評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
HUAWEI WATCH FIT 4をご提供頂きました。
2025年6月に発売されたHUAWEI製のスマートウォッチです。
機能・性能と価格のバランスが抜群に良いWATCH FITシリーズの最新モデル。
これまで発売されたモデルは殆ど実際に使ってレビューしておりますが、めちゃくちゃ使いやすいく個人的には「推しの1本」です。
決済機能が必要ないなら、マジでこれを買っておけば間違いありません!
果たして最新モデルの実力はどれほどのものなのか?本記事で実際に使ってみた様子を実機レビューいたします。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・充実の健康管理機能 ・長持ちバッテリー ・衛星測位に対応 ・高度気圧計搭載 ・オフラインマップ対応 ・返信機能が進化 ・音声通話可能 |
・Google Fitと直接連携不可 ・決済機能なし |
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HUAWEI WATCH FIT 4のデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはHUAWEI WATCH FIT 4の外観・付属品をチェックです。
デザイン
HUAWEI WATCH FIT 4のカラーバリエーションは以下の4種類。
- パープル
- グレー
- ホワイト
- ブラック
このうち、今回ご提供いただいたのはブラックです。
旧モデル同様にスクエアタイプ。Apple Watchを彷彿とさせるスマートウォッチらしいデザインですね。
iPhoneとの見た目のコンビネーションもばっちり。シーンを問わずに使えそうです。
アルミ製ミドルフレームの右側面には2つの物理ボタンを搭載。
リューズの存在が時計らしさを感じるポイントですね。
リューズを押すとアプリ一覧の表示、ファンクションボタンは指定した機能・アプリをすぐに呼び出すショートカットボタンになっています。
リューズは回転させることで、スクロールや音量調節にも使えます。
動きに合わせてトトトト・・・と弱くバイブするのが良い感じです。
左側面にはスピーカーとマイクを搭載。
HUAWEI WATCH FIT 4単体での音楽再生はもちろん、Bluetooth通話も可能です。
背面には心拍等計測センサーと充電端子を搭載。光沢が強い素材になっているので指紋や皮脂汚れが目立ちます。
特に夏はマメに掃除してあげましょう。久しぶりに見ると結構汚れてるもんですよ・・・。
ブラックのストラップはフルオロエラストマー製。
TPUバンドよりもしっとりだけどベタつきの少ない質感です。良い感じ。
毎日装着するものなので使用感が目立ってきますが、これは仕方ないですね。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイル。
ちなみにストラップ交換はめちゃくちゃ簡単。本体背面のクイックリリースボタンを押しながら引き抜くだけです。装着する時はそのままグッと押し込めばOK。
純正ストラップはもちろん、サードパーティー製のストラップも販売されているのでコーディネートや気分に合わせて交換しても良いでしょう。
公式サイト>>純正ストラップ
Amazon>>WATCH FIT 4 ストラップ
サイズ
HUAWEI WATCH FIT 4の本体サイズは、43.0×38.0×9.5mm。旧モデルから大きくは変わりません。
そこそこ大きめなので女性やお子さんが使う場合には注意が必要。
41mmのApple Watchと比べるとこんな感じ。ひと回り大きく感じますね。
その一方で厚みは旧モデルよりもさらに4mmも薄くなりました。使ってて煩わしく感じることはありません。
シリーズを追うごとに薄くなっていくのって凄いですよね・・・。同じHUAWEI製のBandシリーズでも同じように感じました。

重さは49gと旧モデルと同じ結果に。サイズの割には軽い印象で、普段使いでもワークアウトでも邪魔に感じることはありません。
フルオロエラストマー製のストラップは130mmから210mmの範囲で調節可能。
小穴が沢山あるので困ることはないでしょう。
付属品
HUAWEI WATCH FIT 4の付属品は以下のとおり。
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
充電ケーブルはマグネット式でUSB Type-Aのもの。
他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
背面に磁石でペタッとくっつけるタイプなんですが、磁力は優しめ・・・。
持ち上げると外れてしまうのでご注意ください。
なお充電器(ACアダプター)は付属していません。充電にそれほど強い電力が必要なわけでもないので、スマホの充電器などを使えばいいでしょう。
HUAWEI WATCH FIT 4のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
