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お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Insta360 GO Ultra(インスタサンロクマル ゴー ウルトラ)をご提供いただきました。
2025年8月に発売されたInsta360製ポケットサイズのアクションカメラです。
Insta360 は、中国・深圳を拠点とするカメラメーカーで、360度カメラやアクションカメラの分野で世界的に人気があります。コンパクトな本体に高性能な手ブレ補正「FlowState」やAI編集機能を搭載し、Vlogや日常撮影、スポーツ撮影など幅広い用途に対応。代表的な製品にはInsta360 X4やInsta360 GO 3Sなどがあります。
私、恥ずかしながらこれまでアクションカメラを使ったことがなく、「YouTuberでもあるまいしスマホで撮影すりゃいいだろ!」とぶっちゃけ思っていたんですが、実際に使ってびっくり・・・。
手軽に旅先から日常生活まであらゆるシーンを撮影できて超便利。コンパクトで、撮影方法豊富で、おまけに綺麗で滑らかな動画が撮影できるんだから優秀すぎます。
旅先で自撮り棒片手に撮影している人の気持ちが分かりましたよ、動画を見返すとめちゃくちゃ楽しいですからね。何でも撮影するお父さんになっちゃいそうな勢いです笑
本記事でInsta360 GO Ultraを実際に使ってみた様子をレビューするので、購入の参考に御覧ください。
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Insta360 GO Ultraのデザイン・サイズ・付属品
まずInsta360 GO Ultraの外観・付属品をチェックしていきます。
デザイン
Insta360 GO Ultraは、ミッドナイトブラックとアークティックホワイトの2色展開。
このうち今回ご提供頂いたのはミッドナイトブラックです。
カメラもアクションポッドも光沢のないマットな色合い。よくあるデジカメをそのまま小さくしたようなデザインをしています。
まずカメラ本体から見ていきましょう。
正面にはマイク・環境光センサー・LEDインジケーターを搭載。左下の少し窪んだ部分はカメラ本体のみで撮影する時のシャッターボタンです。
右側面にスピーカー。その下にランヤードポート(ストラップホール)があります。
左側面にはmicroSDカードスロット。
慣れるまで開閉が難しいかも。怖いかもしれませんが少し力を入れて上にスライドするとうまくいきます。
背面には充電用のピンとクイックリリースマウントなどへの取り付け用のロッキングタブがありました。
また、背面には超強力なマグネットが搭載されており、アクションポッドやペンダント等とがっちりマウント可能です。まぁ簡単には外れませんね。
続いてアクションポッドを見ていきます。
右側面にスピーカー・リリーススイッチ・USB Type−Cポート。
左側面に電源ボタンとクイックボタンがあります。
クイックボタンには以下のアクションを割り当て可能です。
- モード切り替え
- プリセット切り替え
- 写真撮影/録画
- プリ録画の開始/停止
- 録画中にマーク
- アルバムを見る/終了する
- 設定ページへアクセス
背面には、撮影中のプレビューが可能な2.5インチのタッチスクリーンを搭載。
フリップ式になっているので自撮りも簡単です。
もちろん撮影モードの切替や設定も操作可能です。カメラとアクションポッドは常にセットで持ち歩くことになりますね。
底面にマウンティングラッチがあるので、アクションポッドも自撮り棒等に取り付け可能です。
ここもマグネット式なので振り回しても外れません。動きながらの撮影もバッチリ!
