XiaomiのMi 11を購入しました。
2021年7月時点で世界最高性能のSoC「Snapdragon 888」を搭載したフラッグシップモデル。
- 基本性能は世界最高レベル!
- グローバル版なら日本語バッチリ!
- iPhone 12 Proより約4万円安い!
- 1億画素の写真 & 8K動画が撮影できる!
- WQHD+のAMOLED(有機EL)ディスプレイが綺麗!
- リフレッシュレート120hz!
- Harman Kardon製のスピーカー搭載!
- 最大55W充電 & 50Wワイヤレス充電!
- 防水性能なし
- おサイフケータイなし
ブラウジング・ゲーム・動画視聴、何をやらせても動作はサクサク。
カメラは好みがあるので評価は難しいですが個人的には超好みでした。
iPhone 12 Proと同等、むしろそれ以上の性能を持ったスマホが約4万円も安く購入できるのですからコスパも最高です。
iPhone 12 Pro | Mi 11 | |
128GBモデル | 117,480円 | $707(約78,000円) |
256GBモデル | 129,580円 | $748(約82,700円) |
(全て税込/2021年7月25日時点)
僕が購入したSnapdragon 888搭載スマホはiQOO 7に続いて2台目。
iQOO 7も安くて良かったのですが、中国国内向けモデルなのでGMS(Google Mobile Service)非搭載という使いにくさがありました。
この点Mi 11のグローバル版であればGMSにもしっかり対応。
日本語もバリバリ使えるので何の不満もありません。
1週間ほど実際に使ってみたので本記事でレビューしていきたいと思います。
こちらの記事では日本でも購入できるSnapdragon 888搭載スマホ「Zenfone 8」をレビューしています。
高性能でありながら片手で扱えるくらいコンパクトで使いやすいのが特長で、「おサイフケータイ」「防水性能」「指紋認証」にも対応した利便性の高い1台です。
ぜひ本記事と併せて御覧ください。
なおMi 11は「技術基準適合証明」(いわゆる「技適」)を取得していません。
私は本記事を作成するにあたり、総務省に試験利用の届け出を行ったうえで使用しています。
総務省>>技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
海外通販サイトAliexpressでの買い物方法はこちらの記事で紹介しています。
これまでAliExpressを使ったことがない人はチェックしてみてくださいね。
タップして読みたい場所へ
Mi 11とは?特長と買うべきメリットまとめ
Mi 11はXiaomi製のSIMフリースマホです。
日本でもXiaomi製のスマホはコスパが高いので非常に人気。
2020年に発売された「Redmi Note 9S」や2021年に発売された「Redmi 9T」「Redmi Note 9T」をご存知ではないでしょうか?
Mi 11は残念ながら日本で正式販売されているわけではないので、購入するには海外サイトからの個人輸入が必要になります。
2021年最高性能のスマホです
Mi 11に搭載されているSoCは、2021年最高性能のSnapdragon888。
つまり、めちゃくちゃ頭が良いスマホなんです。
ネットサーフィン、SNS、動画視聴にゲーム。
何をやらせてもサクサク・キビキビ動いてくれます。
美麗なディスプレイと高音質なスピーカーがあります
Mi 11のディスプレイは6.81インチの有機EL。
しかも解像度は3200×1400のWQHD+です。
電源を入れたその瞬間から美しいディスプレイに引き込まれてしまいます。
さらに上下2つのスピーカーで、横持ちにすればいつでもステレオサウンド。
スピーカーの監修はオーディオ機器ブランドの「Harman Kardon」で超高音質です。
動画やゲームはせっかくだったら最高の環境で楽しみたいもの。
Mi 11の美しいディスプレイと高音質なスピーカーがあれば、あなたのエンタメ時間が充実すること間違いありません。
綺麗な写真を簡単に撮影できます
綺麗な写真を撮影したいなら、Mi 11がピッタリです。
iPhoneにも劣らない最高性能のカメラをMi 11は持っています。
カメラ素人の僕でも、好みのモードでシャッターボタンを押すだけでバラエティ豊かな写真が撮れちゃいました。
SNS映えの写真はもちろん、美味しそうな料理も、綺麗な夜景も、Mi 11はあなたの素敵な思い出を簡単に切り取ってくれますよ。
もちろん動画撮影性能も抜群!
