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【SuperEQ Q2 Proレビュー】音質・ノイキャン・バッテリーが優秀な5,000円台の完全ワイヤレスイヤホン

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

ドンシャリに頼らない心意気!

OneOdio様から「SuperEQ Q2 Pro」をご提供いただきました。

SuperEQ Q2 Pro
  • アクティブノイズキャンセリング
  • 外部音取り込みモード
  • イヤホン単体11時間連続再生
  • 12mmドライバー

最低限の欲しい機能を搭載していながら定価5,999円と購入しやすい価格の完全ワイヤレスイヤホン。果たしてどれほどの実力なのか?本記事で実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

SuperEQ Q2 Proのデザイン・サイズ感・付属品

SuperEQ Q2 Proの外箱SuperEQシリーズは外箱がポップ!

SuperEQ Q2 Proは、イヤホンやヘッドホン等の音響関連製品を販売している中国メーカー「OneOdio」製の完全ワイヤレスイヤホン。

日本でもAmazon等で多くの製品が販売されており、どれも低価格でありながら高品質であることが特長です。

公式サイト>>OneOdio
Amazon>>OneOdioストア

当ブログでOneOdio製品を紹介させていただくのは2回目。以前にワイヤレスヘッドホン「SuperEQ S1」をご提供いただきレビューしました。是非本記事と合わせてチェックしてみてくださいね。

【OneOdio SuperEQ S1レビュー】ノイキャン搭載で6,000円!コスパの高いワイヤレスヘッドホンOneOdioのワイヤレスヘッドホンSuperEQ S1をレビューしています。アクティブノイズキャンセリング・外部音取り込みモード・マルチポイントに対応したコスパの高いワイヤレスヘッドホンです。...
ちびめがね
ちびめがね
6,000円で購入できるノイキャン搭載のワイヤレスヘッドホンでした!

まずは、SuperEQ Q2 Proのデザイン・付属品をチェックしていきましょう。

デザイン

SuperEQ Q2 Proにカラーバリエーションはなくブラックのみ。

イヤホンの充電器を兼ねたケースは光沢のないマットなプラスチック製です。指紋や皮脂汚れが目立たたなくて良い感じ。

ケースとイヤホンのバッテリー残量を表示するLEDランプが3つ搭載されています。

SuperEQ Q2 Pro

 

上蓋にはブランドネームの「SuperEQ」がプリントされています。ドット調のデザインがポップですね。個人的に好きなデザインです。

SuperEQ Q2 Proのデザイン

 

背面には充電用のUSB-Cポート。底面には各種認証マーク等がプリントされていました。技適マークと認証番号の表示もバッチリです。

 

イヤホンは本体をすぽっと耳にはめるスタンダードタイプ。素材はケース同様プラスチック製で、正面のみ光沢のある質感になっております。大きく描かれた「S」の表示が特徴的。リング状に施されたメタリックゴールドのインパクトが凄いです。

SuperEQ Q2 Proのデザイン

 

イヤーピースを挿入するようにすっぽり収納。

SuperEQ Q2 Proのデザイン

 

イヤホンと充電ケースはマグネットで固定されているので簡単には外れません。こんな感じで逆さまにしても落ちないので安心です。カバンの中で不意に蓋が開いてしまうとイヤホンが行方不明になったりしますからね。

SuperEQ Q2 Proのデザイン

サイズ感

ケースのサイズは実測で64.5mm×41.5mm×28.5mm。手の平に収まるコンパクトなサイズ感ですが、他社製のイヤホンケースと比べて特別小さいわけではありません。

SuperEQ Q2 Proのサイズ感 SuperEQ Q2 Proのサイズ感

 

SONYのハイエンドワイヤレスイヤホンWF-1000XM4に近いですね。

SuperEQ Q2 Proのサイズ感

 

イヤホンを含めた総重量は公称通り48gと軽量です。ポケットに入れて持ち歩いても余裕でしょう。多少モッコリするかもしれませんが。

SuperEQ Q2 Proのサイズ感

 

イヤホンもスタンダードタイプとしては標準的な大きさ。重さは片耳6gしかないので耳に負担がかかるようなことはありません。普段使いはもちろん、ワークアウトのお供としても活躍してくれます。

SuperEQ Q2 Proのサイズ感 SuperEQ Q2 Proのサイズ感

付属品

SuperEQ Q2 Proの付属品は以下の通りです。

  • ユーザーガイド
  • 充電ケーブル
  • イヤーピース
SuperEQ Q2 Proの付属品

 

マニュアルにはしっかり日本語ページも用意されておりました。日本語訳バッチリ!

