Google Pixel 11とPixel 10の違いを比較!型落ちは今買いか徹底解説
2026年8月20日、Google Pixel 11シリーズが発売されます。
Google Pixelは毎年少しずつ進化していくシリーズですが、Pixel 11もPixel 10からアップデートされたモデルです。
Pixel 11と旧モデルのPixel 10で何が違うのか気になりますよね?
そこで本記事では、毎年Google Pixelを購入してレビューしてきた僕が、Pixel 11とPixel 10との違いを、まずはスペックから整理します。
結論から言うと、順当に進化しているというのが第一印象です。
- プロセッサーはTensor G5からTensor G6へ
- カメラはメインセンサーの大型化とズーム倍率アップ
- 充電はワイヤレス充電が15W→25Wへ
一方でストレージは128GBが廃止され256GBからのスタートになるなど、構成面での変更もありました。
なお本記事は発売前の公式スペック情報をもとにした比較です。
動作性能やカメラの実写比較といった実測データは、検証が済み次第このページに追記していきます。
結論:Pixel 11は買い替えるべき?
現時点のスペック情報から言えることを先にまとめておきます。
買い替える価値がある人
最新世代のTensor G6やより明るいディスプレイ、ワイヤレス充電の高速化を求める人にはPixel 11がおすすめです。
カメラもメインセンサーが大型化し、ズームも最大20倍から30倍に伸びているので、写真・動画をよく撮る人にもメリットがあります。
急いで買い替えなくてもいい人
Pixel 10を使っていて大きな不満がない人は、急いで買い替える必要はなさそうです。
望遠カメラのスペックやディスプレイのサイズ・解像度自体は据え置きで、日常使いの体感差は実機で確かめるまで断定しにくい部分もあります。
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Pixel 11とPixel 10の違いをざっくり整理
Pixel 10とPixel 11の違いを整理すると、次の通りです。
進化しているポイント
- プロセッサーがTensor G5→Tensor G6に
- セキュリティチップがTitan M2→Titan M3に(量子耐性のあるセキュアブート)
- メインカメラのセンサーサイズが大型化(1/2インチ→1/1.56インチ)、感度56%向上
- 超解像ズームが最大20倍→最大30倍
- ワイヤレス充電(Pixelsnap)が最大15W→最大25W(Qi2→Qi2.2)
- OSがAndroid 16→Android 17
- 重量が204g→197gに軽量化(サイズは同一)
- カメラバーの厚さを40%削減した新デザイン
- マジック キャプチャー、カメラスタイル、クリエイター スイートなど新カメラ機能を追加
- カラーバリエーションが一部入れ替え(Indigo・Lemongrassが終了、Pistachio・Hibiscusが追加)
大きく変わっていないポイント
- ディスプレイはどちらも6.3インチ Actua、1,080×2,424、422PPI、60〜120Hz
- 望遠カメラのスペックは10.8MP・5倍光学・ƒ/3.1で同一
- ウルトラワイドカメラは13MPで同一
- フロントカメラは10.5MPで同一
- バッテリー容量はほぼ同水準(4,970mAh→4,985mAh)
- OSアップデート提供期間は7年間で変わらず
Pixel 10とPixel 11のスペックを比較
主なスペックを表にまとめました。本比較表は日本版Google公式サイトのスペックページをもとに作成しています。
| 項目 | Pixel 10 | Pixel 11 |
| ディスプレイ | 6.3インチ Actua、1,080×2,424(422PPI) | 6.3インチ Actua、1,080×2,424(422PPI) |
| リフレッシュレート | 60〜120Hz | 60〜120Hz |
| プロセッサー | Google Tensor G5 | Google Tensor G6 |
| セキュリティチップ | Titan M2 | Titan M3 |
| RAM/ストレージ | 12GB/128GB・256GB | 12GB/256GB・512GB(Zoned UFS) |
| 広角カメラ | 48MP(1/2インチ、ƒ/1.70) | 48MP(1/1.56インチ、ƒ/1.70) |
| 超広角カメラ | 13MP(ƒ/2.2) | 13MP(ƒ/2.2) |
| 望遠カメラ | 10.8MP/5倍光学(ƒ/3.1) | 10.8MP/5倍光学(ƒ/3.1) |
| 超解像ズーム | 最大20倍 | 最大30倍 |
| フロントカメラ | 10.5MP | 10.5MP |
| バッテリー | 4,970mAh | 4,985mAh |
| ワイヤレス充電 | Qi2認証、最大15W | Qi2.2認証、最大25W |
| サイズ・重量 | 152.8×72×8.6mm、204g | 152.8×72×8.6mm、197g |
| OS | Android 16 | Android 17 |
| カラー | Indigo/Frost/Lemongrass/Obsidian | Frost/Pistachio/Hibiscus/Obsidian |
| 価格 | 118,900円〜(128GB) | 136,800円〜(256GB) |
サイズは152.8×72×8.6mmでPixel 10・Pixel 11ともに同一。
