評価:(4.5点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
HUAWEI WATCH GT 5(ファーウェイ ウォッチ ジーティー ファイブ)をご提供頂きました。
2024年10月に発売されたHUAWEI製のハイエンドスマートウォッチ。
同時期に発表された他の2本に比べると購入しやすい価格のスタンダードモデルです。
- HUAWEI WATCH Ultimate(最上位)
- HUAWEI WATCH GT 5 Pro(上位モデル)
- HUAWEI WATCH GT 5(スタンダードモデル)
個人的にHUAWEIのスマートウォッチは完成度が高く気に入っていて、これまでに何本も実機レビューしております。
ただし3万円超えのハイエンドモデルを使うのは今回が初めて。
果たしてこれまで使ってきたモデルとはどれほどの違いがあるのか?
本記事で実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・溢れる高級感 ・大型ディスプレイ ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・長持ちバッテリー ・充実の健康管理 ・ゴルフ機能搭載 ・高性能衛星測位 ・オフラインマップ対応 ・5ATM&IP69K ・メッセージ返信可能 ・音声通話可能 | ・旧モデルからの変化が乏しい ・やや重い ・Google Fitと直接連携不可 ・決済機能なし |
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HUAWEI WATCH GT 5のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずは外観・付属品をチェックしていきましょう。
HUAWEI WATCH GT 5は見た目がむちゃくちゃカッコイイので、購入の決め手になるかもしれないません!
デザイン
HUAWEI WATCH GT 5は「46mm」「41mm」の2サイズ展開で、それぞれカラーバリエーションがあります。
サイズ | カラー・バンド素材 |
46mm | ブラウン:レザー ブルー:ウーブン ブラック:フルオロエラストマー |
41mm | ホワイト:レザー ブルー:フルオロエラストマー |
どれもめっちゃ魅力的でシーン問わずに使えそうなデザインですよね。
41mmサイズは女性にもおすすめで超キュート!
このうち46mmのブラックをご提供頂きました。
とにかく見た目が超絶かっこいい!やばいっす!
カラーのせいもあってスポーツ感は少々強いかもしれませんが、文字盤デザインを工夫すればフォーマルな場面でも使えちゃいそうです。
ウォッチケースの材質はステンレススチール。ヘアライン加工が色合いと相まって無骨な雰囲気を醸し出しております。超クール!
ウォッチケースのベゼルには目盛りが刻まれていて、高級腕時計を彷彿とさせる感動の佇まいになっております。(実際高級だけど笑)
本体右側面には2つの物理ボタンを搭載。
リューズにはHUAWEI WATCH GTの刻印がなされておりました。かっこよ。
リューズを押すとアプリ一覧の表示、ファンクションボタンは指定した機能・アプリをすぐに呼び出すショートカットボタンになっています。
リューズを回転させることで、スクロールやアプリ表示の拡大・縮小はもちろん、音量調節にも対応。
動きに合わせてダイヤルを回しているかのようにトトトト・・・と弱くバイブするのが良い感じです。
左側面には何もありません。
背面には心拍等計測センサーと充電端子を搭載。
ここだけは光沢が強い素材になっているので指紋や皮脂汚れが目立ちますよ。
汗などで汚れがちな暑い季節にはマメに掃除してあげましょう。
ブラックのベルトはフルオロエラストマー製。
TPUバンドよりもベタつきが少なめ。しっとりだけどサラサラしてるような質感。長く使っていればどうしても使用感が目立ちますが、毎日装着するものなのでこればかりは仕方ありません。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイルです。
なおベルトの交換はとっても簡単です。
ベルトのクイックリリースボタンを押せば取り外し完了。装着する時はパチっとハメるだけでOKです。
純正ベルトはもちろん、サードパーティー製のベルトも販売されているのでコーディネートや気分に合わせて交換しても良いでしょう。
公式サイト>>HUAWEI Easy Fit 3
Amazon>>WATCH GT 5 ベルトの検索結果
サイズ感
HUAWEI WATCH GT 5の本体サイズは、45.8×45.8×10.7mm。
旧モデルよりも極僅かに小さくなってますが殆ど変わりませんね。
さすがフラッグシップモデルと言ったところでしょうか?一般的なスマートウォッチに比べてかなりデカいです。
参考にApple Watch Series 8(41mmサイズ)と比較するとこんな感じ。形状が異なりますが、大きさの違いが分かりますかね?
