Google製のスマートフォン「Pixel 5」を購入しました。
2020年10月15日に発売された、最上位フラッグシップモデル。
搭載されているSoCが、ミドルレンジクラスのSnapdragon 765Gにも関わらず、なんと価格が税込み74,800円。
性能の割に高すぎる!という評判を様々なところで見かけます。
僕自身も、確かに高いし購入は失敗だったかもなぁ・・・と思っていました。
ところが実際に1週間ほど使ってみると、めちゃくちゃ使いやすくてすっかり気に入ってしまい、メインで使うスマホをiPhone SE(第2世代)からPixel 5に変更!
僕がスマホに求めているものを全て搭載した、満足度の高いスマホでした。
- デザインが可愛い
- コンパクトで軽い
- ギリギリ片手操作できる
- 超便利な指紋認証
- 動作はサクサクで困らない
- 綺麗な夜景が撮れるカメラ
- 防水機能
- おサイフケータイ対応
2020年10月現在に発売されているスマホの中で、これほど僕のニーズを全て満たしてくれるスマホは他にありません。
つまり、Pixel 5の代わりになるスマホが他にないんです。
本記事では、Pixel 5を詳しくレビューすると共に、実際に使って感じたメリット・デメリット等を紹介していきたいと思います。
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Google Pixel 5の外観と付属品
Pixel 5は、Androidの産みの親、Google製のスマートフォンです。
2020年に発売された3つの機種の中での最上位、フラッグシップモデルになります。
カラー展開は2色で、黒系の「Just Black」と緑系の「Sorta Sage」。
僕は「Sorta Sage」を購入しました。
それにしても「なんとなくセージ(ハーブ)」って意味のネーミングが絶妙ですよね。
背面の質感が最高で、手触りがサラサラ(少しザラザラ)した紙のような、キメの細かい石のような感触です。
まさかアルミで作られているなんて、誰も思わないでしょう。
ぜひ一度手にとって質感を体感して欲しいです。
そして、もう一つ手にして驚くのがPixel 5の軽さです。
実際に測ってみたところ、なんと148gしかありませんでした。
サイズは144.7mm×70.4mm×8mmと、かなりコンパクト。
サイズ感は小さいものの、ディスプレイサイズは6インチで広々しています。
前面カメラはパンチホール式で、ディスプレイ左上に搭載されています。
切り欠きがないタイプで、お気に入りのポイントです。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。
上が電源ボタンの配置にイマイチ慣れることができません。
また、音量ボタンの押し心地が固い点も気になりました。
左側面にはSIMカードスロットがあります。
物理SIMカードが1枚だけ挿入可能で、SDカードを使うことはできません。
ストレージ容量128GBなので僕には十分ですが、写真を沢山撮ったりするならオンラインストレージと併用せざるを得ないですね。
なお、Pixel 5は物理SIMとeSIMなら同時に利用できる、DSDV対応です。
僕の場合は、物理SIMはLINEモバイルで、eSIMはIIJmioを使っています。
IIJmioのeSIMは月額150円で、1GB単位で使う分だけチャージして利用できるので、万が一の時に安心です。
eSIMの設定方法はこちらの記事で解説しています。
上部にはマイクのみ。
ディスプレイと本体の間に隙間が空いていると報告している人がいるようですが、僕の端末では確認できませんでした。
下部にはマイク、USB-Cポート、スピーカーが並んでいます。
USB-Cで充電できるのは嬉しいポイント。
残念ながらPixel 5にはイヤホンジャックが搭載されていません。
僕はこれまでiPhone SE(第2世代)を使っていたので、イヤホンはAirPods Pro。
接続できないか不安でしたが、ほぼiPhoneで使うのと変わらずに使えています。
こちらの記事で詳しく解説しているので、本記事と併せて御覧ください。
背面にはカメラと指紋認証センサー(Pixel Imprint)があります。
背面カメラは広角・超広角の2つ。
カメラの出っ張りは殆どないので、持ちやすいです。
デスクを傷つけたりすることもありませんね。
Pixel5の付属品は以下のとおり。
- 簡易マニュアル
- SIMピン
- 充電器
- 充電ケーブル
- クイックスイッチアダプター
付属のマニュアルは本当に簡単なものなので、設定方法等を詳しく知りたい場合は、オンラインマニュアルを活用しましょう。
特に初めてAndroidスマホを使う人は、必ず確認しておきたい内容です。
公式サイト>>Pixel Phone ヘルプ
