評価:(3.5点/5点満点)
お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを装着しているガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Redmi Smart Band 2を購入しました。
2023年2月に発売されたXiaomi製のスマートバンドです。
搭載されている機能は必要最低限ながらも2,990円と激安なところが魅力の1本。
1.47インチのディスプレイが時計ライクでスマートバンドっぽくないデザインも特徴的です。
King ofコスパのXiaomi製ということもあり、気になっている人も多いと思います。
本記事で実際に使って見た様子をレビューするので、購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・安い ・時計っぽいデザイン ・軽い ・サクサク動作 ・心拍・睡眠自動計測 ・SpO2計測可能 ・簡単ペアリング ・iPhoneでも使える ・5ATM防水 | ・誤タッチ多め ・ディスプレイは価格なり ・屋外で視認性が悪い ・機能は必要最低限 ・バッテリーもちそこそこ ・Google Fitと連携不可 |
本記事で紹介しているRedmi Smart Band 2と殆ど変わらないスペックの最新モデルXiaomi Smart Band 8 Activeをこちらの記事でレビューしています。
価格は3,480円と500円高いものの、SpO2自動計測と長持ちバッテリーが魅力の1台。
個人的にはXiaomi Smart Band 8 Activeを推します!
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Redmi Smart Band 2のデザイン・サイズ感・付属品
まずはRedmi Smart Band 2の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
Redmi Smart Band 2の本体にカラーバリエーションはなく黒1色。
その代わり、別売りのバンドを購入することで自分好みのデザインにできちゃいます。
標準付属のバンドは「アイボリー」「ブラック」の2種類で、別売り(740円/税込み)で以下の4色があり合計6つのカラーバリエーションです。
- オリーブ
- ピンク
- グリーン
- ブルー
既にサードパーティー製のバンドや保護フィルムも販売されているので、好みや服装に合わせて交換しても良いですね。
Amazon>>Redmi Smart Band 2用バンド検索結果
Amazon>>Redmi Smart Band 2用フィルム検索結果
僕はこのうちブラックバンドを購入しました。
本体はスマートバンドの割に横幅が広く時計ライクなデザイン。
同じXiaomi製であればXiaomi Smart Band 7 Proのデザインに近いです。
本体には物理ボタンはないので、全て指先でのタッチ・フリック操作になります。
本体裏側には充電端子と心拍・血中酸素測定用の光学式センサーを搭載。樹脂製で光沢が少なくサラサラとした質感でした。
サイズ感
本体のサイズは42.81mm × 25.42mm × 9.99mm。
他のスマートバンドよりも薄いのが特徴です。
装着してみるとセンサーの飛び出しが抑えられているのがよく分かります。
横幅が広いと言ってもスマートバンドなので、スマートウォッチと比べればまだまだコンパクト。
Xiaomi Smart Band 7と7 Proの中間くらいのサイズになりますね。
バンドはTPU製で135mm~215mmまでサイズ調整可能。お子さんには少し大きいかもしれませんが、女性でも違和感なく装着できます。
装着方法は簡単でバンドの留め具をループに通して穴にハメ込むだけ。
しっかり留まってくれるので激しく動いても外れてしまうことはありませんよ。
バックルがないのでキーボードを叩いていても気にならないのが良い感じです。
Xiaomi Smart Band 7のバンドと殆ど同じデザインなんですが、質感が異なっており、Redmi Smart Band 2の方がペラペラしていました。
重さはバンドを含めて26gとかなり軽量。
装着しているのを忘れるくらい軽いので、ワークアウトの邪魔になることもありません。
付属品
Redmi Smart Band 2の付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。
充電器(ACアダプター)は付属していないのでご注意ください。
充電ケーブルはUSB Type-Aのもの。他のケーブルでは代用できないので無くさないようにしましょう。
スマートウォッチの充電ケーブルは外れやすいものもありますが、マグネットが強力なのでガッチリ固定。持ち上げても外れません。
Redmi Smart Band 2のバッテリー性能をレビュー
