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お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Amazfit Helio Ring(アマズフィット ヘリオ リング)をご提供頂きました。
2024年10月に発売されたAmazfit初のスマートリングです。
Amazfitのスマートウォッチは健康モニタリングやワークアウト計測の精度・分析に定評がありますが、果たしてスマートリングの実力はどれほどのものなのか?
価格が49,900円(税込み)とちょっぴりお高めなところも気になるところです。
本記事でAmazfit Helio Ringを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・高級感のあるデザイン ・軽量で手軽に使える ・詳細な睡眠分析 ・レディネススコア計測 ・月額料金不要 ・有料Zepp Aura使い放題 ・iPhoneでも使える ・10ATM防水 | ・価格がお高め ・サイズが3種類 ・バッテリー持ちイマイチ ・通知機能なし ・決済機能なし |
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そもそもスマートリングとは?簡単にご紹介!
Amazfit Helio Ringをレビューする前に、スマートリングとは何なのかを簡単にご紹介。
スマートリングは、指にはめて使用する指輪型のウェアラブル端末です。
個人の健康とフィットネスへの注目の高まりや、ウェアラブル技術の進化で市場は急速に成長しており、2024年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR) 24.1%で拡大すると予測されています。
スマートリングは主にスマートフォンと連携することで様々な機能を利用可能。
通知 | スマートフォンの着信やメール、SNSの通知をスマートリングで確認できます。 |
健康管理 | 心拍数、睡眠、歩数などの健康データを計測し、スマートフォンアプリで確認できます。 |
決済 | 交通系ICカードや電子マネーとして利用できます。 |
操作 | 音楽再生や音量調整、カメラのシャッターなど、スマートフォンの操作をスマートリングで行えます。 |
その他 | 紛失防止機能や、ジェスチャー操作など、様々な機能を搭載したスマートリングもあります。 |
スマートバンドやスマートウォッチに比べて小型で軽量なので装着しやすい点も大きなメリット。また、ファッションアイテムとしても楽しめます。
その一方で、画面がないことから機能に制限があったり、高価になりやすいデメリットも。
機種によっては、全ての機能を使うために月額料金(サブスクリプション)が必要なものもあります。
Amazfit Helio Ringの主な機能は健康管理。特に睡眠トラッキングによるメンタルとフィジカルの回復サポートが強みです。
また、月額料金は不要で、本体を購入すれば全機能を使用できます。
Amazfit Helio Ringのデザイン・サイズ・付属品
まずはAmazfit Helio Ringの外観や付属品をチェックしていきましょう。
特にサイズはスマートリングを使用する上で重要なポイントです。
デザイン
Amazfit Helio Ringにカラバリはなく1色展開。表面はチタン合金製で淡いゴールドのような、銅のような優しい輝きを放っております。
装着した時に表になる部分には細かいドットのプリントが施されていました。
商品画像をみた時はメッシュ状になっているのかな?とも思ったんですが普通にプリントでしたね。
裏面、手のひら側にくる部分には凹みでマークが付いています。
このマークの裏側にセンサーが搭載されているので、装着する時にはセンサーが指の腹に当たるように装着しますよ。
ちなみに内側は光沢のある樹脂製です。
サイズ感
Amazfit Helio Ringは3種類のサイズが用意されています。
サイズ | 8 | 10 | 12 |
サイズ(日本) | 16号 | 20号 | 25号 |
内周 | 60.3mm | 66mm | 71.3mm |
幅 | 8mm | ||
厚み | 2.6mm |
僕がご提供頂いたのは「8」サイズ。左手の人差し指に装着するつもりでオーダーしたのですが、超ジャストサイズでした。
センサーが常に指の腹に当たっている必要があるのでジャストサイズが理想。
ゆるいと計測に失敗する可能性がありますし、きつすぎると違和感や痛みなどから生活に支障が出てしまいます。
ちなみに僕はジャストサイズで使っているせいか、起床時や夕方などの「むくみやすい時間帯」では外すのが大変です・・・。
スマートリングに限らず、指輪のサイズ選びはマジで超難しいですよね・・・。
公式サイトには「糸」や「紙」で指まわり(内周)を計測する方法が掲載されています。
ただ、できれば実店舗で実際に装着したほうが良いでしょう。
価格もそれなりに高いですからね。せっかく購入したのに使わないなんて悲しいですよ。
公式サイト>>取扱店舗
重さは実測で3.7gと軽量。
奇しくも普段付けている指輪と全く同じ重さでした。そう考えると、見た目の割にAmazfit Helio Ringは軽いですよね。
装着感
僕は普段から指輪をしているので、Amazfit Helio Ringを毎日装着すること自体は全く苦になりませんでした。
ただ指輪をしない人は慣れるまで(1日〜2日)違和感を感じると思います。
サイズ・デザイン的に存在感もあり、場合によっては学校や職場で浮いてしまうこともありそうなので、確認しておいた方が良いでしょう。
また厚みが結構あるので、無意識にカツカツ当たってしまうこともありました。
スマホを持った時に背面パネルにカツン!
