お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Tile Mate(2024)をご提供頂きました。
スマホや鍵、財布など、日常の「なくしもの問題」を解決するスマートトラッカーとして人気のTile Mateの2024年最新モデルです。
本記事では、実際に製品を使ってみたリアルな体験をもとに、長持ちバッテリーやIP68防水性能、Life360連携機能などの魅力を詳しく解説します。
旧モデルとの違いや他のトラッカーとの比較も交え、初心者にもわかりやすく使い方から評価までを網羅しました。
これからTile Mate(2024)の購入を考えている方に向けて、失敗しない選び方のポイントや実用性をしっかり伝える内容となっています。
ぜひ本記事を参考に、あなたの毎日にぴったりのスマートタグを見つけてください。
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Tileとは?仕組み・特徴を初心者にもわかりやすく解説
Tileはスマートトラッカーの代表的なブランドで、なくしものを探すための小型デバイス。Bluetoothを使ってスマホと連携し、鍵や財布、バッグなど身の回りの物の位置を簡単に確認できます。
まずは、Tileの基本的な仕組みや特徴をわかりやすく説明し、初心者でも使いこなせるポイントを紹介します。
Tileってなに?どんなときに使うの?
「Tile(タイル)」は、Bluetoothを使ってスマートフォンから持ち物の場所を探せる小型のトラッカーです。
財布や鍵、カバン、イヤホンケースなど、「どこに置いたっけ?」と探しがちなアイテムに取り付けておくことで、アプリから音を鳴らして探したり、地図上で最後に接続されていた場所を確認したりできます。
また、Tileシリーズは、アメリカ発の家族の見守りサービス「Life360」とも連携できるようになり、家族で共有しながら落とし物を探すことも可能に。
iPhoneやAndroidなど、OSを問わず使えるのも魅力です。
例えば以下のシチュエーションで活躍できます。
困った・・・。 | Tileがあれば! |
家の中で鍵が見つからない! | スマホからTileを鳴らして、音を頼りにすぐ発見 |
子どもがランドセルをどこかに置き忘れた… | 最後に接続された場所を地図でチェック |
カバンの中でスマホが見当たらない | Tile本体のボタンを押すと、スマホを鳴らせる |
外出先でイヤホンを落としたかも? | 他のTileユーザーが近くを通れば、匿名で位置情報が更新される(Tileネットワーク機能) |
Tileは、「なくしものをする前に備える」ためのガジェット。
実際に失くしてから慌てるよりも、事前にTileをつけておくことでリスクを大きく減らすことができます。
Tileの仕組み|GPSじゃなくBluetoothで探す
Tile本体にはGPSは搭載されていません。
位置情報の記録や通知に使われているのは、Bluetoothで接続されたスマホのGPS情報です。
たとえば、カバンにTileをつけていた場合、最後にスマホと通信できた場所が記録され、接続が切れたあともその場所がアプリ上に表示されます。
さらに、他のTileユーザーのスマホが近くを通ると、そのスマホ経由で位置を知らせてくれる「協力探索」機能もあります(通知は匿名で行われる)。
つまりTileは、リアルタイムGPS追跡ではなく、Bluetoothとスマホ、そしてTileユーザーのネットワークを使った近距離+間接的な探索がメインの仕組みです。
Tileの種類と特徴
Tileシリーズにはいくつかのモデルがあり、それぞれ特徴や使いみちが異なります。
代表的な4モデル「Mate」「Pro」「Slim」「Sticker」を比較した表です。用途や特徴、バッテリーや音量、価格などをひと目で把握できます。自身の使い方に合ったモデル選びの参考にしてください。
モデル名 | Tile Mate | Tile Pro | Tile Slim | Tile Sticker |
---|---|---|---|---|
形状・特徴 | コンパクトで使いやすい | 頑丈で音が大きい 接続距離最長 |
薄型カード型 | シール型、貼り付け可能な最小モデル |
利用例 | 鍵、バッグ、財布など | アウトドア、車のキー等 | 財布、パスポート等 | リモコン、自転車、工具など |
Bluetooth通信距離 | 約105m | 約150m | 約105m | 約75m |
バッテリー寿命 | 約3年(交換不可) | 約1年(交換可能モデルあり) | 約3年(交換不可) | 約3年(交換不可) |
バッテリー交換 | なし | あり | なし | なし |
防水性能 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 |
価格(税込) | 3,980円 | 5,780円 | 5,180円 | 3,980円 |
