評価:(4点/5点満点)
お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Xiaomi 13 Liteを購入しました。
2023年2月にグローバル発表されたXiaomi 13シリーズの1つ。
- Xiaomi 13 ProのLeicaカメラがハンパない!
- Xiaomi 13はコンパクトハイエンドの傑作!
スマホ好きの人達は純然たるフラッグシップモデルに熱い視線を送っていて、ミドルレンジである13 Liteはあまり注目されていなかった印象です。
ただスペック記事を書いた時に評判を調べてみると、日本で発売して欲しいという声がちょこちょこ見受けられました。
気になっている人がいるなら試してみようかなーと思って人柱的に購入。
実際に使ってみたところ、サイズ感が自分好みで気に入りました。
もちろんイマイチな部分もあるんですが「おサイフケータイ」なんかを搭載して日本で発売したら売れそうな気がします。
本記事でXiaomi 13 Liteを実際に使ってみた様子をレビューするので、購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・良デザイン ・横幅狭め ・軽量・薄型 ・美しいAMOLED ・エッジディスプレイ ・ヌルヌル120Hz ・困らない動作性能 ・67W急速充電 ・IMX766搭載 ・綺麗な動画撮影 ・ハイレゾワイヤレス ・指紋認証&顔認証 ・付属品が揃ってる | ・定価はちょい高い ・シングルスピーカー ・イヤホンジャックなし ・重いゲームは厳しい ・超広角カメラは普通 ・望遠カメラ非搭載 ・インカメラ特化は謎 ・SDカード非対応 ・ワイヤレス充電なし ・防水性能なし ・FeliCaなし ・FMラジオなし |
Xiaomi 13 Liteは「技術基準適合証明」(いわゆる「技適」)を取得していません。私は本記事を作成するにあたり、総務省に試験利用の届け出を行ったうえで使用しています。
総務省>>技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
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Xiaomi 13 Liteのデザイン・サイズ感・付属品
まずはXiaomi 13 Liteの外観・付属品をチェックしていきましょう。
特にサイズ感は僕が使っていて気に入ったポイントの1つです。
デザイン
Xiaomi 13 Liteのカラーバリエーションは以下の3色。
- Black
- Lite blue
- Lite pink
ちなみに中国版(Xiaomi Civi 2)には上記3色に加えて、白やHello Kittyエディションもあるんですよ。
このうち実際に僕が購入したのはLite blue(ライトブルー)です。
パッと見はいつものXiaomiスマホ(マットなガラスパネル)っぽく見えますが、手にしてみると結構違いましたよ。
質感はしっとり滑らかでツルっとしていますが光沢は控えめ。高級感を感じさせる背面デザインです。
光が当たっている部分は鈍くシルバーに輝き、よく見ると少しラメっているようにも感じました。良い感じでしょー?
色合いのおかげか、指紋や皮脂汚れは目立ちません。
僕は箱から取り出してこのデザインを目にした瞬間にヤられちゃいました笑
カメラはメイン・超広角・マクロの3眼構成。
実測で2.5mmほど飛び出ていました。ケースを装着せずに置いたまま操作をすると普通にガタガタします。
商品画像ではレンズ付近が膨らんでるように見えたんですが真っ平らでしたね。錯覚かな?
背面パネルはフレームに向かって湾曲しているタイプ。ここ最近は箱型デザインのスマホが多いので珍しく感じます。懐かしくもありどこか新鮮。
フレームは光沢のあるタイプでバキバキに反射します。ここは指紋が目立ちやすいです。
ディスプレイを正面にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。スクショが撮影しにくい配置ですね。両手でカシャ。
左側面は何もなくてスッキリしています。
上部にはマイクとIRセンサーを搭載。
Dolby Atmosのロゴも確認できます。(こっちサイドにスピーカーはないんですけどね・・・。)
IRブラスターがあるおかげでテレビやエアコンのリモコン代わりになるのはXiaomiスマホの特徴の1つ。
本体下部にはスピーカー・USB-Cポート・マイク・カードスロットが搭載されています。
カードスロットは表・裏に1枚ずつ装着できるタイプ。残念ながらMicro SDカード等の外部ストレージには非対応です。
サイズ感
Xiaomi 13 Liteのサイズ159.2 × 72.7 × 7.23mm。
公式サイトでは薄さ7.23mmが大きくフィーチャーされておりました。
確かに大型ディスプレイを搭載したスマホの中では薄いと思いますが、個人的には幅が狭いところが超気に入ってます。
手持ちのスマホと比較しても、かなり扱いやすかったです。シュッとしてる。
日本でも発売されている旧モデルのMi 11 Lite 5Gと比較するとこんな感じに。
厚みはMi 11 Lite 5Gの方が薄い(6.81mm)ですね。
重さは実測で172g(保護フィルム込み)と6.5インチを超えるディスプレイを搭載しているモデルながらも超軽量。
付属ケースを装着したとしても190gと、200gを下回っております。
軽量薄型のインパクトはMi 11 Lite 5G(6.81mm/159g)には及びませんが、幅が狭いこともあり十分扱いやすいと感じました。
