OPPO Reno5 AのSIMフリー版を購入したので、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)のSIMカードを入れて使えるか試してみました。
OPPO Reno5 Aの公式サイトでは、販路として楽天モバイルの名前も掲載されているので使えるとは思いましたが、SIMフリー版で確実に使えるのか分からなかったので念のため確認。
結論から先に伝えると、OPPO Reno5 A(SIMフリー版)で楽天モバイルは使えます。
以下の3つの確認をしたところ動作に問題はありませんでした。
- Rakuten Linkでの音声通話(発信・着信)
- Rakuten LinkでのSMS(送信・受信)
- テザリング
ただし、楽天モバイルが正式に動作確認を行っている全ての項目を確認できたわけではないので、その点はご注意ください。
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OPPO Reno 5Aに楽天モバイルのSIMカードをセット
僕が試したのは楽天モバイルの物理SIMで、eSIMではありません。
OPPO Reno5 AのSIMフリー版はeSIMも利用できます。
SIMカード+eSIM+SDカードという使い方ができるので、2回線同時利用したい人は1回線をeSIMにすると便利ですよ。
こちらの記事でIIJmioのeSIMを設定した様子を紹介しているので本記事と併せてチェックしてみてください。
OPPO Reno5 Aに楽天モバイルのSIMカードを挿入するだけですぐに開通できました。
自分でAPNの設定をする必要はなく自動設定です。
「アクセスポイント名」をタップして確認したところ楽天モバイルの名前があります。
僕の住んでいるエリアは楽天回線対応エリアなので、しっかりBand 3を掴んでいます。
アンテナピクトにRakutenの表記があり、VoLTEマークも確認できました。
平日午前10:00という中途半端な時間帯ですが、通信速度も問題ないようです。
OPPO Reno5 Aで楽天モバイルが使えるかチェック!
楽天回線を無事掴んでくれたので、ちゃんと使えるのかチェックしていきましょう。
楽天モバイルの場合、Rakuten Linkが正常に動くかどうかが重要ですからね?
Rakuten Linkで音声通話
楽天モバイルユーザーはRakuten Linkアプリからの音声通話は無料で利用できます。
OPPO Reno5 Aで試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
ネットワーク・通話の品質も特に問題ありません。
Rakuten LinkでSMSの送信・受信
楽天モバイルユーザーはRakuten LinkでのSMS送受信も無料ですね。
改めてランニングコストがかかりにくいキャリアだなーと関心してしまいます。
OPPO Reno5 Aでも特に問題なし!
送信も受信もしっかりできました。
楽天回線でのテザリング
楽天モバイルの月額基本料が上限3,278円(税込み)であることを活かして、テザリングで利用している人も多いのではないでしょうか?
OPPO Reno5 Aでもテザリングをバッチリ使えます。
設定の「接続と共有」から「パーソナルホットスポット」を有効に。
あとは、接続したいデバイスのWi-Fi設定で「OPPO Reno5 A」を探し、パスワードを入力すればOKです。
今回接続したのはiPhone 12 miniですが、タブレットやPCでも「OPPO Reno5 A」の表示を確認できましたよ。
OPPO Reno5 Aってどんなスマホ?スペックと特長
OPPO Reno 5Aは中国スマホメーカーOPPO製のSIMフリースマホです。
2020年6月に発売されて以来売れまくっているOPPO Reno3 Aの後継モデル。
人気の「おサイフケータイ」や「防水性能」はそのままに、基本性能がパワーアップして更に使いやすくなりました。
価格も43,800円(SIMフリー版/税込)とハイエンドモデルの半額以下。
高くてもいいから高性能のスマホを使いたい!っていうギークな人にはおすすめできませんが、大多数の人が満足できる手に取りやすいスマホです。
多くの人を満足させる性能です
OPPO Reno5 Aの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能は十分優れています。
もちろん、ゲーマーやカメラマン、スマホマニアなギークの人が使えば物足りないと言えるでしょう。
でも、それ以外の大多数の人はOPPO Reno5 Aを使ってストレスを感じることはありません。
搭載されているSoC(CPU)はSnapdragon 765G。
AnTuTuベンチマークスコアが30万点以上にもなります。
ネットサーフィンやSNS、LINEにメール、ゲームに動画視聴まで。
