Redmi Note 10 JEを購入しました。
28,650円と手の届きやすい価格ながらも「おサイフケータイ」「IP68防塵防水」を搭載した5G回線対応スマホ。
価格的にライトユーザー向けのエントリーモデルですが性能はどの程度のものなのか。
実際に使ってみた様子を本記事で紹介していきます。
Redmi Noteシリーズの最新モデル「Redmi Note 11」をこちらの記事でレビューしています。
おサイフケータイ・防水性能は非搭載なものの24,800円で購入できるSIMフリーモデルです。
ぜひ本記事とあわせて御覧ください。
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Redmi Note 10 JEのメリット・デメリット・評価
Redmi Note 10 JEは、au・UQ mobileから発売されたXiaomi製のスマホ。
グローバル版として販売されていたRedmi Note 10 5Gをベースに、日本向けにリビルドされたモデルになります。
製品名のJEはJapanese Editionのことで、わざわざ日本限定モデルを発売するあたりにXiaomiの日本市場に対する熱量を感じますね。
まずRedmi Note 10 JEのメリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット
Redmi Note 10 JEを買うべきメリットは以下のとおりです。
- 26,850円と低価格
- 普段使いに困らない動作性能
- 超長持ちバッテリー
- おサイフケータイに対応
- IP68防塵防水に対応
- イヤホンジャック搭載
デメリット
購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおり。
- ゲーム性能は高くない
- カメラ性能はハイエンドモデルに遠く及ばす
- 超広角カメラ非搭載
- モノラルスピーカー
- 大きくて重い
- ワイヤレス充電非搭載
評価
(3.5点/5点満点)
ハイエンドモデルと比べてしまうと見劣りする部分はありますが、2万円台で購入できるスマホとしては十分な性能です。
さらにおサイフケータイ・IP68防塵防水もあって、5Gにも対応しているとなるとコスパの高さが際立ちます。
ゲームはそれほどやらず、カメラ性能にもそこまで拘らないライトユーザーにバッチリはまるスマホと言えるでしょう。
安いながらも「それなりに」何でもできる優等生。
これがRedmi Note 10 JEの評価です。
Redmi Note 10 JEのデザイン・外観・付属品
Redmi Note 10 JEのカラー展開は以下の2色。
- グラファイトグレー
- クロームシルバー
外観・デザイン
このうち僕が購入したのは「グラファイトグレー」です。
触り心地や質感的な部分はプラスチック製でそれなりなのですが、光沢が少ないマットなカラーリングが非常に良い感じ。
光に反射して優しく光る様子は高級感すら感じます。
ブランド名であるRedmiの横に輝く5Gの表記。
本体上部には3眼構成のカメラユニット。
メインカメラの他にマクロカメラと深度計測用カメラが搭載されています。
カメラユニットの横にはFeliCaポートが搭載されております。
やっぱりおサイフケータイに対応しているのは強いメリットです。
背面パネルは側面フレームに向かって緩やかにカーブをしているのでフィット感に優れています。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンが縦並び。
スクショを撮る時は両手になっちゃうタイプですね。
電源ボタンには指紋認証センサーが内蔵されています。
少し窪んでいるので手探りでも場所が分かりやすいのがポイント。
左側面にはカードスロット。
SIMカードとSDカードを1枚ずつ装着できるタイプです。
デュアルSIM非対応なのでSIMカードは1枚しか装着できません。
本体下部にはマイク・USB-Cポート・スピーカーが搭載されています。