むしろ個人的にはXiaomi 13 Liteの方が好きです。
付属品
Xiaomi 13 Liteの付属品は以下のとおりです。
- クイックスタートガイド・保証書類
- SIMピン
- USBケーブル
- 充電器
- 保護ケース
- ディスプレイ保護フィルム
保護ケースは透明のソフトタイプ。わずかに青みがかった色合いをしています。
防御力はそんなに高くなさそうですがカメラユニットの出っ張りは守ってくれます。
扱いやすいサイズ感がXiaomi 13 Liteの特徴なので、できれば裸運用したいところですが、ケースを装着してもそれほど大きくなった感じはしませんでした。
これくらいだったらケースを付けて使ってもいいかも。
充電器は67W出力可能なハイパワータイプ。残念ながら日本のコンセントには適合しないタイプなので別途変換アダプタが必要になります。
日本のXiaomiから67W・120W出力可能な充電器が発売されているので、それを買っても良いかもしれませんね。
既に僕は67W急速充電器を購入済みです。ケーブル付き。
USBケーブルは6Aに対応しているType-C / Type-Aのもの。急速充電するには付属ケーブルを使う必要があります。
ディスプレイ保護フィルムは最初から貼り付けられていました。
後述するようにXiaomi 13 Liteはエッジディスプレイなので自分でフィルムを貼るのが難しいタイプになります。
特に僕はフィルムを貼るのが超苦手なので安心しました笑
Xiaomi 13 Liteのディスプレイをレビュー
続いてXiaomi 13 Liteのディスプレイを見ていきましょう。
ディスプレイはスマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイント。
毎日何度も目にするので綺麗な方が良いですからね。
ミドルレンジながらもエッジディスプレイ
Xiaomi 13 Liteのディスプレイは側面が湾曲しているエッジディスプレイ。
ハイエンドモデルに搭載されていることが多いので、ミドルレンジのスマホではかなり珍しいですね。
好みが分かれる形状なんですが、湾曲具合はそれほどキツくはないので見にくいと感じることはありませんでした。
エッジディスプレイのメリットは側面ベゼル(縁)が狭くなるので表示領域が広くなること。
その一方で、意図しないタッチが多くなってしまうのがデメリットです。
設定から誤タッチ防止エリアを設定することができるので変更しても良いでしょう。
なお保護ケースを装着しても使いにくくなることはありませんでしたよ。
Corning Gorilla Glass 5が採用されているので耐久性にも優れているようです。
6.55インチ有機ELディスプレイ
Xiaomi 13 Liteのディスプレイは6.55インチのAMOLED(有機EL)。
- 1,080 × 2,400
- FHD+
- 680億色
- コントラスト比 500万:1
- DCI-P3
- sRGB 100%
- 10bitカラー
- HDR10+
- 402ppi
- 最大輝度 1,000nit
- 1920Hz PWM dimming
ハイエンドモデルにも肩を並べることができるほど十分なスペック。
680億色の色表現って凄いですよね。何を表示させてもめちゃくちゃ綺麗です。
有機ELパネル特有のメリハリの良さや、粗さを一切感じることのないパリッとした表示がたまりません。
自分で撮影した写真も綺麗に見れるのも嬉しいポイントです。
若干暗い気がしないでもないですが、QHD+(1,440p)のPixel 7 Proと比較しても見劣りせず、Xiaomi 13 Liteのディスプレイ品質に不満を感じる人はいないでしょう。
もちろん好みに合わせて色合い・色温度を変更することも可能です。
視野角も広く、僅かに色合いが緑っぽく変化するもののきつい角度からでも視認可能。本体が軽いのでゴロ寝スマホにも使えますね。
最大輝度1,000nitsと十分明るいので屋外でも見にくいことはありませんでした。明るさ自動調整も上手です。
操作は両手持ちが基本
扱いやすいサイズ感であるとは言え、6.55インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作になります。
片手で操作しようとしても端まで指が届かないですからね。
もちろん慣れてくれば文字入力くらいなら片手でもいけます。キーボードがディスプレイの下部寄りなので入力はしやすいです。
一度に表示される情報量が多くなるのが大画面ディスプレイの魅力。動画視聴やゲームも広々楽しめます。
インカメラはパンチホール&デュアルカメラ
インカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプ。
さらにXiaomi 13 Liteには2つのカメラが搭載されているのが特徴です。
このため、一般的なパンチホールタイプのスマホに比べると非表示エリアが広くなってしまいます。
iPhone 14 Proなどに搭載されている「Dynamic Island」のような感じでした。
普段使いで気になることは殆どありませんが、ゲームや動画視聴では邪魔に感じることがあるかもしれません。
画面リフレッシュレートは120Hzをサポート
Xiaomi 13 Liteは画面リフレッシュレート最大120Hzをサポート。
60Hz・120Hzの固定設定の他、シーンに合わせた自動調整(こっちがデフォルト)も選択可能です。
120Hzに設定すれば、1秒間にディスプレイを120回書き換えてくれるので表示が滑らかになります。
