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お世話になります。毎日両手にスマートウォッチを付けてるガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Xiaomi Smart Band 8を購入しました。
もはやスマートバンドと言えばこれ!と言っても過言ではない、大人気のXiaomi Smart Bandシリーズ2023年最新モデル。
僕は2020年に発売されたMi スマートバンド 5から使っていますが、シリーズを追うごとに機能・性能が向上し、昨年のXiaomi Smart Band 7でほぼ完成しきった印象があります。
ただ唯一、ディスプレイの明るさ自動調節機能だけはありませんでした。
それが、ついにXiaomi Smart Band 8に搭載!
しかも価格が5,990円と、Xiaomi Smart Band 7の発売時よりも1,000円安いという、とんでもないコスパになっております。
本記事でXiaomi Smart Band 8を実際に使ってみた様子をレビューするので、購入の参考になさってください。
って言うか、もはやスマートバンドが欲しいなら、Xiaomi Smart Band 8を買っておけば間違いないです笑
メリット | デメリット |
・安い! ・快適な動作性能 ・綺麗なディスプレイ ・明るさ自動調節搭載 ・AOD搭載 ・SpO2自動計測 ・長持ちバッテリー ・充電時間が短い | ・バンドが傷つきやすい ・Zepp Life非対応 ・クイック返信非対応 ・衛星測位非搭載 ・NFC非搭載 |
Xiaomi Smart Band 8の兄弟分、Xiaomi Smart Band 8 Pro・Xiaomi Smart Band 8 Activeもそれぞれレビューしているので、本記事と併せてチェックしてくださいね。
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Xiaomi Smart Band 8のデザイン・サイズ感・付属品をレビュー
まずはXiaomi Smart Band 8の外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
これまでXiaomi Smart Bandシリーズの本体カラー(バンドじゃない部分)はブラックのみでしたが、本モデルからカラーバリエーションが登場。
ゴールド・グラファイトブラックの2色展開になりました。
このうち、僕が購入したのはグラファイトブラックです。
パッと見はいつものデザインに見えますが構造自体を刷新。
これまでのモデルはバンドの中に本体を埋め込むような一体型スタイルでしたが、Xiaomi Smart Band 8は本体とバンドストラップが独立しているような構造(クイックリリース構造)になっています。
ディスプレイをメタリックな樹脂製のフレームで囲んでいるようなデザインです。
相変わらず縦長でのスポーツバンドタイプではあるものの、少し時計らしくなり、これまでのモデルよりもスタイリッシュになったと思います。
本体デザイン・構造が変更されたことによって、ストラップの種類も増えました。
これまで同様TPUバンドの色違いはもちろん、ペンダントやランニングクリップにも使えちゃいます。
せっかく色んなストラップがあるので、試しにチェーンストラップ(3,890円)を一緒に買ってみました。
うーん・・・。悪くはないけど、なんか思ってたんと違うって感じになっちゃいました笑
コーディネートが超難しいデザインでしたね。
本体には物理ボタンがないので、全て指先でのタッチ・フリック操作です。
本体裏側には充電端子と心拍・SpO2測定用の光学式センサーが搭載されています。
サイズ感
本体のサイズは48 x 22.5 x 10.99mm。
旧モデルXiaomi Smart Band 7よりも縦横に少し大きくなりました。
フレームが丸み帯びた形状なので、その分大きくなったのかな?
厚みが薄くなったのは嬉しいポイント。スペック的には僅か1.5mmの差なんですけど、実際に手にしてみると結構違いますよ。
薄いほうが装着した時に違和感がなくて良いですよね。
シャツの袖口に引っかかるのが煩わしかったりしませんか?