本体上部にはマイク、3.5mmイヤホンジャックとXiaomi製品おなじみの赤外線ブラスター。
搭載されているIRブラスターのおかげでRedmi Note 10 JEがテレビやエアコンのリモコン代わりになります。
リモコンが迷子になった時などに使えるので地味に便利です。
サイズ感
Redmi Note 10 JEのサイズは約163mm × 76mm × 9.0mmとかなり大きめ。
現在僕がメインで使っているZenfone 8と比べると親子ほどの違いがあります。
厚みがそこまでないので持ちにくさを感じることはないでしょう。
お子さんが使うにはちょっと大きすぎるかもしれませんが。
重さも約200gとなかなかヘビー級で、付属ケースを装着するとなんと220gを超えてしまいます。
ただバランスが良いせいか実際に持ってみると重さはそれほど気になりません。
ディスプレイ
ディスプレイは6.5インチのFHD+の液晶を採用。
湾曲のないフラットタイプです。
下部のみやや大きいですが、ベゼルも狭く表示領域はかなり大きめ。
文字入力くらいならなんとかなりますが、さすがに片手操作は厳しいですね。
有機ELディスプレイではないものの表示はとっても綺麗です。
使っていて不満に感じるポイントにはならないでしょう。
視野角もそれなりに広いのでゴロ寝しながらの動画視聴も十分耐えられます。
大きくて重いので持っているのがキツくなるかもしれませんが・・・。
ディスプレイ最大の特徴はリフレッシュレート90Hzに対応している点ですね。
しかも常時90Hzになっているわけではなく、利用状況に併せてリフレッシュレートが変化するアダプティブシンクを採用しています。
- スクロール時:90Hz
- 動画再生時:60Hz
- 静止画表示時:50Hz
このため、高リフレッシュレートにも関わらずバッテリー消耗が激しくありません。
120Hzほどのヌルヌル感はないものの、一般的な60Hzと比べると滑らかに動くので嬉しいですよ。
インカメラはパンチホールタイプでディスプレイ中央上部にあります。
ちょっと大きさが気になるものの、全画面時に邪魔になるほどではありません。
ゲームの時にはちょっと気になっちゃうかも・・・。
付属品
Redmi Note 10 JEの付属品は以下のとおり。
- スタートガイド類
- SIMピン
- 保護ケース
- 保護フィルム
ディスプレイ保護フィルムは最初から貼り付けられていました。
光沢タイプで質感はそんなに良くありませんが、フィルムを貼るのが苦手な僕にとっては貼ってあるのは感謝でしかありません。
保護ケースは透明のソフトタイプ。
角の部分が暑くなっているので落下の衝撃に耐えてくれそうです。
カメラユニットの飛び出しもしっかりガード。
デスクに直接当たることがなくなり、置いた状態で操作してもガタつきません。
ちなみにUSBポートを守るキャップは付いていませんでした。ホコリの侵入を防いでくれるのは嬉しいけど、あれ超邪魔じゃないですか?
充電器と充電ケーブルが付属していない点は要注意。
もちろん現在使用中の充電器とケーブルで代用できますが、18W急速充電をしたいなら対応している充電器を自分で用意する必要がありますね。
Redmi Note 10 JEの動作性能
Redmi Note 10 JEに搭載されているSoCはQualcomm Snapdragon 480 5G。
エントリーモデル向けのチップセットである4シリーズとして初めての5G回線対応モデルです。
400番台のSnapdragonと言えば、最低限の性能しかないので全体的に動作はモッサリしがち・・・。
果たしてRedmi Note 10 JEの実力はどんなものでしょうか?
AnTuTuベンチマーク
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリ(Ver.8)を使ってみたところ、総合スコアは252,602点、GPUスコアは50,346点という結果でした。
このスコア、2020年であれば700番台のSnapdragonに迫る勢い!
