本記事で紹介しているのはグローバル版の「Mi 11 Lite 4G」です。日本国内発売モデル「Mi 11 Lite 5G」はこちらの記事でレビューしているので、本記事と併せて御覧ください。
XiaomiのMi 11 Lite(4G)を購入しました。
大画面スマホが欲しいけど重たいのは嫌っ!!!
そんなワガママなあなたの要望に応えてくれるのが、このスマホ。
6.55インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載していながら、重さは僅か157gで薄さは6.81mmしかありません。
ゲーマーやカメラマンでない限りは誰が使っても満足できる動作・カメラ性能で、日本円で3万円台と価格も手頃です。
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さらに本記事で紹介しているMi 11 Lite(4G)の上位版、Mi 11 Lite(5G)は日本発売決定!
発売日は2021年7月2日で、なんとFeliCa(おサイフケータイ)まで搭載された日本版のみの特別仕様になっております。
?#Mi11Lite5G が間もなく登場!
?️2021年6月24日(木)14:00の
Xiaomiオンライン発表会にご期待ください! pic.twitter.com/EolPLRmyDV— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) June 14, 2021
本記事ではMi 11 Lite(4G)のデザイン・基本性能・カメラ性能を中心に、実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
目次をタップすれば気になる項目にジャンプできるのでチェックしてみてください。
なおMi 11 Lite(4G)は「技術基準適合証明」(いわゆる「技適」)を取得していないので、日本国内で使用する場合には総務省への届出が必要です。
私は本記事を作成するにあたり総務省に試験利用の届出を行ったうえで使用しています。
総務省>>技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
海外通販サイトAliexpressでの買い物方法はこちらの記事で紹介しています。
これまでAliExpressを使ったことがない人はチェックしてみてくださいね。
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Mi 11 Lite(4G)とは?スペックをチェック!
Mi 11 Liteは2021年4月に発売されたXiaomi製のSIMフリースマホです。
先に発売されたフラッグシップモデルMi 11をベースに、性能と価格を文字通りLiteにさせたミドルレンジクラスになります。
なお、Mi 11 Liteには5G回線への対応の有無で2種類あります。
本記事で紹介しているのは5G回線に非対応のモデルで、5G回線に対応した上位モデルとは本体カラーと搭載SoCが異なります。
モデル名 | カラー展開 | 搭載SoC |
Mi 11 Lite(4G) | ・Bubblegum Blue ・Peach Pink ・Boba Black | Snapdragon 732G |
Mi 11 Lite(5G) | ・Truffle Black ・Citrus Yellow ・Mint Green | Snapdragon 780G |
SoCの性能が高く、本体カラーも可愛い5G回線対応モデルの方が魅力的なので、Mi 11 Lite(5G)が日本で発売されたら購入してレビューしようと思っています。
(追記:実際に購入しました。)
まずはMi 11 Liteの主要スペックをチェックしていきましょう。
サイズ | 約160.53mm × 75.73mm × 6.81mm |
重さ | 約157g |
ディスプレイ | 6.55インチ AMOLED FHD+(2400×1080) 402ppi アスペクト比 20:9 |
リフレッシュレート | 90Hz |
タッチサンプリングレート | 240Hz |
OS | MIUI 12 Based on Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 732G |
GPU | Qualcomm Adreno 618 GPU |
RAM | 6GB / 8GB LPDDR4X |
ROM | 64GB / 128GB UFS 2.2 |
外部ストレージ | 非対応 |
リアカメラ(メイン) | 6400万画素 f/1.79 |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 / 119° |
リアカメラ(マクロ) | 500万画素 ƒ/2.4 |
インカメラ | 1600万画素 ƒ/2.45 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K/1080P/720P@30fps 1080P@60fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@60fps 1080P/720p@30fps |
バッテリー | 4,250mAh 33W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 指紋認証(電源ボタン) 顔認証 |
