評価:(4点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
OPPO A5 5Gをお借りしました。
2025年12月に発売されたエントリーモデルです。
旧モデルOPPO A3 5Gは困らない動作性能と高い堅牢性が魅力で、まさにライトユーザーにピッタリの1台でした。
果たして最新モデルの実力はどれほどのものなのか?
本記事で実際に使って見た様子を詳しくレビューしていきます。
| メリット | デメリット |
| ・困らない動作性能 ・リフレッシュレート120Hz ・長持ちバッテリー ・45W急速充電 ・おサイフケータイ対応 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・microSDカード対応 ・頑丈で壊れにくい |
・マイナーアップデート ・モノラルスピーカー ・重いゲームは厳しい ・カメラは価格なり ・IP56止まり ・付属品なし |
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OPPO A5 5Gのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはOPPO A5 5Gの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
OPPO A5 5Gのカラーバリエーションは以下の2色。
- グリーン
- ホワイト
このうち、今回お借りしたのはグリーンです。
暗めのグリーンなのでシックで落ち着いた印象。無数に散りばめられたラメが光に当たると輝いて綺麗です。
本体上部にはカメラユニット。レンズは2つありますが、1つは深度計測用なので実質1眼構成です。一番下はフラッシュライト。
カメラの出っ張りは実測で約1.8mm。それほど飛び出てないものの、デスクに置いた状態で操作すると普通にガタつきます。
FeliCaポートの位置は旧モデルから変わって背面右上とのことです。
特に意識せずとも背面上部をかざせばOKです。
背面パネルの形状は湾曲のないシンプルな箱型。旧モデルよりも丸みが強くなっています。
ミドルフレームも背面パネルと同様にマットな色合い。指紋が目立たないのが良いですよね。耐久性の高い合金製とのこと。
ディスプレイを上にして右側面には電源ボタンと音量ボタン。
左側面にカードスロットがありました。
カードスロットはSIMカードとmicroSDカードの排他利用タイプ。
この他、eSIMにも対応しているので、2回線同時待受をしながらmicroSDカードも使用可能です。素敵。
本体下部にはイヤホンジャック・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
上部には特に何もありません。
サイズ
OPPO A5 5Gのサイズは166×76×8.0mm。
6.7インチの大型ディスプレイを搭載しているので巨大。AQUOS sense10(6.1インチ)と並べるとこんなに違いますよ。
重さは実測で195g。旧モデルよりも10gほど重くはなっていますが、その分バッテリー容量が増えてますよ。
付属品
OPPO A5 5Gの付属品は以下の通り。
- クイックガイド/安全ガイド
- SIMピン
- 保護フィルム
残念ながら保護ケース・充電器・充電ケーブルは付いていません。
後述するようにOPPO A5 5Gは45W急速充電(SUPERVOOC 45W)に対応しているので、充電器だけは付けて欲しかったですね。
少しでも充電時間が短い方が良いなら、対応充電器を自分で購入する必要があります。
公式サイト>>SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター
既に他社製のケースやフィルムが販売されているようなので、好みのものを探してみましょう。
Amazonで検索>>OPPO A5 5G ケース
Amazonで検索>>OPPO A5 5G フィルム
続いてOPPO A5 5Gのディスプレイ性能を見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
6.7インチ 液晶ディスプレイ
OPPO A5 5Gのディスプレイサイズは6.7インチ。
エントリーモデルはコンパクトな印象がありますが、旧モデル同様に大型。ディスプレイサイズだけならハイエンドモデルと比べても遜色ありません。
下部だけは少し広めですがベゼル(縁)も狭く、画面占有率89.9%と十分な表示領域を確保しています。
インカメラはパンチホールタイプで上部中央に配置。
小さいので横持ちで動画視聴をしても殆ど気にならないと思います。
基本的に操作は両手持ち。片手だと指が端まで届きませんからね。
慣れれば文字入力くらいは片手でもできちゃうとは思いますが、無理して落とさないように。
液晶パネルなので視野角が狭くなりがちですが、OPPO A5 5Gはそれほど気になりません。多少暗くなるので明るさによっては見にくいことがあるとは思います。
ディスプレイは湾曲のないフラットタイプ。
耐久性に優れた強化ガラスを採用しているそうです。
ディスプレイ解像度はHD+
OPPO A5 5Gのディスプレイ解像度はHD+(1604×720)。
現在の主流はFHD+でエントリーモデルでも採用しているスマホが多い状況。
このため、粗かったり見づらかったりするのか心配だったんですが、実際に使ってみると気にするほどではなく普通に綺麗です。
もちろんOPPO A5 5Gより綺麗なディスプレイを搭載したスマホなんていくらでもあるわけですが、普段使いで困ることは殆どないでしょう。
液晶ディスプレイは有機ELディスプレイに比べると黒色表現が弱くなるんですが、これも使っている上でデメリットになるほどでもなく、夜景動画なんかも綺麗に見れました。
なお、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することも可能。目に負担をかけにくいアイコンフォート機能も使用できます。
OPPOのスマートフォンに搭載されている「アイコンフォート」機能は、ディスプレイから発せられるブルーライトを軽減することで、目の疲れを和らげる効果があります。長時間の利用時でも目への負担を抑えることを目的としており、特に夜間や暗い環境での使用に効果的です。