それでいて重量は204g→197gと7g軽くなっているのは、内部設計が見直されたということかなと思います。
プロセッサー・処理性能の違い
Pixel 10とPixel 11の最大の違いは、搭載されているチップの世代です。
- Pixel 10:Google Tensor G5
- Pixel 11:Google Tensor G6
Google公式の発表によると、Tensor G6はCPU性能の向上でウェブブラウジングが25%高速化、アプリの起動速度が15%向上しているとのこと。
TPU(AI処理用の演算ユニット)の性能も50%高められ、オンデバイスAIタスクは最大3.5倍高速に処理しながら、消費エネルギーは最大3.5分の1に抑えられるとされています。
セキュリティ面でもTitan M2からTitan M3へアップデートされ、量子コンピューターによる将来的な攻撃を見据えた耐量子暗号のセキュアブートに対応しました。
参考までに、Pixel 10(Tensor G5)を実際に使ったときのAnTuTuスコアは、Ver.10で総合1,224,762点・GPU367,006点、Ver.11で総合1,413,152点でした。
旧モデルのTensor G4からは大きくスコアが伸びておらず、普段使いには全く困らないものの、動作性能自体は他社のミドルレンジスマホと同水準という印象です。
Pixel 11(Tensor G6)でどこまで数字が伸びるのか、実機到着後に同条件で計測して比較します。
カメラの違い
カメラはメインセンサーの大型化と、ズーム性能の向上が主な進化ポイントです。
メインカメラ
広角カメラはどちらも48MPですが、センサーサイズがPixel 10の1/2インチからPixel 11では1/1.56インチへと大型化しています。
Google公式の発表では感度が56%向上しているとされていて、暗い場所での撮影に強くなっている可能性があります。
望遠・超解像ズーム
望遠カメラ自体のスペック(10.8MP・5倍光学・ƒ/3.1)は据え置きですが、超解像ズームの倍率がPixel 10の最大20倍からPixel 11では最大30倍に伸びています。
Tensor G6の処理能力向上が寄与している部分だと考えられます。
Pixel 10を実際に使ってみると、この望遠カメラの完成度はかなり高く、10倍ズームでも解像感がほとんど失われませんでした。
20倍まで上げても被写体の輪郭はしっかり残っていて、Proモデルのカメラとほぼ変わらない画質だったのが個人的に驚いた点です。
Pixel 11では最大30倍まで伸びていますが、Pixel 10の時点でもズーム性能自体は十分満足できる完成度でした。
新しいカメラ機能
Pixel 11ではカメラ機能自体にも追加があります。
約400フレームを解析してベストな瞬間を自動で切り出す「マジック キャプチャー」。
撮影時にフィルム調の質感を選べる「カメラスタイル」。
テレプロンプターなど動画制作を助ける「クリエイター スイート」が新たに搭載されています。
ファインダー内から直接使える「かこって検索」にも対応しました。
いずれもPixel 10にはない機能で、写真だけでなく動画・SNS用のコンテンツ制作を意識したアップデートという印象です。
デザインの違い
外観面では、カメラバーの厚さが前モデルから40%削減されているのが大きな変化です。
Made by Googleケースを装着すると出っ張りをほとんど感じさせないフラットなデザインになったとGoogleは説明しています。
ポケットへの収まりや、平らな場所に置いたときの安定感に影響しそうな部分です。
サイズ自体は152.8×72×8.6mmでPixel 10と変わりませんが、重量は204g→197gと7g軽量化されています。
実機で計測したPixel 10の重量は202gで、公称値の204gよりわずかに軽い結果でした。
カメラバーの出っ張りは実測で約3mm、デスクに置いてもガタつくことはありませんでしたが、カバンの中で他のものと擦れないようケースは付けておいたほうが安心です。
Pixel 11ではカメラバーの厚みが40%削減されているとのことなので、この出っ張りがどこまで軽減されるのか実機で確かめたいところです。
バッテリー・充電の違い
バッテリー容量はPixel 10の4,970mAhに対しPixel 11は4,985mAhと、ほぼ同水準です。
有線での急速充電も30分で最大55%充電(30W以上のPPS充電器使用時)と条件は共通しています。
差が出ているのはワイヤレス充電で、Pixel 10のPixelsnap(Qi2認証)が最大15Wだったのに対し、Pixel 11はQi2.2認証で最大25Wまで対応しました。
ワイヤレス充電を日常的に使う人には、じわじわ効いてきそうな違いです。
実機での計測結果も紹介しておきます。
Pixel 10のPCMarkバッテリーテストは15時間3分で、途中充電なしでも1日は問題なく使える印象でした。
実際の消耗ペースは、音楽再生1時間で2%、動画再生1時間で7%、原神1時間プレイで21%、24時間放置で13%という結果です。
有線充電は残量17%から30分で66%まで回復、フル充電まで約80分でした。
どこまで進化しているのか、気になる部分です。
ストレージ構成の違い
Pixel 10では128GB・256GBの2構成でしたが、Pixel 11では128GBが廃止され256GB・512GBの2構成に変わりました。
512GBを選ぶと「Zoned UFS」を採用し、より高速なストレージパフォーマンスが得られるとされています。
ストレージ構成の詳しい違いや、Pro/Pro XLとの比較は以下の記事で詳しく整理しています。
型落ちPixel 10は今買いか?
