評価:(4点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを装着しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
HUAWEI Band 8を購入しました。
2023年5月に発売されたHUAWEI Bandシリーズの最新モデル。
手頃な価格ながら美しい有機ELディスプレイ、優秀な計測機能、長持ちバッテリーが魅力のスマートバンドです。
以前に購入したHUAWEI Band 6も扱いやすく初めてスマートバンド・スマートウォッチを購入する人におすすめの1台でした。
果たして2023年最新モデルはどれほど進化しているのか、本記事で詳しく実機レビューしていきます。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・綺麗なディスプレイ ・豊富な文字盤デザイン ・AOD対応 ・優秀な計測機能 ・SpO2自動計測 ・長持ちバッテリー ・豊富なスポーツモード ・クイック返信 ・5ATM防水 | ・少しお高め ・明るさ不足 ・明るさ自動調整なし ・衛星測位非搭載 ・iPhoneの機能制限 |
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HUAWEI Band 8のデザイン・サイズ感・付属品
まずはHUAWEI Band 8の外観・付属品をチェックしてきましょう。
デザイン
HUAWEI Band 8のカラーバリエーションは以下の3色。
- エメラルドグリーン
- サクラピンク
- ミッドナイトブラック
このうち僕が購入したのはミッドナイトブラックのAmazon.co.jp限定カラーです。
通常版はTPU(orシリコン)バンドですが、Amazon限定モデルはナイロンバンドになります。
着脱しやすくて好きなんですよねナイロンバンド。
ブラックベースにAmazonっぽさを感じるオレンジの縁取りが施されております。
っていうよりもどこか読売ジャイアンツ風ですかね?
通常版とは異なりマジックテープ(面ファスナー)でペタっとくっつけるタイプです。
使っているうちに劣化してしまいそうですが、こればかりは仕方ないでしょう。
数ヶ月使ったところでヘコたれたりはしませんが。
本体は長方形なので一般的なスマートバンドよりも時計ライクに使えるデザイン。
手首に沿うように緩やかにラウンドしています。綺麗ですね。
本体右側面に物理ボタンを1つ搭載。個人的にはこれがあるの嬉しいです。
左側面には何もありません。
背面には充電端子と心拍数等を測定するための光学式センサーがあります。
HUAWEI Band 8はストラップの交換が簡単になっていました。
クイックリリースストラップと呼ばれる方式で、背面の物理ボタンを押しながら引き抜くだけで簡単に外れます。装着する時はパチっとハメ込むだけ。超イージー!
服装やシーンに併せてストラップを交換しても良いでしょう。
サードパーティー製の交換バンドも沢山売ってますよ。
Amazon>>HUAWEI Band 8 交換バンド
サイズ感
HUAWEI Band 8の本体サイズは43.45×24.54×8.99 mm。
注目すべきは薄さですね。わずか8.99mmと極薄サイズ。
新しいモデルが発売される度に薄くなっていくのがヤバいですよね。
装着していても煩わしさを感じることがありません。良き!