サイズ
Insta360 GO Ultraのサイズは、レンズガードを含めて46×45.7×22.4mmと超小型。
重さも実測で54gと軽量。さすがにレース本番は無理でしょうけど、Insta360 GO Ultraを身に着けても余裕でワークアウトできちゃいます。
想像を遥かに超えて小さくてびっくり。よくこの大きさで綺麗な動画を撮影できるなーと使うたびに感心しています。
ちなみにこんなに小型だと誤ってなくしちゃうかも?と思うかもしれませんが、Insta360 GO UltraはAppleの「探す」に対応しているのでご安心ください。
もし見当たらなくなっちゃったとしても、「探すネットワーク」で地図で追跡できますよ。
アクションポッドのサイズは70.4×48.8×33.3mm。見た目はしっかりカメラ感があるんですが、こちらもそんなに大きくはありません。
サイズ的にはまさにトイカメラと言った雰囲気ですね。撮影できる動画のクオリティはプロ級ですけど笑
重さは実測で110g。カメラをセットして164gになります。
スマホ1台がだいたい200g前後と考えると、自撮り棒に取り付けてランニングもできなくはないかなー?と言ったところでしょうか。
お散歩や観光には向いていると思います。
付属品
Insta360 GO Ultraの付属品は以下のとおり。
- カメラ
- アクションポッド
- 磁気ペンダント
- クイックリリース安全コード
- マグネット式簡易クリップ
- USB Type-Cケーブル
- クイックスタートガイド
- ステッカー
このセットはいわゆる「通常版」で、手持ち撮影・身に付けての撮影が可能です。
磁気ペンダントは、Insta360 GO Ultraを身に付けて撮影するためのアクセサリー。
マグネット式になっていて、Insta360 GO Ultraがガッツリくっつきます。もちろん長さ調節も可能なので、大人から子どもまで使用できます。
ペンダンをを首からさげ、服の上からInsta360 GO Ultraをくっつけます。
手ぶら撮影が可能なので、臨場感のある動画を作成できちゃいます。
ランニングはもちろんジャンプしても簡単に外れることはありませんが、心配な場合は付属の「クイックリリース安全コード」をInsta360 GO Ultraに付けても良いでしょう。
磁気ペンダントは主に胸元からの撮影になりますが、よりPOV撮影っぽく使いたい場合には「マグネット式簡易クリップ」が重宝します。
こんな風に帽子のつばに付ければ目線っぽい動画になりますよ。
ここまでが、通常版の付属品ですが、個人的には付属アクセサリーの多い「クリエーターキット」をおすすめします。
通常版の付属品に加えて、以下の3つのアクセサリーがセットになっています。
- クイックリリースマウント
- 三脚付きミニ自撮り棒2.0
- ピポットスタンド
僕はInsta360 GO Ultraに加えて「ミニ見えない自撮り棒+三脚」と「クイックリリースマウント」をご提供頂いたんですが、旅先で自撮りしたいならこれは必須。
自撮りをしなくても、自撮り棒があれば撮影がめちゃくちゃ楽になっちゃいます。
なお僕の使ってる自撮り棒にはリモコンがありませんが、別途リングリモコンがあれば、自撮り棒を使用しながら撮影/撮影停止の切り替えが可能です。
というわけで、個人的には「通常版」よりも「クリエーターキット」をおすすめします。
また、この他にも、付属品の種類が異なるキットがいくつかあるので、撮影方法や利用方法に合わせてご検討くださいませ。
Insta360 GO Ultraを実機レビュー
ここからはInsta360 GO Ultraを実際に使って見た様子をレビューしていきます。
なお使い方や操作方法は、公式サイトにめちゃくちゃ詳しく掲載されているので、ぜひそちらを参考にしてください。
公式サイト>>製品サポート
実際の画質・映像作例(iPhone 17と比較)
Insta360 GO Ultraを購入するうえで最も気になるのが動画や写真の画質ですよね。
実際に撮影した作例を紹介していきます。
4K@60fpsで撮影した動画
それではさっそく御覧ください。せっかくなので最大解像度&最大fpsの4K@60fpsで撮影しています。
いくつかシーンがあるんですが、全て磁気マグネットで胸元に装着。視野角はデフォルト設定の「メガ広角」とサイクリングでの撮影に最適な「アクション広角」を使用しています。
めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?高精細なのはさすが4K動画と言ったところ。色合いも鮮やかでパリッとしているのが僕好みです。