もっと薄くても良いですけどね。それは欲張りか笑
付属ストラップはTPU製で135mm~210mmまでサイズ調整可能。お子さんには少し大きいかもしれませんが、女性でも違和感なく装着できます。
Xiaomi Smart Band 7は160mm~224mmだったので、少し小さくなりました。
旧モデルから引き続き留め具をループに通して穴にハメ込むタイプ。
しっかり留まってくれるので激しく動いても外れてしまうことはありません。
1点気になったんですが、ストラップの材質が変わったせいか傷つきやすくなりました。
左がXiaomi Smart Band 7で、右が8。
2週間くらいしか着用していないのに、擦れた跡や傷が目立ちますよね。
別のストラップに変更するなら良いですが、付属ストラップを使い続けようと思っている場合には注意してください。
なお、ストラップ交換はとっても簡単です。
外すときは背面のボタンを押しながら引き抜くだけ。付けるときは差し込むだけでパチっと固定されます。
Xiaomi公式ストラップはもちろん、サードパーティー製のストラップも販売されているので、服装や気分に合わせて交換しても良いでしょう。
Amazonで検索>>Xiaomi Smart Band 8 ストラップ
Xiaomi Smart Band 8の重さはストラップ込みで25gと超軽量。
装着しているのを忘れるくらい軽いので、ワークアウトにもバッチリです。
付属品
Xiaomi Smart Band 8の付属品はマニュアルと充電ケーブルのみ。
充電ケーブルはUSB Type-Aのマグネットタイプ。
旧モデルの付属ケーブルとは形状が異なり、代用できないのでご注意ください。
マグネットが強力なのでガッチリ固定されます。持ち上げても外れませんよ。
Xiaomi Smart Band 8のバッテリー持ち・充電速度をレビュー
僕はスマートバンド・スマートウォッチを使う上で最も重要なのはバッテリー持ちだと思っています。
いくら多機能で高性能でも、すぐにバッテリー切れになってしまっては本末転倒。
毎日使う時計ですからね?いちいち充電するなんて面倒です・・・。
Xiaomi Smart Band 8のバッテリー性能をチェックしていきましょう。
バッテリー持ち向上!10日間連続で使えました
Xiaomi Smart Band 8のバッテリー容量は190mAh。
公式サイトによれば、通常使用で16日間と説明されております。
実際に以下の設定でバッテリー持ちを検証してみたところ、100%から7%まで約10日間でした。
- 心拍計測:自動
- 血中酸素計測:終日
- 睡眠計測:有効
- 睡眠時呼吸計測:有効
- ストレス計測:有効
- 座りすぎ通知:有効
- 持ち上げてスリープ解除:時間指定/標準
- AOD:無効
0%までなら、もう半日くらいは持ちそうです。
さすがに16日間には届きませんでしたが、これだけ使えれば超ロングバッテリーと言って良いでしょう。
1ヶ月に3回充電すれば良いんですからね?凄くないですか!
ちなみに旧モデルXiaomi Smart Band 7は同じ設定で約7.5日だったので、バッテリー持ちは向上しています。
なお公式サイトによる16日間連続使用の条件は以下のとおりです。
フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示で、高精度睡眠モニタリング、睡眠時の呼吸品質モニタリング、24 時間ストレスモニタリングはオフ。30 分ごとの心拍数モニタリングとメッセージ通知(1 日あたり 100 件のメッセージ、10 回の通話、3 つのアラーム)が有効、1 日あたり 200 回手首を上げて画面を起動、1 日に 1 回アプリデータを同期、1 日に 2 回手動で血中酸素を測定、1 週間に 60 分間の運動モニタリング。
引用:公式サイト
AOD有効でも5日間使えました!
Xiaomi Smart Band 8には、常時表示ディスプレイ(AOD)機能が搭載されています。
画面を点灯しなくても時間等を確認できるので便利な機能なんですが、AODを有効にするとバッテリー持ちは悪くなるものです。
実際に、同じ設定でAODを有効(設定:スマート)にして検証してみたところ、100%から2%まで5日間でした。
これまでにレビューしてきたスマートバンドと比べると、常時表示ディスプレイを有効にして5日間なら、バッテリー持ちは良いほうです。
ちなみにXiaomi Smart Band 7は3日持ちませんでした。
やはり、旧モデルに比べて、Xiaomi Smart Band 8のバッテリー持ちは進化していると思います。
なお、僕自身はAOD使わない派。持ち上げて画面を点灯する機能だけで不便ありませんからね。
めんどくさがりなので、極力充電なんかしたくありません笑
充電時間も短くなりました
Xiaomi Smart Band 8の充電速度も検証してみました。
バッテリー残量0%からフル充電までにかかった時間は1時間。
充電開始から30分で70%まで充電できています。
旧モデルのフル充電にかかる時間は2時間だったので、半分に短縮されています。
めちゃくちゃ凄いです!