備考 | スタンダードな汎用モデル | 長距離・騒がしい環境向け | 持ち物に馴染みやすい薄型 | コンパクトで貼り付けて使うタイプ |
(表はスクロールできます)
Tileだけの便利機能|スマホを鳴らす、共有、コミュニティ探索
Tileは単なるBluetoothトラッカーではなく、スマホを鳴らす機能や家族・友人との位置共有、多くのユーザーが協力して持ち物を探すコミュニティ探索機能を備えています。
これらの便利機能により、日常の紛失や置き忘れのストレスを大きく軽減できます。
1. スマホを鳴らす(スマホ探し機能)
Tile本体のボタンを押すと、スマホの音が大きく鳴り響きます。
たとえスマホがマナーモードやサイレントに設定されていても問題なく鳴るため、家の中で迷子になったスマホを簡単に見つけることが可能です。
操作もシンプルで、日常のうっかり置き忘れや紛失のストレス軽減に役立ちます。
2. 位置情報の共有機能
Tileは家族や友人と位置情報を共有できる機能を持っています。
共有されたTileは複数人で同じように見守ることができ、もし紛失した場合でもみんなで協力して探すことができます。
共有の設定はアプリ内で簡単にでき、招待リンクを送るだけで利用できるため、管理を家族やチームで分担したいときに非常に便利です。
なお、無料版では共有人数が1名なのでご注意ください。
3. コミュニティ探索(みんなで探す)
Tileの大きな特徴の一つに、世界中のTileユーザーのスマホがBluetooth信号を匿名で検知し、その位置情報を持ち主に通知する仕組みがあります。
このため、自分のスマホのBluetooth範囲外にあっても、他のTileユーザーの端末を介して持ち物の発見可能性が大幅に広がります。
こうしたユーザー協力のネットワークは、紛失物を見つける上での非常に大きな強みとなっています。
TileとAirTagの違いをざっくり比較
AirTagはAppleが提供する紛失防止タグで、iPhoneなどのApple製品と連携して持ち物の位置を正確に追跡できます。
TileとAirTagはどちらも人気の紛失防止トラッカーですが、対応機種や機能、使い勝手にそれぞれ特徴があります。
比較項目 | Tile | AirTag |
---|---|---|
対応OS・デバイス | iOS・Android両対応。複数モデルあり。 | Apple製品(iOS/macOS)専用。Android非対応。 |
位置検知方法 | Bluetooth直接検出+ユーザーネットワーク利用(世界規模だが規模はAirTag未満) | AppleのFind Myネットワーク利用。広範囲かつ高精度。UWB対応。 |
通信可能距離 | 約75~150m(モデルによる) | 非公開だがFind Myネットワーク利用で実質広範囲カバー |
バッテリー寿命 | 交換不可の3年モデル多数、Proは交換可能で約1年 | 交換可能なコイン電池(CR2032)、約1年持続 |
形状・付けやすさ | 多様な形状(Mate、Pro、Slim、Sticker)、キーホルダー穴付きモデルあり | 丸型1種類、別売りアクセサリーで取り付けが必要 |
防水性能 | IP68 | IP67 |
価格帯 | 約3,980円~5,780円(モデルによる) | 4,980円~ |
サブスク/追加機能 | プレミアムプランあり(履歴記録、スマート通知など) | 追加料金なし(Apple純正) |
セキュリティ・プライバシー | 不正追跡検知機能あり。匿名ネットワーク運用。 | Appleによる厳重なプライバシー保護・ストーカー対策機能あり。 |
(表はスクロールできます)
AirTagの強みはFind My(探す)ネットワークの広さ。
日本ではiPhoneユーザーが多いので、それだけ検知がしやすくなります。
Tile Mate(2024)はiOSでもAndroidでも使えるところが大きなメリット。
家族が様々なデバイスを使っていても、一括管理が可能になります。
Tile Mate(2024)実機レビュー|使い勝手・精度・音量を徹底検証
Tile Mate(2024)を実際に使用し、その使いやすさや精度、アプリの操作感などを細かくチェックしました。旧モデルとの違いや気になる点についても、写真やスクリーンショットを交えて詳しく解説していきます。
デザインとサイズ感
Tile Mate(2024)のカラーバリエーションは以下の通り。
- ブラック
- ホワイト
- ダークネイビーブルー(4色パックのみ)
- ハンターグリーン(4色パックのみ)
- ライトブルー(4色パックのみ)
- ピンク(4色パックのみ)
このうち、今回ご提供いただいたのはブラックです。
中央には本モデルから連携されたLife360のロゴマーク。右下にtile文字が表示された、シンプルなデザインです。
裏側はこんな感じ。
中央にプリントされたQRコードを拾った人が読みとると、位置情報なんかをお知らせしてくれますよ。優しい人が拾ってくれたらラッキーですね!