それだけでも十分なのに、フレームレートが高いから動きがスムーズで滑らか。撮影した動画を後から見返して、自分で撮っておきながら超楽しかったですよ。
友達や恋人と一緒に撮影するのはもちろん、お子さんやペットと遊びながら使ったら最高だと思います。
iPhone 17と比較
続いて、Insta360 GO Ultraの動画撮影性能はどれほどなのか、iPhone 17と比較してみました。
どちらも4K@30fpsで撮影。Insta360 GO Ultraの焦点距離が35mm換算で14.27mmとのことなので、iPhone 17は超広角カメラを使用しています。
凄くないですか?コンパクトサイズのアクションカメラにも関わらず、スマホ最強の動画撮影性能を誇るiPhone 17と比べても遜色ない仕上がり。
手ぶれ補正の強さはさすがアクションカメラといったところ。特に水平方向の傾き補正が超優秀ですね。
夜間撮影に至っては、PureVideoモードを使えばiPhone 17よりも明るく綺麗に撮影できていました。
さすがにiPhoneと同じくらい綺麗に撮影できるなら十分すぎると言って良いと思います。
あ、ちなみに疾走感のある動画のほうが良いかな?と思って、動画の中で5段くらいの階段を頑張って飛び降りているので褒めてください笑
膝をやってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました・・・。
写真撮影性能
動画撮影中心なのであまり使う人はいないかもしれませんが、写真撮影もしてみました。
参考にiPhone 17で撮影した画像も並べて掲載していきます。
普通に綺麗に撮影できていてビックリしました。スマホで言うところの超広角カメラ相当の画角にはなってしまいますが、写真撮影でも使えちゃいます。
動画同様に鮮やかな色味も良い感じなんですよね。
ちなみに2倍ズーム(クラリティ・ズーム)でも綺麗に撮影できるのがInsta360 GO Ultraの特徴の1つ。
タッチスクリーンをダブルタップするか、手動で切り替えできます。
通常のデジタルズームではなく、高解像度の映像から中央部分を切り出すクロップズームを採用しているようです。
この作例ではメインカメラで撮影しているのでiPhoneに比べて解像感が乏しいですが、それなりに撮影できていると思います。
歪みも少ないのでスマホのメインカメラ相当の画角と考えて良いでしょう。明るく撮影できるのがInsta360 GO Ultraの特徴ですね。
それは夜間撮影でも感じます。
画像処理に加えて1/1.28サイズの大型イメージセンサーのおかげで低照度環境でも鮮明に撮影できていました。明るさだけならiPhone 17の超広角カメラに勝ってますからね。
Insta360 GO Ultraは動画撮影はもちろん、写真撮影性能も優秀です。
撮影時の操作感
Insta360 GO Ultraは撮影方法が豊富なところも嬉しいポイントでした。
ベーシックな使い方はアクションポッドに装着して、文字通りカメラのように撮影する方法ですよね。
タッチスクリーンの明るさも十分なので屋外でも見にくいことはありません。
アクションポッドから取り外して、カメラ単体での撮影も手軽。付属の磁気ペンダントを使えば簡単に手ぶらで動きながらの撮影もできます。
簡易クリップを使って帽子に付ければPOV撮影も可能です。
カメラ単体で撮影する時にも、アクションポッドでプレビューができるので遠隔撮影できちゃいます。こういうのも面白いところですね。
また、カメラの背面に強力なマグネットが搭載されていることを利用して、様々な場所にペタっとくっつけて撮影することも可能。
時々ストリートでダンスやスケボーの練習をしている人を見かけますが、アイディア次第でもっと面白い動画を撮影することができるかもしれませんね。しかも人に撮影してもらわなくても自分一人でできちゃいます。
また、お子さんが遊んでいる遊具に取り付けるのはどうでしょう。いつもと違う画角で撮影できるのも面白いと思います。
ここまでの撮影方法は全て「標準キット」があればOKです。これに加えて、自撮り棒があると、さらに撮影の幅が広がりますよね。
旅先で撮影するなら自撮り棒があったほうが良いかな?人が沢山いる場所で使う時はマナーに注意してほしいところではありますが・・・。
ちなみに自撮り棒は三脚にもなるので、定点撮影にも向いています。
バッテリー持ち・充電速度
バッテリー持ちを実機で検証
カメラを使用する上でバッテリー持ちも超重要。どんなに綺麗な動画を撮影できても、撮影時間が短いと本末転倒です。
この点、Insta360 GO Ultraは十分なバッテリー持ち。
- カメラ単体:最大70分
- アクションポッド:最大200分
