評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
HUAWEI WATCH FIT 3をご提供頂きました。
2024年5月に発売されたHUAWEI製のスマートウォッチです。
個人的にWATCH FITシリーズは推しの1本。
これまで発売されたモデルは殆どレビューしているんですが、どれも機能・性能と価格のバランスに優れており、コスパの高さが特徴的でした。
果たして前作から2年ぶりに登場した最新モデルの実力はどれほどのものなのか?
本記事で実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・大型ディスプレイ ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・充実した機能 ・カロリー管理が優秀 ・長持ちバッテリー ・衛星測位に対応 ・クイック返信可能 ・音声通話可能 | ・Google Fitと連携不可 ・決済機能なし |
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HUAWEI WATCH FIT 3のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはHUAWEI WATCH FIT 3の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
HUAWEI WATCH FIT 3は本体カラーとストラップの組み合わせで5種類あります。
- ホワイト×レザー
- グレー×ナイロン
- ホワイト×フルオロエラストマー
- ピンク×フルオロエラストマー
- ブラック×フルオロエラストマー
このうち、今回ご提供いただいたのはブラック×フルオロエラストマーです。
ホワイト×レザーストラップもめちゃくちゃかっこいいですね。女性が付けても良さそう。
これまでのシリーズは、長方形だったのでスポーツバンドらしさがあったんですが、HUAWEI WATCH FIT 3はスクエアタイプにデザインを一新。
よりシチュエーションを問わずに使えるようになりました。
どこかApple Watchを連想させるデザインです。
ミドルフレームはアルミ製で、本体右側面には2つの物理ボタンを搭載。
これまでなかったリューズが加わりました。
リューズを押すとアプリ一覧の表示、ファンクションボタンは指定した機能・アプリをすぐに呼び出すショートカットボタンになっています。
リューズを回転させることで、スクロールやアプリ表示の拡大・縮小はもちろん、音量調節にも使えますよ。より直感的に操作可能です。
動きに合わせてダイヤルを回しているかのようにトトトト・・・と弱くバイブするのが良い感じ。
もはや使い心地はハイエンドモデルのようです。
左側面にはスピーカーがあります。
HUAWEI WATCH FIT 3単体での音楽再生はもちろん、マイクも搭載しているので、Bluetooth通話が可能です。
背面には心拍等計測センサーと充電端子を搭載。
ここだけは光沢が強い素材になっているので指紋や皮脂汚れが目立ちます。
特に夏場はマメに掃除してあげましょう。結構汚いっす・・・。
ブラックのストラップはフルオロエラストマー製。
TPUバンドよりもベタつきが少なく感じました。しっとりなんだけどサラサラしてるような、そんな質感です。
長く使っていればどうしても使用感が目立ちますが、毎日装着するものなので仕方ないですね。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイル。
遊革が若干ペラペラしているので引きちぎらないように注意しましょう。
なおストラップ交換はめちゃくちゃ簡単です。
本体背面のクイックリリースボタンを押しながら引き抜くだけです。装着する時はそのままグッと押し込めばOK。
純正ストラップはもちろん、サードパーティー製のストラップも販売されているのでコーディネートや気分に合わせて交換しても良いでしょう。
公式サイト>>純正ストラップ
Amazon>>WATCH FIT 3ストラップ検索結果
サイズ感
HUAWEI WATCH FIT 3の本体サイズは、43.2×36.3×9.9mm。
僅かに縦のほうが長いですが、ほぼ正方形。
旧モデルよりも時計らしいデザインになりました。
大きめサイズなので女性やお子さんが使う場合にはバランスに注意です。
41mmのApple Watchと比べるとこんな感じ。ひと回り大きく感じますね。
その一方で厚みは旧モデルよりもさらに1mm薄くなりました。使ってて煩わしく感じることはありませんよ。
重さはストラップ込みで49gとサイズ感の割には軽め。まぁ普通です。
なおフルオロエラストマー製のストラップは130mmから210mmの範囲で調節可能。
小穴が沢山あるので困ることはないでしょう。
付属品
HUAWEI WATCH FIT 3の付属品は以下のとおり。
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
