【RingConn Gen 2 Airレビュー】サブスクなし&ロングバッテリー！初めてのスマートリングにおすすめ！使ってわかったメリット・デメリット・評価
評価：（5点／5点満点）
お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね（@chibimeganecom）です。
RingConn（リンコン）Gen 2 Airをご提供頂きました。
2025年11月に発売された「RingConn社」製のスマートリングです。
RingConn社は、香港と米国デラウェア州ウィルミントンにオフィスを構えるスマートリングを開発する企業。
Guoxing Wang博士が6年以上の研究開発を経て、健康管理とウェルネスに必要なハードウェア・ソフトウェアを実用化。2021年に医学の学位を持つFeng博士とAIの専門家であるWu博士をパートナーとして迎え、RingConnを共同設立しました。
RingConnは革新、品質、顧客重視、協力、信頼という5つ価値観を掲げています。これは、健康とウェルネスの追跡技術の境界を押し広げ、最高水準の精度と性能を持つ製品を提供し、顧客のニーズに焦点を当て、パートナーシップを重視し、データのプライバシーとセキュリティを厳重に管理することを意味しています。
公式サイト＞＞RingConn
以前にレビューしたRingConn Gen 2は、2024年夏に実施されたアメリカのクラウドファンディングサイトKickstarterのプロジェクトで、18,000人の支援者から合計440万ドル（6億6000万円）の支援を獲得。
2025年2月には日本に上陸し、Makuakeで史上最高応援金額（1.42億円/3,678人）の支援を達成するなど、注目度の高いウェアラブルデバイスです。
そんなRingConnの最新モデルが本記事で紹介するGen 2 Air。
果たしてニューモデルの実力はどれほどのものなのか？
実際に使ってみた様子を詳しくレビューしていきます。
| メリット | デメリット |
| ・サイズキットで安心 ・詳細な睡眠計測 ・計測項目が豊富 ・ロングバッテリー ・快適で手軽な装着感 ・デバイスを問わず使える ・Google Fitと連携可能 |
・デザインに存在感 ・ワークアウト機能は限定的 ・睡眠呼吸計測なし ・通知機能なし |
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スマートリングとは何か？簡単にご紹介！
RingConn Gen 2 Airをレビューする前に、まずは「スマートリング」とは何かを簡単にご紹介します。
スマートリングは、指にはめて使用する指輪型のウェアラブル端末です。
心拍数や睡眠などの生体データを計測したり、スマートフォンと連携して通知や操作を行ったりと、日常生活をサポートする多機能デバイスとして注目を集めています。
近年は、健康意識の高まりやウェアラブル技術の進化を背景に市場が急成長。
調査によると、スマートリング市場は2024年から2032年にかけて年平均成長率（CAGR）約24.1％で拡大すると予測されています。
まさに次世代のヘルスケアデバイスといえる製品カテゴリーです。
スマートリングには、主に次のような機能があります。
| 通知 | スマートフォンの着信やメール、SNSの通知をリング上で確認可能。 |
| 健康管理 | 心拍数・睡眠・歩数などのデータを自動で計測し、アプリで詳細を確認できます。 |
| 決済 | 交通系ICカードや電子マネーとして利用できるモデルもあります。 |
| 操作 | 音楽の再生・停止、カメラのシャッター操作など、スマホを直接触らずにコントロール可能。 |
| その他 | ジェスチャー操作や紛失防止など、独自機能を搭載する製品も登場しています。 |
スマートバンドやスマートウォッチに比べて小型・軽量で装着感が自然な点が大きな魅力。
また、デザイン面でも日常使いしやすく、ファッションアイテムとして楽しめるのもポイントです。
一方で、ディスプレイがないため操作や情報表示に制限があるほか、高性能モデルは価格が高くなりがちな傾向もあります。
さらに、製品によってはデータ解析などの機能を使うために「月額サブスクリプション」が必要となる場合も少なくありません。