また、これまでAndroidスマホを使っていた人は、付属のアダプターを利用するとデータ移行が簡単にできます。
充電器は18W出力可能で、USB Power Deliveryに対応していました。
充電ケーブルは、長さ1mのUSB-C to USB-Cです。
公式サイト>>Pixel 5
Softbank>>Pixel 5(最安22,320円)
au>>Pixel 5(最安21,815円)
Google Pixel 5のスペックと性能
Pixel 5のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 144.7mm×70.4mm×8.0mm |
重さ | 151g |
ディスプレイ | 6インチ OLED 1080×2340(FHD+) 432ppi 19.5 : 9 リフレッシュレート 最大90Hz |
OS | Android 11 (3年間のOS・セキュリティアップデート) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | 128GB (外部ストレージ使用不可) |
背面カメラ | 1220万画素(広角) 1600万画素(超広角) |
前面カメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
ポート | USB Type-C(3.1 Gen1) USB Power Delivery 2.0 18W急速充電対応 |
ワイヤレス充電 | あり |
バッテリーシェア | 対応(ワイヤレス可) |
SIM | nano SIM eSIM |
DSDV | 対応 |
スピーカー | ステレオ (上部スピーカーはディスプレイ内) |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac 2×2 MIMO |
Bluetooth | Ver.5.0+LE |
対応BAND(3G/4G) | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
CDMA:BC0 / BC1 / BC10 | |
LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 | |
対応BAND(5G) | Sub-6:n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78 |
ミリ波:非対応 | |
防塵・防水 | IP68 |
おサイフケータイ | あり |
指紋認証 | あり |
顔認証 | なし |
ドコモ・au・Softbank・楽天、どの回線でも問題なく利用できます。
なお、楽天回線については5Gの対応が2020年12月以降になるようなので、ご注意ください。
5G対応を目的にスマホを購入する人もいるかもしれませんが、全くおすすめできません。
まだ日本では5G回線がまともに使えるエリアが全然整っていない状況。
このため、5G対応スマホを購入しても、通信手段は殆ど4G(LTE)になります。
仮に5Gに接続できたとしても、使っている回線が4Gということもあるくらいです。
5G目当てにiPhone 12を買う人はいないと思いますますが、アンテナピクトに5Gと表示されていても、4Gで通信してることもあるので、ご注意ください!#iPhone #iPhone12 #iPhone12Pro #Pixel5 pic.twitter.com/aiwOPmAqlM
— ちびめがね@レビュー (@chibimegane_rv) October 23, 2020
5G対応スマホの購入は、5Gの設備が整って、誰でも使える状況になってからでも遅くありません。
ディスプレイ
Pixel 5のディスプレイは、6インチのOLED(有機EL)。
発色も良く、明るい場所でも暗い場所でもかなり綺麗です。
もちろん視野角も広く、きつい角度でも綺麗に見えます。
OLEDの特性を活かして、ロック画面で時計を常時表示させておくことも可能です。
地味に凄いですよね。
そして、Pixel 5のリフレッシュレートは、一般的なスマホ(60Hz)よりも高い90Hz。
めちゃくちゃヌルヌル動く!というほどの違いはありませんが、画面をスクロールした瞬間に滑らかさを感じることがあります。
なお、いつでも90Hzというわけではなく、Pixel 5がコンテンツに応じて自動的に60Hzから90Hzに切り替えてくれます。
ディスプレイに採用されているのは、高い強度のCorning Gorilla Glass 6。
割れにくいと思うのですが、僕は早速キズを付けてしまいました・・・。
もしあなたがPixel5を購入したら、ディスプレイフィルムだけは貼ることをおすすめします。