スマホでゲームをしている時にカメラユニットにカツンカツン!
ドアノブに手をかけた時にカツン!などなど・・・。
このため、できれば利き手と反対の手に装着したほうが良いと思います。
付属品
Amazfit Helio Ringの付属品は以下のとおりです。
- 取扱説明書
- ワイヤレス充電器
充電器はAmazfit Helio Ring専用なのでなくさないように。
こんな感じでAmazfit Helio Ringを置くことで充電できる仕組みです。
ワイヤレスの置くだけ充電なんですが、マグネット式ではありません。
また充電ケーブルは付いてこないので自分で用意する必要があります。
スマホの充電に使ってるケーブルで問題ありませんが、ポートはUSB Type-Cなのでご注意ください。
Amazfit Helio Ringを実機レビュー
ここからはAmazfit Helio Ringを実際に使って見た様子をレビューしていきます。
Zeppアプリでスマホとペアリング
Amazfit Helio Ringはコンパニオンアプリ「Zepp」でスマホとペアリングして使います。
Zepp
Zepp Inc.無料posted withアプリーチ
そもそもディスプレイがありませんからね?データでも何でも当然スマホから確認することになりますよ。
ペアリングの方法は特に難しくはありません。スマホに表示されている通り進めていきましょう。
Zeppアプリを起動して「デバイス追加」から「リング」を選択。
通電した状態の充電ドックにAmazfit Helio Ringをセットします。
ペアリング中はLEDランプが青で点滅していると思います。
最後にスマホに表示されたペアリングボタンをタップすればOK。暫くするとペアリングが完了します。
なお初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあると思うので忘れずにインストールしてあげましょう。バグの修正なんかがあるはずです。
ヘルスケア/Google Fitと連携可能
トレーニングの状況や健康状態をAppleヘルスケアやGoogle Fitで確認している人もいると思います。
Amazfit Helio RingのコンパニオンアプリZeppはどちらとも連携が可能。
プロフィール内の「第三者アカウント連携」からそれぞれのサービスを選択してログインすればOKです。
Zeppで収集したワークアウトの履歴やヘルスケアデータがそれぞれのアプリで確認でき、パーソナルデータの一元管理ができちゃいますよ。
心拍・SpO2・ストレスデータを自動計測
Amazfit Helio Ringとスマホのペアリングが完了したら、あとは装着しているだけで以下の対応データを24時間自動的に計測してくれます。
- 心拍数
- SpO2(血中酸素飽和度)
- ストレスレベル
- 睡眠
心拍数はもちろんSpO2まで24時間自動計測なのは嬉しいポイントですね。
SpO2とは、血中酸素飽和度のことで、動脈血中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示す指標です。通常、パルスオキシメータという機器を用いて、体を傷つけることなく簡便に測定することができます。SpO2の正常値は一般的に96〜99%とされており、90%以下になると呼吸不全の状態とみなされ、適切な対応が必要となります。近年では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、SpO2の重要性が一般にも広く認識されるようになりました。
ちなみにAmazfit Helio Ringは医療機器ではありません。計測したデータも参考情報として提供する程度に留まるのでご注意ください。
この製品およびZeppアプリは医療機器ではなく、医療目的や診断の基礎として使用することはできません。検出結果は参考情報としてのみ提供されます。体調が優れない場合は、専門の医療機関にご相談ください。
引用:公式サイト
ストレスデータはEDA(皮膚電気活動)センサーで皮膚の発汗量・電気量の変化で測定しているとのこと。凄いですねぇ・・・。
この他、歩数・消費カロリー・PAIも自動計測できていました。
Amazfitに搭載されているPAI(Personal Activity Intelligence)は、ユーザーの健康状態を包括的に評価する指標システムです。ノルウェー科学技術大学の医学部が実施したHUNT研究に基づいて開発され、35年以上にわたり23万人以上の参加者のデータを分析し、身体活動が心臓の健康に与える影響を調査しています。
PAIの特徴は、単純な歩数や運動時間ではなく、ユーザーの個人プロフィール(年齢、性別、身長、体重など)と日常のすべての活動を考慮して計算される点にあります。心拍数をベースにしているため、ウォーキングやジョギングだけでなく、ヨガや筋トレなど、様々な種類の運動も正確に評価可能です。
PAIスコアは0から100以上の範囲で表示され、7日間の合計スコアが100以上を維持することが推奨されています。PAIスコアを100以上に保つことで、高血圧、心臓疾患、2型糖尿病のリスクを大幅に軽減できるとされています。
詳細な睡眠計測
後述するレディネスデータの基礎になっていることもあり、自動計測の中でも睡眠データは特に詳しいです。
20分以上の昼寝を「仮眠」として計測できるほか、睡眠時の呼吸数・呼吸速度まで計測してくれましたよ。
レディネススコアを計測
Amazfit Helio Ringでは、Amazfitが新たに導入した指標「レディネススコア」の計測が可能です。
睡眠時のデータを中心とした複数の生体指標の分析がレディネススコアです。睡眠時の安静時心拍数、心拍変動、呼吸の質、体温などのデータを総合的に解析し、身体的回復とメンタルの回復を別々に評価することで総合的なスコアを算出します。
朝目覚めた時にまだ疲れが残っていると感じたことがありませんか?