充電ケーブルはマグネット式でUSB Type-Aのもの。
他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものもありますが、HUAWEI WATCH FIT 3はマグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れません。
充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。充電にそれほど強い電力が必要なわけでもないので、スマホの充電器などを使えばいいでしょう。
HUAWEI WATCH FIT 3のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
僕はスマートバンド・スマートウォッチを使う上で最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
HUAWEI WATCH FIT 3のバッテリー性能をチェックしていきましょう。
通常利用で約10日使えるバッテリー持ち
HUAWEI公式サイトによれば、標準的な使用で約10日間、ヘビーユースで約7日間連続使用可能と長持ちです。
実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフ設定で使ってみたところ、100%から6%になるまでの日数は約9日間でした。
公称通りのバッテリー持ちで優秀。1回のフル充電でこれだけ使えるなら十分すぎます。
なお公式サイトに掲載している10日間連続使用の要件は以下の通りです。
24時間心拍数測定ON、TruSleep™OFF、毎週90分のワークアウト、メッセージ通知ON(1日平均メッセージ50件、通話6件、アラーム3回)、1日に200回画面点灯。データはファーウェイのラボによるものです。
引用:公式サイト
AOD有効でも5.5日連続使用できる
HUAWEI WATCH FIT 3はディスプレイ常時表示に対応しています。
一般的に画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能ですが、AODを有効にするとバッテリーもちが悪くなるので注意が必要です。
ただHUAWEI WATCH FIT 3の場合は100%から3%になるまで約5.5日でした。
AOD有効にしてここまでバッテリー持ちが良いのは初めてかも・・・。
これなら個人的にはAOD有効で使うのをおすすめしたいです。
例えば作業中でもちょっと視線をズラすだけで時間や天気、通知なんかをチェックできるのは非常に便利なので積極的に使っても良いでしょう。
もちろんバッテリー持ちを優先する場合には無効でOK。
持ち上げて画面を点灯する機能もありますからね。
なおHUAWEI WATCH FIT 3では、新たに「持ち上げて常時表示を点灯」が追加されていました。
AOD使いつつ少しでもバッテリー持ちを長くしたい場合には有効にしてもいいかも。
充電速度も優秀
長持ちバッテリーのHUAWEI WATCH FIT3は充電速度も優秀でした。
バッテリー残量6%からフル充電までの時間は約70分。
旧モデルHUAWEI WATCH FIT 2と殆ど変わらない充電速度です。
30分程度でもそれなりに充電できちゃうので、例えば毎日お風呂・シャワーの時間に充電すれば、バッテリー残量を意識することなく使い続けることができると思います。
HUAWEI WATCH FIT 3は旧モデルから引き続きバッテリー性能が優秀。
毎日使うスマートウォッチとして充分なクオリティです。
HUAWEI WATCH FIT 3のディスプレイをレビュー
スマートウォッチやスマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。
1日に何度も目にするのに、粗かったり、見づらかったりするのはストレスですからね。
HUAWEI WATCH FIT 3のディスプレイを見ていきましょう。
1.82インチ有機ELディスプレイ
HUAWEI WATCH FIT 3のディスプレイは1.82インチの有機EL(AMOLED)。
旧モデルよりも横幅が広くなって更に大きくなりました。
ほぼ正方形に近い形状で、画面解像度408×480、347ppiと、もはやスマホ並みのスペックになっております。
有機ELパネル特有の引き締まった黒色でメリハリある表示が非常に美しく、粗さを感じることもありません。
画面輝度は最大1,500nitsと充分な明るさ。屋外で使用しても見づらさを感じることはありませんでした。AODでもしっかり見えちゃいます。
1,500nitsってスマホでも貴重なくらい明るいですからね。自動調節も上手です。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能です。
ディスプレイが大きくなったことで画面占有率も77.4%にアップ。
とは言え、ある程度ベゼル(縁)はあります。黒ベースの文字盤なら目立ちませんが。
リフレッシュレート60Hzで滑らかに動く
