評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Google Pixel 8a(グーグル ピクセル エイトエー)を購入しました。
大人気Pixel aシリーズの2024年最新モデルです。
Pixel aシリーズは価格を抑えた廉価モデルながらも、上位モデルと同じSoC(CPU/GPU)を搭載しているのが特徴。
そのコスパの高さから、とにかく毎年売れまくっております。
果たして2024年モデルの実力はどれほどのものなのか?
本記事でGoogle Pixel 8aを実際に使って見た様子を詳しくレビューしていきます。
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メリット | デメリット |
・キュートなデザイン ・使いやすいサイズ ・ディスプレイ輝度向上 ・最大120Hzに対応 ・困らない動作性能 ・カメラ性能が高い ・ワイヤレス充電 ・最新AI技術が使える ・おサイフケータイ ・IP67防塵防水 | ・値上がり ・進化が乏しい ・充電速度が寂しい ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし ・付属品なし |
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- Google Pixel 8aのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
- Google Pixel 8aのディスプレイをレビュー
- Google Pixel 8aの基本性能・動作性能をレビュー
- Google Pixel 8aのゲーム性能をレビュー
- Google Pixel 8aのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
- Google Pixel 8aのカメラ性能をレビュー
- Google Pixel 8aを実機レビュー
- Google Pixel 8aのスペック・仕様
- まとめ:Google Pixel 8aのメリット・デメリット・評価
- ソフトバンクでGoogle Pixel 8aが実質24円!
- Pixel 8aがワイモバイルで56,160円!結構安い!
Google Pixel 8aのデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはGoogle Pixel 8aの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
Google Pixel 8aのカラーバリエーションは以下の4色。
- Porcelain
- Obsidian
- Bay
- Aloe
この内、僕が購入したのはAloe(アロエ)です。
公式サイトの画像とは色がちょっと違うけど、この色にして大正解でした。
めっちゃ可愛い!!!
白系や黒系も無難で間違いありませんが、Pixelらしい遊び心溢れるポップな感じが超ツボでした。
なかなかこんな色のスマホ持ってる人いませんからね。
旧モデルPixel 7aは光沢のあるツルツルした背面パネルでしたが、Pixel 8aはマットでサラサラとした触り心地。
おそらく樹脂製で、高級感があるとは言えないものの、ずっと触っていたくなる気持ちいい質感をしております。
写真で伝わりますかね?ザラザラとサラサラの中間くらいの絶妙な感じ。
指紋や皮脂汚れは殆ど目立ちません。
もはやPixelシリーズの代名詞とも言えるカメラバイサーも健在。
グリーン系のアルミ素材でPixel 7aよりも僅かに幅が広くなっております。
カメラはPixel 7aから変わらずメインと超広角の2眼構成です。
カメラバイザーの飛び出しは実測で1mm程。一部のみ出っ張っているわけではないのでデスクに置いてもガタつきません。
背面パネルはフレームに向かって緩やかに湾曲。全体的に丸み帯びてて可愛らしい。
ミドルフレームはカメラバイザーと同じマットなメタリック素材です。アルミかな?
ディスプレイを上にして右側面に電源ボタンと音量ボタン。スクショが撮影しにくい配置ですね。
ボタン配置が一般的なAndroid(上が音量・下が電源)と反対なので使いにくいと言う人が多いですが、何台もスマホを同時に使っていない限りはそのうち慣れるので気にしなくてOK。
左側面にはカードスロットのみ。下部に搭載されております。
カードスロットはSIMカードを1枚のみ装着できるタイプ。これまでのシリーズと同様に残念ながらSDカードには非対応です。
本体下部にはスピーカー・USB-Cポート・マイクを搭載。
本体上部にはマイクのみ。上部スピーカーはディスプレイ面に搭載されております。
それにしてもフレームの色がめっちゃ良く撮れてますよね。(自画自賛)
サイズ感
Google Pixel 8aのサイズは152.1×72.7×8.9mm。
四隅がラウンド形状になっているので小さく見えますが、Pixel 7aとほぼ同じサイズで超扱いやすいです。
やっぱり個人的にこのくらいの大きさがベストサイズだと感じています。
上位モデルのPixel 8 Pro(6.7インチ)と比べるとこんな感じ。
角の丸みがさらに大きくなっているのが分かります。
どことなくiPhone 15 Proっぽさを感じるサイズ感とデザインですね。
いや・・そうでもないかも笑
Pixel 7aをレビューした時に重さが気になったんですが、Pixel 8aではちょっぴり軽くなっていました。
数字的には僅か4gの軽量化なものの、実際に手にしてみるともっと軽く感じます。
6インチ超えのディスプレイを搭載していながら180g台に抑えられているのは優秀じゃないでしょうか。
付属品
Pixel 8aの付属品は以下のとおりです。
- 安全のしおり等
- USBケーブル
- スイッチアダプター
- SIMピン
旧モデル同様に充電器・保護ケース・ディスプレイ保護フィルムは付いていないので自分で用意する必要があります。
純正品はもちろん、既にサードパーティ製のアクセサリーも数多く販売されているので困ることはないでしょう。
- Amazon>>Pixel 8a用ケース検索結果