左が60Hzで右が120Hzに設定したものです。120Hzのほうが残像感がなく滑らかに動いているのが分かると思います。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度使ってしまうと一般的な60Hzに戻れなくなっちゃいます笑
自動調整に設定すると基本120Hzになり、ディスプレイを動かしていない時間や高駆動の必要がないアプリでは60Hzになります。
常時表示ディスプレイ(AOD)を有効にしたロック画面では30Hzまでリフレッシュレートを下げてくれました。
可変リフレッシュレートを採用しているハイエンドモデルでは待機時1Hzなんてこともありますが、ザックリでもこれだけ調整してくれるなら十分でしょう。
なおタッチサンプリングレートは240Hzとのことですが、アプリで計測したところ最大350Hzほど出ていました。
1秒間に300回以上のタッチに反応できるので、音ゲーなど繊細なタッチが要求されるシチュエーションで重宝します。
手動計測なのでどこまで正確なのかは分かりませんが、実際に使っていてもタッチの反応が悪いと感じることはありませんでした。
常時オンディスプレイ(AOD)に対応
Xiaomi 13 Liteは有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)に対応しており、ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
ミドルレンジのスマホだと搭載されていても10秒間だけ表示のように機能が制限されていることが多いですが、終日でも表示可能。
表示スタイルなどをカスタマイズすることもできます。
寝てる間に表示されても意味がないので時間指定をしておきたいところ。
もちろんバッテリーもちを優先するならAODは使わない方が良いとは思います。
画面タップでの点灯機能も使えますからね。
Widevine L1で動画視聴が快適に!
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものもありますが、Xaiomi 13 Liteなら高画質での視聴が可能となります。
NetflixではFull HD再生可能。HDR 10・Dolby Visionにもしっかり対応していました。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでもしっかり「HD 1080p」で視聴可能です。
YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できることを確認しました。
Xiaomi 13 Liteはディスプレイが綺麗なので動画視聴が捗ります。
それだけにモノラルスピーカー&イヤホンジャック非搭載なのが悔やまれます!!!
Xiaomi 13 Liteの動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU)。
Xiaomi 13 Liteには「Snapdragon 7 Gen 1」が搭載されております。
2022年5月にQualcommが発表したチップセットで、4nmプロセスが採用された5G通信対応モデル。
これまで700番台で展開されていたSnapdragon 7シリーズで初めて「Gen 1」が名付けられました。
公式サイト>>Snapdragon 7 Gen 1
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀ということです。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアが553,297点、GPUスコアは174,725点。
旧バージョンのAnTuTu(Ver.8)では総合スコアは499,573点、GPUスコアは169,674点でした。
スコア的にはSnapdragon 778Gよりも少し上といった感じでしょうか。
ネーミングが変わったので勝手に期待しちゃってたんですが、飛躍的な性能の向上はなかったようです笑
もちろん50万点を超えていればネットサーフィンやLINE、SNS、動画視聴などの普段使いならサクサク軽快に動くのでストレスを感じることは殆どありません。
相性によってはガクガクしがちなTwitterも比較的滑らかに。
ただ、なぜかホーム画面の左側に搭載されているGoogle Discoverは動作がガックガク。
もしかしたら全てのアプリで最適化ができているわけではないのかもしれませんね。
これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをこちらのページにランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
なおAnTuTu以外のベンチマークアプリでのスコアは以下のとおりでした。
REDMAGIC 8 Pro(Snapdragon 8 Gen 2)と動作性能を比較
スコアだけ見てもよく分からない部分も多いと思うので、僕の持っているスマホの中で最も性能の高いREDMAGIC 8 Proと動作性能を比較してみました。
REDMAGIC 8 ProはSnapdragon 8 Gen 2を搭載しているハイエンドモデルで、AnTuTuスコアは120万点を超えています。
多くの人が閲覧するであろうYahoo! JAPANと楽天市場での表示速度をチェックです。
さすがにAnTuTuスコアで2.5倍ほど差があるのでREDMAGIC 8 Proのほうが表示速度が早いですね。
特にトップページを表示する時に差が大きいようです。
とは言え、これはXiaomi 13 Liteが遅いってことではなく、REDMAGIC 8 Proが早すぎるだけ笑
