お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
OPPO A55s 5Gを購入しました。
6.5インチの大画面ディスプレイを搭載していながら178gと軽量。さらにIP68防水にも対応した使いやすいモデルです。
- 動作性能は?
- バッテリーもちは?
- カメラは綺麗に撮影できる?
OPPO A55s 5Gの気になるポイントを本記事で実機レビューしていきます。
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OPPO A55s 5Gのメリット・デメリット・評価
OPPO A55s 5Gは中国スマホメーカーOPPO製のSIMフリースマホです。OPPOの日本法人であるオッポジャパン株式会社(現オウガ・ジャパン)から発売されたスマホなので、もちろん技適は通過済み。
OPPO製のスマホは日本でも多く発売されておりますが、Aシリーズはライトユーザー向けのエントリーモデルになります。
まずOPPO A55s 5Gのメリット・デメリット・評価をギュッとまとめて紹介いたします。
メリット
OPPO A55s 5Gを購入するメリットは以下のとおりです。
- 6.5インチ大画面ディスプレイ
- 178gの軽量設計
- リフレッシュレート90Hz
- 普段使いに困らない動作性能
- IP68防塵防水対応
- イヤホンジャック搭載
- FMラジオ搭載
デメリット
OPPO A55s 5Gを購入する前に知っておきたい注意点は以下のとおりです。
- 価格が高い!!!
- 液晶ディスプレイ
- カメラ性能はイマイチ
- 超広角カメラなし
- 指紋認証なし
- おサイフケータイなし
- モノラルスピーカー
評価
(3.5点/5点満点)
スマホライトユーザーに必要な機能は揃っている優秀なスマホだと思います。エントリーモデルなので物足りない部分があるのは、ある意味当然ですからね?
それより何より問題なのはOPPO A55s 5Gの価格。
SIMフリーモデルの販売価格は33,800円なのですが、これは高すぎるでしょう・・・。もう1万円払えばさらに高性能のスマホを買えちゃいます。
5,000円とか1円とか、特価販売されるようになってからOPPO A55s 5Gが他のスマホと戦えるのだと思います。
あと個人的に顔認証しかないスマホは嫌いです・・・。
OPPO A55s 5Gのデザイン・サイズ感・付属品
デザイン
OPPO A55s 5Gのカラーバリエーションはブラックとグリーンの2色。
このうち僕はグリーンを購入しました。公式サイトなどに掲載されているイメージよりも青みが強く、実際には水色のような色合い。写真で見るとライトグリーンに見えますが、もっと水色です。
背面パネルは恐らくプラスチック製なんですが、光沢の少ないマットな色合い。質感はサラサラした「すりガラス風」で指紋が全然目立ちません。光に反射して鈍く輝く感じも良い!
背面パネルにはカメラユニットのみ搭載。右下には控えめにブランドロゴがプリントされておりました。カメラユニットを撮影した写真に表示されている本体カラーが一番実機に近い色合いです。結構水色でしょ?
