【arrows We3レビュー】実際に使ってわかったメリット・デメリット・評価
arrows We3を購入しました。
2026年6月に発売されたFCNT製エントリースマホです。
前モデルarrows We2はライトユーザーに絶大な人気がありましたが、大きな進化を期待すると、ちょっと肩透かしをくらうかも・・・。
SoCはDimensity 7025からDimensity 6300になり、世代的にはグレードダウン。カメラもメイン+マクロの2眼からメイン1眼構成になりました。
ただ、もちろん進化ポイントもしっかりあります。
ディスプレイは900×1,984px/リフレッシュレート最大120Hzへアップ。屋外の視認性もWe2より改善しています。
バッテリーも4,500mAhから5,000mAhに増量。充電もPD3.0対応で20%からフルまで1時間12分と、We2から大きく進化しました。
【こんな人におすすめ】
- 屋外でもディスプレイをしっかり見たい人
- 充電の待ち時間を短くしたい人
- コンパクトで軽量なスマホが欲しい人
- おサイフケータイ・防水防塵を重視する人
【こんな人には向いてないかも】
- 動作性能・ゲーム性能の進化を期待している人
- ストレージ容量を多く使いたい人
- マクロ撮影を楽しみたい人
本記事でarrows We3を実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
arrows We3のデザイン・サイズをレビュー
まずはarrows We3の外観をチェックしていきましょう。今回は中古購入のため、付属品については割愛しますが、クイックスタートガイド以外は付いていません。
デザイン
arrows We3のカラーバリエーションは以下の3色。
- ライトブルー
- ブラック
- ホワイト
今回購入したのはライトブルーです。
くすみのある優しい水色で、光に当てると背面にごく僅かなラメのような輝きが見えます。
前モデルarrows We2もマット仕上げでしたが、こちらはさらに一歩踏み込んだ質感というか、僕はWe2よりも高級感を感じました。もちろん指紋や皮脂汚れも目立ちません。
背面パネル上部にカメラユニット。丸型のレンズが縦に2つ並んでいるように見えますが、実は下側はレンズではなくフリッカーセンサーです。
前モデルarrows We2はメイン・マクロの2眼構成でしたが、arrows We3はメインカメラのみ。その代わりソニー製のセンサーが採用されているので、カメラの傾向自体は変わってきそうです。
カメラユニットの厚みは実測で1.5mm。多少抑えられてはいるものの、机に置いて使うとガタつきますね。
背面パネルはフレームに向かって僅かに湾曲した形状でした。
ディスプレイを上にして右側面に電源ボタン兼指紋センサーとボリュームボタンを搭載。
ボタンの押し心地は普通、特に癖はありません。
左側面にはカードスロットとアクションキーを搭載。アクションキーは、1回押す・2回押す・長押しする、の3パターンそれぞれに好きな機能を割り当てられます。
カードスロットはSIMピンがなくても着脱可能です。
SIMカードとSDカードを表裏に装着できるタイプ。
この他、eSIMにも対応しているので、2回線同時待受しながらSDカードを装着することもできちゃいます。
本体下部にはイヤホンジャック・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部にはマイクがあるくらいでスッキリしています。
サイズ
arrows We3のサイズは156×73×9.0mm。
同じくらいのディスプレイサイズを搭載したAQUOS sense10と並べるとこんな感じ。
AQUOS sense10よりも少し大きめ。とは言え扱いにくいことはありませんよ。
重さは公称189g。実際に計測してみたところ191.0gでした。
200gを超えるモデルも珍しくない中、この軽さは扱いやすいですね。
欲を言えばもう少し軽かったらサイズ感はパーフェクトだったと思います。
arrows We3のディスプレイをレビュー
続いてarrows We3のディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.1インチTFT液晶ディスプレイ
arrows We3のディスプレイサイズは6.1インチ。前モデルのarrows We2も同じ6.1インチだったので、サイズ感はそのまま引き継がれました。
インカメラはパンチホールタイプで画面上部中央に搭載。特に古さは感じませんね。
動画を見る時の邪魔になったりする感じもありませんでした。
その一方でベゼル(縁)はやや太めな印象。特に下部が太いですね。
試しにAQUOS sense10と並べてみたんですが、AQUOS sense10の方がベゼルが締まっていてスッキリして見えました。
とはいえ普段使いで気になるほどではなく、見づらいと感じることはありません。
なおディスプレイパネルはTFT液晶。有機ELに比べると黒色表現は弱くなりがちですが、デメリットになるほどではないでしょう。
解像度は900×1,984
arrows We3のディスプレイ解像度は900×1,984。We2のHD+(1560×720)から数値上は解像度がアップしています。
| モデル | arrows We2 | arrows We3 |
| サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
| 解像度 | HD+(1560×720) | 900×1,984px |
| リフレッシュレート | 60Hz | 最大120Hz |
| パネル | TFT液晶 | TFT液晶 |
