評価:(4.0点/5点満点)
SOUNDPEATS Capsule3 Proをご提供いただきました。
2022年12月に発売されたSOUNDPEATS製のワイヤレスイヤホン。
- LDACコーデック対応
- -43dBのアクティブノイズキャンセリング
- ケース併用で52時間再生
十分すぎる性能ながらも8,480円と手の届きやすい価格が魅力の1台です。
以前にレビューしたSOUNDPEATS Mini Pro HSもLDACコーデックに対応しており、価格(7,980円)以上の音質で驚かされました。
価格差500円のCapsule3 Proの実力はどれほどのものなのか、本記事で実機レビューしていきます。
メリット | デメリット |
・LDAC/ハイレゾ対応 ・価格以上の高音質 ・コンパニオンアプリ対応 ・イコライザーあり ・タッチ操作で音量調整 ・価格以上のノイキャン ・通話ノイキャン優秀 ・超長持ちバッテリー ・低遅延モード搭載 | ・デザイン普通 ・収納方法イマイチ ・マルチポイント非対応 ・外音取り込みイマイチ ・着脱検知なし ・曲戻し操作不可 ・タッチカスタマイズ不可 ・ワイヤレス充電なし |
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SOUNDPEATS Capsule3 Proのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはSOUNDPEATS Capsule3 Proの外観・付属品をチェックしていきます。
デザイン
SOUNDPEATS Capsule3 Proはホワイト・ブラックの2色展開で、今回ご提供いただいたのはブラックです。
ちなみにホワイトも爽やかでかなり良い感じですよ。
デザイン的にはよくあるワイヤレスイヤホンと言った感じで特に何の変哲もありませんね笑
光沢の少ないマットな色合いなので指紋は目立ちませんが皮脂汚れは付きます。
前面にはLEDランプを1つ搭載。開閉時に光る色でケースのバッテリー残量を確認可能です。
LEDランプの色 | バッテリー残量 |
緑 | 50%以上 |
黄色 | 10%以上50%未満 |
赤 | 10%未満 |
背面のヒンジ部分にはブロンズに輝く「SOUNDPEATS」があしらわれております。
底面はラウンド形状になっているので自立できないタイプ。
USB Type-Cポートとペアリングに使う物理ボタンが1つ搭載されております。
上蓋を開けるとイヤホンのお目見え。縦に挿入して収納するタイプです。
内部やイヤホンにはLEDインジケーターはありませんでした。
イヤホンはケースにマグネットで固定されているので逆さまにしても落ちません。
上蓋の磁力も強力なので簡単に開いてしまうことはないと思いますが、しっかりくっついているので万が一開いてしまっても安心ですね。
このイヤホンの収納スタイルについては1点不満がありました。
イヤーピースが外側を向く方向で収納されるのですが、これだと使用するときにイヤホンを180°回転する必要があります。もちろん収納時も同様に。
使うたびにイヤホンを回転させるのがプチストレス!AirPods Pro(第2世代)のように、イヤーピースが内側を向くように配置して欲しかったですね・・・。これなら使う時も収納する時もスムーズ。
イヤホンは脚のように伸びたスティックがあるタイプ。
スティックがあることで着脱しやすいから基本的にこの形状が大好きです。
イヤホン表面のブランドロゴとラインがブロンズに輝いてゴージャスな印象を受けます。
サイズ感
充電ケースのサイズは50.07×67.31×25.9mmと、それなりにコンパクト。
少々厚みが気になるものの、他のワイヤレスイヤホンと比べても大きすぎるということはありません。
重さはイヤホンを含めて48g。軽量で持ち運びに困ることはありません。まぁ普通。
イヤホンのサイズは33.57×21.53×25.61mm。
スティックタイプとしては標準的なサイズ感です。
重さは4.6gと軽いのでワークアウト中に使っても邪魔になることはありません。
付属品
SOUNDPEATS Capsule3 Proの付属品は以下のとおりです。
- マニュアル(日本語あり)
- イヤーピース
- 充電ケーブル
マニュアルには日本語ページも用意されていました。タッチ操作などのために一度は目を通しておきましょう。
イヤーピースは最初から装着されているものを含めて3サイズ。
音質やノイキャンの効果に影響があるので必ず全サイズ試して、なるべくフィット感の良いものを選びましょう。
引き抜くだけなので交換は誰でも簡単にできますよ。
ステム(ノズル)の形状は楕円形なので他社製のものに交換する場合は適合するか確認が必要です。
充電ケーブルはUSB Type-A/Type-Cのものでした。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの音質をレビュー
