評価:(4点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Xiaomi Smart Band 8 Activeを購入しました。
2024年1月に発売されたXiaomi製のスマートバンド。
大人気のXiaomi Smart Band 8の弟分のようなモデルになります。
公式サイトでの販売価格が3,480円(税込み)と安価ながらも、欲しい機能は殆ど揃ってるコスパの高い1台です。
- 心拍計測
- SpO2計測
- 睡眠計測
- ストレス計測
- 消費カロリー計測
- 歩数計
- 50種類のスポーツモード
- 5ATM防水
- スマホ通知確認
- 月経トラッキング
- 天気表示
- 音楽アプリ操作
- アラーム
- ストップウォッチ
- タイマー
まさに初めてスマートバンドを使う人やライトユーザーにピッタリの1台と言えます。
本記事で実際に使ってみた様子をメリット・デメリット含めてレビューするので、購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・めっちゃ安い ・時計っぽいデザイン ・サクサク動作 ・SpO2自動計測 ・ロングバッテリー ・iPhoneでも使える ・Google Fit連携可 ・5ATM防水 | ・ディスプレイは価格なり ・明るさ自動調整なし ・充電速度は遅め ・水泳非対応 ・衛星測位非対応 |
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Xiaomi Smart Band 8 Activeのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはXiaomi Smart Band 8 Activeの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
Xiaomi Smart Band 8 Activeの本体にカラーバリエーションはなく黒1色ですが、ストラップはブラック・ピンクから選べます。
今回は無難にブラックを購入してみました。
画像のようにストラップは簡単に取り外し可能。
初期カラー以外にも全5色のストラップが別売り(980円/税込)で販売されているので、コーディネートや気分に合わせて付け替えても良いと思います。
- ブラック
- ピンク
- アイボリー
- ブルー
- オリーブ
この他、サードパーティー製のストラップも既に販売されていました。
Amazon>>Xiaomi Smart Band 8 Active ストラップ
本体はスマートバンドの割に横幅が広く時計ライクなデザイン。
Xisomi Smart Bandシリーズと言うより、Redmi Smart Band 2に似ています。
・・・っていうか殆ど同じ笑
物理ボタンはないので、全て指先でのタッチ・フリック操作です。
本体裏側には充電端子と心拍・血中酸素測定用の光学式センサーを搭載。樹脂製で光沢が少なくサラサラとした質感でした。
直接肌に触れる部分なので、時々お掃除してあげましょう。
サイズ感
本体のサイズは42.81mm x 25.42mm x 9.99mm。
なんと外観だけではなく本体サイズもRedmi Smart Band 2と同じなんですよ。
他のスマートバンドよりも薄いのが特徴で、装着してみるとセンサーの飛び出しが抑えられているのが分かります。
兄貴分のXaiomi Smart Band 8と比べるとこんな感じ。横幅が広いのが分かりますか。
ストラップはTPU製で135mm~215mmまでサイズ調整可能。お子さんには少し大きいかもしれませんが、女性でも違和感なく装着できます。
装着方法は簡単で留め具をループに通して穴にハメ込むだけ。
しっかり留まってくれるので激しく動いても外れてしまうことはありません。
バックルがないので、例えばパソコンのキーボードで入力作業していても気にならないのが良い感じです。
ストラップの質感はまずまずで、長く装着していると使用感が目立ってきます。
気になるなら他の素材のストラップに交換しても良いでしょう。
重さはストラップを含めて27gとかなり軽量。
付けているのを忘れるくらい軽いので、ワークアウトの邪魔になることもありません。
付属品
Xiaomi Smart Band 8 Activeの付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。
充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないようにしましょうね。
スマートウォッチ・スマートバンドの充電ケーブルには外れやすいものもありますが、マグネットが強力なのでガッチリ固定。持ち上げても簡単には外れません。
Xiaomi Smart Band 8 Activeのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
僕はスマートウォッチを使ううえで最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
Xiaomi Smart Band 8 Activeのバッテリー性能をチェックしていきましょう。
9日間以上使えるロングバッテリー!