厚みはそれほどでもないものの、装着した時の存在感が凄いです。
なかなかのインパクト。46mmだと女性やお子さんには大きすぎるかもしれませんね。
重さはベルトを含めて78gとヘビー級。
一般的なスマートウォッチの1.5倍くらいの重さです。
決して邪魔ではありませんが、運動している時に気になる人がいるかもしれませんね。
運動中に手首に煩わしさを感じるのが苦手な人には不向きなのでご注意ください。
なおフルオロエラストマー製のストラップは140mmから210mmの範囲で調節可能。
小穴が沢山あるので困ることはないと思います。
付属品
HUAWEI WATCH GT 5の付属品は以下の通り。
- 充電クレードル
- クイックスタートガイド
- 保証ガイド
充電ケーブルはマグネット式でUSB Type-Aのもの。
他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものもありますが、HUAWEI WATCH GT 5はマグネットが強力なのでガッチリ固定されます。
この重さでも簡単に外れないのはめちゃくちゃ強いです。
HUAWEI WATCH GT 5のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
僕はスマートバンド・スマートウォッチを使う上で最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
HUAWEI WATCH GT 5のバッテリー性能をチェックしていきましょう。
バッテリー持ちを実機検証
HUAWEI公式サイトによれば、HUAWEI WATCH GT 5は、通常使用で約14日間、ヘビーユースで約9日間連続使用可能と超長持ち設計。
実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフ設定で使ってみたところ、100%から3%になるまでの日数は約10日間でした。
公称値よりは少々短くなってしまったものの、1回の充電でこれだけ使えれば超十分。
月に3回しっかり充電すれば良いわけですからね?
HUAWEI WATCH GT 5のバッテリー持ちは優秀と言えます。
ちなみに公式サイトによる連続使用の要件は以下の通りです。
通常使用は、以下の条件でテストされています: 心拍数測定ON、睡眠測定ON、毎週90 分のワークアウト(GPS ON)、毎週30 分の音楽再生、毎週30 分のBl uetoot h 通話、メッセージ通知ON(1 日平均メッセージ50 件、通話6 件、アラーム3 回)、1 日に200 回画面点灯。
ヘビーユースは、以下の条件でテストされています: 心拍数測定ON、睡眠測定ON、呼吸乱れ検知機能ON、ストレス測定ON、毎週180 分のワークアウト(GPS ON)、毎週30 分の音楽再生、毎週30 分のBl uetoot h 通話、メッセージ通知ON(1 日平均メッセージ50 件、通話6 件、アラーム3 回)、1 日に30 分画面点灯。
常時点灯機能は、以下の条件でテストされています:常時点灯機能ON、 心拍数測定ON、睡眠測定ON、呼吸乱れ検知機能ON、ストレス測定ON、毎週180分のワークアウト(GPS ON)、毎週30分の音楽再生、毎週30分のBluetooth通話、メッセージ通知ON(1日平均メッセージ50件、通話6件、アラーム3回)、1日に30分画面点灯。
引用:公式サイト
もちろんバッテリー持ちを優先する場合にはAODは無効でOK。
持ち上げて画面を点灯する機能もあるので、こっちを使えば良いでしょう。
充電速度を実機検証
長持ちバッテリーのHUAWEI WATCH GT 5は充電速度もそこそこ優秀。
バッテリー残量3%からフル充電までの時間は約80分でした。
もう少し早くても良いかなーとは思いますが、使っていて困ることはないでしょう。
30分程度でもそれなりに充電できちゃうので、例えば毎日お風呂・シャワーの時間に充電すれば、バッテリー残量を意識することなく使い続けることができると思います。
HUAWEI WATCH GT 5のディスプレイをレビュー
スマートウォッチはディスプレイが綺麗かどうかも重要ポイント。
1日に何度も目にするのに、粗かったり、見づらかったりするのはストレスですからね。
HUAWEI WATCH GT 5のディスプレイを見ていきましょう。
1.43インチ 有機ELディスプレイ
HUAWEI WATCH GT 5のディスプレイは1.43インチの有機EL(AMOLED)。
一般的な腕時計ライクな形状で、画面解像度466×466、326ppiと、もはやスマホ並みのスペックになっております。
有機ELパネル特有の引き締まった黒色でメリハリある表示が非常に美しく、粗さを感じることは一切ありません。めっちゃ綺麗!