数値だけ見るとFHD+のような高精細さをイメージするかもしれませんが、残念ながらそこまでは届いていません。
HD+よりは高精細だけどFHD+には届かない、ちょうど中間くらいの解像度というのが実際のところです。
ただ、実際に使ってみて粗さが気になることは全くありませんでした。
動画視聴も問題ないレベルで、arrows We3を選ぶような使い方であれば十分満足できると思います。
リフレッシュレート最大120Hz/輝度1,000nitで快適に
arrows We3はディスプレイリフレッシュレート最大120Hzに対応。We2の60Hzから大幅にアップしています。
実際に使ってみると、スクロールが明らかに滑らかになっていて、動作性能そのものが上がったような体感がありました。快適です。
明るさについても、規格上の最大輝度は1,000nit。
We2は屋外の直射日光下でかなり見づらいという弱点があったんですが、We3はハイエンドモデルには敵わないものの、屋外でも問題なく使えるレベルでした。
We2よりも明らかに見やすくなっていますよ。
なおディスプレイのカラー設定は「ナチュラル」「鮮やか」の2種類から選択可能。色温度も「デフォルト」「暖色」「寒色」「カスタム」で調整できるので、好みに合わせて設定しておくといいでしょう。
Widevine L1で動画配信も快適
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。arrows We3はストリーミングサービスで高画質視聴が可能となります。
We2はNetflixのみWidevine L3扱いとなり、最大再生解像度がSDに制限されていたんですが、We3ではNetflixの最大再生解像度がFull HDになっています。
Amazonプライムビデオでも高画質視聴が可能で、YouTubeでは「1440p60」まで選択できることを確認しました。
そもそもディスプレイ解像度がFHD+に届いていないんですが、arrows We3が最適なユーザーであれば十分満足できる画質だと思います。
USB Type-Cからの映像出力はできない
arrows We3は、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE/DisplayPort Alternative Mode)には対応していませんでした。
そんなに利用する人は多くないかもしれませんが、ご注意ください。
arrows We3の動作性能をレビュー
続いてarrows We3の動作性能(普段使いの性能)をチェックしていきます。
arrows We3にはMediaTek製「Dimensity 6300」が搭載されています。
公式サイト>>Dimensity 6300
前モデルarrows We2の「Dimensity 7025」と比べると、世代的には見劣りする部分があるSoC。
RAMも4GB、ROMも64GBという構成で、We2からストレージ容量が半分に減っている点も気になるところですね。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10.5.2の総合スコアは410,825点。最新版のVer.11.1.5で計測したところ、総合スコアは544,994点でした。
エントリーモデルらしいスコアではあるものの、普段使いに困らないレベルだと思います。
ちなみに旧モデルarrows We2のAnTuTuスコアは465,373(Ver.10)。
SoCのグレードは下がったものの、性能的にはほぼ変わらないと言って良いでしょう。
こちらのページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Geekbench 6ではCPUのSingle-Coreスコアが791点、Multi-Coreスコアが2108点。GPU(OpenCL)は1445点でした。
3DMarkの「Wild Life Stress Test」で負荷耐性もチェックしてみました。
Best loop1,385・Lowest loop1,379でStabilityは99.6%という高い安定性を記録。20ループの負荷テストでもスコアはほとんどブレず、温度上昇も33℃→35℃に収まっていました。
このあたりの数値を見る限り、スコアは低いものの安定はしているようですね。
AQUOS sense10と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、人気のミドルレンジスマホAQUOS sense10と動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
AQUOS sense10がほんの少し先に表示されましたが、arrows We3もすぐに追いついてくる感じですね。
体感としては、AQUOS sense10ほどのキビキビ感はないものの、普通に使う分には特に困らない印象です。
ネットサーフィンやSNS、LINE・メール程度の使い方であれば問題なくこなせると思います。
リフレッシュレートが120Hzになったことも体感的な快適性に繋がっているでしょう。
発熱について
AnTuTuベンチマークを4回連続で回してみて、温度の推移もチェックしてみました。
1回目は32℃→34℃、2〜4回目は34℃→35℃という結果になり、連続で回しても大きく上振れすることなく、34〜35℃あたりで落ち着く印象でした。
スコアも安定しており、3回目が最も高いくらいなので発熱の影響が小さいと考えられます。
ベンチマークを連続で回しても、極端に発熱するタイプの端末ではなさそうです。普段使いやパズルゲーム程度であれば発熱を気にする必要はないと思います。
ストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
バージョンが変わっても大きな差はなく、価格なりの速度と言った印象です。
ストレージ容量は64GBとかなり少なめ。Android16のシステムだけで14GB、一時システムファイルで2.6GBが使われていて、実際に使える容量はかなり心許ない状態でした。
写真や動画を大量に撮影する人、複数のアプリ・ゲームを入れておきたい人は要注意。
ただarrows We3は最大2TBのmicroSDカードに対応しているので、積極的に活用したいところです。
メモリ拡張機能が使える
arrows We3には使わないストレージを仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されています。
設定は「ON」・「AI自動」で、デバイスメモリ4GBに加えて最大4GBの仮想メモリが追加される仕様でした(AI自動時)。
手動なら2GB/4GB/8GBから選択可能で、最大8GBまで拡張できます。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではありませんが、僅かでも快適に使えるならやっておいて損はありません。
今回はAI自動の設定で検証しましたが、8GBまでガッツリ拡張した方がもう少し余裕が出そうな印象でした。
ゲーム性能について
arrows We3は原神のような重いグラフィックのゲームを想定した端末ではないので、今回はそうした検証は行っていません。
代わりに「Meowdoku」「ポケットソート」「ブロックブラスト」のようなパズル・カジュアル系のゲームで試してみたところ、動作面で何の問題もなく快適に遊べました。
普段からガッツリ重いゲームをプレイする人には物足りないかもしれませんが、隙間時間にパズルゲームやカジュアルゲームで遊ぶ程度であれば、ストレスなく楽しめる端末だと思います。
arrows We3のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてarrows We3のバッテリー性能をチェックしていきます。
スペック上のバッテリー容量は5,000mAhと、前モデルarrows We2の4,500mAhから増量。
数字だけ見ると期待が高まりますが、実際どれくらい持つのか、そして充電はどれくらいの速さなのか、実機で確かめてみました。
PCMarkバッテリーテストのスコア
まずはPCMarkというベンチマークアプリを使って、実際にスマホを動かしながらバッテリー消耗を計測してみました。
PCMarkは数値から計算しているのではなく、100%から20%まで実際に消耗させて時間を測定しているので、それなりに信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさを50%固定にして計測したところ、「バランス重視」モードで13時間10分でした。「スムーズさ優先」モードでも計測してみると、12時間19分という結果に。
わずかですが、リフレッシュレートまわりの制御によってスコアに差が出る形ですね。
エントリーモデルかつ5,000mAhを考えると、もう少し伸びてほしかったなというのが率直な感想。
普段使いでリフレッシュレートを意識しない人が多いと思うので、参考にする際は「バランス重視」寄りの数値で見ておくのが無難かもしれません。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考にご覧ください。
バッテリー持ちを実機で検証
PCMarkのスコアだけで判断するのは早いので、実際に使った場合のバッテリー消耗も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%でした。
続けてYouTubeで動画(1080P/60fps)を1時間視聴した結果、バッテリー消耗は6%。
24時間一切触らずに放置した場合の消耗は5%でした。
それぞれの結果をまとめると次のとおりです。
| 使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
| 動画再生 1時間 | 6% | 約16時間 |
| 24時間放置 | 5% | 約20日間 |
音楽再生や待機時の消耗はかなり優秀な数値なので、ライトユーザーの普段使いなら十分に長持ちしそうです。
一方で動画再生はやや標準的な消耗率だったので、動画を見る時間が長い人は意識しておいたほうがいいかもしれません。
前モデルarrows We2と比較すると、以下のとおりになりました。
| 使用時間 | arrows We3 | arrows We2 |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 3% |
| 動画再生 1時間 | 6% | 7% |
| 24時間放置 | 5% | 6% |
バッテリー容量が4,500mAhから5,000mAhへ増えたぶん、どの項目でも前モデルよりわずかに消耗率が改善しているのが分かりますね。
PCMarkのスコアだけ見るとやや意外な結果でしたが、実際の使用シーンではしっかり容量アップの恩恵を感じられる仕上がりだと思います。
急速充電の速度をチェック
arrows We3はUSB Type-C Power Delivery 3.0に対応しているとのことで、実際にどれくらいの速度で充電できるのか計測してみました。
電力測定器で計測したところ、瞬間的に約26.8W(8.93V×3.00A)まで出力されているのを確認できました。