スペック上は3時間以上の連続録画が可能となっております。
とは言え、これは1080p@24fpsで撮影した場合のバッテリー持ち。撮影条件によって連続録画時間も変化します。
そこで、カメラ単体撮影(4K@30fps)でどのくらい使えるのか試してみました。
検証の結果、フル充電からバッテリー切れになるまで約46分。ちょっと物足りない気もしますが、4K動画をこれだけ撮影できるなら十分じゃないでしょうか。
できるだけ長く撮影したい場合には、1080pに設定したほうが良いかもしれませんね。
充電速度を実機で検証
バッテリー持ちが優秀なInsta360 GO Ultraは、充電速度も良い感じ。
カメラ・アクションポッドともに急速充電に対応しています。
- カメラ:0%から80%まで12分
- アクションポッド:0%から80%まで18分
撮影中にバッテリー切れになってしまっても、少し待てばある程度使えるようになっちゃいます。
Insta360 GO Ultraはバッテリー交換ができず、予備用バッテリーのようなものがないところは弱みの1つなので急速充電に対応しているのは嬉しいポイントになります。
ただ、もし予め長時間撮影することが分かっているなら、モバイルバッテリーを持ち歩くと安心ですね。
4K@60fps撮影の注意点
長時間撮影できるのがメリットのInsta360 GO Ultraですが、4K@60fpsでの撮影には注意が必要です。
バッテリー持ち検証のために、4K@60fpsで撮影を続けていたところ、カメラ単体・アクションポッドどちらもオーバーヒートで録画が強制停止されてしまいました。
ちなみにオーバーヒートになるまでの時間は以下のとおり。
- カメラ単体:約32分
- アクションポッド:約77分
強制停止しちゃうとは言え、そこそこ長く撮影できるので困ることはないかもですね。
ただ、かなり発熱するので注意が必要です。
特に磁気ペンダントを使ってお子さんの胸元で長時間撮影するのはやめましょう。
やけどしちゃうかもしれませんからね・・・。
アプリ連携・編集
Insta360 GO Ultraは初期設定時にInsta360アプリでアクティベーションします。
特に難しいことはなく、タッチスクリーンやアプリの表示に従って進めていけばOK。分からなくなっちゃっても公式サイトにガイド動画があるのでご安心ください。
もちろんInsta360アプリは初期設定以外にもGO Ultraを使用するうえで重要なパートナーになります。
撮影データを管理できるのはもちろん、接続中はリモート撮影も可能です。
さらに便利なのが撮影した動画や写真の編集。豊富なテンプレートや素材を利用して、さらに楽しく魅力的な作品にすることができちゃいます。
色々使ってみて便利だったのはAI自動編集。撮影した動画をいくつかポチポチ選択するだけで、勝手に良い感じのムービーに仕上げてくれるんですよ。
実際に作成した動画がこちら。
BGMまで付けてくれて疾走感たっぷりで素敵じゃないですか?例えば旅行中に行く先々で動画を撮影。それをまとめたムービーなんて最高だと思います。
Insta360 GO Ultraのメリット・デメリット
Insta360 GO Ultraを実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- コンパクトで持ち運びに便利
- 多彩な撮影方法が可能
- 高画質な動画撮影ができる
- 簡単に編集できる専用アプリ連携
- 十分なバッテリー持ちと急速充電対応
Insta360 GO Ultraは、携帯性と高性能を完璧に両立した万能カメラです。
ポケットに入るサイズながら4K60fps撮影や強力な手ぶれ補正を備え、Vlogやアウトドア、日常の記録まで幅広いシーンで活躍します。
AIによる自動編集機能や急速充電対応など、使い勝手の良さも際立っており、「小型でも本格的に撮れる」カメラを探している人には非常に満足度の高いモデルと言えます。
デメリット
- 価格がやや高めで、初めて購入する際には慎重になりやすい
- 4K60fps撮影時に発熱しオーバーヒートで撮影停止することがある
- バッテリー交換ができず、長時間撮影にはモバイルバッテリーが必要
性能の高さゆえに価格はやや高めで、初めてのアクションカメラとしては少し勇気がいるかもしれません。
また、4K高負荷撮影時の発熱や内蔵バッテリー仕様など、長時間撮影時には工夫が必要です。
とはいえ、これらの点を踏まえても全体的な完成度は非常に高く、その使い勝手と画質を一度体験すると「もう手放せない」と感じるほどの実力があります。
【初心者向け】Insta360 GO UltraとGO 3Sどっちがいい?
