評価:(4点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
AQUOS wish4を購入しました。
2024年7月に発売されたエントリースマホ。
スマホを純粋に電話機として使っているライトユーザーさんや、年配の方に人気のAQUOS wishシリーズ2024年最新モデルです。
2023年に発売されたAQUOS wish3も、今なお売れてるスマホランキングで上位にランクインしているほど多くのユーザーに愛されています。
AQUOS wish4最大の特徴はサイズ感。
これまでの5.7インチから6.6インチへと一気に大きくなりました。
果たしてサイズアップしたことで使い勝手はどう変わったのか?
本記事でAQUOS wish4を詳しくレビューするので参考にしてください。
今すぐ知りたい項目にジャンプ
本記事でレビューしているのはAQUOS wish4のワイモバイル版です。AQUOS wish4はワイモバイル版以外に「ドコモ版」「楽天モバイル版」「SIMフリー版」がありますのでご注意ください。
メリット | デメリット |
・6.6インチ大画面 ・90Hz高駆動 ・おしゃれなデザイン ・長持ちバッテリー ・おサイフケータイ ・IP68&MIL規格 ・イヤホンジャック ・指紋認証&顔認証 ・SDカード使用可能 | ・画面解像度HD+ ・動作性能の進化なし ・カメラは価格相当 ・充電速度のんびり ・モノラルスピーカー ・付属品なし |
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AQUOS wish4のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはAQUOS wish4の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
AQUOS wish4のカラーバリエーションは以下の4色。
- Blue
- White
- Black
- Pink
このうち、僕が購入したのはWhite(ホワイト)です。
ちなみにPinkがワイモバイル限定カラーなので超悩みました。
旧モデルAQUOS wish3もホワイトを購入したんですが色味が全く違います。
白というよりベージュのような色合い。
優しい雰囲気で悪くないですが真っ白ではないのでご注意ください。
筐体の質感はマットでサラサラ・ザラザラとした触り心地です。
旧モデルから引き続き再生プラスチックを60%使用とのことですが、全くプラスチック感はありません。
陶器のような、卵の殻のような、和紙のような。他のスマホにはない独特の質感です。
背面パネルのデザインは旧モデルからファッショナブルに刷新。
miyake designe監修によるモダンなデザインで、可愛いカメラユニットが特徴的です。
カメラユニットの右下にはFeliCaポートもありますよ。
ただ本体サイズが大きくなったせいか、ちょっと間延びした印象を受けました。
まぁ少なくとも、これまでのシリーズで最も素敵なデザインであることは間違いありません。なんかオシャレなんですよ、とっても。
ケースを付けずにそのまま使いたくなる見た目です。
背面パネルは湾曲のない箱型スタイル。丸みがなくなってスッキリした印象になりました。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。
電源ボタンには指紋認証センサーを搭載。物理ボタンのカラーリングも良い感じですね。
左側面にはカードスロット。
SIMピンを使わずに抜き差しできるタイプでSIMカードとmicroSDカードを1枚ずつ装着できます。
なお以前のモデルはカードスロットを引き抜くと勝手に再起動していましたが、wish4はそんなことはないようです。地味に嬉しいポイント。
本体上部にはマイクとイヤホンジャックがありました。
下部にはマイク・USB Type-Cポート・スピーカーが搭載されております。
基本的な作りは旧モデルAQUOS wish3から変更はありません。
ただ見た目がかなり良い感じになっていますね。オシャレです!
サイズ感
AQUOS wish4のサイズは167mm×76mm×8.8mm。
ディスプレイが5.7インチから6.6インチになったことで、厚みは変わらないものの全体的にデカくなっております。
購入して箱から出した時のインパクトが凄かったです。旧モデルのサイズを知ってるので、なおさら驚きました。
AQUOS wish4が届きましたよー!