そんな時にレディネススコアをチェックすれば、睡眠時の安静心拍数心拍変動、呼吸の質、皮膚温などを計測し、体と心がどのくらいリフレッシュできたかを数値化してくれます。
睡眠時間だけでなく、睡眠の質も重要ですからね。
有料のZepp Auraが追加料金なしで使い放題
Amazfit Helio Ringを購入したユーザーはAmazfitのサブスク(有料課金)サービス「Zepp Aura」が使い放題になります。
Zepp Auraはデバイスが測定する心拍数、体温、血中酸素レベルなどのデータをリアルタイムで分析し、ユーザーの生体リズムに合わせてカスタマイズされたヒーリング音楽を生成します。
「睡眠」と「リラックス」の2種類のヒーリング音楽機能があり、これらの音楽を聴くことで、ストレス解消やリラックス効果が期待でることに加え、より良い睡眠状態に導くことができるとされています。
さらに、Zepp Auraは高度な睡眠分析機能も搭載。15日間で7日分の睡眠データを収集し、睡眠時無呼吸、不眠症、日中の眠気などの睡眠障害のリスクを評価します。
この分析結果は、低・中・高のリスクレベルで表示され、ユーザーが睡眠状態を理解し、改善に取り組むための指針となります。
ヒーリング音楽の生成?そんなのいらないわ!って思うかもしれませんが、重要なのはそこよりも高度な睡眠分析!ほんとにめちゃくちゃ詳しく解説してくれていました。
ここまでしっかりレポートしてくれると、睡眠の質をもっと高めてみようかな?っていう気持ちになっちゃうんですよ!
では具体的にどうしたら自分の睡眠を改善できるのか?
そんな疑問もZepp Auraが解決。AIアシスタントにチャットで質問すれば、ちゃんとアドバイスを返してくれました。しかもこれも詳しい!
ヒーリングミュージックの生成も、YouTubeにあるような鳥のさえずりレベルじゃありませんよ。
なんとAmazfit Helio Ringで計測した心拍数と連動して、睡眠導入しやすい曲を作ってくれます。もちろん編集も可能。
実際に僕は寝る前に使ってるんですが、途中で広告が入ったり、画面オフに合わせて消えたりすることがないので使いやすいです。
しかも睡眠を感知したら自動的に曲が止まってくれますよ。
さらにさらにZepp Auraは「睡眠健康評価」までしてくれる徹底ぶり。
「むずむず脚症候群」や「睡眠時無呼吸症候群」などの健康を害する恐れがある睡眠時のトラブルの分析ですね。
睡眠の質を高める頼もしいパートナーになってくれます。
ちなみにZepp Auraは、通常9.99USD/月(約1,507円)、29.99USD/年(約4,525円)のサブスクサービス。
Amazfit Helio Ringを購入すれば、全機能が無料で使えますよ。
ワークアウト計測は4種類
Amazfit Helio Ringにはスマートウォッチに搭載されているようなワークアウトモードが搭載されていません。
このため、スマホのZeppアプリでワークアウトの開始・停止をする必要があります。
2025年1月現在、Zeppアプリから開始できる運動は以下の4種類。
- ランニング
- ウォーキング
- サイクリング
- トレッドミル
Amazfit Helio Ringを装着していれば、心拍数に関する情報をデータに反映することができます。
もちろんAmazfit Helio Ringはワークアウトよりも睡眠や休息、リカバリーデータを分析するためのウェアラブルデバイスなので物足りないのは当然。
4種類以外のスポーツを使いすることや、Zeppコーチの登録もできません。
ワークアウトデータをしっかり計測したい場合には、スマートウォッチを購入した方が良いでしょう。
ちなみにAmazfitのスマートウォッチであれば、Amazfit Helio Ringとの併用も可能。
データを重複して計測してしまうなんてことはなく、2つのデバイスで収集したデータを組み合わせて反映できるので、より精度は高くなります。
バッテリー持ちは約2.5日
ウェアラブルデバイスを使う上で重要なのがバッテリー持ち。
Amazfit Helio Ringの全ての計測機能を有効にして使い続けたところ、100%から4%まで約2.5日ほどでした。
思っていた以上にバッテリーの消耗は早め。個人的にはもう少し頑張って欲しかったところです。
まぁデバイス自体が小さいですし、24時間稼働してますからね。こんなもんなのかな?