お子さんの運動会や学芸会に重たいビデオカメラを持っていく必要がなくなっちゃいますね。
Mi 11のデザインと付属品
Mi 11のカラーバリエーションは全部で4色。
- ミッドナイトグレイ
- クラウドホワイト
- ホライゾンブルー
- 雷軍限定版(中国版のみ?)
この内、僕が購入したのは「ホライゾンブルー」です。
光り輝くボディが惚れ惚れするほど美しい・・・。
ガラス製のバックパネルはしっとり滑らかな質感で、樹脂製かと思ってしまうほど良質な触り心地。
指紋が目立たないマットな風合いで光の反射によって妖艶に輝きます。
ケースなんか装着したくないですが、裸で持ち歩くのはちょっと怖いですね。
バックパネル上部にカメラユニット。
最大1億画素で撮影できるメインカメラが大きく存在感があります。
最も突出している部分でパネルから3mmほど。
付属のクリアケースを装着すればカバーできますが、メインカメラはデスクなどに接地してしまいます。
サイズは約164.3mm × 74.6mm × 8.06mmと大きめ。
ただ幅が狭く薄いせいか、ゴツくはないですね。
またエッジがカーブしているのでハンドリングしやすい点もポイントです。
手に突き刺さるような感じがしません。
重さは197gで、付属ケースを装着すると213g。
6.8インチのディスプレイを搭載しているスマホにしては軽いと思います。
本体を囲む外装は薄く、光沢のあるアルミっぽい風合い。
左側面には何も搭載されていません。
右側面には電源ボタンと音量ボタン。
本体下部にはスピーカー、マイク、USB-Cポート、カードスロットがあります。
カードスロットはnano SIMカードを両面に装着できるタイプです。
残念ながらSDカードスロットは非搭載。
ストレージが128GB/256GBのいずれかとは言え、大量に写真や動画を撮影する人にとっては物足りないかもしれません。
上部には赤外線ブラスター・マイク・スピーカーが並んでいます。
Xiaomiのスマホには赤外線ブラスターが搭載されているモデルが多いです。
テレビやリモコンがスマホで操作できるので重宝するんですよ。
Mi 11の付属品は以下のとおりです。
- マニュアル(日本語なし)
- SIMピン
- クリアケース
- 液晶保護フィルム
- 充電器
- 充電ケーブル
- 3.5mmイヤホンジャック変換アダプター
Mi 11にはイヤホンジャックが搭載されていませんが、変換アダプタがあるので有線イヤホンも利用可能です。
ただし、有線充電との併用はできないのでご注意ください。
付属の充電器は日本では使えないタイプのもの。
ただし、Aliexpressで購入すれば日本のコンセント用変換アダプタを付けてくれます。
最大55W出力可能な急速充電器。
独自の急速充電規格なのでポートはUSB Type-Aです。
USB Type-CポートにはPower Delivery以外の急速充電規格を内包してはいけないことになっています。
付属ケースは柔らかいクリアタイプ。サイドが特にペラペラで強度がなさそうなので自分好みのケースを購入してもいいかもしれません。
液晶保護フィルムは元々貼り付けられています。
エッジ部分までしっかり覆ってくれているのが嬉しいポイント。
端がカーブしていると自分で貼り付けるが相当難しいですからね・・・。
Mi 11(グローバル版)を実際に使ってみた様子
ここからはM1 11を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
搭載されているSoCが「Snapdragon 888」ということもあって、何をやっても快適です。
OSはMIUI 12
Mi 11のOSはAndroid11ベースのMIUI 12です。
もちろん初期セットアップからしっかり日本語に対応しています。
MIUI OSは好みが分かれると思いますが、僕個人的にはユーザーフレンドリーな部分が多いので好きです。
ホーム画面も可愛らしい感じ。
Android OSの機能をさらにプラスしていることもあります。
例えば2画面表示ができる上に、フローティング画像として表示させることも可能です。
またアプリドロワー機能では、カテゴリー別に分けることも可能です。
中華スマホでありながらグローバル版なのでGMSに対応してくれている点もポイント。
機種変更したとしても困ることはないでしょう。
Bandはソフトバンク回線なら安心
Mi 11は4G回線の対応Bandが少ない点がデメリットと言えます。
試験利用のためSIMカードを挿入して通信状況を試すことはできませんが、スペック情報を見る限り、ソフトバンク回線であれば「プラチナバンド」が含まれているので安心して使えそうです。
東京・大阪・名古屋にお住まいであればドコモ回線でも使えそうですが、プラチナバンドに対応していないので圏外になってしまうことがあるかもしれません。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)✕ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(✕) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)✕ Band 26(Band 18を内包)✕ |
楽天回線(✕) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)✕ |
auと楽天については回線が独特なので、スマホがBandに対応していても接続できないことがあるのでご注意ください。
また、回線によっては「VoLTE化」が必要な場合もありますので、よく分からない人は安易に購入するのはやめておきましょう。
SIMフリーAndroidスマホが好きならソフトバンク回線がおすすめ!