めちゃくちゃ大きくなってて衝撃をうけました?さすが6.6インチ? pic.twitter.com/WEPInQfQ0s— ちびめがね (@chibimeganecom) July 5, 2024
6.1インチのGoogle Pixel 8aと比べてみるとこんな感じ。
もはや大きさだけなら10万円超えのハイエンドモデルと変わりません笑
ただビッグサイズの割に重さが190gと比較的軽いのは嬉しいポイント。
ズッシリ重たい感じはないので、扱いにくくはないと思います。
付属品
AQUOS wish4の付属品は旧モデルから引き続きクイックスタートガイドのみ。
- 充電器
- 充電ケーブル
- ケース
- 保護フィルム
何ひとつ付属していないので、ご注意ください。
充電器・充電ケーブルは今使っているものを流用できそうですが、ケースとフィルムは自分で購入するしかありません。
既に他社製のケースやフィルムが販売されているようなので、好みのものを探してみましょう。
Amazonで検索>>AQUOS wish4 ケース
Amazonで検索>>AQUOS wish4 フィルム
AQUOS wish4のディスプレイをレビュー
続いてAQUOS wish4のディスプレイを見ていきましょう。
毎日目にするディスプレイはスマホの命と言っても過言ではないくらい重要ですよね。
6.6インチ 液晶ディスプレイ
AQUOS wish4はこれまでのシリーズとは打って変わってディスプレイが大型化。
サイズは6.6インチで、これまでのモデルよりも約1インチ大きくなっています。
たった1インチ?と思うかもしれませんが完全に別物。
例えば6.1インチディスプレイのスマホと比較してもこんなに違うんですよ。
ネットサーフィンなどの普段使いはもちろん、動画見る時にも活躍してくれます。
これまでのAQUOS wishシリーズはコンパクトで扱いやすい反面、ディスプレイが小さすぎて見にくい・見づらいと感じていた人も多いと思います。
最新モデルのAQUOS wish4は、まさにそんな不満をバシッと解消してくれました。
特に年配のユーザーにはめちゃくちゃ嬉しい進化になったと思います。
下ベゼル(縁)は相変わらず太めですが、上左右はスッキリしているので表示領域が狭すぎることもありません。
形状は変わったもののインカメラも引き続き切り欠きタイプ。そろそろパンチホールタイプになってくれても良いんですけどね。
液晶パネルなので有機ELに比べると視野角が狭くなりがちですが、使っていて気になるほどではありませんでした。
ディスプレイは湾曲のないフラットタイプ。保護フィルムを貼り付けやすいから好きです。
操作は両手持ち推奨
AQUOS wish4は6.6インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。
頑張って片手で操作しようとしても端まで指が届きません。
慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、無理はしないようにしてください。落としてしまったら大変ですからね。
当然旧モデルのようにコンパクトなスマホの方が扱いやすいです。
大画面を選ぶか、扱いやすさを選ぶか。
悩ましいところですが、あなたのスマホの使い方に合わせて決めるのが良いでしょう。
ディスプレイ解像度はHD+
AQUOS wish4のディスプレイ解像度はHD+(1612 × 720)。
ディスプレイが大きくなったのでFHD+(1080p)になってくれたかなーと思ったんですが、旧モデルから変化はありませんでした。残念。
とは言え、普段使いに困ることはなく十分綺麗です。
ディスプレイ解像度が低いので心配かもしれませんが、普通に使えちゃうのでご安心ください。
なお、僕は初期設定で問題ありませんでしたが、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することも可能です。
明るさが物足りない
AQUOS wish4のディスプレイ輝度は分かりませんが、他のスマホに比べると少々暗め。
屋外で直射日光が当たる場面では見づらいことがあると思います。
写真を撮る時に画面が暗いと使いにくくなりますよね。
このため、明るさ自動調整に任せるよりも手動で調整した方が良いでしょう。
リフレッシュレート90Hzに対応!
AQUOS wish4の画面リフレッシュレートは最大90Hz。
これまで60Hzだったのが、ついに高駆動ディスプレイに対応してくれました。
低価格帯のエントリーモデルで高駆動ディスプレイを搭載しているのは貴重なので、めちゃくちゃ嬉しい進化ポイントです。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度これに慣れたらもう60Hzには戻れないかもしれません。
いつでも90Hzというわけではなく、画面の動きやアプリによって60Hzと90Hzに変化する仕様。
リフレッシュレートが高いとバッテリー消耗が激しくなるので、自動調節は省電力に優れています。
また例え性能の低いスマホでも、スクロールが滑らかなだけで体感的に動作性能が高く感じるもの。
低価格帯のスマホほど高駆動ディスプレイの搭載は優秀なメリットです。
しかも元々AQUOSスマホはスクロールが独特で、指の動きに併せてスルスルーっと流れるような動きをするので、非常に快適に感じました。
オートスクロール機能を搭載
AQUOS wish4には旧モデルから引き続き便利なオートスクロール機能が搭載されておりました。
ディスプレイをゆっくり上下に動かすと矢印マークが表示され、それをタッチしてあげるとオートスクロールが可能になります。
自分の好みに合わせてスクロール速度も調整可能。
SNSが好きな人には超嬉しい機能ですね。
Widevine L1で動画視聴が快適?