あなたがやりたいことは、OPPO Reno5 Aでサクサク快適にできるはずです。
あなたが欲しい機能は全て入っています
OPPO Reno5 A最大の特長は、付加価値と言うべき機能が充実していること。
- おサイフケータイ
- 防水性能
- イヤホンジャック
全てOPPO Reno5 Aに入ってます。
3万円~5万円のミドルレンジスマホでこれらの機能が搭載されているものは少ないです。
いくら性能が高くても、高いリフレッシュレートでも、ワイヤレス充電ができても、やりたいことができないのであれば買うべきスマホではありません。
欲しい機能がしっかり入っているスマホ。
つまり、OPPO Reno5 Aこそ、あなたが買うべきスマホだと思います。
税込43,800円。手頃な価格です
十分な基本性能で、おサイフケータイと防水性能付き。
多くの人を満足させる優秀なスマホでありながら、価格は43,800円。
同じ価格帯でライバルを探すならAQUOS sense 4になりますが、OPPO Reno5 Aは5G回線に対応していて、SoCの性能がちょっと優れています。
もちろん、予算に余裕があるのであればiPhoneを買っちゃえば良いんですけどね?
あちらは10万近い超ハイスペックスマホ。
そんなあなたにピッタリなのがOPPO Reno5 Aです。
スペック表
サイズ | 162mm × 74.6mm × 8.2mm |
重さ | 約182g |
ディスプレイ | 6.5インチ 液晶ディスプレイ FHD+(2400×1080) 405ppi 画面占有率 90.0% |
リフレッシュレート | 90Hz |
OS | ColorOS 11 Based on Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 765G |
RAM | 6GB LPDDR4X |
ROM | 128GB |
外部ストレージ | 対応(最大1TB) |
リアカメラ(メイン) | 6400万画素 f/1.7 |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 / 119° |
リアカメラ(モノクロ) | 200万画素 ƒ/2.4 |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 ƒ/2.4 |
インカメラ | 1600万画素 ƒ/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080P@60fps/30fps 720P@60fps/30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps 720p@30fps |
バッテリー | 4,000mAh 18W急速充電 PD/Quick Charge |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 背面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 eSIM対応 |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】850/900/1800/1900 【WCDMA】B1,2,4,5,6,8,19 【LTE-FDD】B1,2,3,4,5,7,8,18,19,20,26,28 【LTE-TDD】B38,39,40,41 【5G】n3,28,77,78 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Ver5.1 |
BTコーデック | SBC AAC aptX aptX HD LDAC |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | モノラル |
FMラジオ | あり |
防塵防水 | IP68 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
楽天モバイルの特徴・メリットを解説
楽天モバイルが提供しているキャリアサービスRakuten UN-LIMITの特徴・メリットを確認していきましょう。
- 楽天回線はデータ使い放題
- エリア外でも5GBまで速度制限なし
- 速度制限になっても1Mbps
- 5G回線が無料で使える
- 契約事務手数料等が無料
- 通話料・SMS利用料が無料
- 他社(MNO)よりお得
楽天回線はデータ使い放題
他社(MNO)の大容量プランでは、速度制限なく使えるデータ通信量(ギガ)が多いので気にする必要がほとんどありません。
それはRakuten UN-LIMITでも同様。楽天回線提供エリアではデータ使い放題です。
いくらギガを消費しても、通信速度に制限がかかることがないので安心。
しかも月額基本料も最大3,278円。
