お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
2025年8月28日にShokz OpenFit 2+(ショックス オープンフォット ツー プラス)が発売されました。
人気モデルShokz OpenFit 2のアップグレードモデル。デザインや基本仕様は従来モデルを継承しつつ、新たに2つの機能を追加し、さらに快適さを高めています。
大幅な刷新こそありませんが、追加機能はユーザー体験に直結する改良で、前モデルでは物足りなさを感じて購入を見送っていた人にとっても魅力的なポイントになりそうです。
そんなShokz OpenFit 2+を発売前に使用させていただいたので、本記事で実際に使ってわかった変化や魅力を、紹介していきます。
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Shokz OpenFit 2+で搭載された新機能
Shokz OpenFit 2+で新たに搭載された新機能は以下の2つです。
- Dolby Audioに対応
- ワイヤレス充電に対応
どちらもめちゃくちゃ魅力的なポイント。1つずつ紹介していきます。
Dolby Audioに対応
Shokz OpenFit 2+最大の進化ポイントが、Dolby Audio対応です。
Dolby Audio(ドルビーオーディオ)は、音声信号を処理して空間的な定位や周波数帯域の分離を高め、臨場感のある立体音響を再現する技術です。従来は映画館やホームシアターで利用されてきましたが、近年はスマートフォンやPC、そしてワイヤレスイヤホンにも対応。小型デバイスでも原音に近い音の広がりや明瞭さを実現し、映画・音楽・ゲームなどのコンテンツをより豊かに楽しめるようになっています。
従来のステレオ再生に比べ、立体的で臨場感あふれるサウンドを体験でき、映画やゲームではまるでその場にいるかのような没入感を実現します。
Shokz OpenFit 2+はオープンイヤーイヤホンながらもトップクラスの高音質が特徴。低音域の減衰が抑えられており、迫力あるサウンドを楽しめます。
それが、さらにボーカルと楽器の分離感が高まり、ライブ感のあるリスニング体験になっていました。
また動画を視聴してみると、環境音や効果音の位置関係がより鮮明になり、従来のモデルでは味わえなかった広がりを感じられました。めちゃくちゃ楽しいです!
Shokz OpenFit 2+がDolby Audioに対応したことで、よりエンタメ用途に強いイヤホンへと進化したと言えるでしょう。
なおDolby AudioはShokzアプリからON/OFFの切り替えが可能です。
ワイヤレス充電に対応
僕が旧モデルShokz OpenFit 2をレビューした際に、デメリットとして挙げたポイントが「ワイヤレス充電に非対応」なところ。
なんとShokz OpenFit 2+は、そのワイヤレス充電に対応してくれました。
フル充電にまでかかる時間は180分と有線に比べると少し長くなってしまいますが、置くだけ充電は超便利。
ケーブルを抜き差しする手間がなくなるだけでもめちゃくちゃ楽で、一度使うとなくてはならない機能になると思います。
Shokz OpenFit 2+がワイヤレス充電に対応したことで、ほぼ弱点がなくなったと言えます。
Shokz OpenFit 2+のデザインと装着感
ここからは、Shokz OpenFit 2+の特徴を紹介していきます。
Shokz OpenFit 2+は耳をふさがないオープンイヤーデザインを採用し、長時間の装着でも快適さを保てるのが特徴。耳掛け式の構造で運動中も安定して装着でき、日常利用からランニングやトレーニングまで幅広いシーンに対応します。
カラーや素材の質感にもこだわり、スタイルに合わせて選べる点も魅力です。
耳をふさがないオープンイヤーデザイン
Shokz OpenFit 2+は耳をふさがないオープンイヤーデザインを採用しており、周囲の音を適度に取り込みながら音楽や通話を楽しめるのが特徴です。
外の音が聞こえるため安全面でも優れており、特にランニングや自転車走行など、交通状況を把握しながら使いたいシーンで重宝します。
また、長時間の使用でも耳が圧迫されず蒸れにくく、快適な装着感を維持できるのも大きなメリット。イヤホンを装着したまま人と会話したり周囲の環境音を確認したりできるため、日常生活でのストレスが軽減されるのも人気の理由です。
軽量&耳掛け式で長時間も快適
