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【Beats Studio Budsレビュー】メリット・デメリットを解説!Androidでも使えるApple製ノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

Beats Studio Budsを購入しました。

Brats Studio Buds

17,800円というハイエンドモデルにしては手の届きやすい価格ながらも「アクティブノイズキャンセリング」と「外部音取り込みモード」が搭載されたApple製の完全ワイヤレスイヤホン。

Apple Musicの「空間オーディオ」にも対応している点も注目です。

気になる音質や使い心地はどんな感じなのか?

実際に使ってみた様子を本記事でレビューしていきます。

なおBeatsの最新モデル「Beats Fit Pro」をこちらの記事でレビューしていますので、本記事と併せて御覧ください。

Beats Fit Pro
【Beats Fit Proレビュー】メリット・デメリット・評価を解説!AirPods Proのライバルになるワイヤレスイヤホンの登場!Beats Fit Proを実機レビューしています。アクティブノイズキャンセリング・外部音取り込みモードを搭載。さらに空間オーディオやダイナミックヘッドトラッキングによる新しい音楽体験も可能です。iPhone・iPadユーザーはもちろんAndroidユーザーにも最適なワイヤレスイヤホンです。...

Beats Studio Budsのメリット・デメリットと評価

Beats Studio BudsはApple純正の完全ワイヤレスイヤホンです。

Appleのワイヤレスイヤホンと言えばAirPodsシリーズが有名ですが、スタイリッシュなBeatsシリーズも人気があります。

まず本記事を読み進めて頂く前に、Beats Studio Budsのメリット・デメリットをザックリ解説していきます。

メリット

Beats Studio Budsの管理

Beats Studio Budsを購入すべきメリットは以下のとおりです。

  • スタイリッシュなデザイン
  • バランスのとれた音質
  • Apple Music空間オーディオに対応
  • ノイキャン性能が結構良い
  • Androidでも使える
  • ペアリングが簡単
  • デバイスを探す機能に対応

Apple Music空間オーディオに対応しているのは大きなメリット。

音質とは違ったレベルの新しい音楽体験が可能になります。

デメリット

Beats Studio Budsのデザイン

Beats Studio Budsを購入する前に知っておいたほうが良い注意点は以下のとおり。

  • BluetoothコーデックはSBC / AACのみ
  • 外部音取り込みの性能がイマイチ
  • イヤホンで音量調節できない
  • 着脱検知機能がない
  • イコライザーがない
  • ワイヤレス充電非対応

ノイキャン・外部音取り込みは搭載されているものの、その他の付加価値的な機能は非搭載なので少々物足りないかもしれません。

評価

(3.5点/5点満点)

Apple純正のワイヤレスイヤホンながら、iPhoneと同様にAndroidスマホでも使えるのは嬉しいポイント。

またこれまでAirPods Pro等でしか体験できなかったApple Music空間オーディオが楽しめるという優位性もあります。

音質はWF-1000XM4に、ノイキャン・外部音取り込みはAirPods Proにそれぞれ負けてしまうものの、どちらも高くて手が出せないのであれば半額程度で購入できるBeats Studio Budsが購入候補になるでしょう。

Beats Studio Budsのデザインと付属品

Beats Studio Budsの外箱

Beats Studio Budsのカラーバリエーションは3色。

Beats Studio Budsのカラバリ

この内は僕は「Beatsレッド」を購入しました。

光沢のないマットな質感が超いい感じ。

相当おしゃれな雰囲気を醸し出しております。

Beats Studio Budsのデザイン
ちびめがね
ちびめがね
真田の赤備えと言った雰囲気!

ケース表面にはロゴマークとLEDインジケーターを搭載。

ロゴマークはプリントではなくボコっとした刻印仕様です。

Beats Studio Budsのデザイン

ケース底面には充電用のUSB-Cポート。

Apple製品なのにLightningポートではないので汎用性が高いですね。最高。

Beats Studio Budsのデザイン
ちびめがね
ちびめがね
底面はラウンド加工なのでケースは自立できません。まぁ、どうでも良い情報かもしれませんが。

背面には特に何もなくケースを開閉するためのヒンジが見えるくらいです。

このマットな質感、本当にかっこいいですね。超スタイリッシュ!

