2020年4月24日に発売されたiPhone SE(第2世代)を購入しました。
かっちょいい!赤にして良かった! pic.twitter.com/Z3NDljgFns
— ちびめがね (@chibimeganecom) April 25, 2020
iPhone 8と全く同じサイズ感ながら、CPUプロセッサはA13 Bionicチップ搭載。
さらに価格も、最新のiPhoneの中ではかなり格安で、超コスパの高いiPhoneです。
なお、Apple公式サイトでの販売価格(税込)は以下のとおりです。
64GB | 49,280円 |
128GB | 54,780円 |
256GB | 66,880円 |
各キャリアでの販売価格は、公式サイトをご確認ください。
また、2020年8月頃から格安SIM(サブブランド含む)でも、iPhone SE(第2世代)が販売されています。
月額基本料が安い格安SIMでこそコスパの高さが輝くでしょう。
>>ワイモバイルでiPhone SE(第2世代)を買うべき?他社との価格を比較!
さっそく、これまで使っていたiPhone 8と実機を使って比較してみたので、本記事で紹介いたします。
現在iPhone 8を使っていて、iPhone SE(第2世代)に買い替えを検討している人は参考にしてください。
結論を先に申し上げると、現在のiPhone 8に何の不満もないのであれば、無理に買い替える必要はないでしょう。
ただ、今より少しでも高い性能を求めているのであれば、買い替えてOKです!
また、以下のiPhoneを使っている人が買い替え時期に差し掛かっているなら、iPhone SE(第2世代)がおすすめです。
- iPhone 6
- iPhone 6s
- iPhone 7
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iPhone SE(第2世代)とiPhone 8を実機で比較
iPhone SE(第2世代)とiPhone 8を、違いの分かりやすい以下の項目で比較しました。
- 外観とディスプレイ
- カメラ
- CPUプロセッサ(Aプロセッサ)
- AnTuTu ベンチマークテスト
- 通信速度
- SIMカード
- 価格
1つずつ紹介していきます。
外観とディスプレイ
iPhone SE(第2世代)はホームボタンが搭載されているモデルです。
iPhone SE(第2世代)とiPhone 8のサイズは同じです。
重さも146gなので、全く同じ。
実測したところ、iPhone 8のほうが2gほど重い状態に。
iPhone SE(第2世代)背面のデザインは、Appleのリンゴマークが真ん中になり、「iPhone」の文字が無くなりました。
充電もiPhone 8と同様にLightningケーブルで。
イヤホンジャックは付いていません。
もちろん、ワイヤレス充電「Qi」に対応しています。
ディスプレイのサイズも4.7インチと全く一緒。
ただし、iPhone 8に搭載されていた「3D Touch」機能がなくなり、iPhone SE(第2世代)は「触覚タッチ」になりました。
どちらも要するに「長押し」のことなのですが、3D Touhを好んで使っていた人は、少し違和感を覚えるかもしれません。
僕が最も違和感を感じたのが、キーボードを押し込むことでカーソル移動できなくなった点です。
iPhone SE(第2世代)では「空白」キーの長押しでカーソル移動が出来ます。
これまでiPhone 8を使っていた人にとっては、慣れ親しんだサイズ感なのでiPhone SE(第2世代)が使いやすいでしょう。
カメラ
iPhone SE(第2世代)とiPhone 8のカメラ性能は同じです。
外向きカメラ | シングル12MPカメラ(広角) |
内向きカメラ | 30fpsの1080p HDビデオが撮れる7MPカメラ |
ただ、iPhone SE(第2世代)には、被写体の背景をボカすポートレートモードが搭載されています。
インカメラでもポートレート撮影が可能です。
一眼レフカメラさながらのポートレート写真を誰でも簡単に撮影できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
お子さんを撮影することが多い、パパさん・ママさんに特におすすめです。
CPUプロセッサ(Aプロセッサ)
見た目に違いがないiPhoneSE(第2世代)とiPhone 8の大きな違いの1つが、処理能力を司るCPUプロセッサ(Apple Aプロセッサ)です。
iPhone 8 | A11 Bionicチップ |
iPhone SE(第2世代) | A13 Bionicチップ |
A13 Bionic
これにより、iPhone 8と比べると以下の通りの処理能力の向上が見込めます。
- CPU最大1.4倍
- GPU最大2.0倍
とは言え、iPhone 8の処理速度も決して悪いわけではありません。
そのため、処理速度の向上が体感できたとしても僅かです。
例えば、iPhone SE(第2世代)とiPhone 8で同じWebページを表示してみると、以下のように少しだけにiPhone SE(第2世代)が早いことが分かります。
AnTuTu ベンチマークテスト
CPU・GPUの性能等を数値で表示できる「AnTuTu」で、iPhone SE(第2世代)のベンチマークテストをしたところ、スコアは443349ポイントでした。
数値だけ言われてもよく分からないと思いますが、超ハイスコア!