実際にバッテリー残量20%からフル充電までにかかった時間は1時間12分。
前モデルarrows We2はPD3.0対応とはいえ最大20W止まりで、10%からフルまで2時間20分かかっていたので、今回はワット数・充電時間ともにしっかり進化している印象です。
エントリークラスのスマホとしては、なかなか気合の入った急速充電性能だと思います。
なお残念ながらarrows We3に充電器は付属していません。
このため、急速充電を活かしたい場合はPD3.0対応の充電器を別途用意する必要があるのでご注意ください。
もちろん現在お使いの充電器・充電ケーブルでも充電はできますが、その場合は最大出力が制限されるかもしれないので、あらかじめご了承ください。
ダイレクト給電にも対応
arrows We3はダイレクト給電に対応していました。
バッテリーを経由せず、本体に直接電力を供給する仕組みで、いわゆるバイパス充電と同じ機能です。
ゲームや動画視聴をしながら充電しても、バッテリーそのものへの負荷がかかりにくく、本体の発熱も抑えられやすいというメリットがあります。
長時間充電しながらスマホを使うシーンが多い人にとっては、地味にうれしい機能。エントリークラスのモデルながら、こういった細かい部分までしっかり対応しているのは好印象です。
arrows We3のカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
arrows We3はメインカメラのみのシングル構成ですが、有効画素数約5,030万・1/1.9インチという大型センサーに加え、ソニー製のLYTIA 600センサーを採用しているのがポイントです。
果たしてarrows We3のカメラ性能はどれほどなのか。比較機のAQUOS sense10と一緒に、実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
arrows We3のカメラアプリは、余計な機能を詰め込みすぎていないシンプルな作りという印象でした。
1xと2xはワンタップで切替可能。長押しするとダイヤルが表示され、8xまでの間で好きな倍率に指定することもできます。
自分好みに細かく調整しながら撮影できるプロモードも搭載されていて、露出・ISO・シャッター速度・ホワイトバランス・AFをそれぞれ手動で設定可能でした。
あんまり使う人はいないかもしれませんが。
残念ながらシャッター音を消せる項目は見当たらず、消せるのはスクショ音のみ。
スクショはマナーモードと連動して消音される仕様でした。
メインカメラの作例
まずは日中のメインカメラでどれくらい違いが出るのか、AQUOS sense10と同じ場所・同じ構図で撮り比べてみました。
AQUOS senseシリーズはどんどんカメラ性能が上がっているので要注目ですよ。
arrows We3はやや爽やかな緑寄りの発色で、木漏れ日の明るい部分と足元の影のバランスも自然。AQUOS sense10は心持ち落ち着いたトーンで、影の締まりがしっかりしています。
石畳の質感自体はどちらも解像感十分で、拡大しても石の継ぎ目までしっかり見えます。
arrows We3は空の白飛びを抑えつつ雲のグラデーションを残そうとする傾向。AQUOS sense10も同様に踏ん張っていますが、手前の芝生の緑がわずかに鮮やかに出ている印象です。
木の影の部分の階調はどちらも破綻なく残っています。
マクロ的な花のカットは、差が分かりにくいレベル。オレンジ・マゼンタ・イエローの発色もほぼ同傾向で、シベの解像感もキープできています。
強いて言うならarrows We3の方がわずかに彩度が高く、パッと目を引く仕上がりです。
arrows We3は鳥居の赤をしっかり発色させつつ、奥の社殿の暗がりも潰しすぎずに残せています。AQUOS sense10も白飛び・黒潰れを抑えていますが、全体的にコントラストがやや強めで、重厚な雰囲気の写真になっています。
日中のメインカメラをまとめると、arrows We3もAQUOS sense10も基本的な解像感はどちらも優秀で、大きな失敗写真は見当たりませんでした。
傾向としては、arrows We3の方がやや彩度高めで見映え重視、AQUOS sense10の方が落ち着いたコントラスト寄りという印象です。
木々の隙間から差し込む強い逆光のシーンでも撮影。
arrows We3は太陽まわりのフレアがシャープに描写され、葉の輪郭や陰影もしっかり締まった、メリハリのある一枚に。
AQUOS sense10は全体的にやや明るめの露出で、葉の陰の部分もふんわりと持ち上がった柔らかい仕上がりになっています。
どちらも太陽を直視するような厳しい条件で白飛びを大きく起こすことなく踏ん張れているのは立派。
好みで言えば、パキッとした写真が好きならarrows We3、全体を見やすく持ち上げてくれる方が好きならAQUOS sense10、といったところです。
メインカメラ(夜景モード)の作例
arrows We3には低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モード(Super Night Shot)も搭載されています。
全体を明るくしつつ街灯の明るさを抑えてバランス良くなるのが分かりますね。
引き続きAQUOS sense10と比較していきましょう。
arrows We3は影の締まりが強めで、光の当たる葉と暗がりのコントラストがハッキリしたメリハリのある一枚に。AQUOS sense10は暗部をふんわりと持ち上げる傾向があり、街灯の光も柔らかく広がって全体的に見やすい明るさに仕上がっています。