僕はスマートウォッチを使ううえで最も重要なのはバッテリーもちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
バッテリーもちはそこそこ
Redmi Smart Band 2のバッテリー容量は210mAh。
公式サイトによれば、通常使用で14日間もつと説明されております。
実際に自動検出機能を有効にしてバッテリーもちを検証してみたところ、フル充電から約4.5日でバッテリー残量が5%になりました。
使い方によってバッテリー消耗は異なりますが、公称値よりかなり短い結果になってしまいました。
めちゃくちゃ長持ち!ってわけではないものの、まずまずの性能ではないでしょうか。
これまでにレビューしてきたスマホで言うとMi Smart Band 6と同じくらいのバッテリーもちだと思います。
なおXiaomiの通常使用・ヘビーユースの要件はそれぞれ以下のとおり。
モード | 条件 |
通常使用モード | フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示、30 分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオフ、動作反応画面輝度オン、メッセージ通知オン。その他の設定はすべて工場出荷時の設定。毎日 100 件の通知を受信、10 件の着信通知、10 秒間の振動。手首を持ち上げての画面操作を 1 日 200回行い、1 日に 1 回アプリデータを同期し、1 日に 2 回手動で血中酸素を測定し、週に 60 分間の運動を実施。 |
ヘビーユースモード | フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示、1 分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオン、動作反応画面輝度オン。その他の設定はすべて工場出荷時の設定。毎日 200 件の通知を受信、15 件の着信通知、10 秒間の振動。手首を持ち上げての画面操作を 1 日 500回行い、1 日に 1 回アプリデータを同期し、1 日に 2 回手動で血中酸素を測定し、週に 90 分間の運動を実施。 |
なるべく長期間充電することなく使いたいなら、自動計測の頻度を減らしたり、ディスプレイの明るさを暗くしたりなどの工夫が必要になります。
少々物足りなさはかんじるものの、Apple Watchなんかのハイエンドモデルだと1日くらいしかもたいなんてこともザラにあるので、それに比べれば良いでしょう。
充電速度は遅め
Redmi Smart Band 2の充電速度も検証してみました。
バッテリー残量5%からフル充電までにかかった時間は約1時間40分。
公式サイトのスペック情報によるとフル充電時間が120分未満なので概ね公表どおり。
一気に充電するとそこそこ時間がかかってしまうので、毎日入浴時間などに充電すればバッテリーを気にせずに使い続けられると思います。
充電中の電力は1W~2W程度で、特に急速充電には対応していないようです。
Redmi Smart Band 2のディスプレイをレビュー
続いてRedmi Smart Band 2のディスプレイをレビューです。
スマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかが重要なポイント。
1日に何度も目にするわけですから、粗かったり、見づらかったりすると使いたくないなーと思ってしまいます。
1.47インチ液晶ディスプレイ
Redmi Smart Band 2は1.47インチのTFT液晶ディスプレイ。
一般的なスマートバンドよりも少し幅広で、公式サイトによると表示面積はXiaomi Smart Band 7より約10.5%大きくなっているそうです。
比べてみると確かに広く感じます。
表示面積が広いと一度に表示される情報が多くなるのが良いですね。文字の大きさにもよりますが。
黒背景の文字盤だとそんなに気になりませんが、ベゼル(縁)は広めです。
ディスプレイのスペックは解像度172×320、画素密度247ppi。
購入前に僕が最も気になっていたのがディスプレイが粗くないかどうかでした。
実際に確かめてみると、文字等にドット感があり他のスマートバンドと比べると若干粗く感じます。
とは言え、汚くて見づらい!って感じるほどでもないので、初めてスマートバンドを使う人にとってはこれで十分だと思います。
一方、現在他のスマートバンドを使っていて、大きなディスプレイが良いなとRedmi Smart Band 2に買い替えようと思っている人は、ディスプレイスペックをしっかり比較しないと後悔するかもしれません。
ディスプレイには指紋防止加工がされた強化ガラスを採用。フレームに向かって僅かに湾曲した2.5Dマイクロ曲面ガラスです。
視野角の広さも十分で、それなりにきつい角度でも視認性が損なわれることはありません。
明るさはそれなりで屋外だと見にくいことも