画面は明るく屋外でも見やすい
OPPO A5 5Gは、通常輝度850nit/日光下1,000nitと十分な明るさ。
屋内ではもちろん、屋外の直射日光下でも見づらくなることはありませんでした。
もちろんもっと明るいスマホもありますが、普段使いで困ることはないでしょう。
リフレッシュレート120Hz対応
OPPO A5 5Gの画面リフレッシュレートは120Hzをサポート。
1秒間に最大120回書き換えてくれるのでヌルヌルと滑らかに動きます。
エントリーモデルのスマホに搭載されていることは少ないのでメリットの1つになります。
動作性能がそこそこでもリフレッシュレートが高いだけで体感の操作性が抜群によくなりますからね。
ただ、なぜかリフレッシュレート「自動選択」(デフォルト)にすると、ホーム画面やOPPO製アプリ以外は60Hzになってしまします。
このため、自分がよく使うアプリでも滑らか操作にしたい場合には、リフレッシュレートを「高」に設定したうえで、リフレッシュレートを手動で選択してあげましょう。
なおアプリ自体が90Hz・120Hzに対応していなければ60Hzになるのでご注意ください。
Widevine L1で動画視聴が快適
OPPO A5 5Gのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、ストリーミングサービスで高画質視聴が可能です。
Widevine L1は、Googleが開発したデジタル著作権管理(DRM)の最高レベル規格です。ハードウェアレベルで暗号化・復号処理を行うため、4KやHDRといった高品質コンテンツの安全な配信が可能になります。対応デバイスはセキュアチップを搭載し、暗号鍵や映像データを安全領域で処理することで不正コピーや攻撃に強いのが特徴です。一方、すべての端末がL1に対応しているわけではなく、下位規格のL2やL3を採用する製品もあります。
HDRには非対応なもののNetflixの最大再生解像度はFull HDでした。
実際の表示は別にして、ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも高画質視聴可能。YouTubeでは「1440p60」まで設定できることを確認しました。
スマホをそんなにバリバリ使わなくても、動画を見るのが大好きな人も多いでしょう。
OPPO A5 5Gはそんなあなたにピッタリのスマホだと思いますよ。
USB Type-Cからの映像出力はできない
残念ながらOPPO A5 5Gは、USB Type-Cポートからの映像出力(DP ALT MODE /DisplayPort Alternative Mode)に対応していませんでした。
USB Type-CポートがUSB2.0なのかな?そうであれば映像出力ができないことに加えて、データ転送速度もUSB 3.0に比べて遅くなるのでご注意ください。
OPPO A5 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
超重要ポイントなので購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU/GPU)。
OPPO A5 5Gには「Dimensity 6300」が搭載されております。
Dimensity 6300は、2024年発表の5G対応ミドルレンジSoCで、普段使い向けのコスパ重視チップです。前世代のDimensity 6100+などと比べてCPU・GPU性能や電力効率が強化されており、SNSや動画視聴、ライトなゲームなどの日常用途を快適にこなせる性能帯に位置づけられます。
公式サイト>>Dimensity 6300
ちなみに旧モデルOPPO A3 5Gと全く同じSoC。このため基本性能に大きな変化は見込めません・・・。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは443,630点、GPUスコアは68,427点。
新世代のVer.11では総合スコアが549,992点、GPUスコアは46,529点でした。
2025年12月時点の最高スコアは280万点(Ver.10)を超えている状況ですが、45万点あれば、いわゆる普段使いに困らない最低限のスコアと言えます。
ネットサーフィン・SNS・LINE・メール・動画視聴。どれも快適に使えました。
リフレッシュレートが最大120Hzに対応していることもあって、高駆動対応アプリに限っては体感的なヌルサク感も強いですね。
ライトユーザーならストレスを感じるシチュエーションはないと思います。
ただ、重いゲームを快適にプレイできるわけではないので過度な期待は禁物。
将棋やオセロ、麻雀、パズルのような軽いゲームに留まるのでご注意くださいませ。
なおOPPO A5 5Gには「システム劣化防止機能」を含むトリニティエンジンが搭載されているので、4年間快適操作が続くとのこと。
これまでは「3年間」だったので長期使用がさらに伸びました。ライトユーザーほど1台のスマホを長く使う傾向にあるので嬉しいメリットになります。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてください。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にご覧ください。
AQUOS sense10と動作性能を比較
スコアだけ見ても分かりづらいかもしれないので、AQUOS sense10と動作性能をプチ比較してみました。
AQUOS sense10は超人気のミドルレンジスマホ。AnTuTuベンチマークスコアは70万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo! JAPANと楽天市場での表示速度をチェックです。
ベンチマークスコアの差がそのまま出てる印象。Pixel 9aの方が表示速度が少し早いですね。とは言え、使っていてストレスを感じることはありませんよ。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み・書き込みどちらも価格相応と言ったところ。通常利用の範囲内であれば読み書きが特別遅いと感じるはありません。
ストレージ容量は128GBとちょっぴり少なめ。購入時点ではシステム領域に15GB使うので、実際に保存可能なのは110GBほどになります。