画面輝度は明らかではないものの十分な明るさ。屋外で使用しても見づらさを感じることはありませんでした。
少し見づらくなるもののAOD(常時表示ディスプレイ)も見えております。
明るさ自動調節も上手なので、屋内から屋外に出て暗くて見えない!なんてことにもなりませんよ。いちいち明るさ変えるなんて面倒ですもんね。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能。ワークアウト中に活躍してくれそうです。
ベゼルの太さが気になるスマートウォッチもありますが、HUAWEI WATCH GT 5は狭いことに加えて物理ベゼルと相まって違和感がありません。つまり気にならない!
高駆動で滑らかに動く
HUAWEI WATCH GT 5のディスプレイリフレッシュレートは公表されていませんが、おそらく60Hz程度だと思います。たぶん。
高駆動ディスプレイはスクロール時に分かりやすく、ヌルヌル動きます。
スマホでもそうですが、リフレッシュレートが高ければ体感的な動作性能が向上。
基本性能の高さと相まって超サクサク動いている気がすると思います。
豊富な文字盤
HUAWEI WATCH GT 5はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
無料のものから有料のものまで種類は超豊富。
これだけあれば1つくらい自分好みの文字盤が見つかるでしょう。無料の文字盤だけでもかなりの数になりますよ。
シンプルなのから可愛いものまでジャンルは様々。
本体のスタイル的にシンプルなデザインや、メカニカルな感じが良いかもしれませんね。
複数の情報をチェックできる文字盤は使いやすいです。
表示されている項目がショートカットになっているタイプは特に良い感じですよ。
項目をカスタマイズできる文字盤もあるのでチェックしてみましょう。
この他、自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
現在レビュー中の
HUAWEI WATCH GT 5!
文字盤をフリーナになんてことも🫡 pic.twitter.com/NjW0oMO0zZ— ちびめがね (@chibimeganecom) October 27, 2024
家族やペットの写真を文字盤にすれば使うたびに癒やされちゃいますね。
常時表示ディスプレイ(AOD)対応
HUAWEI WATCH GT 5はAODに対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
パッと見は本当にAODなの?って思えるくらいデザイン性が高くて、カラー表示できるのも嬉しいポイントでした。
バッテリー性能のレビューでも紹介したとおり、AODはバッテリー消耗が激しくなってしまうので注意しましょう。
せめて睡眠中だけでもAODが無効になってくれれば良かったんですが、僕が調べた限りでは設定できないようです。残念。
HUAWEI WATCH GT 5を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でHUAWEI WATCH GT 5を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
コンパニオンアプリはHUAWEIヘルスケア
HUAWEI WATCH GT 5は単独では利用できず、スマホとのペアリング(接続・連携)が必要。ペアリングには専用コンパニオンアプリ「HUAWEIヘルスケア」を使います。
HUAWEI Health
Huawei Software Technologies Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
残念ながらAndroid向けのHUAWEIヘルスケアはPlayストアには存在しないので、HUAWEI App Galleryからダウンロードしましょう。
公式サイト>>HUAWEI App Gallery
HUAWEI WATCH GT 5の初回起動時に表示されるQRコードからダウンロードすることも可能です。
アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。
ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが、全て「OK」をタップして問題ありません。
途中で「AppGallery」をインストールするかお知らせがでますが、必要ないなら「ダウンロードを続行」をタップして拒否しちゃってOKですよ。
HUAWEIヘルスケアで簡単ペアリング
スマホにHUAWEIヘルスケアをインストールしたら、次はペアリングです。
そんなに難しくないのでご安心ください。
HUAWEI WATCH GT 5の電源を入れて、スマホにインストールしたHUAWEIヘルスケアで「デバイスを追加」をタップ。自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。