背面パネルは側面に向かって緩やかに湾曲。ハンドリングした時に手に突き刺さることがないからいいですね。(ケース付けちゃえばあまり意味はないけど・・・。)
本体右側面に電源ボタン。左側面にはカードスロットと音量ボタンが並んでおります。側面フレームは光沢のあるアルミ製なので触っていると指紋が目立ちます。(ケース付ければ気にならないけど(2回目))
カードスロットはSIMカードとSDカードの排他的利用タイプ。2枚のSIMカードを装着するか、1枚ずつ併用するか、いずれかの使い方になります。
Androidスマホでは電源ボタンと音量ボタンが縦並びになっているものが多いのですが、左右に分かれているほうが個人的には好み。スクショを撮影する時にキュッと握るだけでいいから楽なんですよね。
本体上部にはマイク・本体下部にはイヤホンジャック・マイク・USB-Cポート・スピーカーが搭載されておりました。イヤホンジャックがあるのは嬉しいポイントの1つですね。手軽に使える有線タイプのイヤホンの人気が復活しているとも聞きますし。
サイズ感
6.5インチの大型ディスプレイを搭載しているOPPO A55s 5Gのサイズ感はかなり大きめ。ただ、実際に持ってみた感じだと幅が狭くて持ちやすい印象を受けました。
殆どの人がケースを装着して使うと思うのでそれによってサイズ感は変わるとは思いますが。付属のクリアケースを装着しても、やっぱり一回り大きくなりますね。
背面パネルに指紋が付きにくいこともあるのでケースなしで使っても良いかもしれません。その分、落下には弱くなりますが。
厚みは8.2mmとそれなりにあります。他のスマホと比べても際立って薄いわけではありませんね。
そして特徴的なのが本体の軽さ。
大型ディスプレイを搭載しているモデルながら本体重量が178g(実測で181g。フィルムの重さ込み)に抑えられています。一般的に6インチを超えるディスプレイを搭載している場合、200g前後のものが多いのでかなり軽いと言えます。
付属のケースを装着してやっと202g。扱いやすい重さです。
この軽さはすごく良いですよ。初めて手に取った瞬間にかるっ!って思いました。
付属品
OPPO A55s 5Gの付属品は以下のとおり。
- クイックガイド等
- SIMピン
- 保護ケース
- 保護フィルム
保護ケースはソフトタイプで透明のもの。厚みがそれなりにあるのでカメラユニットやディスプレイが直接接地しなくなります。
保護フィルムは購入時に既に貼り付けてありました。素材は良くもないけど悪くもない感じ。滑りが極端に悪いということはありません。このまま使い続けていいでしょう。
付属品で注意したいのが、充電器(ACアダプター)と充電ケーブルがないこと。ただ、急速充電に対応しているわけではないので、これまで使っていた充電器・充電ケーブルを流用しても問題ありません。
充電ポートがUSB Type-Cなので、その点だけは予め確認しておきたいですね。
OPPO A55s 5Gの動作性能・ベンチマークスコア
続いてOPPO A55s 5Gがどのくらい快適に使えるのか動作性能をみていきましょう。
どれだけ軽くても、バッテリーが長持ちでも、動作がモッサリしていてはストレスが溜まります。スマホは毎日多くの時間使うものなので軽快に動いてくれる方が良いに決まっていますからね。
AnTuTuベンチマークスコア
OPPO A55s 5Gに搭載されているSoC(CPU)は「Snapdragon 480 5G」。2021年1月にQualcomm社が発表した8コアのチップセット。8nmプロセスで製造されている5G通信にも対応したエントリーモデルです。
同じSoCを搭載しているスマホには、同じOPPO製の「OPPO A54 5G」やXiaomi製の「Redmi Note 10 JE」なんかがあります。
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。スコアが高ければ高いほど基本性能が優秀ということになります。
最も有名なAnTuTuというベンチマークアプリを使ってみたところ、総合スコアは256,200点、GPUスコアは69,670点という結果でした。
2022年3月時点での最高スコアは80万点を超えているので、OPPO A55s 5Gは必要最低限の性能を持ったモデルと言えます。
これまで様々なスマホを購入して実際に使ってきた僕の実感として、AnTuTuスコア20万点以上あれば普段使いに困ることは殆どありません。
Xiaomiの「Redmi Note 10 JE」や楽天の「Rakuten Hand 5G」が同じくらいのスコアでした。
AnTuTuベンチマークアプリはこれまでより高めなスコアが出る最新版(Ver.9)も公開されていますが、エラーになって計測できませんでした。
ネットサーフィンやSNS・メール、動画視聴のような普段使いで困ることは殆どないでしょう。
Pixel 6 Proと動作性能の比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないと思うので、僕の持っているスマホの中では最も性能の高いPixel 6 Pro(AnTuTu Ver.8:62万点)と動作性能を比較してみました。
同時にブラウザを開いて描写速度がどのくらい違うのかをチェックです。
楽天市場のような重いサイトだと表示速度に結構差が出てしまいますね。Twitterのスクロールでも画像の読み込みに時間がかかるようで、少しカクカクしていました。
ゲームは快適にできるのか?