世界中の人が計測したiOSデバイスのスコアの中で第10位です。
非公式情報では、iPhone SE(第2世代)はメモリ3GB搭載していると言われていますが、iPhone XS Maxに匹敵するスコアでした。
ちなみに、iPhone 8のスコアは287552ポイント。
特にiPhone SE(第2世代)は、GPUの性能が大幅に向上していることが分かります。
日常使いには顕著な処理能力の差は体感できないかもしれませんが、ゲームをする時に違いを感じるはずです。
通信速度
iPhone 8からiPhone SE(第2世代)にすると、通信速度の向上が見込めます。
モバイルデータ通信 | Wi-Fi | |
iPhone 8 | 4G LTE-Advanced | MIMO対応802.11ac Wi‑Fi |
iPhone SE(第2世代) | ギガビット級LTE | MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 |
モバイルデータ通信は、理論上1Gbpsに対応しています。
特に、ドコモ・ソフトバンク・auでiPhone SE(第2世代)を利用すると、速度向上を実感できそうです。
ギガビットLTEは「5G回線」ではありませんので、ご注意ください。
また、Wi-Fiも最新規格「Wi-Fi 6」に対応しています。
家でも外でも、高速データ通信ができるのが、iPhone SE(第2世代)のメリットです。
参考>>初心者向け 次世代Wi-Fi規格“Wi-Fi 6”とは?
SIMカード
iPhone SE(第2世代)はデュアルSIMに対応しています。
iPhone 8は1枚のnano SIMしか挿入できませんでしたが、iPhone SE(第2世代)はnano SIMと併せて「eSIM」を利用可能です。
仕事用とプライベート用にスマホを2つ持っていた人も、これからはiPhone SE(第2世代)1台で済みます。
なお、日本でeSIMを購入できる通信キャリアは限られているので、ご注意ください。
価格
iPhone SE(第2世代)の価格は、最新のiPhoneと比べるとかなり抑えられています。
現在Appleの公式サイトで購入可能なiPhoneの価格は以下のとおりです。
iPhone XR | 60,280円~ |
iPhone 11 | 71,280円~ |
iPhone 12 | 94,380円~ |
iPhone 12 mini | 82,280円~ |
iPhone 12 Pro | 117,480円~ |
iPhone 12 Pro MAX | 129,580円~ |
(すべて税込)
そして、iPhone SE(第2世代)の価格は以下のとおり。
64GB | 49,280円 |
128GB | 54,780円 |
256GB | 66,880円 |
(すべて税込)
2021年4月現在、高性能なiPhoneを最も安く購入できるのがiPhone SE(第2世代)の魅力です。
iPhone 8からiPhone SE(第2世代)への移行は簡単!
僕と同じように、SIMフリーのiPhone SE(第2世代)に買い替えた場合、データの移行が必要になります。
iPhone 8からiPhone SE(第2世代)への移行はとっても簡単でした。
ただ、2つのiPhoneを横に並べて、画面の指示に従うだけです!
2つのiPhoneがBluetoothで接続され、データが移行できます。
一部のアプリでは、機種変更に伴う手続きを必要とするものもありましたが、早い人なら30分程度で終わってしまうと思います。
iPhone 8をiPhone SE(第2世代)に買い替えても、すぐに使えるのでご安心ください。
格安SIMなどを利用している場合、データ移行のみではAPN構成プロファイルが移行されず、モバイルデータ通信ができないことがあります。
その場合には、各通信会社の公式サイトでAPN構成プロファイルをダウンロードしてください。
なお、僕はApple Watchを利用していて、ペアリングがどうなるのか心配でした。
しかし、Apple Watchに表示がされたので、無事iPhone SE(第2世代)とのペアリングもできましたよ。
まとめ:iPhone SE(第2世代)を買うメリットは多い!
iPhone SE(第2世代)をiPhone 8と比較して紹介いたしました。
iPhone 8をiPhone SE(第2世代)に買い替えた場合、以下のメリットが得られます。
- サイズ感が変わらない
- iPhone11と同じA13チップ搭載
- ポートレートモード搭載
- デュアルSIM搭載
- 次世代通信規格に対応
そして何より、現在発売中のどのiPhoneよりも安く購入できます。
あなたが以下のiPhoneを使っていて、そろそろ買い替えようとしているのなら、iPhone SE(第2世代)をおすすめします。
- iPhone 6
- iPhone 6s
- iPhone 7
- iPhone 8
是非あなたもiPhone SE(第2世代)を使ってみてください。
周りの人にちょっと自慢できるiPhoneですよ!
Apple公式サイト>>iPhone SE
各キャリアでもiPhone SE(第2世代)を購入可能です。