この点、RingConn Gen 2 Airは健康管理機能に特化しているのに加えて、月額料金不要で本体を購入すればすべての機能を使える点も大きな魅力となっています。
RimgConn Gen 2 Airにはサイズキットがある！
あなたはスマートリングを買う上で最も重要なポイントは何だと思いますか？
機能？性能？デザイン？バッテリー持ち？
違います。スマートリングを購入するうえで何よりも大切で、まず第1に検討する必要があること。それはサイズです。
リングのサイズが自分に合わなければ、どんなに優れたスマートリングでもゴミになってしまいます・・・。
サイズが小さいと装着が困難になりますし、逆に大きいと正確にデータ計測できません。
つまり、自分にとってジャストサイズであることがスマートリングを購入するうえで最も重要なポイントになります。
9種類のサンプルが付属
RingConn Gen 2 Airは購入者全員に、事前にサイズ確認キットが送付されるので超超超安心です。
サイズキットには6〜14まで9種類の樹脂製のリングが入っています。
これは製品とほぼ同じ大きさです。
これを実際に装着して、自分に最適なサイズを見つけていきます。
何個か試して、あ！これくらいかなー！みたいな軽い感じで決めてはいけません。
必ず候補のサイズを24時間以上装着し続けてください。
指は時間によって浮腫み（むくみ）などで太さが変わるもの。このため、サイズキットを試した時間ではピッタリでも、朝起きた直後や、夕方、入浴後などで装着感が変わるはずです。
どの時間帯でも違和感なく装着できるサイズを慎重に見つけていきましょう。
カラーサンプルも付いてくる
RingConn Gen 2 Airのサイズ確認キットには、サンプルリングだけではなく、カラーサンプルも付属しています。
スマホやパソコンの画面上では好みな色合いであっても、実際に届いた製品では思ってたのと違った・・・。なんてことも少なくないですよね。
RingConn Gen 2なら実機のカラーバリエーションも事前に確認できちゃいますよ。
・・・と言いたいところなんですが、僕が調べたところによると、サイズ確認キットはRingConn Gen 2と同じものとのこと。
つまり、カラーサンプルはGen 2向けになると思います。
ただ実際にRingConn Gen 2とRingConn Gen 2 Airのシルバーを並べてみたところ、色味の違いは殆どなかったので参考にしても良いのかな？とは思いました。
←Gen 2 Air／Gen2 →デューンゴールドはGen 2と共通カラーはなくブロンズ風の落ち着いた色合いのようです。
サイズとカラーを購入前に確認できるのは、他社製のスマートリングにはない超優秀なポイント。これがあるだけでも購入する価値があると思います。
RingConn Gen 2 Airのデザイン・サイズ・付属品をレビュー
まずはRingConn Gen 2 Airの外観や付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
RingConn Gen 2 Airは以下の2色展開。
- ギャラクシーシルバー
- デューンゴールド
僕がチョイスしたのはギャラクシーシルバーです。
鏡のように映り込みが激しい光沢仕上げ。レビュアー泣かせであります笑
RingConn Gen 2 Airはステンレススチール製。2週間以上使い続けていますが、目立った傷もないので、耐久性もあると思います。
なお、見た目に違いは全くありませんが、Gen 2はチタン合金製。
←Gen 2 Air／Gen 2→このため、金属アレルギーのお持ちの方はGen 2をチョイスした方が良いかもしれません。（気になる場合はドクターに相談を）
また、ハンドソープや消毒用アルコールが付いてしまうこともあったんですが、変色することなんかもありませんでしたよ。
リングなので真円なのかと思いきや、ごく僅かに角張った形状をしております。
エポキシ樹脂製の裏側にセンサーを搭載。指の腹にセンサーが当たるように装着しますよ。
Gen 2には目印はありませんでしたが、Gen 2 Airにはセンサー部分の目印がありました。
