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【HUAWEI Band 8レビュー】安定の使用感!セールで購入したいスマートバンド!使って分かったメリット・デメリット・評価

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評価:(4点/5点満点)

お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを装着しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

HUAWEI Band 8を購入しました。

HUAWEI Band 8

2023年5月に発売されたHUAWEI Bandシリーズの最新モデル。

手頃な価格ながら美しい有機ELディスプレイ、優秀な計測機能、長持ちバッテリーが魅力のスマートバンドです。

以前に購入したHUAWEI Band 6も扱いやすく初めてスマートバンド・スマートウォッチを購入する人におすすめの1台でした。

【HUAWEI Band 6レビュー】24時間SpO2計測可能でバッテリー長持ち!iPhoneとの連携は少し弱い・・・。HUAWEI Band 6をレビューしています。スマートバンドっぽくない時計ライクなデザインと24時間SpO2計測ができるいのが特長。iPhoneでは使えない機能も。1万円以下で購入できるおすすめのスマートバンドです。...

果たして2023年最新モデルはどれほど進化しているのか、本記事で詳しく実機レビューしていきます。

メリットデメリット
・時計っぽいデザイン
・綺麗なディスプレイ
・豊富な文字盤デザイン
・AOD対応
・優秀な計測機能
・SpO2自動計測
・長持ちバッテリー
・豊富なスポーツモード
・クイック返信
・5ATM防水
・少しお高め
・明るさ不足
・明るさ自動調整なし
・衛星測位非搭載
・iPhoneの機能制限

HUAWEI Band 8のデザイン・サイズ感・付属品

HUAWEI Band 8のデザイン・サイズ感・付属品

まずはHUAWEI Band 8の外観・付属品をチェックしてきましょう。

デザイン

HUAWEI Band 8のカラーバリエーションは以下の3色。

  • エメラルドグリーン
  • サクラピンク
  • ミッドナイトブラック
HUAWEI Band 8のカラバリ

このうち僕が購入したのはミッドナイトブラックのAmazon.co.jp限定カラーです。

HUAWEI Band 8 Amazon.co.jpモデル

通常版はTPU(orシリコン)バンドですが、Amazon限定モデルはナイロンバンドになります。

HUAWEI Band 8通常版HUAWEI Band 8通常版

着脱しやすくて好きなんですよねナイロンバンド。

HUAWEI Band 8(Amazon限定モデル)

ブラックベースにAmazonっぽさを感じるオレンジの縁取りが施されております。

っていうよりもどこか読売ジャイアンツ風ですかね?

HUAWEI Band 8(Amazon限定モデル)
ちびめがね
ちびめがね
巨人ファンにもおすすめ!笑

通常版とは異なりマジックテープ(面ファスナー)でペタっとくっつけるタイプです。

使っているうちに劣化してしまいそうですが、こればかりは仕方ないでしょう。

数ヶ月使ったところでヘコたれたりはしませんが。

HUAWEI Band 8(Amazon限定モデル)マジックテープ(面ファスナー)で着脱
HUAWEI Band 8(Amazon限定モデル)ほつれは見当たらない

本体は長方形なので一般的なスマートバンドよりも時計ライクに使えるデザイン。

HUAWEI Band 8のデザイン

手首に沿うように緩やかにラウンドしています。綺麗ですね。

HUAWEI Band 8のデザイン

本体右側面に物理ボタンを1つ搭載。個人的にはこれがあるの嬉しいです。

HUAWEI Band 8のデザイン

左側面には何もありません。

HUAWEI Band 8のデザイン

背面には充電端子と心拍数等を測定するための光学式センサーがあります。

HUAWEI Band 8のデザイン

HUAWEI Band 8はストラップの交換が簡単になっていました。

クイックリリースストラップと呼ばれる方式で、背面の物理ボタンを押しながら引き抜くだけで簡単に外れます。装着する時はパチっとハメ込むだけ。超イージー!

HUAWEI Band 8のクイックリリースストラップ

服装やシーンに併せてストラップを交換しても良いでしょう。

サードパーティー製の交換バンドも沢山売ってますよ。

サイズ感

HUAWEI Band 8の本体サイズは43.45×24.54×8.99 mm。

HUAWEI Band 8のサイズ感 HUAWEI Band 8のサイズ感

注目すべきは薄さですね。わずか8.99mmと極薄サイズ。

新しいモデルが発売される度に薄くなっていくのがヤバいですよね。

装着していても煩わしさを感じることがありません。良き!