構図も明るさもかなり近い結果に。木の葉のディテールはどちらもしっかり残っていますが、AQUOS sense10の方がわずかに滑らかで、遠景の建物の光もクリアに描写できている印象です。
水面に反射する光を絡めた夜景シーン。AQUOS sense10は水面の光の反射がより鮮やかで、揺らぎも長く伸びて幻想的な雰囲気に。arrows We3はやや控えめな反射で、その分空や建物のコントラストが強めに出ています。
AQUOS sense10は全体的に明るめの露出で、足元の遊歩道までしっかり見渡せます。arrows We3は空の締まりが強く、夜らしい重厚な雰囲気に。手前の柵や足元のディテールはどちらも破綻なく残せています。
夜間のメインカメラをまとめると、arrows We3は暗部を締めてメリハリを効かせる絵作り、AQUOS sense10は全体を明るく持ち上げて見やすさを重視する絵作りという傾向がハッキリ出ました。
水面の反射など光の演出はAQUOS sense10がやや華やかで、締まった夜景らしさを求めるならarrows We3、という住み分けになりそうです。
強い光源と暗がりが混在する明暗差の激しいシーンでも撮影してみました。
arrows We3はパネルの白飛びを抑えつつ、周囲の建物の壁や塀のディテールもある程度持ち上げて見せてくれています。
AQUOS sense10は周辺がやや暗めに沈む分、自販機の光との明暗差がよりくっきりと出た、メリハリの強い一枚になっています。
どちらも葉の照らされた部分が白飛びせず、階調をしっかり残せています。
背景のビルの窓明かりの粒立ちはarrows We3の方がやや鮮明で、AQUOS sense10はそのぶん少し滲むような柔らかい光の描写になっています。
こうした強い光源が混在するシーンでも、arrows We3は明部・暗部どちらも欲張って持ち上げようとする傾向、AQUOS sense10はメリハリを残しつつ安定した処理という傾向が見えました。
どちらも実用上問題になるような破綻はなく、夜間の難しいシーンでも安心して撮影できるレベルに仕上がっています。
望遠の作例
arrows We3は光学2倍相当の望遠カメラを搭載しており、そこからデジタルズームで最大8倍まで撮影できます。まずは日中の遠景から、等倍(1x)、2倍、4倍、8倍の順で見ていきましょう。
2倍までは両機種ともほとんど劣化を感じさせないクッキリとした描写。
4倍になると輪郭の処理に差が出始め、8倍では「桁下制限高 3.0m」の文字がarrows We3・AQUOS sense10のどちらでもしっかり判読できるレベルでした。
ただ、細部を見比べると、arrows We3はやや絵画調(デジタル処理っぽさ)が強めに出る一方、AQUOS sense10は輪郭の粒立ちが残りつつも文字のエッジがくっきりしている印象です。
続いて夜間の望遠も試してみました。
夜間は望遠にとって鬼門のシチュエーション。1x・2xまでは両機種とも街灯の光がクリアに写り実用範囲内ですが、4x・8xと倍率を上げるにつれて暗所ノイズと手ブレの影響が顕著になります。
arrows We3は8倍になると輪郭がかなり甘くなり、「桁下制限高」の文字も判読が厳しいレベルまで崩れました。
対するAQUOS sense10は8倍でもノイズこそ増えるものの輪郭の崩れはWe3よりゆるやかで、街灯の光条(スターバースト)も綺麗に出ており、粘り強さを感じる結果に。
望遠性能をまとめると、日中の2〜4倍程度までは実用上申し分ない画質。
8倍は「記録用として使える」レベルで、夜間の高倍率ズームはどちらの機種も過度な期待は禁物です。
夜景をズームで狙いたいなら、無理に倍率を上げずに2倍程度に留めるのが賢い使い方と言えそうです。
インカメラ・ポートレートモードの作例
続いてメインカメラでのポートレートモードをチェック。
メインカメラによるポートレート撮影は、被写体の輪郭抽出がとても自然。髪の毛の細かい毛先まで破綻せずに残しながら、背景のカーテンだけをふんわりとボカしてくれました。
左側のボケ具合にムラがあるのは気になりますが、印象的な人物写真を撮影したい時には活用できるかなと思います。
メインカメラのポートレートモードは、人物だけでなく花などの被写体にもしっかり対応してくれます。
タンポポにピントを合わせると、背景の芝生と地面が自然にボケて主役の花がグッと際立ちました。
続いて、インカメラの性能をチェックしてみましょう。
日中の撮影では、広角なインカメラのおかげで背景の川沿いの遊歩道やビルまでしっかり収まります。
ポートレートモードをONにすると、サングラスのフレームや髪の毛の輪郭を残したまま、背景の建物や柵が自然にボケてくれました。
さらに、暗くなりやすい夜間の撮影も試してみました。
夜間の自撮りでも顔まわりの明るさがしっかり確保されていて、白飛びも気になりません。
夜間のポートレートモードでは、背景のビルの窓明かりがふわっとした綺麗なボケになってくれるのも嬉しいポイント。玉ボケ的な演出まではいきませんが、雰囲気のある一枚に仕上がります。
メイン・インカメラともにポートレートモードの輪郭抽出精度が高く、日中・夜間問わず自然な背景ボケが得られました。
自撮りをよく使う人にも安心しておすすめできる仕上がりです。
動画撮影の作例
arrows We3の動画撮影性能を「AQUOS sense10」と1080p@30fpsで比較していきます。
日中の動画撮影では、arrows We3は肉眼に近い落ち着いたナチュラルな色合いで記録できます。
一方で、AQUOS sense10は空の青や街路樹の緑が鮮やかに補正され、一目で映える印象的な仕上がりになります。
手ブレ補正については、両機種ともに歩行時の揺れ(上下の振動)を拾いやすい傾向にあります。