僕はスマートバンド・スマートウォッチを使う上で最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
ここからはHUAWEI WATCH FIT 4のバッテリー性能をチェックしていきます。
通常利用で約8日使えるバッテリー持ち
HUAWEI公式サイトによれば、標準的な使用で約10日間、ヘビーユースで約7日間連続使用可能と長持ちです。
実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示をオフ設定で使ってみたところ、100%から5%になるまでの日数は約7.5日間でした。
10日間連続使用は厳しいまでも1週間以上は充電なしでも使えそうなので優秀。
なお公式サイトに掲載している10日間連続使用の要件は以下の通りです。
通常使用約10日
以下の条件でテストされています: 工場出荷時の設定、心拍数測定ON、睡眠測定ON、毎週90 分のワークアウト、毎週30 分の音楽再生、毎週30 分のBluetooth通話、メッセージ通知ON(1 日平均メッセージ50 件、通話着信6 件、アラーム3 回)、1 日に200 回画面点灯。引用:公式サイト
AOD有効でも1週間使える!
HUAWEI WATCH FIT 4はディスプレイ常時表示(AOD)に対応しています。
一般的に画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能ですが、AODを有効にするとバッテリーもちが悪くなるので注意が必要です。
ただHUAWEI WATCH FIT 4の場合は、なんと100%から4%になるまで約6日でした。
使い方にもよりますが、常時表示ディスプレイの有効/無効に限らず同じくらい使える結果になっております。
これまでで最も優秀なバッテリー持ち。これなら常時表示ディスプレイ(AOD)を積極的に使っても良いでしょう。
例えば作業中でもちょっと視線をズラすだけで時間や天気、通知なんかをチェックできるのは非常に便利です。
もちろんできるだけバッテリーを長持ちしたいならAOD無効でOK。持ち上げて画面を点灯する機能もありますからね。
なお旧モデル同様に「持ち上げて常時表示を点灯」も設定可能。
AOD使いつつ少しでもバッテリー持ちを長くしたい場合に効果的です。
充電速度も優秀
長持ちバッテリーのHUAWEI WATCH FIT 4は充電速度も優秀。
バッテリー残量5%からフル充電までの時間は約60分。
充電速度は変わりませんが、旧モデルよりもちょっぴり充電時間が短くなっているようです。
30分程度でもそれなりに充電できちゃうので、例えば毎日お風呂・シャワーの時間に充電すれば、バッテリー残量を意識することなく使い続けることができると思います。
HUAWEI WATCH FIT 4は従来のモデル同様にバッテリー性能が優秀。
毎日使うスマートウォッチとして充分なクオリティです。
HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイをレビュー
スマートウォッチやスマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。
1日に何度も目にするのに、粗かったり、見づらかったりするのはストレスですからね。
HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイを見ていきましょう。
1.82インチ有機ELディスプレイ
HUAWEI WATCH FIT 4のディスプレイは旧モデルから引き続き1.82インチの有機EL(AMOLED)。
ほぼ正方形に近い形状で、画面解像度480×408、347ppiと、スマホ並みのスペックと言っても過言ではありません。
有機ELパネル特有の引き締まった黒色でメリハリある表示が非常に美しい。パリッとしてる。
画面輝度は旧モデルからさらに明るくなって最大2,000nits。屋外で使用しても見づらさを感じることなく、AODもしっかり見えました。
明るさの自動調節も上手で、屋内・屋外シーンを問わずに適切な明るさにしてくれます。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能。
ベゼル(縁)幅はそれなりにありますが黒ベースの文字盤であれば気になりませんね。
高駆動で滑らかスクロール
HUAWEI WATCH FIT 4のリフレッシュレートは公表されていませんが、高駆動で表示は滑らか。スクロール時にはヌルヌル動いてくれます。
スマホでもそうですが、リフレッシュレートが高ければ体感的な動作性能が向上して、サクサク動いている気がするもの。
そもそもHUAWEI WATCH FIT 4の動作性能は十分すぎるほど優秀なので、相まって超快適に使えます。
豊富な文字盤
HUAWEI WATCH FIT 4はコンパニオンアプリを使って文字盤の変更が可能です。
無料のものから有料のものまで種類はめちゃくちゃ豊富。
これだけあれば1つくらい自分好みの文字盤が見つかるでしょう。
僕はなるべくシンプルな文字盤が好きですが、ホーム画面で複数の情報をチェックできるタイプも良いですよね。
表示項目がショートカットになっているタイプは特に使いやすいですよ。ワンタッチ!