HUAWEI Band 8のサイズ感

人気のXiaomi Smart Band 8もかなり薄くはなっているんですが、比べてみるとやっぱりHUAWEI Band 8の方が僅かに薄いですね。

HUAWEI Band 8のサイズ感

ストラップ幅は実測で15mm程度。

個人的には、本体幅との差が気になるのでもう少し広くても良かったかなーと思います。

HUAWEI Band 8のサイズ感ちょっと華奢かもしれない。
HUAWEI Band 8のサイズ感

僕の購入したナイロンストラップは130mmから210mmの範囲で調節可能。

お子さんは厳しいかもしれませんが、女性でも問題なく装着できると思います。

HUAWEI Band 8のサイズ感

重さはストラップを含めて18gとめちゃ軽。本体のみであれば14gです。

これならワークアウト中でもバリバリ使えちゃいますね。

HUAWEI Band 8のサ重さ
ちびめがね
ちびめがね
付けてるの忘れるくらい軽いっす!

付属品

HUAWEI Band 8の付属品はクイックガイドと充電ケーブルのみ。

充電器(ACアダプター)は付属していません。

HUAWEI Band 8の付属品

充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないようにご注意ください。

HUAWEI Band 8の付属品

マグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れちゃうことはありません。

HUAWEI Band 8の付属品

同じマグネット式でも簡単に外れちゃうものもありますが、HUAWEI Band 8ならその心配はありませんよ。

HUAWEI Band 8のバッテリー持ちをレビュー

HUAWEI Band 8のバッテリー持ち・充電速度

個人的にスマートウォッチで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。

いくら多機能・高性能でも、すぐに充電切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計だからこそ充電の手間なく使っていきたいところです。

約10日使えるバッテリー持ち

HUAWEI公式サイトでの説明によれば、通常使用で14日間、ヘビーユースで9日間連続使用可能と長持ち。

実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフ設定で使ってみたところ、100%から0%になるまでの日数は約10日間でした。

公称通りのバッテリーもちで超優秀。1回のフル充電でこれだけ使えるなら十分すぎます。

なお、公式サイトで公開されている10日間連続使用の要件は以下のとおりです。

心拍数モニタリングを有効化、TruSleep™の睡眠モニタリングを有効化、ストレスモニタリングを有効化、血中酸素レベル測定を有効化、毎週60分間ワークアウト、メッセージ通知を有効化(1日50SMSメッセージ、6コール、3アラーム)、画面を一日500回点灯した場合です。

引用:公式サイト

AOD有効で約3日間のバッテリーもち

HUAWEI Band 8はディスプレイ常時表示(AOD)に対応しています。

画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能ですが、AODを有効にするとバッテリーもちが悪くなるので注意が必要です。