- Amazon>>Pixel 8a用フィルム検索結果
ケーブルは長さ1mのUSB Type-C to Cのもの。
スイッチアダプターはデータ移行する時に必要な人のために付属しています。
Google Pixel 8aのディスプレイをレビュー
続いてPixel 8aのディスプレイをチェックしていきましょう。
Pixel 7aよりもさらに性能が上がってますよ。
6.1インチ有機ELディスプレイ
Pixel 8aは旧モデルから引き続き6.1インチの有機EL(OLED)ですが、上位モデルPixel 8と同じActuaディスプレイを搭載しております。
有機ELパネル特有の黒色表現とメリハリで、何を表示させても綺麗です。
- FHD+(1,080×2,400)
- 430ppi
- コントラスト比 1,000,000:1
- HDRサポート
- 24bitフルカラー(1,600万色)
スペック的にも十分で、Pixel 8aのディスプレイに不満を感じる人はいないと思います。
視野角も広めで多少きつい角度からでもしっかり視認可能。
若干色味は変わるものの、ごろ寝スマホで使っても問題なさそうです。
旧モデルから引き続きベゼル(縁)が太いのは少々残念なところ。
四隅がラウンドしている影響からPixel 7aに比べるとどうしても表示領域は狭くなっちゃうので、もう少し頑張って欲しかったです。
ディスプレイには強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用。
上位モデルのように「Corning Gorilla Glass Victus」ではないですが、それなりに耐久性も優れています。
湾曲の少ないフラットディスプレイも個人的には嬉しいポイントです。
ディスプレイが明るくなった
旧モデルPixel 7aをレビューした際に、一般的なスマホよりもディスプレイが暗いことをデメリットの1つとして挙げました。
最新モデルPixel 8aはディスプレイの輝度(明るさ)が向上。
HDR輝度で最大1,400nits、ピーク輝度は2,000nitsに及びます。
Pixel 7aよりもピーク輝度で40%高くなり、上位モデルPixel 8と同じ明るさに。
室内で使う分にはそこまで大きな違いを感じませんが、屋外の直射日光下では確かにPixel 7aよりも明るくなったように感じました。
Pixel 7aの弱点が1つ解決されたので嬉しいポイントと言えます。
リフレッシュレート最大120Hzに対応
Pixel 7aはディスプレイのリフレッシュレートが90Hzでしたが、Pixel 8aはさらに高駆動になり最大120Hzに対応してくれました。
1秒間に120回も画面を書き換えてくれるので、スクロール時の動きが滑らかでヌルヌル。
残像感が少なく、追従性にも優れています。
表示が滑らかなことで体感的な動作性能が高くなるものです。
廉価版のaシリーズにフラッグシップモデルと同じ高駆動ディスプレイを搭載してくれたのは優秀なメリットと言えるでしょう。
なおリフレッシュレートは常時120Hzではなく、ディスプレイの動きに合わせて60Hzと120Hzを切り替えているようです。
また常時表示ディスプレイ(AOD)利用時は30Hzまで落としてくれました。
ハイエンドモデルに搭載されているLTPOほどではないものの、バッテリー持ちとディスプレイのヌルヌル感を両立できます。
なお、買ったままの状態だとリフレッシュレートが60Hzに設定されているのでご注意ください。ディスプレイ設定から「スムーズディスプレイ」を有効にするのをお忘れなく。
ディスプレイ常時表示に対応
Pixel 8aは有機ELディスプレイ搭載スマホにはお馴染みの常時表示ディスプレイ(AOD)機能が使えます。
ミドルレンジのスマホだと搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、Pixel 8aは終日でも表示可能です。
ただ残念ながら、有効にする時間帯や表示内容のカスタマイズまではできませんでした。
バッテリー消耗を優先するならAODは使わない方が良いかもしれません。
頑張れば片手操作もできそう
Pixel 8aのディスプレイサイズは旧モデル同様6.1インチなので、基本的に両手操作が安心ですね。頑張ればなんとか片手操作もできるかなー?と言ったところ。
文字入力くらいであれば片手操作でも余裕です。
これ以上大きくなると使いにくいと感じる人もいると思うので、Pixel 8aは画面サイズと扱いやすさのバランスが絶妙。
ただ動画視聴やゲームだとちょっと小さいかもしれないので、難しいところですね。
インカメラはパンチホールタイプ
インカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。
小さいので邪魔に感じることは殆どありませんが、横持ち全画面でゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれないですね。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
Pixel 8aのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、Widevine L1ならストリーミングサービスで高画質視聴が可能です。
NetflixではFull HD再生が可能。HDR機能にもしっかり対応していました。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライムビデオでもHD 1080pで視聴可能。
YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
スマホの性能が不足していると、高画質設定はできるもののカクつきやコマ落ちが目立つんですが、Pixel 8aはそんなことはありませんでした。
Google Pixel 8aの基本性能・動作性能をレビュー
続いてPixel 8aの動作性能をチェックしていきましょう。
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に確認しておきたいところですよね?