Xiaomi Smart Band 8 Activeのバッテリー容量は210mAh。
公式サイトによれば、通常使用で14日間使えると説明されております。
実際に以下の条件でバッテリー持ちを検証してみたところ、100%から1%まで約9.5日間でした。
- 計測機能を全て有効
- 心拍測定はスマート
- 明るさ半分よりちょい上
- 持ち上げてスリープ解除(7:00-1:00)
- お風呂では外す
さすがに14日間には届きませんでしたが、これだけ使えれば超ロングバッテリーと言って良いでしょう。
1ヶ月に3回充電すれば良いんですからね?十分すぎます!
本家Xiaomi Smart Band 8と同程度のバッテリー持ちになりました。
ちなみに公式サイトによる通常使用・ヘビーユースの要件はそれぞれ以下のとおりです。
モード | 条件 |
通常使用モード | フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示、30分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオフ、動作反応画面輝度オン、メッセージ通知オン。その他の設定はすべて工場出荷時の設定。一日あたり100件の通知を受信、10件の着信通知、10秒間のバイブレーション。1日あたり200回手首を持ち上げて画面を起動、1日に1回アプリデータを同期、1日に2回手動で血中酸素レベルを測定、1週間に60分間の運動モニタリング。 |
ヘビーユース | フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示、1分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオン、動作反応画面輝度オン。その他の設定はすべてデフォルトの設定。1日あたり200件の通知を受信、15件の着信通知、10秒間のバイブレーション。1日あたり500回手首を持ち上げての画面を起動、1日に1回アプリデータを同期、1日に2回手動で血中酸素レベルを測定、週に90分間の運動。 |
結局スマートバンドやスマートウォッチのバッテリー持ちを良くしたいなら、なるべくディスプレイを点灯させないことが重要です。
Xiaomi Smart Band 8 Activeには持ち上げて画面を表示する機能があるのですが、就寝中はOFFになるように設定すると良いかもしれませんね。
スリープモードが、就寝アラーム・起床アラーム・DNDを一括設定できるのでおすすめです。
充電速度はそこそこ
バッテリー持ちが優秀なXiaomi Smart Band 8 Activeの充電速度も検証してみました。
バッテリー残量1%からフル充電までにかかった時間は約1時間45分。
公式サイトのスペック情報によるとフル充電時間が120分未満なので概ね公称どおり。
一気に充電するとそこそこ時間がかかってしまうので、毎日入浴時間などに充電すればバッテリーを気にせずに使い続けられると思います。
なお充電中の電力は1W~2W程度で、特に急速充電には対応していないようです。
なお充電中は操作できないようなのでご注意ください。
Xiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイをレビュー
続いてXiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイを見ていきましょう。
スマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。
1日に何度も目にするので、粗かったり、見づらかったりすると使いたくないなーと思っちゃいますからね。
1.47インチ液晶ディスプレイ
Xiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイは1.47インチのTFT液晶。
一般的なスマートバンドよりも幅広で、公式サイトによると表示面積はXiaomi Smart Band 8より約10.5%大きくなっているそうです。
並べてみると確かに広くなっているのが分かりますね。
文字の大きさにもよりますが、表示エリアが広ければ当然一度に表示される情報が多くなるので使いやすと思います。
黒背景の文字盤だと同化して気になりませんが、ベゼル(縁)は広めでした。
ディスプレイのスペックは解像度172×320、画素密度247ppi。
表示が粗いのかなーと気になっていたのですが、実際に確かめてみると、やはり文字等にドット感があり他の上位モデルと比べると若干粗く感じます。
ちなみにこれがXiaomi Smart Band 8のディスプレイ。ドット感が少なく、滑らかですよね。
もちろん綺麗に表示できる方が良いに決まっていますが、汚くて見づらい!って感じるほどでもありませんよ。
初めてスマートバンドを使う人にとってはこれで十分だと思います。
ディスプレイには指紋防止加工がされた強化ガラスを採用。フレームに向かって僅かに湾曲した2.5Dマイクロ曲面ガラスです。
視野角の広さも十分で、多少きつい角度でもしっかり見えていました。
明るさ自動調整なし。屋外だと見にくいことも・・・
Xiaomi Smart Band 8 Activeのディスプレイは最大450nitとスペック的にはそれなりの明るさ。
室内では問題ないものの、屋外では見にくいことがあるかもしれません。
僕は明るさ半分くらいが好みなんですが、そのままだと屋外で見にくくなりました。
明るさを最大にすれば屋外でも見づらさを感じることはありません。
明るさ自動調節機能があれば、環境に合わせて明るさが変わるのですが、残念ながら非搭載。
このため、屋内でも屋外でも実際に使ってみて、見やすい明るさを自分で探る必要があります。
100種類以上のウォッチフェイスに変更可能
Xiaomi Smart Band 8 Activeはコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類は100以上。
これだけ種類があれば、1つくらい自分の好みのものが見つかると思います。
個人的には、時計っぽいデザインにマッチする文字盤がしっくりきました。
これだったらON/OFF問わずに使っても違和感なさそうです。どうでしょう?シンプルすぎるかな?