GPUスコアは足りないまでも、同じXiaomiから発売された「Redmi Note 9S」や「AQUOS Sense 4 Lite」「Rakuten Hand」と同じくらいの性能です。
400番台のSnapdragonと言えども十分な性能であることが分かります。
これまで様々なスマホをレビューしておりますが、AnTuTuスコアが20万点から30万点くらいあれば、普段使いで困ることは殆どありません。
実際に動かしてみても動作はかなり快適でした。
AnTuTuストレージテスト
同じAnTuTuアプリでストレージ速度のテストもしてみました。
読み込み・書き込みともにそれほど速くはありませんが普段使いに困ることはないでしょう。
RAMが4GBしかないので仕方ない部分ではあります・・・。
ストレージ容量も64GBと最低限と言ったところ。
システム領域に約16GBほど使用してしまうので、実質自由に使えるのは50GB程度になります。
写真や動画を撮影したり、重いゲームをダウンロードするとすぐに容量がいっぱいになってしまうかもしれません。
この点、Redmi Note 10 JEは最大1TBまでのSDカードを搭載できるので安心です。
動作性能をZenfone 8と比較
動作性能はスコアだけでは分かりにくい部分もあるので、Zenfone 8とウェブブラウジングの速度を比較してみました。
ちなみにZenfone 8は2021年最高性能のSoCであるSnapdragon 888を搭載したハイエンド端末で、AnTuTuベンチマークスコアは70万点超えです。
Yahoo!・楽天市場・Twitterでの動作比較がこちらです。
全体的にZenfone 8の方が早く表示されていますが、AnTuTuスコアが3倍離れているほどの違いは感じないのではないでしょうか?
Redmi Note 10 JEでネットサーフィンやSNS、動画視聴などの普段使いでストレスを感じることはまずありません。
重いゲームはグラフィック設定を落とす必要がある
普段使いには困らない動作性能のRedmi Note 10 JEですが、ゲーム性能となると少々厳しい様子。
特に高いグラフィック性能が必要なゲームでは、低画質でプレイすることになります。
人気ゲーム「PUBG Mobile」では「スムーズ」「ウルトラ」/「HD」「高」までの設定になります。
原神でのデフォルトグラフィック設定は「低」でした。
どちらもグラフィック設定を落とせば遊べないことはありませんが、ゲーム好きな人からすると物足りないかもしれませんね。
ライトなゲームならサクサク動く
僕が普段メインでプレイしているのが人気ゲームの「パズドラ」と「モンスト」です。
この2つについてはRedmi Note 10 JEで快適にプレイできることが分かりました。
Redmi Note 10 JEでパズドラ。
Mi 11 Lite 5Gではパズル中にモッサリしてたけど、こちらは問題ない感じ!
性能的に多少カクつくかな?
400番台のスナドラと言えどもAnTuTu25万点超えてるし、ライトな使い道なら十分でしょう?
パズルはさておき。さておき…。 pic.twitter.com/2NgagPKDSA
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) August 15, 2021
Redmi Note 10 JEでモンスト。
Mi 11 Lite 5Gのような明らかなモッサリ感は感じなかった。
多少カクカクするのは基本性能の問題だと思うから仕方ない部分かな?
これくらいなら全然いける? pic.twitter.com/5zaoW63sEU
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) August 15, 2021
以前にレビューしたMi 11 Lite 5GはAnTuTuスコア50万点超えの動作性能があるにも関わらず、ゲーム性能がダメダメ・・・。
自分がプレイしているゲームがちゃんと動くのか、購入前に情報を収集しておくのが重要になります。
なお、発熱に関してはそれほど気になりませんでした。
原神をプレイしている時でもCPU温度は40度程度。
これなら負荷がかかりにくいので安心ですね。
Redmi Note 10 JEのバッテリー性能
Redmi Note 10 JEのバッテリー容量は4,800mAhとスペック的には大容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電がなくなってしまったら意味がありません。
PCMarkバッテリーテスト
Redmi Note 10 JEのバッテリーは長持ちなのかPC Markというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので信頼できる結果です。
計測の結果、バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間は18時間50分と超長持ち。
リフレッシュレートを60Hz固定にしてみると、21時間43分とこれまでレビューしてきたスマホの中でトップクラスの性能でした。
Redmi Note 10 JEなら充電がなくなる不安から開放されますね。
よほどハードな使い方をしなければ、2,3日充電しなくても大丈夫でしょう。
これはRedmi Note 10 JEを購入するメリットの1つと言えます。
18W急速充電に対応しているが・・・
Redmi Note 10 JEには「充電器」と「充電ケーブル」が付属していないので、自分で用意する必要があります。
18W急速充電に対応しているとのことだったので手持ちの急速充電器(Quick Charge対応)で試してみたところ、たしかに18W前後で充電できることが確認できました。
バッテリー残量20%からフル充電までにかかった時間は約2時間。
バッテリー容量が多いせいか、急速充電したとしてもそこそこ時間がかかりました。
一般的な5W充電器等ではさらに時間がかかると思います。
ただ1点注意したいのが、USB-C / USB-C充電ケーブルではRedmi Note 10 JEを充電することができませんでした。
僕が持っているケーブルとの相性が悪かっただけかもしれませんが、使用するならUSB-A / USB-Cケーブルが安心です。
また、充電中に謎のノイズが発生することも確認しました。
Redmi Note 10 JEの充電中に起きた怪現象?