ゲームを大量にダウンロードする人は少ないと思いますが、写真や動画を沢山撮る人は注意してください。
ただOPPO A5 5Gは最大1TBまでのmicroSDカードを装着できるので、容量不足になりそうな人は、予め入れておいても良いでしょう。
高パフォーマンスモードのベンチマークスコア
OPPO A5 5Gはバッテリー設定から「高パフォーマンスモード」を選択可能。ゲーム時のパフォーマンス設定ではなく、通常利用時の動作性能を向上させてくれる機能ですね。
AnTuTuベンチマークで計測してみたんですが、残念ながら全く変化はありませんでした。
バッテリー消耗が早くなってしまうようなので、積極的に使う必要はないですね。
メモリ拡張機能がある
OPPO A5 5Gには使わないストレージの最大4GB分を仮想メモリにする「RAM拡張」機能が搭載されていました。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるので安心ですからね。
OPPO A5 5Gのバッテリー持ち・充電速度をレビュー
続いてOPPO A5 5Gのバッテリー性能をチェックです。
充電速度はもちろん、バッテリー持ちの良し悪しもスマホを使ううえで重要なポイント。
1度の充電でなるべく長時間使える方が嬉しいですよね。
PCMarkバッテリーテストのスコア
OPPO A5 5Gはスペック上では6,000mAhと超大容量。旧モデルよりも900mAhも増量しております。
ただいくら容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこでPCMarkというベンチマークアプリでバッテリーもちを検証してみました。
PCMarkは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているため、それなりに信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさを50%固定、リフレッシュレートを「自動選択」に設定にして計測した結果19時間50分と超長持ち。
旧モデルOPPO A5 5Gは同じ設定で14時間37分だったので、めっちゃ良くなっています。
ライトユーザー向けのスマホなので、これは嬉しい進化です。素晴らしい!!!
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので参考に御覧ください。
バッテリー持ちを実機で検証
PCMarkのスコアでは信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まずAmazon Musicでストリーミング音楽を1時間聴いた結果、バッテリー消耗は2%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗は8%でした。
24時間一切触らずに放置してみたところ、バッテリーは3%消耗しました。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
| 使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
| 音楽再生 1時間 | 2% | 約50時間 |
| 動画再生 1時間 | 8% | 約13時間 |
| 24時間放置 | 3% | 約33日間 |
参考にAQUOS sense10と比較すると以下の通り。
| 使用時間 | sense10 | OPPO A5 5G |
| 音楽再生 1時間 | 3% | 2% |
| 動画再生 1時間 | 6% | 8% |
| 24時間放置 | 3% | 3% |
バッテリー持ちの良さに定評があるAQUOS sense10と比べても遜色ない性能。
OPPO A5 5Gのバッテリー持ちは優秀と言って良いでしょう。
なお、バッテリー劣化を防止する設定項目も用意されているので、少しでもバッテリー寿命が長くなるように調整してあげましょう。
45W急速充電に対応
バッテリー持ちが優秀なOPPO A5 5Gは充電速度も良い感じです。
旧モデルから引き続き45W急速充電(SUPERVOOC 45W)に対応しております。
ライトユーザー向けのエントリーモデルらしからぬ優秀な充電速度。
実際に試してみたところ、バッテリー残量20%からフル充電までにかかった時間は1時間15分でした。
一般的なエントリーモデルの半分の時間で完了。これだけ早ければ、寝る前に充電し忘れてしまっても、出かける準備をしている間にある程度充電できちゃうと思います。
ただし、残念ながらOPPO A5 5Gには充電器が付属していません。
充電速度を最大限活かすためには対応充電器を自分で購入する必要があります。
公式サイト>>SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター
せっかくの急速充電に加えて、ライトユーザー向けのスマホなので充電器だけは付属して欲しかったですね。
なお今回の検証は手持ちの「OPPO SUPERVOOC 80W 急速充電アダプター」を使用しています。
OPPO A5 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると、スマホとは思えないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単に撮影できちゃいます。
OPPO A5 5Gで実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてみてください。
カメラアプリ
OPPOのカメラアプリはシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
よく使う2倍ズームはワンタップで切替可能で、ズームボタンを長押しするとその他の倍率に指定することができます。
旧モデルから引き続きEV(露出)設定ボタンもありました。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもあるので写真好きの人は使ってみましょう。なお、シャッター音を消す設定項目はありませんでした。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