普段使いには困らない動作性能のOPPO A55s 5Gですが、ゲーム性能となると少々厳しい様子。特に高いグラフィック性能が必要なゲームでは、設定を落とさなければ快適にはプレイできないでしょう。
人気ゲーム「PUBG Mobile」では最高でも「スムーズ」「ウルトラ」/「HD」「高」までの設定になります。
原神でのデフォルトグラフィック設定は「低」でした。
もちろん僕が普段プレイしているような「パズドラ」「モンスト」などのライトなゲームであれば問題なく遊べると思います。
それにOPPO A55s 5Gを購入する層を考えるとゲーム性能を求めているとは思えないので、そんなに気にしなくて良いかもしれませんね。
なお、OPPO A55s 5Gにはゲームに集中できる環境を作ってくれるゲームスペースという機能も搭載されています。
スマホ自体の性能を大きく向上させるわけではないようで、「低電力モード」「均衡モード」「プロゲーマーモード」と3種類のモードがあるのですが、どれを選んでもCPU・GPU使用率に変化はありませんでした。
発熱はそれほど気にならない
スマホに高い負荷をかけると発熱が気になることがありますが、OPPO A55s 5Gはアツアツになってしまうことはないのでご安心ください。
3回連続ベンチマーク計測をした時のCPU温度はそれぞれ以下のとおり。最も高くなったとしても40℃くらいなので、普段使っていて発熱に悩まされることはないと思います。
ストレージ速度は価格相応に遅い
AnTuTuベンチマークソフトでストレージ速度のテストをした結果がこちらです。
読み込み・書き込みともにそんなに速くはないですね。とは言っても使っていて困ることはないでしょう。RAMが4GBしかないので仕方ない部分ではあります・・・。
ストレージ容量も64GBと最低限。システム領域に約12GBほど使用してしまうので、実質自由に使えるのは50GB程度になります。
写真や動画を撮影したり、重いゲームをダウンロードするとすぐに容量がいっぱいになってしまうかもしれません。この点、OPPO A55s 5GはSDカードを搭載できるので安心です。
OPPO A55s 5Gのバッテリー性能・ベンチマーク
OPPO A55s 5Gのバッテリー性能は4,000mAhと大容量。バッテリーは長持ちに越したことはありません。
PCMarkバッテリーテスト
OPPO A55s 5Gのバッテリーは長持ちなのかPC Markというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは数値からバッテリー性能を計算しているわけではなく、実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので信頼できる結果です。
計測の結果、バッテリー残量100%から20%まで消耗する時間は約12時間と長持ち。画面リフレッシュレート90Hzでこの結果なので十分でしょう。
よほどスマホに負荷をかけるような使い方をしなければ、2日くらいは充電しなくても使えるんじゃないかと思います。
本音を言えばもう少し長持ちの結果でも良かった気がします。
なお同じSoC(CPU)を搭載しているRedmi Note 10 JEの結果は約19時間。あちらはバッテリー容量が4,800mAhとさらに大きいので結果に違いが出てしまいましたね。
充電には時間がかかる
大容量バッテリーを搭載していると、どうしても充電時間が長くなってしまうという弊害があります。急速充電規格に対応していれば気にならないのですが、OPPO A55s 5Gは非対応。
最大でも10W前後での充電になります。以前のスマホは5W充電が主流だったのでそれに比べれば速いのですが、現在は18W充電を超えるような急速充電に対応しているスマホも珍しくないので、物足りないところ・・・。
バッテリー残量2%からフル充電までの時間も2時間半ほどと時間がかかります。
なお、USB-C充電器を使っての充電ではさらに低速になり、5W程度の出力になってしまいました。OPPO A55s 5Gとの相性の問題かもしれませんが、ご注意ください。
OPPO A55s 5Gのカメラ性能
スマホを購入するうえで気になるのは基本性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
OPPO A55s 5Gのカメラはあなたが求める性能なのか、実際に撮影した写真を紹介していきますので参考にしてみてください。
ちなみに僕はカメラを趣味にしているわけではないので、普段使う時も基本的にはシャッターボタンをタップするだけでAIまかせの撮影。
誰でも簡単に指先一つで綺麗な写真が撮影できることが重要だと思っています。
カメラスペック
アウトカメラはメインと深度計測用なので実質1眼構成になります。
メインカメラ | 深度計測用カメラ | インカメラ | |
画素数 | 1,300万画素 | 200万画素 | 800万画素 |
