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【Dangbei Atomレビュー】Google TV搭載の薄型レーザープロジェクター!使ってみた感想とメリット・デメリット・評価

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

評価:(4.5点/5点満点)

お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

Dangbei Atom(ダンベイ アトム)をレビュー用にお借りしました。

Dangbei Atom

2024年1月に発売された中国「Hangzhou Dangbei Network Technology Co., Ltd」製のレーザープロジェクターです。

以前に同じDangbei製のプロジェクター「Dangbei Mars」をレビューさせてもらったんですが、プロジェクター自体を初めて使ったこともあり超感動。

寝室が映画館になったかのような衝撃を受けました。

【Dangbei Marsレビュー】Full HD&2100 ISOルーメンのNetflix公認プロジェクター!使ってわかったメリット・デメリット・評価Dangbei MarsはFull HD高画質のホームプロジェクターです。Netflix・Amazon Prime Video・YouTubeの公式ライセンスを取得しているので大画面で視聴可能。4種類の自動調整機能で設定・設置も簡単です。実際に使ってみた様子をメリット・デメリットを含めて実機レビューしています。...

ただ唯一イマイチなポイントがあって、対応ストリーミングサービスが以下の3つに限られていたこと。

  • Netflix
  • Amazonプライムビデオ
  • YouTube

個人的にはこれさえあれば困ることはないんですが、ちょっと物足りなさを感じました。

たまにTVerが見たいこともあるじゃないですか?やっぱり。

そんな弱点を見事に解決してくれたのが本記事で紹介するDangbei Atom。

Dangbei Atomでーん!

OSにGoogle TVを搭載したことで、Google Playが提供している様々なストリーミングアプリが視聴可能になりました。

Dangbei Marsよりも下位モデルなのでスペック的に弱い部分もありますが、個人的にはDangbei Atomの方がおすすめだと感じています。

本記事でDangbei Atomを実際に使ってみた様子をメリット・デメリットと併せてレビューするので購入の参考にしてください。

メリットデメリット
・Full HD高画質
・豊富なコンテンツ
・便利な自動調節
・ミラーリング対応
・薄型コンパクトサイズ
・イヤホンジャック搭載
・明るい部屋では厳しい
・スピーカーが物足りない
・コンセントがゴツい

Dangbei Atomのデザイン・サイズ・付属品をレビュー

Dangbei Atomのデザイン・サイズ感・付属品

まずはDangbei Atomの外観・付属品をチェックしていきます。

デザイン

Dangbei Atomにカラーバリエーションはなくブラックのみの1色展開。

本体は樹脂製で光沢の少ないマットな色合いです。指紋は目立ちませんが皮脂汚れが付きやすいですね。そんなに頻繁に持つものでもないけど。

Dangbei Atomのデザイン

本体正面はピカピカで反射し易い質感。指紋や皮脂汚れは目立ちやすいですね。

Dangbei Atom

ALPD(Advanced Laser Phosphor Display)技術を採用した高輝度レーザーが照射されるレンズ、その横にはオートフォーカスや台形補正に使われるTOFセンサーがあります。

Dangbei Atomのデザイン

レンズからはALPD(Advanced Laser Phosphor Display)技術を採用した高輝度レーザーが照射されるとのこと。絶対に覗き込んじゃダメですよ。お子さんがいるご家庭は超注意!

Dangbei Atomのデザイン

両側面は網状で放熱用の通気孔になっています。使用中は塞がないようにしましょう。

Dangbei Atomのデザイン

サラウンド効果のあるDolby Audioの表示も確認できました。

Dangbei Atomのデザイン

背面には各種ポートを搭載。

  • HDMI 1.4(ARC)
  • USB Type-A(2.0)
  • 3.5mmイヤホンジャック
  • 電源用DC
Dangbei Atomのデザイン