Beats Studio Budsのデザイン

ケースのサイズは72mm×51mm×25.5mmと、厚みはないものの超コンパクトというほどではありません。それなりに大きいと感じてしまいました。

Beats Studio Budsのデザイン
Beats Studio BudsのデザインPixel Buds・WF-1000XM4と比較
ちびめがね
ちびめがね
ポケットには入ると思いますが!

ただイヤホンを含めても重さは58gしかないので持ち運びに不便になることはないでしょう。

Beats Studio Budsの重さ

イヤホンはケースに縦に収納するタイプ。

Beats Studio Budsのデザイン

ケース内部の充電端子がマグネット式になっているので万が一蓋が開いてしまっても落ちてしまうことはありません。

Beats Studio Budsのデザイン

左右イヤホンの真ん中にはペアリング等に使うボタンが1つ搭載されています。

Beats Studio Budsのデザイン

イヤホンは小型で、指で摘みやすい形状をしている少し変わったタイプ。

Beats Studio Budsのデザイン

ケース同様マットな色合いですが、クリック式の操作部分のみ光沢があります。

指で摘みやすいので、ケースからの取り出し、耳に装着しやすいのがポイントです。

Beats Studio Budsのデザイン
Beats Studio Budsのデザイン

重さは片方5gと超軽量。

Beats Studio Budsの重さ

耳の穴に直接挿入するカナル型(耳栓タイプ)で、装着感も良好です。

多少激しいワークアウトをしても外れてしまうことはないと思います。

Beats Studio Budsのデザイン
ちびめがね
ちびめがね
正面から耳に挿入して少し回転されるとフット感が高まりますよ!

耳に直接当たる部分の脂汚れが少し目立つので着脱の際にきれいに拭いてあげましょう。

LRの表示がある部分です。

Beats Studio Budsのデザイン

Beats Studio Budsの付属品は以下のとおり。

  • マニュアル・保証書類
  • クイックスタートガイド
  • ステッカー
  • Apple MusicのPR(初回3ヶ月無料)
  • イヤーピース
  • 充電ケーブル
Beats Studio Budsの付属品

イヤーピースと充電ケーブルの梱包がオシャレに感じて不思議・・・。

Beats Studio Budsの付属品

充電ケーブルはUSB Type-C / Type-Cのもの。

長さが短めなのでご注意ください。

Beats Studio Budsの付属品

充電器は付属していないので付属ケーブルを使いたい場合にはUSB-C充電器が必要になります。

もちろん他社製のUSB-A / USB-Cでも充電可能です。

イヤーピースは予め装着されているものを含めて3サイズ。

Beats Studio Budsの付属品

付属のイヤーピースでも十分フィット感がありますが、好みで他社製のイヤーピースに交換してもいいでしょう。

ただその場合、イヤホンをケースに収納できなくなる可能性もあるので注意してください。

イヤーピースの交換は引き抜くだけなので超簡単です。

Beats Studio Budsのイヤーピース

ステムの形状は円形で、直径5.6mmでした。

Beats Studio Budsのイヤーピース

Beats Studio Budsを実機レビュー

Beats Studio Buds

ここからはBeats Studio Budsを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

ペアリングが超簡単!

Bluetoothデバイスを使う上でペアリングが簡単かどうかは非常に重要です。

この点、Beats Studio Budsは他のワイヤレスイヤホンよりも簡単。

なぜなら充電ケースの蓋を開けるだけでペアリングが完了するからです。

さらにiPhoneだけではなくAndroidスマホでも全く同じ様にペアリングができちゃいます。

Beats Studio BudsをiPhoneの側に置いて充電ケースの蓋をオープン。

すぐにポップアップが表示されました。

Beats Dtudio Budsのペアリング

画面に表示されている「接続」をタップ。

これでiPhoneとのペアリングは完了です。

Beats Dtudio Budsのペアリング
ちびめがね
ちびめがね
蓋を開けて画面を1回タップするだけ!