ここからはSOUNDPEATS Capsule3 Proの音質を紹介していきます。
ワイヤレスイヤホンを使用する上で最も重要なのは当然音質ですよね。
Capsule3 ProはBluetoothコーデックがLDACに対応。
96kHz/24bitのハイレゾサウンドを楽しめるとのことなので期待が高まります。
端末によってはLDACの再生音質を設定で変更することも可能です。
なお音質は簡単に数値化できる性能ではいので、あくまで僕自身の感覚・感想です。
また、接続するデバイスによっても音質は変わります。
特にAndroidスマホには「Dolby Atmos」や「Dirac」のような音響技術が標準搭載されているものも多く、常にイコライザーが働いているような状態なのでご注意ください。
高い解像感!クリアでバランスの良い音質
SOUNDPEATS Capsule3 Proの音質は、端的にめちゃくちゃ良いです。
何と言っても解像感の高さが特徴的で音に艶を感じました。
力強い低音に、伸びやかな高音。傾向的にはバランスタイプだと思います。
メインとなるボーカル・ギター・ピアノなどの中音域もクリアで聞きやすいです。
音場はそこまで広くはないですが、音の分離がハッキリしているせいか定位感も良好。
この音質のイヤホンが8,480円?まぁ信じられませんよね・・・。音質良すぎです笑
強いていえば、音量を大きくするに従って高音の刺さりが強くなってしまうので、爆音で音楽を聞くのが好きな人は少し注意したほうが良いでしょう。
今回検証に使った楽曲
- Mountain Top/ELLEGARDEN
- Immigrant Song/Led Zeppelin
- Sweet Child O’ Mine/Guns N’ Roses
- War Pigs/Black Sabbath
- Funny/ZEDD
- あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
(全てAmazon Music Unlimited最高音質ダウンロード音源)
WF-1000XM4と音質比較
同じLDACに対応しているハイエンドモデル「WF-1000XM4」と聴き比べをしてみました。
さすがは高級ワイヤレスイヤホン。
WF-1000XM4の方が1つ1つの音色に量感・厚みがあり、全体的にリッチで芳醇なイメージで、懐の深さを感じる音質になっておりました。
比べてみるとSOUNDPEATS Capsule3 Proが若く尖った印象に感じます。
ただ高音のシャリシャリや全体的なソリッド感はまだ数時間しか使っていないことも原因かもしれません。
このため1~2ヶ月ほど使い込むことでエージングが進み、多少は高音の尖りが取れ、中音・低音のバランスも馴染んでくれるのでまた違った表情になりそうです。
じっくり丁寧に音楽を楽しみたい人はWF-1000XM4の方が向いていますが、普段使いのイヤホンをなるべく安くゲットしたいならCapsule3 Proがおすすめです。
イコライザーで好みのサウンドに調整可能
SOUNDPEATS Capsule3 Proはコンパニオンアプリ「SOUNDPEATS」からサウンドの調整が可能です。
SOUNDPEATS
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用意されている9種類のプリセットのほか、各音域-6から+6まで12段階の調節が可能です。
実際に全てのプリセットを使ってカスタムイコライザーも試してみたのですが、僕が最も好きだったのは「SOUNDPEATSクラシック」でした。
もちろん低音域を強めても良いですし、ボーカル・ギターなどの中音域を強調させても良いでしょう。
好きなように自分好みのサウンドを作れるところがSOUNDPEATS Capsule3 Proの特徴です。
iPhoneではLDACを活かせない
iPhoneユーザーでSOUNDPEATS Capsule3 Proを使ってみたいと考えている人もいるかもしれませんが、残念ながらiPhoneはLDACに対応していないため、AACでの接続になるのでご注意ください。
ただ実際にiPhone 14 ProにSOUNDPEATS Capsule3 Proを接続して使ってみたところ、僕には大きな違いを感じることはできませんでした笑
よーーーーく聴けばAndroidに接続した場合よりも音がボヤけているような気もしましたが、プラシーボ効果かもしれません・・・。
まぁどこまで音の違いを聞き分けられるかは人それぞれですし、基本的にSOUNDPEATS Capsule3 Proの音は良いので、普段使い用ならそんなに神経質にならなくても良いでしょう。
もちろんこれはAndroidスマホでも同様で、スマホがLDACに対応していなければAAC接続になります。
