iPhoneユーザーにはおなじみのAirPods。
もはやワイヤレスイヤホンの代名詞的な存在になっているので、街で普通に見かけることも多くなってきました。
でも僕はAirPodsを使うことができません。
そればかりか、有線イヤホンのEarPodsすら使うことができませんでした。
耳に装着しても、軽く触れただけで耳からポロっと落ちてしまいます。
理由は簡単。
耳の形がAirPodsに対応していないからです!
あなたもEarPodsやAirPodsが外れやすいって思っていませんか?
もしかすると耳の形が原因かもしれません・・・。
本記事ではAirPodsやEarPodsが耳から落ちてしまう原因となる耳の形の解説、AirPodsやEarPodsが耳から落ちないためのおすすめ対策グッズを紹介いたします。
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AirPodsやEarPodsが落ちやすい耳の形とは
どんな耳の形がAirPodsやEarPodsが落ちやすいのかご紹介いたします。
まず、僕の耳と妻の耳を並べて見てみましょう。
お分かりになりますか?僕の耳は赤丸で囲んだ部分の軟骨が横に開いていますよね?
この軟骨を対珠(たいじゅ)と言います。
耳はもともと複雑な形をしているので対珠がないこともありますが、一般的には対珠がある人の方が多いです。
本来この対珠が立っているおかげでインイヤーイヤホンが引っかかって耳にフィットするのですが、僕にはそれがないのでポロポロ落ちてしまいます。
実際にAirPods(第3世代)を装着した様子がこちら。
妻の耳には対珠があるおかげでAirPodsが引っかかっていますが、僕の耳の場合はただ置いてあるような状態になっていることが分かります。
試しに妻にAirPodsを装着した状態で頭を振ってもらったり、ジャンプしてもらったりしましたが、全く落ちる様子はありませんでした。
もちろん僕は耳の専門家ではないので、これが原因ですとは言い切れませんが、恐らくAirPodsのようなインイヤーイヤホンが落ちやすい原因の1つではあると思います。
もし、あなたがAirPods・EarPodsを購入しようと思っているなら、一度耳の形状を確認してもいいかもしれませんね。
【追記】AirPods(第3世代)も耳から落ちる
2021年10月に発売されたAirPods(第3世代)でも耳から落ちるかどうか実機検証してみました。
Appleの説明によると、多くの人の耳にフィットする新しいデザインを採用しているとのこと。
AirPodsの新しいデザインは軽量で耳にフィットし、ちょうどよい角度に心地よく収まり、音を耳の中にダイレクトに届けます。
(引用:Apple公式サイト)
ここまで書いてくれてるんだから、さすがに僕にも合うだろうと思って購入したわけです。
AirPods(第3世代)のデザイン・形状
AirPods(第3世代)は、一見AirPods Proのようにも見えますが、旧モデルのデザインを踏襲したインイヤータイプ。
耳の穴に直接挿入するカナルタイプ(耳栓型)ではありません。
一般的なインイヤーイヤホンとは異なり、独特な形状をしていることが分かります。
AirPods(第3世代)を装着した様子
それでは実際に装着して落ちるのかどうか検証した結果をご報告。
装着した様子はこんな感じです。
旧モデルの長く伸びたスティックのような足が短くなって、AirPods Proを装着しているような雰囲気。
ただですね、もう装着した瞬間に分かってしまいました。
これは絶対に落ちやすいなと・・・。
イヤホンがただ耳の中に置いてあるような感じで全く安定していません。
軽く触れただけでポロッと落ちてしまいます。
静かに座っているだけでも不安定な状態ですから、運動なんて当然できません。
試しに頭を軽く降ってみるとこんな感じ。
頷くように頭を上下に動かしても外れませんが、イヤイヤと首を横に振るとAirPods(第3世代)が吹っ飛んでしまいました。
残念ながら僕の耳にはAirPods(第3世代)は合いませんでした。
装着した感じ、旧モデルのAirPodsよりは若干安定していると思ったので、殆どの人の耳には合うんじゃないかと思います。
奇跡的に良い感じに装着できた場合は、首を振っても落ちませんでしたからね。
AirPods(第3世代)はこちらの記事で詳しくレビューしているので、本記事と併せてチェックしてください。
AirPodsやEarPodsが耳から落ちないための対策方法
僕と耳の形状が似ている人や、その他の原因でインイヤーイヤホンが落ちやすい人。
また、AirPodsが耳から落ちてしまわないか不安な人。
そういう人におすすめの対策はイヤホンにカバーを装着することです。
僕は自分の耳に合わないことは分かっていましたが、それでもEarPods・AirPodsを使いたかったので、様々な外れない対策グッズを購入してきました。
中でも特に効果の高かったおすすめ商品を紹介いたします。
ちなみにAirPodsを落として紛失してしまった場合には購入することもできます。
こちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
イヤホン用スポンジカバー
こちらはイヤホンが入ったあとの耳の空間を埋め、さらに耳との摩擦が増えて外れにくくなります!