スマホの動作性能を左右するのが頭脳とも言うべきSoC(CPU/GPU)。
Pixel 8aには、Googleの独自開発プロセッサ「Tensor(テンサー)」の最新モデル「Tensor G3」が搭載されております。
これこそPixel aシリーズの強み。廉価モデルにもかかわらず上位モデルのPixel 8・Pixel 8 Proと全く同じSoCを搭載しております。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは1,067,114点、GPUスコアは390,574点。
旧世代のVer.9では総合スコアが827,396点、GPUスコアは373,281点でした。
2024年5月現在の最高スコアは200万点を超えている状況ですが、100万点もあれば普段使いで困ることは何ひとつありませんね。
ちなみに旧モデルPixel 7aが80万点くらいだったのでスコアは大幅にアップです。
同じ100万点でも最上位モデルのPixel 8 Proと、廉価版のPixel 8aとでは印象が全然違いますよね。
Pixel 8aはリフレッシュレートが最大120Hzに対応したこともあって、動きはヌルサク状態。
ネットサーフィン・SNS・LINE・動画視聴・音楽鑑賞。
日常的な使い方でストレスを感じるシチュエーションはありませんよ。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので御覧ください。
またAnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Pixel 8 Pro/Pixel 7aと動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、旧モデルGoogle Pixel 7a、最上位モデルGoogle Pixel 8 Proと実際の動作性能をプチ比較してみました。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックです。
比較対象が良くなかったかもしれませんが、大きな違いがありません笑
Pixel 8 Proと同じ結果になるのは分かりますが、旧モデルPixel 7aとも殆ど変わらない結果になっています。
もはや普段使いならAnTuTuスコアで20万点違いがあっても、体感できる動作性能の差にはならないのかもしれませんね。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
AnTuTu Ver.9とVer.10どちらも試したのですが、なぜかVer.10だと書き込み速度がやたら遅い結果になってしまいました。
さらにVer.9ではストレージの種類がeMMCになっています。
ちょっと信憑性が低いので参考程度に留めて欲しいですが、ひとまず読み込み・書き込みともに極端に遅いと感じることはありませんでした。
ストレージ容量は128GB。購入時点ではシステムに13GBほど使うので、実際に保存可能な容量は115GB程度になります。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
残念ながら旧モデルから引き続き外部ストレージを搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
特別な設定をすることなく、装着するだけですぐに認識してくれましたよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
Google Pixel 8aのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な基本性能を持つGoogle Pixel 8aはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは31.866
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにPixel 8aのデフォルトグラフィック設定は「中/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
平均FPS31.866と今ひとつな結果になりました。遊べないほどではないものの、元素爆発を乱発したりするとカクつきが目立ちます。
まぁ同じSoCを搭載したPixel 8 Proでも同じように平均35FPSくらいだったので、そりゃそうだよねって感じです。
ちなみに旧モデルPixel 7aは平均34.3だったので、ゲーム性能は殆ど変わってないと言っていいでしょう。
原神(デフォルト設定)の平均FPSは27.839
続いてデフォルト設定「中/FPS30」で同じように15分ほどプレイした結果がこちら。
平均27.839と、デフォルト設定であれば、それなりに安定して遊ぶことができました。
描写は粗くなってしまうものの、Pixel 8aで原神をプレイしたいならデフォルト設定がおすすめです。
ガチ勢・トップランカーには向いていませんが、エンジョイ勢なら遊べると思います。
また、例えば普段は別の端末でプレイしている人が、スキマ時間に樹脂消費とデイリークエストを消化するのにも使えるんじゃないでしょうか?
Google Pixel 8aは、重いゲームを快適に遊べるほどのゲーム性能ではないものの、軽めなゲームであれば快適に遊べると言えます。
以下の記事で、これまでレビューしてきたスマホの原神平均FPSをランキング形式で紹介しているので御覧ください。
発熱による性能の低下
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が酷いこともありますが、Pixel 8aはそこまで酷くありませんでした。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約41°。
フレームはそれなりに暖かくなるものの、持っていられないほどではありません。
ただ、AnTuTuベンチマークを4回連続で回してみたところ、回を追うに従ってスコアが低下していきました。
AnTuTuの温度グラフ上、40℃付近に到達すると発熱を抑えているように見えます。
普段使いで気になることはないと思いますが、ゲームや長時間のカメラ撮影、炎天下での使用など、高い負荷がかかる状況の場合には少し注意しましょう。
Google Pixel 8aのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
スマホを使う上でバッテリー持ちも重要なポイント。
特にライトユーザーは1回の充電で何日も使える方が嬉しいですよね。
Google Pixel 8aのバッテリー性能を見ていきましょう。
PCMarkバッテリーテストのスコア
Google Pixel 8aのバッテリー容量は4,492mAhとスペック的には十分なサイズ。
旧モデルPixel 7aよりも僅かに増えました。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電切れになってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
リフレッシュレート最大120Hz設定で13時間55分とまずまずな結果。
高駆動ディスプレイを採用するとバッテリー持ちが悪くなるものなんですが、Pixel 7aと殆ど同じ結果になっています。
Pixel 8aを使うユーザー層を考えると、もう少し長持ちでも良かったかもですね。