HUAWEI WATCH FIT 3のディスプレイはリフレッシュレート60Hz。
1秒間に60回ディスプレイを書き換えてくれるので、表示が滑らかになります。
特にスクロール時に分かりやすくてヌルヌル動きます。
スマホでもそうですが、リフレッシュレートが高ければ体感的な動作性能が向上。
よりサクサク動いている気がすると思います。
豊富な文字盤
HUAWEI WATCH FIT 3はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
無料のものから有料のものまで種類は豊富。
これだけあれば1つくらい自分好みの文字盤が見つかるでしょう。
個人的にはシンプルなデザインが好きなのでWATCH FIT 2から引き続きこの文字盤が気に入っています。
ホーム画面で複数の情報をチェックできる文字盤も良いですね。
表示されている項目がショートカットになっているタイプは特に使いやすいですよ。
表示項目をカスタマイズできる文字盤もあるのでチェックしてみましょう。
この他、自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
家族やペットの写真を文字盤にすれば使うたびに癒やされちゃいますね。
常時表示ディスプレイ(AOD)対応
HUAWEI WATCH FIT 3はAODに対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
白黒だけじゃなくてカラー表示できるのがハイエンドモデルっぽくて良いですね。
バッテリー性能のレビューでも紹介したとおり、AODはバッテリー消耗が激しくなってしまいます。
AODを表示する時間設定ができれば良かったんですが旧モデル同様に非対応でした。
なお初期設定ではAODが有効の場合は「手首を持ち上げて点灯する」機能が無効になり、操作したい場合は画面をタッチする必要がありますよ。
HUAWEI WATCH FIT 3を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でHUAWEI WATCH FIT 3を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
コンパニオンアプリはHUAWEIヘルスケア
HUAWEI WATCH FIT 3は単独では利用できず、スマホとのペアリング(接続・連携)が必要。ペアリングには専用コンパニオンアプリ「HUAWEIヘルスケア」を使います。
HUAWEI Health
Huawei Software Technologies Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
残念ながらAndroid向けのHUAWEIヘルスケアはPlayストアには存在しないので、HUAWEI App Galleryからダウンロードする必要があります。
公式サイト>>HUAWEI App Gallery
HUAWEI WATCH FIT 3の初回起動時にQRコードが表示されますが、ここからダウンロードすることも可能です。
アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。
ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが、全て「OK」をタップして問題ありません。
途中AppGalleryをインストールするかお知らせがでますが、必要ないなら「ダウンロードを続行」をタップしてください。
HUAWEIヘルスケアで簡単ペアリング
スマホにHUAWEIヘルスケアをインストールしたら、次はペアリング。
ペアリングが難しいと使いたくないなーと思ってしまいますが、HUAWEI WATCH FIT 3は簡単なのでご安心ください。
HUAWEI WATCH FIT 3の電源を入れて「日本語」を選択。
続いてスマホにインストールしたHUAWEIヘルスケアで「デバイスを追加」をタップ。
すると自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。
HUAWEI WATCH FIT 3が見つかったら「接続」をタップ。
HUAWEI WATCH FIT 3の画面にもペアリング要求があるのでチェックマークをタップしてあげましょう。
これでスマホとのペアリングは完了。表示された通りに進めるだけなので簡単ですよ。
HUAWEIヘルスケアのインストールやペアリングの方法は、公式サイトに掲載されている「ペアリングガイド」でも確認できます。
めちゃくちゃ分かりやすいので購入前にチェックしておきましょう。
公式サイト>>ペアリングガイド
Google Fitと連携できない
自分のヘルスケアデータをGoogle Fitで管理している人もいると思いますが、残念ながらHUAWEIヘルスケアはGoogle Fitと連携ができないのでご注意ください。
GoogleとHUAWEIとの関係によるものですが、ずいぶん長いこと連携できない状態が続いてますよね・・・。もう解消することはないのかな?