Shokz OpenFit 2+はわずか9.4gの超軽量設計で、長時間の装着でも耳への負担を大幅に軽減します。
耳掛け式デザインは耳にしっかりフィットし、運動中の激しい動きでもズレにくく安定した装着感を提供。さらに、柔らかいシリコン素材と弾力性のあるニッケルチタン合金を組み合わせたイヤーフックが、耳に優しくフィットしつつしっかりホールドします。
このため、通勤やランニング、トレーニングなど、さまざまなシーンで快適に使い続けることが可能です。
カラーバリエーションと質感の仕上がり
Shokz OpenFit 2+はブラックとグレーの2色を用意しており、ユーザーのスタイルや好みに合わせて選べます。
どちらのカラーもマットな質感で指紋が目立ちにくく、高級感のある仕上がりです。
イヤホン本体には「Shokz Ultra-Soft Silicone™ 2.0」という新素材を採用しており、肌触りが柔らかく長時間装着しても耳への圧迫感を軽減します。
さらに、柔軟性のあるニッケルチタン合金のイヤーフックが耳の輪郭にしっかりフィットし、日常のさまざまなシーンで安定した装着感を実現しています。
Shokz OpenFit 2+の音質とマイク性能
Shokz OpenFit 2+は、最新のDualBoost™テクノロジーとDirectPitch™ 2.0技術を搭載し、オープンイヤーイヤホンとは思えない迫力ある高音質を実現。進化した低音表現と音漏れ軽減技術により、クリアで臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
さらに、マイクにはAIノイズキャンセリング機能を備え、通話時の雑音を効果的に除去。音楽も通話も満足できる完成度の高さが魅力です。
進化した低音と音漏れ対策
Shokz OpenFit 2+は独自開発のDirectPitch™ 2.0テクノロジーにより、オープンイヤー型イヤホンで課題となりがちな音漏れを大幅に改善。音波の指向性を精密に制御することで、音を耳にピンポイントで届け、音漏れを90%以上抑制しながら迫力ある低音を実現します。
低周波帯を強化しつつ中高音のクリアさも保ち、バランスの良い音質に仕上がっています。
音量が大きくなっても周囲に迷惑をかけにくいため、電車やオフィスなど公共空間でも安心して使用可能です。さらに専用アプリのプライベートイコライザーモードを使えば、音漏れをさらに軽減する調整もでき、自分の環境に合わせて楽しめます。
こうした進化した低音表現と音漏れ対策により、OpenFit 2+はオープンイヤーの開放感を損なわず、迫力あるサウンドを楽しめる次世代イヤホンとして高く評価されています。
AIノイズキャンセリングでクリアな通話
Shokz OpenFit 2+には、4つのビームフォーミングマイクと高度なAIノイズキャンセリング技術を搭載。騒がしい環境下でも周囲の雑音を効果的に除去し、ユーザーの声をクリアに拾います。
風切り音や交通騒音、人混みのざわめきがあっても、相手に聞き取りやすい声で通話できるため、通勤や外出先でのオンラインミーティングや電話でも快適です。さらにマイクの感度や収音範囲が最適化されており、途切れにくく安定した通信が可能なのも特長です。
Shokz OpenFit 2+のバッテリー性能
Shokz OpenFit 2+は長時間使用に対応する大容量バッテリーを搭載。最大11時間の連続再生が可能で、充電ケースを併用すればさらに長時間の駆動が実現します。急速充電にも対応しており、短時間の充電でもすぐに使い始められるのが魅力です。
最大再生時間と充電ケース込みの駆動時間
Shokz OpenFit 2+は、イヤホン本体だけで最大11時間の連続再生が可能です。通勤や通学、トレーニングなど長時間のアクティビティでも安心して音楽や通話を楽しめます。
さらに、充電ケースを併用すれば最大48時間の駆動が可能で、1日中外出しても充電切れの不安を大幅に軽減。バッテリー残量が少なくなってもケースに戻せばすぐに充電が開始され、継続して使用できます。長時間の使用に対応する高いバッテリー性能が、Shokz OpenFit 2+の大きな魅力の一つです。
急速充電で短時間でも使える
Shokz OpenFit 2+は急速充電に対応しており、わずか10分の充電で約2時間の連続再生が可能です。
忙しい朝や外出前でも短時間で使い始められるのが大きなメリット。これにより、バッテリー切れの心配を減らし、日常のさまざまなシーンで快適に使用できます。
Shokz OpenFit 2+の防水性能と接続機能