途中充電なしで1日使い続けられますが、毎日充電する必要があると思います。
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まず1時間Amazon Musicで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗7%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は15%でした。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は8%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約14時間 |
原神 1時間 | 15% | 約7時間 |
24時間放置 | 8% | 約13日間 |
人気のGoogle Pixel 7aと比較すると以下のとおり。
使用時間 | Pixel 8a | Pixel 7a |
音楽再生 1時間 | 2% | 3% |
動画再生 1時間 | 7% | 7% |
原神 1時間 | 15% | 17% |
24時間放置 | 8% | 9% |
全体的にバッテリー消耗が僅かに抑えられていることが分かります。
Pixel 7aよりも性能が高いSoCを搭載し、リフレッシュレートも高くなっていながらこの結果ですからね。
Pixel 8aのバッテリー持ちはPixel 7aよりも良くなっていると評価していいでしょう。
18W急速充電に対応
優秀なバッテリー持ちのGoogle Pixel 8aは18W急速充電に対応しています。
Pixel 8aには充電器が付属していないので、手持ちの急速充電器で試してみたところ、18Wどころか最大20Wほどで充電できていました。なぜか公称値よりも強い笑
バッテリー残量20%からフル充電までにかかった時間は1時間35分。
旧モデルPixel 7aと殆ど同じ結果になりました。
うーん・・・。充電速度が超遅いというわけではないですが、さらに爆速で充電できるスマホが沢山発売されているので物足りなさを感じちゃいますね。
来年のモデルでは充電速度の進化を期待したいところです。
ワイヤレス充電に対応
Pixel 8aは有線充電に加えて、ワイヤレス充電にも対応しております。
充電速度は有線に比べて遅くはなるものの、置くだけ充電はマジで便利。
概ね10W〜7W程度で充電されていました。
この速さだとフル充電までに3〜4時間かかると思います。
普段は有線充電を使って、寝る前はワイヤレス充電スタンドに置くなんて使い方が良いかもしれませんね。
Google Pixel 8aのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
特にPixelシリーズは画像の機械処理、いわゆるコンピュテーショナルフォトグラフィが優秀なため、誰でも簡単に綺麗な写真が撮影できることが特徴です。
旧モデルPixel 7aもハイエンドモデルに負けないくらいカメラ性能が高くて驚かされました。
Pixel 8aで実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
カメラアプリ
Pixel 8aのカメラアプリはシンプル。サッと取り出してすぐに撮影することができます。
ズーム・超広角カメラへの切り替えは変わりませんが、Pixel 7aからデザインが変更され、歯車マークをタップで設定項目に。
調整マークをタップで「明るさ」「シャドウ」「ホワイトバランス」の調整ができます。
Pixel 8 ProのようにISO感度やシャッタースピードが調整できるわけではありませんが、まぁ、普通に撮影するだけなら困ることは殆どないでしょう。
基本的にお任せしてで良い感じに撮影できます。
なおシャッター音を消すことはできませんが、マナーモードにしておけばスクショ音は鳴りませんでした。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
比較用に「Pixel 7a」「Pixel 8 Pro」で撮影した写真を並べて掲載していきます。
さすがPixelスマホ。廉価版と言えどもパッと見ではどれかどれか分からないくらい綺麗に撮影できていました。
Pixel 7aは全体的に明るく撮影する傾向がありましたが、Pixel 8aはナチュラル寄り。
明るい場所と暗い場所のメリハリができてより見たままに近い雰囲気になりました。
Pixel 8 Proに比べるとやっぱり解像感が劣ります。
このため、スマホの画面で見る分には違いがないものの、拡大表示や大きな画面に映すと画像の粗が目立つかもしれません。
HDR性能をチェックするために逆光のシーンでも撮影してみました。
うーん・・・超微妙なんですが、若干他の2つに比べると黒つぶれが多いような気もします。気のせいレベルですけど。
とは言え、空が白飛びしちゃうとか、そんなことはないのでご安心ください。
最後に室内でメシウマ写真を。
Pixel 7aは変に鮮やかになりすぎちゃってるので、Pixel 8aの方が良い感じ。
Pixel 8 Proはセンサーサイズが大きいので丼の奥側がボケてしまう(悪いことではない)のですが、Pixel 8aなら全体にピントが合うので撮影しやすいかもしれません。
Pixel 8aのメインカメラの性能は引き続き高いですね。
誰でも簡単に良い感じの写真が撮影できると思います。
有効画素数は引き続き6,400万画素(撮影時は1,600万画素)。
さらに隣接する4つのピクセルを1つに統合して撮影すQuad Bayer(クアッドベイヤー)技術を採用しているため、解像感が高く、明るい写真が撮れます。
これだけ撮影できれば、よっぽどカメラに拘りのある人以外は満足できるでしょう。
メインカメラ(夜景モード)の作例
Pixelスマホは夜景モードの強さも特徴的。
低価格帯のスマホだと、どうしても低照度撮影が弱くなる傾向がありますからね。
通常モードでも明るささえ確保できていればそれなりに撮影できるのが分かります。
ただ夜景モードを使えば、ノイズを抑えてさらに明るく撮影することができますね。
夜景モードは撮影が終了するまで3秒程度スマホを固定し続ける必要がありますが、Pixel 7aから引き続き、手ぶれ補正(光学式&電子式)が搭載されているので難しく感じませんでした。
どれも同じような雰囲気ですが、Pixel 7aよりも解像感が高くなった印象です。
ただ画像処理の高さではPixel 8 Proが上回ってますね。ノイズが少なく全体的にパリッとした印象になります。
続いて明暗差の激しい場面での比較。
3つとも殆ど変わらない感じがしますね笑
悪くはないけど決して強くはないのがPixelシリーズらしいのかもしれません。
とは言え、夜間でもこれだけ撮影できれば十分すぎるでしょう。
最大8倍デジタルズームの作例
Pixel 8aには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大8倍まで引き伸ばしての撮影になります。
ただしPixel 7aから進化しており、ズームしても画質が劣化しにくい「超解像ズーム」に対応しました。
これがPixel 7aの8倍ズーム。
えーっと・・・。全然変わりませんでした笑
撮影シチュエーションの問題かもしれませんが、そこまで飛躍的にデジタルズームの性能が上がってるってことはないようです。おかしいなぁ・・・。
ちなみにPixel 8 Proは望遠カメラを搭載しているので、質感がガラッと変わりますよ!