AQUOS wish4のデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
このためストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
Netflixの最大再生解像度はFull HD。残念ながらHDR機能は現時点では非対応でした。
旧モデルはWidevine L3だったので進化ポイントになりますね。
ただし、そもそもディスプレイの解像度がHD+なので、設定上FHD+になったとしても、他のスマホと同じ画質にはならないのでご注意ください。
実際の表示は別にして、ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で設定可能。
YouTubeでは「1440p60」まで設定できることを確認しました。
やっぱり大画面ディスプレイは動画視聴が楽しいです。
スマホをそんなにバリバリ使わなくても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。
AQUOS wish4そんなあなたにピッタリのスマホだと思いますよ。
AQUOS wish4の基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのはSoC(CPU)。
AQUOS wish4には「Dimensity 700」が搭載されております。
2020年11月に台湾の半導体メーカーMediaTekが発表したチップセットで、7nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
公式サイト>MediaTek Dimensity 700
なんと旧モデルAQUOS wish3と同じSoCの搭載となりました。
うーん・・・。せっかくなら外観だけじゃなくて中身も変わって欲しかったですねぇ。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは385,646点、GPUスコアは61,166点。
旧世代のVer.9では総合スコアが298,596点、GPUスコアは56,076点でした。
当たり前ですがAQUOS wish3と殆ど変わらないスコアになりました。
2024年7月時点の最高スコアは200万点を超えているわけですが、38万点では、いわゆる普段使いに困らない最低限のスコアと言えます。
AQUOS wish4のユーザー層を考えると、これくらいあれば十分と言って良いでしょう。
だからこそAQUOS wish3と同じSoCを搭載したのかもしれませんね。
ちなみにこれまでのAQUOS wishシリーズで最もスコアが高いのは、Snapdragon 695 5Gを搭載したAQUOS wish2なんですよ。
モデル | 搭載SoC | AnTuTuスコア(Ver.9) |
AQUOS wish | Snapdragon 480 5G | 28万〜30万点 |
AQUOS wish2 | Snapdragon 695 5G | 36万〜38万点 |
AQUOS wish3 | Dimensity 700 | 27万〜29万点 |
AQUOS wish4 | Dimensity 700 | 27万〜29万点 |
こちらのページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
普段使いに困らない最低限の動作性能
AQUOS wish4は、ネットサーフィンやLINE、SNS、動画視聴などの普段使いなら軽快に動くのでストレスを感じることはありません。
最低限の動作性能なので過度な期待は禁物ですが、スマホを電話として使ってるライトユーザーであればこれくらい動いてくれれば十分だと思います。
Pixel 8aと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Pixel 8aと動作性能をプチ比較してみました。
Pixel 8aは大人気のGoogle製ミドルレンジスマホ。上位モデルと同じSoCを搭載しておりAnTuTuベンチマークスコアは100万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
さすがに圧倒的な差があるのかなーと思いきや、そこまで変わらない結果に笑
当然Pixel 8aの方が表示速度は早いんですけどね。AQUOS wish4くらいでも困ることはなさそうです。
ゲーム性能は高くない
AQUOS wish4は普段使いに困らない動作性能ですが、旧モデル同様にゲームを快適にプレイできるほどではない点は注意したいところ。
特に高グラフィックを売りにしているような重いゲームで遊ぶには性能不足です。
例えば人気RPGゲーム「原神」ではデフォルトグラフィック設定が「最低」。
負荷のかかりやすいエリアで15分ほどプレイした時の平均FPSは25.199止まりで、それなりにカクつき・モタつきを感じました。
ちなみにグラフィック設定を「最高/FPS60」にしてプレイしてみたのですが、5分ほどでゲームが強制終了しまいました。
そもそもAQUOS wish4でゲームをバリバリ遊ぼうと思っている人なんていないでしょうが、重いゲームを快適にプレイできる性能ではないのでご注意ください。
もちろん、将棋やオセロ、麻雀のような軽いゲームであれば支障なくプレイできるのでご安心下さい。
またAQUOSトリックの中にゲーミングメニューなるものもありました。
性能を上げるって言うよりは、ゲームに集中できる環境を作ってくれるような感じです。
以下の記事で、これまでレビューしてきたスマホの原神平均FPSをランキング形式で紹介しているので御覧ください。
発熱は気にならない
スマホに負荷がかかると発熱して性能が下がる(カクつき・モタつきを感じる)こともありますが、AQUOS wish4は大きな影響はないようです。
原神をプレイしている時もそれなりにホカホカしているものの、熱くて持てないほどではありませんでした。
AnTuTuベンチマークを4回連続で回してみても、スコアは安定しています。
高い負荷をかけると発熱はするものの、極端に動きが悪くなることはないと思います。
本体が大きくなったおかげで放熱性能が高くなったのかもしれませんね。
もちろん重いゲームを長時間プレイすれば当然動きは悪くなりますよ?