例えば夜寝る前に充電を忘れて朝になってしまったとしても、出かける準備をしている間に、それなりに充電できちゃいます。
毎日シャワーや入浴時間などに充電するように決めておけば、バッテリー残量を気にすることなく使い続けることができますね。
ちなみに充電中の電力は1W~2W程度で、特に急速充電には対応していないようです。
Xiaomi Smart Band 8はバッテリー持ちも充電速度も旧モデルより良くなっていました。
もう、ただただ感心するばかりです。素晴らしい!
Xiaomi Smart Band 8のディスプレイをレビュー
スマートバンドはディスプレイが綺麗かどうかも重要なポイント。
1日に何度も目にするわけですから、粗かったり、見づらかったりすると使いたくないなーと思ってしまいます。
Xiaomi Smart Band 8のディスプレイをチェックしていきましょう。
1.62インチAMOLEDディスプレイ
Xiaomi Smart Band 8は1.62インチの有機ELディスプレイ。
- 解像度:192×490
- 画素密度:326ppi
旧モデルXiaomi Smart Band 7からスペックは変わらず。
発色も良くシンプルに綺麗です。
有機EL特有の引き締まった黒色表現でメリハリのある表示が見やすって良き。
黒ベースの文字盤だと気になりませんが、ベゼル(縁)はそこそこあります。
とは言え、表示領域が狭いわけではないので全く不便を感じることはありません。
端だけ僅かに湾曲(2.5D)しており、フラットディスプレイよりもスワイプがしやすいです。
視野角も広く、多少きつい角度から見ても見づらさを感じることはないでしょう。
明るさ自動調節に対応しました!
これまでのモデルはディスプレイの明るさは十分なものの、明るさ自動調節機能は搭載されていませんでした。
このため、室内では丁度いい明るさでも、屋外だと暗く感じる場合があります。
それがXiaomi Smart Band 8は、ついに明るさ自動調節に対応!
周囲の明るさに合わせて、ディスプレイ輝度が自動的に変化してくれます。
Xiaomi Smart Bandシリーズの弱点を克服。
これで室内でも屋外でも見づらさを感じるシーンが少なくなりました。
さらにディスプレイ輝度も最大500nitから600nitにアップ。
直射日光があたるシーンでもしっかり高い視認性を確保しております。
もちろん、自動調整だけではなく、手動で好みの明るさにすることも可能です。
リフレッシュレート60Hzで滑らかに動く
Xiaomi Smart Band 8のディスプレイはリフレッシュレート60Hz。
1秒間に60回ディスプレイを書き換えてくれるので、表示が滑らかになります。
特にスクロール時に分かりやすいですね。ヌルヌル動きます。
初めてリフレッシュレート120Hzのスマホを使った時のような感動がありました。
有機ELの美しいディスプレイに60Hzのリフレッシュレート。
もはやスマホのディスプレイと比較しても遜色のない仕上がりと言っても過言ではないでしょう。
200種類以上のウォッチフェイスに変更可能
Xiaomi Smart Band 8はコンパニオンアプリを使って文字盤を変更できます。
用意されている文字盤の種類は、旧モデルXisomi Smart Band 7の2倍に及ぶ200以上。
これだけ多くのデザインがあれば好みのスタイルが必ず見つかります。
シックで大人っぽいデザインなんかも良いですね。
個人的におすすめのウォッチフェイスは、ショートカット機能が搭載されているタイプ。必要な機能にすぐに飛べるので超便利です。
自分で撮影した写真や好みの画像を文字盤にすることも可能。
家族やペットの写真を文字盤にすると使うたびに癒やされちゃいますよ。
ディスプレイのスペックが高いので、例えば自分で撮影した写真でも綺麗に表示してくれます。
また、新たにミニゲームを搭載した文字盤も追加されました。
ちょっとした時間潰しになるかな?どうでしょう?