素材は樹脂製なんですが、かなり傷つきやすいです。こればっかりは仕方ないですね。毎日持ち歩くものですし。
Tile Mate(2024)のサイズは37.6×37.6×7.2mm。
めちゃくちゃコンパクト。一般的な紛失防止トラッカーのサイズ感と変わりませんね。
重さは実測で9gと超軽量なので、毎日持ち歩いても全く苦になりません。
2個、3個と様々な持ち物に付けても全く問題ないでしょう。
初期設定ペアリングとTileアプリの操作性
Tile Mate(2024)はスマホとペアリングをして使います。
ペアリングの方法はめちゃくちゃ簡単です。
まずTileアプリをインストールして新規登録。ユーザー登録が必須なのでご注意くださいませ。
あとはTile Mate(2024)中央のボタンを押せば、自動でペアリングしてくれます。
難しいことは何ひとつないのでご安心ください。
ペアリングさえ終わってしまえば、あとはTile Mate(2024)をカバンの中にいれたり、鍵に取り付ければOK!
スマホとTile Mate(2024)が最後に接続された場所を記録してくれます。
Tileアプリの使い方も難しいことはありませんよ。
なお、Tile Mate(2024)を1度スマホに接続するとリセット(出荷時リセット等)はできないのでご注意ください。
例えば他のアカウントに登録し直したい場合には、「譲渡」することになります。
Bluetooth接続の安定性と通信距離
Tile Mate(2024)はスマホとBluetoothで接続します。
接続距離は旧モデルからさらに向上して最大約105mとのことで、めっちゃ長いですね。
・・・ただ、実際には建物の中だったり、障害物もあるのでそこまで長い距離で接続するのはほぼ不可能です笑。
僕が使ってみた感じでは、よっぽど広くなければ家の中ならほぼどこでも接続可能。
1階から2階でも、冷蔵庫の中でも、洗濯機の中でもしっかり検知できました。
スペック上の「接続距離約105m」は、目安なので期待しないようにしましょう。
呼び出し音の大きさ・聞こえやすさ
Tile Mate(2024)を探す方法はとっても簡単。アプリ内の探すボタンをタップするだけです。
Life360 Tile Mate(2024)を探す
(爆音注意) pic.twitter.com/fYZUVohyo7— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
コンパクトサイズにも関わらずめちゃくちゃ大きな音が出るのですぐに見つかると思います。かなり大きい。
カバンやポーチ、お財布に入っていてもしっかり聞こえます。
ポーチの中に入ったLife360 Tile Mate(2024)を探す pic.twitter.com/6Un6ABGC8a
— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
水の中に入っていてもかなり大きく聞こえました。IP68防塵防水対応は嬉しいポイント。
水中のLife360 Tile Mate(2024)を探す
(爆音注意) pic.twitter.com/isblE5fKpa— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
ただ、ポーチの中に入れて、さらにそれをバッグに入れると音は小さくなってしまいます。
騒がしい場所だと聞こえないかもしれないので要注意です。
バッグの中のポーチに入ったLife360 Tile Mate(2024)を探す pic.twitter.com/Mv1SMKkZIB
— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
また、Tile Mate(2024)でスマホを探すこともできます。
Life360 Tile Mate(2024)でスマホを探す
(爆音注意) pic.twitter.com/4ZQG5qqlVK— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
マナーモードにしていても最大音量でアラームが鳴るので爆音状態。
これならどこにあってもすぐに見つけちゃうでしょう。
バッグの中に入っていても普通に大きく聞こえましたよ。
Life360 Tile Mate(2024)でバッグの中のを探す(爆音注意) pic.twitter.com/4uHcULqnoz