世界で標準的に使われているBandに対応しているのがソフトバンク回線になります。
格安料金プランのLINEMOやワイモバイル・格安SIMなら月額料金が安く抑えられるのでサブスマホにもピッタリです。
こちらの記事でソフトバンク回線が使える通信会社を紹介しているので本記事と併せてぜひ御覧ください。
https://chibimegane.jp/which-is-the-best-for-softbank/
ちなみにMi 11の中国版であれば、全キャリアの回線に対応していました。
グローバル版では制限がかかってしまったのが残念すぎます・・・。
6.81インチAMOLEDディスプレイが美しい
Mi 11のディスプレイは、有機EL(AMOLED)で6.81インチ。
有機ELの特長を活かして常時画面表示させることも可能です。
6インチのGoogle Pixel 5と比べると大きさの違いが分かりやすいでしょうか。
決して小さいわけではないPixel 5が子どもに見えてしまうくらいの大きさ。
表示領域が広くなるのは純粋に嬉しいですよね。
大きなサイズのディスプレイなので片手操作はさすがに厳しい・・・。
僕の手の大きさでは親指がギリギリ端っこまで届くくらいです。
インカメラは画面左上に搭載されていて、切り欠きを作らないパンチホール型。
通知バー上に配置されるので普段は邪魔に感じることはありませんが、全画面表示の時は少し気になるかもしれません。
ディスプレイの端が湾曲していますが、個人的には表示上気になることはありませんでした。
ラウンドエッジ加工は好みが分かれるところだと思います。
なお誤タッチしないようにエッジ部分の感度を設定で調整することも可能です。
画面解像度はなんと3200×1440で「WQHD+」。
以下のとおり美麗で高精細に映し出すスペックを搭載しています。
- 515ppi
- コントラスト比5000000:1
- HDR10+
- 最大輝度1500nit
- 10bit
綺麗なディスプレイで定評があるiPhone 12シリーズにも負けない美しさ。
現にディスプレイ評価機関「Display Mate」での評価も「A+」です。
どんなシチュエーションでも見にくいなんてことはありません。
さらにAI画像エンジンでソフトウェア的に描写性能を高める機能まであります。
僕がこれまで購入してきたスマホの中で、Mi 11が最も美しいディスプレイだと思いました。
動画視聴はもちろん、自分で撮影した画像もその場で綺麗に見れるのが嬉しいですね。
美しいディスプレイを体感することができるだけでも、Mi 11を購入する価値があります。
リフレッシュレート120hzでヌルヌル
Mi 11のディスプレイリフレッシュレートは最大120hzをサポート。
高リフレッシュレートのスマホは色々出ていますがイマイチ実感できない人もいるのではないでしょうか?