それにしても、いったいどれだけ多機能になれば気が済むのでしょうか・・・笑
常時表示ディスプレイ(AOD)対応
Xiaomi Smart Band 8は旧モデルから引き続きAODに対応しているので、スリープ時でも時刻や日付を表示し続けることが可能です。
バッテリー性能のレビューでも紹介したとおり、AODはバッテリー消耗が激しくなってしまいます。
よっぽどデザインが気に入ったとか、いつでも時間が見えて欲しい、というのでなければ使わない方がいいかなーとは思います。
明るさ自動調整に対応したとは言っても、さすがにAODは屋外では見にくいです。
Xiaomi Smart Band 8を実機レビュー
ここからはバッテリー・ディスプレイ以外の部分でXiaomi Smart Band 8を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
Mi Fitnessアプリでペアリング/Zepp Life非対応
Xiaomi Smart Band 8は単独では使えず、コンパニオンアプリ「Mi Fitness」でスマホとペアリング(接続)して使います。
Mi Fitness
Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ
何やら複雑そうに感じるかもしれませんが、簡単なのでご安心ください。
Xiaomi Smart Band 8の電源を入れて(充電すると電源ON)、日本語を選択。
ディスプレイにQRコードが表示されるので、この状態で接続するスマホの側に置いておきます。
あとはMi Fitenessアプリでデバイスの追加をタップすればXiaomi Smart Band 8を検出してくれるはずです。
基本的に表示に従って進めていけば簡単にペアリングできちゃいます。AndroidでもiPhoneでも同じです。
一度ペアリングをしてしまえば、距離が離れるなどして一時的に切断されても自動接続してくれます。
初めてスマホと接続する場合にはファームウェアのアップデートがあるので暫く放置しておいてください。
なおXiaomi Smart Band 7は、コンパニオンアプリとして「Zepp Life」も使えましたが、Xiaomi Smart Band 8は非対応でした。
これまでZepp Lifeを使っていた人は、使い勝手が変わる部分があるのでご注意ください。
Mi FitnessとGoogle Fitは連携できない
Google Fitで様々なデバイスから収集したヘルスケアデータを確認している人も多いと思うのですが、残念ながらMi Fitnessとの連携はできないようです。
Xiaomi Smart Band 7では、Zepp Lifeを通して連携できていただけに寂しいですね・・・。
少し調べたところによると、Stravaを使えば間接的に連携ができるようですが、全てのデータの共有はできないようです。
なおiPhoneで使う場合は「ヘルスケア」とのデータ共有ができるのでご安心ください。
少し前にHUAWEI製のスマートバンド・スマートウォッチがGoogle Fitとの連携ができなくなりましたが、Mi Fitnessでもこうなるとは・・・。
現在Google Fitを使っている人はご注意ください。
動作はヌルサクで快適!
Xiaomi Smart Band 8にどんなSoCが搭載されているのか分かりませんが、引っかかりやカクつきもなく、動作は快適そのもの。
リフレッシュレートが60Hzなことも手伝って、ヌルサクって感じですよ。
上下スワイプで通知とアプリの表示。
アプリ一覧はMi Fitnessアプリで並べ替え可能。
全く使わないアプリを非表示にすることもできますよ。
天気情報やストップウォッチ、アラームなど、スマートバンドとしての基本機能はしっかり搭載しております。
左右スワイプはウィジットの表示で、好みのアプリのショートカットとして使います。
1つの画面に2つのウィジェットを表示できるようになりました。
ヘルスケアデータの数値だけチェックしたいなら、2つ表示でも良いかもしれませんね。
ヘルスケアデータを自動計測
Xiaomi Smart Band 8を装着しているだけで、歩数・消費カロリー・睡眠・心拍・ストレスレベル等を自動計測してくれます。
本体で確認できるのはもちろん、Mi Fitnessでさらに詳しいデータも確認可能です。
睡眠データも毎日しっかり取ってくれます。
お昼寝も仮眠として計測されるのは嬉しいポイントです。
自動計測のON/OFFはMi Fitnessから切り替え可能。
心拍は計測頻度を選択することもできました。
自動計測を有効にするとその分バッテリーの消耗が早くなるので、必要ない項目は自動計測を無効にしちゃいましょう。
この他、月経周期モニタリング機能も搭載されています。
月経サイクルを記録し、生理日や妊娠可能期間のリマインダーが可能です。
モニタリング精度がどこまで正確なのかは分かりませんが、目安にはなるので女性にとって重宝する機能ですね。
なお健康評価をスコアで算出するPAI(Personal Activity Intelligence)には非対応ですが、活力スコアが導入されています。
SpO2の24時間自動計測に対応
Xiaomi Smart Band 8はコロナ禍から注目されているSpO2(酸素飽和度)の計測も可能です。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
Xiaomi Smart Band 7から引き続き24時間自動計測可能です。
計測のタイミングは身体が動いていない時(睡眠時中心)ですが、バッテリー持ちが気になる場合には、手動計測にしてもいいでしょう。
医療用に作られたパルスオキシメーターではありませんので、呼吸器の疾患をお持ちの方が常用する用途としては利用できません。
ただ、毎日定期的に自動計測していれば体調の変化に気付きやすくなると思います。
150種類のスポーツモード
Xiaomi Smart Band 8には150種類以上のスポーツモードが搭載されています。
- ウォーキング
- 屋外ランニング
- フリースタイル
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
- 縄跳び
- プールスイミング
- ウォータースポーツ(16種類)
- 屋外アクティビティ(10種類)
- トレーニング(40種類)
- ダンス(14種類)
- 格闘技(12種類)
- 球技(26種類)
- ウィンタースポーツ(11種類)
- レクリエーションスポーツ(14種類)
- カード/ボードゲーム(5種類)
- 馬術
- 陸上競技
- 自動車レース
ランニング・ウォーキング・水泳はもちろん、eSportsやボードゲームなんかもありました。
対応してないスポーツはないんじゃないでしょうか?