— ちびめがねアンテナ (@chibimegane_lm) August 9, 2025
Tile Mate(2024)は旧モデルよりも音量が大きくなったとのこと。
その性能は確かなものだと思います。
Life360との連携
Tile Mate(2024)と従来のモデルとの大きな違いが、家族や友人と位置情報を共有できるLife360との連携です。
作成したサークル(グループ)のメンバーの位置情報に加えて、自分のTile Mate(2024)も一緒に管理できちゃいます。
さらに、Tile Mate(2024)に無音SOSアラート機能を追加することも可能になります。
Life360の「無音SOSアラート」機能は、危険や緊急時に音を鳴らさずに家族や登録メンバーへ位置情報とSOS通知を送る仕組みです。
アプリ内のボタンを長押しするだけで発動し、相手のスマホには「緊急アラート」と現在地が即時送信されます。音が鳴らないため、周囲に気付かれずに助けを求められるのが特徴です。
Life360にTile Mate(2024)を追加する方法は、Tileアカウントを連携(ログイン)するだけなのでとっても簡単。
Bluetoothネットワークが、Tileユーザーに加えてLife360ユーザーも対象になるので、より探知しやすくなるのが大きなメリットだと思います。
Tile Mate(2024)と旧モデルの違い・進化点
Tile Mateは2024年9月に新モデルが登場し、従来のデザインや性能からさまざまな進化を遂げました。
ここからは、新旧モデルのデザイン、バッテリー仕様、通信性能、防水性能、加えて生活面での使い勝手を左右するLife360との連携強化について解説します。
比較項目 | Tile Mate(旧モデル) | Tile Mate(2024年モデル) |
---|---|---|
発売日 | 2022年頃 | 2024年9月17日発売 |
デザイン・サイズ | 角ばった形状 | コンパクトで丸みのあるデザイン |
カラーバリエーション | 2色 | 複数カラーが増加、ロゴも新デザイン |
Bluetooth通信距離 | 約75m | 約105m |
呼び出し音の音量 | 標準的 | 音量アップで屋内や騒がしい場所でも聞きやすい |
防水性能 | IP67 | IP68で水深1.5mで30分間耐水可能 |
Life360連携 | なしまたは限定的 | 完全統合、SOS通知機能(3回押し)追加 |
(表はスクロールできます)
デザインとサイズの変更点
2024年モデルのTile Mateは、前モデルと比べてよりコンパクトで丸みを帯びたデザインに刷新されました。
軽量かつ携帯しやすい形状であり、ポケットやバッグの中での取り回しがしやすくなっています。
カラーバリエーションも複数追加され、好みに合わせて選べる幅が広がりました。
- ブラック
- ホワイト
- ダークネイビーブルー(4色パックのみ)
- ハンターグリーン(4色パックのみ)
- ライトブルー(4色パックのみ)
- ピンク(4色パックのみ)
ロゴデザインも「Life360」との連携強化を意識した新しいものに変更されています。
Bluetooth通信距離と音量の向上
2024モデルのBluetooth通信距離は最大約105mで、旧モデルからさらに伸びました。さらに呼び出し音の音量が改良されており、屋内や騒がしい環境でも聞こえやすくなりました。
防水性能の向上
Tile Mate(2024)はIP68の防水・防塵性能を備えており、旧モデルのIP67に比べてさらに耐水性能が向上しました。
水深約2mで最大30分間の水没に耐えるため、雨天や水濡れの心配がある場面でも安心して使用可能です。
Life360との連携強化と新機能追加
2024モデルの大きな特徴として、家族や友人と位置情報を共有できるLife360との統合が進化しました。
Tile本体のマルチファンクションボタンを3回押すことでSOS通知を指定連絡先に送信できる機能が追加され、安全管理の面でも利便性が向上しています。
また、Life360ユーザーもTileネットワークのアクセスポイントとして機能するため、探索範囲拡大に貢献しています。
Life360は世界中で7000万人以上のユーザーを持つ家族の見守りサービスアプリで、家族や友人の位置情報共有、安全管理機能が充実しています。2022年の第1四半期にLife360社がTileを買収し、それ以来両者のサービス連携を強化してきました。