ちなみに「Go Sync」等の中継アプリを使用すれば、完全ではないにしろ連携することはできるようなのでお試しください。
Huawei Community>>HUAWEIヘルスケアとGoogle FITの連携方法
なおiPhoneで使う場合にはAppleヘルスケアとデータ共有可能です。
動作性能は快適でサクサク
HUAWEI WATCH FIT 3にどんなSoC(チップセット)が搭載されているのか分かりませんが、引っかかりやカクつきもなく、動作は快適そのもの。
リフレッシュレートが60Hzなことも手伝ってヌルサク状態です。
多少激しく動かしてもしっかり指の動きに付いてきてくれます。
低価格帯のスマートバンド・スマートウォッチだとモッサリしていることもありますが、HUAWEI WATCH FIT 3なら心配ご無用。
何をやってもストレスを感じないレベルで快適です。
簡単に基本操作を紹介しておきます。
上下スワイプで設定項目と通知の表示。
左スワイプで「カスタムカード」と呼ばれるお気に入りアプリの表示です。
カスタムカードは最大6つまで表示可能で、HUAWEI WATCH FIT 3の設定アプリで編集できます。
右スワイプで実行中のアプリを表示する「スマートアシスト」を表示。
旧モデルにも同じような機能の「Assistant Today」があって、実行中のタイマーやストップウォッチの状態を表示してくれましたが、「スマートアシスト」では対応していないようです。
その代わり、リューズをカチカチっと2回押すことでマルチタスクマネージャーにアクセスできるようになりました。
ワークアウトしながら天気や前回のワークアウト記録を確認するなど、複数の機能を同時に扱えるので重宝します。
搭載されたHarmonyOSの効果なのか、旧モデルよりも賢くなった気がします笑
サードパーティー製アプリを追加できるけど・・・。
HUAWEI WATCH FIT 3はHUAWEIヘルスケアのAppGalleryからミニアプリを追加することも可能です。
ただ、見て頂いて分かるようにラインナップは今ひとつ・・・。
専用アプリをスマホにインストールしなければ使えないものもあったり、絶対便利!と言えるものはありませんでした。
今後さらに充実してくれたら大きな強みにもなると思います。
ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI WATCH FIT 3を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・SpO2・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体でリアルタイムのデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータをチェックすることができます。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
HUAWEIのスマートバンド・スマートウォッチと言えば睡眠計測の分析機能が非常に優秀なのが特徴。
搭載された「HUAWEI TruSleep 4.0」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
HUAWEI WATCH FIT 3からは「睡眠中の呼吸乱れ検知」にも対応して、ますます安心感が高まりました。個人的に睡眠分析ならHUAWEI一択だと思ってます。
リアルタイムの睡眠計測は、生活リズムが一定ではない人でも活用可能。
短時間の睡眠は「仮眠」と正確に分析してくれるなど、計測精度も他のスマートバンドに比べて高いです。
ただ付けてるだけで自分のヘルスケアデータを詳しく計測できるのってシンプルに凄いですよね。これがスマートウォッチを使う大きなメリットです。
なお、自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしちゃっても良いかもしれません。
この他、女性のための月経周期モニタリング機能も搭載しています。
使う場合はHUAWEヘルスケアに生理周期カレンダーを追加し、初期設定が必要です。
生理日付近のリマインダーや妊娠可能期間の確認等、女性にとって重宝する機能です。
モニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが目安にはなると思います。
ボディメイカーでカロリー管理ができる
HUAWEI WATCH FIT 3には新たに「ボディメイカー」機能が追加されました。
消費カロリーの計測に加えて、摂取した食事のカロリーを記録可能に。
ダイエットに重要なカロリー管理を手軽にできちゃうのがポイントです。
食事の登録はHUAWEIヘルスケアから。データベースが登録されているようで、入力も超簡単です。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多ければ、調整しようと思いますし、搭載されたスマートサジェスト機能で必要な運動をお知らせしてくれるとのこと。
現在ダイエットをしている人の超強力なパートナーになってくれそうです。
100種類以上のスポーツモード