とは言っても、OPPO A5 5Gにはメインカメラしかないんですけどね笑
比較用に人気のミドルレンジスマホAQUOS sense10で撮影した写真も併せて掲載しています。
価格帯が違うので比較対象としてマッチしているわけではないですが、参考にしてくださいませ。
価格帯が違うので単純比較はできませんが、OPPO A5 5Gは、全体的に明るめの露出と高めの彩度・コントラストが特徴です。
紅葉や花の赤・オレンジは一段派手に持ち上がり、見た瞬間に「映える」方向のチューニングになっています。その一方で、ハイライト側がやや飛びやすく、細部のテクスチャはノイズリダクション優先で少し滑らかになるため、拡大して見ると解像感はそれほど高くありません。
「難しいことは考えずに明るく鮮やかに写ればOK」という層にフィットする画作りと言えます。
一方のAQUOS sense10は、色味は自然寄りながら発色自体はしっかりしていて、標準カメラでは石畳や木の幹、花びらの筋まできちんと描き分ける解像感が強みです。露出はA5 5Gより控えめで、空の青や日向の白飛びを抑えつつ、暗部も極端には潰さないなど、ダイナミックレンジに余裕があります。
輪郭強調も不自然にならない範囲で効いているので、等倍で見ても「情報量の多い写真」という印象で、トリミング耐性も高めです。
このため、気軽なスナップでパッと見の派手さを重視するならOPPO A5 5Gでも十分ですが、細部の描写や階調の豊かさ、後からの編集・トリミングまで見据えた「写りの土台の良さ」を求めるならAQUOS sense10が有利、という棲み分けになります。
HDRの性能を確かめるために逆光のシチュエーションで。
逆光耐性は、AQUOS sense10の方が一段余裕がある仕上がりです。
太陽を画面内に入れたカットでも、空の青や雲の階調をしっかり残しつつ、木の葉や幹の暗部も極端に潰さずに描写できており、フレアやゴーストも比較的目立ちません。
これに対してOPPO A5 5Gは、空側のハイライトが早めに白く抜けやすく、葉のオレンジもコントラストが付きすぎて一部ベタっと見える場面があり、HDR効果自体は控えめになります。
夜景モードの作例
OPPO A5 5Gは低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載しています。
夜景モードは、AQUOS sense10がだいぶ優位で、OPPO A5 5Gとの性能差がはっきり出ています。
AQUOS sense10の夜景モードは、建物の窓や橋の骨組み、石畳の目地まできちんと解像しつつ、黒をしっかり締めることで夜の雰囲気を保っているのが強みです。水面の反射や街路樹の葉のディテールも残っており、多枚数合成でノイズを抑えながらも情報量を維持している印象で、トリミングや現像耐性も高めです。
一方OPPO A5 5Gは、明るさ自体はそれなりに稼げていて、肉眼より少し明るい程度の「見た目に近い夜景」を簡単に残せますが、ノイズ低減が強くかかるため細部が溶けやすく、遠景の建物や舗道の質感はやや眠くなります。黒浮きや光源のにじみも出やすいので、等倍鑑賞よりもスマホ画面で雰囲気をサッと共有する用途に向いた仕上がりです。
さらに明暗差の激しいシーンでHDR性能をチェック。
夜間のHDR性能は、明らかにAQUOS sense10が優位です。 自販機や街灯のような強い光源をフレーム内に入れても白飛びをうまく抑えつつ、背景の建物や路地の暗部もしっかり残していて、明暗差の大きいシーンでも階調の豊かさが感じられます。
一方OPPO A5 5Gは、光源周りがにじんでハイライトが早めに飽和しやすく、暗部もノイズリダクションの影響で情報量が少なめ。明るさは確保できるものの、極端な明暗差がある夜景では描写が単調になりやすい印象です。
デジタルズーム(最大10倍)の作例
OPPO A5 5Gには望遠カメラがないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
2倍ズームを超えると解像感が失われてどんどんイラストのような質感になってしまいました。ちなみにAQUOS sense10の最大ズーム(8倍)はこんな感じ。
さすがミドルレンジスマホ。OPPO A5 5Gに比べるとシャープな仕上がりになっております。やっぱり全般的にカメラ性能は価格帯に比例するような印象がありますね。
低価格帯のスマホに優秀なカメラ性能を求めるのは酷かもしれません。
なおスマホで実際によく使うのは、高倍率よりも2~3倍ズーム。画角の調整に重宝します。
OPPO A5 5Gも2倍ズームであれば劣化も少なくて使いやすそうなので安心です。
ポートレートモードの作例
OPPO A5 5Gには簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
謎にフレームを付けてしまいました。設定からフレームや透かしを入れることが可能です。
髪の毛なんかが多少背景に溶け込むものの、被写体の切り分けも上手で綺麗に撮影できていました。
ちなみに人物以外の被写体にもボケモード的にも使えます。
OPPOのスマホはポートレートモードが楽しい印象があります。夜間撮影では印象的な玉ボケを作ることもできるので積極的に使ってみてください。
明るささえ確保できればそれなりに綺麗に撮影できると思いますよ。
インカメラの作例
OPPO A5 5Gのインカメラの有効画素数は800万画素。メインカメラに比べると控えめですが、そんなに悪くなかったです。
ビューティーモードもあるのでナチュラルに盛れております。
白飛び気味ではあるものの逆光のシチュエーションでもまずまずの仕上がり。
もちろんインカメラでもポートレートモードが使えますよ。
動画撮影の作例
OPPO A5 5Gで動画撮影(1080p@30fps)もしてみました。
比較用にAQUOS sense10で撮影した動画・写真も収録しています。
動画撮影は手ぶれ補正が全く効かないので動きながらの撮影には向いていません。
収録した動画もガクガクしすぎて酔いそう・・・。
また夜間撮影も暗くなりすぎてしまうので注意が必要です。
ただ比較したAQUOS sense10の動画撮影性能もなんだかイマイチなんですよね・・・。
明るすぎるというか、調整不足な気がします。
手ぶれ補正はめっちゃ強いんですけどね。うーむ・・・。
OPPO AIで写真編集