あくまでも通常利用の話です。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込み速度はそれなりに速く、書き込みは遅め。旧モデルと全く同じ傾向です。
ただ、ランダムアクセスの読み書きのスコアはAQUOS wish3よりも高くなっていました。
スペック上は同じ4GB(LPDDR4X)なんですけどね?
AQUOS wish4に新たに搭載されたメモリ拡張機能(仮想メモリ)の影響かもしれません。
ストレージ容量は引き続き64GBと少なめ。
そのうえシステム領域に約15GB使うので実際に保存可能なのは50GBほど。
↑画像を見てもらって分かる通り、重いゲームをダウンロードしたらすぐに容量がパツパツになってしまいます・・・。
また、写真や動画を大量に撮影する人も容量不足にならないように注意しましょう。
最大1TBまでのMicro SDカードを搭載できるので活用したいところです。
AQUOS wish4のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてAQUOS wish4のバッテリー性能をチェックです。
充電速度はもちろん、バッテリーもちの良し悪しもスマホを使ううえで重要なポイント。
なるべく充電しなくても長時間使えるに越したことはありませんからね?
PCMarkバッテリーテストのスコア
AQUOS wish4はスペック上5,000mAhと十分なバッテリー容量。
本体サイズが大きくなったので容量もドーンと増えています。
ただいくら容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこでPCMarkというベンチマークアプリでバッテリーもちを検証してみました。
PCMarkは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているため、それなりに信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
リフレッシュレートが90Hzに対応したのでバッテリー持ちが悪くなるかと思ったのですが、全くそんなことはなく旧モデルよりも向上。
製品名 | PCMarkバッテリースコア |
AQUOS wish3 | 14時間53分 |
AQUOS wish4 | 17時間01分 |
当たり前ですがバッテリー容量が大幅増量したのがシンプルに強いですよね。
普段使いであれば2日くらい途中充電しなくても使えちゃうと思います。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まず1時間Amazon Musicで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗4%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は22%でした。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は1%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 4% | 約25時間 |
原神 1時間 | 22% | 約4.5時間 |
24時間放置 | 1% | 約100日間 |
旧モデルAQUOS wish3との比較がこちら。
使用時間 | wish3 | wish4 |
音楽再生 1時間 | 4% | 2% |
動画再生 1時間 | 10% | 4% |
原神 1時間 | 未計測 | 22% |
24時間放置 | 1.5% | 1% |
全体的にバッテリー消耗が抑えられているのが分かります。
旧モデルよりリフレッシュレートが高くなっていながらもこの優秀な結果!
AQUOS wish4のバッテリー持ちは明らかに良くなっていると評価できます。
もちろん旧モデル同様に設定からバッテリーの最大充電量を変更したり、状態をチェックすることも可能ですよ。
「画面消灯中のみ充電」機能が優秀。
画面が点灯している間はバッテリーの充電ではなく直接給電に切り替えることができます。
発熱を抑えることができるのでゲーミングスマホに搭載されていることが多い機能なんですが、エントリーモデルでも使えるのは驚きです。
充電速度は相変わらずのんびり
バッテリー持ちは十分なAQUOS wish4ですが、充電速度は旧モデルから変わらず遅め。
20%からフル充電までにかかった時間は1時間50分でした。
スペック上のフル充電時間は130分とのことなので、概ね公称通りの結果です。
急速充電規格USB-C Power Deliveryに対応しているようですが、充電時の電力は高くなありません。
寝る前にちゃんと充電したり、フル充電に拘らないなら普段使いで困ることはありませんが、バッテリーもちが良いだけに少し残念なポイントですね。
なお、AQUOS wish4には充電器が付いていないので、別途購入する必要があります。
もちろん現在お使いの充電器・充電ケーブルをそのまま使っても良いですが、充電ポート(端子)はUSB Type-Cなのでご注意ください。
他社製エントリースマホなら18Wを超える急速充電に対応しているモデルも出てるので、AQUOS wishにも頑張ってほしいところです。
AQUOS wish4のカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
果たしてAQUOS wish4のカメラ性能はどれほどなのか?