実際にAODを有効にした結果、100%から3%になるまで約3日でした。

これも公称されている通りの結果ですね。

スマートウォッチは画面を点灯する時間が長ければ長いほどバッテリーを消耗します。

いちいち充電するのがめんどくさいと思うなら、AODを無効にしておいたほうが良いでしょう。

持ち上げて画面を点灯する機能もあるので、個人的にはこっちがおすすめ。

HUAWEI Band 8の持ち上げてディスプレイ点灯

充電速度も優秀

長持ちバッテリーのHUAWEI Band 8は充電速度も優秀でした。

0%からフル充電までにかかった時間は約1時間。

充電速度自体は一般的ですが、公式サイトによれば5分の充電で2日使える急速充電にも対応しているとのこと。

30分でもそれなりに充電できるので、例えば毎日お風呂・シャワーの間に充電するようにすれば、バッテリーを気にすることなく毎日使えます。

HUAWEI Band 8は、バッテリー持ちも充電速度も優秀。

毎日使うスマートバンドとして十分なバッテリー性能だと思います。

HUAWEI Band 8のディスプレイをレビュー

HUAWEI Band 8のディスプレイ

バッテリー同様にディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。

1日に何度も目にするので、粗かったり見づらかったりすると使いにくいですからね。

HUAWEI Band 8のディスプレイを見ていきましょう。

1.47インチの有機ELディスプレイ

HUAWEI Band 8のディスプレイは1.47インチで、パネルには有機ELが採用されております。

HUAWEI Band 8のディスプレイ

有機EL特有の引き締まった黒色表現でパリッとメリハリのある表示。発色も良くシンプルに見やすく美しいです。

  • 解像度:194×368
  • 282ppi

スマホ並に綺麗なので何を表示しても粗さを感じることもありません。

HUAWEI Band 8のディスプレイ HUAWEI Band 8のディスプレイ

スマートバンドは丸み帯びたディスプレイのことが多いのですが、HUAWEI Band 8は時計っぽく使えるのも特徴。

HUAWEI Band 8とXiaomi Smart Band 8

僕が購入したAmazon限定モデルはナイロンバンドなので使用シーンに合う合わないがありますが、標準モデルのストラップであればシチュエーションを問わずに装着できそうです。

HUAWEI Band 8のディスプレイ

黒ベースの文字盤であれば目立たないものの、ベゼル(縁)はそこそこ太め。

とは言え表示領域は十分なので困ることはないでしょう。

HUAWEI Band 8のディスプレイ

視野角も広めで多少きつい角度でも視認性が損なわれることはありません。

HUAWEI Band 8のディスプレイ

ただディスプレイ上下が湾曲しているので、これ以上傾けてしまうと下部が見えなくなります。こんな角度で見ることはないでしょうけど笑

HUAWEI Band 8のディスプレイ

明るさ不足&自動調節機能はない

HUAWEI Band 8の輝度は公表されていないようですが、屋内であれば十分明るいので困ることはありません。

ただし、晴れた屋外だと見にくさを感じることがありました。

ディスプレイの明るさを最大にしても暗いですね・・・。

HUAWEI Band 8のディスプレイの明るさ

その上、明るさ自動調整機能がないため、見やすい明るさを自分で探る必要があります。

HUAWEI Band 8のディスプレイの明るさ

屋内で丁度いい明るさでも、外に出たら見にくくなったりするのでご注意ください。

明るさ自動調整はありませんが、夜間に明るさを抑える設定はできます。

HUAWEI Band 8のディスプレイの明るさを抑える

22:00〜6:00までディスプレイが暗くなるので、バッテリーを無駄に使用しないためにも有効にしておきましょう。

10,000種類以上のウォッチフェイスに変更可能

HUAWEI Band 8はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。

用意されている文字盤の種類は有料・無料合わせて10,000以上。

10,000種類はやばいですよね笑

当然有料の文字盤のほうが多いんですが、無料のでも十分にあります。

HUAWEI Band 8の文字盤

シンプルなものからポップなものまで。これだけあれば好みのデザインが1つくらい見つかるでしょう。

文字盤の項目がショートカットになっているものは特に使いやすいですよ。

HUAWEI Band 8の文字盤

自分で撮影した写真を文字盤にもできちゃいます。

お子さんやペットはもちろん、推しの写真を文字盤にするのもありですね。点灯するたびにニヤニヤしちゃうでしょう笑

複数の写真を登録することが可能で、タッチで切り替わります。

レイアウトやスタイル、表示項目(1つだけ)を設定することもできちゃいますよ。

HUAWEI Band 8の文字盤

この他、着ている服を撮影して、コーディネートに合わせた文字盤を生成する機能もあります。もはや無限に文字盤ができちゃいますよね・・・。

HUAWEI Band 8の文字盤

ディスプレイ常時表示(AOD)対応

HUAWEI Band 8の常時表示ディスプレイ

HUAWEI Band 8は有機ELの特性を活かしたAOD(ディスプレイ常時表示)に対応。スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。

HUAWEI Band 8の常時表示ディスプレイ HUAWEI Band 8の常時表示ディスプレイ

多くの場合、文字盤の一部がそのまま常時表示されるデザインのようです。

なおAODを有効にする時間帯の設定はできません。使うか使わないかの2択

睡眠中にAODを有効にしてもバッテリーの無駄使いになるのでもったいないんですけどね?ちょっと残念なポイントです。

なお、常時表示を有効にした場合、持ち上げてディスプレイを表示させるのか、AODを表示するのかは選択できました。

HUAWEI Band 8の常時表示ディスプレイ

AODを使用しつつもバッテリー消耗を抑えたい場合には、AODを表示させると良いでしょう。

HUAWEI Band 8を実機レビュー

HUAWEI Band 8を実機レビュー

ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でHUAWEI Band 8を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