Amazfit Helio Ringは睡眠計測が優秀なので、睡眠中に充電するわけにいきません。
面倒かもしれませんが、毎日必ずお風呂やシャワーのタイミングで充電してあげると安心です。
ちなみに充電速度はそこそこで、フル充電にかかる時間は1時間30分でした。
使わないタイミングでこまめに充電してあげましょう。
10ATM防水
Amazfit Helio Ringの防水性能は10ATM(10気圧)。静止状態で100mまでの水圧に耐えることが可能です。
とは言え、シャンプーなどの薬剤なんかには弱いと思うので、なるべくシャワーやお風呂では使わないほうが良いでしょう。
Amazfit Helio Ringは10 ATMの評価を取得し、水深最大100メートルまでの防水性能を有しています。そのため、水しぶき、雪、シャワー、泳ぎ、いくつかの高速水上スポーツに適しています。
この製品はSGSによる第三者テストを通過しており、レポート番号はSHES230601249871です。
熱いシャワーを浴びる際やサウナに入る際は、リングを外してください。引用:公式サイト
Amazfit Helio Ringを買うべきメリット
Amazfit Helio Ringを使ってみて感じた良いところ、買うべきメリットは以下の通り。
- スマートウォッチより手軽に使える
- 詳細な睡眠分析ができる
- iPhone・Androidどちらでも使える
1つずつ紹介していきます
スマートウォッチより手軽に使える
ただ指にはめるだけのリング型デバイスは、スマートウォッチよりも手軽に使えます。
特に睡眠時。睡眠計測ができるとは言え、寝る時に時計を付けるのに抵抗がある人も少なくないんじゃないでしょうか?
そういう人でも、指輪であれば睡眠時でも違和感なく使えると思います。
Amazfit Helio Ringは、付けているのを忘れるくらい日常に溶け込みながらも、24時間ヘルスモニタリングしてくれる頼もしいパートナーです。
詳細な睡眠分析ができる
もともとAmazfitのスマートウォッチは睡眠計測の精度が高く、レディネススコアが導入されてからは分析もさらに優秀になりました。
Amazfit Helio Ringは、同じように睡眠計測・分析ができることに加えて、Zepp Auraが追加料金不要で使い放題。これはめちゃくちゃ大きなメリットです。
これまではスマートウォッチで睡眠計測をしても、睡眠時間を把握する程度でしたが、Amazfit Helio Ringを使うようになってから意識が少し変わりました。
ただ装着しているだけでもZepp Auraが詳しいレポートや洞察をしてくれるので、自然と睡眠の質にもこだわるようになります。
もし睡眠について分からないことや知りたいことがあってもZepp Auraが答えてくれますからね。
睡眠の質を高めると、体と心もしっかり回復するようになり、結果的に日常生活の質も高くなっていくでしょう。
もちろんワークアウトをガッツリ取り組んでいる人にもおすすめですが、朝目覚めた時に疲れが取れてないなーと感じてる人にこそ、Amazfit Helio Ringを使って欲しいと思います。
iPhone・Androidどちらでも使える
一般的にスマートウォッチは、iPhoneとAndroidで使える機能が異なっていることがあり、特にiPhoneでの機能制限が多いです。
Amazfit Helio RingはAndroidでもiPhoneでも機能に違いはありませんでした。
これは地味に嬉しいメリットになると思います。
例えばiPhoneを使っていた人がAndroidに機種変更したとしても、Amazfit Helio Ringを変わらずに使い続けることができますからね。
Amazfit Helio Ringの注意点・デメリット
Amazfit Helio Ringを購入前にチェックしておきたい注意点は以下の通り。
- サイズ・色のバリエーションがない
- ワークアウト機能は限定的
- バッテリー残量が分かりにくい
- 通知機能なし
デメリットと言うほどのことでもないんですが、気付いた点として1つずつ紹介していきます。
サイズ・色のバリエーションがない
Amazfit Helio Ringはサイズは3種類でカラーバリエーションはなし。