ご安心ください、Mi 11のヌルヌル感は凄いです。
ちょっと画面をスクロールするだけで他のスマホとの違いがはっきり分かります。
60Hzにしたほうがバッテリーのもちは良くなりますが、僕は120Hz固定。
Mi 11のスクロールの滑らかさは本当に病みつきになります。
公式サイト>>Mi 11
Aliexpressで探す>>Mi 11
AnTuTuベンチマークテストの結果
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
最も有名なAnTuTuを使ってみたところ、総合スコアは694919ポイント、GPUスコアが310008でした。
僕の計測では惜しくも70万ポイントに届きませんでしたが、文句なしの最高性能で何をやっても快適に感じるスコアと言えます。
設計が異なるのでiOSデバイスとの単純比較はできませんが、iPhone 12シリーズよりもスコアだけなら上回っていますね。
AnTuTu以外のベンチマークソフトのスコアも申し分ありません。
世界最高性能のスマホを持っているというのは気分が良いものです。
ちなみに以前購入したiQOO 7のスコアは70万ポイントを超えていたので、興味のある方はこちらの記事をご覧になってください。
中国版のスマホでも構わないと思うなら、iQOO 7も購入の選択肢に入ってくるでしょう。
発熱はそれほど気にならない
前評判ではMi 11がかなり熱くなると聞いていましたが、僕が使う限りではそこまで熱々にはなりませんでした。
ベンチマークを回したり、急速充電したりすればホカホカにはなります。
ただこれはどんなスマホを使ったとしても同じこと。
Mi 11に限って異常に発熱するということはありませんでした。
動作性能をGoogle Pixel 5と比較
性能は他のスマホより秀でているので比べるまでもないのですが、Pixel 5とアプリの起動速度を比較してみました。
Pixel 5のAnTuTuスコアは300000ポイントくらいで、決して低スペックなわけでもなく普段使いには十分です。
この結果は決してPixel 5が遅いわけではなく、Mi 11の表示速度が爆速ということです。
ブラウジング・ネットサーフィンをする程度であればPixel 5でも十分。
ただMi 11の動作性能の高さをお分かりいただけたかと思います。
3Dゲームもサクサク快適!
高性能スマホは普段使いというよりゲームが快適にプレイできる点が購入するメリットになりますよね。
Mi 11のゲーム性能もバッチリです。
人気のPUBG Mobileのグラフィック設定は「HDR」「極限」/「FHD」「ウルトラ」で設定可能。
むっちゃくちゃ綺麗で滑らかなのでビックリしました・・・。
なお、アプリ自体がSnapdragon 888に最適化されていないものもありそうです。
そのせいか原神でのグラフィック設定はデフォルトが「中」になっていました。
ゲームターボモードは性能を高めるわけではない
Mi 11にはゲームターボモードも搭載されていますが、性能を向上させるわけではなく、ゲームに集中できる環境にする機能です。
ただ、ゲームごとに画面端のタッチ感度を調整することができるので、バトルロワイヤル系ゲームでの誤射防止に使えます。
この点はiQOO 7の「ウルトラゲームモード」なら、ゲーム環境をさらに快適にできるので、ゲーマーさんに向いているかもしれませんね。
ストレージ速度は十分速い
AnTuTuでストレージ速度のテストをした結果がこちらです。
UFS 3.1を搭載しているので読み込み・書き込みともに十分な速度が出ています。
実際にアプリの起動時間は、他のスマホに比べて体感できるほど早いと感じました。
ただ中国版Mi 11であれば12GBのRAMを選択できるのでさらに性能が高まる可能性があるのが悔しいポイントです。
デュアルアプリ・セカンドスペースあります!
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。
ご安心ください、もちろんMi 11にも搭載されております。
1つのアプリを複製することができるのがデュアルアプリ。
LINEアプリを2つにすることも簡単です。
さらにMi 11の中にもう1台のスマホを作ってしまうのがセカンドスペース。
右手と左手別々の指紋認証でログインできるので、仕事用とプライベート用などなど有効活用できちゃいます。
バッテリー性能はいまひとつ
Mi 11のバッテリー容量は4,600mAhと大容量。
・・・のはずなんですがPC MARKというアプリで、バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間を計測した結果、9時間26分でした。
想像よりもバッテリーのもちが良くないですね。
リフレッシュレート120Hz、ディスプレイの解像度をWQHD+にしているので、設定を下げればもう少し長くなるかもしれませんが、iQOO 7では12時間くらいのスコアだったので残念なところ。
実際に使ってみた感じでは1日充電しなくても済むかどうか微妙な感じなので、モバイルバッテリーを持ち歩いた方がいいと思います。
55W急速充電が凄い!