HUAWEI WATCH GT 5が見つかったら「接続」をタップ。HUAWEI WATCH GT 5の画面にもペアリング要求があるのでチェックマークをタップしてあげましょう。
これでスマホとのペアリングは完了。表示された通りに進めるだけなので簡単です。
HUAWEIヘルスケアのインストールやペアリングの方法は、公式サイトに掲載されている「ペアリングガイド」でも確認できます。
めちゃくちゃ分かりやすいので心配な人は購入前にチェックしておきましょう。
公式サイト>>ペアリングガイド
Google Fitと直接連携できない
自分のヘルスケアデータをGoogle Fitで管理している人もいると思いますが、残念ながらHUAWEIヘルスケアはGoogle Fitと連携ができないのでご注意ください。
GoogleとHUAWEIとの関係によるものですが、ずいぶん長いこと連携できない状態が続いてますよね・・・。もう解消することはないのかな?
ちなみに「Go Sync」等の中継アプリを使用すれば、完全ではないにしろ連携することはできるようなのでお試しください。
Huawei Community>>HUAWEIヘルスケアとGoogle FITの連携方法
なおiPhoneで使う場合にはAppleヘルスケアとデータ共有可能ですよ。
動作性能は快適そのもの
HUAWEI WATCH GT 5は引っかかりやカクつきもなく動作は超快適。
ディスプレイが高駆動なことも手伝ってヌルサク状態です。
多少激しく動かしてもしっかり指の動きに付いてきてくれます。
何をやってもストレスを感じることない心地よさです。最高!
上下スワイプで設定項目と通知の表示。
左スワイプで「カスタムカード」と呼ばれるお気に入りアプリの表示です。
カスタムカードは最大6つまで表示可能で、長押しや設定アプリで編集できます。
右スワイプで実行中のアプリを表示する「スマートアシスト」を表示。
以前のモデルだと「タイマー」や「ストップウォッチ」を実行すると表示してくれたのですが、スマートアシストでは対応していないようです。何のためにあるのか分からず・・・。
ちなみにリューズを2回押しすればマルチタスクマネージャーを表示してくれるので、現在起動中のアプリにアクセスできます。
この他、リューズと下ボタンを同時に押すとスクリーンショットが撮影可能です。
使う機会は多くないかもしれませんが、ワークアウトの目標達成の瞬間なんかに撮影すると良いかもしれませんね。
サードパーティー製アプリを追加できるけど・・・。
HUAWEI WATCH GT 5はHUAWEIヘルスケアのAppGalleryからミニアプリを追加できます。
ただ、めちゃくちゃ便利かと言われると微妙。
アプリのラインナップがいまひとつなんですよね・・・。
今後、何かのサービスの公式ミニアプリなんかが出れば、もっと強みになるかもしえませんが、現状はオマケ機能と言ったところだと思います。
ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI WATCH GT 5を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・SpO2・情緒(ストレスレベル)を自動計測してくれます。
本体でリアルタイムデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータをチェックすることができます。
ストレス計測に加えて、心の健康状態を「情緒」として計測可能になりました。
パンダの文字盤にすれば「情緒」に併せて表情が変化するので面白いですよ。
HUAWEIのスマートバンド・スマートウォッチと言えば睡眠計測の分析機能が非常に優秀なのが特徴。
搭載された「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
「睡眠中の呼吸乱れ検知」にも対応して、ますます安心感が高まりました。個人的に睡眠分析ならHUAWEI一択だと思ってます。
リアルタイムの睡眠計測は、生活リズムが一定ではない人でも活用可能。
短時間の睡眠は「仮眠」と正確に分析してくれるなど、計測精度も他のスマートバンドに比べて高いです。
装着してるだけで自分の健康データを計測できるのってシンプルに凄いですよね。
特にHUAWEIのスマートウォッチは、搭載されている「HUAWEI TruSense」によって、呼吸系・神経系・運動系を含む6つの主要システムをトラッキング可能にしています。
HUAWEI TruSenseは、ファーウェイが2024年8月28日に発表した統合健康モニタリング技術です。最新の超感知モジュールを搭載し、異なる肌の色、手首のサイズ、気象条件がセンサーに与える課題を克服。心拍数、SpO2、血圧などの基本的な指標の測定精度は業界団体によって認証され、感情的な健康状態を評価する機能も含まれており、ユーザーの心拍数と自律神経系のデータを監視し、アルゴリズムを通じてストレスレベルを評価します。