Insta360 GO UltraかGO 3Sのどちらを選べばいいか迷っていませんか?どちらも高性能な小型アクションカメラですが、使い勝手やスペック、価格に違いがあります。
GO 3SはGO Ultraと同じシリーズで、デザインや操作性も似ているため、初心者が迷いやすい比較対象として最適です。
ここからは、初心者でも失敗せずに自分に合ったモデルを選べるよう、両者の特徴と違いをわかりやすく解説していきます。
基本スペック比較表
まずは、GO UltraとGO 3Sの主要なスペックを一覧で比較してみましょう。
重量や動画解像度、防水性能、バッテリー容量など、初心者が選ぶ際に重要なポイントを中心にまとめています。
項目 | GO 3S | GO Ultra |
重量 | 約39.1g(本体) 約96.3g(アクションポッド) |
約53g(本体) 約109g(アクションポッド) |
主な動画解像度 | 4K/30fps 2.7K/50fps 1080p/200fps |
4K/60fps 1080p/240fps |
センサーサイズ | 約1/2.3 | 約1/1.28 |
ストレージ | 内蔵64GB 内蔵128GB |
microSDカード (最大2TB) |
バッテリー | 本体:38分 アクションポッド:140分 |
本体:70分 アクションポッド:200分 |
防水性能 | 本体:IPX8 アクションポッド:IPX4 |
本体:IPX8 アクションポッド:IPX4 |
Apple Find My | 対応 | 対応 |
価格 | 61,800円~ | 64,800円〜 |
公式サイト>>Insta360 GO Ultra
公式サイト>>Insta360 GO 3S
表を見ると、GO Ultraは高画質・長時間撮影に強く、バッテリーや防水性能も優れています。一方、GO 3Sは軽量で携帯性に優れ、手軽に撮影を始めたい初心者にぴったりです。
これらのスペックをもとに、実際の使い勝手や特徴の違いを詳しく解説していきます。
特徴と違い
Insta360 GO UltraとGO 3Sは、基本スペック以外にも使い勝手や機能面でさまざまな違いがあります。ここでは、画質の進化だけでなく、ストレージの拡張性やバッテリー性能、操作性、防水性能など、実際の使用に影響するポイントを詳しく比較します。
特に、最新モデルであるGO Ultraが持つ新機能や改善点にも注目しながら、その違いをわかりやすく解説していきます。
重量と携帯性
GO 3Sは本体が軽量で、アクションポッド込みでも持ち運びが楽です。小型バッグやポケットに収まりやすく、気軽に撮影を始めたい初心者に向いています。
一方、GO Ultraはやや重めですが、安定感があり手ブレが少なく、長時間の撮影でも安心して使用できます。
画質・動画性能
GO Ultraは4K60fpsに対応しており、より滑らかで高画質な映像を撮影できます。暗所や動きの激しいシーンでもディテールをしっかり残せるのが特徴です。
GO 3Sは4K30fpsまでですが、日常のVlogやSNS投稿用の映像なら十分な画質です。スローモーション撮影も1080pで最大200fpsまで対応しています。
センサー・暗所性能
Ultraは大きなセンサーサイズを搭載しており、暗所での撮影や逆光でも明るく自然な画質が得られます。
3Sは小型センサーですが、日中の屋外や室内での撮影には問題ありません。
バッテリー・連続撮影時間
GO Ultraは本体70分、アクションポッド併用でさらに長時間撮影可能です。
GO 3Sは本体38分、アクションポッド併用で140分程度。
軽量・手軽さ重視の撮影に最適です。
どっちを選ぶべきか?