サイズ
RingConn Gen 2 Airのサイズは6号から14号まで全部で9種類。
幅は6.8mm、厚みは2.0mmで共通です。
スマートリングに限らず、指輪のサイズ選びは重要。せっかくサイズキットがあるので、めんどくさくても時間をかけて慎重に選びましょう。
重さはサイズによって異なりますが、僕がチョイスした9号は実測で3.2gと超軽量。
ただAirと名付けられているものの、実はGen 2の方が軽量です笑
以前にレビューしたGen 2はサイズ10号なんですが、それでも2.4gしかありません。
とは言え、違いなんて感じないので気にしなくてOKですよ。
どちらも装着しているのを忘れてしまうくらい軽いです。
装着感
僕は普段から指輪をしているので、RingConn Gen 2 Airを毎日装着すること自体は全く苦になりませんでした。
ただ指輪をしない人は慣れるまで（1日〜2日）違和感を感じると思います。
サイズ・デザイン的に存在感もあり、場合によっては学校や職場で浮いてしまうこともありそうなので、確認しておいた方が良いでしょう。シルバーは光沢感が強めです。
また厚みが結構あるので、無意識にカツカツ当たってしまうこともありました。
特にスマホを持った時に背面パネルにカツンすることが多かったですね。
ドアノブを無意識に握った時もカツンしがち。まぁ傷がつくことはなかったですけどね。
このため、できれば利き手とは反対の手に装着した方が良いと思います。
また、サイズキットを試す時には、休みの日だけではなく、普段の日にも装着して、自分の生活スタイルとRingConn Gen 2 Airの相性を確かめたほうが良いでしょう。
付属品
RingConn Gen 2 Airの付属品は以下の通り。
- 取扱説明書
- 充電ドック
- 充電ケーブル
取扱説明書には日本語ページも用意されています。
公式サイトに簡単なFAQも掲載されているので購入前にチェックしておきましょう。
RingConn Gen 2 Airは充電式で、付属の充電ドックに置いて充電します。
RingConn Gen 2 Air裏側に端子が搭載されており、マグネットでピタッとくっつきます。
充電中は上部のLEDが光りますよ。
背面にはUSB Type-Cポートがありました。
付属の充電ケーブルもUSB Type-C to Type-C。
充電器は付いてきませんが、特に急速充電に対応しているわけでもなさそうなので、スマホの充電器なんかで代用可能です。
RingConn Gen 2 Airを実機レビュー
ここからはRingConn Gen 2 Airを実際に使って見た様子をレビューしていきます。
10日間使えるロングバッテリー！
RingConn Gen 2 Airは、バッテリー持ちが超優秀。
バッテリー100%の状態から5%まで、10日間も連続使用できちゃいました。
一般的にスマートリングのバッテリー持ちは、3日程度。長くても1週間と言ったところです。スマートウォッチですら、ここまで長く使えるモデルはなかなかありません。
こんなに小さい本体サイズでロングバッテリーが実現できるんだから凄すぎます！
スマートリングって毎日装着するものなので、頻繁に充電するのはめんどくさいんですよね。それに睡眠計測もできるので充電するタイミングも難しい・・・。
RingConn Gen 2 Airなら1回の充電で長く使えるので、充電に対する煩わしさを抑えることができます。
ちなみに充電速度はそこそこで、フル充電までにかかる時間は1時間ちょい。
できれば毎日お風呂やシャワーの時に充電してあげると良いでしょう。
RingConnアプリでスマホとペアリング
RingConn Gen 2 Airは専用アプリ「RingConn」でスマホとペアリングして使います。
そもそもスマートリングにはディスプレイがありませんからね？データでも何でも当然スマホから確認することになります。
ペアリングの方法は難しくはありません。アプリに表示されている通り進めていきましょう。
RingConnアプリを起動して「マイページ」から「ペアリングする」をタップ。なお、ペアリングにはアカウント登録が必要でした。