これくらい動いてくれるなら普段使いには十分でストレスを感じることはありませんよ。
Twitterのスクロールは同じように滑らか。どちらもリフレッシュレート120Hzでヌルヌル動いております。
ゲーム性能はそこそこ/原神のFPSが低め
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイントです。
Xiaomi 13 Liteのゲーム性能はどれほどなのか試してみました。
当ブログではゲームのFPS計測にPerfDogを使用しています。
iOS・Android端末でFPS値やバッテリー温度等を計測できるツールです。
15分間の無料使用ができるので、新しいスマホを購入してゲーム性能が気になる場合などに使ってみてください。企業・インフルエンサー向けの無料プラン(使用時間制限あり)も用意されていますよ。
公式サイト>>WeTest PerfDog
まずゲーム性能のベンチマーク的な存在になっている原神を「60FPS/最高」設定で15分ほどプレイした結果がこちら。
平均30FPSくらいは出て欲しいところですが、結果は23.4FPS程度。
実際にプレイしていても戦闘シーンはかなりガックガクでした。
最高設定ですが描写も荒くイマイチな感じです。
続いて、Xiaomi 13 Liteに搭載されているゲームターボの「ブースト機能」を有効にして間プレイした結果がこちら。
さきほどの検証よりも長く25分ほどプレイしたのですが、結果は平均22.5FPS・・・。
ブーストかけているのに良い結果は得られませんでした。うーむ。
こうなるとデフォルト設定(低/30FPS)ならどうなるのか気になるので試した結果がこちら。
平均23.3FPS。当たり前ですが動きは負荷のかかりにくいデフォルト設定が1番良かったですね。
他のゲームまで試してないので何とも言えませんが、少なくともXiaomi 13 Liteで原神を快適にプレイするのは難しいと思います。
他のミドルレンジスマホよりも相性が悪く感じました。
もちろんカジュアルなゲームであれば何の問題もなく遊べるのでご安心ください。
発熱は気にならない
ハイスペックモデルだと発熱が酷くて不安になることもありますが、Xiaomi 13 Liteはそれほど気になることはありませんでした。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約39.6°。
ほんのり温かいかなーと感じる程度で、熱くて持てなくなることはありません。
AnTuTuベンチマークを4回連続で回した時のスコアは以下のとおり。
スマホによってはサーマルスロットリングでスコアがガクンと下がることもありますがXiaomi 13 Liteについては確認できませんでした。
3回目が最もスコアが良いくらいなので非常に安定していることが分かりますね。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込みはけっこう速いですが書き込み速度はそこそこ。
RAMを8GB積んでいるのでもう少し頑張って欲しかったのが本音です。
ただ実際に使っていてアプリの起動が遅いなどのようなストレスを感じる場面はなかったので問題はないでしょう。
僕の購入したモデルのストレージ容量は128GBとそれなりにあります。
システム領域に13GB使うので実際に保存可能なのは115GBほど。
殆どの人は困らない容量ですが、写真や動画を大量に撮影する人は少し注意してください。
不安な場合には256GBモデルを選択したほうが良いでしょう。
残念ながらMicro SDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いかもしれませんね。
メモリ増設機能がありました
ちなみにXiaomi 13 Liteには使わないストレージの一部を最大5GB分の仮想メモリにする機能が搭載されております。
おそらくパソコンと同じように、この機能で動作が速くなることはないでしょうが、元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心です。
Xiaomi 13 Liteの充電速度・バッテリー持ちをレビュー
続いてXiaomi 13 Liteのバッテリー性能を見ていきましょう。
67W急速充電に対応
大容量バッテリーを搭載している弊害は充電時間が長くなってしまうこと。
急速充電規格に対応していなければ、いつまで経っても充電が終わらないなんてこともあり得ます。
この点、Xiaomi 13 Liteは「67W Turbo Charging」に対応しております。
専用充電器が・ケーブルが付属しているのが嬉しいポイントですね。
実際に20%からフル充電までにかかった時間は40分。
一般的なスマホの半分の時間でフル充電できちゃいます。
寝落ちして充電忘れた!そんな時でも出かける準備をしている間に、ある程度充電が終わっているでしょう。
なお、残念ながらワイヤレス充電には非対応でした。
PCMarkバッテリーテストの結果
Xiaomi 13 Liteのバッテリー容量は4,500mAh。スペック的には十分な容量です。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので信頼できる結果だと思っています。
計測の結果、バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間は11時間23分でした。
リフレッシュレート120Hz対応スマホとしてはまずまずの結果。ちょっと物足りないかなー?