Redmi Smart Band 2のディスプレイは最大450nitとスペック的にはそれなりの明るさ。
室内では問題ないものの、屋外では見にくいことがあるかもしれません。
僕は明るさ半分くらいが好みなんですが、そのままだと屋外で超見にくかったです。
屋外でもちゃんと見えるようにしたければ、明るさを最大にするしかないですね。
また、低価格帯なので仕方ない部分ですが、明るさの自動調節機能もありません。
家でも外でも実際に使ってみて、見やすい明るさを自分で探る必要がありますね。
100種類以上のウォッチフェイスに変更可能
Redmi Smart Band 2はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類はなんと100以上。
これだけ種類があれば、1つくらい自分の好みのものが見つかると思います。
多少粗さはあるものの、結構綺麗ですよ。シンプルなデザインが良い感じですね。
時計っぽい形をしているのでこんな文字盤にすれば仕事のシーンでも使えそうです。
僕のお気に入りはデフォルトデザインのこちら。
日付はないものの見やすくバッテリー残量も出ているので非常に使いやすいです。おすすめ。
自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
家族や推しの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますよね。
好みのイラストや写真を設定しちゃいましょう。
なお、3つほど文字盤を保存すると容量がいっぱいになってしまうようで、追加保存できなくなってしまいました。
何か1つ削除しなければ新しい文字盤を保存できません・・・。
気分で色んな文字盤に変更したい人はご注意ください。
Redmi Smart Band 2を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でRedmi Smart Band 2を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
ペアリングはMi Fitnessアプリで
Redmi Smart Band 2は単独では利用できず、スマホとのペアリング(接続・連携)が必要です。
ペアリングには専用コンパニオンアプリ「Mi Fitness」を使います。
Mi Fitness
Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ
Redmi Smart Band 2の電源を入れて日本語を選択。
付属の充電ケーブルで給電すれば立ち上がります。
ディスプレイにQRコードが表示されるので、スキャンしてMiFitnessアプリをダウンロードしましょう。
アプリ内で「デバイスの追加」をタップすればRedmi Smart Band 2を自動検出してくれますよ。
ここまでくれば終わったも同然。あとはRedmi Smart Band 2とスマホそれぞれで接続を許可してあげればペアリングの完了です。
一度ペアリングをしてしまえば、距離が離れるなどして一時的に切断されても自動接続してくれます。
なお初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
もしRedmi Smart Band 2を検出してくれない場合には、ディスプレイに表示されたQRコードをスキャンする方法もあるので試してみましょう。
基本的にアプリの表示に従って進めていけば簡単に接続可能。AndroidでもiPhoneでも同じです。
動作は快適だけど誤タッチが頻発・・・
Redmi Smart Band 2にどんなSoC(CPU)が搭載されているか分かりませんが動作は快適です。
モッサリする場面もないので不満に感じることはないでしょう。
多少激しく動かしてもしっかり付いてきてくれます。
ただ、タッチ感度が良すぎるのか何なのか分かりませんが、意図せずタッチしてしまうことが多かったです。
こんな感じで、ただスクロールしたいだけなのに項目を選択してしまいます。
たまになら良いのですが結構続発するのでプチストレス・・・。
まぁ安いしこんなもんか?とある程度の割り切りは必要かもしれませんね。
操作はタッチ&スワイプのみ
Redmi Smart Band 2には物理ボタンがないので操作はタッチ&スワイプのみ。
簡単に基本的な操作方法を紹介しておきます。
上下スワイプで通知と全アプリの表示。
左右スワイプでウィジェット(好みのアプリのショートカット)を表示できます。
アプリ一覧とウィジェットはMi Fitnessで表示・非表示、順序の並べ替えが可能です。
操作方法自体に不満はありませんが、時計らしい幅広デザインなら物理ボタン(例えばリューズ)を1つ搭載してくれても良かったのになーとは思います。
そうすれば深い階層まで潜り込んでもワンタッチでホーム画面に戻れるから便利なんですけどね?