OPPO A5 5Gは上位モデルと同じようにOPPO AIによる画像編集ができるところがメリットの1つと言えます。
- AI再構成
- AI消しゴム 2.0
- AIクリッピング 2.0
- AI反射除去
- AI Studio
- AIぼけ除去
- AI鮮明度強化
AIスマホと言えばPixelシリーズが強いですが、OPPO AIも負けておりません。
AI消しゴムの精度はかなり高め。被写体をしっかり認識してくれます。
僅かに不自然な部分がありつつも優秀じゃないですか?
この他、実際に撮影した顔写真から写真やイラストを生成してくれるAIスタジオなんかもあります。
OPPOスマホを購入したらぜひ色々遊んでみてください。
OPPO A5 5Gを実機レビュー
OSはColorOS 15
OPPO A5 5GにはAndroid 15をカスタムしたOPPO製「ColorOS」のバージョン15がプリインストールされていました。
公式サイト>>ColorOS 15
残念ながらアップデート保証については公表されていないので分かりませんが、システム劣化防止機能があるので、なるべく長期間対応して欲しいところです・・・。
ちなみにOPPO共通の基準は以下の通りになります。
- セキュリティアップデート:初出荷日から3年間
- OSアップグレード:最低1回以上
以前はColorOSの評判があまり良くなかったのですが、それは過去の話。実際に使ってみても特に不便を感じるポイントはありません。
むしろシンプルで可愛らしいデザイン・UIは個人的に好みです。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、素のAndroidにはない使い勝手が良くなる工夫がカスタムOSのメリットですね。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
豊富なジェスチャー操作・特殊機能
ColorOSはジェスチャー操作や便利な特殊機能が豊富なところも嬉しいポイントです。
カメラのクイック起動は音量ボタン2回押し。音楽再生中には使えません。
もちろん画面分割やサイドバー、フローティングウィンドウも搭載しております。
この他、かんたんスマホとまでは言えないものの、文字・表示を大きくしたシンプルモードやキッズモードもあります。
なお画像編集以外のOPPO AIは控えめ。メモアプリに一部AI機能が搭載されているほか、Google Geminiが使えるくらいでした。
デュアルアプリ対応/マルチユーザー非対応
OPPO A5 5Gには1つのアプリを複製できるデュアルアプリ(アプリクローン)機能があります。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
この他、プライバシーに配慮した機能も搭載されていましたよ。
なお、残念ながら複数ユーザー機能・システムクローン機能は搭載されていませんでした。
簡単にiPhoneとデータ共有できる
OPPOのスマホは他社メーカーよりもiPhoneとの親和性が高いです。
その1つがO+ Connect。iPhonenにインストールすると、OPPO製品とのデータ共有が簡単にできます。
OPPO A5 5GからiPhoneにデータを送るのも、iPhoneからOPPO A5 5Gにデータを送るのも簡単にできちゃいます。
日本は特にiPhoneユーザーが多いので、iPhoneとの親和性の高さもOPPOスマホを使うメリットになると思います。
O Care保証サービス対象製品
OPPO A5 5GはOPPOの独自保証サービス「O Care」の対象製品です。
公式サイト>>O Care
メーカー修理保証(1年目)終了以降、保証期間内に故障等があった場合には「端末交換」か「宅配修理」のどちらかの利用が可能になります。
料金はプランによって異なり、以下のとおりです。
保証対象範囲は自然故障に限らず、画面破損や盗難にまで及びます。
- 画面破損
- 外観破損
- 故障
- 全損
- 自然故障
- 盗難
加入中に年1回まで履行可能で、自己負担金5,000円で端末交換してくれるのが超嬉しいポイント。宅配修理の場合には自己負担金はなく無料です。
料金は発生するものの、保証内容はかなり手厚め。
これまでにスマホやタブレットを壊してしまった経験がある人は、加入しても良いかもしれませんね。
公式サイト>>O Care
- 対象機種の購入から21日以内の加入が必要
- 携帯キャリア(MNO)モデルは対象外
おサイフケータイ対応
OPPO A5 5Gはおサイフケータイに対応しています。
しっかり日本向けにローカライズされているのは嬉しいポイント。
FeliCaポートは背面上部にあります。
普段使っているSuica・PASMO・iDなどなど、おサイフケータイをそのまま利用可能。反応も良好です。
耐衝撃MIL規格+IP65防塵防水
OPPO A5 5Gは衝撃に強い頑丈なボディが大きなメリット。旧モデルOPPO A3 5Gよりも160%耐衝撃性能がアップしています。
アメリカ国防総省の調達基準であるMIL-STD-810H:method 516.8の耐衝撃テストに加えてSGSテストもクリアしているとのこと。
MIL-STD-810Hは、米国国防総省によって策定された環境耐性評価のための総合的な試験規格です。軍用装備品や産業用機器などがあらゆる過酷な環境(高温、低温、湿度、振動、塵埃、衝撃)にどれだけ耐えられるかを調べるための「試験方法の集合」として構成されています。
Method 516.8は、この規格全体の中のひとつの「個別試験手法」です。数ある試験項目のうち「衝撃(ショック)」にフォーカスしたもの。落下、ぶつかり、急激な運動変化などによって発生する短時間・高強度な力を想定し、それに対する製品の耐性を評価します。
不意に落としてしまったとしても壊れる可能性が極めて低く、いわゆるタフネススマホと同程度、むしろそれ以上の堅牢性と言っていいでしょう。
防塵防水性能もIP54からIP65にアップ。水没には耐えられないものの、生活防水よりは強い防水性能になりました。
IP65は、防塵・防水性能の国際規格であるIPコード(IEC 60529)によって定義された等級の一つです。IP65の「6」は完全防塵を意味し、埃や塵が内部に侵入しないことを示しています。「5」は防水性能を示し、あらゆる方向からの低圧の噴流水に耐え、3分間にわたり水の直接噴流によっても内部に有害な影響を受けないことを保証しています。