対応SIM | 物理SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【2G】B2/3/5/8 【3G】B1/2/4/5/3 【4G】B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28/32/38/40/41/66 【5G】非対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Ver5.1 |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | ステレオ |
FMラジオ | なし |
防塵防滴 | なし |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
残念ながら以下の人気機能は全て非搭載。
- ワイヤレス充電
- おサイフケータイ
- 防水機能
- イヤホンジャック
その分、Mi 11 Liteは他のスマホよりも軽くて薄いことがメリットになります。
OSはカスタマイズ性に優れたMIUI 12
Mi 11 LiteのOSはAndroid 11をカスタムしたXiaomiのMIUI 12です。
操作性こそ一般的なAndroidスマホですが、カスタマイズできる項目が多く使っていて楽しいOS。
好みが分かれると思いますが個人的にはユーザーフレンドリーな部分が多いので好きです。
壁紙やアイコンのデザインはストアから好みのテーマをダウンロードして変更可能で初期設定のホーム画面も可愛らしい感じ。
アプリ一覧もホーム画面に並べるタイプとドロワータイプを選択可能。
ドロワータイプにすればアプリを自動でカテゴリー分けしてくれます。
ディスプレイを上から下にスライドさせると表示される通知コントロールも2種類から選択可能で、僕は通知とコントロールを分けて表示できるタイプをチョイスしています。
ジェスチャーショートカットでクイックアクセス
Mi 11 Liteにはジェスチャーショートカットも豊富に搭載さています。
電源ボタンを2回押すとロック画面からカメラが起動するショートカットは様々なスマホに搭載されているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
この他ディスプレイに常駐できる「クイックボールショートカット」もあります。
よく使う機能・アプリを登録しておけばどんな時でもすぐにアクセスできるので重宝しますよ。
対応Bandはソフトバンク回線なら安心
Mi 11 Liteは4G回線の対応Bandが少ない点がデメリットと言えます。
試験利用のためSIMカードを挿入して通信状況を試すことはできませんが、スペック情報を見る限り、ソフトバンク回線であれば「プラチナバンド」が含まれているので安心して使えそうです。
東京・大阪・名古屋にお住まいであればドコモ回線でも使えそうですが、プラチナバンドに対応していないので圏外になってしまうことがあるかもしれません。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)✕ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(✕) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)✕ Band 26(Band 18を内包)✕ |
楽天回線(✕) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)✕ |
auと楽天については回線が独特なので、スマホがBandに対応していても接続できないことがあるのでご注意ください。
また、回線によっては「VoLTE化」が必要な場合もありますので、よく分からない人は安易に購入するのはやめておきましょう。
SIMフリーAndroidスマホが好きならソフトバンク回線がおすすめ!
世界で標準的に使われているBandに対応しているのがソフトバンク回線になります。
格安料金プランのLINEMOやワイモバイル・格安SIMなら月額料金が安く抑えられるのでサブスマホにもピッタリです。
こちらの記事でソフトバンク回線が使える通信会社を紹介しているので本記事と併せてぜひ御覧ください。
https://chibimegane.jp/which-is-the-best-for-softbank/
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Mi 11 Lite(4G)のデザインと付属品
Mi 11 Liteのカラーバリエーションは3色。
- Bubblegum Blue
- Peach Pink
- Boba Black
このうち僕は水色系のバブルガムブルーを購入しました。
黒はイマイチ面白みがなかったのでパス。
最後までピンクと悩みましたが無難な水色をチョイスです。
カメラ写りや光の加減によっても変わってきますが、公式サイトに掲載されている写真よりも少し青みが濃くて紫っぽい色合いにも見えます。
上位モデルのMi 11と並べてみると、どちらも水色なのですがMi 11は緑系でMi 11 Liteは青系なのが分かります。
背面パネルはガラス製で光沢の少ないフロスト加工。
指紋が全く目立たず触り心地も良いので、カバーを付けずにこのまま使いたくなります。
ブランド名やキャッチコピーが大きく描かれている中華スマホが多いですが、Mi 11 Liteは控えめで良い感じです。
カメラユニットはMi 11とそっくりなデザイン。
メインカメラは周囲のリングデザインで存在感がありますね。
気になるカメラユニットの出っ張りはそれほどでもないので、付属ケースをつければレンズが直接くっついてしまうことはありません。