ただ、耳の小さい人や女性には少しキツいかもしれないので注意が必要です。
シリコン製カバー
耳の小さな人や女性にはこちらのシリコン製のカバーがおすすめです。
スポンジほど厚みがないので、丁度いいはずです。
ただし、使い続けると摩耗して表面がツルツルになり、滑りやすくなります。
何個か入っているので、気になったら交換するのを忘れないようにしましょう!
フック付きシリコン製カバー
AirPodsやEarPodsが耳に合わない僕でもこれは外れにくかったです。
耳の隙間を埋めてくれて、さらに耳の穴の上の隙間にひっかかるフックがついているので、ちょっとやそっとじゃ外れなくなります。
こちらもシリコン製なので定期的に交換した方が良いですよ。
付けたままケースに収納できるシリコン製カバー
AirPodsやAirPods Proを使っている場合、カバーを付けているとケースに収納できないこともあります。
元々イヤホンにカバーを付けることなんて想定しないで作られていますからね?
そういう場合には、薄型でシリコン製のカバーを装着するのがおすすめです。
透明やホワイトのシリコンカバーであればデザインを損なうこともなく、外れにくくい。
いちいちイヤホンカバーを付けたり外したりする必要がないので使い勝手が良いですよ。
スタイリッシュでiPhoneとの親和性が高いAirPodsやEarpodsの性能を最大限に発揮するために、最高の形で耳にフィットさせてあげましょう!
紹介した商品はどれもそんなに高いものではありません。
それでも、あなたのAirPodsやEarPodsを守ってくれる保険になりますので、是非使ってみてくださいね!
AirPodsやEarPodsが耳に合わない人におすすめのイヤホン
残念ながら対珠が小さかったり、対珠が無い耳の場合はEarPodsやAirPodsのみならず、インナーイヤータイプのイヤホンはどれも使えません。
そんな僕みたいに対珠のない人に最も適しているのは、カナル型イヤホン(耳の穴に入れて使うタイプのイヤホン)です。
僕はこれまでに、いくつもカナル型イヤホンを使っています。
購入する時の基準は以下の2つです。
- 購入しやすい価格
- 音質が優れている
これまで購入したイヤホンで失敗したと感じたものはありません。
あなたも僕のように、対珠がなくてAirPodsが使えないと悩んでいるのであれば、是非これから紹介するカナル型イヤホンを使ってみてください。
PHILIPS SHE9700
マツコの知らない世界で紹介された人気イヤホンです。
価格以上の音質!
注文が殺到して生産中止になったのですが現在は復活しています。
復活していますが、値段は高騰しているので最新モデルをオススメします。
こちらが最新モデルです。
PHILIPS SHE9700には、リモコンもマイクもありません。
音楽を聴くためだけののイヤホンです。
そのかわり、音質は最高!