公式サイト>>All-New HUAWEI TruSense System that Will Power Upcoming Wearables
この他、女性のための月経周期モニタリング機能も搭載。
初期設定は必要なものの生理日付近のリマインダーや妊娠可能期間の確認等、女性にとって重宝する機能です。
モニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが目安にはなると思います。
ボディメイカーでカロリー管理ができる
HUAWEI WATCH GT 5には「ボディメイカー」機能も搭載。
消費カロリーの計測に加えて、摂取した食事のカロリーを記録可能に。
ダイエットに重要なカロリー管理を手軽にできちゃうのがポイントです。
食事の登録はHUAWEIヘルスケアから。データベースが登録されているようで、入力も超簡単です。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多ければ、調整しようと思いますし、搭載されたスマートサジェスト機能で必要な運動をお知らせしてくれるとのこと。
現在ダイエットをしている人の超強力なパートナーになってくれそうです。
100種類以上のスポーツモード
HUAWEI WATCH GT 5には100種類以上のスポーツモードが搭載されています。
- 屋外ランニング
- ルートアート
- トラックランニング
- 屋内ランニング
- 屋外ウォーキング
- 屋内ウォーキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- プール水泳
- ゴルフ
- オープンウォータースイム
- 縄跳び
- 登山
- ハイキング
- トレイルラン
- スキー
- スノーボード
- クロスカントリースキー
- トライアスロン
- エリプティカル
- ローイング
- 自由トレーニング
ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。
- 筋力トレーニング
- スピニング
- ステッパー
- 歩行マシン
- HIIT
- エアロビクス
- グループ運動
- ヨガ
- ピラティス
- クロスフィット
- ファンクショナル
- 身体トレーニング
- テコンドー
- ボクシング
- フリースパーリング
- 空手
- フェンシング
- コアトレーニング
- ボディコンバット
- 剣道
- 鉄棒
- 平行棒
- ベリーダンス
- ジャズダンス
- ラテンダンス
- バレエ
- ストリートダンス
- 中国スクエアダンス
- ダンス(一般)
- eスポーツ
- ローラースケート
- マーシャルアーツ
- 太極拳
- フラフープ
- フリスビー
- ダーツ
- アーチェリー
- 乗馬
- レーザータグ
- 凧揚げ
- 綱引き
- ブランコ
- ステアクライミング
- 障害物競走
- 釣り
- パデル
- サッカー
- バスケットボール
- バドミントン
- 卓球
- テニス
- ビリヤード
- ボウリング
- バレーボール
- シャトルコック
- ハンドボール
- 野球
- ソフトボール
- クリケット
- ラグビー
- ビーチサッカー
- ビーチバレー
- ゲートボール
- ホッケー
- スカッシュ
- セパタクロー
- ドッジボール
- セーリング
- サーフィン
- ラフティング
- ドラゴンボート
- カヌー
- ボート
- 水上バイク
- SUP
- アイススケート
- アイスホッケー
- カーリング
- ボブスレー
- そり
- バイアスロン
- スケートボード
- ロッククライミング
- バンジージャンプ
- パルクール
- BMX
- オリエンテーリング
- パラシュート
- オートレース
HUAWEI WATCH FIT 3にはスキー・スノーボードがありませんでしたが、GT 5にはしっかり含まれていますね。良かった。
ワークアウトの一部は運動の種類に応じた目標設定をすることが可能です。
やっぱり運動をやっている人の中でもランナーの数が多いので、コース(モード)が設定できたりと他のスポーツよりも充実しています。
さらにスマートウォッチのみでランニングフォームを分析する機能を初搭載しました。
なおスポーツモードのうち以下の4種類は自動検出に対応しています。
- ランニング
- ウォーキング
- ローイングマシン
- エリプティカル
本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEIヘルスケアで履歴等の詳しいデータを分析することもできます。
ちょろっとサイクリング(しかも子供乗せ自転車でね笑)しただけでも細かく分析してくれるから面白いです。
- 確かにあの時スピード上げたわ!