背面パネルとディスプレイを繋ぐ側面はかなり独特なデザインです。
樹脂製にも見える光沢のあるプラスチックフレーム。
金属っぽいシルバーのものが多いですが、Mi 11 Liteは背面パネルよりも更に濃い青でポップな印象になります。
湾曲した形状で手に優しく非常にハンドリングしやすいです。
左側面には何もなく、右側面に音量ボタンと電源ボタンが搭載されています。
どちらもフレームの形状と同様に湾曲していて薄いです。
本体下部にはSIMカードスロット・マイク・USB-Cポート・スピーカーがあります。
SIMカードスロットは両面に1枚ずつnano SIMカードが装着できるタイプです。
一応パッキンがあるので多少の防水性能はありそうですね。
本体上部にはマイクとIRブラスターがありました。
搭載されているIRブラスターのおかげでMi 11 Liteがテレビやエアコンのリモコン代わりになります。
テレビやエアコンのリモコンが迷子になった時などに使えるので地味に便利です。
Mi 11 Liteの特長は軽さです。
実際に計測してみたところ、スペック通り157gで、付属の保護ケースを装着しても176gしかありませんでした。
ディスプレイサイズが6インチを超えると200g以上のスマホ多い中、Mi 11 Liteは超軽いです。
妻や子どもに持ってもらったところ、軽い!やばい!と大絶賛。
毎日多くの時間手にしているスマホだからこそ、この軽さは非常に大きなメリットです。
指一本でも余裕で持てちゃいます。
サイズ感的には160.53mm × 75.73mmなので、それほど小さくはありません。
むしろ横幅は広い部類に入るでしょう。
ただ約6.8mmと薄いのでハンドリングしやすいと感じました。
この薄さもMi 11 Liteを購入するメリットで、他のスマホにはない特長です。
Mi 11と比較すると横幅は広いものの薄いことがよく分かります。
Mi 11 Liteの付属品は以下のとおりです。
- マニュアル・保証書
- 保護ケース
- 保護フィルム
- USB充電器
- USBケーブル
- イヤホンジャック変換アダプター
- SIMピン
Mi 11 Liteにはイヤホンジャックがないので、有線イヤホンを使いたい場合にはUSB-Cポートに付属の変換アダプターを装着します。
充電しながらでは使えないので、ワイヤレスイヤホンを利用した方が良いですね。
当ブログのおすすめワイヤレスイヤホンはこちらで紹介しています。
カテゴリー>>ワイヤレスイヤホン
保護ケースはTPU素材のソフトタイプ。柔らかいもののフレーム部分は厚めに作られているので強度はあります。わずかにグレーがかっていました。
ディスプレイ保護フィルムは初めから貼り付けられています。
指が引っかかるようなことはありませんが僅かに色がくすんでいるように感じるので、他の保護フィルムに交換しても良いかもしれませんね。
USB充電器は33Wの独自急速充電規格に対応したタイプ。
残念ながら日本のコンセントプラグには非対応の形状です。
Aliexpressで購入すれば無料でプラグ変換アダプターが付いてくるので、PSEマークはありませんが使おうと思えば使えます。
USBケーブルはUSB-C/USB-Aで、3A出力に対応しているタイプでした。
33W急速充電するには付属の充電器とケーブルをセットで使う必要があります。
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Mi 11 Lite(4G)の動作性能とベンチマークスコア
Mi 11 Liteに搭載されているSoCは「Snapdragon 732G」。
Qualcommが2020年秋に発表したミドルレンジ帯のプロセッサです。
Xiaomiのグループ会社POCO製の「POCO X3 NFC」や、日本でも購入できるXiaomi製のコスパモデル「Redmi Note 10 Pro」にも採用されています。
なおPOCO X3 NFCはこちらの記事でレビューしているので本記事と併せて御覧ください。
AnTuTuベンチマークテストの結果
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアは289247点、GPUスコアは78804点でスコア的にはミドルレンジに該当します。
現時点でのAnTuTu最高スコアは70万点を超えているので低いように感じるかもしれませんが、普段使いなら十分なスコア。
ネットサーフィン・動画視聴から軽いゲームのプレイならストレスなくこなせます。
なおAnTuTuベンチマークアプリはこれまでより高めなスコアが出る最新版も公開されています。
試しにVer9.0.5で計測した結果、350598点まで伸びました。
これまで僕がレビューしたスマホで同じくらいのスコアのものは以下の通り、どれも人気のあるスマホです。
AnTuTuベンチマークで70万点近いスコアの上位モデルMi 11(Snapdragon 888搭載)とブラウジング速度を比較してみました。
楽天市場のように重いサイトだと表示に少し時間がかかりますが、それ以外は殆ど差がないことが分かります。
よっぽど高性能スマホと普段から比較するような使い方をしない限り、不満を感じることはないでしょう。
グラフィック設定を落とせば重いゲームもいける
軽いゲームなら問題なく遊べますが、人気のバトルロワイヤル系のような重いゲームはグラフィック設定が高いとモタついてしまいます。
PUBG Mobileでは、「スムーズ」「ウルトラ」設定であれば特にカクつきを感じることなく遊べました。
原神でのデフォルト設定は「低」です。