上位モデルのDangbei Marsに比べると控えめで最低限と言ったところ。

ただイヤホンジャックを搭載しているのが嬉しいポイントです。

底面の接地部分はラウンド状で、ゴムのような素材になっているため床や家具を傷つけずに済みそうです。

Dangbei Atomのデザイン Dangbei Atomのデザイン

認証マークの中には技適マーク・PSEマークもちゃんとありました。偉い。

Dangbei Atomのデザイン

中央に約6mm(1/4規格)のネジ穴があるのでスタンドに設置して使用しても良いでしょう。高さ調節しやすくなりますね。耐荷重には要注意

サイズ

Dangbei Atomのサイズは19.5×19.5×4.8cmと超コンパクト。

Dangbei Atomのサイズ感

厚さが4.8cmしかないので置き場所にも困らないと思います。

Dangbei Atomのサイズ感

以前レビューしたDangbei Marsはそこそこ大きかったので、大きさの違いにインパクトがありました。こりゃいい!それが僕のファーストインプレッション。

重さも実測で約1.26kgしかないので片手でも簡単に持てちゃいます。

Dangbei Atomの重さ

Dangbei Atomのコンパクト&軽量のサイズ感は優秀なメリットの1つと言えます。

付属品

Dangbei Atomの付属品は以下のとおりです。

  • マニュアル
  • 電源アダプター/ケーブル
  • リモコン
Dangbei Atomの付属品

マニュアルには日本語ページが用意されています。購入したら必ず目を通しておきましょう。

Dangbei Atomの付属品

電源はアダプターとケーブルが分かれてるタイプで使う時に合体させます。

Dangbei Atomの付属品

これは個人的にイマイチに感じてる部分の1つ。

ずっと同じ場所に設置していつでも使える状態なら問題ありませんが、時々使う場合にいちいち合体させる必要があるので少し面倒です。

Dangbei Atomの付属品

動作中の消費電力は約60Wとそれなりにパワーが必要なので仕方ないかもしれませんが、せめてケーブル1本で使えるようになれば良いのになーと思います。

Dangbei Atomの消費電力

ちなみにケーブル類の重さは540gとそれなりにありますが、毎日持ち歩くものでもないので困ることはないでしょう。

Dangbei Atomの付属品

リモコンはちょい長めで単4電池が2本必要なタイプです。

Dangbei Atomの付属品

裏側をスライドしてパカッと開けて電池を装着します。

Dangbei Atomの付属品

Dangbei Atomの操作は基本的にリモコンで。Netflix・Amazon Prime Video・YouTubeはワンタッチで視聴できます。

Dangbei Atomのリモコン

リモコン側面に2つの物理ボタンを搭載。

赤のボタンはフォーカス関連の操作、下のボタンでメニュー・ミュートが可能です。

Dangbei Atomのリモコン

操作方法や各ボタンの機能はマニュアルに詳しく掲載されているので難しいことはありません。直感的に操作できると思いますよ。

Dangbei Atomを実機レビュー

Dangbei Atomを実機レビュー

ここからはDangbei Atomを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

Google TV搭載が最大のメリット

僕がDangbei Atomをおすすめしたいと感じた最大のメリットがGoogle TVが搭載されていること。

Dangbei AtomはGoogle TV搭載

と言うのも、以前レビューしたDangbei MarsではNetflix・Amazonプライムビデオ・YouTubeしか使えなかったんですよね。

Dangbei Marsのコンテンツ

個人的にはこの3つで困ることはないんですが、他のサブスクサービスに登録している人もいるでしょうし、時々TVerでテレビ番組を見たい時もあります。

こういう場合にDangbei Marsでは対応できなかったんですが、Dangbei Atomならできちゃいます。

Dangbei AtomはGoogle TV搭載

購入時に登録されているアプリだけでも充実のラインナップ。

僕はNetflixの他にApple TVのオリジナルドラマ・映画を見るのが好きなので、視聴できるのがめちゃくちゃ嬉しかったですね。最高すぎる。

Dangbei AtomでApple TVが見れる Dangbei AtomでApple TVが見れる

動画視聴だけではなくSpotifyやAmazon Musicも使えるので、音楽だって聞けちゃいますよ。ホームシアターでも設置してない限り使うシチュエーションはないかもだけど・・・。

