お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Xiaomi 14 Ultra(グローバル版)を購入しました。
2024年3月に発売されたXiaomi製ハイエンドモデル。
Snapdragon 8 Gen 3を搭載したことによる抜群の動作性能に加えて、カメラ性能が極めて高い点が特徴のプレミアムスマホです。
専用のカメラキット(Xiaomi 14 Ultra Photography Kit)も販売されており、装着すればもはやカメラ。
かっこよすぎる・・・。どっからどう見てもカメラですよね笑
Xiaomi Ultraシリーズは日本未発売モデルなので、普段なら「へぇーまた凄いスマホが出たなー!」くらいでスルーしちゃうところなんですが、Xiaomi 14 Ultraはまさかの技適取得済み。
手元に届いた実機で確認してみると確かに技適マークが確認できました。
SIMカード挿して堂々と使えるんだったら買うしかないでしょー!ってことでGETしちゃったわけです。
技適あるなら買っちゃいますよね。
初めて【まめこmobile】を利用させて頂きました? pic.twitter.com/5DJJGoZY3S— ちびめがね (@chibimeganecom) March 20, 2024
Xiaomi 14 Ultraの実機レビューはこちら
Xiaomi 14 Ultraは日本のキャリアから発売されているわけではないので、当然オープンマーケットモデル、いわゆるSIMフリーモデルです。
オープンマーケットモデルであれば、基本的にどのキャリアの回線でもSIMカードさえ装着すれば使用できます。
公式サイトに掲載されている対応Bandを確認しても問題なさそうです。
- 5G NR: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
- 4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G: GSM: 2/3/5/8
ただBandが対応していても実際にSIMカードを装着してみると、なぜか使えないことがありますよね?
そこで実際にワイモバイルのSIMカードをXiaomi 14 Ultraに装着して以下の項目で使えるか検証したので本記事でご紹介いたします。
- データ通信
- 音声通話
- SMS
- テザリング
ワイモバイルユーザーでXiaomi 14 Ultraを買おうか迷っている方、逆にXiaomi 14 Ultraを使っていてワイモバイルに乗り換えを検討している方は参考にしてください。
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Xiaomi 14 UltraにワイモバイルのSIMカードを装着・APN設定
Xiaomi 14 UltraのカードスロットはSIMカードを2枚両面に装着できるタイプ。
ワイモバイルのSIMカードにはeSIMもありますが、Xiaomi 14 Ultraが対応していないので物理SIMでの検証です。
ワイモバイルのSIMカードを装着しただけですぐに開通。
APNは自動設定でした。
アンテナピクトには、すぐに「Y!mobile」と表示されます。VoLTEマークもOK。
僕の使っているエリアでは時々5G(NSA/4G流用タイプ)を拾うことがあります。
ちなみにSIMカードを入れてもソフトバンク系のアプリが自動生成されることはありませんでした。
料金やギガの量を確認するMy SoftbankアプリやY!mobileメールは自分でインストールする必要があります。
My SoftBank
SoftBank Corp.無料posted withアプリーチ
Y!mobile メール
Yahoo! JAPAN (LY Corporation)無料posted withアプリーチ
My SoftbankアプリはWi-Fi OFFの状態で開けば自動的にサインインしてくれるので簡単ですね。もちろん問題なく使えます。
エリアや時間帯によって異なるので参考程度にしかなりませんが、通信速度も問題ないようです。ワイモバって上りの速度が出ませんよね?
Xiaomi 14 Ultraは特別な設定をする必要なくワイモバイルのデータ通信が利用できます。
Xiaomi 14 Ultraでワイモバイルの音声通話・SMSが使えるか検証
ワイモバイル回線を無事掴んでくれたので音声通話・SMSが使えるのかチェックしていきましょう。
音声通話
Xiaomi 14 Ultraの標準電話アプリで音声通話を試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
ちなみにSIMカードを2枚装着して、2回線同時待受も試してみましたが、なんの問題もありませんでしたよ。
SMS
SMSも全く問題ありません。送信・受信どちらも遅れることもなく使えます。バッチリ。
好みなので何でも良いのですが、僕はY!mobileメールアプリを使っています。
Yahooメールも一緒に使えたりして何気に便利。
Xiaomi 14 Ultraでワイモバイルのテザリングを検証
最後にXiaomi 14 Ultraでワイモバイル回線のテザリングが使えるかチェック。
設定内「その他の接続オプション」から「ポータブルホットスポット」を有効に。
アクセスポイント名(SSID)とパスワードもここで確認できます。
あとは接続したいデバイスのWi-Fi設定で「Xiaomi 14 Ultra」を探し、パスワードを入力すればOK。実際にAmazon Fire Max 11タブレットで接続できるか試してみました。
このくらい速度が出ていれば、大容量データをやり取りしない限り困ることはないでしょう。今回は上りも良い感じの速度がでています。
Xiaomi 14 Ultraはワイモバイル回線のテザリングが利用できました。
Xiaomi 14 Ultraのスペック・特徴
Xiaomi 14 Ultraのスペックと特徴をザザッと紹介しておきます。
スペック・仕様
製品名 | Xiaomi 14 Ultra |
カラー | White Black |
サイズ | 高さ:161.4mm 幅:75.3mm 厚さ:9.20mm |
重さ | 約219.8g |
ディスプレイ | 約6.73インチ AMOLED LTPO 3,200×1,440 WQHD+ 522ppi 680億色 DCI-P3 12-bit HDR10+ 最大輝度 1,000nits ピーク輝度 3,000nits |
リフレッシュレート | 1-120Hz |
タッチサンプリングレート | 最大240Hz |
OS | Xiaomi HyperOS |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 16GB LPDDR5X |