このまま遊べばストレスなくスムーズにプレイできます。
試しにFPS60に設定してプレイしてみたところ、やはり時々カクつきを感じモッサリしてしまいました。
さらにプレイ中のCPU温度が90℃くらいまで上昇して、かなりホカホカになってしまいます。
ゲームをする時はグラフィック設定を落として、なるべく高負荷にならないように注意してください。
ちなみにMi 11 Liteには「ゲームターボモード」も搭載されています。
一見スマホ自体の性能を高めてくれる機能に見えますが、通知を抑えてくれたり、誤タッチを防止等ゲームプレイに最適な環境を作ってくれるものでした。
AnTuTuストレージテストの結果
ベンチマークアプリAnTuTuでストレージテストをした結果は以下のとおりです。
価格相応でそんなに速くはありませんでした。
とは言え、RAM容量が6GBもあるので本体起動・アプリ起動どちらも遅いと感じることはありませんでした。
逆に気になるのがストレージ速度よりも容量です。
システム領域で13GBも使ってしまうので、64GBモデルだとすぐに容量不足になってしまいそう。
写真や動画をいぱい撮ったり、多くのアプリを使う可能性がある人は128GBモデルの購入をおすすめします。
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Mi 11 Lite(4G)のバッテリー性能とベンチマークスコア
Mi 11 Liteのバッテリー容量は4,250mAhと十分な容量です。
バッテリー性能はどんな感じなのか見ていきましょう。
PC Markバッテリーテスト
Mi 11 Liteのバッテリーは長持ちなのかPC MARKというアプリでテストしました。
バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間は10時間46分とまずまずな結果です。
ちなみにPC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させてバッテリーの消耗時間を測定しています。
連続で10時間スマホを使う機会はそうそうないとは思いますが、通常利用で1日以上もつと思います。
ただし、ゲームをする時間等が長ければすぐにバッテリーがなくなってしまいます。
そういう場合にはモバイルバッテリーが必須です。
さらに画面リフレッシュレートを90Hzに設定しているとバッテリーの消耗が加速します。
なるべくバッテリーを長持ちさせたいのであれば、画面リフレッシュレートは60Hzに設定しておきましょう。
これまでレビューしてきたスマホの「AnTuTuベンチマークスコア」「PCMarkバッテリーテスト」の結果はこちらのページにまとめておりますので是非御覧ください。
カテゴリー>>スマートフォン
33W急速充電対応
Mi 11 Liteは付属の充電器・充電ケーブルを使えば最大33Wの急速充電に対応しています。
日本国内では使えないタイプのプラグなので変換アダプターが必要ですが、実際に使ってみたところ確かに30W前後の出力で充電可能でした。
33W急速充電中は、少しずつバッテリー容量が増えていく様子が表示されて面白いですよ。
10%から100%までの充電時間は60分で、一般的なスマホの半分くらいの充電時間になっているようで、かなり速いです。
ちなみにこちらの記事でレビューしているiQOO 7の急速充電は120W出力と規格外に強力で、15%から100%までの充電時間が15分でした。
興味のある方は本記事と併せて是非御覧ください。
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Mi 11 Lite(4G)のカメラ性能
Mi 11 Liteには3つのカメラが搭載されています。
スマホを購入するうえで気になるのは基本性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
Mi 11 Liteのカメラはあなたが求める性能なのか、実際に撮影した写真を紹介していきますので参考にしてみてください。
ちなみに僕はカメラを趣味にしているわけではないので、普段使う時も基本的にはシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。
誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラに関する詳しい知識は持っていないライトユーザーなので作例をご覧いただく際にはご了承ください。
カメラアプリ
Xiaomi製のカメラアプリの仕様はシンプルです。
ワンタップで2倍ズーム・0.6倍(超広角カメラ)の切り替えができます。
また、様々なオプション撮影モードへのアクセスも簡単なので非常に使いやすいと思いました。
また、誰でも簡単に面白い写真・動画を撮影できるモードも多数搭載されています。
友達や家族と一緒に撮影するとかなり盛り上がるので是非使ってみてください。
公式サイトに掲載しているプロモーションビデオがこちらです。
めちゃくちゃオシャレな動画が撮影できちゃいます。
なおスクショの音は設定から消せますが、シャッター音を消すことはできません。
その代わり4種類から好みのシャッター音に変更することは可能です。
メインカメラの64MP(高解像度)モード
Mi 11 Liteのメインカメラは最大64MPの高解像度で撮影できますが、通常撮影では16MPになります。
64MPのほうがより高精細に撮影できると思うかもしれませんが、そこまで大きな違いを感じることはないでしょう。
左が64MPで右が16MPで撮影したものですが違いが分かりますか?