Dangbei AtomでAmazon Musicを聞く

どのサービスも持ってるアカウントでサインインするだけですぐに使えます。

画面に表示されるQRコードを読み込む方式が多いようでした。

Dangbei AtomはGoogle TV搭載 Dangbei AtomはGoogle TV搭載

もちろんエンタメ系のサービスだけではなく、Google Playが提供しているGoogle TV対応アプリであれば何でも使えますよ。

Google Play>>Google TV対応アプリ

Google TVの検索機能を使えば、アプリを切り替えしなくても横断して検索できるのでめちゃくちゃ便利です。

Dangbei AtomはGoogle TV搭載

あなたはAmazonデバイスのFire TV Stickを使っていますか?

使用感はまさにそんな感じです。

様々なコンテンツをDangbei Atom1台あれば楽しめるので重宝します。

ちびめがね
ちびめがね
しかも大画面で!

ちなみに動作も快適で何のストレスもありませんよ。サックサク。

Dangbei Atomの動作性能

初期設定はGoogle Homeアプリで

Dangbei AtomにGoogle TVが搭載されていることから、初期設定にはGoogle Homeアプリが必要でした。

Google Home

Google Home

Google無料posted withアプリーチ

Googleなんて付いているからAndroidスマホ推奨なのかな?と思いきや、iPhoneなどのiOSでも問題なく使えますよ。

実際今回の検証で、僕はiPhone 15 PronいGoogle Homeをインストールして使っていますよ。

Dangbei AtomはGoogle Homeアプリとの連携が必要

初期設定にアプリが必要と聞くと難しそうですが、心配ご無用。

スクリーンとスマホに表示されている通りに進めていけば誰でも簡単に終わります。

Dangbei Atomの電源を入れて、まずリモコンとDangbei Atomのペアリング(接続)

Dangbei Atom

←(戻るボタン)とホームボタンを同時に押して、音が鳴ったら離します。

Dangbei Atomの初期設定

しばらくするとリモコンとの接続が完了。

続いて使用言語と地域を選択しましょう。これはリモコンでの操作です。

ブルーレイやゲーム機と接続する人以外は「Google TVの設定」を選択します。

ここからはスマホやタブレットにインストールしたGoogle Homeでの設定です。

Dangbei Atomの初期設定

Google HomeにDangbei Atomを追加。

スマホと同じWi-Fiに接続して、Googleアカウントでログインすれば設定終了です。

スクリーン・スマホに表示されている内容をよく確認して進めていけば大丈夫。

最初の設定さえ済ませてしまえば、あとは電源をいれるだけで使えるので頑張りましょう。

Chromecastも入ってます

Dangbei AtomにはChromecastも搭載されているので、簡単にスマホの画像や動画をスクリーンにミラーリングすることができます。

Androidスマホであれば使い方も簡単で、写真アプリのキャストマークをタップして、Dangbei Atomを選択するだけ。

すぐにスマホで表示している写真がスクリーンに映し出されますよ。

家族や友達と思い出に浸るのにぴったりでしょうこれは。

Dangbei AtomはChromcast搭載

特定のアプリではなくミラーリングしたい場合には別途Dangbei Atomに「AirScreen」をインストールする必要がありました。

Dangbei AtomはChromcast搭載

IPアドレスかQRコードの読み込みで使えるようになります。

また、パソコンでGoogle Chromeを使っているなら、ブラウザの表示内容をDangbei Atomにキャスティングすることもできました。

どんなシチュエーションで必要になるのか分かりませんが、見るだけなら普通にできちゃいますね。

Dangbei AtomでGoogle Chromeをキャスト

この他、Google TVを搭載していることでGoogleアシスタントも利用できます

リモコンをポチポチする文字入力が面倒くさい人は音声入力も試してみましょう。

Dangbei Atomの音声入力

スクリーンが望ましいが壁投影でも使えそう

プロジェクターを使う上で最も重要なのが投影場所ですよね。

初めて使う人は専用スクリーンなんて持ってないでしょうし、まず思いつくのは壁なんじゃないでしょうか?