「検索開始」をタップするとアプリがRingConn Gen 2 Airを探してくれるので、タップすれば完了です。リングをチャージケースにセットしておくのを忘れないように。
初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあると思うので忘れずにインストールしてあげましょう。
ヘルスケア／Google Fitと連携可能
トレーニングの状況や健康状態をAppleヘルスケアやGoogle Fitで確認している人もいると思います。
RingConn Gen 2 AirのコンパニオンアプリRingConnはどちらとも連携が可能。
マイページ「アプリ設定」内の「データ管理」からそれぞれのサービスを選択してログインすればOKです。
RingConn Gen 2 Airで収集したヘルスケアデータがそれぞれのアプリで確認でき、パーソナルデータの一元管理ができちゃいますよ。
心拍・SpO2・ストレスデータを自動計測
RingConn Gen 2 Airとスマホのペアリングが完了したら、あとは装着しているだけで以下の対応データを24時間自動的に計測してくれます。
- 歩数
- 消費カロリー
- 立ち上がり時間
- 心拍数
- SpO2（血中酸素飽和度）
- ストレスレベル
- 睡眠
心拍数はもちろんSpO2まで24時間自動計測なのは嬉しいポイントですね。
SpO2とは、血中酸素飽和度のことで、動脈血中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示す指標です。通常、パルスオキシメータという機器を用いて、体を傷つけることなく簡便に測定することができます。SpO2の正常値は一般的に96〜99％とされており、90％以下になると呼吸不全の状態とみなされ、適切な対応が必要となります。近年では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、SpO2の重要性が一般にも広く認識されるようになりました。
ストレスデータは心拍数と心拍変動（HRV）から測定しているようです。
また、計測した体温データから月経周期を予測する機能もありました。
モニタリング精度がどこまで正確なのかは分かりませんが、目安にはなるので女性にとって重宝する機能ですね。
詳細な睡眠計測
RingConn Gen 2 Airの自動計測の中でも時に詳しいのが睡眠です。
さらに15分以上の仮眠も自動計測で睡眠スコアに加算されます。居眠りバレバレです！
睡眠時間はもちろん、睡眠の段階や心拍数・SpO2、皮膚温度や呼吸率まで計測してくれます。
健康的な生活の基礎は睡眠。RingConn Gen 2 Airで自分の睡眠ステータスを分析して、より快適な睡眠を確保しましょう。
生活習慣のスコア化
RingConn Gen 2 Airは心身のバランスを四つ葉のクローバーに見立ててスコア化しています。
さらに計測したデータを基にして、週ごとの「生活習慣点数」を分析してくれました。
ただリングを装着しているだけで、生活習慣を数値化して分析できてしまうのがRingConn Gen 2 Airの大きなメリットです。
もちろん計測性能が100%正確とは言い切れませんが、毎日装着することで、変化に気付きやすくなると思います。
この他、健康アラートとして以下のリスクを通知してくれるのも嬉しいポイントです。
- 頭痛の前兆
- 生体情報の異常
- 日焼け対策・脱水
ワークアウト計測は7種類
RingConn Gen 2 Airにはスマートウォッチに搭載されているようなワークアウトモードが搭載されていません。
このため、RingConnアプリでワークアウトの開始・停止をする必要があります。
2025年12月現在、アプリから開始できる運動は以下の7種類でした。
- アウトドアウォーキング
- アウトドアランニング
- 室内ランニング
- インドアサイクリング
- アウトドアサイクリング
- インドアローイングマシン
- 癒やしのヨガ
実際にウォーキングを試してみたんですが、計測できるデータは心拍数のみ。
RingConn Gen 2 Airはヘルスケアデータ計測中心のデバイスなので、物足りないのは当然です。ワークアウト用には作られていませんからね。