充電器との相性が悪いのかな?
ディスプレイにノイズがチラチラ。
チラチラどころじゃないか!? pic.twitter.com/QUOzKp7TB2
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) August 18, 2021
壊れたりしているわけではないと思いますが、ちょっと気持ち悪かったです・・・。
Redmi Note 10 JEのカメラ性能
スマホを購入するうえで気になるのは基本性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
Redmi Note 10 JEのカメラはあなたが求める性能なのか、実際に撮影した写真を紹介していきますので参考にしてみてください。
ちなみに僕はカメラを趣味にしているわけではないので、普段使う時も基本的にはシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。
誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラアプリ
Redmi Note 10 JEのカメラアプリはとってもシンプルです。
写真も動画も迷うことなく使えると思います。取り出してサクッと撮影するのみ。
僕は使ったことがありませんが、細かな設定をしながら撮影できるプロモードも搭載しています。
1点気になったのはズームの使い方。
スマホによってはワンタップでズームの切り替えができるものもありますが、Redmi Note 10 JEは画面をグワーッとする必要があります。
これでは少々めんどくさいので僕は設定で音量ボタンでズームできるようにしておきました。
これなら指一本で調整できるのでまだ簡単です。
なおスクショの音は設定から消すことができますがシャッター音は消せず音の変更止まりでした。
メインカメラ
まずは最も登場回数の多いメインカメラ。
比較用にiPhone 12 miniで撮影した写真を並べています。
スライドバーは自由に動かせるので比べてみてください。
左の写真がRedmi Note 10 JE、右の写真がiPhone 12 miniで撮影したものです。
iPhone 12 miniで撮影した写真には遠く及ばないものの、日中の明るい場面であれば十分使えるカメラだなーという印象です。
AI補正がかなり強力で実際の見た目よりもカラフルな仕上がりになっています。
左が補正なしで、右がAI補正を適用したものなんですが、空の色が全然違うことがわかります。
どちらが好きかは好みなのでなんとも言えませんが、場面に応じてAI補正のON/OFFを切り替えて使っても良いかもしれませんね。
HDR機能も搭載されているのですが効果は今ひとつと言ったところです。
iPhone 12 miniで撮影した写真と比較してみてください。
建物が真っ暗になってしまい何も見えません・・・。
48MP高画素モード
Redmi Note 10 JEのメインカメラは4,800万画素での撮影も可能です。
通常撮影では12MPになるので、48MPのほうがより高精細に撮影できると思うかもしれませんが、そこまで大きな違いを感じることはないでしょう。
左が通常撮影で右が48MPで撮影したものですが違いが分かりますか?
普通に撮影するなら通常撮影でも特に困ることはないと思います。
ファイルサイズも大きくなってしまいますしね?