スペック | F値2.2 FOV 80° 5Pレンズ AF対応 | F値2.4 FOV 89° 3Pレンズ AF対応 | F値2.4 |
撮影モード | 夜景 エキスパート パノラマ ポートレート タイムラプス テキストスキャナー Google Lens | ー | パノラマ ポートレート 夜景 タイムラプス ステッカー |
動画 | 1080P@30fps 720P@30fps | ー | 1080P@30fps 720P@30fps |
カメラアプリ
カメラアプリは非常にシンプル。Androidスマホによくある感じで、特に独自色が強いということもなく使いやすいと思います。
ワンタップで2倍・5倍ズームの切り替えができるのが便利です。あまり使わないかもしれませんが。
スクリーンショットの音は設定から消せますが、シャッター音は消すことができませんでした。
メインカメラ
スマホで撮影する時に最もよく使うのがメインカメラ。と言ってもOPPO A55s 5Gにはメインカメラしかないのでよく使うも何ないんですけどね・・・。
やっぱり超広角カメラくらいは搭載してほしかったなーと思います。
どんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用に僕が持っているスマホの中で最もカメラ性能が高い(と言われている)Pixel 6 Proで撮影した写真を並べています。
スライドバーは自由に動かせるので比べてみてください。
左の写真がOPPO A55s 5Gで、右の写真がPixel 6 Proで撮影したものです。
光量の多い明るいシーンならそれなりに綺麗に撮影できるようですが、Pixel 6 Proと比べてしまうと全体的に安っぽい仕上がりになっているのが顕著ですね。
AIシーン補正
カメラアプリのAIボタンをタップするとシーンに合わせて色合いを自動補正してくれます。左が補正なしで右がAI補正を有効にしたもの。
空の色や木々の緑が鮮やかになっているのが分かると思います。
かなり強めの補正になってしまいますが、元々の色合いがやや白っぽいのでずっとAI補正を有効にしていたほうが良いかもしれません。
デジタルズーム
OPPO A55s 5Gは最大6倍までデジタルズームが可能です。等倍・2倍・5倍で撮影した写真が以下のとおり。
2倍までであればなんとか使えそうですが、それを超えると粗さが目立ってしまいますね。5倍にズームにもなると水彩画のようです・・・。
夜間撮影
OPPO A55s 5Gには夜景モードも搭載しています。左が通常撮影で、右が夜景モードで撮影したもの。全体的に明るくなっているので、ある程度夜景モードの効果はあるようです。
とは言え、やっぱりハイエンドスマホの夜景モードと比べてしまうと、足元にも及ばないって感じに・・・。Pixel 6 Proの夜景モードと比較するとこんなに違いますよ。
ちょっと相手が悪すぎたかもしれませんね(笑)
ポートレートモード
OPPO A55s 5Gに搭載されているもう1つのカメラは深度計測用。背景をボカした写真を撮影するポートレートモード用のカメラです。
被写体さえしっかり抑えることができれば、結構いい感じに撮影できていました。
インカメラでもポートレート撮影が可能で、被写体と背景の切り分けも上手なのでそこそこ実用性があるなーと思いました。
動画撮影
OPPO A55s 5Gで動画撮影もしてみました。
日中、夜間にそれぞれ1080P@30fpsでの撮影です。
日中明るい場面であればそれなりに綺麗に撮影はできるのですが、手ぶれ補正が利かないので動きながらの撮影は難しいですね。 公式サイトのスペック情報にはEIS対応って書いてあったのですが・・・。
一方、夜間撮影は全然ダメですね。ノイズが激しくゴーストの発生も確認できました。
写真撮影同様にOPPO A55s 5Gは明るい場面での撮影に向いています。
OPPO A55s 5Gを実機レビュー
ここからはOPPO A55s 5Gを実際に使ってみて気付いた点等をレビューしていきます。
OSはAndroidをカスタムしたColorOS
OPPO A55s 5GのOSはAndroidをベースに独自カスタムされたColorOS 11。
以前のColor OSの評判はあまり良くなかったのですが、Ver.7から使いやすくなったようです。実際に使ってみても特に不便だなと感じるポイントはありません。
カスタムOSと言っても癖がないので分かりやすくて良い感じだと思います。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはないでしょう。
ちなみに僕の娘はOPPO A5 2020を使っていて、母はOPPO Reno3 Aを使っています。2人とも正にスマホライトユーザー。特に不満は感じていないのようなのでColorOSはスマホ初心者にも優しいのかもしれませんね。
ホーム画面の色合いやアイコン・フォントのカスタマイズも可能。
さらにジェスチャーでアプリを起動できたりもするので、使いこなせればかなり便利に使えますね。
4キャリアに対応したBand構成!楽天回線もOK!