バッテリーのもちは良くないですが充電速度は凄かった。
付属の充電器(+日本であれば変換アダプタ)を使って充電してみたところ、たしかに50W以上の急速充電ができました。
バッテリー残量17%から100%までにする時間はおよそ50分なので爆速。
短時間で充電したい!そんな時には付属の充電器をお使いください。
もちろんUSB-C Power Deliveryの18W急速充電にも対応しているのでご安心ください。
アダプターを介して付属充電器を使うよりも、普段はこちらのほうが良さそうですね。
2時間ほどでフル充電可能なスピードになります。
ちなみにiQOO 7は120Wの急速充電が可能になっておりました。
これは本当に別格の充電速度なので、急速充電重視であればiQOO 7がおすすめかも。
ワイヤレスでも50Wで急速充電
またMi 11はワイヤレス充電にも対応しています。
なんとこちらも50Wというとんでもない電力で充電可能。
50W出力に対応した充電器を持っていないので試せていませんがハイパワーすぎます・・・。
なお、Mi 11はリバースワイヤレス充電にも対応。
Mi 11のバックパネルにQi対応端末を置くだけでバッテリーをシェアできます。
こちらの出力も10Wと高速です。
Harman Kardon製のデュアルスピーカー搭載!
Mi 11には上下2つのスピーカーが搭載されているので、横向きにすればステレオ再生が可能です。
しかも搭載されているスピーカーは、オーディオ機器ブランドの「Harman Kardon(ハーマンカードン)」製で高音質。
もちろんハイレゾにも対応しております。
実際に音楽を聴いてみたところ、低音は強くありませんが、臨場感と音の広がりがめちゃくちゃ凄かった。
安い外付けスピーカーなんて絶対に必要ないと断言できるほど高音質です。
なおプリセットの切り替えができるので、使うシーンに合わせて変更してもいいでしょう。
Widevine L1で動画視聴も快適
Mi 11の綺麗なディスプレイは動画視聴にも最適です。
WidevineはもちろんL1。
NetflixでもFull HDで視聴可能となっております。
ゲームはもちろん、高音質・高画質でエンタメ要素もバッチリカバーです。
指紋認証・顔認証どちらも使えます
Mi 11には指紋認証・顔認証どちらも搭載されています。
マスクを付ける機会が多い現在では、片方だけだとどうしても不便なものです。
指紋認証センサーはディスプレイ内にあり、認識制度・反応速度もそこそこ。
ちなみにMi 11の指紋認証センサーは心拍測定センサーも兼ねています。
MIUI バージョン12.0.11(安定版)では「特別な機能」の中に「心拍数」が確認できました。
使い方は簡単で画面内指紋認証センサーに指を当てるだけ。
履歴や統計が見れるわけではありませんが、気になる時にサッと計測できるのは便利ですよね。
顔認証の精度のもかなり高いです。
良いのか悪いのか微妙なところですが、眼鏡付けた状態でもロック解除されちゃいました。
ただしマスク装着では認識せず・・・。
Mi 11(グローバル版)でMIUI 12.5が利用可能に
2021年5月に現在利用中のMi 11(グローバル版)にMIUIのアップデートがあったので実際に使ってみました。
ROM焼き等で既に入手できていたバージョンですが、僕は購入したままの状態で使っていたので2021年5月13日にアップデート可能に。
難しい操作をすることなく設定アプリからダウンロードできます。
中国版とは内容が異なるようですが、グローバル版では主に軽量化・高速化・省電力化がなされているようで、操作性の向上が見込めます。