2枚の写真は中央のスライダーで比較できますので自由に動かしてみてください。
なお夜間撮影では16MP(通常撮影)の方が明るく撮影できます。
本来メインカメラの解像度は64MPですが、隣接する4つのピクセルを1つに結合して16MPにしています。
このため64MPで撮影するよりも16MPで撮影した方が取り込む光の量が多くなり明るく撮影できるわけです。
撮影後に拡大したり、大きな紙に印刷したりするなら話は別ですが、普段使いにはあえて高解像度モード(64MP)で撮影する必要はないでしょう。
AIシーン補正の性能
Mi 11 Liteにはシーンに併せて自動補正してくれるAIが搭載されています。
被写体や光の量でも変わってくるのですが、それほど大きな違いを感じることはできませんでした。
左がAI補正なし、右がAI補正ありで撮影しています。
Xiaomi製のスマホカメラは元々色鮮やかに撮影する傾向が強いです。
空の色が極端に青くなったりするので、風景を撮影する時にはAI補正をかけて強調してあげても良いかもしれませんね。
メインカメラの性能
Mi 11 Liteのメインカメラで撮影した画像を紹介していきます。
なお比較用に並べている画像は、僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能の高いXiaomi Mi 11で撮影したものです。
昼間の撮影ならどっちがどっちか分からないくらいに綺麗に撮影できました。
Mi 11 Liteで撮影した写真のほうが暖かく、見たままの色合いをしているようです。
カメラ性能としては十分ではないでしょうか?
望遠はデジタルズーム10倍まで
Mi 11 Liteには光学式望遠レンズは搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで撮影が可能です。
これは2倍ズームで撮影したもの。
そしてこちらは10倍ズームで撮影した画像です。
Mi 11 Liteは水彩画のような仕上がりになってしまいますが、Mi 11はここまでデジタル処理で引き伸ばしても綺麗に撮影できています。
超広角カメラの性能
個人的に望遠よりもよく使うのが、ワイドアングルの超広角カメラ。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合にも重宝します。
Mi 11 Liteの超広角カメラの性能はかなりいい感じ。
歪みも自然で使いやすいと思います。
Mi 11の写真と比べると若干ボヤーっとしてしまうところはありますが、カメラマンが使うならまだしも、日中や明るい場所の撮影であればMi 11 Liteのカメラ性能で十分でしょう。
ポートレートモードの性能
Mi 11 Liteには深度計測用カメラは搭載されていませんが、ポートレートモードもあります。
ソフトウェアでの処理なので、撮影しながらでもボケ味の調整が可能です。
切り分けもしっかりできているので十分使えますね。
こんな感じで不思議な合成をすることもできちゃいます。
僕は使いこなせませんでしたが、SNS映えする写真になりそうなのでトライしてみてください。
マクロカメラの性能
Mi 11 Liteには高性能なマクロカメラ(テレマクロ)が搭載されています。
マクロカメラで撮影する時って、近くに寄りすぎるとスマホで影ができてしまうことがありますよね?