本音を言えばお風呂で音楽を聞いたり動画を見たりしたいところですが、誤って水没させてしまうと壊れる可能性が高いので我慢してください。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
スピーカーはモノラル仕様
OPPO A5 5Gのスピーカーは、旧モデルから引き続き片側のみのモノラル仕様。
縦持ちなら気にならないものの、横持ちすると片側からしか音がでないためアンバランスになってしまいます。
音質はそこそこでも、ステレオサウンドなだけで音楽鑑賞や動画視聴で活躍できるので残念な仕様でした。
なお引き続き、最大音量を高める「ウルトラボリューム」は搭載されております。
イヤホンジャック/FMラジオ搭載
モノラルスピーカーは残念ですが、OPPO A5 5Gにはイヤホンジャックが搭載されております。
良い音で音楽や動画を楽しみたい時は素直にイヤホンを使いましょう。
サウンドエフェクトとして「OReality Audio」を設定可能。
イヤホン接続時にはイコライザの調整もできますよ。
また、接続した有線イヤホンをアンテナ代わりにするFMラジオも搭載されています。
ラジオなんて使わないでしょ?って思うかもしれませんが、ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは緊急時の情報収集に重宝しますよ。
しかも2025年現在、ラジオを聞く人の人口がジワジワ増えてるらしいですよ。
BluetoothコーデックはLDACに対応
OPPO A5 5Gにワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:✕
残念ながらaptX Adaptive・LHDCには非対応でしたが、LDACには対応していました。
このため、無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
またAmazon Musicのストリーミング再生では「96kHz/24bit」の、日本オーディオ協会が求める純然たるハイレゾ表示になっていました。
とは言え、Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分からないので疑わしい場合はストリーミング再生ではなく、曲をダウンロードした方が良いでしょう。
生体認証は指紋認証&顔認証
OPPO A5 5Gの指紋認証は電源ボタンに搭載。
反応もそれなりに良く、軽く触るだけでロック解除できました。
顔認証はインカメラを使った簡易的なもの。反応もそこそこ良好で、僅かにロック画面が表示されるものの顔が入ればすぐにロック解除されます。
解除後にロック画面に留まるか、ホーム画面に移動するか、好みの方式を選択できますよ。
4キャリアに対応したBand構成
OPPO A5 5G(SIMフリー版)は国内4キャリアのBandにフル対応しています。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
| ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
| au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
| 楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 28(プラチナバンド)○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。
また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応していますが、ドコモの「n79」には非対応なのでご注意ください。
| 主要Band一覧表 | |
| ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
| ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
| au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
| 楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO A5 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMに対応
OPPO A5 5Gは、SIMカードに加えてeSIMにも対応しています。
ただし、eSIMを有効にするとSIMカードスロットの1つが無効になるのでご注意下さい。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応してくれているのは1つメリットになります。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめ。IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
OPPO A5 5Gのスペック・仕様
OPPO A5 5Gのスペック・仕様は以下の通りです。旧モデルOPPO A3 5Gの情報も併せて掲載するので参考にしてください。
| モデル・型番 | OPPO A3 5G CPH2639 |
OPPO A5 5G CPH2735 |
| 価格 | 32,800円 | 32,800円 |
| サイズ | 高さ:166mm 幅:76mm 厚さ:7.7mm |
長さ:約166mm 幅:約76mm 厚さ:約8.0mm |
| 重さ | 約187g | 約194g |
| ディスプレイ | 約6.7インチ 画面占有率 89.9% LCD 1,604×720 HD+ 364PPI 83% NTSC 1,670万色 チャイナサザンガラス パンダガラス |
約6.7インチ 画面占有率 89.9% LCD 1,604×720 HD+ 264PPI 88% DCI-P3 100% sRGB 1,670万色 |
| 輝度 | 標準:850nit 日光下:1,000nit |
標準:850nit 日光下:1,000nit |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