自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
家族やペット、推しの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますよね。
なお、僕が試した限りでは、5種類の文字盤を保存すると容量がいっぱいになってしまうようで、追加保存できなくなってしまいました。
何か1つ削除しなければ新しい文字盤を保存できません・・・。
気分で色んな文字盤に変更したい人はご注意ください。
また、デフォルトで保存されている2つの文字盤は削除できないようです。
Xiaomi Smart Band 8 Activeを実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でXiaomi Smart Band 8 Activeを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
ペアリングはMi Fitnessアプリで
Xiaomi Smart Band 8 Activeは単独では利用できず、スマホとのペアリング(接続・連携)が必要。ペアリングには専用コンパニオンアプリ「Mi Fitness」を使います。
Mi Fitness
Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ
Xiaomi Smart Band 8 Activeの電源を入れて日本語を選択。
なお付属の充電ケーブルで給電すれば起動できますよ。
ディスプレイにQRコードが表示されるので、スキャンしてMiFitnessアプリをダウンロードしましょう。
Mi Fitnessで「デバイスの追加」をタップするとXiaomi Smart Band 8 Activeを自動検出してくれるはずです。
ここまでくれば終わったも同然。あとはXiaomi Smart Band 8 Activeとスマホそれぞれで接続を許可してあげればペアリングの完了です。
なお、初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあると思うので暫く放置しておいてください。
もしXiaomi Smart Band 8 Activeを検出してくれない場合には、ディスプレイに表示されたQRコードをスキャンする方法もあるので試してみましょう。
基本的にアプリの表示に従って進めていけば簡単にペアリング可能。AndroidでもiPhoneでも同じですよ。
動作はサクサク快適です
Xiaomi Smart Band 8 ActiveにどんなSoC(CPU)が搭載されているか分かりませんが動作は快適。モッサリする場面もないので不満に感じることはないでしょう。
多少激しく動かしてもしっかり指の動きに付いてきてくれます。
安価なエントリーモデルでも、これだけしっかり動いてくれれば十分。
価格以上の動作性能だと思いました。
操作はタッチ&スワイプのみ
Xiaomi Smart Band 8 Activeには物理ボタンがないので操作はタッチ&スワイプのみ。
簡単に基本的な操作方法を紹介しておきます。
上下スワイプで通知と全アプリの表示。
左右スワイプでウィジェット(好みのアプリのショートカット)を表示できます。
アプリ一覧とウィジェットはMi Fitnessで表示・非表示、順序の並べ替えが可能です。
欲張りを言えば物理ボタンを搭載してくれた方が使いやすいとは思いますが、まぁ安いですからね。仕方ないでしょう。
心拍・睡眠を自動計測
Xiaomi Smart Band 8 Activeを装着しているだけで、歩数・消費カロリー・立ち上がり時間・心拍・睡眠を自動計測してくれます。
本体はもちろん、コンパニオンアプリでさらに詳しいデータも確認可能です。
睡眠計測では昼寝も仮眠として検出されていました。結構すごい。
当日のデータは本体でサクッと確認して、履歴・詳細はMi Fitnessでチェックのような使い方が良いですね。
計測の精度についても、著しくおかしな結果は出ていないので信用に足りるものと思っていいでしょう。
もし超正確なデータを計測したければ、医療用の機器を使った方が良いと思います。
スマートバンドでできるのは変化のチェックです。
毎日データを計測していると、体調の変化や違和感を認識しやすくなりますよ。
この他、女性のための月経周期レコーディング機能も搭載。
生理・排卵日予測を通知してくれる機能もあります。
医療機器ではないので正確性は保証されていませんが、目安にするくらいであれば活用できるでしょう。
なおXiaomiのスマートウォッチ・スマートバンドに搭載されていることの多い「PAI」「活力スコア」には非対応のようです。
また、ストレスモニタリングは手動計測でした。
SpO2の自動計測に対応
Xiaomi Smart Band 8 Activeはコロナ禍でも注目されていた酸素飽和度(SpO2)の計測が可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
しかも、24時間自動計測にまで対応していました。