表示項目やカラーリングをカスタマイズできる文字盤も多いです。
この他、自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることや、イラスト・絵文字・写真をステッカーのように配置できる文字盤もあります。
旧モデルに比べてカスタマイズの自由度が高くなったと思います。
より自分らしいHUAWEI WATCH FIT 4を作ることができますね。
常時表示ディスプレイ(AOD)対応
HUAWEI WATCH FIT 4は常時表示ディスプレイ(AOD)に対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
AODを表示する時間設定ができれば良かったんですが旧モデル同様に非対応。
せめて睡眠中だけでもAODが無効になってくれればバッテリー持ちがもっと良くなるんですけどね。
なお初期設定ではAODが有効の場合は「手首を持ち上げて点灯する」機能が無効になり、操作したい場合は画面をタッチする必要がありますよ。
HUAWEI WATCH FIT 4を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でHUAWEI WATCH FIT 4を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
コンパニオンアプリはHUAWEIヘルスケア
HUAWEI WATCH FIT 4は単独では利用できず、スマホとのペアリング(接続・連携)が必要。ペアリングには専用コンパニオンアプリ「HUAWEIヘルスケア」を使います。
残念ながらAndroid向けのHUAWEIヘルスケアはPlayストアには存在しないので、HUAWEI App Galleryからダウンロードしましょう。
公式サイト>>HUAWEI App Gallery
HUAWEI WATCH FIT 4の初回起動時に表示されるQRコードからダウンロードすることも可能です。
アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。
ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが、全て「OK」をタップして問題ありません。
- 今すぐインストール
- ブラウザからインストール
- インストール
なお、iOS版のHUAWEI Healthアプリは「HUAWEI Health:Global」に切り替わっています。従来のアプリを使用している人はご注意ください。
HUAWEIヘルスケアで簡単ペアリング
スマホにHUAWEIヘルスケアをインストールしたら、次はペアリング。
そんなに難しくないのでご安心ください。
HUAWEI WATCH FIT 4の電源を入れて、スマホにインストールしたHUAWEIヘルスケアで「デバイスを追加」をタップ。自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。
HUAWEI WATCH FIT 4が見つかったら「接続」をタップ。本体にもペアリング要求があるのでチェックマークをタップしてあげましょう。
これでスマホとのペアリングは完了。表示された通りに進めるだけなので簡単です。
HUAWEIヘルスケアのインストールやペアリングの方法は、公式サイトに掲載されている「ペアリングガイド」でも確認できます。
めちゃくちゃ分かりやすいので心配な人は購入前にチェックしておきましょう。
公式サイト>>ペアリングガイド
なお初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
Google Fitと直接連携できない
自分のヘルスケアデータをGoogle Fitで管理している人もいると思いますが、残念ながらHUAWEIヘルスケアはGoogle Fitと連携ができません。
GoogleとHUAWEIとの関係によるものですが、ずいぶん長いこと連携できない状態が続いてますよね・・・。もう解消することはないのかな?