特にarrows We3は歩くたびに細かな振動が画面に伝わりやすいため、歩き撮りよりも立ち止まって風景をパン撮影するような使い方が適しています。
光量が少ない夜間撮影では、両機種ともエントリー・ミドルレンジ帯らしい苦戦が見られます。
arrows We3は暗部のノイズが増え、街灯などの強い光の周囲にハレーション(光の滲み)やちらつきが発生しやすくなります。
AQUOS sense10は光の表現は比較的抑えられているものの、フレームレートの低下による強い残像感(モーションブラー)や細かなブレが目立ちます。
夜間に動画をキレイに残したい場合は、歩き撮りを避け、しっかりと本体を固定して撮影するのがおすすめです。
arrows We3の基本機能・操作性をレビュー
ここからはarrows We3の動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 16
arrows We3に搭載されているOSはAndroid 16。
現時点の最新バージョンAndroid 17にもそのうち更新されるんじゃないかなー?と思っています。分かりませんが・・・。
メーカー独自のカスタマイズは殆ど施されていないピュアAndroid状態なので、シンプルで使いやすいと思います。
ネットワークスイッチの仕様や起動中アプリの一括消去など、ちょこちょこ使い勝手が良くなる工夫が見られます。
画面分割はできるものの、他社製スマホに搭載されている「デュアルアプリ」「セカンドスペース」「複数ユーザー機能」は確認できませんでした。残念。
初期キーボードは前モデルのarrows We2から引き続き「Super ATOK ULTIAS」。
テーマ選択やキーボードサイズ調整バーのショートカット割り当て、フリック学習モードなど、細かくカスタマイズできる作りは変わっていません。
もちろん一般的なGoogleのキーボード「Gboard」も選択できるのでご安心ください。
- ATOK
- Gboard
なお、OSアップデートは1回、セキュリティアップデートは3年間保証されています。
前モデルのarrows We2(OSアップデート2回・セキュリティ4年間)より弱くなってしまったのは残念なポイントです。
電源キーで操作できるExlider搭載
arrows We3はシリーズおなじみの「Exlider」を搭載しています。
電源キーをなぞるだけで画面をスクロールでき、ダブルタップすると「ズームモード」に切り替わって画面の拡大・縮小も可能です。
起動方法は「なし(すぐに起動)」と「電源キーロングタップ」から選択でき、タップ時間の調整もできます。
スクロール速度・方向、ズーム時の拡大率(初期設定は2.0倍)、バイブレーションの有無まで細かく設定できるので、自分の使い方に合わせて調整できるのは相変わらず便利だと思います。
Exliderとは別に「アクションキー」も搭載
arrows We3ではExliderとは別に、独立した物理ボタン「アクションキー」が新しく搭載されていました。
1回押す・2回押す・長押しする、の3パターンそれぞれに「アクションなし」「デジタルアシスタント」「d払い」「アプリを起動」から好きな機能を割り当てられます。
初期設定では1回押すとデジタルアシスタントが起動する設定になっていました。
Exliderと合わせて、物理ボタンでの操作の幅が広がったのはarrows We3ならではのポイントかもしれません。
この他、arrows We3がさらに便利に使える機能が搭載されております。
「arrowsオススメ機能」で紹介されているので購入したらまずチェックしてみましょう。
迷惑電話対策機能がさらに進化
arrows We3には「迷惑電話対策機能」が搭載されています。
電話帳に登録されていない相手からの着信の場合、相手に録音することを自動音声で伝えてけん制してくれる機能で、非通知の着信は自動で拒否、海外からの着信を拒否するかも設定できます。
通話中の対策も用意されています。電話帳にない相手との通話中に迷惑電話に関するキーワードを検知すると、ブザー音とバイブレーションで知らせつつ画面に「お断りボタン」が表示され、その場で切断メッセージを流して通話を終えるか、そのまま継続するかを選べる仕組みです。
前モデルのarrows We2にも通話中の検知機能はありましたが、こちらは「還付金詐欺対策機能」という名称で、還付金詐欺に関するキーワードを検出するものでした。
arrows We3では「特殊詐欺対策機能」に変わり、通話内容をAIが解析して特殊詐欺の可能性を判定する仕組みになっています。
手口が多様化する特殊詐欺に対して、キーワードだけに頼らない判定ができるようになったのは大きいと思いますよ。通話内容は録音されるとのことなので、内容の取り扱いには注意が必要です。
なお、迷惑電話対策機能は日本国内限定で、海外では利用できません。
この他、電源キー長押しから起動できる「緊急時ブザー」も搭載。鳴動時の自動音声電話発信や自動SMS送信、発信先番号の登録ができるようになっていました。
シンプルモード・ジュニアモードも搭載
arrows We3には、スマホに不慣れな方向けの「シンプルモード」も引き続き搭載されています。
切り替えるとホーム画面・キーボード・通話画面がまとめてシンプルな仕様になり、はっきり文字表示のON、ナビゲーションバーの3ボタン化までワンタップで設定できました。
また、お子さん向けの「ジュニアモード」も搭載。
Googleファミリーリンクと連携したデバイス利用時間の把握・制限のほか、電話帳にない相手や非通知からの着信・SMSのブロック、防犯ブザーの設定、お子さまに合わせたホーム画面(シンプルホーム/arrowsホーム)の選択まで用意されています。