よっぽど長時間ゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にしなければいけないことはないでしょう。1日なら余裕で使える性能です。
ディスプレイのヌルヌル感を感じることができなくなりますが、バッテリーもちを優先したい場合には、60Hzに設定しても良いでしょう。
なお、これまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
Xiaomi 13 Liteのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
公式サイトの情報を見ると、特にカメラのアピールが多いので力を入れていることが分かります。
メインカメラのイメージセンサーにIMX766を搭載している点が注目ポイント。
普段スマホを使う上でイメージセンサーは気にしない(そもそも疎い)僕でもIMX766が優秀なことは分かります。
事実これまでレビューしてきたスマホでも、IMX766を搭載していれば良い感じの写真が撮影できていました。
ハイエンドモデルのスマホにも搭載されていることからも安定した性能なことが分かりますね。
実際にXiaomi 13 Liteで撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
僕は基本的にシャッターボタンをタップするだけの撮影。誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラアプリ
カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
毎度おなじみのXiaomiカメラですね。
超広角カメラと2倍ズームはワンタップで切替可能。ズームボタン長押しでその他の倍率に指定することができます。
豊富な撮影モードや設定へのアクセスも簡単。マクロカメラは設定の中にあります。
もちろん自分好みに調整しながら撮影できるプロモードもあります。
50MP高画素モードはここからでも選択可能です。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
また、知らない人もいるかもしれませんが、Xiaomiのスマホは撮影後の編集機能も充実してるんですよ。
例えばGoogle Pixelシリーズ等に搭載されている「消しゴムマジック」のような不要な物を消してしまう機能や、空を加工して全く雰囲気の違う写真にする機能なんかもあります。
お遊び機能ではありますがSNS等にアップしたら喜ばれるかもしれませんね。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックです。
比較用に僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能が高い「Pixel 7 Pro」「iPhone 14 Pro」で撮影した写真をあわせて掲載していきます。
最初に僕がスマホレビューで必ず使用している風景です。
他の2つのスマホに比べて鮮やかな色合いに。
パッと明るいのでSNS等に投稿する場合に効果的ですね。
Xiaomiらしい仕上がりだと思います。楽しい雰囲気。
続いて近くの公園にある小さなお稲荷さん。
こういう雰囲気だと少し重厚感が欲しいところ。Xiaomi 13 Liteの写真は石の鳥居や葉っぱの色が明るくて軽く感じてしまいます。
好みの問題かもしれませんけどね?
こういう時にカメラ好きの人ならプロモードで明るさや彩度を調整できるから良いですね。
ちょうど桜が咲き始めていたので撮影。ちょっとゴチャゴチャしてしまいました・・・。
華やかなXiaomi 13 Liteの写真が個人的に大好きです。良い感じ。
日中の明るいシーンであれば、かなり良い感じの写真が撮影できる印象です。
赤が飽和するか確かめるために赤い葉っぱを撮影してみました。
やや飽和気味で葉脈が殆ど見えない状態。
それにしてもスマホによって色合いがこんなに変わるんですね。
中でもPixel 7 Proの質感はさすが。葉っぱの重さすら感じます。
続いて逆光のシーンではどうなるかチェック。
見たままの姿かどうかは別にして、HDR性能の高さを発揮した1枚。
Xiaomi 13 Liteが最も綺麗に撮影できました。素晴らしいですよね。
iPhoneはこういうシーンに弱いこともバレちゃいました笑
室内でのメシウマ撮影はどうでしょう?