OPPO A55s 5Gは国内4キャリアのBandにフル対応しています。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26(Band 18を内包)○ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
楽天モバイルでも販売されているスマホなので楽天回線にももちろん対応。どの回線でも使うことができるスマホならMNPもしやすいですよね。
また、日本では未だ普及しきれていない5G通信(Sub-6)にも対応しています。
ドコモの「n79」には非対応なところは注意したいですが、5G回線をフル活用するのはもう少し先のことになりそうなので問題ないでしょう。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | Band 77 ○ Band 78 ○ Band 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | Band 77 ○ |
au回線 | Band 77 ○ Band 78 ○ |
楽天回線 | Band 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。スマホライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後爆発的に5G回線の技術が拡大した場合でもOPPO A55s 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMが使えます!
OPPO A55s 5GはeSIMにも対応しています。
eSIMを取り扱っている通信キャリアは未だ少ないものの、今後はeSIMがどんどん普及していくでしょう。今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれません。
eSIMを有効にするとSIMカードスロットの1つが潰されてしまいますが、2回線同時利用しながらmicroSDカードの併用が可能になります。
アプリクローンでLINEを複製できる
Xiaomiのスマホにお馴染みのデュアルアプリ機能がOPPO A55s 5Gにもあります。
それがアプリクローンです。
対応アプリで機能を有効にすれば、アプリの複製が可能に。例えばLINEアプリが2つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることができちゃいます。
ディスプレイは6.5インチ大画面
OPPO A55s 5Gは6.5インチの液晶ディスプレイ。ベゼル幅も狭く表示領域が広めです。
メリハリのある描写が特長の有機ELディスプレイではありませんが、およそ不満に感じることはないくらい綺麗です。スペック的にも申し分ありません。
- 画面占有率: 90%
- 2400 x 1080 (FHD+)
- 色彩深度:1677万色(8ビット)
- 色域:96% NTSC / 100% DCI-P3
- ピクセル密度:405PPI
- コントラスト比:1500:1
- 輝度:通常時: 480nits
- 最大輝度:550nits
視野角の広さも十分で、多少きつい角度からでも明るさや色合いが変わることもありません。ごろ寝しながら動画見てもオッケーですね。
大画面を活かす2画面分割・フローティングウィンドウ
6.5インチはかなり大きなディスプレイサイズになるので、基本的に両手操作になります。
ただOPPO A55s 5Gは軽くて扱いやすいので、慣れればスクロールや文字入力くらいならできちゃうと思います。
ディスプレイサイズが大きいと、単純に一度に表示できる情報量が多くなるので便利です。