家族で使うスマホとしての安心材料が揃っているのは、arrowsシリーズらしいポイントだと思います。
生体認証は指紋認証&顔認証
arrows We3も指紋認証・顔認証の両方に対応しています。
指紋認証センサーは側面電源ボタンに内蔵。
反応は良好で軽くタッチすればロック解除できちゃいます。
顔認証はインカメラを使った簡易的なもの。反応が少々遅めですが、普通に使う分には問題ないでしょう。
指紋認証・顔認証どちらにも対応しているのは、Androidスマホを使うメリットの1つですね。
IPX6/8/9防塵防水&MIL規格/おサイフケータイ搭載
arrows We3にはIPX6/IPX8/IPX9、IP6Xの防塵・防水性能に加えて、アメリカ国防総省の調達基準であるMIL-STD-810H準拠23項目の耐久試験をクリアしています。
雨や汗はもちろん、泡ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの手入れにも対応しているので、清潔に長く使いたい人にも向いていると思います。
もちろん、おサイフケータイ(FeliCa)・NFCにも対応。
今使っているSuicaやPASMOなどもそのまま利用できますよ。
スピーカーはステレオサウンド
これは旧モデルから大きく進化したポイント。arrows We3のスピーカーはステレオ構成になりました。
音質はライトな傾向で、低音域はやや物足りなさを感じる部分もありましたが、普通に使う分には全く問題ないレベル。
そもそも片側のみのモノラル仕様とは、音の広がりが雲泥の差。
- 上部スピーカー
- 下部スピーカー
動画視聴や音楽鑑賞が好きな人には嬉しいアップグレードになっていると思います。
イヤホンジャック搭載
ステレオスピーカーになったけど音質が物足りない!
ご安心ください。arrows We3は引き続きイヤホンジャックも搭載しております。
音楽やゲーム・動画視聴を高音質で楽しみたい場合は、素直に優先イヤホンを使うのがおすすめです。
BluetoothコーデックはLDACに対応
arrows We3にワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、端末側の対応コーデックは以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- LDAC:○
無線接続でもハイレゾ相当の音質が楽しめるのは嬉しいポイントです。
また、Amazonプライムミュージックのストリーミング再生では、端末側の音声出力が「24bit/96kHz」で表示されていました。
これは日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」の基準を満たす数値なので、arrows We3のちょっとした強みかもしれません。
この他、Dolby Atmosによる空間オーディオ・イコライザ設定にも対応。音楽・映画それぞれのプロファイルや、低音〜高音のマニュアル調整もできるようになっていました。
4キャリアに対応したBand構成(SIMフリー版)
今回の実機はドコモ版(F-52G)ですが、参考までにSIMフリー版の対応周波数をまとめておきます。
| 対応周波数一覧(SIMフリー版) | |
| 通信方式 | 5G / 4G(LTE) |
| 5G | n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
| LTE(国内) | B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B28 / B39 / B41 / B42 |
| LTE(海外) | B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B8 / B12 / B28 / B38 / B41 / B42 |
| 3G(国外) | I / II / IV / V / VIII |
| GSM | 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
国内4キャリアのBandに幅広く対応しているので、SIMフリー版であればMNPもしやすいスマホだと言えそうです。
eSIMに対応してる
arrows We3はeSIMにも対応しています。
設定画面には「新しいeSIMをダウンロード」の導線が用意されていて、eSIMを設定するかSIMカードを挿入するかを選べる仕組みになっていました。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきているので、今のところ使う予定がなくても、対応している方が今後は安心かもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
arrows We3のスペック・仕様
arrows We3(SIMフリー版 M09)のスペック・仕様は以下の通りです。前モデルarrows We2との比較表として掲載します。
| 項目 | arrows We3(M09) | arrows We2(M07) |
| サイズ | 約156mm 約73mm 約9.0mm |
155mm 73mm 8.9mm |
| 重さ | 約189g | 約179g |
| ディスプレイ | 約6.1インチ TFT 900×1,984px 最大輝度1,000nit |
6.1インチ TFT 720×1,560(HD+) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz | 記載なし |