実際に撮影してみたので参考にしてください。
カメラアプリ
作例を紹介する前にカメラアプリを見ておきましょう。
AQUOS wish4のカメラアプリは実にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
よく使う等倍・1.5倍・2倍はワンタップで切替可能で、ズームボタンを長押しするとその他の倍率にアクセスできます。
迷うことなく使える仕様ですが、シャッターボタンをタップしてから次の撮影までの処理時間が少し長いのが気になりました。
またシャッター音は消すことができず、スクショ音は鳴ったり・鳴らなかったり挙動が不安定・・・。
本体ボリュームと連動しているのかな?よく分かりません。設定にはスクショ音を消す項目はありませんでした。
片手での撮影に便利そうな「フローティングシャッター」機能も搭載されていましたよ。
メインカメラの作例
それではAQUOS wish4でどんな写真が撮影できるのかチェックです。
比較用にGoogle Pixel 8aで撮影した写真も併せて掲載しています。
Pixelシリーズは廉価版でもカメラ性能がむちゃくちゃ高いので注目です。
日中の明るいシーンであれば、意外と綺麗に撮影できていました。
明るく鮮やかな雰囲気になるようです。
ただPixel 8aと比べると、解像感の低さや、質感の乏しさが目立ってしまいます。
撮影した写真をスマホ上で見るくらいであれば十分ですが、テレビやディスプレイに表示するのは厳しいかもしれません。
メインカメラの有効画素数が1,300万から5,010万になったので期待していたんですが、旧モデルから劇的な進化はしていないようです。
HDR性能を確かめるために逆光のシーンでも撮影してみました。
多少ボヤボヤっとしてはいますが、ギリギリ空の白飛びも抑えているので悪くないと思います。
なお今回の撮影には使っていませんが、AIによるシーン補正機能も搭載。
例えばラーメンにカメラを向けると「料理」と表示。シーンに応じて自動補正がかかるようです。
微妙に色合いが変わって全体的に明るくなっていますね。
通常撮影でイマイチな時にAI補正を試してみてもいいでしょう。
夜景モードの作例
AQUOS wish4の夜景モードは、周囲の明るさに合わせてオートで切り替わります。
夜景モードの方が、ノイズが少なく僅かに明るく撮影できています。微妙に笑
うーん・・・。夜間撮影はあまり期待しないほうが良いですね。
夜景モードを有効にしてもノイズが多く、全体的に明るさ不足でモヤっとした雰囲気に。
Pixel 8aと同じくらいとまでは言いませんが、もう少し頑張って欲しかったです。
AQUOS wish4で綺麗に夜間撮影するのは厳しいと思います。
最大8倍のデジタルズーム
AQUOS wish4には望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大8倍まで引き伸ばしての撮影になります。
2倍ズームくらいまでなら解像感があって使えそうです。
それ以上になるとイラストのような質感になってしまうので厳しいですね。
ちなみにPixel 8aにも望遠カメラは搭載されていませんが、画像処理性能が高いので、こんなに綺麗に撮影できちゃいます。凄いですよね。
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けはそこそこ上手です。
人物以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
撮影しながらボケ具合・美肌エフェクトを調整することもできますよ。
インカメラの作例
AQUOS wish4のインカメラは800万画素。
旧モデルに比べて明らかに綺麗に撮影できるようになっていました。
肌がノッペリしちゃっているのでイマイチではありますが、これくらい撮影できれば十分かもしれません。
もちろんインカメラでもポートレートモードが使えます。
メインカメラのポートレートモードよりも調整項目が多かったです。
動画撮影の作例
AQUOS wish4で動画撮影もしてみました。
比較用にPixel 8aで撮影した動画・画像も収録しています。
動画も写真もパッと見はそれなりに撮影できていますが、Pixel 8aと比べてしまうと解像感の低さが目立ち、全体的にモヤッとしていることが分かります。
夜間撮影も明るさ不足でノイズが目立ち、綺麗に撮影することはできません。
メモ代わりに撮影してスマホでチェックする程度なら使えますが、大切な思い出を形にできるほどの性能ではないのでご注意ください。
AQUOS wish4を実機レビュー
ここからはAQUOS wish4の動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 14
AQUOS wish4に搭載されているOSはAndroid 14。
現時点の最新バージョンが搭載されているのは嬉しいポイント。
さらに最大2回のOSアップデートと、3年間のセキュリティアップデートが保証されています。
ライトユーザーほど1台のスマホを長く使うので嬉しいですね。
*6発売されたタイミングから起算して最大2回、最新OSへのバージョンアップが適用されます。 OSバージョンアップの適用回数は、購入時期によって変わります。また、最新OSとは「AQUOS wish4」に搭載されているAndroid OSに対して、OSバージョンアップが可能な時期において適用されるAndroid OSの最新版を指します。
*7セキュリティアップデートは販売開始時点の予定であり、変更となる可能性があります。また、セキュリティアップデートの更新期間は、発売されたタイミングから起算しての更新期間となります。更新期間は、購入時期によって異なります。引用:公式サイト
メーカー独自のカスタマイズは殆ど施されていないピュアAndroid状態なので、シンプルで使いやすいと思います。
僕が購入したのはワイモバイル版なので幾つか関連アプリがプリインストールされていました。
AQUOS wishシリーズを使うユーザーには必要ないかもしれませんが、海外メーカーのスマホによくある便利機能は殆ど搭載されていません。
画面分割機能はあるものの「デュアルアプリ」「セカンドスペース」「複数ユーザー」なんかは探しても見つけることができませんでした。