操作性の向上・高速化
もともとMi 11は何をやってもサクサク動いていたので、アップデート後に見違えるほど動きが良くなった!とは感じられませんでした。
アプリの起動速度も、スクロールもこれまで通りサクサク状態です。
念のためベンチマークを測定してみましたが、当然数値に大きな変化はありませんでした。
省電力化
Mi 11のバッテリー性能については、物足りなさを感じていたので省電力化は嬉しいポイント。
ただ、ベンチマークアプリでバッテリー消耗時間を計測してみたところ大きな変化はありませんでした。
というか暫く使っていたせいか、むしろバッテリー消耗時間が短くなっていますね・・・。
リフレッシュレート120Hzで設定した場合の時間なので60Hzにすればもう少し長くなりますが、相変わらずモバイルバッテリーを持ち歩かなけれならないようです。
MIUI12.5を使って気付いた変更点
アップデート内容には記載されていませんでしたが、MIUI 12.0から変更になっている部分がありました。
僕自身が使ってみて改善したと思ったポイントは画面内指紋認証の精度です。
明らかにMIUI 12.0の時よりも反応が良くなりました。
以前は時々失敗することがありましたがMIUI12.5にしてからは超快適。
認証中のアニメーションも変更になっています。
僕はコントロールセンターを「新しいバージョン」に設定して使っています。
ディスプレイ左側をスライドすると通知、右側をスライドするとコントロールセンターが開きます。
MIUI 12.0ではそれぞれ独立していましたが、12.5では左右にフリックすると切り替えができるようになっていました。
またスーパー壁紙の種類が増えています。
中でも個人的に気に入っているのは雪山です。
時間とともに壮大な景色が変化して、ついついロックを解除したくなる魅力があります。
音量ボタンを押した時に出てくるメニューにも変化が。
「DNDモード」が追加され、着信音・通知音を即座に消したい時に便利です。
僕が使ってみて気付いた変更点はこのくらいです。
大幅な性能の向上を感じることはできなかったものの、使いやすくなっている部分がありました。
既にMIUI 13のベータバージョンは公開されているようなので、またMIUIのアップデートがあったら本記事を更新いたします。
Mi 11のカメラ性能
Mi 11の特長はカメラ性能の優秀さ。
公式サイトのOverviewでもカメラ凄いぞ!と全面的に押し出されております。
搭載されているカメラは、メイン・超広角・マクロの3つ。
撮影してみたので紹介していきます。
カメラに関してはスマホ毎にクセがあって、仕上がりも人それぞれ好みがあるので評価は難しいところ。
カメラ初心者の僕が撮影した感じだと、Mi 11のカメラはめちゃくちゃ優秀でした。
なお、ブログにアップデートする都合上、全ての写真はリサイズしておりますのでご了承ください。
カメラアプリ
Mi 11のカメラアプリはXiaomi製のシンプルで使いやすいタイプ。
誰でも簡単に面白い写真・動画を撮影できるモードも多数搭載されています。
友達や家族と一緒に撮影するとかなり盛り上がるので是非使ってみてください。
公式サイトに掲載しているプロモーションビデオがこちらです。
めちゃくちゃオシャレじゃないですか?
こんな動画を手軽に撮影できるなんて嬉しいですよね。
なお、シャッター音を消すことはできませんが、スクショ音だけはサウンド設定から消すことが可能です。
メインカメラ
Mi 11のカメラはシーンや被写体に併せてAIが自動で補正をかけてくれます。
左が通常撮影で、右がAI補正をかけたもの。
かなり色合いが違いますよね?