最大120Hz |
| タッチサンプリングレート | 最大120Hz | 最大240Hz |
| OS | ColorOS 14 based on Android 14 |
ColorOS 15 based on Android 15 |
| SoC | MediTek Dimensity 6300 |
MediTek Dimensity 6300 |
| RAM | 4GB LPDDR4X |
4GB LPDDR4X |
| ROM | 128GB UFS 2.2 |
128GB UFS 2.2 |
| 外部ストレージ | 対応 最大1TB |
microSDXC 最大1TB |
| リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 |
5,000万画素 f/1.8 |
| リアカメラ(深度) | 200万画素 f/2.4 |
200万画素 f/2.4 |
| インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
800万画素 f/2.0 |
| ビデオ(リアカメラ) | 1080p@30fps 720p@30fps |
1080p@30fps 720p@30fps |
| ビデオ(インカメラ) | 1080p@30fps 720p@30fps |
1080p@30fps 720p@30fps |
| バッテリー | 5,100mAh | 6,000mAh |
| ポート | USB Type-C 45W急速充電 |
USB Type-C 45W急速充電 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
| 生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
側面指紋認証 顔認証 |
| 対応SIM | nano SIM eSIM |
nano SIM eSIM |
| 2回線同時待受 | 可 | 可 |
| 対応Band | 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28 4G TD-LTE:Band 38/39/40/41/42 3G WCDMA::Band 1/2/4/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz CA対応 |
5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28 4G TD-LTE:Band 38/39/40/41/42 3G WCDMA::Band 1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:850/900/1800/1900MHz CA対応 |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Ver5.3 | Ver5.4 |
| 位置情報 | GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS |
GPS GLONASS BeiDou Galileo QZSS |
| イヤホンジャック | あり | あり |
| スピーカー | モノラル | モノラル |
| FMラジオ | あり | あり |
| 防塵防水 | IP54 MIL-STD-810H |
IP56 MIL-STD-810H |
| NFC | あり | あり |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
公式サイト>>スペック
まとめ:OPPO A5 5Gのメリット・デメリット・評価
OPPO A5 5Gを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。OPPO A5 5Gのメリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
OPPO A5 5Gを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
| ・困らない動作性能 ・リフレッシュレート120Hz ・長持ちバッテリー ・45W急速充電 ・おサイフケータイ対応 ・指紋認証&顔認証 ・イヤホンジャック ・microSDカード対応 ・頑丈で壊れにくい |
・マイナーアップデート ・モノラルスピーカー ・重いゲームは厳しい ・カメラは価格なり ・IP56止まり ・付属品なし |
評価
総合評価:(4点/5点満点)
| デザイン | ★★★☆☆ |
| サイズ感 | ★★★☆☆ |
| ディスプレイ | ★★★★☆ |
| 動作性能 | ★★★☆☆ |
| ゲーム性能 | ★★☆☆☆ |
| バッテリー性能 | ★★★★☆ |
| カメラ性能 | ★★★☆☆ |
| 機能・付加価値 | ★★★★☆ |
OPPO A5 5Gは「安心して長く使えるエントリースマホ」という立ち位置をしっかり守っていました。
動作性能は普段使いで困らず、120Hzの滑らかなディスプレイや長持ちバッテリー、45W急速充電など、日常で活きる実用性は十分。
おサイフケータイ対応や指紋・顔認証、イヤホンジャック、microSD対応といった「あると嬉しい機能」もしっかり押さえており、頑丈さも健在です。
一方で、旧モデルのOPPO A3 5Gからは超マイナーアップデートで、大きな進化を感じにくいのは事実。
モノラルスピーカーやカメラのクオリティ、重いゲームの動作、IP56止まりなど弱点も引き続き残っています。
とはいえ、バッテリー容量アップ(5,100mAh → 6,000mAh)は嬉しいポイントで、OPPO AIによる画像編集も使ってみると意外と実用的です。
このため、旧モデルからわざわざ買い替える必要はないものの、以下のようなユーザーには非常に向いてる機種だと思います。
- 頑丈で壊れにくいスマホがいい
- 大画面で日常用途が快適なら十分
- エントリー帯でコスパの良い1台が欲しい
大きな変化がないぶんガジェット好きには物足りませんが、用途がハマる人にとってはベストバイといえる完成度に仕上がった1台です。
OPPO A5 5Gはワイモバイルが最安値!