カラバリはまだしも、サイズが3つしかないのは少し寂しいところです。
僕はサイズ8がジャストサイズだったので普通に使えましたが、さらに指が細い人、特に女性は使えない人のほうが多いと思います。
もちろんAmazfitとしては第1号のスマートリングですし、売れ行き次第で今後バリエーションが増えるかもしれません。
ただ、現状は3サイズしかないので、購入前に自分の指にフィットするのか、しっかり確認してから購入してくださいね。
ワークアウト機能は限定的
Amazfit Helio Ring単体で対応できるワークアウトは以下の4種類。
- ランニング
- ウォーキング
- サイクリング
- トレッドミル
さらにデータを計測するにはスマホのZeppアプリから運動を開始する必要があります。
このため、登山やハイキング、水泳などのワークアウトに取り組んでいる人は、Amazfit Helio Ringに加えてスマートウォッチも必要になるはず。
ランニングやウォーキングをするにしても、スマホを持ち歩くのは面倒ですしね・・・。
そもそもAmazfit Helio Ringはトレーニング用ではなく、リカバリー分析・回復・レディネス・睡眠計測に特化したデバイスです。
役割を分かったうえで購入するようにしましょう。
バッテリー残量が分かりにくい
Amazfit Helio Ringのバッテリー持ちは約3日間。
使い方によってはさらに短くなると思います。
それ自体は毎日充電すれば良いだけなので特に問題はないんですが、バッテリー残量をチェックするのにZeppアプリを開く必要があるのは少々めんどくさいポイント。
せめてLEDインジケーターでザックリでも把握できれば良かったんですけどね。
Amazfit Helio Ringにはディスプレイがないので何かしらの工夫が欲しかったです。
通知機能なし
これもディスプレイを搭載していないスマートリングに求める機能ではないかもしれませんが、Amazfit Helio Ringには通知機能がないのでご注意ください。
例えばスマホの通知に連動してバイブが振動する機能があっても面白かったかもしれませんね。
以上のように、スマートリングはスマートウォッチと似て非なるもので、特にAmazfit Helio Ringは特化している点や役割が異なります。
決して、Amazfit Helio Ringがあるからスマートウォッチは必要ない!とはならないのでご注意ください。
Amazfit Helio Ringのスペック・仕様
商品名 | Amazfit Helio Ring |
サイズ | 幅:8mm 厚み:2.6mm |
重さ | サイズ8:3.65g サイズ10:3.75g サイズ12:3.82g |
素材 | 外側:チタン合金 内側:樹脂 |
バッテリー容量 | サイズ8:16.5mAh サイズ10:18.5mAh サイズ12:20.5mAh |
稼働時間 | 最大4日間 |
充電時間 | 約1時間40分 |
センサー | BioTracker PPG 心拍センサー 温度センサー EDAセンサー 3軸加速度センサー 3軸ジャイロスコープ |
防塵防水 | 10ATM |
システム要件 | iOS 14.0以上 Android 7.0以上 |
公式サイト>>SPEC
まとめ:Amazfit Helio Ringで睡眠の質を上げる!
Amazfit Helio Ringを使い始めて1週間。
既に僕にとってはなくてはならないデバイスになっております。
その理由は、詳細な睡眠計測と分析・洞察。
ただ装着しているだけで詳しい睡眠レポートが作成されるので、自然と睡眠の質を高めたくなり、自分の中で睡眠に対する向き合い方が変化しました。
価格は少々高いかな?とは思いますが、十分それだけの価値があります。
有料サブスクサービスZepp Auraも使い放題ですしね。
質の高い睡眠を確保することで、体と心がしっかり回復し、起きている時間の質も高まります。
トレーニングやワークアウトで100%のパフォーマンスを発揮できるのはもちろん、仕事や学校などの日常生活も活き活きと過ごせるようになるはずです。
Amazfit Helio Ringは、アスリートに限らず、忙しい毎日を送る全ての人におすすめできるスマートリングです。