Pixel 11が登場したことで、ひとつ前のモデルであるPixel 10の立ち位置も変わってきます。
スペック差を見る限り、Pixel 11の進化点はプロセッサー・カメラセンサー・ワイヤレス充電が中心です。
一方で、ディスプレイのサイズ・解像度や望遠カメラのスペックといった基本設計は大きく変わっていません。
僕はPixel 10を発売から実際に使っていますが、AnTuTuスコアが伸び悩んでいる点を除けば、正直かなり満足度の高いスマホです。
ネットサーフィン・SNS・動画視聴といった普段使いで動作にストレスを感じたことは一度もありませんし、望遠カメラも5倍・20倍ズームまで十分綺麗に撮影できます。
バッテリーもPCMarkで15時間以上もち、1日使って充電が心配になることはまずありません。
一方で気になった点もあります。実測202gという重さはサイズの割にずっしり感があり、原神のような重いゲームを最高設定で遊ぶと発熱でフレームレートが落ちていくのも実感しました。
ゲームをガッツリ遊びたい人には向いていません。
つまり、最新世代の処理性能やカメラの感度、ゲーム性能にこだわりがなければ、Pixel 10でも十分実用的と言えます。
価格面ではPixel 10が有利になりやすい
ストレージ構成が変わったことで、Pixel 10の128GBモデル(118,900円〜)とPixel 11の256GB(136,800円〜)を単純比較すると価格差が目立ちますが、型落ちになったPixel 10は今後キャリアのキャンペーンや値下げの対象になりやすい傾向があります。
予算を抑えたい人にとっては、型落ちのタイミングこそ狙い目になりそうです。
こんな人はPixel 10がおすすめ
- できるだけ価格を抑えたい
- 現行の処理性能・カメラで十分と感じている
- ワイヤレス充電の速度にこだわりがない
- ゲームはライトにしか遊ばない
実際に使ってみた感想を含めても、Pixel 10とPixel 11の差は、プロセッサー・カメラ・充電を中心にした順当な進化だと思います。
急いで買い替えを検討するほどの差ではないというのが、実機を使ってきた僕の正直な印象です。
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まとめ
Pixel 10とPixel 11の違いをまとめると以下の通りです。
| 進化した点 | 変わらない点 |
| ・Tensor G6(G5から世代アップ) ・メインカメラセンサーの大型化・感度56%向上 ・超解像ズーム最大20倍→30倍 ・ワイヤレス充電15W→25W ・重量204g→197g ・マジック キャプチャー等の新カメラ機能 |
・ディスプレイサイズ・解像度 ・望遠カメラのスペック ・ウルトラワイド・フロントカメラのスペック ・バッテリー容量 ・OSアップデート提供期間(7年) |
Pixel 10ユーザーであれば、今すぐ買い替えるほどの変化ではないというのが現時点での印象です。
新規購入や他機種からの乗り換えであれば、Tensor G6・カメラ性能・ワイヤレス充電のどれもが順当に進化しているので、Pixel 11は安心して選べる選択肢だと思います。
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なお本記事はPixel 11実機の到着後、動作性能・カメラ実写・充電速度の実測データを追記して更新予定です。