2024年9月17日に発売されたTile Mate(2024)モデルからは、Life360アプリとの完全統合が進み、本体のマルチファンクションボタンを3回押すとSOS通知が指定連絡先に送信される新機能が加わるなど、安全性と利便性が大幅に向上しています。
この連携により、Tileの位置情報はLife360アプリ内でも確認でき、TileとLife360両ユーザーのネットワークが融合して探索範囲が広がったため、紛失物の発見率も一層高まりました。
公式サイト>>Life360
Tile Mate(2024)を買うべきメリット
Tile Mate(2024)は、日常生活の「なくしもの問題」を解決するスマートトラッカーの最新モデル。従来よりも見つけやすさや耐久性が向上し、さらに家族や友人と位置情報を共有できるLife360との連携機能も強化されました。
ここでは、Tile Mate(2024)の具体的なメリットを詳しく紹介していきます。
紛失物を素早く見つける高い探索性能
Tile Mate(2024)はBluetooth通信距離が約105m。さらに音量もアップしており、カバンの中や騒がしい環境でも見つけやすくなりました。
これにより、鍵や財布、リモコンなど日常の紛失物を素早く発見できる安心感が得られます。
防水性能の向上でアウトドアや水回りも安心
防水性能がIP68にアップグレードされ、水深約2mで最大30分間の耐水性能を持つため、雨の日や水回りでも気兼ねなく使えます。
アウトドアやレジャーシーンでも安心して携帯できるのは大きなメリットです。
バッテリー内蔵で交換不要&長期間使用可能
2024年モデルは内蔵バッテリーを採用し、約3年間の連続使用が可能です。
交換の手間やコストがかからず、買い替えタイミングまでストレスフリーに使い続けられます。
ただし、電池交換不可なので寿命を迎えたら本体の買い替えが必要です。
マルチOS対応でiPhone・Androidどちらでも使える
Tile MateはiPhoneだけでなくAndroidスマホにも対応しており、AirTagのようにiPhone限定ではありません。
Androidユーザーも便利に使えるため、家族や友人でOSが異なる場合でも共有や見守り機能を活用できます。
Tile Mate(2024)を買う前に確認したいデメリット
Tile Mate(2024)は多機能で使いやすいトラッカーですが、いくつか購入前に知っておくべき注意点もあります。
バッテリーの交換不可や音の聞こえづらさ、設定の複雑さなど、使い方や環境によっては不便に感じることもあるでしょう。
ここでは、後悔しないために押さえておきたいデメリットを詳しく解説していきます。
内蔵バッテリーで交換不可、使い切りの注意点
Tile Mate(2024)は内蔵バッテリーを採用しており、約3年間の使用が可能です。
しかし、バッテリー交換はできないため寿命が来たら本体ごと買い替える必要があります。
長期間使い続けたい場合は、この点を理解したうえで購入を検討しましょう。
音量はアップしたが場所によっては聞こえづらいことも
呼び出し音は旧モデルより大きくなりましたが、屋外の騒音が激しい場所や広い屋内では聞き取りづらい場合があります。
特に風の強い日や車内など、音だけに頼る探索は限界があることを覚えておきましょう。
Life360連携の設定や操作にやや慣れが必要
Life360との連携機能が強化されましたが、多機能な分、初めて使う人には設定や操作が少し複雑に感じられるかもしれません。
慣れるまでは使いこなすのに時間がかかる場合があります。
Tileネットワークは日本では強くはない
Tileのネットワークは海外発で、日本の公共Bluetooth環境や防犯面での利用にはまだ課題があります。
例えば、AirTagに比べてユーザー数が少ないため、コミュニティ探索のカバー範囲が限定されることがあります。
例えば東京都心などでは、ユーザー数が多いため、比較的高頻度で位置情報の更新ができますが、地方都市では難しいかもしれません・・・。
トラッカーの位置情報を重視している人は、やっぱりAirTagが最適。
日本では特にiPhoneユーザーが多いですからね。
有料プランの機能制限と追加コストの注意点
