女性を輝かせるスマートウォッチ!
ウェアラブルデバイスという言葉も広く知られるようになってきて、安いものから高いものまで多くのスマートバンド・スマートウォッチが販売されております。
これまで様々なモデルを実際に使ってレビューしてきましたが、いつも感じるのは女性が使っても違和感のないスマートウォッチ・スマートバンドが少ないということ。
毎日使う時計だからこそ自分の雰囲気や服装にマッチしたものをチョイスしたいですよね?
それなのに黒を基調にしたものが多く、デザインもメカニカルで大きなサイズ感になってしまいがち。
Apple Watchなら違和感なく使えそうですが、ちょっぴりお高め。なかなか購入に踏み切れない人も多いと思います。そもそもiPhoneでしか使えませんからね。
そこでおすすめしたいのが本記事でレビューするHUAWEI WATCH FIT miniです。
細身のレザーバンドを採用しているので見た目がスタイリッシュ&エレガント。
上位モデルであるWATCH FITから踏襲している機能・性能も充実しており、何より長もちバッテリーが魅力的な1本です。
本記事ではHUAWEI WATCH FIT miniを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
メリット | デメリット |
・レザーバンドがエレガント ・女性でも使いやすい ・超軽量 ・SpO2を24時間自動計測 ・ロングバッテリー ・充電時間が短い | ・ワークアウトに不向き ・HMSが必要な場面がある ・GPS非搭載 ・iPhoneとの連携が弱い |
HUAWEI WATCH FITシリーズの最新モデルHUAWEI WATCH FIT 2をこちらの記事でレビューしております。
上位モデルにあたるWATCH FIT 2にもレザーバンドのクラシックモデルがありますので併せてチェックしてみてくださいね。
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HUAWEI WATCH FIT miniのデザイン・サイズ感・付属品
HUAWEI WATCH FIT miniは中国メーカーHUAWEI(ファーウェイ)製のスマートバンドです。
高級スマートウォッチから手軽に購入できるスマートバンドまでHUAWEIでは様々なウェアラブルデバイスを販売。HUAWEI WATCH FIT miniは性能と価格のバランスに優れたミドルレンジモデルです。
デザイン
HUAWEI WATCH FIT miniのカラーバリエーションは以下の2色。
- フロスティホワイト
- モカブラウン
購入したのはモカブラウンです。ホワイトも迷ったんですが汚れが目立ちそうなのでこちらをチョイス。
2色の違いはバンドカラーのみで本体は同じデザインになります。薄いゴールドのウォッチケースは光沢のあるアルミ製で、指紋が少々目立つものの非常に美しい。
レザーバンドとの相性もとっても良いですね。エレガントな雰囲気が漂います。
本体右側面には電源ボタン・メニューボタンを兼ねたリューズが1つ。製品名が刻印されていました。しかしどこから見ても本当に美しい笑
ディスプレイがわずかに湾曲していて名前通り手首に「フィット」。
このデザインならONでもOFFでも使えちゃいますね。
本体背面には充電用のマグネットと心拍等を計測するセンサーを搭載。この部分はプラスチック製になっておりました。わずかにラメってるのが良い笑
レザー製のバンドが特徴的なHUAWEI WATCH FIT mini。「GENUINE LEATHER」の刻印がされているので、おそらく「本皮」なんだと思います。
小穴が多いのでサイズ調整で困ることはないでしょう。
革製なので割り切るしかありませんが、どうしても使用感が出てしまいますね・・・。
美錠・つく棒・遊革がある一般的な腕時計と同様のスタイル。美錠とつく棒がウォッチケースと同じカラーリングなので統一感があります。
裏から見てもかっこいい。モカブラウン良いですよ。オシャレ!