また、2画面分割モードや、OPPOスマホの独自機能「フローティングウィンドウ」も活かせます。これは大きな画面のスマホを使うメリットの1つにもなるでしょう。
動画見ながらTwitterするなんて贅沢な使い方ができちゃいますからね。
ホーム画面についてのみ、片手操作しやすい「アイコンプルダウンジェスチャー」がありました。これはかなり便利なので是非使って欲しい機能です。
パンチホールタイプのインカメラ
インカメラはパンチホールタイプで、ディスプレイ左上に搭載されています。
他のスマホに比べると少々大きめなので全画面表示の時に邪魔に感じることがあるかもしれませんが、個人的には気になることはありませんでしたよ。
リフレッシュレート90Hz
OPPO A55s 5Gの画面リフレッシュレートは最大90Hz。1秒間にディスプレイを90回書き換えてくれるので表示がヌルヌルと滑らかになります。
特に画面をスクロールする時に違いが分かりやすいでしょう。
スローモーションで比較すると90Hzの方が残像が少ないことが分かるでしょうか。
さらに高リフレッシュレートの120Hzや144Hzなどに比べるとヌルヌル感は弱いものの、滑らかさは十分です。
ただし、90Hzに設定するとバッテリーの消耗が激しくなってしまうので注意したいポイントではあります。別にそこまで違いを感じないや!って思ったら60Hzに設定しておいてもいいでしょう。
WidevineはL1で動画視聴は高画質
大画面ディスプレイの特長を最大限活かせるのは、ゲームと動画視聴です。
OPPO A55s 5Gのスマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
HDR機能は搭載されていないものの、NetflixでもAmazonでプライムビデオでもしっかりFHDで動画視聴できました。スマホの画面で動画を見るならSD画質でも十分だと思っていますが、高画質で楽しめるのだったら、それに越したことはありません。
モノラルスピーカーが残念
OPPO A55s 5GはWidevine L1なので高画質で動画視聴できるのですが、本体下部にしかスピーカーが搭載されていないので、横持ちすると片側からしか音がでないモノラル仕様になってしまいます。
せっかく高画質で動画が楽しめるのにちょっと残念。縦持ちならまだ気にならないですが、横持ちするとどうしてもアンバランス・・・。
幸いイヤホンジャックが搭載されているので、音楽やゲーム・動画視聴を高音質で楽しみたい場合には、有線イヤホンやヘッドホンを使ったほうがいいでしょう。
独自のサウンドシステムを搭載しているので利用環境に応じて設定を変えてみてもいいでしょう。
ロック解除は顔認証のみ
これもOPPOさんどうしたの!って突っ込みたくなるポイントなんですが、ロック解除の方式は顔認証のみでした。
マスクを装着している時間が多い現状で、指紋認証が使えないというのはちょっと厳しいかなーって思います。
ましてやOPPO A55s 5Gを購入するであろうユーザーは年配の方も多いはずですからね?
画面内指紋認証とは言わずとも、電源ボタンに指紋認証を搭載してほしかったですねぇ・・・。
インカメラを利用した簡易的なものですが、認証の制度はまずまず。
ただスマホを逆さまにしてもロック解除できてしまったので、良いのか悪いのかよく分からなくなりました(笑)
IP68 防塵防水性能
OPPO A55s 5Gの優れたポイントは防水性能です。防滴性能なんていう付いてるのかどうかハッキリしないものじゃないですよ。
IP68等級の防塵防水性能です。
試しに水の中に入れて使ってみましたが何の問題もありません。うっかり水の中にチャポンと落としてしまっても、壊れてしまうことはまずないでしょう。
なお、念のためにお知らせしておきますが、あくまでも防水性能です。よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?