人気のXiaomi Smart Band 8もかなり薄くはなっているんですが、比べてみるとやっぱりHUAWEI Band 8の方が僅かに薄いですね。
ストラップ幅は実測で15mm程度。
個人的には、本体幅との差が気になるのでもう少し広くても良かったかなーと思います。
僕の購入したナイロンストラップは130mmから210mmの範囲で調節可能。
お子さんは厳しいかもしれませんが、女性でも問題なく装着できると思います。
重さはストラップを含めて18gとめちゃ軽。本体のみであれば14gです。
これならワークアウト中でもバリバリ使えちゃいますね。
付属品
HUAWEI Band 8の付属品はクイックガイドと充電ケーブルのみ。
充電器(ACアダプター)は付属していません。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないようにご注意ください。
マグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れちゃうことはありません。
同じマグネット式でも簡単に外れちゃうものもありますが、HUAWEI Band 8ならその心配はありませんよ。
HUAWEI Band 8のバッテリー持ちをレビュー
個人的にスマートウォッチで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能・高性能でも、すぐに充電切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計だからこそ充電の手間なく使っていきたいところです。
約10日使えるバッテリー持ち
HUAWEI公式サイトでの説明によれば、通常使用で14日間、ヘビーユースで9日間連続使用可能と長持ち。
実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフ設定で使ってみたところ、100%から0%になるまでの日数は約10日間でした。
公称通りのバッテリーもちで超優秀。1回のフル充電でこれだけ使えるなら十分すぎます。
なお、公式サイトで公開されている10日間連続使用の要件は以下のとおりです。
心拍数モニタリングを有効化、TruSleep™の睡眠モニタリングを有効化、ストレスモニタリングを有効化、血中酸素レベル測定を有効化、毎週60分間ワークアウト、メッセージ通知を有効化(1日50SMSメッセージ、6コール、3アラーム)、画面を一日500回点灯した場合です。
引用:公式サイト
AOD有効で約3日間のバッテリーもち
HUAWEI Band 8はディスプレイ常時表示(AOD)に対応しています。
画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能ですが、AODを有効にするとバッテリーもちが悪くなるので注意が必要です。
実際にAODを有効にした結果、100%から3%になるまで約3日でした。
これも公称されている通りの結果ですね。
スマートウォッチは画面を点灯する時間が長ければ長いほどバッテリーを消耗します。
いちいち充電するのがめんどくさいと思うなら、AODを無効にしておいたほうが良いでしょう。
持ち上げて画面を点灯する機能もあるので、個人的にはこっちがおすすめ。
充電速度も優秀
長持ちバッテリーのHUAWEI Band 8は充電速度も優秀でした。
0%からフル充電までにかかった時間は約1時間。
充電速度自体は一般的ですが、公式サイトによれば5分の充電で2日使える急速充電にも対応しているとのこと。
30分でもそれなりに充電できるので、例えば毎日お風呂・シャワーの間に充電するようにすれば、バッテリーを気にすることなく毎日使えます。
HUAWEI Band 8は、バッテリー持ちも充電速度も優秀。
毎日使うスマートバンドとして十分なバッテリー性能だと思います。
HUAWEI Band 8のディスプレイをレビュー
バッテリー同様にディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。
1日に何度も目にするので、粗かったり見づらかったりすると使いにくいですからね。
HUAWEI Band 8のディスプレイを見ていきましょう。
1.47インチの有機ELディスプレイ
HUAWEI Band 8のディスプレイは1.47インチで、パネルには有機ELが採用されております。
有機EL特有の引き締まった黒色表現でパリッとメリハリのある表示。発色も良くシンプルに見やすく美しいです。
- 解像度:194×368
- 282ppi
スマホ並に綺麗なので何を表示しても粗さを感じることもありません。
スマートバンドは丸み帯びたディスプレイのことが多いのですが、HUAWEI Band 8は時計っぽく使えるのも特徴。
僕が購入したAmazon限定モデルはナイロンバンドなので使用シーンに合う合わないがありますが、標準モデルのストラップであればシチュエーションを問わずに装着できそうです。
黒ベースの文字盤であれば目立たないものの、ベゼル(縁)はそこそこ太め。
とは言え表示領域は十分なので困ることはないでしょう。
視野角も広めで多少きつい角度でも視認性が損なわれることはありません。
ただディスプレイ上下が湾曲しているので、これ以上傾けてしまうと下部が見えなくなります。こんな角度で見ることはないでしょうけど笑
明るさ不足&自動調節機能はない
HUAWEI Band 8の輝度は公表されていないようですが、屋内であれば十分明るいので困ることはありません。
ただし、晴れた屋外だと見にくさを感じることがありました。
ディスプレイの明るさを最大にしても暗いですね・・・。
その上、明るさ自動調整機能がないため、見やすい明るさを自分で探る必要があります。
屋内で丁度いい明るさでも、外に出たら見にくくなったりするのでご注意ください。
明るさ自動調整はありませんが、夜間に明るさを抑える設定はできます。
22:00〜6:00までディスプレイが暗くなるので、バッテリーを無駄に使用しないためにも有効にしておきましょう。