クイックレバーで取り外しできるので好みのバンドに交換も可能です。
サイズ感
HUAWEI WATCH FIT miniは実測で44.2mm × 25.9mm × 11.9mm。リューズの厚みは1.3mmほどでした。
幅が広めの長方形。大きすぎず小さすぎず絶妙なサイズ感です。
重さはバンドを含めて僅か27gと超軽量。本当に付けていることを忘れている時がありました。そのくらい軽いです。
付属品
HUAWEI WATCH FIT miniの付属品は以下のとおり。
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないように注意しましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものが多いのですが、HUAWEI WATCH FIT miniはマグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れません。
充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。充電にそれほど強い電力が必要なわけでもないので、スマホの充電器などを使えばいいでしょう。
HUAWEI WATCH FIT miniのバッテリー性能
個人的にスマートウォッチで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能・高性能でも、すぐに充電切れになってしまっては本末転倒。毎日使う時計だからこそ充電の手間なく使っていきたいところです。
10日間以上充電しなくても使えました
HUAWEI公式サイトでの説明によれば、標準的な使用で14日間、ハードな使用で10日間連続使用可能と長持ち。
実際に全ての検出・測定機能を有効にし、ディスプレイ常時表示だけオフ設定で使ってみたところ、100%から5%になるまでの日数は10日間でした。
公称通りのバッテリーもちで超優秀。1回のフル充電でこれだけ使えるなら十分すぎると思います。なお、公式サイトで公開されている14日間連続使用の要件は以下のとおりです。
14日間は、24時間心拍数モニタリングON, 睡眠モニタリングがON(HUAWEI TruSleep™ OFF)、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、1日に200回画面表示、GPSがONで毎週30分のワークアウトをした場合のファーウェイラボのデータ結果を参考にしています。
引用:公式サイト
30分でフル充電できちゃう充電速度
HUAWEI WATCH FIT Miniは充電速度も素晴らしく優秀でした。
5%からフル充電までにかかった時間はたったの35分!様々なスマートウォッチ・スマートバンドをレビューしてきましたが、ここまで早いモデルは初めてかもしれません。すごい・・・。
バッテリーもちよりも充電速度の速さのほうが個人的に衝撃でした。公式サイトによれば5分の充電で2日間使える急速充電にも対応しているとのこと。
特別強い電力が供給されているわけではないのですが、なぜ充電速度がこんなに速いのか不思議です。
ちなみに僕はそろそろバッテリーがなくなってきたなーと感じた日の入浴中に充電するようにしています。
HUAWEI WATCH FIT miniのバッテリー性能は極めて優秀。これだけでも十分購入する価値があると思いますよ。
HUAWEI WATCH FIT miniのディスプレイ
次にHUAWEI WATCH FIT miniのディスプレイを見ていきましょう。ディスプレイ性能もスマートウォッチ選びに重要なポイントです。
1日に何度も見る必要がありますからね?汚かったり見にくかったりすると使いにくいわけです。
1.47インチAMOLEDディスプレイが美しい
HUAWEI WATCH FIT miniのディスプレイは1.47インチの有機EL。解像度194×368、282ppiと十分なスペックです。
引き締まった黒色と鮮やかな部分にメリハリがあって非常に美しく、画面に文字やイラストがピタッと張り付いているかのように感じてしまいます。
文字盤のデザインによっては少々粗く見えることもありますが、スマホのように長時間ディスプレイを見続けることはないので、気になるほどではありません。
視野角も広く、多少きつい角度からでも視認可能です。
屋内でも屋外でも見にくいことはありませんが、明るさの自動調節機能はないので自分で設定する必要があります。
また、黒を基調にした文字盤デザインだと全画面表示のように感じますが、実際にはベゼルがしっかりあります。本体サイズの割に結構太めかもしれませんね。
文字盤の種類は300以上!超豊富
HUAWEI WATCH FIT miniはコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類は全部で300種類以上とめちゃくちゃ豊富。有料の文字盤もありますが、無料のものでも200種類くらいありましたよ。
これだけ種類が豊富なら自分のお気に入りの文字盤が1つくらいはあるはず。
試しに60円の有料文字盤も購入してみました。
僕の使っているGoogle Pixel 6 Proの場合にはHMS(Huawei Mobile Services)Coreのインストールが必須とのこと。HUAWEI製のスマホであれば必要ないかもしれません。
HMS Coreがスマホにインストールできれば文字盤の購入が可能です。支払いはクレジットカードのみでした。