Androidスマホでも「Google Fast Pair」に対応していれば同じ様にペアリングできます。

Beats Studio Budsの蓋を開けるか、ペアリングボタンを長押してペアリングモードに。

ディスプレイにポップアップが表示されました。

Beats Dtudio Budsのペアリング

ポップアップに表示されている「接続」をタップすればペアリングが完了します。

Beats Dtudio Budsのペアリング

もし、お使いのスマホがGoogle Fast Pairに対応していなくても心配御無用。

Beats Studio Budsがペアリングモードになっていれば、一般的なワイヤレスイヤホンと同様にBluetooth設定から簡単にペアリングできます。

複数のAndroidデバイスでペアリングを試してところ、XiaomやOPPOのようなAndroidをカスタムしたOSを採用しているスマホだとGoogle Fast Pairは利用できませんでした。

PixelやXperia等のようにピュアAndroidのスマホであればGoogle Fast Pairが使えるようです。

Androidで使う場合はBeatsアプリでさらに便利になる

iPhoneでBeats Studio Budsを使う場合は、iOSに組み込まれた管理機能でノイズキャンセリング機能等の操作が可能になります。

Bluetooth設定で「i」マークをタップ。

Beats Studio Budsの管理

すると管理メニューが表示されます。

Beats Studio Budsの管理

ちなみにノイズキャンセリング等の機能切替は、コントロールセンターの音量メニュー長押しでも可能です。

Beats Studio Budsの管理

Androidスマホとペアリングした場合には、管理メニューが表示されません。

Beats Studio Budsの管理

でもご安心ください。別途Beatsアプリをダウンロードすることで、iPhoneで使うのと全く同じ様に管理可能になります。

Beats

Beats

Apple Inc.無料posted withアプリーチ

 

Beats Studio Budsの管理

Apple製のワイヤレスイヤホンであるにも関わらず、iPhoneでもAndroidスマホでも同じ様に使えるのはBeats Studio Budsを購入する1つのメリットと言えます。

なお、管理メニュー・Beatsアプリでできることは多くはありません。

  • ノイズキャンセリング等の切り替え
  • ボタン長押しのキーアサイン
  • ファームウェアアップデート

音質の調整やイコライザーが付いていないのは寂しいですね。

Beats Studio Budsのアップデート

音質はバランスの良いフラット傾向

ワイヤレスイヤホンで最も重要なのは、当然音質です。

僕はBeatsのイヤホンをこれまで使ったことがありませんでした。

HIPHOP界のスーパープロデューサー「Dr.Dre」が設立したブランドだから、さぞ重低音がバリバリの音質なんだろうなーと思っていたのですが、実際に聞いてみてビックリ!

想像とは異なりめちゃくちゃバランスの良いクリアな音質でした。

低音は確かに力強いものの、そこまで前に出てくる感じではなくどちらかと言えばフラット

楽曲の雰囲気をそのまま活かしてくれるような感覚です。

デジタルな低音が特に強めに出る傾向で、高音はシャリシャリと耳に刺さることなく伸びやかに聴こえます。

どんなジャンルの音楽を聞いていても聞き疲れせず、まったり長時間でも楽しむことができそうです。

唯一、壮大なオーケストラのような楽曲だと少々物足りなさを感じるかもしれません。

音場はそれほど広くはないものの、解像度も高く、Beats Studio Budsの音質は非常に優秀だと思いました。

ちびめがね
ちびめがね
普段ドンシャリ系の音が好きな僕ですが、Beatsの音質かなり気に入りました!

ただし、ハイエンドワイヤレスイヤホンと比べてしまうと明らかに音質に差が出てきます。

Bluetoothエンコードを「AAC」に統一して、全く同じ楽曲をSONY WF-1000XM4と聴き比べしてみました。

Beats Studio BudsとWF-1000XM4

さすがに最高級完全ワイヤレスイヤホンの音質には太刀打ちできません・・・。

音質の傾向はどちらも「低音がやや強めなフラット」なのですが、比較してみるとBeats Studio Budsから聞こえてくる音はパサパサで薄っぺらく感じてしまいます。

音の1粒1粒がWF-1000XM4の方が大きく厚みがあり、さらに煌めいています。

Beats Studio Budsでは聞こえなかった音がWF-1000XM4では聴こえるような感覚です。

価格が違いすぎるので比較対象にするのも変な話かもしれませんが、高音質を求めるのであればWF-1000XM4に代表されるようなハイエンドワイヤレスイヤホンを購入した方がいいでしょう。