OPPO A5 5Gは格安SIMでも購入可能です。
ワイモバイルでの販売価格
現在OPPO A5 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
| 販売サイト | 通常価格 | 最安価格 |
| 公式サイト | 32,800円 | 32,800円 |
| 楽天モバイル | 26,990円 | 実質10,990円 |
| IIjmio | 32,800円 | 17,800円 |
| ワイモバイル | 26,640円 | 10,080円 |
販売開始直後から各社とも攻めてますが最安値はワイモバイル。
他社からのMNP&シンプル3 M/L限定の価格にはなりますが脅威の1万円台!
さらに常時開催の「どこでももらえる特典」で最大6,000円相当のPayPayポイントが戻ってくるので圧倒的に安いです。
ワイモバイル>>OPPO A5 5G
ワイモバイルで購入する場合には、事前にキャンペーンへのエントリーを忘れずにしましょう。
ちなみに楽天モバイルは楽天ポイント還元による実質価格。
楽天経済圏を活用している人は楽天モバイルの方がお得だと思います。
ワイモバイルの料金プラン・特徴
ワイモバイルの料金プラン・特徴をおさらいしておきましょう。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルをスマホで利用する時の料金プランは「シンプル3」です。
| プラン名 | シンプル3 S | シンプル3 M | シンプル3 L |
| データ通信量 |
5GB | 30GB | 35GB |
| 月額基本使用料 | 3,058円 | 4,158円 | 5,258円 |
このままだとかなり割高になりますが、ワイモバイルは各種割引の適用が真骨頂。
格安SIMにも負けないくらいお得な料金プランになっています。
また、現在「データ増量無料キャンペーン」を開催しているので、6ヶ月間はデータ通信量が無料で増量。これが地味に嬉しいメリットです。
- シンプル2 S:5GB→7GB
- シンプル2 M:30GB→35GB
- シンプル2 L:35GB→40GB
ギガはたくさん使えるに越したことありませんからね。
2つの通話定額オプション
ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、2つの通話定額オプションが用意されています。
| オプション名 | 月額料金 | 内容 |
| だれとでも定額 | 880円 | 10分以内の国内通話が無料 |
| スーパーだれとでも定額 | 1,980円 | 国内通話かけ放題 |
個人的には通話は殆どLINEなので音声通話を使う機会は少ないですが、そうもいかない人も多いでしょう。
1ヶ月に20分以上話すなら「だれとでも定額」、45分以上話すなら「スーパーだれとでも定額」を利用したほうが安上がりと言われています。
なお通話定額はプラン・利用者によって割引があるのも嬉しいポイントです。
| プラン・利用者 | 特典内容 |
| シンプル2 L | 「だれとでも定額」「スーパーだれとでも定額」の月額料金から800円割引。→「だれとでも定額」が無料 |
| 60歳以上 | シンプル2 S/Mの場合「スーパーだれとでも定額」の月額料金が800円になる。シンプル2 Lの場合は無料になる。 |
安定した通信速度
ワイモバイルはソフトバンク回線を直接利用しています。
格安SIMでもソフトバンク回線を利用しているところがありますが、通信速度が安定しているのは圧倒的にワイモバイル。
低速になりがちな「お昼休み」や「夜のくつろぎタイム」でも遅くなることはありません。
また今後エリアの拡大が予想される5G回線も標準搭載。追加料金を支払うことなく利用できます。
データくりこし可能
以前ワイモバイルはデータ繰り越しに対応していなかったのでデメリットの1つになっていましたが、現在は対応しており、余ったギガを翌月まで繰り越し可能です。
月によって使うギガがバラバラな人ほど恩恵を受けやすいですね。
なお、シンプル3 M/Lプランなら、データを使い切った後の通信速度が1Mbps。
動画視聴やゲームにはちょっと遅いですが、ネットサーフィンやSNSをやるくらいであればストレスなく使えます。これも大きなメリットです。
PayPayが貯まりやすい
PayPayを普段使っていない人には魅力を感じにくいポイントかもしれませんが、ワイモバイルはPayPayとの親和性が非常に高いです。
ワイモバイルユーザーなら、Yahoo!ショッピングで毎日最大7%還元。さらに毎月特定の日は還元率がアップします。
またワイモバイルに加入すると、通常月額508円のLYPプレミアム会員特典が無料で使えるのも嬉しいポイントです。
どうしてもPayPayを中心にした特典に偏ってしまうのですが、ワイモバイルに加入したら全力でPayPayの還元を受けるべきでしょう。
公式サイト>>ワイモバイル
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