- 坂道の時は心拍数上がるなー!
みたいな振り返りもできましたよ。
HUAWEI WATCH GT 5は大きくて重いので、ちょっと気になるかもしれませんが、ワークアウト大好きなあなたにはおすすめのスマートウォッチです。
5種類の衛星測位システム&ヒマワリ型アンテナ搭載
HUAWEI WATCH GT 5は、5種類の衛星測位システムに対応。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- BDS(中国)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
加えてHUAWEI独自の「ヒマワリ型測位システム」にも対応。
従来のモデルよりも計測精度が向上しているそうです。凄い・・・。
実際に計測した結果が以下のとおり。
割と街中で、途中、大きな川を渡ったりしていますが正確な場所を表示してくれました。
さらにHUAWEI WATCH GT 5はオフラインマップのダウンロードにも対応。
ナビに使えるわけではないんですが、ワークアウト中に位置の把握がしやすくなると思います。初めての場所でのランニングに重宝しますね。
なお、トレイルランニングのためのナビゲーション機能(マップ+等高線)には非対応。
上位モデルの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」なら対応しています。
フリーダイビングや心電図機能も搭載されているので、必要な場合はProモデルをご検討くださいませ。
ゴルフ機能を搭載
HUAWEI WATCH GTシリーズを購入する人が最も気になっているのがゴルフ機能かもしれませんね。
ご安心ください。HUAWEI WATCH GT 5にもバッチリ搭載されております。
ただし、できることは旧モデルHUAWEI WATCH GT 4と同じなので、さらに強化されたゴルフ機能を使いたい場合には上位モデルの購入をおすすめします。
GT4/GT5 | GT5 Pro | Ultimate | |
ゴルフ場 | 国内 2,200 | 国内・海外 15,400 | 国内・海外 15,400 |
グリーンビュー | ◯ | ◯ | ◯ |
コース全体図 | ◯(2D) | ◯(3D) | ◯(3D) |
ハザードビュー | ◯(2D) | ◯(3D) | ◯(3D) |
グリーンフロント/センター/バックエッジまでの距離 | グリーンセンターまでの距離 | ◯ | ◯ |
飛距離表示 | ✕ | ✕ | ◯ |
ハザード/目標表示 | ✕ | ◯ | ◯ |
電子スコアカード | ◯ | ◯ | ◯ |
ハーフコーススコア表示 | ✕ | ✕ | ◯ |
フリースポット測距 | ◯ | ◯ | ◯ |
スロープ補正 | ✕ | ✕ | ◯ |
グリーン傾斜ヒートマップ | ✕ | ◯ | ◯ |
打撃アドバイス | ✕ | ✕ | ◯ |
風速/風向 | ◯ | ◯ | ◯ |
やっぱり比べてみると最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」は最強ですね。
ガッツリとゴルフに取り組んでいる人にはUltimateがおすすめです。
ただ価格も超アルティメットなのでご注意ください・・・笑
防水性能は5ATM+IP69K
HUAWEI WATCH GT 5の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、プールでの利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。当たり前ですけど・・・笑
さらにHUAWEI WATCH GT 5は、ドイツの工業規格IP69Kにも対応しているので、高温・高圧水にも耐えられます。
とは言え、シャンプーなどの薬剤なんかには弱いと思うので、なるべくシャワーやお風呂では使わないほうが良いでしょう。
公式サイトの説明によるとサウナも推奨されていませんよ。
本製品は、次のようなシーンでは着用しないでください: (不適切な環境での着用は、液浸による故障の原因となります。) (1)温水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)などの高温・多湿の環境での使用。(2)シャワージェル、シャンプー、石鹸水、その他洗濯物や洗浄剤に触れる可能性のある行為。(3) フリーダイビング、スキューバダイビング、その他の潜水活動。(4) レザー、コンポジットウーブン、チタン、セラミックなどのベルトは、水泳などの水中での活動や汗に耐えるようには設計されていないため、そのような場面では他のストラップを使用することをお勧めします。