HUAWEI WATCH FIT 3には100種類以上のスポーツモードが搭載されています。
- 屋外ランニング
- トラックランニング
- 屋内ランニング
- 屋外ウォーキング
- 屋内ウォーキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- プール水泳
- オープンウォータースイム
- 縄跳び
- クロストレーナー
- ローイング
- 自由トレーニング
ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。
- 筋力トレーニング
- スピニング
- ステッパー
- 歩行マシン
- HIIT
- エアロビクス
- グループ運動
- ヨガ
- ピラティス
- クロスフィット
- ファンクショナル
- 身体トレーニング
- テコンドー
- ボクシング
- フリースパーリング
- 空手
- フェンシング
- コアトレーニング
- ボディコンバット
- 剣道
- 鉄棒
- 平行棒
- ベリーダンス
- ジャズダンス
- ラテンダンス
- バレエ
- ストリートダンス
- 中国スクエアダンス
- ダンス(一般)
- eスポーツ
- ローラースケート
- マーシャルアーツ
- 太極拳
- フラフープ
- フリスビー
- ダーツ
- アーチェリー
- 乗馬
- レーザータグ
- 凧揚げ
- 綱引き
- ブランコ
- ステアクライミング
- 障害物競走
- 釣り
- パデル
- サッカー
- バスケットボール
- バドミントン
- 卓球
- テニス
- ビリヤード
- ボウリング
- バレーボール
- シャトルコック
- ハンドボール
- 野球
- ソフトボール
- クリケット
- ラグビー
- ビーチサッカー
- ビーチバレー
- ゲートボール
- ホッケー
- スカッシュ
- セパタクロー
- ドッジボール
- セーリング
- サーフィン
- ラフティング
- ドラゴンボート
- カヌー
- ボート
- 水上バイク
- SUP
- アイススケート
- アイスホッケー
- カーリング
- ボブスレー
- そり
- バイアスロン
- スケートボード
- ロッククライミング
- バンジージャンプ
- パルクール
- BMX
- オリエンテーリング
- パラシュート
- オートレース
ただなぜかウィンタースポーツにスキー・スノーボードが見当たりませんでした。
ワークアウトの一部は運動の種類に応じた目標設定をすることが可能。
やっぱりランナーの数が多いので、コースが設定できたりと他のスポーツよりも充実していますね。準備運動もお任せください笑
スポーツモードのうち以下の4種類は自動検出に対応しています。
- ランニング
- ウォーキング
- ローイングマシン
- エリプティカル
本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEIヘルスケアで履歴等の詳しいデータを分析することもできます。
屋外ウォーキングでもこれだけ細かな数値が出るのであれば、ワークアウトガチ勢の人でも満足度が高いんじゃないでしょうか?
5種類の衛星測位システムに対応
HUAWEI WATCH FIT 3は、旧モデルから引き続き以下の5種類の衛星測位システムに対応しているとのこと。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- BDS(中国)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
実際にスマホを持たずにウォーキングをした結果が以下のとおり。
おかしな場所を記録されることもなく正確な場所を表示してくれました。
計測したルートはマイルートとして保存することもできますよ。
安価なモデルだと機能は充実していてもGPS(衛星測位)に対応していないことが大半。
HUAWEI WATCH FIT 3なら対応しているので、運動好きなあなたにぴったりと言って良いでしょう。
便利なアプリ通知&クイック返信機能
スマートバンドに無くてはならない機能の1つ、スマホの通知確認にもしっかり対応。殆どタイムラグなくスマホの通知を確認可能です。
ちなみにHUAWEI WATCH FIT 3にはスピーカーが搭載されているのでご注意を。通知音が鳴っちゃうので気になる人はミュートにしておきましょう。
基本的に通知センターに届いたものは全てHUAWEI WATCH FIT 3にも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。
全ての通知を受信するとうるさい場合もあるので本当に必要な情報だけに絞るのがおすすめです。
文字化けすることもなく日本語OK。表示可能な文字数は150文字程度なので、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できるでしょう。
ただなぜかGmailは件名のみの表示で、本文を確認することはできませんでした。
僕が試してみたところ少なくとも20件は履歴が残るようです。かなり多め。
こんな時もリューズを回してスクロールできるんですよー!
そして貴重なクイック返信機能にも対応しております。やった!