ちなみに「Go Sync」等の中継アプリを使用すれば、完全ではないにしろ連携することはできるようなのでお試しください。
Huawei Community>>HUAWEIヘルスケアとGoogle FITの連携方法
なおiPhoneで使う場合にはAppleヘルスケアとデータ共有可能です。
動作性能は快適そのもの
HUAWEI WATCH FIT 4は引っかかりやカクつきもなく動作は超快適。
ディスプレイが高駆動なことも手伝ってヌルサク状態です。
多少激しく動かしてもしっかり指の動きに付いてきてくれます。
何をやってもストレスを感じることない心地よさです。
上下スワイプで設定項目と通知の表示。
左スワイプで「カスタムカード」と呼ばれるお気に入りアプリの表示です。
カスタムカードは最大6つまで表示可能で、HUAWEI WATCH FIT 4の設定アプリで編集できます。
右スワイプで実行中のアプリを表示する「スマートアシスト」を表示。
以前のモデルだと「タイマー」や「ストップウォッチ」を実行すると表示してくれたのですが、スマートアシストでは対応していないようです。
ただヘルスケアデータのレポート、「ヘルスインサイト」をHUAWEI WATCH FIT 4上で確認できるようになります。
ちなみに起動中のアプリは画面上部に表示されるアイコンのタップでアクセス可能です。
また、リューズを2回押しで表示されるマルチタスクマネージャーを使ってもいいですね。
この他、リューズと下ボタンの同時押しでスクリーンショットが撮影できるようになりましたよ。
また、ボイスメモの録音も可能です。
使う機会は多くないかもしれませんが、どんどん多機能になっていくのはシンプルに嬉しいポイントですね。
サードパーティー製ミニアプリを追加できる
HUAWEI WATCH FIT 4は旧モデルから引き続きHUAWEIヘルスケアのAppGalleryからミニアプリを追加することも可能です。
ただライナップは相変わらずイマイチな印象・・・。
今後、何かのサービスの公式ミニアプリなんかが出れば、もっと強みになるかもしれませんが、現状はオマケ機能と言ったところですね。
意外とこの「Surfing Joe」は遊べちゃいましたけど笑
ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI WATCH FIT 4を装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・SpO2・情緒(ストレスレベル)を自動計測してくれます。
本体でリアルタイムデータをサクッと確認できるのはもちろん、コンパニオンアプリで詳しいデータや過去のデータをチェックすることができます。
ストレス計測に加えて、心の健康状態を「情緒」として計測可能になりました。
「情緒」に併せて状態が変化する文字盤もあります。可愛いですねー!
優秀な睡眠計測・分析
HUAWEIのスマートバンド・スマートウォッチと言えば睡眠計測の分析機能が非常に優秀なのが大きな特徴の1つ。
搭載された「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析。睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
「睡眠中の呼吸乱れ検知」「睡眠時のHRV指標」や「バイタルサインとの関連付け」などが強化され、睡眠分析がさらに詳しくなっています。
またHUAWEIヘルスケアアプリでは「いびき」や「寝言」を録音して、睡眠データに反映させることもできちゃいますよ。
個人的に精度の高い睡眠計測機能が欲しいならHUAWEIのスマートウォッチ・スマートバンド一択だと思ってます。
この他、女性のための生理周期カレンダー機能も搭載。
初期設定は必要なものの生理日付近のリマインダーや妊娠可能期間の確認等、女性にとって重宝する機能です。
モニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが目安にはなりますし、記録・レコーディングにも重宝するでしょう。
ボディメイカーでカロリー管理ができる
HUAWEI WATCH FIT 4には「ボディメイカー」機能も搭載。
消費カロリーの計測に加えて、摂取した食事のカロリーを記録可能に。