Pixel 8aのズームは、遠くの被写体に近づくよりも、近くの被写体にさらに寄ってダイナミックな撮影したい時なんかに使えると思います。
マクロカメラが搭載されていないので、その代わりにも使えそうですね。
超広角カメラの作例
Pixel 8aはメインカメラの他に1,300万画素の超広角カメラも搭載。
スペック上はPixel 7aから変化はありませんでした。
メインカメラとの画角の違いはこんな感じです。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合なんかにも重宝します。
他の2台に比べるとやや暗め。画像処理の問題なのか黒つぶれも目立ちますね。
またPixel 7aの時もそうでしたが、Pixel 8 Proに比べるとどうしても解像感が低くなり、モヤッとした質感になってしまいます。
まぁパッと見の写りは悪くないのでスマホで見る分には全く問題ありませんが。
超広角カメラでも夜景モードで撮影可能。
夜景モードを使えば、分かりやすく明るくなり、ノイズも減ってクリアになります。
夜景モードで撮影すると日中明るいシーンで撮影するよりも解像感の低さが目立っていました。
HDRの効果も今ひとつなので、超広角カメラでの夜間撮影には期待しないほうが良いでしょう。
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載ですが、ソフトウェア処理が優秀過ぎるので、被写体との切り分けも上手です。
ポートレートモードは通常撮影よりも画角が狭くなります。(1.7倍〜3倍)
もちろん人物以外の被写体にもボケモード的に使用できました。
撮影中にボケ味の調整はできないようですが、撮影後Googleフォトで調整することはできました。
ポートレートモードでは当然人を撮影することが多いと思いますが、Pixel 8aなら「ベストテイク」機能が使えるので集合写真を最高の仕上がりにすることもできちゃいますよ。
インカメラの作例
インカメラの有効画素数はPixel 7aから引き続き1,300万画素。
個人的には利用機会がほぼないのですが、これくらい撮影できていれば十分でしょう。
派手な顔面加工はないものの、弱・スムーズの2種類から選択可能。顔のシワを抑えたり、トーンを明るくしてくれたりと使い道はありそうです。
もちろんインカメラでもポートレート撮影が可能。
メインカメラ同様に切り分けが上手で、背景が強めにボケてくれます。
AI画像編集が使える
Pixel 8aは上位モデルに搭載されているAI画像編集が使えるのが特徴の1つ。
余計な映り込みを消去できる「消しゴムマジック」はもちろん、写真から画像を生成できる「編集マジック」も使えます。
これはXiaomiのスマホなんかにもありますが、編集マジックで空や雰囲気を変えちゃうこともできます。
編集マジックはオフラインでは利用できず、写真をGoogleフォトにバックアップする必要があります。
Pixel 8aは綺麗に写真撮影できるだけではなく、撮影した後もAIによる高度な編集が、簡単にできちゃうのは嬉しいメリット。
もちろん、カメラ好きの人なら、編集ソフトで同じようなことができちゃうかもしれませんが、詳しい知識がない人でも使えるのが凄いと思います。
動画撮影の作例
Pixel 8aで動画撮影もしてみました。
全て1080p@60fpsで撮影しているのですが編集時に30fpsになってしまったようです・・・。
比較用にPixel 7a・Pixel 8 Proで撮影した動画も併せて収録しています。
メインカメラは日中明るい場面であれば綺麗に撮影できていました。
手ぶれ補正もそれなりに効果があります。
写真撮影と同様に旧モデルPixel 7aは色鮮やかになる傾向がありましたが、Pixel 8aは見たままに近いナチュラルな雰囲気です。
超広角カメラはPixel 7aから変わらず解像感が低く細部がモヤッとしてしまうのが気になりました。
スマホの画面で見るくらいなら気にならないと思いますが、タブレットやPC等での再生は厳しいかもしれません。
夜間撮影の性能はPixel 7aよりも明らかに向上しており、Pixel 7aで目立っていたノイズが抑えられていました。
ある程度光量があるシチュエーションなら綺麗に撮影できるでしょう。
Pixel 8 Proはさすがフラッグシップモデルと言ったところで、メインカメラ・超広角カメラどちらもシチュエーションを問わずに綺麗に撮影できていました。
Pixel 8aは大切な思い出を形にできるほどの動画撮影性能ではないものの、SNSにアップする程度であれば十分使えます。
なお動画の編集では上位モデルと同じように「音声消しゴムマジック」にも対応しています。
例えば雑音を消して人の声だけ残したり、またその逆に人の声を消したりと超便利。
ちなみに音声消しゴムマジックはオンデバイス(オフライン状態)で利用できますよ。
Google Pixel 8aを実機レビュー
ここからはPixel 8aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
OSはAndroid 14