| OS | Android 16 | Android 14 |
| SoC | MediaTek Dimensity 6300 |
MediaTek Dimensity 7025 |
| RAM | 4GB/8GB | 4GB |
| ROM | 64GB/128GB | 128GB |
| 外部ストレージ | microSDXC 最大2TB |
最大1TB |
| リアカメラ | 約5,030万画素 f/1.8 1/1.9インチ |
メイン:約5,010万画素 マクロ:約190万画素 |
| インカメラ | 約800万画素 f/2.0 |
約800万画素 |
| バッテリー | 5,000mAh (公称値) |
4,500mAh |
| ポート | USB Type-C Power Delivery 3.0対応 |
USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
| 生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
側面指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待ち受け | 要確認 | 可 |
| 対応Band | 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79 4G FDD:B1/B3/B8/B18/B19/B28/B39/B41/B42 3G:I/II/IV/V/VIII GSM:850/900/1800/1900MHz |
5G:n1/n3/n28/n77/n78/n79 4G FDD:B1/B3/B8/B18/B19/B28/B41/B42 3G:I/V GSM:850/900/1800/1900MHz |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Ver5.4 SBC/AAC/LDAC/aptX/aptX HD |
Ver5.2 |
| 位置情報 | GPS GLONASS Beidou QZSS Galileo |
GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS |
| イヤホンジャック | あり | あり |
| スピーカー | 要確認 | モノラル |
| 防塵防水 | IPX6/IPX8/IPX9 IP6X MIL-STD-810H準拠 |
IPX5/IPX8/IP6X MIL-STD-810H準拠 |
| NFC | あり | あり |
| FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:arrows We3のメリット・デメリット・評価
arrows We3を実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
arrows We3を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
| ・軽量で扱いやすい ・ディスプレイ進化(120Hz/高輝度) ・バッテリー持ち・充電速度が向上 ・カメラの実写クオリティが良好 ・ステレオスピーカー搭載 ・LDAC/aptX HD対応のハイレゾ相当音質 ・IPX6/8/9&MIL規格 ・おサイフケータイ搭載 ・イヤホンジャック搭載 ・アクションキー新搭載 ・特殊詐欺対策機能が強化 |
・SoCは前モデルより世代ダウン ・ストレージ64GBは少なめ ・重いゲームには不向き ・マクロカメラ非搭載 ・付属品なし ・アップデート保証が弱くなった |
評価
総合評価:(4.5点/5点満点)
| デザイン | ★★★★☆ |
| サイズ感 | ★★★★☆ |
| ディスプレイ | ★★★★☆ |
| 動作性能 | ★★★☆☆ |
| ゲーム性能 | ★★☆☆☆ |
| バッテリー性能 | ★★★★☆ |
| カメラ性能 | ★★★★☆ |
| 機能・付加価値 | ★★★★☆ |
SoCが世代的にダウンしているのは、正直ちょっと気になるポイント。ベンチマークスコアを見ても、前モデルからの大幅な進化とは言いづらい結果でした。
一方で、ディスプレイの解像度・輝度・リフレッシュレートがまとめて底上げ。
リフレッシュレートが高いおかげか体感的な動作性能が向上しています。
バッテリーも容量・充電速度ともにしっかり進化。実際に使っていて快適さを感じる部分は、むしろWe2よりも増えている印象です。
カメラもレンズは1つに減りましたが、ソニー製センサーの採用で実写のクオリティ自体はしっかり保たれていました。
マクロ撮影をよく使う人でなければ、大きなデメリットにはならないと思います。
ストレージ64GBは心許ないので、写真・動画をたくさん残したい人はmicroSDカードの用意を忘れずに。
総合的に見ると、派手な進化はないものの、日常使いで効いてくる部分(画面・バッテリー・カメラ)をしっかり底上げしてきた堅実なモデルという印象です。
コンパクトで扱いやすいエントリースマホを探している人には、arrows We3がおすすめできる1台だと思います。




























































































































































