実際に壁とクローゼットの扉に投影した様子がこちら。

Dangbei AtomでApple TVが見れる

扉の開閉部分に黒い線が入ってしまうものの、見れなくはない印象。てか個人的にはこれで全く問題ありませんでしたね。

Dangbei Atomを壁投影で使う

近くで見れば、クローゼットの木目がみえちゃうんですけど、そもそも近くで見ることなんてないから問題ないでしょう。

Dangbei Marsの投影場所

てか、拘りがなければ全然これでも普通に使えちゃうなーって思いました笑

ちなみに壁の色は白で、扉はうっすいベージュのような色合いです。

Dangbei Marsの投影場所

壁と扉を境にして僅かに色合いが違うんですが、気になるレベルではありませんでした。

Dangbei Atomを壁投影で使う

とは言え、当たり前ですがスクリーン投影の方が綺麗です。

一応僕は最大100インチのスクリーンを持っているんですが、見て分かる通り狭小住宅にはパツパツです・・・。

Dangbei Atomをスクリーン投影で使う

邪魔な線が入らないので投影場所としてはベスト。

Dangbei Atomをスクリーン投影で使う

スクリーンを設置するのが面倒くさいので、サクッと使いたいなら壁投影、家族や友達、恋人とゆっくり映画を見るならスクリーンで。

こんな感じで使い分けても良いかもしれませんね。

ちなみに、壁に投影してもスクリーンに投影しても画質に変化はなさそうです。

厳密に言えばあるのかもしれませんが、気になりません、全く。

白やベージュ、アイボリーなら壁投影でも問題ないと思います。

投影場所から最低2.1mは離して設置したい

投影場所はスクリーンでも、壁でも良いとして、もう1つ重要なのはDangbei Atomの設置場所です。

当たり前ですが、投影場所から離れれば離れるほど、画面サイズは大きくなります。

投影場所からの距離画面サイズ画面の大きさ
1.6m60インチ133✕75cm
2.1m80インチ177✕100cm
2.7m100インチ221✕124cm
3.37m120インチ265✕149cm

マニュアルによる推奨サイズは100インチとのことですが、80インチでもかなりデカいので満足感があります。

Dangbei Atomの投影場所100インチ
Dangbei Atomの投影場所80インチ

ただ1回100インチを経験しちゃうと凄すぎて80インチがショボく感じちゃうんですよ笑

場所が確保できるなら2.7m離したいところ。

最低でも投影場所から設置場所まで2.1mは確保しておきましょう。

ちなみに僕は前面に向けて投影する方式でしか使用していませんが、投影モードの選択も可能です。

Dangbei Atomの投影モード

台形補正・オートフォーカスが超便利

投影場所・設置場所によっては画面が歪んでしまうこともあると思いますが、Dangbei Atomには台形補正機能が搭載されています。

使い方も簡単で設定から「自動台形補正」を選択するだけ。

Dangbei Atomの台形補正機能

もちろん手動で台形補正することもできるんですが、設置場所が毎回違う場合には自動補正を使った方が簡単ですよね。

Dangbei Atomの台形補正機能

設置場所が変わる場合にはオートフォーカスも便利。

設定、若しくはリモコン側面の赤ボタン長押しでオートフォーカスが使えます。

Dangbei Atomのオートフォーカス

スクリーンを使用する人には、スクリーンフィットが便利。

表示エリアが外れないように自動調整してくれますよ。至れり尽くせり笑

Dangbei Atomのスクリーンフィット

これらの自動調節があることで、初めてレザープロジェクターを使う人でも簡単に最適な投影環境を作ることができます。

慣れてきたら自分で調整してみればいいので、最初はDangbei Atomに任せちゃいましょう。

なお、様々な補正機能が搭載されているものの、垂直方向(高さ)の補正だけは見つけることができませんでした。

このため、もう少し高い場所に投影したいと思ったら、自分で高さを調節する必要があります

満足度の高いFull HD画質

Dangbei Atomの画質は最大FHD1080P。

4K対応プロジェクターには敵わないかもしれませんが、十分綺麗です。

Dangbei AtomはFull HD画質 Dangbei AtomはFull HD画質

アニメ・映画・ドラマと色んな作品を見てみたんですが、満足度が高いと思います。

Prime Videoでは「HD」画質での表示、YouTubeでは「1080p」まで設定可能でした。

Dangbei AtomはFull HD画質 Dangbei AtomはFull HD画質
ちびめがね
ちびめがね
HDR10にも対応!