Pixel 8aに搭載されているOSはAndroid 14。
どのメーカーよりも先にAndroidの最新バージョンが使えるのはPixelシリーズの特権。
これぞピュアAndroid。シンプルで使いやすいと思います。
ちなみにAndroid 14だからと言って、めちゃくちゃ凄い機能が使えるかと言えば、それほどでもありません笑
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定へのアクセスのしにくさ等は相変わらず。早くどうにかして欲しいんですけどね・・・。
AIによるオリジナル壁紙の生成やロック画面デザインはAndroid 14の独自機能。
また、最新Androidであればセキュリティ面が強化されているのも嬉しいポイントです。
なお、Google Pixel 8aは、7年間のソフトウェアアップデートが保証されています。
- OSアップグレード:2031年5月まで
- セキュリティアップデート:2031年5月まで
これまでのモデルは、5年間のセキュリティアップデート、3年間のAndroidバージョンアップアップデートだったので随分伸びました。
もちろんソフトは最新でもハードが7年耐えられるわけではないのでご注意を。
7年後の最新Androidが今のスマホで快適に動くのかどうかも分かりませんからね笑
デュアルアプリ非対応/複数ユーザー対応
他社メーカーのスマホには搭載されている便利機能は、Pixelの場合は控えめです。
1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(ツインアプリ)機能はありません。
Android標準の複数ユーザー機能は設定から有効にしてあげれば使用できます。
この他、画面分割や簡単なジェスチャー機能は搭載されています。
クイックタップアクションは便利なのでチェックしておきましょう。
背面ダブルタップでスクショが撮れるのは重宝しますよ。
進化を続ける最新AI機能に対応
Google Pixel 8aは廉価モデルながらも、上位モデルと同じように最新のGoogle AI機能が使えます。
カメラ・画像編集は先程紹介したとおり。
- 消しゴムマジック
- 音声消しゴムマジック
- ベストテイク
- 編集マジック
この他、Googleアシスタントに変わって「Gemini」に。
表示されているテキストや画像を囲むだけで検索できる「かこって検索」も使えます。
「リアルタイム翻訳」を使えば、分からない外国語も瞬時に日本語に。
もちろん「文字起こし」もしっかり使えますよ。
AIなんて必要?とか思っていたんですけど、少しずつ少しずつ日常生活に広がってきましたよね?決してお飾りの機能ではなく実用的になっていると思います。
Pixel 8aに搭載された最新のGoogle AIを使いこなせれば、今よりちょっぴり豊かな生活になるかもしれません。
ぜひ積極的に使っていきましょう!
おサイフケータイ・IP67防塵防水対応
Pixel 8aは、おサイフケータイとIP67防塵防水に対応しています。
FeliCaポートは背面中央、カメラバーの下あたりに搭載。
普段使っているSuica・iDなどなど、おサイフケータイ機能をそのまま利用可能です。
防塵防水性能はIP67等級で、最高性能よりも1等級下。
保護等級 | 保護内容 |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても浸水しない |
どちらも水没に耐えられる保護内容であるもののIPX7の方が弱めです。
うっかり水中に落としてしまった場合には、すぐに拾い上げて乾燥させましょう。
なお、念のためにお知らせしておきますが、IPX7はあくまでも防水性能です。
よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?
お風呂中に使っていて直ちに壊れることはないと思いますが、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意しましょう。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
デバイスは工場出荷時点で IEC 規格 60529 の IP67 の防水および防塵性能に準拠するよう設計されていますが、完全な防水および防塵ではありません。アクセサリは防水、防塵ではありません。防水および防塵性能は永久的には持続せず、時間の経過に伴って、通常の使用による摩耗、デバイスの修理、分解、損傷によって徐々に低下または消失します。デバイスを落下させると防塵および防水性能が失われる場合があります。液体による損傷の場合、保証が無効になります。
引用:公式サイト
生体認証は指紋認証&顔認証
Pixel 8aの生体認証は指紋認証と顔認証です。
指紋認証センサーはディスプレイ内蔵タイプ。
Pixelシリーズは指紋認証の精度がイマイチと言われていますが、僕が試した限りは反応に問題はありませんでした。
顔認証はインカメラを使った簡易的なもの。反応は良好で顔が入ればロック解除されます。
他のスマホに比べると少し遅めかな?