Android版 HUAWEI Healthアプリの注意点

スマートウォッチは単独で使えるものもありますが、多くはスマホとペアリングし、専用のコンパニオンアプリでデータの確認等をします。

HUAWEI Band 8のコンパニオンアプリは「HUAWEI Health」です。

HUAWEI Health

HUAWEI Health

Huawei Software Technologies Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

 

ただし、現在Android版のHUAWEI Healthは提供されていません

Google Playで検索しても出てきませんからね。

このため最新バージョンはHUAWEI App Galleryからダウンロードしましょう。

初回起動時HUAWEI Band 8に表示されたQRコードでもアクセスできます。

公式サイト>>HUAWEIヘルスケア

アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。

ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが、全て「OK」をタップして問題ありません。

iOS版のHUAWEI HealthはApp Storeで更新されているので、そのままダウンロードしちゃいましょう。

HUAWEI Healthアプリで簡単にペアリング

スマホにHUAWEI Healthアプリをインストールしたら、次はペアリング。

ペアリングが難しいと使いたくないなーと思ってしまいますが、HUAWEI Band 8は簡単なのでご安心ください。

HUAWEI Healthの「デバイス」項目で「追加」をタップすると、自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。

HUAWEI Band 8が見つかったら「関連付ける」をタップ。

WATCH FIT 2に表示されたチェックマークをタップしてあげればペアリング完了です。

HUAWEI Band 8のペアリング HUAWEI Band 8のペアリング HUAWEI Band 8のペアリング

アプリに表示された通りに進めていくだけなので簡単ですよ。

一度ペアリングをしてしまえば、例えばトイレやお風呂の時間でスマホとの距離が離れて一切断されても自動接続してくれます。

HUAWEI Healthアプリのインストールやペアリングの方法は、公式サイトに掲載されている「ペアリングガイド」でも確認できます。

めちゃくちゃ分かりやすいので購入前にチェックしておきましょう。

公式サイト>>ペアリングガイド

初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。

HUAWEI Band 8の初回アップデート

動作性能は快適

HUAWEI Band 8に搭載されているSoCやメモリ容量は分かりませんが、操作はモタつきやカクつきを感じずに良好。

上下スワイプで設定項目と通知の表示、左スワイプで「カスタムカード」と呼ばれるお気に入りアプリの表示です。

HUAWEI Band 8の動作性能

カスタムカードは最大4つまで表示可能で、本体の設定アプリから編集可能です。

HUAWEI Band 8のカスタムカード

右スワイプで実行中のアプリを表示する「Assistant Today」を表示できます。

音楽再生やタイマーを実行していれば、それぞれコントローラーを自動で表示。

いちいちアプリ画面に戻る必要がないのでめちゃくちゃ便利です。

HUAWEI Band 8のAssistant Today

本体右側面の物理ボタンを押すと、全てのアプリを表示可能。

HUAWEI Band 8のアプリ一覧

サードパーティー製のアプリの追加や、並べかえはできないようです。

ヘルスケアデータを自動計測

HUAWEI Band 8を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・立ち上がり時間・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。

HUAWEI Band 8の自動計測 HUAWEI Band 8の自動計測 HUAWEI Band 8の自動計測

本体で当日のデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータをチェックすることができます。

睡眠計測の分析機能が非常に優秀。「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。

リアルタイムの睡眠計測は、生活リズムが一定ではない人でも活用できます。

短時間の睡眠は「仮眠」と正確に分析してくれるなど、計測精度の高さも他のスマートバンドに比べて高いと思います。

なお、自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしちゃいましょう。

残念ながら計測頻度を調節する機能はありませんでした。

SpO2の24時間自動計測に対応

HUAWEI Band 8はコロナ禍から注目されているSpO2(酸素飽和度)の計測も可能です。

HUAWEI Band 8の自動計測

酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。

引用:パルスオキシメータとはどのようなものですか?(日本呼吸器学会)