さらに、LDACに対応しているスマホであってもストリーミング再生では「48kHz/24bitハイレゾ(JEITA定義)」になってしまうことも多いです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの「96kHz/24bitハイレゾ(日本オーディオ協会定義)」に対応しているスマホは限られているのでご注意ください。
SOUNDPEATS Capsule3 Proを実機レビュー
ここからはSOUNDPEATS Capsule3 Proを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
簡単ペアリング!見つけてタップするだけ
SOUNDPEATS Capsule3 Proのペアリングは超簡単です。
イヤホンの上蓋を開けるとペアリングモードに突入。ケースのLEDランプが白点滅していればOKです。
あとは接続したいスマホやタブレット等のBluetooth設定で「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を見つけてタップすればペアリング完了です。
なお複数のデバイスと同時接続できるマルチポイント接続には非対応ですが、マルチペアリングには対応しています。
デバイスの切り替えは都度操作が必要です。
- Aデバイスとの接続を解除
- ペアリングモードへ
- Bデバイスとペアリング
ワイヤレスイヤホンによっては切断する必要がないものもありますが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは対応していませんでした。
2台目以降のデバイスとペアリングしたい場合にはケース底面の物理ボタンを長押し。
手動でペアリングモードにできますよ。
片耳使用も簡単
SOUNDPEATS Capsule3 Proは片耳使用も簡単でした。
使わないイヤホンをケースに収納するだけ。
左右のイヤホンに主従関係がないようなので好きな方を簡単に使えちゃいます。
仕事・勉強・家事などをしながら音楽を聞くのに片耳利用は重宝します。
ややこしい設定をしなくてもすぐに使えるので超便利です。
価格以上のノイキャン性能(ANC)
SOUNDPEATS Capsule3 Proには周囲の雑音をカットしてくれる「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能があります。
低価格帯のワイヤレスイヤホンでは、ノイズキャンセリングが効いてるかどうか分からないものも多いです。
ただCapsule3 Proは価格以上に効果が高く、モードを切り替えるとエアコンや換気扇の音がスッと消えてしまいます。
普段はノイキャンの売り文句である「●●dBカット!」なんて気にしないのですが、Capsule3 Proの「-43dB」は伊達じゃないかも。
カットしてくれる雑音は低音域が中心なのですが、中音域にも及びキーボードを叩く音も静かになっていました。結構凄いですほんとに!
ハイエンドモデルのノイズキャンセリングが作り出す無音の世界には及ばないものの、普段使いなら十分な性能で、仕事や勉強に集中したい時用の耳栓代わりにも使えそうです。
ちなみにこれまでレビューした中でノイキャンが最強なのは「WF-1000XM4」「AirPods Pro(第2世代)」でした。
AirPods Pro(第2世代)のノイキャン性能を【10】とすると、SOUNDPEATS Capsule3 Proは【7】~【8】くらい。
初代AirPods ProやPixel Buds Proよりも僅かに弱いかな?くらいのところまでいってます。
ノイキャンの効果が高すぎると閉塞感が強くなる場合もあるので、逆にこのくらいの強さのほうが使いやすいかもしれません。
ホワイトノイズは多少発生しているものの、風切り音はかなり抑えられているのも嬉しいポイント。
歩きながら使ってもボボボボボっと耳障りに感じるシーンが少なく感じました。
外部音取り込みモードはそれなりの性能
SOUNDPEATS Capsule3 Proには外音取り込み機能(透過/トランスペアレンシー)も搭載されています。
イヤホンを使いながらでも周囲の音が聞こえやすくなるので、レジでの会計時などに重宝する機能です。
ノイキャン性能が高いので期待しちゃったのですが、性能はそれなりと言ったところ。
マイクでの集音効果は結構高いものの開放感を得られるほどではないので、イヤホンを装着したまま会話をするは難しいと思います。
ちなみにこれまでレビューした中で最強の外音取り込みはAirPods Pro(第2世代)。
イヤホンを付けてないんじゃないか?と思えるくらいに透過性が高いです。
ただし例え性能がイマイチであってもワイヤレスイヤホンには外音取り込み機能は搭載してほしいと考えています。
音楽を聞きながら歩いたり、屋外ワークアウトをしたりする人が多いですよね?