ジェスチャー操作も最低限で、電源ボタン2回押しでカメラ起動があるくらいですね。
AQUOS wish4に搭載されている機能を使いこなしたい場合には、設定から「AQUOSトリック」を開くと分かりやすく紹介されています。
背面ダブルタップでスクショ撮影はできませんが、ディスプレイ上部の長押しでスクショが撮影できる「Clip Now」を使えます。
また、電源ボタンを長押しで特定のアプリを開けるPayトリガーなんかもありましたよ。
指紋認証でロック解除しながらバーコード決済アプリを起動なんて使い方は便利ですよ。
かんたんモード/ジュニアモード
AQUOS wish4をかんたんケータイ化できる「かんたんモード」、お子さん用の「ジュアモード」も旧モデルから引き続き搭載されております。
年配の方に嬉しいのが「かんたんモード」。
僕の両親はAQUOS wishを「かんたんモード」で使ってたんですが、分かりやすくてめちゃくちゃ重宝するそうです。
なお、個人的にAQUOS wish4が向いているお子さんは小学生までで、中高生には確実に物足りないスマホになるとは思います。
IP68防塵防水/おサイフケータイ搭載
AQUOS wish4にはIP68等級の防塵・防水性能があり、さらにアメリカ国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hに準拠。
米国国防総省が制定したMIL-STD-810Hに準拠した規格において、
防水(浸漬):深さ約1.5mの水中に30分間浸漬させる試験
防水(雨滴):高さ1mから15分間雨滴を落とす試験
防塵:12時間の粉塵試験
防塵(風塵):連続6時間(風速8.9m/sec、濃度10.6g/m³)の粉塵試験
耐衝撃(落下):高さ1.22mから鋼板に製品を26方向で落下させる試験
耐振動: 上下10Hz~500Hz、加速度1.04G、左右10Hz~500Hz、加速度0.2G、前後10Hz~500Hz、加速度0.74Gでそれぞれ60分の振動試験
防湿:連続10日間(湿度95%RH)の高湿度試験
高温保管(固定):63℃に固定した72時間の高温保管試験
高温保管(変動):28℃~58℃までの温度変化において72時間の高温保管試験
高温動作 (固定):55℃に固定した5時間の高温動作試験
高温動作 (変動):28℃~39℃/湿度43%~78%までの変化において72時間の高温動作試験
低温動作:-20℃に固定した5時間の低温動作試験
低温保管:-33℃~-25℃の温度変化において連続72時間の低温保管試験
温度耐久(温度衝撃):-21℃~50℃の急激な温度変化において連続3時間の温度耐久試験
低圧保管:連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧保管試験
低圧動作:連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧動作試験
氷結(結露):-10℃で結露や霧を発生させ1時間維持し、25℃、95%RHで動作確認
氷結(氷結):-10℃環境下で着氷した氷の厚さが6mmになるまで氷結させる試験
を実施。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての状況での全機能の動作を保証するものではありません。
また、すべての衝撃に対して、無破損、無故障を保証するものではありません。引用:公式サイト
もはやタフネススマホさながらの耐久性があると言っていいでしょう。
雨や汗に強いのはもちろん、お風呂で使っても簡単には壊れません。
ここがIP68防塵防水だけのスマホとの違いになりますね。
コンクリートへの落下試験をクリア。さらにハンドソープやアルコール除菌シートを使用しての手入れまで可能ですよ。
モバイルドットコムのちえほんさんが落下試験の様子を投稿してくれてました。
ちえほん「これは耐衝撃テスト用ですか?」
???「はい!コンクリート持ってきたので、落としてみますね?」
ちえほん「コンクリートwwこれ、何回ぐらい耐えれるんですか?」
???「100回以上は…試験をしてるんで….あ、そんな落とす人いないと思いますけどね???」
ちえほん「www」… pic.twitter.com/AQ9bp8ppkV— ちえほん?モバイルドットコム (@chehonz201) July 2, 2024
もちろん、おサイフケータイにもしっかり対応していますよ。
バーコード決済が普及したとしても、タッチ決済している人も多いはず。
乗車券や定期券は未だタッチ方式ですからね。
AQUOS wish4なら今使っているSuicaやPASMOをそのまま利用可能です。
ちなみに、マイナンバーカードを持ち歩かずに各種サービスを利用できる「スマホ用電子証明書」にも対応しています。
マイナポータル>>スマホ用電子証明書に対応しているスマートフォンを教えてください
生体認証は指紋認証&顔認証
AQUOS wish4の指紋認証センサーは側面電源ボタンに内蔵。
他のスマホよりも反応はのんびりですが、使いにくいことはありません。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なもの。
こちらも反応は少々遅めですが、普通に使う分には問題ないでしょう。
ちなみにマスク&メガネ装着の状態でもロック解除出来ました。
ホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択可能です。
AQUOS wish3はドコモ版以外は顔認証のみでしたが、wish4はどちらにも対応していて一安心。やっぱり指紋認証・顔認証の両方使えるのがベストですからね。
スピーカーは1個のモノラル仕様
AQUOS wish4は、旧モデルから引き続き本体下部にしかスピーカーが搭載されていません。
このため、縦持ちしている分には気にならないものの、横持ちすると片側からしか音が出ないアンバランスなモノラル仕様になってしまいます。
音質は低音が減衰してしまってスカスカな印象。
縦持ちでサクッとYouTubeを見るくらいであれば困らないと思いますが、音楽鑑賞向きではありません。