ワークアウトデータをしっかり計測したい人は、別途スマートウォッチを購入したほうが良いと思います。
IP68防塵防水
RingConn Gen 2 Airの防塵防水性能は、最高等級のIP68。さらにスペック上は水深100mで10分間の耐水性があるとのことです。
このため、日常生活での水濡れで壊れる心配はまずありません。スイミング中に使用しても問題ないでしょう。（水泳データは計測できませんが・・・。）
とは言え、シャンプーなどの薬剤なんかには弱いと思うので、なるべくシャワーやお風呂では使わないほうが良いと思います。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
RingConn Gen 2 Airを買うべきメリット
RingConn Gen 2 Airを使って感じた良いところ、買うべきメリットは以下の通り。
- サイズキットが安心
- 超ロングバッテリー
- スマートウォッチより手軽に使える
- iPhone・Androidどちらでも使える
1つずつ紹介していきます。
サイズキットが安心
RingConn Gen 2 Airを購入する最大のメリットと言ってもい良いのがサイズキット。
これが購入者全員にまず送付されるのが嬉しいポイントであり、本当にユーザーのことを分かってくれてるなーと関心したポイントです。
スマートリングは決して安くはないので、絶対にサイズ間違いなんてしたくありません。
販売ページに記載されている通りに糸や紙を使って指のサイズを計測したのにも関わらず、サイズ違いが起こることもあると思います・・・。
サイズキットさえあれば、そんな心配は必要なし。
実際に指に装着して試せるんですから、こんなに安心なことはありませんね。
ぜひ他社でも導入して欲しいと思います。
10日間使えるロングバッテリー
サイズキットがあることに加えて、バッテリー持ちが長いこともRingConn Gen 2 Airの大きなメリットです。
僕が調べた限りでは、有名メーカーのスマートリングでさえ最長7日間が良いところ。
それが10日以上連続で使用できるのは優秀としか言いようがありません。
いちいち充電するのって、はっきり言ってめんどくさいじゃないですか？
毎日装着するリングであるからこそ、充電を意識せずに使えるのって、めちゃくちゃ嬉しいポイントですよ。
スマートウォッチより手軽に使える
ただ指にはめるだけのリング型デバイスは、スマートウォッチよりも手軽に使えます。
特に睡眠の時です。睡眠計測ができるとは言え、寝る時に時計を付けるのに抵抗がある人も少なくないんじゃないでしょうか？
そういう人でも、指輪であれば睡眠時でも違和感なく使えると思います。
RingConn Gen 2 Airは、付けているのを忘れるくらい日常に溶け込みながらも、24時間ヘルスモニタリングしてくれる頼もしいパートナーです。
iPhone・Androidどちらでも使える
一般的にスマートウォッチは、iPhoneとAndroidで使える機能が異なっていることがあり、特にiPhoneでの機能制限が多いです。
RingConn Gen 2 AirはAndroidでもiPhoneでも機能に違いはありませんでした。
これは地味に嬉しいメリットになると思います。
例えばiPhoneを使っていた人がAndroidに機種変更したとしても、RingConn Gen 2 Airを変わらずに使い続けることができますからね。
RingConn Gen 2 Airを買う前に確認したいデメリット
RingConn Gen 2 Airを購入前にチェックしておきたい注意点は以下の通り。
- 存在感のあるデザイン
- ワークアウト機能は限定的
- 睡眠時呼吸モニタリングはなし
- 通知機能なし
デメリットと言うほどのことでもないんですが、気付いた点として1つずつ紹介していきます。
存在感のあるデザイン
僕が選んだギャラクシーシルバーは、光沢の激しい色合いということもあって、なかなか存在感があります。
このため、職場や学校なんかに装着していくと、浮いてしまう可能性があります。
普段使用している指輪や他社製スマートリングと比べても、RingConn Gen 2 Airが一番派手じゃないですか？