少し白飛び気味?解像感が低く感じます。
大きな違いはありませんが、この中だったらiPhone 14 Proが最も美味しそうです。
なおXiaomi 13 LiteにはAIシーン補正機能があります。
例えば、これは食事だ!と認識するとAIマークがナイフとフォークに変化。
左が補正前で右が補正後。中央のスライダーを動かせば比較できます。
なんだかスープの色がキムチチゲみたくなっちゃいました・・・泣
桜のシーンでもAI補正を。
お!空や葉っぱの色が明るくなって桜がさらに映えました。
こういうシーンならAI補正が活かされるので使い分けても良いかもしれませんね。
メインカメラ(夜景モード)の作例
Xiaomi 13 Liteには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードもしっかり搭載。
夜景モードは撮影が終了するまで3秒程度スマホを固定し続ける必要があります。
OIS(光学式手ぶれ補正)は非搭載なので撮影終了までジッと我慢です。
まずは日中にも撮影した「いつもの場所」での比較から。
ノイズも少なくかなり綺麗に撮影できました。
他の写真に比べると暗いかもしれませんが個人的にはバランス良く感じます。
続いて道路の自動販売機を撮影した写真。
光源の明るさは抑えられているものの、他の2つよりも全体的に暗め。
解像感も足りない感じがします。ピントが合ってなかったかも。
HDR性能をチェックするために手前と奥とで明暗差があるようなシチュエーションでの撮影です。
暗部もそれなりに見えて、ゴーストの発生も少ないですね。
iPhone 14 Proよりも綺麗に撮影できているんじゃないでしょうか。
結構暗いシーンでしたがノイズも少なくパキッと撮影できました。
他の2つに比べても負けず劣らず綺麗です。
最後に室内で電球を撮影。
他の2つよりも暗くなったもののフィラメントの形まで見えています。
さすが人気のイメージセンサーIMX766を搭載していることもあり、明るいシーンでも暗いシーンでも綺麗に撮影できる印象です。
メインカメラの性能は十分優秀と言っていいでしょう。
50MP高画素モードの作例
Xiaomi 13 Liteは5,000万画素でも撮影可能。
通常撮影では4つのピクセルを束ね、約1,250万画素にすることで感度を上げています。
左が通常撮影で右が高画素モードで撮影したもの。違いが分かりますか?
なんとなく画素数が高いほうが高精細に撮影できると思うかもしれませんが、そこまで大きな違いを感じませんよね。
ただ、高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
・・・のハズなんですが、ここまで拡大してもイマイチ違いは分からず笑
撮影シーンが良くなかったのかもしれませんが、ファイルサイズが大きくなってしまうこともあるので高画素モードには期待しない方が良いと思います。
最大10倍のデジタルズームの作例
Xiaomi 13 Liteには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
等倍・2倍・5倍・10倍でそれぞれ撮影してみました。
粗さを感じないのは2倍ズームくらいまでで、それ以降は徐々に解像感がなくなっていきます。
ただ一般的なミドルレンジのスマホだと2倍くらいまでが限界ですが、5倍でもそれなりに綺麗な印象です。
ちなみに比較しているPixel 7 Pro・iPhone 14 Proには望遠レンズが搭載されているので、同じ10倍ズームでも質感が全然違いますよ。
特にPixel 7 Proは粗さが殆どなくて凄いですよね。さすがに敵いません。
夜間撮影でのズーム性能もチェックしてみましょう。
2倍でもかなり解像感がなくなってガビガビしちゃいました。
低照度下での望遠撮影はかなり厳しいと思います。
超広角カメラの作例
Xiaomi 13 Liteはメインカメラの他に800万画素の超広角カメラも搭載。
風景を撮影する時や食卓全体を撮影する場合に重宝しますね。
メインカメラ同様にいつもの場所で撮影した写真がこちら。
色の傾向はメインカメラ同様に鮮やかな印象ですが、やはり有効画素数800万画素なのもあって解像感が低くモヤッとした雰囲気になります。
もう1枚、公園で木を撮影してみました。
他の2つに比べて画角は狭め。公式サイトのスペックではFOV119°とのことです。
明るいシーンならそれなりですが、メインカメラに比べると性能は低くなっちゃいますね。
夜景モードでの写りもチェックしていきましょう。
夜景モードを有効にしているはずですが暗め。
日中よりもさらに解像感の低さが目立ちます。
やはり超広角カメラは明るいシーンで使うのが良さそうです。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、200万画素のマクロカメラも搭載。
被写体から4cmくらいまでの接写が可能です。
パッと見は良い感じ。
さすがに解像度が低いので質感はガサガサしていますが、あれば結構遊べそうです。
少なくとも他社製のミドルレンジに搭載しているマクロカメラよりは高性能だと思います。
ポートレートモードの作例
簡単に背景ボケのある写真が撮影できるポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手。
人物以外の被写体にもボケモード的に使用可能です。
個人的にはもっと大胆にボケてくれても良いのになーとは思いました。
ちなみに撮影中・撮影後どちらでもボケ味の調整が可能です。
インカメラの作例
Xiaomi 13 Liteはインカメラに力を入れている珍しいスマホ。
3,200万画素の超広角カメラと800万画素の深度計測カメラの2眼構成。