マスクを装着する機会が未だ多いので、指紋認証・顔認証どちらにも対応しているのがベストですよね。
デュアルスピーカーでステレオサウンド
Google Pixel 8aには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しめます。
上部スピーカーはフロント面で、下部スピーカーはフレームに搭載されているので音が出る方向が異なるものの、極端にバランスが悪いことはありませんでした。
肝心の音質ですが、結構良かったです。
中高音域が中心ではあるものの低音もポコポコ響いています。
若干音がこもり気味ですが、少なくともPixel 7aより良くなっていると感じました。
とは言え、モノラルサウンドとは雲泥の差。音の広がりと臨場感が全然違うんですよ。
よほど音質に拘る人でなければ、十分楽しめると思います。
なおイコライザーやDolby Atmosのようなサウンドシステムは非搭載。
また、空間オーディオにも対応していません。
BluetoothコーデックはLDACに対応
Pixel 8aには旧モデルから引き続きイヤホンジャックが搭載されていません。
このためワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応しているのは以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
残念ながらaptX Adaptiveには非対応ですが、LDACに対応しているのでワイヤレスでもハイレゾ再生が可能。
さらにSRCを回避しているようで、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応しているのは嬉しいポイントでした。
4キャリアに対応したBand構成
僕の購入したPixel 8aはSIMフリー版なので、どのキャリアの回線が使えるのかは重要なポイント。
まぁPixelシリーズで特定の回線が使えないなんてことはなかったのでそれほど心配していませんでしたが笑
スペックを確認すると国内4キャリアのBandに対応していました。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ✕ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるのでMNPもしやすいですね。
楽天回線にももちろん対応。
以下の動画で実際に楽天モバイルが使えるか実機検証しているので参考に御覧ください。
また、こちらの動画では、ワイモバイルで使えるのか実機検証しています。
少しずつ広がりつつある5G通信(Sub-6)にも対応。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ◯ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもPixel 8aなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
Pixel 8aはeSIMにも対応しています。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので1つメリットになる部分です。
なおPixel 8aは2回線同時待受にも対応していますが、組み合わせは物理SIM+eSIMの構成になります。
Google Pixel 8aのスペック・仕様
Google Pixel 8aのスペックは以下の通りです。
比較用に旧モデルPixel 7aのスペックも併せて掲載しています。
製品名 | Pixel 8a | Pixel 7a |
価格 | 72,600円 | 62,700円 |
サイズ | 152.1mm 72.7mm 8.9mm | 152mm 72.9mm 9mm |
重さ | 188g | 193.5g |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL(OLED) アスペクト比 20:9 FHD+(1,080×2,400) 430ppi 最大輝度 1,400ニト ピーク輝度 2,000ニト | 6.1インチ 有機EL(OLED) アスペクト比 20:9 FHD+(1,080×2,400) 429ppi |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大90Hz |
OS | Android 14 | Android 13 |
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 |
RAM | 8GB LPDDR5 | 8GB LPDDR5 |
ROM | 128/256GB UFS 3.1 | 128GB UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 6,400万画素 f/1.89 センサーサイズ 1/1.73 80° | 6,400万画素 f/1.89 センサーサイズ 1/1.73 80° |
リアカメラ(超広角) | 1,300万画素 f/2.2 120° | 1,300万画素 f/2.2 120° |
インカメラ | 1,300万画素 f/2.2 | 1,300万画素 f/2.2 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps | 4K,1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 4K,1080P@30fps | 1080P@60fps 4K,1080P@30fps |
バッテリー | 標準 4,492mAh 最小 4,404mAh | 標準 4,300mAh 最小 4,385mAh |
ポート | USB Type-C 18W急速充電 | USB Type-C 18W急速充電 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 | 可 |
対応Band | 5G: n1/2/3/5/7/8/12/20/28/38/40/41/66/77/78/79 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/21/28 /38/39/40/41/42/66 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz | 5G: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/30/38/40/41/66/75/76/77/78/79 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12//17/18/19/20/21/25/28/32/38/ 39/40/41/42/66 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1,800/1,900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou | GPS GLONASS Galileo QZSS BeiDou |
イヤホンジャック | なし | なし |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
FMラジオ | なし | なし |
防塵防水 | IP67 | IP67 |
NFC | あり | あり |
FeliCa | 対応 | 対応 |
公式サイト>>仕様
まとめ:Google Pixel 8aのメリット・デメリット・評価
Google Pixel 8aを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Google Pixel 8aを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・キュートなデザイン ・使いやすいサイズ ・ディスプレイ輝度向上 ・最大120Hzに対応 ・困らない動作性能 ・カメラ性能が高い ・ワイヤレス充電 ・最新AI技術が使える ・おサイフケータイ ・IP67防塵防水 | ・値上がり ・進化が乏しい ・充電速度が寂しい ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし ・付属品なし |
評価
総合評価:(5点/5点満点)
デザイン | ★★★★★ |
サイズ感 | ★★★★★ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★★☆ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★★ |
- 基本性能・動作性能が上がった
- ディスプレイが明るくなった
- リフレッシュレート120Hzに対応した
Google Pixel 8aは、旧モデルPixel 7aの弱点を克服しており、間違いなくシリーズ最高傑作と言えます。
好みの問題ではあるものの、背面パネルの質感やデザインの変更も嬉しいポイント。
最新のGoogle AIへの対応や7年間のシステム・セキュリティアップデートに対応している点も大きな強みと言えます。
コンパクトサイズで何でもできちゃうPixel aシリーズはやっぱり良いスマホです。
ただし!実際に使ってみると、Pixel 7aとの違いを体感しにくいと思います。
進化しているのは間違いないですが、残念ながら飛躍的な向上・劇的な変化とまでは言えませんでした。
Pixel 8aを買うんだったら、安く売ってるPixel 7aでも良くない?とも思ってしまいます。
2024年5月現在は円安の影響もあって、Google Storeで販売されているSIMフリーモデルでは同じ$499でも割高ですからね・・・。
- Pixel 7a発売時の価格:62,700円(税込)
- Pixel 8a発売時の価格:72,600円(税込)
他社製ミドルレンジもかなり豊作なのでコスパ面でもちょい微妙。
このため、現在Pixel 7aを使っている人は買い替えの必要はないかもしれません。
Google Pixel 8aは、Pixel 6a以前のモデルを使っている人や、初めてPixel aシリーズを購入する人に向いてると思います。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
ソフトバンクでGoogle Pixel 8aが実質24円!