ただ、撮影後に大きなサイズでプリントする場合などには拡大しても画質が粗くならないので高画素モードで撮影しても良いでしょう。
デジタルズーム
Redmi Note 10 JEには光学式望遠レンズが搭載されておらず、デジタルズームで最大8倍まで撮影可能です。
高倍率での撮影は画質の粗さが目立つものの、2倍くらいまでなら実用性があります。
それにしても作り物のような空の色ですね・・・。
等倍、2倍、5倍をそれぞれiPhone 12 miniと比較してみました。
Redmi Note 10 JEの写真だけ見ると意外と綺麗だなって思えるのですが、比べてしまうとやっぱりiPhone 12 miniのほうが綺麗なんですよね。
カメラ性能だけは、どう頑張ってもハイエンドスマホには敵いません・・・。
マクロカメラ
Redmi Note 10 JEは超広角カメラが非搭載。
メインカメラの次によく使うのがワイドアングルの超広角カメラなので個人的に寂しいポイントです。
その代わり200万画素のマクロカメラを搭載しており、被写体に4cmくらいまで寄って撮影できます。
マクロカメラって撮影が難しいですよね?どうしてもスマホ自体が影を作ってしまいます。
そういう場合にはズーム機能を使うのがおすすめです。
画質は荒くなってしまうものの、マクロカメラよりも寄ることだってできちゃいます。
ズーム機能があればこのような撮影もできるので、尚更マクロカメラなんて搭載しないで超広角カメラにして欲しかったですね。
価格を下げるには何かを犠牲にしなければいけないので仕方がないかもしれませんが。
ポートレート撮影
Redmi Note 10 JEに搭載されているもう1つのカメラは深度計測用。
背景をボカした写真を撮影するポートレートモード用のカメラです。
インカメラでもポートレート撮影が可能で、被写体と背景の切り分けも上手なのでそこそこ実用性があるなーと思いました。
ボケ具合が後からでも編集可能なのが良いですね。
夜景モード
Redmi Note 10 JEには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードが搭載されています。
左が通常撮影で、右が夜景モード。
通常撮影よりも明るくなっているにもかかわらず、ライトの明かりが抑えられていることが分かりますね。
とは言えiPhone 12 miniに搭載されている夜景モードと比較すると到底敵わず、全体的に暗くノイジーになってしまいます。
2万円台のスマホでここまで撮影できるのなら良いんじゃないかな?とは思いますが。
インカメラ
Redmi Note 10 JEのインカメラは800万画素。
画素数が全てではないですが、このくらい撮影できるのであれば十分でしょう。
さすがに顔面は晒せませんが、ビューティーモードがしっかり機能していましたよ。
ただリアカメラ同様HDRの効果は感じられませんでした。
動画撮影
Redmi Note 10 JEで動画撮影もしてみました。
手ブレ補正は全く利きませんが価格以上に綺麗に撮影できました。
動きながらの撮影は厳しいので定点撮影向き。
夜間撮影だと少々ノイズが目立ちます。
Redmi Note 10 JEのスペック
サイズ | 約163mm × 76mm × 9.0mm |
重さ | 約200g |
ディスプレイ | 6.5インチ 液晶 FHD+(2400×1080) |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
OS | MIUI 12.5 Android11ベース |
CPU | Qualcomme Snapdragon 480 5G |
GPU | Arm Mali-G57 MC2 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部ストレージ | 対応(最大1TB) |
リアカメラ(メイン) | 4,800万画素 f/1.79 |
リアカメラ(マクロ) | 200万画素 f/2.4 |
リアカメラ(深度計測) | 200万画素 f/2.4 |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080P@30fps 720P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps 720P@30fps |
バッテリー | 4,800mAh 18W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 側面指紋認証 顔認証 |
対応SIM | 物理SIM×1 |