ダイエットに重要なカロリー管理を手軽にできちゃうのがポイントです。
食事の登録はHUAWEIヘルスケアから。データベースが登録されているようで、入力も超簡単です。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多ければ、調整しようと思いますし、搭載されたスマートサジェスト機能で必要な運動をお知らせしてくれるとのこと。
現在ダイエットをしている人の強力なパートナーになってくれそうです。
さらに健康管理を深めたい人は、限定コンテンツを使用できる有料課金サービス「HUAWEI Health+」に登録してもいいかもしれませんね。
100種類以上のスポーツモード
HUAWEI WATCH FIT 4には100種類以上のスポーツモードが搭載されています。
- 屋外ランニング
- トラックランニング
- 屋内ランニング
- 屋外ウォーキング
- 屋内ウォーキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- プール水泳
- オープンウォータースイム
- 縄跳び
- ステアクライミング
- エリプティカル
- クロストレーナー
- ローイング
- 自由トレーニング
- 登山(NEW)
- ハイキング(NEW)
- トレイルランニング(NEW)
- スキー(NEW)
- スノーボード(NEW)
- クロスカントリースキー(NEW)
- トライアスロン(NEW)
ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。
- 筋力トレーニング
- スピニング
- ステッパー
- 歩行マシン
- HIIT
- エアロビクス
- グループ運動
- ヨガ
- ピラティス
- クロスフィット
- ファンクショナル
- 身体トレーニング
- テコンドー
- ボクシング
- フリースパーリング
- 空手
- フェンシング
- コアトレーニング
- ボディコンバット
- 剣道
- 鉄棒
- 平行棒
- ベリーダンス
- ジャズダンス
- ラテンダンス
- バレエ
- ストリートダンス
- 中国スクエアダンス
- ダンス(一般)
- eスポーツ
- ローラースケート
- マーシャルアーツ
- 太極拳
- フラフープ
- フリスビー
- ダーツ
- アーチェリー
- 乗馬
- レーザータグ
- 凧揚げ
- 綱引き
- ブランコ
- ステアクライミング
- 障害物競走
- 釣り
- パデル
- サッカー
- バスケットボール
- バドミントン
- 卓球
- テニス
- ビリヤード
- ボウリング
- バレーボール
- シャトルコック
- ハンドボール
- 野球
- ソフトボール
- クリケット
- ラグビー
- ビーチサッカー
- ビーチバレー
- ゲートボール
- ホッケー
- スカッシュ
- セパタクロー
- ドッジボール
- セーリング
- サーフィン
- ラフティング
- ドラゴンボート
- カヌー
- ボート
- 水上バイク
- SUP
- アイススケート
- アイスホッケー
- カーリング
- ボブスレー
- そり
- バイアスロン
- スケートボード
- ロッククライミング
- バンジージャンプ
- パルクール
- BMX
- オリエンテーリング
- パラシュート
- オートレース
気圧高度計の精度が高くなったので登山やトレイルランニングが新しく加わりました。
トレーニング中にはコンパスやSpO2の計測も可能です。
ワークアウトの一部は運動の種類に応じた目標設定をすることが可能です。
やっぱり競技人口が多いので、ランニングはコースが設定できたりと他のスポーツよりも充実していますね。
ランニングをこれから始めたいたい人は、アプリ上でAIによるランニングプランを作成することもできちゃいますよ。
スポーツモードのうち以下の4種類は自動検出に対応しています。
- ランニング
- ウォーキング
- ローイングマシン
- エリプティカル
本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEIヘルスケアで履歴等の詳しいデータを分析することもできます。
軽いジョギングでもこれだけ細かな数値が出るのであれば十分じゃないでしょうか?