さらにインカメラ用にライト(Xiaomi Selfie Glow)まで2つ搭載しております。
友達と一緒に自撮りする機会が多い人にはかなり重宝するスマホです。
超広角カメラを搭載していることもあり、通常撮影の他に0.8倍・0.6倍をワンタップで切替可能。
しかも被写体の数に合わせて画角を自動調整してくれる超スグレモノです。
多機能で嬉しいんですが、他のスマホよりも綺麗かどうかはよく分からず・・・。
普段インカメラなんて滅多に使わないので何とも言えません。ごめんなさい。
ただ、Xiaomiのインカメラに搭載されている美顔モードは自然な感じがするので個人的に好みです。
当たり前ですがライトの効果で暗闇でもしっかり撮影できます。ライトの場所的に縦持ちがおすすめ。
なおインカメラは全て3,200万画素での撮影になります。
有効画素数の切替ができず、写真1枚あたりのファイルサイズがメインカメラ並みに大きくなるのでご注意ください。
動画撮影の作例
Xiaomi 13 Liteで動画撮影もしてみました。
1080P@60fps、4K@30fpsでそれぞれ撮影。比較用にiPhone 14 Proで撮影した動画も続けて再生しています。
1080P動画は、空の色が黄色っぽくなるのが気になるものの、メイン・超広角ともに手ブレ補正もよく利いて綺麗に撮影できていました。
夜間は、メインカメラはノイズが目立ち、手ブレ補正の利きも弱くなっています。
超広角カメラはさらに暗くピントが合ってないような状態でした。
4K動画は、1080pに比べて解像感が高いことがよく分かります。
夜間もノイジーで手ブレ補正の効果が弱くなってしまうものの、ミドルレンジのスマホの割に綺麗に撮影できる印象です。
大切な思い出を切り取るには物足りないですが、普段使いなら十分使える性能だと思いましたよ。
Xiaomi 13 Liteを実機レビュー
ここからはXiaomi 13 Proの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところ実機レビューしていきます。
とにかく問題は・・・スピーカーです!
OSはAndroid 12ベースのMIUI 14
Xiaomi 13 LiteにはAndroidをカスタムしたXiaomi製OS「MIUI」の最新バージョン「14」がプリインストールされていました。
MIUI自体が最新バージョンなのは嬉しいんですが、ベースとなるAndroidのバージョンは1世代前の12。
メーカー名を冠したモデルなわけですし、Android 13にして欲しかったところです。
そのうちアップデートが降りてくるとは思いますが、ちょっと寂しいポイントでした。
メーカーによって搭載されているOS・UIが異なり、特色・機能も本当に様々。
僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、MIUIは使い慣れているので安心感があります。
個人的になんのカスタムも施されていないピュアAndroidよりも好みかもしれません。
便利機能もしっかり標準搭載。ジェスチャーショートカット、画面分割、フローティングウィンドウ、どれも対応しております。
ホーム画面を右にスワイプした時に表示される画面(-1画面って言うの?)を「アプリ保管庫」に変更できるのも面白いですね。僕はGoogle Discoverの方が好きですが笑
そういえば、画面分割して上のほうにYouTubeを寄せた時、Xiaomi 13 Liteでは動画が見れない状態になってしまいました。
他のスマホだったらそんなことないんですけどね?なんでなんでしょう・・・。
デュアルアプリ・セカンドスペース対応
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。
日本国内で発売されるXioamiスマホでは削られてることもありますが、Xiaomi 13 Liteにはしっかり搭載されております。
特に1つのアプリを複製することができるデュアルアプリが便利。例えばLINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使うこともできちゃいます。
Android標準の複数ユーザー機能を見つけることはできませんでしたが、2人までだったらセカンドスペースを活用できますね。
生体認証は指紋認証&顔認証
Xiaomi 13 Liteの指紋認証センサーはディスプレイ内蔵タイプ。
反応も良く、ちょっと触るだけですぐにロック解除されました。
指紋認証アニメーションの変更はもちろん、押し続けるとショートカットを表示させる機能もありました。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なもの。
こちらも反応は良好で顔が入れば一瞬でロック解除されます。
マスクを装着する機会が未だ多いので、指紋認証・顔認証どちらにも対応しているのが望ましいですね。
残念!シングルスピーカー
僕がこのスマホで最も残念に感じたのがこれ。
綺麗な画面&Widevine L1なので高画質で動画視聴できるのですが、本体下部にしかスピーカーが搭載されていません。
このため、横持ちすると片側からしか音がでないアンバランスなモノラル仕様になってしまいます。
動画視聴はもちろんゲームもモノラルサウンドになるのでかなり寂しいです・・・。
しかもXiaomi 13 LiteはDolby Atmosに対応しているんですよ?
にもかかわらずシングルスピーカーなのは残念でしかないですよね・・・。
まぁ縦持ちで音楽聞いたりする分には困らないとは思いますが。
音質はそこまで良くはないです。低音が響かず軽い雰囲気ですね。
さらに残念!イヤホンジャック非搭載
Xiaomi 13 Liteはシングルスピーカーなので、音質に拘りがある人はイヤホンを使いましょう!