予め登録してある定型文や絵文字をサクッと返信可能です。
僕が試した限りでは、SMSとLINEはクイック返信に対応していました。
また、音声着信時にテキストメッセージでの応答も使えます。
キーボードや音声で文字入力できるわけではないですが、ちょっとした返信ができるだけでもめちゃくちゃ重宝しますよ。
スピーカー・マイクで通話ができる
HUAWEI WATCH FIT 3にはスピーカーとマイクが搭載されているので、着信に応答し、スマホを取り出さなくても通話ができちゃいます。
もちろんSIMカードを装着できるわけではないのでスマホの補助と言ったところ。
作業中など手が離せないシチュエーションでも応答できるので意外と重宝します。
スピーカーもマイクも性能がそれほど高くはないので、音質はイマイチですが、ちょっと通話するくらいなら支障ありません。
音楽再生アプリを操作できる
HUAWEI WATCH FIT 3はスマホの音楽再生アプリをリモコン操作できます。
再生/一時停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが便利。
ちゃんとリューズの動きに連動して調整できるんですよ。
スマホを取り出さなくても手元で操作できるので超便利。
個人的にはなくてはならない機能になっております。
また、HUAWEI WATCH FIT 3本体に音楽データを保存すれば、スマホとの接続なしでも音楽を聞けます。
この場合はHUAWEI WATCH FIT 3に搭載されたスピーカーから音楽が流れてきます。
スマートウォッチ単体で音楽を再生するシチュエーションが僕には分かりませんが、ワークアウト中とかが便利なのかもしれませんね。
防水性能は5ATM(5気圧)
HUAWEI WATCH FIT 3の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通り水泳中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、プールでの利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。当たり前ですけど・・・笑
水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
なお、水には強いですがお風呂・サウナやシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
HUAWEI WATCH FIT 3をiPhoneで使う場合の機能制限
HUAWEI WATCH FIT 3はiPhoneに接続しても使えますが、一部機能に制限があるので注意が必要です。
僕が実際に使ってみた限りでは、iPhoneとAndroidでの違いは以下の通り。
iPhone | Android | |
通知 | 通知の有無を選べるアプリが少ない | 通知の有無をアプリ毎に設定できる |
クイック返信 | なし | あり |
アプリ追加 | なし | あり |
音楽追加 | なし | あり |
リモート撮影 | あり | なし |
1番大きな違いは「クイック返信」が使えるかどうか。残念ながらiPhoneではクイック返信が使えないのでご注意ください。
また、Androidでは通知の有無をアプリ毎に選択できるのですが、iPhoneでは超限定的。
8つのアプリ以外は全て「その他」になってしまうので設定の自由度は低いです。
その一方で、iPhoneとHUAWEI WATCH FIT 3を接続すると、リモートシャッターが使えます。
写真好きの人にはなくてはならない機能かもしれませんね。
iPhoneでもAndroidでも殆ど変わらず使えますが、一部異なる部分があるので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
HUAWEI WATCH FIT 3のスペック・仕様
HUAWEI WATCH FIT 3のスペックは以下の通り。旧モデルHUAWEI WATCH FIT 2のスペックも比較用に掲載しています。
製品名 | WATCH FIT 3 | WATCH FIT 2 |
価格 | 23,980円 | 20,680円 |
サイズ | 43.2mm 36.3mm 9.9mm | 46.0mm 33.5mm 10.8mm |
バンドサイズ | 130~210mm | 130~210mm |
重さ | 26g | 26g |
ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED 480×480 347ppi 1,500nit | 1.74インチ AMOLED 336×480 336ppi |
明るさ自動調整 | あり | あり |
常時表示ディスプレイ | あり | あり |
スポーツモード | 100種類 | 97種類 |
バッテリー容量 | 400mAh 基本使用:10日間 ハード使用:7日間 AOD使用:4日間 | 基本使用:10日間 ハード使用:7日間 |
対応OS | Android 8.0以上 iOS 13以上 | Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
コンパニオンアプリ | HUAWEI ヘルスケア | HUAWEI ヘルスケア |
クイック返信 | 対応 Androidのみ | 対応 Androidのみ |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 対応 | 対応 |
Bluetooth Ver. | 5.2 | 5.2 |
決済機能 | なし | なし |
公式サイト>>スペック
まとめ:HUAWEI WATCH FIT 3のメリット・デメリット・評価
HUAWEI WATCH FIT 3を実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
HUAWEI WATCH FIT 3を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・大型ディスプレイ ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・充実した機能 ・カロリー管理が優秀 ・長持ちバッテリー ・衛星測位に対応 ・クイック返信可能 ・音声通話可能 | ・Google Fitと連携不可 ・決済機能なし |
評価
評価:(5点/5点満点)
さすが僕の「推しスマートウォッチ」。
2024年最新モデルもめちゃくちゃ完成度が高くて素晴らしい仕上がりでした!
ハイエンドモデルに負けず劣らずの充実した機能を搭載していながらも、価格が2万円台に抑えられているのが最大の魅力。
旧モデルよりもデザインが洗練されており、これまで以上にシチュエーションやコーディネートを問わずに使えるようになりました。
唯一足りないのは決済機能くらいなもので、それ以外の部分でデメリットらしいところは見当たりません。
HUAWEI WATCH FIT 3は、誰が使っても満足できるコスパの高いスマートウォッチだと思います。満点!
iPhoneで使う場合には一部機能制限があるので、ご注意くだいさいませ。