2回線同時待ち受け | 不可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】850,900,1800,1900 【WCDMA】B1,2,4,5,6,8,19 【LTE-FDD】B1,3,4,5,7,12,13,17,18,20,26,28 【LTE-D】B38,41,42 【5G NR】N28,77,78 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.1 |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | モノラル |
FMラジオ | あり |
防塵防滴 | IP68 |
NFC | あり |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
OSはMIUI12.5
Redmi Note 10 JEのOSはAndroid11をカスタムしたXiaomi製のMIUI12.5。
ホーム画面も設定画面も可愛らしい雰囲気です。
シンプルでとっつきにくさはないので、これまで他社製スマホを使っていたとしても問題なく使っていけると思います。
AndroidスマホのOSはメーカーが独自カスタムしていることが多いのですが、どれでも使っていくうちに慣れるものなので神経質に考えることはないでしょう。
僕は様々なスマホを実際にレビューしていますが使いにくいと感じるほど癖の強いOSに出会ったことがありません。
対応Bandはau回線中心
Redmi Note 10 JEはauから発売されている端末なので対応Bandはau回線中心です。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)✕ |
ソフトバンク回線(△) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)✕ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
SIMロックを解除すればau回線に限らずどのキャリアの回線でも使えるようにはなるものの、端末自体がドコモ・ソフトバンクの「プラチナバンド」に非対応なので、利用できないエリアが出てくる可能性が高いです。
なお、SIMロック解除したRedmi Note 10 JEに楽天モバイルのSIMカードを挿入して実際に使ってみたところ、楽天回線エリアであれば問題なく利用できました。
こちらの記事でレポートしているので併せて御覧ください。
未だ日本では実感を感じにくい5G回線(Sub-6)にも対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | Band 77 ○ Band 78 ○ Band 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | Band 77 ○ |
au回線 | Band 77 ○ Band 78 ○ |
楽天回線 | Band 77 ○ |
そこまで超高速データ通信を利用する機会は少ないものの、アンテナピクトに5Gの文字が表示されることが増えてきた気がします。
nuroモバイルが5Gオプションをスタートしたので、Zenfone 8のデュアルSIMがどちらも5G表記になりました☺️ pic.twitter.com/fYpbexLdwY
— ちびめがね@格安SIM・格安スマホ (@chibimegane_lm) September 16, 2021
これからスマホを買うなら5G対応機種を買ったほうが良いかもしれませんね。
おサイフケータイ・IP68防塵防水に対応
Redmi Note 10 JEを購入するメリットの1つはFeliCaが搭載されていること。
あなたが使っているおサイフケータイの機能が、Redmi Note 10 JEでも使えます。
FeliCaのポートは背面パネル上部カメラユニットのすぐ隣にあるのでタッチしやすく、反応もいい感じ。
またもう1つの優れたポイントは防水性能です。
防滴性能なんていう付いてるのかどうかハッキリしないものではなく、IP68等級の防塵防水性能。
試しに水の中に入れて使ってみましたが何の問題もありません。
念のためにお知らせしておきますが、あくまでも防水性能です。
よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違い。
お風呂で使っていて、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意してください。
また、Redmi Note 10 JEに水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。
濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
指紋認証・顔認証どっちも使える
Redmi Note 10 JEのロック解除は指紋認証と顔認証。
側面の電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されています。
やはりマスクを装着する時間が長い現状で顔認証しかないスマホは不便ですからね?