引用:公式サイト
アプリ通知で返信ができる
スマートウォッチに無くてはならない機能の1つ、スマホの通知確認にもしっかり対応。殆どタイムラグなくスマホの通知がHUAWEI WATCH GT 5にも飛んできます。
ちなみにHUAWEI WATCH GT 5にはスピーカーが搭載されているのでご注意ください。
通知音が鳴っちゃうので気になる人はミュートにしておきましょう。
基本的に通知センターに届いたものは全てHUAWEI WATCH GT 5にも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。
全ての通知を受信するとうるさい場合もあるので必要なアプリに絞るのがおすすめ。
文字化けすることもなく日本語OK。表示可能な文字数は150文字程度なので、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できるでしょう。
なぜかGmailは件名のみの表示で、本文を確認することはできませんでした。
僕が試してみたところ少なくとも20件以上は通知履歴が残るようです。
さらにHUAWEI WATCH GT 5は貴重な返信機能にも対応しております。
僕が試した限りでは、SMSとLINEは返信可能。残念ながらGmailでは返信非対応になっておりました。
絵文字の送信はもちろん、定型文ではなくキーボードで文章を作成することもできちゃいます。これは珍しいですよ!
音声着信に対して、クイック返信を送ることもできますよ。
定型文だけじゃなく、その場で内容を考えて入力できるのは超嬉しいポイント。さすがハイエンドモデルって感じがしますね。
スピーカー・マイクで通話ができる
HUAWEI WATCH GT 5にはスピーカーとマイクが搭載されているので、着信に応答し、スマホを取り出さなくても通話ができちゃいます。
もちろんSIMカードを装着できるわけではないのでスマホの補助と言ったところ。
作業中など手が離せないシチュエーションでも応答できるので意外と重宝します。
スピーカーもマイクも性能がそれほど高くはないので、音質はイマイチですが、ちょっと通話するくらいなら支障ありません。
なお、LINEの音声通話は応答はできるものの、すぐに切断されてしまい通話することはできませんでした。
おそらくLINEの音声通話には対応していないのでご注意ください。
音楽再生アプリを操作できる
HUAWEI WATCH GT 5はスマホの音楽再生アプリをリモコン操作できます。
再生/一時停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが便利です。
スマホをいちいち取り出さなくても手元で操作できるのは最高です。
個人的にはなくてはならない機能です。
さらにHUAWEI WATCH GT 5本体に音楽データを保存すれば、スマホと接続しなくても音楽を聞けます。
スマートウォッチ単体で音楽を再生するシチュエーションが僕には分かりませんが、ワークアウト中とかが便利なのかもしれませんね。
Bluetoothでワイヤレスイヤホンを接続することもできるので、スマホがなくてもワークアウトしながら音楽を聞くことも可能ですよ。
HUAWEI WATCH GT 5はiPhoneでも使えるが機能制限あり
HUAWEI WATCH GT 5はiPhoneに接続しても使えますが、一部機能に制限があるので注意が必要です。
僕が実際に使ってみた限りでは、iPhoneとAndroidでの違いは以下の通り。
iPhone | Android | |
通知 | 通知の有無を選べるアプリが少ない | 通知の有無をアプリ毎に設定できる |
通知返信 | なし | あり |
クイック返信 | なし | あり |
アプリ追加 | なし | あり |
音楽追加 | なし | あり |
リモート撮影 | あり | なし |
1番大きな違いは「返信」「クイック返信」が使えるかどうか。残念ながらiPhoneでは返信が使えないのでご注意ください。