Xiaomi Smart Band 7でなぜか存在しなかったスノーボードもありました。ナイス!
それぞれのワークアウトにはゴール・目標が設定できます。
基本的に時間と消費カロリーを設定するのですが、運動毎に異なる目標を設定することが可能のものもありました。
またウォーキング、ランニングやハイキングでは、自動一時停止機能も使えます。
また、以下のスポーツは自動検出にも対応していました。
- ウォーキング
- ランニング
- サイクリング
- 縄跳び
- エリプティカル
- ローイング
多くの人がやっているであろうランニングは特に作り込まれていました。
10種類のランニングコースの他、ペーサーを設定できるスマートランニングモードもあります。
- 基礎ラン/ウォーク
- 上級ラン/ウォーク
- 基礎ジョグ
- 脂肪燃焼ラン(基礎)
- 脂肪燃焼ラン(上級)
- MIIT
- 持久走(基礎)
- 持久走(上級)
- インターバルラン(基礎)
- インターバルラン(上級)
さらにランニングクリップを使用して、Mi Fitnessから「ランニングビーンモード(ペブルモード)」に設定すれば、ランニングフォームをリアルタイムで調整することもできるようです。
ランニングを頑張っている人はクリップを買ったほうが良いかもしれませんね。
衛星測位には非対応
ワークアウトの結果は、Xiaomi Smart Band 8本体はもちろん、Mi Fitnessでも確認可能です。
ただし、残念ながらGPS等の衛星測位は非搭載なので、位置情報をXiaomi Smart Band 8だけで記録することはできません。
もちろんスマホの位置情報をワークアウト記録に反映することはできますよ。
ルートの記録をしたい場合には、スマホを一緒に持ってワークアウトする必要があります。
Xiaomi Smart Band 8は安価なモデルなので衛星測位に非対応なのは仕方ない部分ですね。
アプリ通知機能
スマートバンドに無くてはならない機能でもある、スマホの通知確認もXiaomi Smart Band 8はしっかり対応。殆どタイムラグなくスマホの通知を確認可能です。
全てのアプリの通知を表示させることもできますし、Xiaomi Smart Band 8には通知しないように選択することもできます。
通知の内容は20件まで履歴を確認可能です。
LINEでは200文字程度表示できますが、Gmailは題名(タイトル)のみの表示でした。
なおアプリアイコンは対応しているものと、対応していないものがあるようです。
個人的にはどうでもいいと思うんですけど、アプリアイコンが表示される方が分かりやすいのは確かですね。
LINEのクイック返信は非対応
マイク・スピーカーがないので、Xiaomi Smart Band 8で通話することはできません。
また、着信に対するSMSでのクイック返信はできますが、LINE・SMS等へのクイック返信はできませんでした。
旧モデルXiaomi Smart Band 7ではZepp Lifeと連携していれば、LINE・SMSのクイック返信が使えたので1つ寂しいポイント。
サクッと絵文字とか、予め設定しておいたメッセージを手元で送れるのは便利だったんですけどね・・・。残念。
音声着信に対するクイック返信機能はAndroidでのみ提供されている機能です。今後のアップデート等で追加される可能性もありますが、iPhoneでは利用できませんのでご注意ください。
通知のバイブレーションをオリジナルに編集
Xiaomi Smart Band 8にはスピーカーが搭載されていないので、通知が入ると本体がブルっと震えてお知らせしてくれます。
強度の変更はできるのですが、Xiaomi Smart Band 7よりバイブが弱くなったように感じました。
このため、歩いている時なんかに通知に気付かないことがあるかもしれません。
なお、種類によって震え方をカスタマイズすることもできます。
使いこなせればめちゃくちゃ便利な機能の1つです。
もはや震え方だけでお知らせの種類を判別できますからね笑
音楽再生アプリを操作できる
Xiaomi Smart Band 8は音楽をリモコン操作できます。
曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整もできるのが超便利です。
電車の中などでスマホを取り出しにくい時に、手元で操作できるのはめちゃくちゃ重宝しますよ。
iPhoneとの連携も問題なし
Xiaomi Smart Band 8はiPhoneに接続してもAndroidスマホ同様に使えます。
僕が試した範囲では使いにくくなるほどの大きな違いは見受けられませんでした。
音声着信に対するクイック返信に対応していないことぐらいですかね?