幸いサイズキットにカラーサンプルも付いてくるので、購入前によく確認しておきましょう。想像以上に光沢の激しい色合いに感じると思います。
ワークアウト計測は限定的
RingConn Gen 2 Airで対応できるワークアウトは以下の7種類。
- アウトドアウォーキング
- アウトドアランニング
- 室内ランニング
- インドアサイクリング
- アウトドアサイクリング
- インドアローイングマシン
- 癒やしのヨガ
さらにデータを計測するにはスマホのRingConnアプリから運動を開始する必要があります。
このため、ワークアウトにバリバリ取り組んでいる人は、スマートウォッチも必要です。
ランニングやウォーキングをするにしても、スマホを持ち歩くのは面倒ですしね・・・。
そもそもRingConn Gen 2 Airはトレーニング用ではなく、睡眠計測に特化したデバイスです。
役割を分かったうえで購入するようにしましょう。
睡眠時呼吸モニタリングはなし
RingConn Gen 2 Airは、他の計測項目に比べてとにかく睡眠計測のデータが詳しく、また精度も高いと思います。
これまではスマートウォッチで睡眠計測をしても、睡眠時間を把握する程度でしたが、意識が少し変わり、睡眠の質にもこだわるようになります。
ただし、上位モデルのRingConn Gen 2に搭載されている「睡眠時呼吸モニタリング」機能は非搭載なのでご注意ください。
もちろん医療機器ではないので計測したデータも参考情報として提供する程度に留まりますが、睡眠時の呼吸状態が気になる人は、上位モデルを購入したほうが良いでしょう。
通知機能なし
これもディスプレイを搭載していないスマートリングに求める機能ではないかもしれませんが、RingConn Gen 2 Airには通知機能がないのでご注意ください。
例えばスマホの通知に連動してバイブが振動する機能があっても面白かったかもしれませんね。
以上のように、スマートリングはスマートウォッチと似て非なるもので、特にRingConn Gen 2 Airは特化している点や役割が異なります。
決して、RingConn Gen 2 Airがあるからスマートウォッチは必要ない！とはならないのでご注意ください。
RingConn Gen 2 Airのスペック・仕様
| 商品名 | RingConn Gen 2 Air |
| サイズ | 幅：6.8mm 厚み：2.0mm |
| 重さ | 2.5〜4g ※ |
| 素材 | 外側：ステンレススチール 内側：エポキシ樹脂 |
| バッテリー容量 | 12〜15mAh ※ |
| 稼働時間 | 最大10日間 ※ |
| 充電時間 | 約90分 |
| 防塵防水 | IP68 |
| Bluetooth | 5.0 |
| システム要件 | iOS 14.0以上 Android 8.0以上 |
※ サイズにより異なります
まとめ：RingConn Gen 2 Airでスマートリングを始めよう！
RingConn Gen 2 Airを実機レビューしました。
RingConn Gen 2 Airは、「睡眠・健康管理を気軽に始めたい人」にぴったりのスマートリングです。
使って感じた最大のメリットは、「サイズキットによる装着安心感」と「最大10日以上持つロングバッテリー」。また、スマートウォッチよりも軽く・快適で、iPhone／Androidどちらでも使える使い勝手の良さも魅力です。
特に印象的だったのは、「睡眠計測の詳細さと精度」。
就寝から起床までの睡眠段階（浅い／深い／レム）を正確に記録し、翌朝には睡眠スコアでを分かりやすく可視化してくれるので、日ごとのリズムを確認したり、生活改善のきっかけをつかむのに役立ちます。
一方で、デザインにはやや存在感があり、ワークアウト計測が限定的なのはやや惜しいところ。また、睡眠時呼吸モニタリングや通知機能がない点も知っておきたい部分です。
とはいえ、上位モデルとの主な違いは素材（チタンorステンレス）と睡眠時呼吸モニタリングの有無くらい。
その代わり価格は約2万円抑えられており、機能とコスパのバランスが非常に良いモデルといえます。
- 初めてスマートリングを使ってみたい
- 睡眠の質をしっかり把握したい
そんな人にこそ、RingConn Gen 2 Airは最適な1本です。