OPPO公式サイトにも以下のように記載されています。
IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有すことを意味します。
お風呂の中で使っていて、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意してください。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
テレビはないけどFMラジオは搭載
残念ながらOPPO A55s 5Gにはテレビを視聴できる機能はありません。テレビを見たい場合にはTVer等のアプリをダウンロードする必要があります。
TVer(ティーバー) 民放公式テレビポータル/動画アプリ
TVer INC.無料posted withアプリーチ
ただOPPO A55s 5GにはFMラジオが搭載されています。
ラジオなんて使わないでしょ?って思うかもしれませんが、ネット環境のないオフラインでもFMラジオが使えるのは、緊急時の情報収集に重宝します。
なお、FMラジオを聞くには有線イヤホンを装着する必要があるので、その点だけはご注意ください。イヤホンがアンテナ代わりになりますよ。
OPPO A55s 5Gのスペック
サイズ | 約163.1mm × 74.7mm × 8.2mm |
重さ | 約178g |
ディスプレイ | 6.5インチ 液晶 FHD+(2400×1080) |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
OS | ColorOS 11 Android11ベース |
CPU | Qualcomm Snapdragon 480 5G |
GPU | Adreno 619 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部ストレージ | 対応 |
リアカメラ(メイン) | 1,300万画素 f/2.2 |
リアカメラ(深度) | 200万画素 f/2.4 |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
ビデオ(リアカメラ) | 1080P@30fps 720P@30fps |
ビデオ(インカメラ) | 1080P@30fps 720P@30fps |
バッテリー | 4,000mAh 急速充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 顔認証 |
対応SIM | 物理SIM×2 物理SIM+eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band (赤字が重要Band) | 【GSM】850, 900, 1800, 1900 【WCDMA】B1,2,4,5,6,8,19 【LTE-FDD】B1,2,3,4,5,7,8,18,19,26,28 【LTE-TDD】38,39,40,41,42 【5G】N3,N28,N77,N78 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.0 |
Bluetoothコーデック | AAC SBC aptX aptX HD LDAC |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | モノラル |
FMラジオ | あり |
防塵防水 | あり IP68 |
NFC | なし |
FeliCa(おサイフケータイ) | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
まとめ:OPPO A55s 5Gは買うべき?
OPPO A55s 5Gを実機レビューしました。
軽量で扱いやすく普段使いに困らない動作性能。さらにIP68防塵防水に対応しているなど、スマホライトユーザーにとって使いやすいスマホだと思います。
ただ、買うべきなのか?おすすめなのか?と聞かれると正直微妙です。
ネックになるのはやっぱり価格。あとちょっと予算を上げるだけでさらに高性能のスマホが買えちゃうんですよね。
SIMフリー版の価格をベースに考えると、Mi 11 Lite 5GやOPPO Reno5 Aが射程圏内に入ってきますし、au回線専売にはなりますが、Redmi Note 10 JEなんかも候補に入ってくるでしょう。
価格(税込) | 特長 | |
OPPO A55s 5G | 33,800円 | 6.5インチ液晶 90Hz 178g IP68防塵防水 AnTuTuスコア:25万点 |
Mi 11 Lite 5G レビューはこちら | 43,800円 | 6.55インチ有機EL 90Hz 159g おサイフケータイ AnTuTuスコア:46万点 |
OPPO Reno5 A レビューはこちら | 43,800円 | 6.5インチ液晶 90Hz 182g IP68防塵防水 おサイフケータイ AnTuTuスコア:32万点 |
Redmi Note 10 JE レビューはこちら | au:実質22,885円 UQ:6,765円~ | 6.5インチ液晶 90Hz 200g IP68防塵防水 おサイフケータイ AnTuTuスコア:25万点 |
(2021年12月10日時点の価格)
もしOPPO A55s 5Gが自分にピッタリのスマホだ!と考えるのであれば、販売価格が他のスマホよりも更に安くなってからが良いでしょう。
例えば5,000円とか1円とか。他のスマホを購入するより絶対お得!ってなるタイミングでの購入がベストです。
OPPO A55s 5Gが楽天モバイルで実質1円!
OPPO A55s 5GはSIMフリーモデルなので、公式サイトやAmazonなどで購入できます。
ただ、できるだけ安く買いたい場合には、格安SIMで音声通話SIMとのセット購入がおすすめです。
楽天モバイルでの販売価格
現在OPPO A55s 5Gを取り扱っている格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
IIjmio | 19,800円 | 110円 |
楽天モバイル | 25,700円 | 実質1円 |
散々本記事内でOPPO a55s 5Gは高い高いとお伝えしてきましたが、とうとうセール価格が異常に安くなってきました。
最安価格は楽天モバイルで脅威の実質1円!