指紋認証が搭載されているだけでも十分購入するメリットになり得ます。
ロック解除までに僅かにタイムラグはあるものの感度は良いので、ちょっとタッチしただけでも認証できていました。
顔認証は専用センサーが非搭載なので、インカメラを使った簡易的なもの。
反応も早くインカメラに顔が入れば一瞬でロックが解除されます。
モノラルスピーカーだけどイヤホンジャックはある
Redmi Note 10 JEのスピーカーは本体下部の1つのみ。
縦持ちだとそれほど気になりませんが、横持ちすると片側からしか音が出ないモノラル仕様になってしまいます。
大画面で動画視聴やゲームを楽しみたいところですが、ステレオサウンドにならないのは残念なポイント。
ただ本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されているので、音質が気になる場合には素直にイヤホンを使いましょう。
BluetoothコーデックはLDAC・aptX HDに対応
Redmi Note 10 JEにいくつかワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、SONYのLDAC・QualcommeのaptX HDに対応していることが分かりました。
残念ながらaptX Adaptiveには非対応でしたが、ハイレゾ相当の音質になるのでワイヤレスイヤホン派の人には嬉しい仕様です。
もちろんXperiaのように純然たるハイレゾ音質とまではいきませんが、普段使いになら十分に高音質と言えます。
WidevineはL1で動画視聴は高画質
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
HDRには非対応ですがNetflixではFull HD画質で動画視聴を楽しめます。
ただし、残念ながらAmazonプライムビデオでは高画質には非対応・・・。
SD画質での動画再生になるのでご注意ください。
(2021年1月25日追記)
手元に実機がないので未検証ですが、Amazonプライム・ビデオもFHDで動画視聴できるとの情報をSNSで見かけました。
Redmi Note 10 JEの評判・口コミ
Redmi Note 10 JEを実際に使っているユーザーの評価を見ていきましょう。
てか何気にRedmi Note 10 JEで初の顔認証機能使ってるんだけど、風呂場で顔認証は最強だな笑笑
— ゆうごろー@元Yu3 (@ymtGMnwa) January 23, 2022
安く買えたRedmi Note 10 JEにセキュリティアップデート来てた。
しばらく使ってみて結構満足。防水能力高いから風呂でも平気、自宅専用の予定だったが楽天SIM装着でモバイルルータ代わりにもなってる。安物タブレットに近い使い方。— Daisuke Sawada (@daisuke7) January 22, 2022
Redmi Note 10 JE、MIUI12.5.14にアプデしたらフローティングウィンドウに対応していたアプリが一覧に出てこなくなって実質的に使えない機能になってしまったぞ。。。
画面分割もオフにされてるし何なんだ?これ。
auのカスタムマジでクソだわ— M3@akiba (@M3akiba) January 19, 2022
昨日Xiaomi redmi note 10 je
セキュリティアップデートしたらなんか電池持ちが格段に良くなったよう気がする隊— 中野 敏行 (@tosiyukinakano) January 18, 2022
ゲームは全くやらないので自分にとってXiaomi Redmi Note 10 JEは最高!車も大排気量や軽もあるようにスマホも使い用途など自分に合えば良い。
— 真鯒 (@hachiryu777) January 3, 2022
やはり動作性能がそこまで高いわけではないのでゲームをバリバリやっているようなヘビーユーザーさんの声は見当たりませんでした。
ただ防水性能を活かして「お風呂スマホ」にしている人は多い印象です。(厳密に言えばお湯はアウトですが・・・。)また、バッテリーもちの良さも評価されています。
エントリーモデルなので、あれができない!これができない!はどうしても出てきてしまういますが、必要最低限の性能でよければRedmi Note 10 JEでも十分でしょう。
まとめ:Redmi Note 10 JEを買うべき人は?
XiaomiのRedmi Note 10 JEをレビューしました。
購入しやすい価格帯ながらもおサイフケータイと防水性能を搭載。
エントリーモデルながらも普段使いに困らない動作性能と、長持ちバッテリーが非常に魅力的です。
- ネットサーフィン
- SNS
- メール・LINE
- 動画視聴
スマホの用途がこのくらいのライトユーザーであれば、Redmi Note 10 JEの性能があれば十分満足できるのでおすすめです。
おまけに5G回線にも対応しているので、この先を見据えて今のうちに対応モデルを購入しておいても良いと思います。
一方、重いゲームをプレイするには性能不足で、カメラ性能もハイエンドスマホには及ばないので、この点を重視する人には向いていません。
必要な機能は一通り揃っているコスパモデル、Redmi Note 10 JEをぜひ使ってみてください。