こもった感じもなくクリアであり、低音もしっかり伝わってきます。
EarFun Free Mini
3,000円台で購入できるイヤホンとは思えない音質なのがEarFun Free Mini。
このイヤホンは10,000円だよ?と言われて使ったら納得できてしまうくらい良い音でした。低音の響きが特に素晴らしい。
人気機能は殆ど搭載されていませんが、コンパクトなサイズ感も魅力。イヤーピースのサイズ選びがポイントになります。しっかりフィットするものをチョイスしましょう。
詳しいレビューはこちら。
EarFun Air 2
EarFun Air 2は5,000円台で購入できるワイヤレスイヤホンながら、BluetoothコーデックがLDACに対応している音質特化モデル。
残念ながらノイキャン・外音取り込み機能はありませんが、付加機能も充実しています。
- マルチポイント接続
- ワイヤレス充電
- IPX7防水
iPhoneで使うと必然的にAAC接続になってしまいますが、Androidスマホを使っている人で、安くて高音質なイヤホンが欲しい人におすすめです。
詳しいレビューはこちら。
EarFun Air Pro 3
こちらもEarFunのワイヤレスイヤホン。
8,000円台ながらも多機能なのが特徴のコスパモデルです。
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)
- 外音取り込み
- ワイヤレス充電
- マルチポイント接続
- イコライザー
- タッチ操作カスタマイズ
- aptX Adaptive対応
- Bluetooth 5.3
- LE Audio(対応予定)
音質は低音重視の迫力タイプ。ノイキャンの性能が高いところも優秀です。
完成度が高く、個人的にめちゃくちゃ推しています。
どれを買おうか困ったらEarFun Air Pro 3を選んでおけば間違いないでしょう。
詳しいレビューはこちら。
AirPods Pro(第2世代)
完全にコスパ度外視になってしまいますが、AirPods Pro(第2世代)もカナル型イヤホンなので耳から外れることはありません。
結局iPhoneユーザーはAirPods Proが最強なんですよね・・・。
- 高いノイキャン性能
- 最強の外部音取り込みモード
- iPhoneとの親和性
これまでAirPodsやEarPodsが耳に合わなくて悲しい思いをしてきましたが、これで全て解決です。
ただし、価格は税込み39,800円と超高級品になります・・・。
詳しいレビューはこちら。
カナル型イヤホンをお探しなら、どれもおすすめですので是非試してみてください。
まとめ:AirPodsが耳に合わないなら無理せずカナル型イヤホンを使いましょう!
AirPodsもEarPodsも耳から落ちる原因が耳の形であることを紹介しました。
僕の耳には対珠がないため、AirPodsもEarPodsも使うことができません。
もしあなたの耳の形がAirPodsやEarpodsに適しているなら絶対に使うべきです。
特にAirPodsの快適さは他のイヤホンと比べ物にならないでしょう。
購入した際には、僕が紹介した対策をすれば落ちることがなくなりますよ!
そして、僕のように耳の形がAirPodsやEarPodsに合わない人は、素直にカナル型のイヤホンを使ってください。
僕が実際に使っておすすめできるカナル型イヤホンは次の5つ。
特にEarFun製品は、安くて高機能・高性能なモデルが多いので注目です。
自分の耳の形に適したイヤホンを見つけて、快適な音楽ライフを楽しみましょう!
同じ耳の形のようで、私もカナル型一択です。
EarPods使いたいですよね。。
コメントありがとうございます!
そうなんですね!
もはや耳の形なのでどうすることもできないのが辛いです。appleに頑張ってもらうしかないですね笑
わたしも大珠がなく、付属のイヤホンがポロポロ落ちてしまい困ってました。
内耳が悪く、カナル型のイヤホンをすると平衡感覚が狂ってしまいそれも断念、、
メガネをしているのでヘッドホンは痛くなって付けられない三重苦でしたが、
付属のイヤホンを左右上下逆につけ、コードを耳にかけるとまったく落ちてこなくなりましたよ!
ゆたさん
コメントありがとうございます。
それはとっても素敵なアイディアですね。
試してみようと思います!
入るだけでも羨ましい!
私は入りもしないですw
kenkoさん、コメントありがとうございます。
本当にイヤホンとの相性は難しいですよね。
耳の形に依存する部分があるので、自分に合うものを見つけなければいけないので…。
最近、骨伝導イヤホンが少し気になっています!
Aiirpodsを左右逆にぶっさすすると絶対に落ちない。今のところデメリットは耳にさしたうどんが飛び出すくらい。
くにさん、コメントありがとうございます。
すぐに耳から落ちてしまう我々にとっては、とっても有力な情報です!
左右逆にした場合、やはり聞こえる音も反対になってしまうものなのでしょうか?
使っていて特に違和感は感じませんか?
子供の頃から普通のイヤホンが耳からするする落ちてしまうので、耳の穴が人より大きいのか、または小さいのかと思っていました。
こちらの記事を見つけて納得しました。
ありがとうございます。
モバ。さん
コメントありがとうございます。
僕も全く同じ状況でした。
カナル型イヤホンの登場が心底嬉しかったです!
airpodみたいなイヤホンがよく落ちてしまうので、困っていたところ、この記事を見つけました。
写真付きのわかりやすい内容で、参考になりました。耳の形が影響してしまうのですね。
ありがとうございます。
USO800さん
コメントありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら良かったです!
僕はもうインイヤータイプのイヤホンを使うのは諦めております・・・泣