AI補正をかければ「映える」写真が簡単に撮影できるのが特長です。
最新のiPhone 12 miniで撮影した写真と比較してみました。
真ん中のスライダーは自由に動かせるので試してみてください。
どちらも綺麗に撮影できますが、Mi 11のほうが明暗がはっきりして色合いが濃い写真になっています。
なお、Mi 11はセンサーサイズが大きく、通常撮影ではf値が固定されているので被写体周辺がボケてしまうことがあります。
ボケさせないでクリアに撮影するには、少し引いてズームで撮影してみてください。
望遠はデジタルズーム30倍まで
望遠カメラは搭載されていないので全てデジタルズームになります。
10倍くらいまでならかなり綺麗に撮影できました。
こちらは2倍ズームの写真です。
iPhone 12 miniの光学2倍ズームと比較しても遜色ありませんね。
この写真は10倍ズームで撮影したものですが、かなり荒れてしまうもののまだまだ綺麗です。
そしてこれが30倍ズームです。
実用性はありませんが対岸の人の姿まで写っているのが凄いですね。
超広角カメラ
少々色合いが暗くなってしまうものの、歪みが少なくて綺麗に撮影できます。
左がiPhone 12 miniで撮影したもので、右がMi 11の写真です。
超広角カメラは食卓等を撮影するのにも便利なので、望遠やマクロよりも個人的には登場回数が多いです。
最大1億800万画素で撮影できる
メインカメラはモード切替をすることで最大1億800万画素で撮影可能。
左が通常撮影で右が108MPモードで撮影した写真。
色合いは違うものの、パッと見だと違いが分からない(少なくとも僕には)かもしれません。
ただ、画像をズームした時に違いがはっきりします。
同じ部分をズームして切り抜いた結果がこちら。
普段撮影で1億画素なんて全く必要ありませんが、より高解像度の写真撮影をしたい時に使えます。
凄いぞ1億画素・・・。
ポートレート撮影も上手です
Mi 11はポートレートモードの撮影も得意のようです。
被写体奥の風景をキレイにボカしてくれます。
通常撮影に比べると温かい色合いになってしまいますが、十分使えますよね。
夜間撮影でもしっかり機能していました。
夜景はAIよりも夜景モードがおすすめ
Mi 11のカメラAIを機能させると自動で夜景に合わせた撮影をしてくれます。
ただAIに任せるよりも夜景モードに切り替えた方が明るく綺麗に撮影できるのでおすすめです。
左が通常撮影で右が夜景モード。
若干白飛びしがちに見えますが抑えられているほうではないでしょうか。
こちらの写真では木々の緑が明るくはっきりと認識できるようになりました。
iPhone 12 miniの夜景モードで撮影した写真と比較すると、Mi 11のほうが暗めですが色合いは自然なように感じます。
iPhoneで撮影する夜景は黄色っぽくなってしまうのが特徴です。
この写真ではMi 11で撮影した写真の方が沢山星が写っていました。
残念ながら超広角カメラでの夜間撮影は、かなり暗くなってしまうので光量が少ないシーンだと撮影が難しいかもしれません。
夜景モードと一緒に使いたいおすすめ機能が「スーパームーンモード」。
夜空の月を撮影する時に最適な設定をしてくれるモードで、実際に撮影して超感動。
スマホでこんなに鮮明に月のクレーターの影が見れるとは思ってもみませんでした。
あなたがMi 11を購入したら、ぜひスーパームーンモードを使ってみてください。
こんなに綺麗に撮影できるマクロカメラは初めて!
これまで購入したスマホにもマイクロカメラが搭載されているものがありましたが、使わないだろうなーと思うものばかりでした。
ただMi 11のマクロカメラはめちゃくちゃ綺麗でびっくり。
撮影技術が低いので申し訳ないですが、かなり寄れます。
MIUI 12.5でカメラ性能は変化した?
2021年5月にMi 11のOSをMIUI 12.5にアップデートしたので写真撮影してみました。
見違えるほどの変化を感じることはできませんでしたが、相変わらずワンタップで綺麗な写真が撮影できるなーと改めて思いました。
デジタルズームのみですが、やっぱりMi 11の望遠は凄い。
明るい場面であれば10倍まで引き伸ばしても粗くならずに撮影できます。
超広角では暗くなってしまうものの、夜景モードも変わらずいい感じ。
OSのアップデートに伴ってカメラ性能が変化することがあります。
今後も気付いた点があれば本記事に追記する予定です。
8K動画が撮影できる
Mi 11では最大8Kでの動画撮影が可能です。
実際に撮影した様子がこちら。
4Kでも十分に美しいですが8K撮影は超高精細。
手ブレ補正が殆ど利かなくなるものの夜間撮影でも明るくなることが分かります。
スーパー手ブレ補正で動画撮影
Mi 11の動画撮影では3つの手ブレ補正モードが選択できます。
- 標準手ぶれ補正(最大8K@30fps)
- スーパー手ぶれ補正(1080P@30fps固定)
- スーパー手ぶれ補正 Pro(1080P@30fps固定)
実際にそれぞれのモードで撮影した動画がこちらです。
標準手ぶれ補正もかなり利きますが、歩調に合わせて機械的にカクカクスライドしてしまいます。
スーパー手ぶれ補正 Proは画質は落ちてしまうものの、かなり滑らかで良い感じ。
ただし、スーパー手ブレ補正モードだけはピントが合わずにまともに動画撮影できませんでした(僕の技術の問題かもしれませんが・・・。)。
普段使いなら標準手ブレ補正でも問題ないと思います。
Xiaomiのスマホは画像の加工もすごい!