Shokz OpenFit 2+はIP55の防水性能を備え、汗や雨、水しぶきに強く、スポーツや日常のアクティビティで安心して使用できます。
また、安定した接続とマルチポイント対応により、複数デバイスをシームレスに切り替えながら利用可能です。
IP規格準拠の防水・防滴性能
Shokz OpenFit 2+は、国際規格IEC 60529に基づくIP55等級の防水・防塵性能を備えています。あらゆる方向からの水の噴流水に対して有害な影響を受けにくく、汗や雨などの日常的な水しぶきにも強いため、トレーニングやアウトドアで安心して使用できます。
ただし、充電ケースは防水仕様ではないため、水没やシャワーでの使用は避ける必要があります。また、防水性能は永久的ではなく、使用や経年劣化により徐々に低下することがあるため、適切な取り扱いが重要です。
マルチポイント接続で複数デバイスに対応
Shokz OpenFit 2+は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を備えています。スマートフォンとパソコンなどをペアリングしたままシームレスに切り替えられるため、例えばスマホで音楽を聴いている最中にパソコンでのオンライン会議が始まっても、接続操作なしでスムーズに通話に移行できます。
この機能は、仕事やプライベートで複数デバイスを使い分けるユーザーに大きな利便性をもたらします。さらに専用アプリを使えば、オン・オフの切り替えや接続管理も簡単に行えるため、快適なオーディオ体験が可能です。
専用アプリでイコライザーや操作をカスタマイズ
Shokz OpenFit 2+は専用のShokzアプリに対応しており、イコライザーや操作方法を細かくカスタマイズできます。「スタンダード」「ボーカル」「低音強め」「高音強め」など5つのプリセットEQモードに加え、自分好みに調整できるカスタムEQも2つまで登録可能。これにより、音楽ジャンルや聴取環境に合わせた最適な音質を追求できます。
さらに、イヤホンの物理ボタン操作もアプリでカスタマイズでき、曲送りや音量調整などよく使う機能を割り当て可能。日常の操作性が向上し、タッチセンサーでは難しい細かい設定も快適に行えます。
アプリからはバッテリー残量の確認やファームウェアのアップデートも簡単に行え、常に最新の機能や性能を維持できるのも特徴です。
Shokz OpenFit 2+のスペック・仕様
Shokz OpenFit 2+のスペックは以下の通りです。
項目 | Shokz OpenFit 2+ |
重さ | イヤホン:9.4g 総重量:74.8g |
連続再生時間 | 最大11時間 ケース併用:48時間 |
アクティブノイズキャンセリング | なし |
外音取り込みモード | なし |
コンパニオンアプリ | あり |
イコライザー | あり |
空間オーディオ | Dolby Audio対応 |
低遅延モード | なし |
充電時間 | イヤホン:60分 ケース:100分 ワイヤレス:180分 |
急速充電 | 10分の充電で2時間 |
バッテリー容量 | ケース:600mAh イヤホン:56mAh |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 対応 |
Bluetooth | Ver5.4 |
通信距離 | 10m |
防塵防水 | IP55 |
チップ(SoC) | 不明 |
Bluetoothプロファイル | HFP, A2DP, AVRCP |
Bluetoothコーデック | SBC,AAC |
ドライバー | 21mm✕11mm |
周波数帯域 | 2402MHz-2480MHz |
公式サイト>>Shokz OpenFit 2+
まとめ:Shokz OpenFit 2+はオープンイヤーイヤホンの完成形!
Shokz OpenFit 2+を詳しく紹介しました。
Dolby Audio対応によって音質がさらに向上し、低音の迫力や中高音のクリアさも格段にアップ。加えて、ワイヤレス充電にも対応したことで、使い勝手が大幅に向上し、従来モデルの弱点もほぼ解消されています。
快適なオープンイヤー設計と周囲音の聞き取りやすさもそのままなので、音楽も通話もストレスなく楽しめます。
初めてオープンイヤーイヤホンを選ぶ方はもちろん、アップグレードを検討している既存ユーザーにも自信をもっておすすめできる一台です。
通勤・通学やランニング、トレーニングなど幅広いシーンで活躍する最新モデル、ぜひチェックしてみてください。