10,000種類以上のウォッチフェイスに変更可能
HUAWEI Band 8はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類は有料・無料合わせて10,000以上。
10,000種類はやばいですよね笑
当然有料の文字盤のほうが多いんですが、無料のでも十分にあります。
シンプルなものからポップなものまで。これだけあれば好みのデザインが1つくらい見つかるでしょう。
文字盤の項目がショートカットになっているものは特に使いやすいですよ。
自分で撮影した写真を文字盤にもできちゃいます。
お子さんやペットはもちろん、推しの写真を文字盤にするのもありですね。点灯するたびにニヤニヤしちゃうでしょう笑
複数の写真を登録することが可能で、タッチで切り替わります。
レイアウトやスタイル、表示項目(1つだけ)を設定することもできちゃいますよ。
この他、着ている服を撮影して、コーディネートに合わせた文字盤を生成する機能もあります。もはや無限に文字盤ができちゃいますよね・・・。
ディスプレイ常時表示(AOD)対応
HUAWEI Band 8は有機ELの特性を活かしたAOD(ディスプレイ常時表示)に対応。スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
多くの場合、文字盤の一部がそのまま常時表示されるデザインのようです。
なおAODを有効にする時間帯の設定はできません。使うか使わないかの2択。
睡眠中にAODを有効にしてもバッテリーの無駄使いになるのでもったいないんですけどね?ちょっと残念なポイントです。
なお、常時表示を有効にした場合、持ち上げてディスプレイを表示させるのか、AODを表示するのかは選択できました。
AODを使用しつつもバッテリー消耗を抑えたい場合には、AODを表示させると良いでしょう。
HUAWEI Band 8を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でHUAWEI Band 8を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
Android版 HUAWEI Healthアプリの注意点
スマートウォッチは単独で使えるものもありますが、多くはスマホとペアリングし、専用のコンパニオンアプリでデータの確認等をします。
HUAWEI Band 8のコンパニオンアプリは「HUAWEI Health」です。
HUAWEI Health
Huawei Software Technologies Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
ただし、現在Android版のHUAWEI Healthは提供されていません。
Google Playで検索しても出てきませんからね。
このため最新バージョンはHUAWEI App Galleryからダウンロードしましょう。
初回起動時HUAWEI Band 8に表示されたQRコードでもアクセスできます。
公式サイト>>HUAWEIヘルスケア
アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。
ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが、全て「OK」をタップして問題ありません。
iOS版のHUAWEI HealthはApp Storeで更新されているので、そのままダウンロードしちゃいましょう。
HUAWEI Healthアプリで簡単にペアリング
スマホにHUAWEI Healthアプリをインストールしたら、次はペアリング。
ペアリングが難しいと使いたくないなーと思ってしまいますが、HUAWEI Band 8は簡単なのでご安心ください。
HUAWEI Healthの「デバイス」項目で「追加」をタップすると、自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。
HUAWEI Band 8が見つかったら「関連付ける」をタップ。
WATCH FIT 2に表示されたチェックマークをタップしてあげればペアリング完了です。
アプリに表示された通りに進めていくだけなので簡単ですよ。
一度ペアリングをしてしまえば、例えばトイレやお風呂の時間でスマホとの距離が離れて一切断されても自動接続してくれます。
HUAWEI Healthアプリのインストールやペアリングの方法は、公式サイトに掲載されている「ペアリングガイド」でも確認できます。
めちゃくちゃ分かりやすいので購入前にチェックしておきましょう。
公式サイト>>ペアリングガイド
初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
動作性能は快適
HUAWEI Band 8に搭載されているSoCやメモリ容量は分かりませんが、操作はモタつきやカクつきを感じずに良好。
上下スワイプで設定項目と通知の表示、左スワイプで「カスタムカード」と呼ばれるお気に入りアプリの表示です。
カスタムカードは最大4つまで表示可能で、本体の設定アプリから編集可能です。
右スワイプで実行中のアプリを表示する「Assistant Today」を表示できます。
音楽再生やタイマーを実行していれば、それぞれコントローラーを自動で表示。
いちいちアプリ画面に戻る必要がないのでめちゃくちゃ便利です。
本体右側面の物理ボタンを押すと、全てのアプリを表示可能。
サードパーティー製のアプリの追加や、並べかえはできないようです。
ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI Band 8を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・立ち上がり時間・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体で当日のデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータをチェックすることができます。