他社製エントリースマホだったらステレオスピーカー搭載のものもあるので、AQUOS wishシリーズもそろそろエンタメ性能の進化があっても良いかもしれませんね。
イヤホンジャック搭載
片側スピーカーなのは残念ポイントなんですが、AQUOS wish4にはイヤホンジャックが搭載されております。
音楽やゲーム・動画視聴を高音質で楽しみたい場合には素直にイヤホンを使いましょう。
なお残念ながらイコライザー、FMラジオは非搭載でした。
BluetoothコーデックはLDACに対応
AQUOS wish4にワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
コーデック | 対応状況 |
SBC | ◯ |
AAC | ◯ |
aptX | ✕ |
aptX HD | ✕ |
aptX Adaptive | ✕ |
LDAC | ◯ |
LHDC | ✕ |
MediaTek製のSoCの影響かaptX系は全滅なもののLDACには対応していました。
このため無線接続でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
また、Amazonプライムミュージックのストリーミング再生では、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」出力にまで対応していることが分かりました。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、疑わしい場合はストリーミング再生ではなく、曲をダウンロードした方が良いでしょう。
AQUOS wish4のスペック・仕様
AQUOS wish4のスペック・仕様は以下の通りです。
比較用に旧モデルAQUOS wish3のスペックも並べて掲載しています。
製品名 | AQUOS wish3 | AQUOS wish4 |
サイズ | 147mm 70mm 8.9mm | 167mm 76mm 8.8mm |
重さ | 161g | 190g |
ディスプレイ | 5.7インチ 液晶 HD+ 720×1,520 | 6.6インチ 液晶 HD+ 720×1,612 |
リフレッシュレート | 60Hz | 90Hz |
OS | Android 13 | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 700 | MediaTek Dimensity 700 |
RAM | 4GB LPDDR4X | 4GB LPDDR4X |
ROM | 64GB UFS 2.1 | 64GB UFS 2.1 |
外部ストレージ | 対応(最大1TB) | 対応(最大1TB) |
リアカメラ(メイン) | 1,300万画素 f/2.0 | 5,010万画素 f/1.8 |
インカメラ | 500万画素 f/2.2 | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 最大1080P@30fps | 最大1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 最大1080P@30fps | 最大1080P@30fps |
バッテリー | 3,730mAh | 5,000mAh |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM |
対応Band | 5G(Sub6):n3/n28/n77/n78/n79 LTEB1,B3,B8,B18,B19,B41 3G:B1,B8 | 5G(Sub6):n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79 LTE:B1,B3,B8,B18,B19/B28,B39,B41 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | モノラル | モノラル |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IPX5/IPX7/IP6X MIL-STD-810H準拠 | IPX5/IPX8/IP6X MIL-STD-810H準拠 |
NFC | あり | あり |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
※販売キャリアによって一部仕様が異なりますのでご注意ください。
公式サイト>>スペック
まとめ:AQUOS wish4のメリット・デメリット・評価
AQUOS wish4を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
AQUOS wish4を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・6.6インチ大画面 ・90Hz高駆動 ・おしゃれなデザイン ・長持ちバッテリー ・おサイフケータイ ・IP68&MIL規格 ・イヤホンジャック ・指紋認証&顔認証 ・SDカード使用可能 | ・画面解像度HD+ ・動作性能の進化なし ・カメラは価格相当 ・充電速度のんびり ・モノラルスピーカー ・付属品なし |
評価
総合評価:(4点/5点満点)
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★☆☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★☆☆ |
ゲーム性能 | ★★☆☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★☆☆ |
機能・付加価値 | ★★★★☆ |
AQUOS wishの大型化についてネガティブな印象しかありませんでした。
片手でも扱えるコンパクトさがシリーズ最大の魅力だと思っていたからです。
でも実際にAQUOS wish4を使ってみると、こっちのほうが良いかも!って思い直すことになっちゃいました笑
確かに大きなスマホは基本的に両手操作を余儀なくされるので扱いやすくはないです。
ただそれ以上に大画面であることのメリットがありすぎます!