楽天モバイルへの新規加入時の同時購入が条件で、端末値引き+楽天ポイント還元を合計した場合の特別価格になります。
楽天ポイントを普段使わない人はIIJmioでも十分安いです。
MNPでの限定価格にはなりますが110円で購入できちゃいますからね。
Rakuten Hand 5Gを1円購入した人は対象外なのでご注意ください!
楽天モバイル「最強プラン」の料金と特徴
楽天モバイルが提供しているキャリアサービス「Rakuten最強プラン」の特徴・メリットを確認していきましょう。
- 月3,278円でデータ使い放題
- 5G回線が無料で使える
- 契約事務手数料等が無料
- 通話料・SMS利用料が無料
- 他社(MNO)よりお得
月3,278円でデータ使い放題
他社(MNO)の大容量プランでは、速度制限なく使えるデータ通信量(ギガ)が多いので気にする必要がほとんどありません。
それはRakuten最強プランでも同様。エリア内ではデータ使い放題です。
これまでは楽天回線エリア内ではデータ使い放題で、エリア外のパートナー回線では5GBまでの制限がありました。
2023年6月からは回線による制限が撤廃。
楽天回線・パートナー回線どちらでも通信速度に制限がかかることがないので安心です。
しかも月額基本料も最大3,278円。
100GB使っても、200GB使っても月額基本料が高くなってしまうことはありません。
しかも、使わなかった月は月額基本料が勝手に安くなっていきます。
- 20GB超:3,278円
- 3GB超〜20GB:2,178円
- 3GBまで:1,078円
5G回線が無料で使える
楽天モバイルは5G回線を標準搭載しているので、5G対応端末さえ使えば追加料金を支払うことなく5G回線を利用できます。
なお5G回線対応エリアは公式サイトの地図上で確認可能です。
公式サイト>>楽天回線エリア(5G)
黄色のエリアが5G回線に対応しているところです。
サービス開始直後より少しずつ増えている印象で、実際に僕が普段使用しているエリアでも5G回線を掴んでいます。
契約事務手数料等が無料
楽天モバイルは契約事務手数料・MNP転出手数料が無料です。
携帯会社の乗り換えにかかる事務手数料って結構ばかになりません・・・。
この点楽天モバイルなら、加入する時も、他社へ転出する時も手数料がかからないので、気軽に試せるメリットがあります。
通話料・SMS利用料が無料
Rakuten最強プラン(通常タイプ)の加入者は、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料・SMS利用料も無料になります。
Rakuten Link
Rakuten,Inc.無料posted withアプリーチ
LINEで通話する人も多いですが、固定電話への通話料も無料になるので重宝します。
ただし、iPhoneで楽天モバイルを使う人は要注意!
iOS版のRakuten Linkの仕様はAndroidとは異なっております。
- Rakuten Link以外の固定電話や通話アプリからの着信は、iOS標準アプリで着信する
- Rakuten Link以外からのSMS送受信は、iOS標準アプリで送受信する
こちらの記事で、変更内容について詳しく紹介しているので御覧ください。
他社(MNO)よりもお得に使える!
現在、楽天モバイル以外のMNOでも格安料金プランがあります。
キャリア / プラン名 | 月額基本料(税込) | 備考 |
docomo / ahamo | 2,970円 | 月20GB 5分間無料通話付 |
Sofbank / LINEMO | 2,728円 | 月20GB 無料通話はオプション |
au / povo | 2,728円 | 30日間/20GB 無料通話はオプション |
楽天モバイル / UN-LIMIT | 最大3,278円 | ギガ無制限 通話料無料 |
どこの通信会社でも月20GBを2,728円から利用できるので、これまで大手キャリアが提供してきた料金プランよりもずっと安く利用できます。
ただ、それでもやっぱり楽天モバイルの方がお得。
月額3,278円で使えるデータ通信量(ギガ)は無制限で、Rakuten Linkアプリを使えば通話料も時間に関係なく無料になります。
公式サイト>>Rakuten UN-LIMIT
ギガをいくら使っても
\ 月額最大3,278円 /