心拍・睡眠を自動計測
Redmi Smart Band 2を装着しているだけで、歩数・消費カロリー・立ち上がり時間・心拍・睡眠を自動計測してくれます。
本体ではもちろん、コンパニオンアプリでさらに詳しいデータも確認可能です。
当日のデータは本体でサクッと確認して、履歴・詳細や、睡眠計測のデータはMi Fitnessアプリでチェックのような使い方になりますね。
計測の精度についても、著しくおかしな結果は出ていないので信用に足りるものと思っていいでしょう。
この他、女性のために月経周期レコーディング機能も搭載。
生理・排卵日予測を通知してくれる機能もあります。
医療機器ではないので正確性は保証されていませんが、目安にするくらいであれば活用できるでしょう。
なおXiaomiのスマートウォッチ・スマートバンドに搭載されていることの多い「PAI」には非対応のようです。
SpO2・ストレスは手動計測
Redmi Smart Band 2はコロナ禍で注目の酸素飽和度(SpO2)の計測が可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できません。
なお計測方法は任意のタイミングでの手動になります。
24時間自動計測してくれる方が良いのであればXiaomi Smart Band 7等、他のスマートバンドの方が良いでしょう。
この他ストレス計測にも対応していますが、こちらも手動計測になります。
30種類以上のスポーツモード
Redmi Smart Band 2には30種類のスポーツモードが搭載されています。
どんなスポーツが登録されているのかチェックしてみた結果が以下の通り。
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- フリースタイル
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
- 縄跳び
- 屋内サイクリング
- トレッキング
- トレイルラン
- スケートボード
- ローラースケート
- HIIT
- ヨガ
- エリプティカル
- ローイング
- ピラティス
- ストレッチ
- ストレングス
- エアロビクス
- ダンス
- スノーボード
- スキー
- アイススケート
- アイスホッケー
- アメリカンフットボール
- 卓球
- バドミントン
- クリケット
- ビリヤード
- フリスビー
100種類以上のスポーツを登録しているスマートバンドもあるので、ちょっと少なめな印象ですがメジャースポーツは概ね入っていますね。
ワークアウトにはゴール・目標の設定が可能。基本的に時間と消費カロリーを設定するのですが、運動毎に異なる目標を設定することが可能のものもありました。
残念ながら5ATMの防水性能はあるものの、水泳・ウォータースポーツはありません。
またワークアウトの自動検出機能やワークアウト中の自動一時停止機能にも非対応です。
衛星測位(GPS)には非対応
ワークアウトの結果は、本体はもちろん、コンパニオンアプリでも確認可能。むしろこっちで確認することのほうが多いかもしれませんね。
僕が普段やっているのはウォーキングと腹筋くらいなものですが、精度は悪くないようです。
ただし大半のスポーツは心拍・活動時間・消費カロリーの計測のみに留まります。
このため、どんなスポーツをしたのかを記録するために使うと考えた方が良いでしょう。
また残念ながらGPS等の衛星測位システムは非搭載なので、位置情報をRedmi Smart Band 2単体で記録することはできません。
もちろんスマホの位置情報をワークアウト記録に反映することはできます。
ルートの記録をしたい場合には、スマホを持ってワークアウトする必要があるのでご注意ください。
アプリ通知機能
スマートバンドに無くてはならないスマホの通知確認もRedmi Smart Band 2はしっかり対応。殆どタイムラグなく通知が飛んできます。
スピーカーは搭載していないので音はならず、ブルッとバイブでお知らせ。
なお、バイブレーションのカスタマイズ機能はありませんでした。
全てのアプリの通知を表示させることもできますし、Redmi Smart Band 2には通知しないように選択することもできます。
スマホの通知を削除すると連動してRedmi Smart Band 2も消去されますが、逆の場合はスマホの通知に影響を及ぼすことはないようです。
表示できる文字数は少なめで100文字ちょい。
Gmailの通知はタイトルのみの表示で本文は読めませんでした。
なおマイク・スピーカーが非搭載なので通話はできません。
着信があっても応答はできず、着信拒否とミュートのみ操作可能。
SMSによる簡単返信機能もありませんでした。
ただ通知をチェックするのみって感じです。
音楽再生アプリを操作できる
Redmi Smart Band 2はスマホで再生中の音楽をリモコン操作できます。
曲送り・曲戻しはもちろん、音量調整もできるのが超便利です。
電車の中などでスマホを取り出しにくい時に、手元で操作できるのはめちゃくちゃ重宝しますよ。
なお本体に音楽を保存してオフラインで聴く機能はありませんのでご注意下さい。
iPhoneとの連携も問題なし
Redmi Smart Band 2はiPhoneに接続してもAndroidスマホ同様に使えます。
僕が試した範囲では使いにくくなるほどの大きな違いは見受けられませんでした。
通知も音楽再生アプリの操作も問題ありません。
唯一見当たらなかったのはリモート撮影機能くらいでしょうか?これだけはどこを探しても機能を見つけることができませんでした。
また、iPhoneではカレンダーの読み込み機能が使えますが、Androidでは対応していないようでした。