100GB使っても、200GB使っても月額基本料が高くなってしまうことはありません。
エリア外でも5GBまで速度制限なし
データ使い放題なのは楽天回線提供エリアのみ。
少しずつ広がってきたとは言え、残念ながら楽天回線提供エリアは限定されています。
公式サイト>>楽天回線エリア
楽天回線エリア外では使えないのかと言うと、そうではなく、パートナー回線(au回線・プラチナバンド)を利用することになります。
ただし、高速データ通信が利用できるのは5GB/月まで。超過後は速度制限にかかってしまいます。
速度制限になっても1Mbps
パートナー回線でデータ通信量(ギガ)を5GB消費すると通信速度に制限がかかります。
しかし、Rakuten UN-LIMITでは速度制限後でも1Mbpsで利用可能です。
通常、速度制限になると低速すぎて使い物になりませんが、1Mbpsの速さであれば動画閲覧などには厳しいものの、SNSやネットサーフィンくらいであればそこそこ快適に利用できるのでご安心ください。
5G回線が無料で使える
楽天モバイルは5G回線を標準搭載しているので、5G対応端末さえ使えば追加料金を支払うことなく5G回線を利用できます。
楽天モバイルに限らず、どのキャリアでも5G回線エリアが狭い状況なので実用的ではありませんが使えるに越したことはありません。
なお5G回線対応エリアは公式サイトの地図上で確認できます。
公式サイト>>楽天回線エリア(5G)
サービス開始直後よりは少しずつ増えています。
4G・LTE回線を含めて今後のエリア拡大に期待しましょう。
契約事務手数料等が無料
楽天モバイルは契約事務手数料・MNP転出手数料が無料です。
携帯会社の乗り換えにかかる事務手数料って結構ばかになりません・・・。
この点楽天モバイルなら、加入する時も、他社へ転出する時も手数料がかからないので、気軽に試せるメリットがあります。
3ヶ月無料期間だけ使ってみようかな?
そんな風に考えている人にとっては嬉しいポイントですよ。
通話料・SMS利用料が無料
Rakuten UN-LIMITの加入者は、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料・SMS利用料も無料になります。
Rakuten Link
Rakuten,Inc.無料posted withアプリーチ
LINEで通話する人も多いですが、固定電話への通話料も無料になるので重宝します。
ただし、iPhoneで楽天モバイルを使う人は要注意!
2021年6月15日以降、iOS版のRakuten Linkの仕様が順次変更されていきます。
変更内容は「改悪」と言われても仕方のない内容に・・・。
- Rakuten Link以外の固定電話や通話アプリからの着信は、iOS標準アプリで着信する
- Rakuten Link以外からのSMS送受信は、iOS標準アプリで送受信する
こちらの記事で、変更内容について詳しく紹介しているので御覧ください。
他社(MNO)よりもお得に使える!
現在、楽天モバイル以外のMNOでも格安料金プランがあります。
キャリア / プラン名 | 月額基本料(税込) | 備考 |
docomo / ahamo | 2,970円 | 月20GB 5分間無料通話付 |
Sofbank / LINEMO | 2,728円 | 月20GB 無料通話はオプション |
au / povo | 2,728円 | 30日間/20GB 無料通話はオプション |
楽天モバイル / UN-LIMIT | 最大3,278円 | ギガ無制限 通話料無料 |
どこの通信会社でも月20GBを2,728円から利用できるので、これまで大手キャリアが提供してきた料金プランよりもずっと安く利用できます。
ただ、それでもやっぱり楽天モバイルの方がお得。
月額3,278円で使えるデータ通信量(ギガ)は無制限で、Rakuten Linkアプリを使えば通話料も時間に関係なく無料になります。
このように楽天モバイルを利用するメリットは多いです。
Rakuten UN-LIMITについては、こちらの記事でさらに詳しくレビューしているので是非併せてご覧ください。
公式サイト>>Rakuten UN-LIMIT
ギガをいくら使っても
\ 月額最大3,278円 /
まとめ:OPPO Reno5 A(SIMフリー版)で楽天モバイルを使えます!
OPPO Reno5 AのSIMフリー版で楽天モバイルが使えるか試してみました。
- Rakuten Linkでの音声通話(発信・着信)
- Rakuten LinkでのSMS(送信・受信)
- テザリング
これらの用途であれば問題なく使えます。
パートナー回線での動作は試していないので、回線の自動切り替え等がうまくいかない場合もありますし、公式での確認項目全てを試しているわけではありません。
ただ、楽天回線エリアに該当していれば、普段使いに困ることはなさそうです。
OPPO Reno5 Aの購入を検討している人は参考にしてみてください。