逆に、イベント同期(カレンダーの予定の取り込み)は、iPhoneだけで使える機能のようです。
他社製スマートバンドだとiPhoneでは機能制限があることが結構多いのですが、Xiaomi Smart Band 8では問題なさそうです。
防水性能は5ATM(5気圧)
Xiaomi Smart Band 8の防水性能は5ATM。
スポーツモードにもある通りスイミング中でも利用できます。日本時計協会による5ATMの解説でも以下のように記載されているので、水泳での利用は問題なさそうです。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
試しに水の中に入れて壊れないか検証してみましたが全く問題ありません。まぁプールでも使えるんですから当たり前か笑
水に濡れた場合には乾燥させるのも忘れずに。濡れた状態で充電するのは非常に危険です。
なお、水には強いですがお風呂やシャワー中の利用は避けましょう。
蒸気は特に故障しやすい原因になるのでくれぐれもご注意ください。
Xiaomi Smart Band 8のスペック・仕様
Xiaomi Smart Band 8の主要スペックは以下のとおりです。
旧モデルXiaomi Smart Band 7のスペックも並べて掲載するので比べてみてください。
製品名 | Xiaomi Smart Band 8 | Xiaomi Smart Band 7 |
サイズ | 48×22.5×10.99mm | 46.5×20.7×12.25mm |
バンドサイズ | 135~210mm | 160~224mm |
重さ | 27g | 26g |
ディスプレイ | 1.62インチ AMOLED 192×490 326ppi 600nit | 1.62インチ AMOLED 190×490 326ppi 500nit |
明るさ自動調整 | あり | なし |
常時表示ディスプレイ | あり | あり |
スポーツモード | 150種類 | 110種類 |
バッテリー容量 | 190mAh 最大16日間持続 | 180mAh 最大14日間持続 |
充電時間 | 1時間 | 2時間 |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 12以上 | Android 5.0以上 iOS 10.0以上 |
コンパニオンアプリ | Mi Fitness | Mi Fitness Zepp Life |
クイック返信 | 非対応 | 対応 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
衛星測位 | 非対応 | 非対応 |
Bluetooth Ver. | 5.1 | 5.2 |
決済機能 | なし | なし |
公式サイト>>仕様
まとめ:Xiaomi Smart Band 8のメリット・デメリット・評価
Xiaomi Smart Band 8を実機レビューいたしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
Xiaomi Smart Band 8を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・安い! ・快適な動作性能 ・綺麗なディスプレイ ・明るさ自動調節搭載 ・AOD搭載 ・SpO2自動計測 ・長持ちバッテリー ・充電時間が短い | ・バンドが傷つきやすい ・Zepp Life非対応 ・クイック返信非対応 ・衛星測位非搭載 ・NFC非搭載 |
評価
評価:(4.5点/5点満点)
これまでのモデルにはなかった明るさ自動調節を搭載。
さらにバッテリー持ち・充電速度も改善され、いよいよ向かうところ敵なしのスマートバンドになりました。
価格も5,990円と手頃なままなので、スマートバンドが欲しい人は、とりあえずXiaomi Smart Band 8を買っておけば満足できるでしょう。
一方、Xiaomi Smart Band 7から買い替えようと思っている人は十分な検討が必要です。
特にZepp Lifeと連携している場合は、Xiaomi Smart Band 8ではMi Fitnessしか使えなくなってしまいます。
その結果、LINE等へのクイック返信やGoogle Fitとの連携もできなくなってしまうのでご注意ください。