Pixel 5はフィルムもケースも付けないで使ってるんですけど、画面にちょっぴり傷つけちゃいました。 pic.twitter.com/JC0s9Akr9v
— ちびめがね@レビュー (@chibimegane_rv) October 23, 2020
AnTuTuベンチマーク
スマホの性能を数値化できるベンチマークテストアプリ「AnTuTu」でPixel 5を計測した結果がこちら。
299016ポイントでした。
搭載しているSoCがSnapdragon765Gということで、スコアだけで判断するならミドルレンジクラスのスマホと同程度となります。
最新のiPhone 12なら60万点程度になるので、基本性能は半分ほどしかありません。
ちなみに僕が持っているスマホの中でPixel 5と同程度のスコアなのは以下の2つ。
- Xiaomi Redmi Note 9S
- Umidigi S5 Pro
どちらも約3万円と、Pixel 5の半額以下で購入できちゃうので、基本性能だけで考えれば、Pixel 5が相当高いということが分かります。
また、僕がこれまで使っていたiPhone SE(第2世代)のベンチマークスコアは40万点超え。
iPhone SE(第2世代)の価格は、同じ128GBモデルで税込み54,780円。
Pixel 5よりも3割ほど安く購入できちゃいます。
ベンチマークテストの結果がスマホの評価の全てではないにしても、基本性能の低さは、Pixel 5が見劣りしてしまう原因と言えるでしょう。
AnTuTuストレージテスト
価格の割に基本性能が寂しいPixel 5ですが、内部ストレージの性能は優秀です。
読み込み・書き込みどちらも十分な速度が出ていました。
RAMを8GB搭載していることもあり、アプリの起動はもちろん、Pixel 5自体の立ち上がり時間も速いです。
バッテリー性能
Pixel 5のバッテリー容量は、4,000mAhと大容量なので長持ちです。
実際に使ってみたところ、朝100%の状態から丸1日過ごして、バッテリー残量は19%。
しかも、購入して間もない日だったので、ゲームやLINEなどを普通にしつつ、様々なアプリをダウンロードしてもこれだけ残っていましたよ。
少なくとも1日~1.5日は充電する必要なく使い続けることができる性能です。
また、Pixel 5は18W急速充電に対応しているので、充電時間も速いです。
20%から100%になるまでの時間は1.5時間程度。
めちゃくちゃ速いですよね。
また、ワイヤレス充電にも対応しているので、Qi対応充電器やモバイルバッテリーがあれば、置くだけ充電ができちゃいます。
ワイヤレス充電は最大10W出力なので、USB-Cによる充電よりも時間がかかります。
20%から100%になるまで、3.5時間ほどでした。
そして、Pixel 5の優れた特長は、バッテリーシェアができること。
USB-Cケーブルで接続すれば、他のデバイスを充電できちゃいます。
出力は最大5W程度なので、それほどパワーはありません。
さらに、リバースワイヤレス充電機能で、Pixel 5の背面にワイヤレスイヤホンなどを置いても充電が可能です。
モバイルバッテリー代わりにするのは厳しいかもしれませんが、緊急時には重宝します。
大容量バッテリーを搭載しているPixel 5ならではの機能ですね。
ステレオ音質
Pixel 5には上下2つのスピーカーが搭載されているので、横向きで動画を見たり、ゲームするの時には迫力あるステレオサウンドになります。
と、言いたいところなんですが、上部のスピーカーはディスプレイ内に搭載されているんです。
内部のスピーカーがディスプレイを振動させて音を出しているわけなんですが、低音が全く響かず、下部スピーカーに音量も負けています。
なんとなくステレオっぽく聞こえるかなー?程度の実力なので、ハッキリ言って「なんちゃってステレオ」にしかなりません。
ステレオ対応なのは嬉しいポイントだったのですが、ガッカリでした・・・。
カメラ性能
Pixelシリーズはカメラの性能が優秀だと言われています。
Pixel 5のカメラ性能はどのような感じなのか、実際に撮影してみました。
特に何の設定をすることもなくカメラアプリを立ち上げて、昼間の公園で噴水を撮影したもの。
Pixel 5には望遠レンズは搭載されていませんが、最大7倍までのデジタルズームは可能です。
噴水を7倍ズームで撮影してみました。
画質が大きく荒れることなく綺麗に撮影できています。
同じ場面を超広角レンズで撮影した写真がこちらです。
縦向きに撮影しても、よく分からないかもしれませんね。
横向きに通常撮影した写真がこちら。
同じ場所で超広角レンズで撮影した写真がこちらです。
かなり逆光気味だったのですが、綺麗に撮影できました。
建物が大きく歪んでしまうこともありませんね。