SpO2が計測できるスマートウォッチ・スマートバンドが増えてきていますが、多くは手動計測。

この点HUAWEI Band 8は24時間自動でSpO2計測をしてくれるので優秀です。

もちろん自動計測を有効にしていても任意のタイミングで手動計測もできます。

HUAWEI Band 8のSpO2計測

医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する等の用途としては利用できません。

それでも、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。

生理周期カレンダー機能を搭載

HUAWEI Band 8には生理周期カレンダー機能も搭載されています。

HUAWEI Band 8の生理周期カレンダー HUAWEI Band 8の生理周期カレンダー

最初から本体に搭載されているわけではないので、使いたい場合はHUAWEI Healthアプリに生理周期カレンダーを追加し、初期設定が必要です。

生理日付近のリマインダーや妊娠可能期間の確認等、女性にとって重宝する機能です。

モニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが目安にはなるでしょう。

100種類のワークアウトモードを搭載

HUAWEI Band 8のワークアウトモード

HUAWEI Band 8には100種類のワークアウトモードを搭載。

ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。

HUAWEI Band 8のワークアウトモード

本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEI Health上で履歴等の詳しいデータを分析することもできます。

HUAWEI Band 8のワークアウトモード

屋外ウォーキングでもこれだけ細かな数値が出るのであれば、ワークアウトガチ勢の人でも満足できるんじゃないでしょうか?

以下のスポーツは自動検出にも対応しています。

  • ウォーキング
  • ランニング
  • バタフライ
  • 平泳ぎ
  • 背泳ぎ
  • クロール
HUAWEI Band 8のワークアウト自動検出

ワークアウトのうち「屋外サイクリング」だけは、EMUI 5.0/iOS 9.0 以降のGPS機能付きスマートフォンのみ対応しているのでご注意ください。

また、HUAWEI Band 8自体にGPSを含めた衛星測位は非搭載

このためスマホの位置情報と連動したマッピングになります。

ちなみに僕が実際に試したところ、AQUOS sense7では位置情報が記録されず、iPhone 15 Proだと位置情報が記録されました。

お使いのスマホによって機能が異なるようなのでご注意ください。

HUAWEI HealthはGoogle Fitと連携できない

以前HUAWEI HealthアプリはGoogle Fitと連携してデータ共有できていたのですが、現在できなくなっています・・・。

以前はアプリ設定内の「データ共有と承認」のところにあったのですが、今は見当たりません。

Google Fitで様々なデバイスから収集したヘルスケアデータを確認している人も多いと思うのですが残念なポイントです。おそらくこれもHUAWEIとGoogleの関係によるものでしょう・・・。

なおiPhoneで使う場合に「ヘルスケア」とのデータ共有は可能です。

ミュージックアプリの操作ができる

HUAWEI Band 8は音楽再生アプリの操作が可能です。

HUAWEI Band 8はミュージックアプリの操作可能

スマホを取り出さなくても手元で操作できるので非常に便利。

再生・停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量調整も可能です。

スマホの通知を確認できる

HUAWEI Band 8はスマホに届いた通知を確認することが可能です。

メールやLINE、着信があったときにバイブと表示でお知らせしてくれます。

HUAWEI Band 8の通知機能

通知センターに届いたものは全てHUAWEI Band 8にも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。

全ての通知を受信するとウザい場合もあるので本当に必要な情報だけに絞るのがおすすめです。

もちろん文字化けすることもなく日本語表示。表示可能な文字数は200文字程度なので、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できます

ただGmailの通知は件名のみの表示で、本文を確認することはできませんでした。

HUAWEI Band 8の通知機能 HUAWEI Band 8の通知機能

LINEやGmailはアイコンを表示してくれますが、全てのアプリが公式アイコンなわけではありません。

HUAWEI Band 8の通知機能 HUAWEI Band 8の通知機能

10件まで履歴が残りますが、1度見ると削除されてしまいます。

複数のアプリからの通知がまとめられるのも便利ですね。

HUAWEI Band 8の通知機能 HUAWEI Band 8の通知機能

HUAWEI Band 8の通知を削除してもスマホの通知は削除されないようです。

便利なクイック返信機能

HUAWEI Band 8はスピーカー・マイクが搭載されていないので音声通話の応答はできません。

ただし、予め設定した定型文を利用した「クイック返信」機能が使えます。

なんだ自由に返信できないのかーと思うかもしれませんが、地味に便利。

定型文の他に、絵文字を1つだけ返信することもできちゃいます。

SMSはもちろん、LINEでもクイック返信が使えました。超優秀!

