お世話になります。毎月スマホを購入しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Galaxy S23を購入しました。
2023年4月に国内発売されたSamsung製スマホのフラッグシップモデルです。
ディスプレイサイズ6.1インチとコンパクトながらも抜群の動作性能が魅力の1台。
僕の計測ではAnTuTuベンチマークスコアは120万点を超えていました。
ワイヤレス充電・おサイフケータイ・IP68防塵防水にも対応し、紛れもないハイエンドモデルです。
Galaxy S23は2回線同時待受に対応したモデル。
僕は端末単体購入のしやすい楽天モバイルでGalaxy S23を購入したので、もう1回線設定することが可能です。
楽天モバイル版のスペックを確認してみると、以下のとおり国内4キャリアならどれでも使えそうなBand構成でした。
- 5G(Sub6): n1/3/28/41/77/78/79
- 5G(ミリ波): n257
- 4G(LTE FDD): B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19/20/21/26/28
- 4G(LTE TDD): B38/39/40/41/42
- 3G(WCDMA): B1/5
- 2G(GSM): 850 900 1800 1900MHz
そこで、実際にGalaxy S23(楽天モバイル版)にdocomo・au・SoftBankのSIMカードを装着して使えるのか試してみたので本記事で紹介していきます。
なお僕が利用したSIMカードはそれぞれ以下の格安SIMのもの。
- docomo回線:日本通信SIM
- au回線:NUROモバイル
- SoftBank回線:NUROモバイル
また、1地点での検証のため、その時に掴んだBandでしか試しておりません。
このため、ご利用中のキャリアや通信エリアによって異なる結果になる可能性も十分ありえますので、参考程度に留めていただければ幸いです。
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Galaxy S23にSIMカードを装着&APN設定
まずは他社回線を使う前の下準備。
SIMカードの装着場所とAPNをどこで設定するのか確認しておきましょう。
今回の検証はすべて物理SIMで行っており、eSIMは利用していないのでご注意ください。
物理SIMとeSIMで結果が変わることはないでしょうが念のため・・・。
SIMカードの装着
Galaxy S23のカードスロットは本体下部にありました。
物理SIMカードを1枚のみ装着できるタイプ。
残念ながらMicro SDカードのような外部ストレージには非対応です。
なお、カードスロットを引き抜く時に注意していただきたいのですが、隣のマイクにSIMピンを差し込まないようにしましょう。
画像で言うと左端の穴がSIMピンの差込口です。
ちなみに僕は他のスマホで普通にぶっ刺してしまったことがあります・・・。
幸いマイクが壊れることはありませんでしたが、マジで要注意です!!!
APN設定
SIMカードを装着するだけで使えるようになる場合もありますが、今回試したNUROモバイルと日本通信SIMはAPN設定が必要でした。
設定アプリ>接続>モバイルネットワーク>APN
OCN モバイル ONEなんかは最初からAPNに含まれていましたが、おそらく自分の使っている格安SIMの名前が見つからないはずなので、新しく追加しましょう。
楽天モバイルのGalaxy S23で他社回線が使えるか検証
楽天モバイルのGalaxy S23で他社回線が使えるのか検証していきます。
ドコモ回線(日本通信SIM):◯
SIMカードを装着しAPN設定をしたところ、アンテナピクトに「NTT DOCOMO」の表示を確認しました。4Gマークもピコピコしております。
検証時に掴んでいたBand(周波数帯)は「3」です。
通信速度をテストしてみたところ十分な速度が出ていました。良い感じ。
- 下り:95.4Mbps
- 上り:25.5Mbps
音声通話・SMSともに問題なく利用できるようです。
Galaxy S23(楽天モバイル版)はドコモ回線を利用できます。
au回線(NUROモバイル):◯
SIMカードを装着しAPN設定をしたところ、アンテナピクトに「KDDI」の表示を確認しました。4Gマークも問題なし。
検証時に掴んでいたBand(周波数帯)は「3」です。
通信速度をテストしてみたところ通常利用なら困らない速度が出ていました。動画視聴でも問題ないでしょう。これくらい出ていれば。
- 下り:36.7Mbps
- 上り:9.87Mbps
音声通話・SMSともに問題なく利用できるようです。
Galaxy S23(楽天モバイル版)はau回線を利用できます。
ソフトバンク回線(NUROモバイル):◯
SIMカードを装着しAPN設定をしたところ、アンテナピクトに「SoftBank」の表示。
ちなみに僕はNUROモバイルのソフトバンク回線をメイン利用していて、5Gオプションを有効にしているのですが、しっかり5Gマークが確認できました。
検証時に掴んでいたBand(周波数帯)は4Gでは「41」、5Gでは「8」でした。
5G(NSA)の表示があるので「なんちゃって5G」ってことになりますね。
通信速度をテストしてみたところ困らない速度が出ていました。上りはちょい遅め?
- 下り:36.0Mbps
- 上り:2.53Mbps
音声通話・SMSともに問題なく利用できるようです。
何気にBALMUDA Phone持ってるんですよ笑
Galaxy S23(楽天モバイル版)はSoftBank回線を利用できます。5G回線も掴んでくれました。
Galaxy S23(楽天モバイル版)のスペック
Galaxy S23(楽天モバイル版)のスペックは以下のとおりです。
カラー | クリーム ファントムブラック |
サイズ | 約146 x 約71 x 約7.6mm |
重さ | 約168g |
ディスプレイ | 約6.1インチ Dynamic AMOLED 2,340 × 1,080 FHD+ |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
OS | One UI 5.1 Android 13 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
外部メモリ | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 |
リアカメラ(超広角) | 1,200万画素 f/2.2 |
リアカメラ(望遠) | 1,000万画素 f/2.4 |
インカメラ | 1,200万画素 f/2.2 |
ビデオ(リアカメラ) | 8K@30fps 4K@30,60fps 1080p@30,60fps 720p@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 4K@30,60fps 1080p@30,60fps 720p@30fps |
バッテリー | 3,900mAh 急速充電対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
ポート | USB Type-C USB3.2 Gen1 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G: Sub6: n1/3/28/41/77/78/79 5G: ミリ波: n257 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19/20/21/26/28 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42 3G: WCDMA: B1/5 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 |
GPS | 対応 |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos |
FMラジオ | あり |
防塵防水 | IPX5・IPX8 IP6X |
NFC | 対応 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
楽天モバイル>>Galaxy S23 スペック
まとめ:楽天モバイルのGalaxy S23で他社回線を使えます
楽天モバイルで購入したGalaxy S23で他社回線が使えるのか確認してみました。
- docomo回線
- au回線
- SoftBank回線
どの回線も僕の環境では問題なく使えるようでした。
なお、2回線同時利用の場合、片方がeSIMになる点はご注意下さい。
- 楽天モバイル(物理SIM)+他社回線(eSIM)
- 楽天モバイル(eSIM)+他社回線(物理SIM)
いずれかの方法になります。