ポートレート撮影は、被写体が人物ではなくてもボケてくれます。
被写体と背景の境界をしっかり掴んでいて凄いですよね。
Pixel 5のポートレートモードは高性能で、撮影が楽しくなりますよ。
室内で撮影しても、被写体に合わせてしっかりボケてくれます。
建物の屋上から夕焼けを撮影した写真です。
色合いの処理がされているようで、肉眼で見るよりもエモく撮影できました。
ここからは夜景モードの写真です。
夜景モードの聖地、東京駅丸の内駅舎を撮影。
超広角レンズでも夜景モードがしっかり使えますよ。
これはメインの広角レンズで撮影した写真。
そしてこちらが超広角レンズで撮影した写真です。
両サイドの建物は斜めになっていますが、この写真の場合は広さが際立って良い効果になっていますね。
また、夜間の撮影でもポートレートモードが使えます。
公園に咲いている花を撮影したものです。
若干被写体の判別に失敗している部分がありますが、十分綺麗ですよね。
インカメラでのポートレート撮影も得意です。
これは、明るい部屋での撮影した写真。
こちらが少し薄暗い室内で撮影した写真です。
僅かに境界が曖昧な部分もありますが、暗所でもしっかりボケてくれます。
動画も撮影してみました。
こちらは昼間に撮影した動画。
参考に、手ブレ補正が優秀なiPhone SE(第2世代)で撮影した動画と並べてみました。
色合いはPixel 5で撮影した動画の方が鮮やかで、暖かみがありますね。
ただ、手ブレ補正は利いてるのですが、時々カクカク動くのが気になりました。
こちらは夜間に撮影した動画です。
明るさが全然違いすぎてビックリ。
Pixel 5は夜間撮影が得意のようで、かなり明るく撮影できました。
ただ、やっぱりカクカク動いていますよね。
iPhone SE(第2世代)で撮影した動画のほうが、滑らかに感じます。
Pixel 5なら、僕のようにカメラの知識がない初心者でも、シャッターボタンを押すだけで非常に綺麗な写真を撮影できます。
pixel 5のカメラ性能は、優秀と言えるでしょう。
カメラを使うのが楽しくなって、何でも撮影したくなっちゃいます。
公式サイト>>Pixel 5
Softbank>>Pixel 5(最安時22,320円)
au>>Pixel 5(最安時21,815円)
Google Pixel 5のメリット
Pixel 5を実際に使って感じたメリットは以下の3つです。
- コンパクトで軽い
- 指紋認証でマスクでも安心
- 欲しい機能が全て揃っている
1つずつ解説していきます。
コンパクトで軽い
Pixel 5は、コンパクトで軽いのでとっても使いやすいです。
これまでメインで使っていたiPhone SE(第2世代)と比較しても、1回りほど大きくなったくらいで、違和感なく使えます。
重さも僅か2gしか違いがありません。
サイズ感や重さは変わらないのに、画面サイズは1.2倍。
4.7インチでも不満はありませんでしたが、やっぱり表示領域は広いほうが良いですね。
ノッチが狭く均等なので、サイズ感の割にディスプレイが広くなります。
並べてみると、iPhone SE(第2世代)の上下の黒い部分は邪魔に感じちゃいますね。
さすがに端から端までは指が届かないので、時々両手持ちにはなってしまいますが、片手でも十分操作できます。
6インチを超えるとスマホの大きさは大きくて重くなりがちですが、Pixel 5は扱いやすいのでおすすめです。
指紋認証でマスクでも安心
2020年10月現在、外出時には必ずマスクを付けているという人も多いです。
このような状況だと、顔認証でスマホのロックを解除するために、いちいちマスクをズラさなければいけないのは、超めんどくさいですよね。
Pixel 5ならそんな必要はありません。
Pixel 5に搭載されているのは、背面の指紋認証。
マスクを付けていようが、真っ暗闇の中だろうが、簡単にスマホのロックを解除できます。
Pixel 5と同時期に発売されたiPhone 12シリーズは、全て顔認証(Face ID)です。
マスクをしていてもロック解除できるという情報もあるのですが、普通は解除できない場合のほうが多いと思います。
僕はマスクを付けている時間が長いので、いかにPixel 5よりも性能が優れていたとしても、iPhone 12シリーズは購入の選択肢にはなり得ません。
欲しい機能が全て揃っている
Pixel 5を使っていて、あの機能があったらもっと便利なのにな、と感じることがありません。
つまり、僕がスマホに求めている機能は全て搭載されています。
特に以下の2つにしっかり対応してくれているのは、大きなメリットでした。
- おサイフケータイ
- 防水機能
毎日QUICPay(クイックペイ)を使っているので、おサイフケータイに対応しているのは重要なポイントです。
Pixel 5でも問題なく使えています。
そして、僕は毎日半身浴をしているので防水機能も重要。