なお、Beats Studio Budsの対応Bluetoothエンコードは「SBC」と「AAC」。

「aptX」以降の高音質・低遅延エンコードには非対応となります。

Beats Studio BudsのBluetoothエンコード

空間オーディオ対応で新たな音楽体験

Apple Musicの空間オーディオ

Apple Musicの「空間オーディオ」に対応している点もBeats Studio Budsの大きなメリットになります。

Apple Music のサブスクリプションに登録している場合は、一部の曲をドルビーアトモスによる空間オーディオで聴くことができます。ぜひ多次元サウンドを体験し、ただ音楽を聴くだけじゃない、音楽に包み込まれるような感覚をお楽しみください。

引用:Apple公式サイト

Apple Musicの空間オーディオなら、これまでのステレオサウンドでは味わえない立体的な音響効果を楽しむことが可能です。

これは音質の良い・悪いとはひと味違った新しい音楽体験

ただ左右に音が割り振られているだけではなく、距離感まで感じることができるので同じ楽曲がより臨場感のあるものに感じます。

ちびめがね
ちびめがね
ライブ音源を聞くときに効果的!

Apple MusicだからiPhoneじゃないと楽しめないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

Google Play StoreからダウンロードできるApple Musicアプリも空間オーディオに対応していました。

Apple Music

Apple Music

Apple無料posted withアプリーチ

 

ただ、立体感や距離感などの空間オーディオの効果はiPhoneの方が強く感じられます。

やはりApple Musicの空間オーディオを最大限楽しみたいのであれば、iPhoneでの利用がベストかもしれません。

なおスマホが「Dolby Atmos」に対応していない場合には空間オーディオは楽しめませんので、ご注意ください。

例えば、僕が持っているスマホだとXperia 10 ⅡがDolby Atmos非対応だったので、単なるロスレス再生になっていました。

Apple Musicの空間オーディオ

空間オーディオに対応しているスマホなら「Dolby Atomos」と表示されるのですぐに分かると思います。

また、Beats Studio Budsにはモーションセンサーが搭載されていないので「ヘッドトラッキング」はできません。

このため、AirPods Pro等で利用できる「映像でのDolby Atmos」には非対応です。

ただ映画やビデオを観るだけでも、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングが映画館さながらのサラウンドサウンド体験をもたらし、まるで全方位から音に包み込まれるかのような感覚を味わえます。音場がデバイスにマッピングされ、音声がブレずに画面の中の俳優やアクションから聞こえてきます。

引用:Apple公式サイト

これまでApple Musicを使ったことがない人は、Beats Studio Budsを購入したらトライしてみてはいかがでしょうか?

空間オーディオは楽しいのでクセになっちゃうと思います。

ノイキャンの効果は高め

Beats Studio Budsには周囲の雑音をかき消すANC(アクティブノイズキャンセリング)が搭載されています。

10,000円以下で購入できるワイヤレスイヤホンでもANC搭載モデルが増えてきていますが、安価イヤホンだと効果がイマイチ感じられないことも多いです。

Beats Studio Budsのノイキャンの効果はそこそこ高めです。

エアコン、換気扇、車の走行音のような低めの騒音を綺麗に打ち消してくれます。

地下鉄のかなり大きな走行音も静かになっていたので、しっかりANCが働いてくれていることが感じられました。

AirPods ProやWF-1000XM4ほど強力なノイズキャンセリングではありませんが、個人的にはこのくらい仕事をしてくれれば十分です。

1点気になったのはホワイトノイズ

静かな部屋でANCを利用するとサーーーという音がずっと鳴っていたので苦手な方はご注意ください。

外部音取り込みはボチボチ

Beats Studio Budsには外部音取り込みモードも搭載されています。

イヤホンを使いながらでも周囲の音が聞こえやすくなるので、レジでの会計時やワークアウト中に重宝します。

Beats Studio Budsの効果はボチボチといったところ。

機能をオンにすれば確かに外部音が聞こえやすくなりはしますが、マイクでの集音感が強く不自然な感じ。

また、イヤホンをしていないかのような開放感はなく、自分の声はやっぱり大きくなってしまいます。

外部音取り込みモードを重視している場合には、AirPods Proを購入すべきですね。

AirPods Proの外部音取り込みモードは信じられないくらい効果的で、どのワイヤレスイヤホンも太刀打ちできないと思います。

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ちびめがね
ちびめがね
WF-1000XM4もかなり効果は高いですが、AirPods Proほどではないかな?