Mi 11 Liteならマクロ撮影時に2倍ズームも使えるので、それほど被写体に寄らなくても面白い撮影ができます。
夜景モードの性能
Mi 11 Liteには夜間撮影に便利な夜景モードが搭載されています。
Mi 11と比較してしまうと明るさ不足になってしまうものの、必要以上に明るくなって白飛びが激しくなることもなく、かなり使えます。
超広角カメラでも夜景モードが使えます。
Mi 11 Liteでは少し暗すぎるので、もう少し明るい場所で撮影したほうが良かったかもしれません・・・。
全体的に暗所での撮影の割にノイズが少ないことに驚きました。
ミドルレンジスマホの夜景モードだとチリチリになってしまいがちですが、Mi 11 Liteであれば普通に夜間撮影できちゃいます。
動画撮影の性能
Mi 11 Liteで動画撮影もしてみました。
日中・明るい場所での動画撮影なら、手ぶれ補正もしっかり利くので綺麗に撮影できました。
一方、夜間・暗い場所での撮影は苦手なようです。
それなりに明るく撮影できるものの、どの解像度でも画面が機械的にブレ続けてしまいまい、手ぶれ補正もそれほど効果がありません。
超広角カメラでの夜間撮影が最も安定していますが、暗くなってしまうので使いにくいでしょう。
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Mi 11 Lite(4G)の実機レビュー!
最後にMi 11 Liteを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
AMOLEDディスプレイが美しい
Mi 11のディスプレイは6.55インチのAMOLED(有機EL)。
ディスプレイのガラスは強度のある第5世代Gorilla Glass製のフラットタイプ。
左右の端が湾曲していないので保護フィルムが貼りやすいですね。
鮮やかで高精細に映し出す機能を十分に搭載しているので何を表示させても超綺麗。
- 402ppi
- コントラスト比5000000:1
- HDR10+
- 10-bit
- 最大輝度800nit
視野角も十分広いので、寝ながら動画視聴を楽しむことも余裕でできちゃいます。
下部だけは僅かに広いですが、ベゼル(縁)も狭いので表示領域が広々しています。
Mi 11 Liteの大画面なら、画面分割機能やMIUIに搭載されているフローティングウィンドウも活かせますね。
Mi 11 Liteは軽いので片手操作でも苦になりませんが、さすがに文字入力などでは指が届かないので両手持ちになってしまいます。
インカメラは画面左上に搭載されていて、切り欠きを作らないパンチホール型。
かなり小さいので普段は邪魔に感じることはありませんが、全画面表示でのゲームをプレイする時だけは少し気になるかもしれません。
リフレッシュレート90Hzの効果は感じられない
Mi 11 Liteのディスプレイリフレッシュレートは最大90hzをサポート。
1秒間にディスプレイを90回書き換えてくれるので表示が滑らかになります。
・・・と言いたいところなんですが、正直言って60Hzとの違いを大きく感じることはありません。
確かにスローモーションで比較すると、90Hzの方が残像が少ないです。
でも普段使っているうえでは、言われてみればたしかに滑らかな気がする程度の違い。
これだったら60Hzに設定しておいてバッテリーの消耗を抑えたほうが良いと思います。
常時オンディスプレイ(AOD)は10秒間だけ・・・。
Mi 11 Liteは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display)に対応しており、ロック画面で時計や画像を表示し続けることが可能です。
ただし表示されるのは画面ロックから10秒間だけです。
10秒経ったら普通に真っ黒なロック画面に戻ってしまいます。
それって常時オンディスプレイって言うのか?と超疑問。
うーん・・・。
バッテリーも消費してしまうのでMi 11 LiteのAODは使わないほうが良いでしょう。
Widevine L1で動画視聴も快適
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
安いスマホだとL3になっているものもありますが、Mi 11 Liteであれば高画質での視聴が可能となります。
NetflixではFull HDで視聴可能でした。
ただし残念ながらAmazonプライム・ビデオではSD画質での表示になってしまいます。
Amazon側が端末によって画質を調整しているため、Widevine L1であっても高画質で見れない場合が多いのでご注意ください。
ステレオスピーカー搭載!
Mi 11 Liteは上下2つのスピーカーを搭載しているので、横向きに持てばステレオサウンドを楽しめます。
低音の響きは少し物足りない感じはしますが、音量も大きくて迫力があります。
ただしアンバランスになるほどではないですが、下部スピーカーの方が若干音が大きく感じるのでご注意ください。
音質に強いこだわりがある人以外はゲームでも動画視聴でも十分に使えると思います。
デュアルアプリ・セカンドスペース対応!