Mi 11に限らず新しいXiaomiのスマホであれば搭載されている機能かもしれませんが、画像編集・加工機能にも特長があります。
例えば「空加工」を使えば撮影した画像の空模様を合成で変えることが可能です。
また新たに搭載された「AI Erase 2.0」を使えば、写り込んでしまった人や電線を消してしまうことも可能です。
使い方は簡単ですが処理技術は高くないので、ちょっとした編集程度に留まります。
カメラについては好みがあると思いますが、誰でも簡単に綺麗な写真・動画を撮影できると言っていいのではないでしょうか。
色合いのメリハリが強い印象があるので、SNS投稿にも活躍しそうです。
Xiaomi Mi 11のスペック表
Mi 11の主要スペックを確認していきましょう。
公式サイトでの公開情報、ベンチマークアプリでの結果を参考にしています。
サイズ | 約164.3mm × 74.6mm × 8.06mm |
重さ | 約196g |
ディスプレイ | 6.81インチ AMOLEDディスプレイ WQHD+(3200×1440) HDR10+ 縦横比 20:9 515ppi Corning Gorrila Glass Victus |
リフレッシュレート | 120Hz |
タッチサンプリングレート | 480Hz |
OS | MIUI 12 Based on Android 11 |
Google Play | あり |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 2.84GHz×1+2.4GHz×3+1.8GHz×4 |
GPU | Adreno 660 |
RAM | 8GB LPDDR5 |
ROM | 128GB / 256G UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 |
アウトカメラ(メイン) | 1億800万画素(ƒ/1.85) |
アウトカメラ(超広角) | 1300万画素(ƒ/2.4 / 123°) |
アウトカメラ(マクロ) | 500万画素(ƒ/2.4) |
インカメラ | 2000万画素 (ƒ/2.2) |
ビデオ(アウトカメラ) | 最大8K@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 最大1080P@60fps |
バッテリー | 4,600mAh 55W急速充電対応 50Wワイヤレス充電 10Wリバースワイヤレス |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証(インカメラ) |
対応SIM | 物理SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 対応 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】850/900/1800/1900 【WCDMA】B1/B2/B4/B5/B8 【FDD-LTE】B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B20/B28/B32/B66 【TD-LTE】B38/B40/B41/B42 【5G】n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n41/n77/n78/n79 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Wi-Fi 6 | 対応 |
Bluetooth | Ver.5.2 |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | ステレオ SOUND BY Harman Kardon |
FMラジオ | なし |
防塵防滴 | なし |
NFC | 対応 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
残念ながら、以下の人気機能は非搭載でした。
- おサイフケータイ
- ワイヤレス充電
おサイフケータイが搭載されていないのは分かりますが、せめて防滴には対応して欲しかった。
Xiaomi Mi 11のレビューまとめ
XiaomiのMi 11をレビューしました。
最高性能のSoCを搭載しカメラ性能も優秀。
さらにディスプレイが超綺麗でスピーカー音質が抜群です。
2021年のフラッグシップモデルを7万円台で購入できるのであれば、かなりコスパが高いと言って良いでしょう。
海外スマホを購入するならMi 11のようにグローバル版が安心です。
外国語に悩まされることもGMS非対応による弊害もありませんからね。
普段使いからゲームまで何でもできるハイスペックなスマホをお探しなら、Mi 11をおすすめします。
なお、技適を通過していない海外スマホなので総務省に届出が必要になる点はご留意ください。
総務省>>技適未取得機器を用いた実験等の特例制度