字幕や文字が粗くなることもなく、かなり小さめの文字でもしっかり視認可能です。

Dangbei AtomはFull HD画質

画面サイズが大きくなると、その分だけ粗くなってしまうのかと思ったんですが、100インチくらいまでならそんなこともなかったですね。

Dangbei AtomはFull HD画質100インチ
Dangbei AtomはFull HD画質80インチ

じっくり比較すれば80インチの方がパリッとしているようにも感じますが、ビジュアル専門家の人じゃなければ殆ど分からないでしょう笑

ホームプロジェクターを1台持っていれば、確実に動画視聴が今よりもっと楽しくなっちゃいますよ。まじでおすすめ。

なお設定から画質の調整も可能です。

シーンに合わせた自動調節や色温度を変更できるので好みで切り替えても良いでしょう。

Dangbei Atomの画質調整 Dangbei Atomの画質調整 Dangbei Atomの画質調整

また、我が家には専用機器がないので試していませんが、3Dコンテンツの表示にも対応しているようです。

Dangbei Atomの3Dモード

明るさがもの足りず暗い部屋が望ましい

Dangbei Atomの明るさは1,200 ISOルーメンとのこと。

これが一体どれだけ明るいのか、ANSIルーメンとの違いはどれほどなのか分かりませんが、実際に使った限り、暗い部屋ならしっかり見れます。

Dangbei Atomの明るさ

明るさ自動調整には非対応で、10段階の手動調節です。

これが明るさ最大の「10」なんですが「標準(7)」とあまり変わらないような・・・。

Dangbei Atomの明るさ

暗い部屋なら見づらいことはないんですが、やっぱり明るさ不足は否めず。

部屋のカーテンを開けるとこんな感じで、明るさを最大にしなければ厳しいです。

Dangbei Atomの明るさ

電気を点けてしまうと殆ど見えない状態になってしまいます。もちろんこれも明るさ最大です。

Dangbei Atomの明るさ

見えなくはないですが物足りないですよね・・・。

日中にDangbei Atomを使う場合には、カーテンを閉めて電気を消した方が良いでしょう。

音は大きいけど迫力にかけるスピーカー

Dangbei Atomには2つの5Wスピーカーが搭載されています。

スピーカーが1つずつ両サイドにあるのかなーと思ってたんですが、右側面に2つ並んでいるようです。分かりますかね?