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能は、Mi 11 Liteにも搭載されております。
1つのアプリを複製することができるのがデュアルアプリ。
LINEアプリを2つにすることも簡単です。
さらにMi 11 Liteの中にもう1台のスマホを作ってしまうのがセカンドスペース。
右手と左手別々の指紋認証でログインできるので、仕事用とプライベート用などなど有効活用できちゃいます。
特にセカンドスペース機能は人気があり、この機能があるからXiaomiのスマホを選んでる人もいるくらいです。
Mi 11 Liteを購入したら是非ご活用ください!
指紋認証・顔認証の精度が高い
Mi 11 Liteのロック解除は指紋認証と顔認証。
電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されています。
軽く触れただけでロック解除されてしまうくらい感度良好です。
インカメラを利用した顔認証も精度は上々。
マスクを装着していると反応してくれませんが、メガネなら大丈夫でした。
ロック解除も爆速で良い感じ。
なお、ロック解除後に画面をスワイプアップしない設定にできます。
こっちのほうがすぐに使えるので僕は好き。
マスクが手放せない現在の状況では、顔認証・指紋認証どちらもある方が便利です。
なおiPhone 12 miniも購入したのですが顔認証のみなので、指紋認証も搭載してほしいと心から思いましたよ(高いんだからさ・・・。)。
1万円台で購入可能!
Mi 11 Lite(4G)の評判・口コミ
Mi 11 Liteの評判・口コミを見ていきましょう。
Mi 11 lite 5Gが日本に出ることを祈ってる
— Nakai mobile⛅ (@hikoniki14) May 9, 2021
まじでMi 11 lite 5Gのバッテリー持ちいいな
半日使ってもまだ30%ある— あつぁ (@atttttaaaaaaa) May 7, 2021
Mi 11 Lite 5Gバッテリー持ちがとても良い
— みてい (@pharmbass) May 7, 2021
Mi 11 lite 5gの日本進出期待してるのでRedmi note 10 pro買ってない
出ないなら買いだけどね— Nakai mobile⛅ (@hikoniki14) May 6, 2021
Xiaomi Mi 11 Liteデザインがスッキリしてるし相当薄型だしいいな…Samsungを筆頭にAndroid勢は肥大化しすぎなんだ
— ヒノカ (@rightequalvirtu) May 3, 2021
最も目立った評判は、Mi 11 Liteの日本発売を期待する声でした。
そりゃそうですよね。
性能が高くてサイズ感もバッチリなので誰もが欲しくなるスマホだと思います。
ただ、それについてはもしかしてがあるかもしれませんよ?
こんなツイートを見かけたので、期待しちゃいますね。
【mi11シリーズが日本へ?!】
ロシアのMi 11 Lite のTeardown動画でPSEマーク入りのバッテリーパックを発見。
Mi 11 Lite日本発売か?!5G版でも同じバッテリーが採用されており、どちらか片方が確実に販売される予感。(5Gはキャリア向けにしか出して無いから、おそらく今回もキャリア向けかな、、?) pic.twitter.com/YxEG7Dem0s
— ???????????(ガジェラバ)@新メディア構築中 (@gadgetlover_exe) May 9, 2021
実際に使っている人の口コミで多かったのは、サイズ感よりもバッテリーもちの良さです。
確かにPC Markのベンチマークスコアでも10時間を超えていたので、使い方にもよりますが途中で充電しなくても丸一日は使えますからね。
1万円台で購入可能!
Mi 11 Lite(4G)のレビューまとめ
XiaomiのMi 11 Liteをレビューしました。
実際に使ってみて良かった点、イマイチな点をまとめると以下のとおりになります。
GOOD | BAD |
・軽い!薄い!軽い!!! ・普段使いに困らない動作性能 ・十分なカメラ性能 ・夜景モードも良い感じ ・大画面で美麗なディスプレイ ・Widevine L1対応 ・ステレオスピーカー | ・SDカード非対応 ・高負荷で発熱する ・ワイヤレス充電できない ・防水性能がない ・ANDが10秒のみ |
人気の付加価値的な要素はありませんが、大画面なのに軽くて薄いのが最大の魅力。
やっぱり軽いスマホは扱いやすいですよね?女性にもピッタリです。
日本で正式に発売されたら間違いなくバカ売れするでしょう。
普段使いに不便がない動作性能でカメラも良い感じです。
使用するには総務省への試験利用の届出が必要な点はご留意いただきたいポイントですが、それを加味しても購入して損のないスマホだと思います。
1万円台で購入可能!