3,000円台で購入できるエントリーモデルで自動計測に対応しているのは超貴重。
Xiaomi Smart Band 8 Activeの大きなメリットの1つになりますよ。
なお、医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できませんので、ご注意ください。
50種類以上のスポーツモード
Xiaomi Smart Band 8 Activeには50種類のスポーツモードが搭載されています。
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- フリースタイル
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
- 縄跳び
- トレッキング
- トレイルラン
- スケートボード
- ローラースケート
- HIIT
- ヨガ
- 屋内サイクリング
- エリプティカル
- ローイング
- コアトレーニング
- 柔軟性トレーニング
- ピラティス
- ストレッチ
- ストレングス
- 階段昇降
- エアロビクス
- ダンベル
- バーベル
- 重量挙げ
- バーピー
- シットアップ
- 腹筋
- 背中
- 屋内フィットネス
- ダンス
- テニス
- バスケットボール
- ゴルフ
- サッカー
- バレーボール
- 野球
- アメリカンフットボール
- 卓球
- バドミントン
- クリケット
- ボウリング
- ビリヤード
- スノーボード
- スキー
- アイススケート
- アイスホッケー
- 綱引き
- フリスビー
- シャトルコック
100種類以上のスポーツを登録しているスマートバンドもあるので、ちょっと少なめな印象ですがメジャースポーツは概ね入っていますね。
ワークアウトにはゴール・目標の設定が可能。基本的に時間と消費カロリーを設定するのですが、運動毎に異なる目標を設定することが可能のものもありました。
残念ながら5ATMの防水性能はあるものの、水泳・ウォータースポーツはありません。
またワークアウトの自動検出機能やワークアウト中の自動一時停止機能にも非対応です。
衛星測位(GPS)には非対応
ワークアウトの結果は、本体はもちろん、コンパニオンアプリでも確認可能。むしろこっちで確認することのほうが多いかもしれませんね。
僕が普段やっているのはウォーキングくらいなものですが、精度は悪くないようです。
ただし大半のスポーツは心拍・活動時間・消費カロリーの計測のみに留まります。
このため、どんなスポーツをしたのかを記録する程度と考えた方が良いでしょう。
また残念ながらGPS等の衛星測位システムは非搭載なので、位置情報をXiaomi Smart Band 8 Active単体で記録することはできません。
もちろんスマホの位置情報をワークアウト記録に反映することはできますよ。
ルートの記録をしたい場合には、スマホを持ってワークアウトする必要があるのでご注意ください。
アプリ通知機能
スマートバンドに無くてはならないスマホの通知確認もXiaomi Smart Band 8 Activeはしっかり対応。殆どタイムラグなく通知が飛んできます。
スピーカーは搭載していないので音はならず、ブルッとバイブでお知らせ。
なお、バイブレーションのカスタマイズ機能はありませんでした。
全てのアプリではないものの、公式アイコンが表示されるのも嬉しいポイントです。
全てのアプリの通知を表示させることもできますし、Xiaomi Smart Band 8 Activeには通知しないように選択することもできます。
表示できる文字数は少なめで100文字ちょい。
残念ながらGmailはタイトルのみ表示で本文を確認することはできません。アプリによって確認可能な内容が異なるようです。
通知は最大10件まで確認可能で、それ以上になると古いものから順番に消えていきます。
なおマイク・スピーカーが非搭載なので通話はできません。
着信があっても応答はできず、着信拒否とミュートのみ操作可能。
なお、なぜかLINEの音声着信には反応してくれませんでした。
また、簡単返信機能もないので、ただ通知をチェックするのみって感じです。
ちなみに僕の両親はXiaomi Smart Band 7を使っているのですが、とにかく通知機能が超便利だと言ってます。
スマホの通知音が小さくて聞こえにくいのだとか・・・。
そんな時でも、手首がブルっと震えるからマジで助かるそうですよ。
音楽再生アプリを操作できる
Xiaomi Smart Band 8 Activeはスマホで再生中の音楽をリモコン操作できます。
曲送り・曲戻しはもちろん、音量調整もできるのが超便利です。
電車の中などでスマホを取り出しにくい時に、手元で操作できるのはめちゃくちゃ重宝しますよ。
なお本体に音楽を保存してオフラインで聴く機能はありませんのでご注意下さい。
Google Fitと連携できる
自分のヘルスケアデータをGoogle Fitで管理している人もいると思いますが、Mi FitnessアプリはGoogle Fitとの連携が可能。
Xiaomi Smart Band 8 Activeで計測したデータをMi Fitnessを通してGoogle Fitに反映させることができます。