ネットサーフィンするにも、メールするにも、LINEするにも画面が大きい方が見やすいに決まってますし、動画視聴でも大活躍。
年配のライトユーザーの方だって、ガンガンYouTube見てますもんね。
僕の両親もテレビよりYouTube見てる時間の方が長いようです笑
若い世代やヘビーユーザーのように長時間ずーーーーっとスマホを触っているわけではないので、大きさや重さは、そんなに意識しなくて良いのかも?
とすれば、普段使いに困らない性能・機能を搭載していながら大型化されたAQUOS wish4はライトユーザー向けに最適な1台になったと言えます。
ただし、同じエントリーモデルならOPPO A79 5Gも超良い感じの仕上がりになっているので、併せて検討して欲しいです。
AQUOS wish4 | OPPO A79 5G | |
ディスプレイ | 6.6インチ液晶 | 6.7インチ液晶 |
画面解像度 | 720 × 1,612 HD+ | 1,080 × 2,400 FHD+ |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz |
SoC | Dimensity 700 | Dimensity 6020 |
AnTuTuスコア | 385,646 | 390,417 |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 4GB/128GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 不明 | 33W急速充電 |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防塵防水 | IP68 | IP54 |
MIL規格 | 準拠 | なし |
AQUOSブランドの安心感はないものの、AQUOS wish4の物足りなさを補ってくれる部分もあるのでおすすめできます。(しかもワイモバイルなら1円で販売されていることも・・・・。)
ぜひレビュー記事を読んで、AQUOS wish4とどちらが良いかご検討くださいませ。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
AQUOS wish4はワイモバイルが最安値!
AQUOS wish4がワイモバイルで割引販売中です!
販売価格の比較
現在AQUOS wish4を取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。
「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
ワイモバイル | 31,680円 | 9,800円 |
IIjmio | 33,800円 | 19,800円 |
楽天モバイル | 31,900円 | 実質19,900円 |
IIJmio・楽天モバイルも安いですが、ワイモバイルがガツンと割引で最安値。
ただしシンプル2M/Lへの加入が条件で、その他のプランでは以下の価格になります。
新規(シンプル2S) | 13,680円 |
新規(シンプル2M/2L) | 9,800円 |
MNP(シンプル2S) | 13,680円 |
MNP(シンプル2M/2L) | 9,800円 |
機種変更 | 24,480円 |
新しい電話番号での新規加入(純新規)でも9,800円なのは強い!
さらにワイモバイルで常時開催の「どこでももらえる特典」で最大6,000円相当のPayPayポイントが戻ってくるので、実質3,800円になっちゃいますよ。
個人的に「実質」ってあんまり好きではないのですが、さすがにお得としか言いようがありませんね笑
ワイモバイルで購入する場合には、事前にクーポンの獲得を忘れずにしましょう。
公式サイト>>AQUOS wish4
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルの特徴は以下のとおり。
- 2つの通話定額オプション
- 安定した通信速度
- データくりこし可能
- PayPayが貯まりやすい
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
現在大手キャリアを利用している人、格安SIMを使っているけど通信速度に不満がある人はワイモバイルへ乗り換えて、AQUOS wish4を購入してみてはいかがでしょうか?
公式サイト>>AQUOS wish4