ディスプレイ常時表示(AOD)対応
HUAWEI WATCH FIT miniは有機ELの特性を活かしたAOD(ディスプレイ常時表示)に対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
AOD専用文字盤は5種類から選択可能。ただしAODを有効にする時間帯の設定はできません。使うか使わないかの2択になります。
睡眠中にAODを有効にしてもバッテリーの無駄使いになるのでもったいないんですけどね?ちょっと残念なポイントです。
なお、AODはバッテリーの消耗が激しくなるので、長持ちさせたい場合にはオフにしておいたほうが無難。手首を返せば画面を点灯する機能も搭載されているのでこっちでも十分だと思います。
HUAWEI WATCH FIT miniを実機レビュー
ここからはHUAWEI WATCH FIT miniを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
技適マークあります
海外製のスマートウォッチを使う前に確認したいのが技適マークの表示。技術基準適合証明を受けていなければ日本国内で使用することができません。
Amazonなんかで販売されている製品の中にも技適マークが実は付いてないこともあるようなので念のためチェックしておきたいところです。
HUAWEI WATCH FIT miniには、本体設定項目内に技適マークの表示があったので安心してご利用下さい。
ペアリングは「HUAWEI Health」アプリで簡単設定
スマートウォッチ単独で使えるものもありますが、スマホと接続して使うのが大半。ペアリングが難しかったり、すぐに途切れてしまうとめちゃくちゃ使いにくいです。
HUAWEI WATCH FIT miniはスマホのBluetooth設定を開かずに、専用アプリ「Huawei Health」でペアリングしていきます。
HUAWEI Health
Huawei Software Technologies Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
HUAWEI WATCH FIT miniの電源を入れて日本語を選択。QRコードが表示されるのでアプリをスマホにインストールしていきましょう。
ここからはHUAWEI Health上での操作です。「デバイス」項目の「追加」をタップ。
すると自動的に周囲のデバイスを検出してくれます。HUAWEI WATCH FIT miniが見つかったら「関連付ける」をタップ。
WATCH FIT miniに表示されたチェックマークをタップしてあげればペアリング完了です。アプリに表示された通りに進めていくだけなので簡単ですよ。
iPhoneでも同様にHUAWEI Healthアプリでペアリングすることになります。
Android版 HUAWEI Healthアプリの注意点
AndroidユーザーはHUAWEI Healthアプリのダウンロードに注意点があります。
HUAWEI HealthアプリはGoogle Playストアでもダウンロードできるのですが、なんと2020年7月から更新されておりません・・・。
このままスマホに旧バージョンをインストールすると一部の機能が使えないのでご注意ください。セキュリティ面も心配ですしね。
最新バージョンのHUAWEI HealthはHUAWEI App Galleryからダウンロードしましょう。ペアリングの時にWATCH FIT miniに表示されたQRコードでもアクセスできます。
公式サイト>>HUAWEI App Gallery
アプリのダウンロードに必要な「APKファイル」を使います。ダウンロードしますか?インストールしますか?と聞かれると思いますが全て「OK」をタップして問題ありません。
途中AppGalleryをインストールするかお知らせがでますが、必要ないなら「ダウンロードを続行」をタップしてください。
なお2022年1月28日現在の最新バージョンは「12.1.1.320」です。
ちなみにiOS版のHUAWEI HealthはApp Storeで更新されているので問題ありません。そのままApp Storeからダウンロードしちゃいましょう。
操作は軽快でサクサク動く
HUAWEI WATCH FIT miniに搭載されているSoC(CPU)やメモリ容量は公表されていないようなので分かりませんが、タッチ操作の反応はモタつきやカクつきを感じず非常に良好です。
上下スワイプで設定項目と通知の表示。
左右スワイプでお気に入りメニューの表示です。
リューズを押すと全てのメニューが表示されます。スクロールも滑らかでいい感じ。
左右スワイプのお気に入りメニューは全部で5つまで設定可能。WATCH FIT miniの設定から追加・順番の変更ができます。
これだけサクサク動いてくれれば普段使いで困ることはまずないでしょう。
ヘルスケアデータを自動計測
HUAWEI WATCH FIT miniを装着しているだけで、歩数・距離・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベルを自動計測してくれます。
本体で当日のデータをサクッと確認できるのはもちろん、HUAWEI Healthでより詳しいデータをチェックすることができます。
特に睡眠計測の分析機能が非常に優秀。「HUAWEI TruSleep」を利用して自分の睡眠パターンを分析し、睡眠障害に陥っていないか診断することもできます。