睡眠計測の分析機能が非常に優秀。「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
リアルタイムの睡眠計測は、生活リズムが一定ではない人でも活用できます。
短時間の睡眠は「仮眠」と正確に分析してくれるなど、計測精度の高さも他のスマートバンドに比べて高いと思います。
なお、自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしちゃいましょう。
残念ながら計測頻度を調節する機能はありませんでした。
SpO2の24時間自動計測に対応
HUAWEI Band 8はコロナ禍から注目されているSpO2(酸素飽和度)の計測も可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
SpO2が計測できるスマートウォッチ・スマートバンドが増えてきていますが、多くは手動計測。
この点HUAWEI Band 8は24時間自動でSpO2計測をしてくれるので優秀です。
もちろん自動計測を有効にしていても任意のタイミングで手動計測もできます。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する等の用途としては利用できません。
それでも、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
生理周期カレンダー機能を搭載
HUAWEI Band 8には生理周期カレンダー機能も搭載されています。
最初から本体に搭載されているわけではないので、使いたい場合はHUAWEI Healthアプリに生理周期カレンダーを追加し、初期設定が必要です。
生理日付近のリマインダーや妊娠可能期間の確認等、女性にとって重宝する機能です。
モニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが目安にはなるでしょう。
100種類のワークアウトモードを搭載
HUAWEI Band 8には100種類のワークアウトモードを搭載。
ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。
本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEI Health上で履歴等の詳しいデータを分析することもできます。
屋外ウォーキングでもこれだけ細かな数値が出るのであれば、ワークアウトガチ勢の人でも満足できるんじゃないでしょうか?
以下のスポーツは自動検出にも対応しています。
- ウォーキング
- ランニング
- バタフライ
- 平泳ぎ
- 背泳ぎ
- クロール
ワークアウトのうち「屋外サイクリング」だけは、EMUI 5.0/iOS 9.0 以降のGPS機能付きスマートフォンのみ対応しているのでご注意ください。
また、HUAWEI Band 8自体にGPSを含めた衛星測位は非搭載。
このためスマホの位置情報と連動したマッピングになります。
ちなみに僕が実際に試したところ、AQUOS sense7では位置情報が記録されず、iPhone 15 Proだと位置情報が記録されました。
お使いのスマホによって機能が異なるようなのでご注意ください。
HUAWEI HealthはGoogle Fitと連携できない
以前HUAWEI HealthアプリはGoogle Fitと連携してデータ共有できていたのですが、現在できなくなっています・・・。
以前はアプリ設定内の「データ共有と承認」のところにあったのですが、今は見当たりません。
Google Fitで様々なデバイスから収集したヘルスケアデータを確認している人も多いと思うのですが残念なポイントです。おそらくこれもHUAWEIとGoogleの関係によるものでしょう・・・。
なおiPhoneで使う場合に「ヘルスケア」とのデータ共有は可能です。
ミュージックアプリの操作ができる
HUAWEI Band 8は音楽再生アプリの操作が可能です。
スマホを取り出さなくても手元で操作できるので非常に便利。
再生・停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量調整も可能です。
スマホの通知を確認できる
HUAWEI Band 8はスマホに届いた通知を確認することが可能です。
メールやLINE、着信があったときにバイブと表示でお知らせしてくれます。
通知センターに届いたものは全てHUAWEI Band 8にも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。
全ての通知を受信するとウザい場合もあるので本当に必要な情報だけに絞るのがおすすめです。
もちろん文字化けすることもなく日本語表示。表示可能な文字数は200文字程度なので、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できます
ただGmailの通知は件名のみの表示で、本文を確認することはできませんでした。
LINEやGmailはアイコンを表示してくれますが、全てのアプリが公式アイコンなわけではありません。
10件まで履歴が残りますが、1度見ると削除されてしまいます。
複数のアプリからの通知がまとめられるのも便利ですね。
HUAWEI Band 8の通知を削除してもスマホの通知は削除されないようです。
便利なクイック返信機能
HUAWEI Band 8はスピーカー・マイクが搭載されていないので音声通話の応答はできません。
ただし、予め設定した定型文を利用した「クイック返信」機能が使えます。
なんだ自由に返信できないのかーと思うかもしれませんが、地味に便利。
定型文の他に、絵文字を1つだけ返信することもできちゃいます。
SMSはもちろん、LINEでもクイック返信が使えました。超優秀!