ROM | 512GB UFS 4.0 |
リアカメラ | メイン:5,000万画素 超広角:5,000万画素 望遠①:5,000万画素 望遠②:5,000万画素 |
ビデオ(リアカメラ) | 8K@30fps 4K@120,60,30,24fps 1080p@60,30fps |
インカメラ | 3,200万画素 |
ビデオ(インカメラ) | 4K@60,30fps 1080p@60,30fps |
バッテリー | 5,000mAh 90W急速充電 |
ポート | USB Type-C 3.2 Gen 2 |
ワイヤレス充電 | 80W |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM nano SIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G NR: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66 4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 2/3/5/8 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 Wi-Fi 6E/6 |
Bluetooth | Ver5.4 |
位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo NavIC A-GPS |
スピーカー | ステレオ |
イヤホンジャック | なし |
防塵防水 | IP68 |
NFC | あり |
カメラとにかくカメラ
Xiaomi 14 Ultra最大の特徴はLeicaコラボの超強力なカメラです。
メインカメラの他、2つの望遠カメラと超広角を備えた4眼構成になっております。
カメラ | 仕様 |
メインカメラ | 23mm相当 LYT-900 50MP 3.2μm Super Pixel 14EV dynamic range f/1.63-f/4.0 8P lens OIS |
望遠カメラ① | 75mm相当 IMX858 50MP f/1.8 6P lens OIS 10cmマクロ |
望遠カメラ② | 120mm相当 IMX858 50MP f/2.5 OIS 30cmマクロ |
超広角カメラ | 12mm相当 IMX858 50MP f/1.8 122° 7P lens 5cmマクロ |
メインカメラは1,024段階の可変絞りに加えてライカの「ズミルックス」冠したレンズを搭載。さらにSONYの1インチイメージセンサーLYT-900を採用しております。
これにより柔軟にさらに明るく撮影できるようになりました。
もはや完全にプロのカメラマンが使うような仕様で迂闊に手を出しにくく感じちゃいます。
2つの望遠カメラと超広角カメラ全てにIMX858センサーを搭載。
有効画素数も5,000万画素と共通なので、カメラによって写りが乖離しにくい仕様になっていることが分かります。
望遠カメラはテレマクロにも対応。それぞれ10cm・30cmまで寄って撮影できるとのことです。
人気のストリートスナップモードも進化。
0.7秒での起動が可能になり、ワンタップで5種類の焦点距離への切り替えが可能です。
もうカメラ好きの人なら楽しくて仕方ないでしょうね。買ったほうが良いですよこれは!
Xiaomi 14 Ultraで撮影した作例
Xiaomi 14 Ultraでどんな写真が撮れるんでしょうか。
これは作例を見ていただいた方が早いのでご提供頂いた作品を掲載していきます。
もちろんプロが撮影していると思いますがどのカメラを使ってもとにかく良い感じ。
光と陰のバランス、表現力が卓越しています。
動作性能も最強です
もちろん最強なのはカメラだけではありません。動作性能・ゲーム性能も抜かりなし。
搭載SoCは2024年フラッグシップチップセットの「Snapdragon 8 Gen 3」です。
以前にレビューしたREDMAGIC 9 Proにも搭載されていて、AnTuTuベンチマークスコアは脅威の219万点(Ver.10でした)。
もちろん性能不足で困るシチュエーションなんて皆無。原神のような重いゲームでもバリバリに遊べちゃいます。
90W急速充電+80Wワイヤレス充電
Xiaomiスマホのハイエンドモデルと言えば120W急速充電(神ジューデン)が特徴ですが、Xiaomi 14 Ultraはちょぴり控えめの90W急速充電。
・・・まぁ控えめでもなんでもなく、それでも爆速なんですけどね笑
さらに対応充電器であればワイヤレスでも80W急速充電に対応しているとのこと。
バッテリー容量5,000mAhで、どのくらいのバッテリー持ちなんかは分かりませんが、多少バッテリー持ちが悪くても、有線・無線どちらも超急速なんで困ることはないでしょう。
6.73インチAMOLEDディスプレイ
ディスプレイは6.73インチの有機EL。
解像度WQHD+でリフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで様々なXiaomiスマホをレビューしてきましたが、ディスプレの品質はどれを使っても高い印象です。
Xiaomi 14 Ultraはスペックが飛び抜けて高いのでかなり綺麗だと思います。
LTPOを採用している点が特に注目で、1Hzから120Hzの可変リフレッシュレートに対応しているとのこと。
滑らかな動きと省電力を両立できる優秀なメリットです。
Xiaomi 14 Ultraの実機レビューはこちら
ワイモバイルの料金プラン・特徴
ワイモバイルの料金プラン・特徴をおさらいしておきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
公式サイト>>ワイモバイル
オンラインストアなら
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まとめ:ワイモバイルでもXiaomi 14 Ultraが使えます
Xiaomi 14 Ultraでワイモバイルが使えるのか検証してみました。
ワイモバイル回線提供エリアであれば以下の内容での利用が可能です。
- データ通信
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(送信・受信)
- テザリング
エリアによっては繋がらない・繋がりにくい状況になることもありますので、不安な場合にはワイモバイル公式サイトの情報をご確認ください。
(動作確認機種にラインナップされることはなさそうだけど・・・。)
公式サイト>>SIM動作確認済機種一覧