・・・とおすすめしたいところなんですが、まさかのイヤホンジャックも非搭載。
このため、有線イヤホンを使用する場合には、別売りのUSB-C/3.5mmイヤホンジャック変換アダプターが必要になります。
見てのとおりUSBポートが塞がってしまうため、イヤホンを使いながら充電することができなくなるのでご注意ください。
ミドルレンジのスマホだったらイヤホンジャック搭載のものが多い印象なんですけどね。
うーむ・・・。残念です。
BluetoothコーデックはLDAC・aptX Adaptiveに対応
イヤホンジャック非搭載ということもあって、Xiaomi 13 Liteにワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:○
- LDAC:○
- LHDC:○
現在主流のBluetoothコーデックにフル対応。
LDACはもちろんaptX Adaptiveにも対応していました。
さらにLHDCにも対応しているので、かなり希少なスマホと言っていいでしょう。
Xiaomi 13 Liteは無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
ただしAmazon Musicのストリーミング再生では「48kHz/24bit」の、いわゆる「JEITA定義のハイレゾ」が表示されていました。
おそらくSRCによるダウンサンプリングが原因だと思いますが、日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」には非対応。
まぁどちらにしてもハイレゾであることに違いはないものの、ちょっと寂しいのは事実。
Amazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりませんが、音質に拘りがある人は音源をダウンロードした方が良いでしょう。
Xiaomi 13 Liteのスペック
カラー | Black Lite blue Lite pink |
サイズ | 長さ:約159.2mm 幅:約72.7mm 厚さ:約7.23mm |
重さ | 約171g |
ディスプレイ | 約6.55インチ AMOLED 2400 × 1080 20:9 402ppi Dolby Vision HDR 10+ DCI-P3/sRGB 100% 最大輝度 900nit Corning Gorilla Glass 5 |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | MIUI 14 android 12 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
リアカメラ(メイン) | 5,000万画素 f/1.8 1/1.56 IMX766 |
リアカメラ(超広角) | 800万画素 f/2.2 119°FOV |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 f/2.4 4cmマクロ |
インカメラ | 3,200万画素 f/2.4 100°FOV |
インカメラ(深度) | 800万画素 f/2.28 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080p@30,60fps 720p@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@30,60fps 720p@30fps |
バッテリー | 4,500mAh 67W急速充電 |
ワイヤレス充電 | なし |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM×2 |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G: Sub6G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42 3G: WCDMA: B1/2/4/5/6/819 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Ver5.2 |
位置情報 | GPS Galileo GLONASS Beidou QZSS |
イヤホンジャック | なし |
スピーカー | モノラル Dolby Atmos |
FMラジオ | なし |
防塵防水 | 不明 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
公式サイト>>Specs
Xiaomi 13 Liteのメリット・デメリット・評価
Xiaomi 13 Liteを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi 13 Liteを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・良デザイン ・横幅狭め ・軽量・薄型 ・美しいAMOLED ・エッジディスプレイ ・ヌルヌル120Hz ・困らない動作性能 ・67W急速充電 ・IMX766搭載 ・綺麗な動画撮影 ・ハイレゾワイヤレス ・指紋認証&顔認証 ・付属品が揃ってる | ・ちょい高い ・シングルスピーカー ・イヤホンジャックなし ・重いゲームは厳しい ・超広角カメラは普通 ・望遠カメラ非搭載 ・インカメラ特化は謎 ・SDカード非対応 ・ワイヤレス充電なし ・防水性能なし ・FeliCaなし ・FMラジオなし |
評価
総合評価:(4点/5点満点)
デザイン | ★★★★☆ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★☆☆ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★☆☆ |
6.55インチの大画面ディスプレイを搭載していながら、軽量で扱いやすいサイズ感が魅力的な1台でした。
エッジディスプレイは好みがハッキリ分かれますが、背面パネルのデザインも良く、個人的にめちゃくちゃ気に入っています。
普段使いには十分な動作性能、IMX766メインカメラも非常に優秀。
さらに67W急速充電に対応しているところも嬉しいポイントです。
ただ、なんと言ってもシングルスピーカーなのが残念。
美しいディスプレイ!Dolby Vison&Dolby Atmos対応!
そしてサウンドは・・・モノラル仕様!
なんでやねん笑
インカメラに力を注ぐぐらいならデュアルスピーカーを搭載して欲しかったです。
もし、同じくらいの性能でステレオスピーカーが外せないなら、以前にレビューしたPOCO X5 Pro 5Gがおすすめ。
サイズはかなりデカくなってしまいますが、デュアルスピーカー&イヤホンジャック搭載なのでピッタリです。
Xiaomi 13 Liteの価格は約62,000円。
この価格で購入するのは少々高いと思うので、セールやクーポンなどを活用して4万円台で買える時がベストタイミングだと思います。