例えば定型文に「草」とか「それな!」とか登録しておけば、ある程度の会話が成立しちゃう人もいるんじゃないでしょうか?笑
防水性能は5ATM(5気圧)
HUAWEI Band 8の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもあるように水泳中でも利用できます。
日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありませんでした。
なお、水に濡れた場合にはしっかり乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
また水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
HUAWEI Band 8とiPhoneの相性
HUAWEI Band 8はiPhoneでもAndroidと殆ど変わらずに使えます。
旧モデルでは、音楽再生アプリの操作ができない、生理周期モニタリングが使えない等の機能制限がありましたが、HUAWEI Band 8では使えました。
有料文字盤の購入も問題ありません。
リモート撮影機能はAndroid版にはなく、iPhoneでのみ確認できました。
唯一物足りないのがクイック返信機能が使えないこと。
HUAWEI Band 8の便利な機能の1つなのでめちゃくちゃ残念。
iPhoneでHUAWEI Band 8を使おうと思っている人は、ご注意ください。
HUAWEI Band 8のスペック
HUAWEI Band 8のスペックは以下のとおりです。
参考にHUAWEI Band 7のスペックを併せて掲載しています。
製品名 | HUAWEI Band 8 | HUAWEI Band 7 |
市場想定価格 | 8,580円 | 8,580円 |
カラー | エメラルドグリーン サクラピンク ミッドナイトブラック | ウィルダネスグリーン フレイムレッド グラファイトブラック ネビュラピンク |
サイズ | 43.45mm 24.45mm 8.99mm | 44.35mm 26mm 9.99mm |
バンド長さ | サクラピンク 120~190mm Others 130~210mm | 不明 |
重さ | 14g | 16g |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED 194×368 282ppi | 1.47インチ AMOLED 194×368 |
常時表示ディスプレイ | あり | あり |
スポーツモード | 100種類 | 96種類 |
バッテリー容量 | 通常使用:14日 ヘビー:9日 AOD ON:3日 | 通常使用:14日 ヘビー:10日 |
充電時間 | 45分 | 不明 5分の充電で2日使用可能 |
SoC | 不明 | 不明 |
ストレージ | 不明 | 不明 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 9.0以上 | Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
センサー | 6軸慣性センサー 光学式心拍センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 非対応 | 非対応 |
Alexa | 非対応 | 非対応 |
スピーカー | なし | なし |
マイク | なし | なし |
Bluetooth Ver. | 5.0 | 5.0 |
まとめ:HUAWEI Band 8のメリット・デメリット・評価
HUAWEI Band 8を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
HUAWEI Band 8を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・綺麗なディスプレイ ・豊富な文字盤デザイン ・AOD対応 ・優秀な計測機能 ・SpO2自動計測 ・長持ちバッテリー ・豊富なスポーツモード ・クイック返信 ・5ATM防水 | ・少しお高め ・明るさ不足 ・明るさ自動調整なし ・衛星測位非搭載 ・iPhoneの機能制限 |
評価
(4点/5点満点)
美しいディスプレイに優秀な計測機能、バッテリー持ちも良く、安定して使用できるスマートバンドでした。
画面がやや暗めで、明るさ自動調整に対応していないのは物足りないポイントですが、スマートバンドには珍しくSMSやLINEでクイック返信機能が使えるのは非常に便利だと思います。
定価8,800円と他社製のスマートバンドよりも少しお高めなので、Amazonなどのセール時に購入するのがおすすめ。
特に本記事で紹介しているAmazon限定モデルは、プライムデーやタイムセール祭りなどのAmazon大型セールで頻繁に安くなっています。
プライムデーで買ったもの③
HUAWEI Band 8
6,800円(23%OFF)Amazon限定のナイロンバンドモデル。
ナイロンバンド好きなんですよ。
気楽に使えて凄く良い!
少し華奢な気もするけど笑ジャイアンツファンにもおすすめのカラーリングでした?
HUAWEI Bandは年々本体が薄く・軽くなるが素敵っす? pic.twitter.com/JiBBMqAASF
— ちびめがね (@chibimeganecom) July 16, 2023
6,000円台で購入できることもあるので、欲しい人はタイミングを見計らってGETしちゃいましょう。