HUAWEI TruSleepはHUAWEI社が開発したAIによる睡眠分析システムです。
分析精度が高いことから、ハーバードメディカルスクールCDBセンターの睡眠試験認証を取得しました。
- 睡眠構造図の作成
- 睡眠の評価
- 睡眠のアドバイス
これらの分析結果をスマートフォンで確認することができます。
リアルタイムの睡眠計測は、生活リズムが一定ではない人でも活用できます。短時間の睡眠は「昼寝」と正確に分析してくれるなど、計測精度の高さも他のスマートバンドに比べて高いと思います。
なお、自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、気になる場合にはHUAWEI Health上で自動計測を無効にしちゃいましょう。
SpO2の24時間自動計測に対応
HUAWEI WATCH FIT miniはコロナ禍の現状で注目されているSpO2(酸素飽和度)の計測も可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
SpO2が計測できるスマートウォッチ・スマートバンドが増えてきていますが、多くは手動計測なので、自分のタイミングで個別に計測するしかありません。健康にとって重要なものの、いちいち計測しなきゃいけないのは少々めんどくさいですよね。
この点HUAWEIWATCH FIT miniは24時間自動でSpO2計測をしてくれるので超便利。
もちろん自分の好きなタイミングでの手動計測にも対応。自動計測を有効にしていたとしてもOKです。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する等の用途としては利用できません。ただ、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
月経周期モニタリングは初期設定が必要です
HUAWEI WATCH FIT miniには月経周期モニタリング機能も搭載されています。
生理日付近にリマインダーしてくれる等、女性にとって重宝する機能ですが、購入当初から機能が有効になっているわけではなく初期設定が必要です。
まずHUAWEI Healthアプリのホーム画面に「生理カレンダーカード」を追加。さらにHMS Coreをスマホにインストールします。
さらにもう1つ。生理周期カレンダーを利用するために「Quick Appエンジン(高速アプリエンジン)」もインストール。なかなか使わせてくれませんね・・・。
これで月経周期モニタリングが利用可能になりました。
HUAWEI WATCH FIT miniにもメニューが追加されているはずです。
残念ながらモニタリングの精度がどこまで正確なのかは分かりませんが、1つの目安にはなるかと思います。
iOSデバイスでは月経周期モニタリング機能を利用できませんのでご注意ください。
96種類のワークアウトモードを搭載
HUAWEIWATCH FIT miniには96種類のワークアウトモードを搭載。
ランニングやウォーキングはもちろん、水泳や球技ダンスまで、とにかく種類が豊富なので自分のやっている運動は必ず見つかると思います。
またワークアウトの一部は運動の種類に応じた目標設定をすることが可能です。
本体でワークアウトの結果を確認できるのはもちろん、HUAWEI Health上で履歴等の詳しいデータを分析することもできます。
衛生測位システム非搭載。一時停止機能もありません。
HUAWEI WATCH FIT miniにはGPS等の衛星測位システムは搭載されていないので、ワークアウト中はペアリングしたスマホの位置情報を記録することになります。
ただ僕のスマホとの相性が良くないせいか、いくら待ってもGPSが連携されない状態に・・・。
結局ウォーキングの記録は位置情報なしのデータになってしまいました。
また、ワークアウト中に立ち止まると自動で一時停止してくれるスマートウォッチ・スマートバンドもありますが、HUAWEI WATCH FIT miniは非対応。
手動で停止・再開の操作をする必要があるのでご注意ください。
HUAWEI HealthはGoogle Fitと連携できない
以前HUAWEI HealthアプリはGoogle Fitと連携してデータ共有できていたのですが、現在できなくなっています・・・。
本来この「データ共有と承認」のところにあったのですが、今は見る影もない状態に。
Google Fitで様々なデバイスから収集したヘルスケアデータを確認している人も多いと思うのですが残念なポイントです。おそらくこれもHUAWEIとGoogleの関係によるものでしょう・・・。
なおiPhoneで使う場合に「ヘルスケア」とのデータ共有は可能です。
音楽再生の操作ができる
HUAWEI WATCH FIT miniは音楽再生アプリの操作が可能です。
スマホを取り出さなくても手元で操作できるので非常に便利。再生・停止・曲送り・曲戻しはもちろん、音量調整までできちゃいます。
ただし残念ながらiPhoneではこの機能を使えません。音楽再生中にメニューを探しても見当たりませんでした。
スマホの通知を確認できる
HUAWEI WATCH FIT miniはスマホに届いた通知を確認することが可能です。メールやLINE、着信があったときにバイブと表示でお知らせしてくれます。