Dangbei Atomのスピーカー

ただDolby Audioの影響なのか、投影面から音が出てくるように感じて不思議でした。

Dangbei Atomの音質設定

肝心の音質なんですが、大きな音は出るものの少々迫力には欠ける印象。

やっぱり大画面で映画やドラマ、ライブ映像を見るんだったら音にも迫力が欲しいじゃないですか?空気やお腹が震えるような重低音と言うか。

スピーカーのサイズが大きくはないので限界がありますね。

音量を小さくしてしまうと、100インチサイズの映像を見ている割に音だけショボい。みたいなアンバランスな環境になってしまうかもしれません。

なので、例えば音だけは外部スピーカーやヘッドホンを使うのもありだと思います。

Dangbei AtomにBluetoothスピーカーを接続 Dangbei AtomにBluetoothヘッドホンを接続

設定からBluetoothデバイスとのペアリング(接続)ができますよ。

無線接続で遅延が気になる場合には有線接続も可能です。

Dangbei Atomにはイヤホンジャックがあるので簡単に使えますよ。

これはDangbei Marsにはなかった嬉しいポイント。

Dangbei Atomのイヤホンジャック

ちなみに設定からサウンド関連の調節も可能。

映像と同様にモード切替はもちろん、低音・高音の強弱の変更もできます。

Dangbei Atomの音質設定 Dangbei Atomの音質設定

ちなみにDangbei Atomの側面は排熱用の通気孔も兼ねています。

Dangbei Atomのデザイン

何時間もぶっ続けで動画を見たりしなければ、発熱が気になることはないでしょう。

また動作音も静かで、動画視聴の邪魔になることはありませんでしたよ。

Nintendo Switchを大画面で遊べる

Dangbei AtomにはHDMIポートが搭載されているので、外部ディスプレイとして使うことも可能です。

Dangbei Atomのポート

試しにNintendo Switchを接続してみたところサクッと簡単に表示できました。

音声も問題なくスピーカーから聞こえます。

Dangbei AtomでNintendo Switch Dangbei AtomでNintendo Switch

家族や友達と一緒に遊ぶときは大画面の方が確実に楽しいですし、RPGやFPSゲームも迫力があって良さそうですよね。

Nintendo Switchに限らず、ゲーム機・パソコン・ブルーレイプレイヤーなんかもHDMIさえあれば使えると思います。

ただし、残念ながらHDMI接続ではHDRに非対応になります。

HDRに対応するのはオンラインストリーミングサービス(配信動画など)のみなのでご注意下さい。

Dangbei Atomのスペック・仕様

Dangbei Atomのスペック

Dangbei Atomの仕様は以下のとおりです。

以前にレビューしたDangbei Marsのスペックを比較用に並べて掲載しています。

製品名Dangbei MarsDangbei Atom
価格149,800円(税込み)134,800円(税込み)
サイズ24.5×20.8×17.3cm19.5×19.5×4.8cm
重さ4.53kg1.28kg
スクリーンサイズ60〜180インチ40〜180インチ
スローレシオ1.27:11.2:1
解像度1920×1080
FHD
HDR10
HLG
1920×1080
FHD
HDR10
HLG
3d非対応対応
光源レーザー
ALPD採用
レーザー
ALPD採用
光源寿命30,000時間30,000時間
輝度2,100 ISOルーメン1,200 ISOルーメン
投影方式前面
背面
前壁
後壁
自動
前面
背面
前壁
後壁
壁掛け
スピーカー10W×25W×2
ドルビーデジタル対応対応
ドルビーデジタルプラス対応対応
オートフォーカス対応
TOF
CMOS
対応
dToF
カメラオートフォーカス
自動台形補正対応対応
スクリーンフィット対応対応
障害物回避対応対応
OSLinuxGoogle TV
入力USB Type-A×2
HDMI×2
LAN×1
USB Type-A×1
HDMI×1
出力S/PDIF3.5mmオーディオ
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac802.11a/b/g/n/ac
BluetoothVer. 5.0Ver. 5.1

公式サイト>>仕様

まとめ:Dangbei Atomのメリット・デメリット・評価

Dangbei Atomのメリット・デメリット・評価

Dangbei Atomを実機レビューいたしました。

最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。

メリット・デメリット

Dangbei Atomを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・Full HD高画質
・豊富なコンテンツ
・便利な自動調節
・ミラーリング対応
・薄型コンパクトサイズ
・イヤホンジャック搭載
・明るい部屋では厳しい
・スピーカーが物足りない
・コンセントがゴツい

評価

評価:(4.5点/5点満点)

上位モデルのDangbei Marsに比べて明るさ不足だったり、スピーカーが小さかったりと弱い部分はあるものの、Google TVを搭載しているのが超絶良かったです。

1台で様々なコンテンツを大画面で楽しめるのは、多少の弱みを打ち消すほどの強力なメリットになると思います。

コンパクトサイズなので設置場所にも困らないですし、投影場所との距離さえ確保できるなら、ワンルームでも使えちゃうかもしれませんね。

友達や恋人と映画を楽しむのもよし、休日にドラマやアニメを一気見するもよし。

Dangbei Atomはあなたのエンタメタイムをさらに充実させてくれると思います。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


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