Insta360 GO UltraとGO 3Sはどちらも優れた小型アクションカメラですが、選ぶべきモデルは使用目的や重視するポイントによって異なります。
高画質な映像を求め、長時間の撮影や多彩な機能を活用したい方には【GO Ultra】がおすすめです。大きなセンサーと4K60fps対応により、プロレベルのクオリティを手軽に実現できるため、スポーツやアウトドアでの本格的な撮影に向いています。
一方、軽量でコンパクトな本体を重視し、日常的なスナップ撮影やちょっとした旅行記録に使いたい場合は【GO 3S】が適しています。操作もシンプルで初心者でも扱いやすく、気軽に持ち歩いて撮影を楽しめます。
予算面でもGO 3Sが少しリーズナブルなので、まずは手軽に始めたい方に最適です。逆に映像のクオリティや機能を優先する場合は、投資する価値のあるGO Ultraが理想的な選択と言えます。
このように、使用シーンや求める性能、予算を踏まえて選ぶことが重要です。次のセクションでは、これらの違いを踏まえた具体的な利用シーン別の選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
公式サイト>>Insta360 GO Ultra
公式サイト>>Insta360 GO 3S
利用シーン別のおすすめモデル
人それぞれ撮影に求めるシーンや用途は異なります。ここでは代表的な利用シーンに応じて、Insta360 GO UltraとGO 3Sのどちらがより適しているかを具体的に紹介します。
旅行や日常の持ち運び
軽量でコンパクトなGO 3Sは、ポケットやバッグに気軽に入れて持ち運べるため、旅行や日常のスナップ撮影に最適です。操作がシンプルで初心者でも手軽に撮影を始められます。
スポーツやアクション撮影
動きの激しいアウトドアスポーツやアクション撮影には、高画質で滑らかな4K60fps対応のGO Ultraがおすすめです。強力な手ブレ補正により、迫力ある映像を安定して記録できます。
夜間や暗所での撮影
暗い環境での撮影や夜間のイベント記録では、GO Ultraの大型センサーとPureVideoモードが威力を発揮し、鮮明でノイズの少ない映像を撮影できます。
長時間の撮影やストレージ拡張が必要な場合
GO UltraはmicroSDカード対応による大容量ストレージと長持ちするバッテリーが特長で、長時間の撮影や大量のデータ保存に向いています。
上位・他社モデルとの簡単比較
Insta360 GO UltraやGO 3Sは優れたアクションカメラですが、より上位のAce Pro 2や競合他社のDJI Osmo Nanoも視野に入るユーザーがいます。
ここでは、それらのモデルとの違いを簡単に解説し、どのようなユーザーに向いているかを紹介します。
Ace Pro 2との違い
Ace Pro 2は8K動画撮影対応やプロ仕様の大口径レンズ、高耐久性防水設計(最大12m)などを備えたハイエンドモデルです。
8K映像や4K60fps以上のスローモーション撮影に対応し、映像制作のプロやハイレベルなクリエイター向けに最適。
一方、GO Ultraは4K60fps撮影が最大でありながら、コンパクトで扱いやすく価格も抑えられているため、一般のユーザーや初心者に人気があります。
公式サイト>>Insta360 Ace Pro 2
DJI Osmo Nanoとの違い
Osmo Nanoは4K60fps対応で防水性能も10mまであり、携帯性と堅牢性を両立したモデルです。
色再現や操作性、動画の滑らかさでも評価が高く、気軽に使える高性能モデルとして選ばれています。
一方、GO 3Sはさらに軽量でシンプルな設計のため、手軽に始めたい人向け。
GO UltraとOsmo Nanoは機能面で似通っているため、ユーザーの好みや求める使い勝手で選ばれています。
公式サイト>>DJI Osmo Nano
まとめ:Insta360 GO Ultraは初めてのアクションカメラにおすすめ!
評価:(5点/5点満点)
Insta360 GO Ultraは、コンパクトなサイズに多彩な撮影機能と高画質性能を詰め込んだ非常に完成度の高いアクションカメラです。
日常のちょっとした記録からVlog・旅行・スポーツシーンまで幅広く活躍し、専用スマホアプリとの連携で編集もスムーズ。撮ってすぐSNSにシェアできる気軽さもメリットです。
確かに価格は決して安くなく、購入するには少し勇気が必要かもしれません。ただ、その価格に見合った価値が十分にある製品だと思います。
また4K撮影時の発熱やバッテリー交換不可といった注意点もありますが、それを補って余りあるほどの使い勝手と動画の仕上がりに魅力を感じました。
初めてアクションカメラを買う方でも、「コンパクトさ」「映像クオリティ」「手軽さ」を重視するなら、GO Ultraはきっと満足度の高い選択になるはずです。
「思い出を高画質で手軽に残したい」そんな人に特におすすめしたい一台です。