通知センターに届いたものは全てHUAWEI WATCH FIT miniにも届き、アプリごとに通知の有効・無効を管理することもできます。全ての通知を受信するとブーブーうるさい場合もあるので便利ですよね。
もちろん文字化けすることもなく日本語表示。表示可能な文字数も多く、LINE等のメッセージ系アプリであれば殆どの内容を確認できます
10件ほど履歴が残りますが、1度見ると削除されてしまいます。
通知内容を表示するだけなので返信などの操作をすることはできませんが、通話着信のみ定型文によるインスタント返信が可能です。
相手にはこのようにSMSでメッセージが届く仕組み。メッセージ内容の追加や編集などはできないようです。
なお、iPhoneの場合には通知の管理が限定的に。全てのアプリの通知ON/OFFを管理できるわけではなく、一部のアプリのみ選択可能で他のアプリは全て「その他」に分類されてしまいます。
インスタント返信機能はiPhoneでは利用できないのでご注意ください。
防水性能は5ATM(5気圧)
HUAWEI WATCH FIT miniの防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありませんでした。
なお、水に濡れた場合にはしっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
HUAWEI WATCH FIT miniはワークアウトに不向き
HUAWEI WATCH FIT miniは90種類以上のワークアウトモードを搭載し、5ATMの防水性能まであるので、あらゆる運動の計測が可能ですが、ワークアウト用には向いていないと思います。
理由はとっても簡単でレザーバンドだからです。品質までは分かりませんが「GENUINE LEATHER」の刻印がしてあることから、おそらく本皮でしょう。
HUAWEI WATCH FIT miniを装着したまま運動すると汗がバンドに染み込んでしまうと思います。ましてや水泳なんて絶対に使えないでしょう。革製品を水没させるようなものですからね・・・。
運動中だけバンドを交換すれば良いのでは?と思うかもしれませんが、だったら最初からシリコンバンド製のスマートウォッチ・スマートバンドを買った方が良いような気がします。
エレガントでスタイリッシュな外観のHUAWEI WATCH FIT miniですが、レザーバンドを採用したことで「ワークアウトには不向き」というデメリットがあるので、ご注意ください。
HUAWEI WATCH FIT miniはiPhoneでも使えるが機能制限あり
HUAWEI WATCH FIT miniはiPhoneでも殆ど同じように使えます。
ただし、これまで解説してきたように一部の機能が使えません。まとめると以下のとおり。
- 有料文字盤が買えない
- 月経周期モニタリングを使えない
- 音楽再生コントロールができない
- インスタント返信ができない
スタイリッシュなデザインなので女性にこそHUAWEI WATCH FIT miniを使って欲しいところですが、iPhoneでは月経周期モニタリングを利用できないのは大きなデメリット。
音楽再生アプリの操作ができないのも地味に寂しいですよね・・・。
iPhoneユーザーの方は機能制限がある点にご注意ください。
HUAWEI WATCH FIT miniのスペック
製品名 | HUAWEI WATCH FIT mini |
サイズ | 51.52 × 25.91 × 11.04mm |
重さ | 約20g(バンドを除く) |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED 解像度:194×368 282ppi |
センサー | 光学式心拍センサー 加速度センサー ジャイロスコープセンサー |
NFC | 非搭載 |
バッテリー容量 | 不明 基本使用:14日間 ハード使用:10日間 |
OS | 不明 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS92.0以上 |
防水 | 5ATM |
位置情報 | 非搭載 |
Bluetooth | ver.5.0 |
まとめ:HUAWEI WATCH FIT miniのメリット・デメリット・評価
最後に本記事のおさらい。HUAWEI WATCH FIT miniの評価・メリット・デメリットをまとめてみました。
HUAWEI WATCH FIT mini (3.5点/5点満点) | |
メリット | デメリット |
・レザーバンドがエレガント ・女性でも使いやすい ・超軽量 ・SpO2を24時間自動計測 ・ロングバッテリー ・充電時間が短い | ・ワークアウトに不向き ・HMSが必要な場面がある ・GPS非搭載 ・iPhoneとの連携が弱い |
HUAWEI WATCH FIT miniの最大の魅力は美しいデザイン。スタイリッシュな細身のレザーバンドで本体も軽量なので、女性が使うのにピッタリです。
睡眠計測を中心としたヘルスケアデータの自動計測が便利で、SpO2を24時間計測できる点は優れた特徴の1つと言えます。
レザーバンドを採用したことで水濡れに弱くワークアウトに不向きな点は惜しいものの、スマートウォッチを使う上で重要なバッテリー性能は極めて高く、10日以上連続で使え、充電時間も短い点は他社製品にも負けないメリットです。
運動はあまりしないけど、健康管理はしっかりしていきたい女性におすすめのスマートウォッチ。HUAWEI WATCH FIT miniで今よりもっと輝いちゃいましょう!