試しに水没させてみましたが、壊れることもなく普通に使えました。
Pixel 5に搭載されている防水規格IPX8は、水での動作が基準です。
お湯や薬品が入っているプールでは、壊れてしまう可能性があるのでご注意ください。
公式サイト>>Pixel 5
Softbank>>Pixel 5(最安時22,320円)
au>>Pixel 5(最安時21,815円)
Google Pixel 5のデメリット
Pixel 5のデメリットは以下の3つです。
- SoCがSnapdragon 765G
- 価格が74,800円
Pixel 5を購入する時に検討せざるを得ない要素は、この2点ですね。
1つずつ紹介していきます。
SoCがSnapdragon 765G
最上位フラッグシップモデルでありながら、SoCがミドルレンジクラスの700番台Snapdragonであることは、1つデメリットになります。
もちろん、SoCの性能が低いと言っても、低スペックマシンではないので日常使いに何の問題もありません。
暫く使っていても、ストレスになるようなモタつきやカクつきを感じることはなく、サクサクです。
この動きでも遅いと感じてしまうなら、本格的に高性能スマホを使わなければ満足できないと思います。
ただ、やはりPixel 5より基本性能の高いスマホと比べてしまうと、違いが出ます。
ブラウジング(ネットサーフィン)でも、iPhone SE(第2世代)より表示速度が若干遅いです。
ゲームが好きな人にとっても、Snapdragon 765Gでは物足りないかもしれません。
例えばPUBGでは快適なグラフィック設定が「スムーズ・ウルトラ」になります。
画質を落とせば問題なくプレイできますが、せっかく搭載されている90hzのリフレッシュレートが活かせないですよね。
価格が74,800円
Snapdragon700番台なのに、74,800円(税込)って高すぎるだろ!
基本性能だけで考えると、やっぱりこんな風に感じてしまうと思います。
確かにこれまでGoogleが発売してきたフラッグシップモデルに比べると価格は抑えられていますが、3~4万円出せば同じ性能のスマホを買えちゃうんですよね・・・。
未だまともに使えない5Gに対応しなくて良いから、価格を下げてくれたほうが良かったかもしれません。
なおPixel 5は、Softbankとauでも購入できるので、2年後に買い換えるのであれば、安く買うこともできます。
キャリア | 販売価格 | 実質負担額 (2年後に買い替え) |
Softbank | 87,480円(税込) | 43,920円(税込) |
au | 79,935円(税込) | 43,815円(税込) |
また、オンラインショップでPixel 5を購入すれば割引になるキャンペーンがあるので、更に価格を抑えることも可能です。
キャリア | 新規割引後の価格 | MNP割引後の価格 |
Softbank | なし | 22,320円(税込) (割引額21,600円) |
au | 32,815円(税込) (割引額11,000円) | 21,815円(税込) (割引額22,000円) |
なお、SoftbankでPixel 5を購入する場合は、Yahoo!携帯ショップを利用するのがおすすめです。
限定クーポンを利用すれば、月額料金が1年間毎月1,000円割引になります。
詳しくはこちら>>Yahoo!携帯ショップ
繰り返しになりますが、Pixel 5の性能は全く悪くありません。
むしろ、必要な機能は全部揃っていてサクサク動くので良いスマホです。
2020年は価格が抑えられているのに十分な性能を持ったスマホが多く登場しました。
その結果、Pixel 5が市場価格とかけ離れて感じてしまうのだと思います。
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Google Pixel 5の評判・口コミ
Pixel 5を実際に購入した人はどんな感想を持っているのか、評判・口コミを見てみましょう。
群馬まで星を見に行ってきた
これスマホ(Pixel 5)だけで撮ったんすよ、ヤバくないですか? pic.twitter.com/RZmgBK3VDz— nore (@nore2dx) October 24, 2020
Pixel 5のポートレートモードがすごい。
ケースはほんものシャネルとともに撮るとよりシャネルみ。#Pixel5 pic.twitter.com/R6K22AHzN9— 金光碧 @ bitFlyer / bitFlyer Blockchain (@KanemitsuMidori) October 25, 2020
Model:璃波さん(@rinamini)
ゆぴてる撮影会 2020.10.25
久しぶりに溢れるほどの自然光に恵まれました!
