ワイモバイルに加入しようか迷っているなら、こんな風に考える人もいるのではないでしょうか?
ワイモバイルの公式サイトを確認しても「データ通信専用SIM」のプランを見つけることができません。
スマホ本体を購入せずにSIMのみで契約することはできますが、音声通話機能が付いています。
公式サイト>>SIMカード
では、ワイモバイルでは音声通話機能が付いていないデータ通信専用SIMのみの契約はできないのでしょうか?
実はそんなことはありません。
ワイモバイルにも、1GBのデータ通信量が月額1,078円(税込)で利用できる「データSIMプラン」があります。
公式サイト>>データSIMプラン
一部制限はあるものの、ワイモバイルのサービスにも対応しています。
- オートチャージ
- SMS
- MMS
- Y!mobileメール
- Enjoyパック
- ワイドサポート
- 一定額ストップサービス
- ワイモバイルまとめて支払い
- 請求書発行サービス
- 利用明細サービス
- 国際ローミング
ただし「データSIMプラン」は、最も安くワイモバイルを利用できる一方、他のプランと異なる部分があり、利用すべき人が限られるプランでもあります。
そこで本記事では、ワイモバイルの「データSIMプラン」のメリット・デメリットを、他のプランとの違いを含めて解説していきます。
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ワイモバイル データSIMプランとは?
ワイモバイルのデータSIMプランの内容は以下の通りです。
料金プラン名 | データSIMプラン |
月額基本料金 | 980円 |
データ通信量 | 1GB |
月額980円でワイモバイルの高速データ通信が1GB利用できるプラン。
データ通信量1GBというと、だいたい次のとおり利用できます。
サービス名 | 1GBで利用できる量 |
メール | 約2000通 |
LINEトーク(スタンプ含) | 約30万回 |
LINE通話 | 約55.5時間 |
LINEビデオ通話 | 約3.25時間 |
ニュースサイト | 約3500ページ |
動画閲覧 | 約4時間 |
音楽ダウンロード | 250曲 |
1GBでも結構使えると思いませんか?
しかも、ワイモバイルの特長である安定した速度で利用できます。
申込み方法が特殊なプラン
データSIMプランは、申し込み方法が他のプランと異なります。
データSIMプランに申し込むには、「ワイモバイルSIMスターターキット」を購入し、専用URLからの申し込みが必要です。
手順は以下のとおり。
- ワイモバイルSIMスターターキットを購入する。
- 専用URLから「データSIMプラン」の申し込みをする。
- 開通手続き完了のメールを受け取る
- スマホ・タブレットにSIMカードを挿入する
- 利用開始
SIMスターターキットはAmazonや家電量販店で購入可能で、申し込みできるプランは以下の2種類。
- シンプルプラン(S・M・L)
- データSIMプラン
そして、SIMスターターキットを利用して申し込みすると、通常3,000円かかる契約事務手数料が無料になるのでお得です。
ワイモバイル データSIMプランのメリットは安さ!
2021年3月現在、ワイモバイルは格安SIMに比べると月額基本料が少し高く設定されています。
最も安い「シンプルS」でも月額基本料は2,178円(税込)。
それがデータSIMプランなら、利用年数にかかわらず月額1,078円で利用できます。
ワイモバイルの安定した高速データ通信を安く利用できることは大きなメリットです。
ワイモバイル データSIMプランのデメリット
リーズナブルな料金でワイモバイルを利用できるデータSIMプランには、以下の3つのデメリットがあります。
- Yahoo!プレミアム for Y!mobileの対象ではない
- ソフトバンクWi-Fiスポットを利用できない
- データ通信量が1GB
ワイモバイルユーザーであれば受けることができる特典を利用できないのは、残念なポイントです。
1.Yahoo!プレミアム for Y!mobileの対象ではない
通常ワイモバイルユーザーは、追加料金を負担することなくYahoo!プレミアム会員の特典を受けることができます。
公式サイト>>Yahoo!プレミアム会員特典
しかし、残念ながらデータSIMプランではYahoo!プレミアム for Y!mobileのサービスを受けることができません。
Yahoo!プレミアム会員特典を利用できることで、ワイモバイルの月額基本料の高さを補っている部分があるだけに少し寂しいポイントです。
2.ソフトバンクWi-Fiスポットを利用できない
ワイモバイルユーザーは、無料で「ソフトバンクWi-Fiスポット」を利用することができます。
ソフトバンク公式サイト>>ソフトバンクWi-Fiスポット
外出中にWi-Fiスポットがあれば、データ通信量を消費することなく仕事をカフェ等でできるので、大変便利です。
しかし、データSIMプランはソフトバンクWi-Fiスポットを利用することができません。
データ通信量が月間1GBしかないデータSIMプランにとっては、厳しいデメリットになります。
3.データ通信量が1GB
データSIMプランは月間のデータ通信量が1GBのプランです。
1GBを超過すると通信速度が128kbpsに制限されてしまうので、ワイモバイルの特長である安定した高速データ通信を利用できなくなります。
もし速度制限を回避したいなら、500MB(0.5GB)ごとに500円の追加料金を支払わなければなりません。
毎月1GBを超えるデータ通信量を消費するのであれば、音声通話機能が付いていたとしても、シンプルSを契約したほうがいいでしょう。
たしかにデータ通信量が1GBあれば、少なすぎるということはありません。
ただ、スマホでは色んなことをします。
あなたもそうではないですか?
- メール
- LINE
- SNS
- ゲーム
- サイト閲覧
- 動画視聴
- ショッピング
何も考えずに使っていると、あっという間に1GBのデータ通信量を消費しかねません。
月額980円で利用できるデータSIMプランは、1GB以内におさめることができればお得なプランと言えますが、そうでなければ加入する意味のないプランになってしまいます。
まとめ:ワイモバイル データSIMプランにすべき人は?
ワイモバイルを最も安く利用できるデータSIMプランをご紹介いたしました。
安定した高速データ通信を月額1,078円で利用できるのは魅力的です。
ただし、1か月に利用できるデータ通信量が1GBである点が、加入すべきか迷うポイントでもあります。
データSIMプランは以下のような場合におすすめです。
- 利用頻度の少ない2台目のスマホ・タブレット用
- 必要な期間だけスポット的に利用する
- ワイモバイルの通信速度を試してみたい
メインで使うスマホやタブレットをワイモバイルにするなら、安さを重視するのではなく、すべての機能が備わった「シンプルプラン」にするべきでしょう。
なお、ワイモバイルに加入するなら、「5のつく日」「日曜日」にネットから申し込みすると最大14,000円貰えるのでお得です。
安定の高速通信を
\ キャリアより安く /
毎月どのくらいデータ通信量を消費するか確かめて、最適なプランを選択しましょう。