Tileには無料版がありますが、一部の高度な機能は有料プランの契約が必要です。
紛失物の履歴確認や詳細な位置追跡、緊急連絡の拡張機能などが該当します。
機能 | Tile 無料版 | Tile 有料版 |
---|---|---|
Tileの位置確認(直近) | 〇 | 〇(30日間の位置履歴付き) |
Tileを鳴らす/スマホを鳴らす | 〇 | 〇 |
スマートアラート(置き忘れ通知) | × | 〇 |
共有機能 | 1名まで | 無制限 |
延長保証 | × | 〇(3年保証に延長) |
料金(日本) | 無料 | 月額 360円(税込) / 年額 3,600円(税込) |
(表はスクロールできます)
ちなみにLife360にも有料プランがありますよ。
機能カテゴリ | Life 360 無料版 | Life360 有料版 |
---|---|---|
位置情報のリアルタイム共有 | 〇 家族・グループ内でリアルタイム共有可能 | 〇 さらに履歴付き(7日間または30日間)で過去の移動も確認可能 |
指定スポットの登録 | 1〜2箇所まで登録可能 | 無制限に登録可能 |
到着・出発通知 | 〇 登録スポットへの到着・離脱通知あり | 〇 無制限の通知設定可能 |
SOSヘルプアラート | 〇 緊急時にサークルや連絡先に通知 | 〇 プレミアムで高度なSOS通知や優先サポートあり |
運転状況レポート | × | 〇 スピード違反、急加速、急ブレーキなど安全運転支援レポート |
履歴の閲覧期間 | なし(リアルタイムのみ) | 7日間~30日間の位置履歴をタイムライン形式で表示可能 |
共有メンバー数 | 制限あり(最大数は少なめ) | 無制限にグループメンバーを追加可能 |
バッテリー残量通知 | 〇 メンバーのバッテリー残量を確認可能 | 〇 同様に確認可能 |
広告表示 | あり | なし |
料金(日本) | 無料 | 月額約900円(税込) |
(表はスクロールできます)
普段使いには無料プランで十分ですが、より本格的な活用を考える場合は追加コストが発生することを理解しておきましょう。
【まとめ】Tile Mate(2024)レビュー総括と購入前のチェックポイント
Tile Mate(2024)は、日常の紛失物問題をスマートに解決できる便利なトラッカーです。
防水性能や音量アップ、Life360連携などの進化で幅広いユーザーにおすすめできる一方、バッテリー交換不可や設定の慣れが必要な点もあります。
最後に、Tile Mate(2024)を買うべき人・買わないほうがいい人の特徴と、購入前に押さえておきたいポイントをまとめて紹介します。
Tile Mate(2024)を買うべき人
Tile Mate(2024)は、多機能で使いやすく幅広い用途に対応しています。特に紛失防止や家族の見守りに役立つので、こうしたニーズがある方に最適です。
- 鍵や財布、バッグなどの紛失を防ぎたい人
- SOS機能を活用して家族や友人との安全を確保したい人
- iOS・Androidどちらでも使える汎用性を求める人
- 防水性能や耐久性の高いトラッカーを探している人
- バッテリー交換の手間を省きたい人
Tile Mate(2024)を買わないほうがいい人
バッテリー交換不可や設定の複雑さを気にする人には向かないかもしれません。用途や好みによっては他モデルを検討したほうが満足度が高いでしょう。
- バッテリー交換可能なモデルを希望する人
- より広範囲のBluetoothネットワークを求める人(AirTagなどの方が有利)
- 設定やアプリの操作がシンプルなものを好む人
- 有料プランなしで全機能を使いたい人
購入前に押さえておきたいポイント
購入後に「思っていたのと違った」とならないよう、特徴や注意点をよく理解しておきましょう。特にバッテリー寿命や環境による通信範囲の違い、有料プランの内容は必ずチェックしてください。
- 内蔵バッテリーの交換不可で約3年の使用期間が目安
- Bluetooth通信距離や音量は向上したが環境によっては限界がある
- Life360との連携で多機能化した反面、設定に慣れが必要
- 有料プランの存在と機能制限を事前に確認する
- 自分の使い方や環境に合うかどうかをよく考えて選ぶこと
Tile Mate(2024)で、あなたの日常の“なくしもの”をスマートに解決し、毎日をより快適で安心なものにしましょう。