一部Pixel5で撮影させていただきました?#ゆぴてる撮影会 pic.twitter.com/PrRaLvcx4O— TAKA (@TAKA_foto) October 25, 2020
昨日の朝から使い続けて明日の7:45まで使えるって出る。Pixel5バッテリー持ち凄いな? pic.twitter.com/nQhIaXO4rX
— KIT (@kitx86) October 21, 2020
pixel5を触った感想。
?軽い!
?持ちやすい!
?画面大きい!
?画面キレイ!
?写真キレイ!
?ぬるぬる動く!
とても良かったです(語彙力) pic.twitter.com/k3xNS7YouA— サメちゃん?お得情報×ブロガー (@sametyan_blog) October 22, 2020
Pixel 5、1日目の夜にむやみに使わなければ2日はバッテリー持つ感じ pic.twitter.com/HzYmbp4oXm
— 電子レンジマン (@Denshirangeman) October 27, 2020
うちのワンちゃんを撮るという点ではPixelの圧勝ですわね。iPhoneは白が潰れちゃう。
(左Pixel5、右iPhone12 Pro) pic.twitter.com/OuzKYrRIgs— 半角 (@hnkk_oiC) October 24, 2020
SNSでの投稿なので当然かもしれませんが、カメラの性能が良い!という評判がとにかく多かったですね。
被写体によっては、iPhone 12 Proに勝っていることもあるようです。
また、バッテリーが長時間もつという口コミも見られました。
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まとめ:iPhone 12よりもPixel 5を買うべき?
Google Pixel 5をレビューしました。
- デザインが可愛い
- コンパクトで軽い
- ギリギリ片手操作できる
- 超便利な指紋認証
- 動作はサクサクで困らない
- 綺麗な夜景が撮れるカメラ
- 防水機能
- おサイフケータイ対応
僕が求める機能を全て搭載した非常に優秀なスマホです。
フラッグシップモデルなのにSoCがSnapdragon 765Gで、更に価格が74,800円と、コスパが高いと感じてしまう要素は確かにあります。
同時期に発売されたiPhone 12シリーズであれば、Pixel 5よりも基本性能が高く、スマホに必要な機能も揃っているので完璧かもしれません。
ただ、iPhoneは顔認証です。
マスクを長時間付けている現在の環境では、指紋認証のPixel 5の方が使い勝手が良いでしょう。
マスクを使う機会が多くないのであれば、素直にiPhoneを購入すれば満足できます。
特に、価格が下がったiPhone 11(71,280円(税込))がおすすめです。
また、価格を落として購入できる、Pixel 4aやPixel 4a 5Gにすれば良いとも言えますが、基本性能はPixel 5と同じであっても防水性能等の付加価値がないので、不満な要素が出てくるでしょう。
これは、3~4万円で購入できるミドルレンジのスマホでも同じことが言えます。
大きくて重たかったり、おサイフケータイが使えないなど、どこかに足りない要素が出てくるのです。
最終的に、自分が求める性能をきちんと抑えてくれているスマホこそコスパが高いということになります。
そして僕にとっては、Pixel 5の代わりになるスマホは見つかりません。
コンパクト・指紋認証・おサイフケータイ・防水性能。
このあたりの性能を重視するのであれば、Google Pixel 5がおすすめです。
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Softbank>>Pixel 5(最安時22,320円)
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