でも、これって車や自転車の走行音が聞こえなくなるので非常に危険です。
このため、屋外で音楽を聞く時には、音量を小さくして、外音取り込みモードを有効にしておくのがベスト。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの集音効果は車の走行音に対応できるので活用しましょう。
ケース併用で最大52時間使える超弩級のバッテリーもち
スペックによると1回の充電で8時間の連続再生、ケースでの充電を併用すると52時間使えるということでスーパー長持ちです。
だいたいトータル24時間前後使えれば十分なんですが52時間は長すぎ!
今まで使ってきたワイヤレスイヤホンの中で、ここまで長時間利用できるものはありませんでした。
1日2時間の使用で約1ヶ月はケースの充電不要で使える計算になりますよ?やばい笑
実際にANCを有効にして音量50%程度で使い続けてみたところ、2時間の連続再生で30%ほどバッテリーを消耗しました。
このままのペースでバッテリーを消耗すればだいたい7時間前後。
最大8時間の連続使用はANCをOFFにした場合かもしれませんね。
いずれにしても、通勤通学はもちろん長時間フライトでも十分通用するバッテリーもち。
ノイキャンの性能も優秀なので、SOUNDPEATS Capsule3 Proは旅のお供に最適なワイヤレスイヤホンと言えます。
ちなみにケース本体は急速充電には対応してしないようなので、気付いた時にこまめに充電してあげると良いでしょう。
なお残念ながらワイヤレス充電には非対応です。
タッチ操作で音量調節可能
SOUNDPEATSCapsule3 Proはイヤホンの表面にタッチセンサーが搭載されています。
タッチエリアは赤丸あたりでレスポンスはまずまずといったところ。
操作方法は次のとおりです。
右1回タッチ | 音量上げる |
左1回タッチ | 音量下げる |
2回タッチ | 再生/一時停止 電話を受ける/切る |
右3回タッチ | 音声アシスタント |
左3回タッチ | 低遅延モードON/OFF |
右1.5秒長押し | 曲送り 着信拒否 |
左1.5秒長押し | ANC切り替え |
タッチ操作で音量調整できるのは嬉しいポイント。
早くタッチしすぎると連続タッチと認識されてしまうので、トン・トン・トンとリズムよく操作するのがいいでしょう。
再生/一時停止が2回タッチになっているのも誤動作しにくくて良いですね。
曲戻しがないのは非常に残念・・・。
この曲もう1回聴きたいなーと思ったらスマホ等で操作するしかありませんね。
コンパニオンアプリはあるもののタッチ操作のカスタマイズはできません。
ただ1回タッチの有効/無効の切り替えだけはできました。
低遅延(ゲーム)モード搭載
ワイヤレスイヤホンはBluetoothで音声データを伝送する使用上、どうしても遅延は発生してしまいます。
特にSOUNDPEATS Capsule3 Proは遅延が起こりやすいLDACを採用しているので不安な部分です。
ただ実際に試して意外だったのですが、それほど大きな遅延(音ズレ)を感じることはありませんでした。
動画視聴をしていても、口の動きとセリフの音声とのリップシンクが気になることは殆どありません。
とは言え残念ながらゲームはやっぱり厳しかった・・・。
最近メインでプレイしているApexモバイルでは、射撃ボタンのタップから銃声がするまで僅かな間が発生していました。紛れもなく遅延です。
ただ、ゲームモード(低遅延モード)を有効にしてあげると、普通にプレイできるくらいに遅延は気にならなくなります。
もちろん、さらにシビアな音ゲーなんかは絶対にプレイできませんが、ゲームモードを活用すれば普段使いで困ることはないはずです。
通話品質も問題なし
ワイヤレスイヤホンを装着しながら音声通話をする人も多いと思います。
SOUNDPEATS Capsule3 Proを装着してLINEアプリで通話してみたところ、通話相手の音声は綺麗に聞こえました。
こちらが話した音声も問題なく聞こえていたようですが少しこもっているように感じることがあったたそうです。
また、Capsule3 Proにはノイキャン(ANC)に加えて通話時のノイズキャンセル機能があります。
効果を確かめるために実際にマイクで録音してみました。
スピーカーから雑踏音をそこそこ大きなボリュームで流しながら収録しています。
参考にこちらはAirPods Pro(第2世代)で録音した音声です。
AirPods Pro(第2世代)の通話ノイキャンの性能はかなり高いと思っているのですが、SOUNDPEATS Capsule3 Proのマイクで収録した音声も負けず劣らず周囲の雑音をカットしてくれていました。
音声もそれなりに綺麗ですよね?僕にはこれで十分だなーと思えました。
普段使いにはもちろん、仕事のミーティングやオンライン授業でも活躍できるんじゃないでしょうか?