バッテリー性能は必要十分

Beats Studio Budsはイヤホン単体で最大8時間の連続再生が可能。

充電ケースを併用すれば24時間利用できます。

僕は通勤時やワークアウトの時にしか使いませんが、実際に使っていてもバッテリーがなくなった!なんてことはありませんでしたよ。

必要十分なバッテリー容量だと思います。

仮にバッテリーがなくなってしまったとしても「5分充電すれば1時間延命」できるFast Fuel機能が搭載されている点も嬉しいポイントです。

なお、Beats Studio Budsには充電器が付属していませんが、強い電力が必要なわけではないのでスマホ等に付属の充電器を代用して問題ありません。

USB Type-Cの充電器を持っていないと付属の充電ケーブルが使えませんが、Type-A / Type-Cケーブルでも充電できます。

ちびめがね
ちびめがね
電力は1.5W程度でした!

タッチ操作ではなくクリック操作!

Beats Studio Budsの「bマーク」をクリックすることで音楽再生や通話の操作が可能です。

Beats Studio Budsのクリック操作

タッチ式のワイヤレスイヤホンが多くありますが、ちょっと触れただけで反応してしまうこともあるので個人的にはクリック操作のほうが好みです。

Beats Studio Budsのクリック操作

操作方法は次のとおりです。左右どちらのイヤホンでも同じ操作になります。

1回クリック・音楽の再生/一時停止
・通話開始/終了
2回クリック・曲送り
・スマホ通話に切り替え
3回クリック曲戻し
長押し・ノイズキャンセリング切り替え
・着信拒否
・音声アシスタント起動

イヤホン長押しでは「ノイズキャンセリング」「外部音取り込みモード」「オフ」が押すたびに切り替わります。

また、左右いずれかのイヤホンに音声アシスタントの起動を割り付けることが可能です。

(追記)ファームウェアアップデートで音量調整可能に!

2022年1月に配信されたファームウェアアップデートで、サイドボタン長押しによる音量調整機能が追加されております。

Beats Studio Budsの押したままにする操作

長押しによる操作で選択可能なのは、左右それぞれ以下の3つに。

  • ノイズコントロール
  • 音声アシスタント
  • 音量を上げる or 下げる

ノイズコントロールを場所によって切り替えている人にとっては難しい選択になってしまいそうですが、機能が増えることは純粋に嬉しいですよね。

これでBeats Studio Budsの弱みが1つ解消されたと思います。

音量調整時にイヤホンを強く押し込みすぎないようご注意下さい。

「探す」が使えるから安心

iPhone・Androidスマホどちらにペアリングしても「デバイスを探す」機能に対応しています。

iPhoneの場合は「探すアプリ」から、最後にiPhoneとペアリングした場所を表示することが可能です。

探す

探す

Apple無料posted withアプリーチ

Beats Studio Budsは探す機能対応

イヤホン付近でペアリングが再開されると音を鳴らすこともできます。

Beats Studio Budsは探す機能対応

Androidスマホの場合は「デバイスを探すアプリ」で全く同じことができます。

デバイスを探す

デバイスを探す

Google LLC無料posted withアプリーチ

Beats Studio Budsは探す機能対応
Beats Studio Budsは探す機能対応

実際に使ってみたところ、Google Fast Pairでペアリング場合のみ、Googleアカウントに紐付けされるようでした(間違っていたらごめんなさい。)。

音を鳴らす機能はiPhoneの方が聞こえやすい大きさで、Andoridは小さめです。

ワイヤレスイヤホンは小さいので誤ってポロッと落ちてしまうことがあります。

探す機能が搭載されているのは非常に嬉しいメリットです。

通話品質に問題なし

Beats Studio Budsのマイクはかなり優秀で、通話品質が非常にクリアでした。

LINE通話しか試していないのですが、こちらの声も通話相手の声も良好。

Beats Studio Budsに限ったことではありませんが、さすがに人混みなどの騒がしい場所での通話はアクティブノイズキャンセリングを搭載していても厳しかったです。