5種類の衛星測位システム&ヒマワリ型アンテナ搭載
HUAWEI WATCH FIT 4は、5種類の衛星測位システムに対応。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- Galileo(EU)
- BDS(中国)
- QZSS(みちびき/日本)
このため、屋外ワークアウトなどではスマホを持ち歩かなくても経路を記録可能です。
加えてHUAWEI独自の「ヒマワリ型測位システム」にも対応。TL認証センターから「EXCELLENT」認定を受ける即位性能とのこと。
実際に計測した結果が以下のとおり。
全く誤差なく記録していましたよ。もちろんスマホは持ち歩かずHUAWEI WATCH FIT 4のみの計測です。
オフラインマップのダウンロードに対応
さらにHUAWEI WATCH FIT 4はオフラインマップのダウンロードにも対応。
ナビに使えるわけではないんですが、ワークアウト中に位置の把握がしやすくなると思います。初めての場所で遣う時に重宝しますね。
マップ上のチェックポイントを通過することでシンボルを描ける「ルートアート」機能もありました。楽しみながらランニングができますね。
衛星測位システムとオフラインマップに対応しているからこそできる機能ですね。
なお、HUAWEI WATCH FIT 4は、トレイルランニングや登山のためのナビゲーション機能(マップ+等高線)には非対応。
上位モデルの「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」なら対応しています。
フリーダイビングや心電図機能も搭載されているので、必要な場合はProモデルをご検討くださいませ。
防水性能は5ATM(5気圧)
HUAWEI WATCH FIT 4の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通り水泳中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、プールでの利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。そりゃそうか笑
水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
なお、水には強いですがお風呂・サウナやシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
本製品は、次のようなシーンでは着用しないでください: (不適切な環境での着用は、液浸による故障の原因となります。) (1)温水シャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)などの高温・多湿の環境での使用。(2)シャワージェル、シャンプー、石鹸水、その他洗濯物や洗浄剤に触れる可能性のある行為。(3) フリーダイビング、スキューバダイビング、その他の潜水活動。(4) レザー、コンポジットウーブン、チタン、セラミックなどのベルトは、水泳などの水中での活動や汗に耐えるようには設計されていないため、そのような場面では他のストラップを使用することをお勧めします。防滴、防水、防塵は永久的はなものではなく、日々の着用により保護性能が低下する場合があります。
引用:公式サイト
アプリ通知で返信ができる
スマートウォッチに無くてはならない機能の1つ、スマホの通知確認にもしっかり対応。殆どタイムラグなくスマホの通知がHUAWEI WATCH FIT 4にも飛んできます。
ちなみにHUAWEI WATCH FIT 4にはスピーカーが搭載されているのでご注意ください。
通知音が鳴っちゃうので気になる人はミュートにしておきましょう。
基本的に通知センターに届いたものは全てHUAWEI WATCH FIT 4にも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。
全ての通知を受信するとうるさいので必要なアプリに絞るのがおすすめです。
文字化けすることもなく日本語OK。表示可能な文字数は150文字程度あるので、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できるでしょう。
Gmailの通知は本文のみで件名は表示されませんでした。アプリアイコンに対応しているのが嬉しいポイントです。
僕が試したところ通知の履歴は30件まで残るようです。
さらにHUAWEI WATCH FIT 4は貴重な返信機能にも対応しております。
僕が試した限りでは、SMSとLINEは返信可能。Gmailでは返信非対応になっておりました。
絵文字の送信はもちろん、定型文ではなくキーボードで文章を作成することもできちゃいます。旧モデルからの進化ポイントですね!
音声着信に対して、クイック返信を送ることもできますよ。
定型文だけではなく、文章を作成して返信できるなんてハイエンドモデルのみの特権でしたが、ついにここまで対応できるようになっちゃいました。完璧ですね!
スピーカー・マイクで通話ができる
HUAWEI WATCH FIT 4にはスピーカーとマイクが搭載されているので、着信に応答し、スマホを取り出さなくても通話ができちゃいます。
もちろんSIMカードを装着できるわけではないのでスマホの補助と言ったところ。
作業中など手が離せないシチュエーションでも応答できるので意外と重宝します。
スピーカーもマイクも性能がそれほど高くはないので、音質はイマイチですが、ちょっと通話するくらいなら支障ありません。
なお、LINEの音声通話には対応していないのでご注意ください。
音楽再生アプリを操作できる
