組みが違うのか、SMSでの返信もできません。
また、音声着信への応答もできません。マイクは搭載されていますがスピーカーがないので相手の声が聞こえませんからね。
音楽再生アプリを操作できる
Amazfit GTS 4 Miniはスマホで再生中の音楽をリモコン操作できます。
曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが超便利です。
なおAmazfit GTS 4 Mini本体に音楽を保存してオフラインで聴く機能はありませんのでご注意下さい。
スマホカメラのリモート撮影ができる
Amazfit GTS 4 Miniでスマホのカメラのシャッターを押す機能も搭載されていました。
使用するにはZeppアプリの「ラボ」で接続設定が必要ですが、ワンタップで完了するので難しいことはありません。
ちなみにiPhoneの場合には、設定する必要なく普通に使えちゃいます。
ただシャッターを切るだけというシンプルな機能なのですが、スマホを三脚に固定して写真撮影する場合などに重宝しますね。
iPhoneとの連携も問題なし
スマートウォッチの中にはiPhoneとのペアリングで機能制限されることがありますが、Amazfit GTS 4 MiniはAndroidスマホでもiPhoneでも変わらずに使えます。
実際にiPhone 12 miniにZeppアプリをダウンロードして使ってみましたが、大きな違いを感じる点はありませんでした。
音楽再生アプリの操作もできますし、ミニアプリの追加にも対応しています。
通知可能なアプリが少ない!と驚いてしまったのですが、アプリからの通知が入るたびにアプリ一覧に追加されるようです。
確認した限りでは音声着信に対する「SMS自動返信」だけは見つかりませんでした。
Amazfit GTS 4 MiniはAndroidでもiPhoneでも殆ど同じように利用できます。
防水性能は5ATM(5気圧)
Amazfit GTS 4 Miniの防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが問題なし。まぁそりゃそうか笑
水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。
濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
なお、水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Amazfit GTS 4 Miniのスペック
Amazfit GTS 4 Miniの主要スペックは以下のとおりです。
比較として上位モデルのGTS 3のスペックも掲載しております。
製品名 | Amazfit GTS 4 Mini | Amazfit GTS 3 |
サイズ | 41.8 x 36.66 x 9.1mm ストラップ幅:20mm | 42.4 × 36 × 8.8mm ストラップ幅:20mm |
重さ | 19g(バンドを除く) | 24.4g(バンドを除く) |
ディスプレイ | 1.65インチ HD AMOLED 解像度:336×384 309ppi 強化ガラス 指紋付着防止コーティング | 1.75インチ Ultra HD AMOLED 解像度:390×450 341ppi 強化ガラス 指紋付着防止コーティング |
センサー | 2PD BioTracker 3.0 PPG 加速度センサー 地磁気センサー 気圧高度計センサー | 6PD BioTracker 3.0 PPG 加速度センサー ジャイロスコープセンサー 地磁気センサー 気圧高度計センサー |
NFC | 非対応 | 非対応 |
バッテリー容量 | 270mAh 基本使用:15日間 ハード使用:8日間 | 250mAh 基本使用:12日間 ハード使用:6日間 |
OS | Zepp OS | Zepp OS |
対応OS | Android 7.0以上 iOS 12.0以上 | Android 7.0以上 iOS 12.0以上 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo BDS QZSS | GPS GLONASS Galileo BDS QZSS |
Bluetooth Ver | 5.2 | 5.1 |
ディスプレイの品質やヘルスケアトラッキングの精度等、Amazfit GTS 3の方が性能は高いですが、パッと見は殆ど変わりません笑
Amazfit GTS 4 Miniのコスパの高さがよく分かります。
まとめ:Amazfit GTS 4 Miniのメリット・デメリット・評価
Amazfit GTS 4 Miniを実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
Amazfit GTS 4 Miniを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット? |
・安い!かなり安い! ・薄い&軽い ・有機ELディスプレイが綺麗 ・AOD対応 ・快適な動作性能 ・超長持ちバッテリー ・SpO2自動計測 ・120種類のワークアウトモード ・ランナーに嬉しい機能が豊富 ・5つの衛星測位に対応 ・5ATM防水 ・ミニアプリ追加可能 ・ミュージックアプリ操作可能 ・Alexaが入ってる | ・ハイエンドよりは弱い ・決済機能なし ・通話応答できない ・返信機能がない |
評価
(4.0点/5点満点)
廉価モデルでありながら必要な機能をしっかり抑え、性能も優秀。
個人的にはデメリットらしいデメリットが見つかりませんでした。
スマートウォッチが欲しいなーと思っている人にニーズに応えた、超コスパの高い1台です。
実際に使ってみて特に優れていると感じたのはバッテリーもち。
チラッとディスプレイを見ても全然バッテリーが減ってないということが何度もありましたからね。
AODが有効でも1週間くらい連続使用できるスマートウォッチは初めてです。
Amazfitのハイエンドモデルには性能的に及ばない部分もありますが、よっぽど強いこだわりがある人以外は、Amazfit GTS 4 Miniで満足できちゃうと思います。
見た目がカジュアルなので、シーンに合わせてバンドを交換して使うのがおすすめです。