なお、もちろんiOSのヘルスケアとの連携も可能です。
iPhoneとの連携も問題なし
Xiaomi Smart Band 8 ActiveはiPhoneに接続してもAndroidスマホ同様に使えます。
僕が試した範囲では使いにくくなるほどの大きな違いは見受けられませんでした。
通知も音楽再生アプリの操作も問題ありません。
ちなみにiPhoneではLINEの音声通話着信にも反応してくれました。これは結構便利だと思います。
また、iPhoneではカレンダーの読み込み機能が使えますが、Androidでは対応していないようでした。
唯一見当たらなかったのはリモート撮影機能くらいでしょうか?これだけはどこを探しても機能を見つけることができませんでした。
他社製スマートバンドだとiPhoneでは機能に制限があることが結構多いのですが、Xiaomi Smart Band 8 Activeでは問題なさそうです。
防水性能は5ATM(5気圧)
Xiaomi Smart Band 8 Activeの防水性能は5ATM。
日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。
ここまでしっかり防水性能があるなら水泳(スイミング)測定にも対応してほしかったですね・・・。残念。
なお、水に濡れた場合にはしっかり乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
また水には強いですがお風呂・サウナ・シャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Xiaomi Smart Band 8 Activeのスペック
Xiaomi Smart Band 8 Activeの主要スペックは以下のとおりです。
比較用に上位モデルXiaomi Smart Band 8のスペックもあわせて掲載しています。
製品名 | Xiaomi Smart Band 8 | Xiaomi Smart Band 8 Active |
カラー | グラファイトブラック ゴールド | ブラック ピンク |
市場想定価格 | 5,990円 | 3,480円 |
サイズ | 48×22.5×10.99mm | 42.81×25.42×9.99mm |
バンドサイズ | 135~210mm | 135~215mm |
重さ | 27g | 27g |
ディスプレイ | 1.62インチ AMOLED 192×490 326ppi 600nit | 1.47インチ TFT液晶 172×320 247ppi 450nit |
明るさ自動調整 | あり | なし |
常時表示ディスプレイ | あり | なし |
スポーツモード | 150種類 | 50種類 |
バッテリー容量 | 190mAh 最大16日間持続 | 210mAh 最大14日間持続 |
充電時間 | 1時間 | 2時間 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 12以上 | Android 8.0以上 iOS 12以上 |
コンパニオンアプリ | Mi Fitness | Mi Fitness |
クイック返信 | 非対応 | 非対応 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 非対応 | 非対応 |
Bluetooth Ver. | 5.1 | 5.1 |
決済機能 | なし | なし |
公式サイト>>仕様
まとめ:Xiaomi Smart Band 8 Activeのメリット・デメリット・評価
Xiaomi Smart Band 8 Activeを実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi Smart Band 8 Activeを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・めっちゃ安い ・時計っぽいデザイン ・サクサク動作 ・SpO2自動計測 ・ロングバッテリー ・iPhoneでも使える ・Google Fit連携可 ・5ATM防水 | ・ディスプレイは価格なり ・明るさ自動調整なし ・充電速度は遅め ・水泳非対応 ・衛星測位非対応 |
評価
(4点/5点満点)
Xiaomi Smart Band 8 Activeは、3,480円と手に取りやすい価格ながらも、必要な機能はしっかり揃ったコスパの光るスマートバンドでした。
ぶっちゃけRedmi Smart Band 2と変わらないじゃん!とか購入前は思ってたんですが、実際に使ってみると大きな違いが2つありました。
- 長持ちバッテリー
- SpO2常時自動計測
どちらも低価格帯のスマートバンドとしては超超超貴重な機能です。
まさにエントリーモデルの決定版と言っても過言ではない仕上がり。
Xiaomi Smart Band 8 Activeは、初めてスマートバンドを使う人はもちろん、ガジェット好きの人でも、これくらい使えれば十分だと思えるなら、おすすめできる1台です。