また、Androidでは通知の有無をアプリ毎に選択できるのですが、iPhoneでは限定的です。
8つのアプリ以外は全て「その他」になってしまうので設定の自由度は低いです。
その一方で、iPhoneとHUAWEI WATCH GT 5を接続すると、リモートシャッターが使えます。
HUAWEI WATCH GT 5は、iPhoneでもAndroidでも殆ど変わらず使えますが、一部異なる部分があるので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
HUAWEI WATCH GT 5のスペック・仕様
HUAWEI WATCH GT 5のスペックは以下の通り。旧モデルGT 4のスペックも比較用に掲載しています。
製品名 | WATCH GT 4 | WATCH GT 5 |
価格 | 33,880円 | 33,880円 |
サイズ | 46mm 46mm 10.9mm | 45.8mm 45.8mm 10.7mm |
バンドサイズ | 140~210mm | 140~210mm |
重さ | 48g | 48g |
ディスプレイ | 1.43インチ AMOLED 466×466 326ppi | 1.43インチ AMOLED 466×466 326ppi |
明るさ自動調整 | あり | あり |
常時表示ディスプレイ | あり | あり |
スポーツモード | 100種類 | 100種類 |
バッテリー容量 | 基本使用:14日間 ハード使用:8日間 AOD使用:4日間 | 基本使用:14日間 ハード使用:9日間 AOD使用:5日間 |
対応OS | Android 8.0以上 iOS 13以上 | Android 8.0以上 iOS 13.0以上 |
コンパニオンアプリ | HUAWEI ヘルスケア | HUAWEI ヘルスケア |
クイック返信 | 対応 Androidのみ | 対応 Androidのみ |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | GPS GLONASS GALILEO BDS QZSS | GPS GLONASS GALILEO BDS QZSS |
Bluetooth Ver. | 5.2 | 5.2 |
決済機能 | なし | なし |
公式サイト>>スペック
まとめ:HUAWEI WATCH GT 5のメリット・デメリット・評価
HUAWEI WATCH GT 5を実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
HUAWEI WATCH GT 5を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・溢れる高級感 ・大型ディスプレイ ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・長持ちバッテリー ・充実の健康管理 ・ゴルフ機能搭載 ・高性能衛星測位 ・オフラインマップ対応 ・5ATM&IP69K ・メッセージ返信可能 ・音声通話可能 | ・旧モデルからの変化が乏しい ・やや重い ・Google Fitと直接連携不可 ・決済機能なし |
評価
評価:(4.5点/5点満点)
HUAWEI WATCH GT 5は、搭載された機能がどれも高性能な満足度の高いスマートウォッチでした。
どこから見てもリッチで美しいデザインもさすがハイエンドモデルと言ったところ。
必ずあなたの所有欲を満たしてくれるプレミアムな1本になっております。
ON/OFF問わず、あらゆるシーンで活躍してくれること間違いありません。
多少重かったり、決済機能が搭載されていなかったりしますが、見た目も大事にしたい拘り派のあなたにおすすめのスマートウォッチです。
一方で、さらにカジュアルに使えるHUAWEI WATCH FIT 3と比べても、搭載機能は殆ど変わりません。
このため、少しでも予算を抑えたい人は、HUAWEI WATCH Fitシリーズも検討してみてください。
また、旧モデルHUAWEI WATCH GT 4からの変化が殆どないので、買い替えを検討している人も少し注意が必要。
特にゴルフ機能の進化に期待しているなら、HUAWEI WATCH GT 5 ProやHUAWEI WATCH Ultimateを選んだほうが良いと思います。