フィットする装着感
耳の形によって装着感は様々ですが、僕の耳にはSOUNDPEATS Capsule3 Proが合っているようで、しっかりフィットしてくれました。
スティックもそれほど長くないので見た目にも違和感がありません。
ただイヤーチップが楕円形状のせいか、カナル型特有の圧迫感はそれなりにあります。
このため、窮屈な感じが苦手な人は少々注意が必要です。
イヤーチップのサイズを変えるのはもちろん、他社製のイヤーチップと交換してもいいでしょう。
防水性能は雨と汗を防ぐ程度
SOUNDPEATS Capsule3 Proが対応している防水性能はIPX4等級。
保護等級 | 保護内容 |
IPX4(防沫) | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
生活防水に毛が生えた程度なので強力ではありません。
それでもちょっとした雨とか、スポーツ時の汗ならしっかり守ってくれるので防水性能が全くないよりもずっと安心です。
このため、お風呂・シャワー・水泳等で使うのはやめましょう。水没させたら壊れます。
ポケットに入れたまま洗濯してしまうこともありますが、これもアウトなのでご注意ください。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。
水分がある状態での通電は非常に危険です。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのスペック
再生時間 | 8時間(ANC OFF) ケースと併用:52時間 |
充電時間 | 1時間 |
バッテリー容量 | ケース:500mAh イヤホン:35mAh |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
ケースサイズ | ケース:50.07×67.31×25.9mm イヤホン:33.57×21.53×25.61mm |
重さ | ケース:約48g イヤホン:約5g |
Bluetooth | Ver.5.2 |
通信距離 | 最大10m |
防水規格 | IPX4 |
チップ(SoC) | 不明 |
Bluetoothプロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
ドライバーサイズ | 12mm |
周波数応答 | 20Hz~40kHz |
インピーダンス | 不明 |
まとめ:SOUNDPEATS Capsule3 Proのメリット・デメリット・評価
SOUNDPEATS Capsule3 Proを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
・LDAC/ハイレゾ対応 ・価格以上の高音質 ・コンパニオンアプリ対応 ・イコライザーあり ・タッチ操作で音量調整 ・価格以上のノイキャン ・通話ノイキャン優秀 ・超長持ちバッテリー ・低遅延モード搭載 | ・デザイン普通 ・収納方法イマイチ ・マルチポイント非対応 ・外音取り込みイマイチ ・着脱検知なし ・曲戻し操作不可 ・タッチカスタマイズ不可 ・ワイヤレス充電なし |
評価
(4.0点/5点満点)
- 音質
- ノイキャン
- バッテリーもち
SOUNDPEATS Capsule3 Proは、最低限必要とされる機能をしっかり抑え、性能も十分でありながら8,000円台で購入できるコスパの高いワイヤレスイヤホンでした。
音質が優秀なのはもちろんのこと、個人的に驚いたのはノイキャン性能の高さ。
2万円前後のワイヤレスイヤホンと比較しても遜色がないくらい、バッチリ雑音をかき消してくれました。
着脱検知やワイヤレス充電のような付加価値的機能は搭載されていませんが、なるべく安く高音質・高性能ノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンが欲しいなら、SOUNDPEATS Capsule3 Proがおすすめです。
これで満足できないなら素直にハイエンドモデルを購入するしかないんじゃないかなー?と思います。