ソフトバンク正規代理店「スマホ乗り換え.com」で本記事で紹介したGoogle Pixel 8aがセールの対象になっております。
スマホ乗り換えドットコムの販売価格
Google Pixel 8aは、ソフトバンクの「新トクするサポート」による48回分割払い適用で、25ヶ月目に返却すれば実質24円で購入(レンタル)可能です。
48回分割スケジュール | 1〜24回:月額1円 25〜48回:月額3,239円 総額:77,760円 |
新トクするサポート 25ヶ月目にスマホ返却 | 1〜24回:月額1円 25〜48回:免除 総額:24円 |
公式サイト>>Google Pixel 8a
さらに10月31日までの期間限定で4,000円のキャッシュバックも開催中。
キャッシュバックの条件はスマホ乗り換えドットコム独自の保証サービス「モバイルiサポート」への加入です。
モバイルiサポートは月額770円の保証サービスで、最低加入期間が3ヶ月と定められていますが、加入から3ヶ月は無料で使えます。3ヶ月経過後に解約した場合、契約手数料330円と4ヶ月目の利用料770円がかかるためキャッシュバック金額が実質最大2,900円になる点は注意してください。
詳しくは問い合わせ時にキャンペーンコード「1005」を入力すると対応してくれるので確認してみてくださいね。
実質24円で購入(レンタル)できるソフトバンクへの加入条件はこちら。
- 新規/スマホデビュープラン+(20GB)
- MNP/スマホデビュープラン+(20GB)
- MNP/メリハリ無制限プラン
- MNP/ペイトク(無制限・50・30)プラン
スマホ乗り換え.comは店舗へ足を運ぶ必要なく、自宅から申込できちゃいます。
手続きの流れは以下のとおり。
- 公式サイトから問い合わせ
- 電話かメールで特典・料金などの案内
- 正式申し込み
- ソフトバンクから専用入力フォームの連絡
ウェブだけで完結するわけではなく、電話かメールでの対応は必要になりますが、担当者と直接やり取りできるのは逆に安心ポイント。
分からないことがあれば気軽に問い合わせできちゃいますからね。
- 本当に安くスマホを買えるの?
- おすすめの料金プランは?
- 月額どのくらい支払う必要があるの?
分からないことは担当スタッフに聞いちゃいましょう!
Google Pixel 8aをとにかく安く手に入れたい人は【スマホ乗り換え.com】がおすすめです。
公式サイト>>Google Pixel 8a
Pixel 8aがワイモバイルで56,160円!結構安い!
2024年7月からワイモバイルでもPixel 8aの取り扱いがスタートしました。
しかも他社からのMNPで大幅値下げになっております。
販売価格の比較
現在Pixel 8aを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。
「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
ワイモバイル | 77,760円 | 56,160円 |
Google Store | 72,600円 | 72,600円 |
シンプル2 M/Lへの加入が条件にはなりますが5万円台に!。
新しい番号・他社からのMNPどちらも同じ価格ですよ。
しかも常時開催の「どこでももらえる特典」でさらに最大6,000円相当のPayPayポイントが戻ってきます。
ワイモバイルで購入する場合には、事前にキャンペーンへのエントリーを忘れずにしましょう。
ちなみにその他の加入条件では以下の価格になります。
- 新規+シンプル2S:59,760円
- 新規+シンプル2M/2L:56,160円
- MNP+シンプル2S:59,760円
- MNP+シンプル2M/2L:56,160円
- 機種変更:70,560円
ワイモバイル>>Pixel 8a
1つ前のモデルPixel 7aも激安で27,720円。
最新機種に拘りがないのであれば、殆ど性能は同じなのでPixel 7aでも良いかも!
ワイモバイル>>Pixel 7a
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル2」です。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
データ通信量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額基本使用料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
各種割引を適用すれば更に安くなり、格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルの特徴は以下の
- 2つの通話定額オプション
- 安定した通信速度
- データくりこし可能
- PayPayが貯まりやすい
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうはいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル2 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えます。
これでYahoo!ショッピングで+2%のPayPayポイントが還元(支払い方法に条件あり)。
さらに月額550円に「Enjoyパック」に加入すると、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも最大12%還元になっちゃいます。
還元率を上げるためにわざわざ毎月550円払わないといけないの?と思うかもしれませんが、Enjoyパックの特典はそれだけに留まりませんよ。
毎月0.5GBのギガと、Yahoo!ショッピングで使える500円OFFクーポンが貰えます。これだけで月額料金以上の価値があるのでお得すぎです笑
どうしてもPayPayを中心にしたサービスに偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきだと思います。
現在大手キャリアを利用している人、格安SIMを使っているけど通信速度に不満がある人はワイモバイルへ乗り換えて、Google Pixel 8aを購入してみてはいかがでしょうか?
公式サイト>>Pixel 8a