HUAWEI Band 8のクイック返信機能 HUAWEI Band 8のクイック返信機能

例えば定型文に「草」とか「それな!」とか登録しておけば、ある程度の会話が成立しちゃう人もいるんじゃないでしょうか?笑

防水性能は5ATM(5気圧)

HUAWEI Band 8の防水性能は5ATM。

スポーツモードにもあるように水泳中でも利用できます。

日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。

水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。

引用:防水時計の種類と取扱い上の注意点を教えて

試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありませんでした。

HUAWEI Band 8は5ATM防水

なお、水に濡れた場合にはしっかり乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。

また水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう

蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。

ちびめがね
ちびめがね
シャンプーなどの薬剤にも弱いですからね!

HUAWEI Band 8とiPhoneの相性

HUAWEI Band 8とiPhoneの相性

HUAWEI Band 8はiPhoneでもAndroidと殆ど変わらずに使えます。

旧モデルでは、音楽再生アプリの操作ができない、生理周期モニタリングが使えない等の機能制限がありましたが、HUAWEI Band 8では使えました。

有料文字盤の購入も問題ありません。

HUAWEI Band 8とiPhoneの相性

リモート撮影機能はAndroid版にはなく、iPhoneでのみ確認できました。

HUAWEI Band 8とiPhoneの相性

唯一物足りないのがクイック返信機能が使えないこと。

HUAWEI Band 8の便利な機能の1つなのでめちゃくちゃ残念。

HUAWEI Band 8のクイック返信はiPhoneで使えない返信項目が表示されず・・・。

iPhoneでHUAWEI Band 8を使おうと思っている人は、ご注意ください。

HUAWEI Band 8のスペック

HUAWEI Band 8のスペック

HUAWEI Band 8のスペックは以下のとおりです。

参考にHUAWEI Band 7のスペックを併せて掲載しています。

製品名HUAWEI Band 8HUAWEI Band 7
市場想定価格8,580円8,580円
カラーエメラルドグリーン
サクラピンク
ミッドナイトブラック
ウィルダネスグリーン
フレイムレッド
グラファイトブラック
ネビュラピンク
サイズ43.45mm
24.45mm
8.99mm
44.35mm
26mm
9.99mm
バンド長さサクラピンク
120~190mm
Others
130~210mm
不明
重さ14g16g
ディスプレイ1.47インチ
AMOLED
194×368
282ppi
1.47インチ
AMOLED
194×368
常時表示ディスプレイありあり
スポーツモード100種類96種類
バッテリー容量通常使用:14日
ヘビー:9日
AOD ON:3日
通常使用:14日
ヘビー:10日
充電時間45分不明
5分の充電で2日使用可能
SoC不明不明
ストレージ不明不明
対応OSAndroid 6.0以上
iOS 9.0以上
Android 6.0以上
iOS 9.0以上
センサー6軸慣性センサー
光学式心拍センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
光学式心拍センサー
防水5ATM5ATM
衛星測位非対応非対応
Alexa非対応非対応
スピーカーなしなし
マイクなしなし
Bluetooth Ver.5.05.0

まとめ:HUAWEI Band 8のメリット・デメリット・評価

HUAWEI Band 8のメリット・デメリット・評価

HUAWEI Band 8を実機レビューしました。

最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。

メリット・デメリット

HUAWEI Band 8を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・時計っぽいデザイン
・綺麗なディスプレイ
・豊富な文字盤デザイン
・AOD対応
・優秀な計測機能
・SpO2自動計測
・長持ちバッテリー
・豊富なスポーツモード
・クイック返信
・5ATM防水
・少しお高め
・明るさ不足
・明るさ自動調整なし
・衛星測位非搭載
・iPhoneの機能制限

評価

(4点/5点満点)

美しいディスプレイに優秀な計測機能、バッテリー持ちも良く、安定して使用できるスマートバンドでした。

画面がやや暗めで、明るさ自動調整に対応していないのは物足りないポイントですが、スマートバンドには珍しくSMSやLINEでクイック返信機能が使えるのは非常に便利だと思います。

定価8,800円と他社製のスマートバンドよりも少しお高めなので、Amazonなどのセール時に購入するのがおすすめ。

特に本記事で紹介しているAmazon限定モデルは、プライムデーやタイムセール祭りなどのAmazon大型セールで頻繁に安くなっています。

6,000円台で購入できることもあるので、欲しい人はタイミングを見計らってGETしちゃいましょう。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


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