在宅ワークでのWeb会議などでも十分使えると思いました。

なお、複数デバイスとのペアリングは可能ですが「マルチポイント」には非対応なのでご注意ください。

接続するデバイスを手動で切り替える必要があります。

遅延は動画視聴なら気にならない

ワイヤレスイヤホンは音声データを無線で飛ばす仕様上どうしても遅延が発生します。

Beats Studio Budsに関しては、動画視聴くらいであれば遅延は気になりません。

ゲームも僕が普段やっている「パズドラ」「モンスト」は殆ど遅延を感じることはありませんでした。

ただ、音ゲーのようにタッチのタイミングがシビアなゲームには向いていません

これは低遅延モードが搭載されているワイヤレスイヤホンですらまともにプレイするのが不可能なので、Beats Studio Budsの性能が悪いわけではありません。

ちびめがね
ちびめがね
音ゲーをワイヤレスイヤホンでプレイする人もいないち思いますけど・・・。

防水性能は「ないよりマシ」程度

Beats Studio Budsが対応している防水性能はIPX4等級

ワークアウト中の汗や、小雨がかかる程度であれば壊れることなく利用できます。

防水性能がないよりはマシですが、そこまで強力ではないのでご注意ください。

例えばトイレ等に誤って落としてしまったら壊れてしまう可能性が高いです。

よくあるのがポケットに入れておいて、そのまま洗濯してしまうパターン。

これも高確率で壊れてしまいます・・・。

2021年8月現在の過失(持つ主のミス)によるAppleでの修理費用は以下のとおり。

修理品費用
イヤホン9,020円
充電ケース9,020円

 

なおBeats Studio BudsはApple Care+の対象製品なので、不安な場合には加入しても良いでしょう。

ケースとイヤホンどちらも壊れてしまった場合には新たに購入したほうが安上がりですが・・・。

Beats Studio Budsの評判・口コミ

SNSで見かけたBeats Studio Budsの評判・口コミを見ていきましょう。

良い評判・悪い評判が真っ二つに分かれている印象。

僕は最初からAirPods ProやWF-1000XM4と肩を並べるような存在ではないと思っていたので、期待外れ感はなかったですね。

むしろ「AirPods Proは高くて買えない」っていう人がBeats Studio Budsを購入した場合の満足感は非常に高いと思います。

Beats Studio Budsのスペック表

イヤホンサイズ高さ:15mm
重さ:5g
ケースサイズ長さ:72mm
幅:51mm
高さ:25.5mm
重さ:48g
再生時間(イヤホン単体)ANC ON:5時間
ANC OFF:8時間
再生時間(ケース併用)ANC ON:15時間
ANC OFF:24時間
充電時間Fast Fuel機能
5分の充電で1時間再生可能な急速充電
充電端子USB Type-C
ワイヤレス充電非対応
Bluetooth Ver.5.2
防塵・防水規格IPX4(イヤホンのみ)
対応コーデックAAC,SBC
ドライバーサイズ8.2mm

まとめ:Beats Studio Budsは買うべき?

Beats Studio Buds

AppleのBeats Studio Budsをレビューしました。

ハイエンドワイヤレスイヤホンが高すぎて買えない!そういう場合にBeats Studio Budsは購入候補の一つになるでしょう。

AndroidスマホでもiPhoneと同じ用に使えるので、2台持ちしている人なら特に重宝すると思います。

メリット・デメリットはそれぞれ次のとおり。

Beats Studio buds
メリットデメリット
スタイリッシュなデザイン
バランスのとれた音質
Apple Music空間オーディオに対応
ノイキャン性能が結構良い
Androidでも使える
ペアリングが簡単
デバイスを探す機能に対応
BluetoothコーデックはSBC / AACのみ
外部音取り込みの性能がイマイチ
着脱検知機能がない
イコライザーがない
ワイヤレス充電非対応

 

SNSでボロクソ言われているのも見かけますが、個人的には外観デザインも自分好みで好きなワイヤレスイヤホンでした。

気軽に音楽を楽しむのにピッタリだと思うので、ぜひ使ってみてください。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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POSTED COMMENT

  1. ぴー より:

    2022年1月以降は、ファームウェア更新により音量調整可能ですよ!!

    • ちびめがね より:

      ぴーさん

      大変貴重なコメントありがとうございます!
      記事に追記させていただきます。
      感謝です!

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