なお、iPhoneの場合はヘルスケアと連携できますが、AndroidではGoogle Fitと連携はできません。
他社製スマートバンドだとiPhoneでは機能に制限があることが結構多いのですが、Redmi Smart Band 2では問題なさそうです。
防水性能は5ATM(5気圧)
Redmi Smart Band 2の防水性能は5ATM。
日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。
ここまでしっかり防水性能があるなら水泳(スイミング)測定にも対応してほしかったですね・・・。残念。
なお、水に濡れた場合にはしっかり乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
また水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Redmi Smart Band 2のスペック
Redmi Smart Band 2の主要スペックは以下のとおりです。
比較用に上位モデルとも言うべきXiaomi Smart Band 7のスペックもあわせて掲載しています。
製品名 | Redmi Smart Band 2 | Xiaomi Smart Band 7 |
市場想定価格 | 4,990円 | 6,999円 |
カラー | ブラック アイボリー | ブラック |
サイズ | 42.81×25.42×9.99mm | 46.5×20.7×12.25mm |
バンド長さ | 135~215mm | 160~224mm |
重さ | 14.9g | 13.5g |
ディスプレイ | 1.47インチ TFT液晶 170×320 247ppi 450nit | 1.62インチ AMOLED 192×490 326ppi 500nit |
常時表示ディスプレイ | なし | あり |
スポーツモード | 30種類 | 110種類 |
バッテリー容量 | 210mAh 最大14日間持続 | 180mAh 最大14日間持続 |
充電時間 | 2時間 | 2時間 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 12以上 | Android 5.0以上 iOS 10.0以上 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 非対応 | 非対応 |
Alexa | 非対応 | 非対応 |
スピーカー | なし | なし |
マイク | なし | なし |
Bluetooth Ver. | 5.1 | 5.2 |
シリーズが違うので単純比較はできないものの、スペックを見てもRedmi Smart Band 2は廉価モデルであることは明らかですね。
公式サイト>>仕様
まとめ:Redmi Smart Band 2のメリット・デメリット・評価
Redmi Smart Band 2を実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
Redmi Smart Band 2を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・安い ・時計っぽいデザイン ・軽い ・サクサク動作 ・心拍・睡眠自動計測 ・SpO2計測可能 ・簡単ペアリング ・iPhoneでも使える ・5ATM防水 | ・誤タッチ多め ・ディスプレイは価格なり ・屋外で視認性が悪い ・機能は必要最低限 ・バッテリーもちそこそこ ・Google Fitと連携不可 |
評価
(3.5点/5点満点)
搭載機能は必要最低限なものの性能は安定しており、さすがXiaomi製だなーと感じました。
手動とは言えSpO2が測定できるのも嬉しいポイント。
心配していたディスプレイ品質も想像よりは良かったので、初めてスマートバンドの購入候補になる1本と言えるでしょう。
ただ個人的にバッテリーもちがもう少し良ければ完璧でした。
14日間連続使用可能!と謳われていますが、ごく普通に使ってもそんなにもたないでしょう。
機能は控えめであっても、バッテリーもちだけは飛び抜けて良い!というなら、さらにおすすめできました。
総合的に考えると、Redmi Smart Band 2はコスパが良いというわけではなく価格に見合ったスマートバンドなんだと思います。
決してダメではないですが、少し予算を増やせるなら最新モデルのXiaomi Smart Band 8 Active(+500円)や、Xiaomi Smart Band 8(+3,000円)も購入候補に入れて良いでしょう。
価格を取るか、機能性能を取るか。なかなか難しい問題ですね・・・。
参考にさせてもらっています。
ディスプレイ変更時、ストレージ容量不足です、とメッセージがでます。
ディスプレイを削除することが解決方法とのことですが、
その削除方法を教えてくださいませんか。
いくつか試しましたがたどり着けません。
どうぞ宜しくお願いします。
コメントありがとうございます!
種類は沢山あるのに保存できる数が少ないですよね・・・泣
Mi Fitnessアプリ内の「バンドディスプレイ」に「ローカル(マイバンドディスプレイ)」という項目があります。
そこで削除したいディスプレイデザインをタップすると「削除」が選べたと記憶しています。
また、Redmi Smart Band 2のディスプレイを長押しするとデザインの切り替えができます。
削除可能なデザインの下に「ゴミ箱マーク」があり、そこでも削除可能ではないでしょうか。
もしかするとデフォルトデザインは削除できなかったかもしれません・・・。
実機が手元にないのでフワッとした説明ですがお分かりになりますでしょうか?
ご確認いただければと存じますm(_ _)m