HUAWEI WATCH FIT 4はスマホの音楽再生アプリをリモコン操作できます。
再生/一時停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが便利です。
スマホをいちいち取り出さなくても手元で操作できるので、個人的にはなくてはならない機能になりました。
さらにHUAWEI WATCH FIT 4本体に音楽データを保存すれば、スマホと接続しなくても音楽を聞けます。
Bluetoothでワイヤレスイヤホンを接続することもできるので、スマホがなくてもワークアウトしながら音楽を聞くことも可能ですよ。
HUAWEI WATCH FIT 4をiPhoneで使う場合の機能制限
HUAWEI WATCH FIT 4はiPhoneに接続しても使えますが、一部機能に制限があるので注意が必要です。
僕が実際に使ってみた限りでは、iPhoneとAndroidでの違いは以下の通り。
iPhone | Android | |
通知 | 通知の有無を選べるアプリが少ない | 通知の有無をアプリ毎に設定できる |
通知返信 | なし | あり |
クイック返信 | なし | あり |
アプリ追加 | なし | あり |
音楽追加 | なし | あり |
リモート撮影 | あり | なし |
1番大きな違いは「返信」「クイック返信」が使えるかどうか。残念ながらiPhoneでは返信が使えないのでご注意ください。
また、Androidでは通知の有無をアプリ毎に選択できるのですが、iPhoneでは限定的です。
8つのアプリ以外は全て「その他」になってしまうので設定の自由度は低いです。
その一方で、iPhoneとではリモートシャッターが使えます。
HUAWEI WATCH FIT 4は、iPhoneでもAndroidでも殆ど変わらず使えますが、一部異なる部分があるので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
HUAWEI WATCH FIT 4のスペック・仕様
HUAWEI WATCH FIT 4のスペックは以下の通り。旧モデルHUAWEI WATCH FIT 3のスペックも比較用に掲載しています。
製品名 | WATCH FIT 3 | WATCH FIT 4 |
価格 | 23,980円 | 23,980円 |
サイズ | 43.2mm 36.3mm 9.9mm |
43.0mm 38.0mm 9.5mm |
バンドサイズ | 130~210mm | 130~210mm |
重さ | 26g | 27g |
ディスプレイ | 1.82インチ AMOLED 480×480 347ppi 1,500nit |
1.82インチ AMOLED 480×408 347ppi 2,000nit |
明るさ自動調整 | あり | あり |
常時表示ディスプレイ | あり | あり |
スポーツモード | 100種類 | 100種類 |
バッテリー容量 | 400mAh 基本使用:10日間 ハード使用:7日間 AOD使用:4日間 |
通常使用:10日間 ハード使用:7日間 AOD使用:4日間 |
対応OS | Android 8.0以上 iOS 13以上 |
Android 8.0以上 iOS 13以上 |
コンパニオンアプリ | HUAWEI ヘルスケア |
HUAWEI Health |
クイック返信 | 対応 Androidのみ |
対応 Androidのみ |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 対応 | 対応 |
Bluetooth Ver. | 5.2 | 5.2 |
決済機能 | なし | なし |
公式サイト>>スペック
まとめ:HUAWEI WATCH FIT 4のメリット・デメリット・評価
HUAWEI WATCH FIT 4を実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
HUAWEI WATCH FIT 4を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・時計っぽいデザイン ・画面が明るく綺麗 ・快適な動作性能 ・充実の健康管理機能 ・長持ちバッテリー ・衛星測位に対応 ・高度気圧計搭載 ・オフラインマップ対応 ・返信機能が進化 ・音声通話可能 |
・Google Fitと直接連携不可 ・決済機能なし |
評価
評価:(5点/5点満点)
さすがは推しの1本。2025年最新モデルも抜群の仕上がりでした。
基本的に旧モデルHUAWEI WATCH FIT 3と変わらない使い心地ではあるものの、小さな変化が大きな進化に繋がっています。
WATCH FIT 3とWATCH FIT 4の違い |
||
WATCH FIT 3 | WATCH FIT 4 | |
画面輝度 | 1,500nits | 2,000nits |
返信機能 | 定型文返信 | 自由文返信 |
情緒・ストレス計測 | ストレス計測 | 情緒計測 ストレス計測 |
高度気圧計 | ー | 搭載 |
スポーツモード | ー | 登山 ハイキング トレイルランニング ステアクライミング スキー スノーボード クロスカントリースキー トライアスロン |
オフラインマップ | ー | 対応 |
もはやハイエンドモデル同等の機能・性能と言っても過言ではありません。
にも関わらず価格が据え置きなところも非常に嬉しいポイント。
デメリットらしいデメリットが見当たらず、間違いなくコスパの高いスマートウォッチだと思います。
なお、引き続きiPhoneで遣う場合には機能制限があるのでご注意ください。