SuperEQ Q2 Proの付属品

 

充電ケーブルはUSB-A / USB-Cのもの。充電器は付属していないのでご注意ください。ただ充電にそれほど大きな電力は必要としていないので、今使っているスマホの充電器なんかを代用すれば問題ありません。

SuperEQ Q2 Proの付属品

 

イヤーピースは最初から装着されているものを含めて3サイズ。1つ1つ大きさがかなり違うので全部試したほうが良いですよ。ノイキャンの性能はイヤーピースのフィット感で変わってきますからね。ちなみに僕は最初から付いていたMがピッタリ。

イヤーピースは最初から装着されているものを含めて3サイズ。1つ1つ大きさがかなり違うので全部試したほうが良いですよ。ノイキャンの性能はイヤーピースのフィット感で変わってきますからね。ちなみに僕は最初から付いていたMがピッタリ。

 

イヤーピースは引っ張れば外れるので簡単に交換可能。ステムは円形なので他社製のイヤーピースにも交換できるでしょう。

イヤーピースは最初から装着されているものを含めて3サイズ。1つ1つ大きさがかなり違うので全部試したほうが良いですよ。ノイキャンの性能はイヤーピースのフィット感で変わってきますからね。ちなみに僕は最初から付いていたMがピッタリ。

SuperEQ Q2 Proを実機レビュー

SuperEQ Q2 Pro

 

ここからはSuperEQ Q2 Proを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

音質は価格以上に優秀!低音ズンズン!

ワイヤレスイヤホンを使用する上で最も重要なのは当然音質。SuperEq Q2 Proの音質はどんな感じなのか紹介していきます。

なお音質は簡単に数値化できる性能ではないので、あくまで僕自身の感覚になります。

また、接続するデバイスによって音質が変わるので注意が必要です。

特にAndroidスマホには「Dolby Atmos」や「Dirac」のようなオーディオチューナーが標準搭載されているものも多く、イコライザーが常に働いている状態です。

本記事では極力外部要因を排除できるように、イヤホン本来の音質を実感しやすいiPhone 12 miniに接続して試聴しています。

SuperEQ Q2 Proの音質

 

SuperEQ Q2 Proの音質は、総じて価格以上に優秀です。さすがオーディオ専門メーカーの作ったワイヤレスイヤホン。音質は確かなものだと感じました。

曲を聞き始めた瞬間に感じたのは優れた定位感。どの音がどの場所から鳴っているのかが非常に分かりやすく、音場もそれなりに広いので特に左右の遠近感が分かりやすい印象です。

音質的にはフラット傾向なのですが、力強くキレのある低音が特徴的。EDMやデジタル寄りのHIPHOPなどを聴くと迫力があって楽しいですね。

詳しいことは分かりませんが、一般的なワイヤレスイヤホンよりも少し大きな12mmドライバーが搭載されていることも低音が強い要因になっているのかもしれません。

低音が強すぎるとこもった雰囲気に聞こえがちなのですが、Q2 Proについてはそんな感じもせずボーカルやギターなどの中音域もクリアに耳に届いてきます。

いわゆる「ドンシャリ」とは異なる傾向なので、高音の刺さりもなく長時間音楽を聞いていても疲れにくいと思います。

SuperEQ Q2 Proの音質

 

ただ優秀な音質とは言っても、ハイエンドモデルと比較してしまうと劣ります。

Q2 Pro単体で音楽を聞いていても解像度の低さを感じにくいのですが、例えばWF-1000XM4と比べると、音色がザラザラして輪郭がボヤケていることに気付きました。

とは言え、5,000円台でこれだけ優秀な音質を備えたワイヤレスイヤホンはなかなかないと思います。このイヤホン8,000円だよ?10,000円だよ?と言われれば納得してしまうでしょう。

バッテリーが長持ちで嬉しい!

Q2 Proの連続再生時間はスペック上イヤホン単体で最大11時間(ANCオフ)。

実際に音量半分ほどにしてノイキャン機能をONにした状態で使い続けてみたところ、2時間で10%までしか減りませんでした。

このペースでバッテリーが消耗すると連続20時間以上使えてしまう計算になるので、それはありえませんが、何れにしてもスペックに偽りなくバッテリーは長持ちです。

 

ANCをオンにしたとしても充電ケースとの併用で最大30時間の再生が可能。1日2時間使っても2週間以上ケースを充電しなくても使えなら十分でしょう。

なお充電ケースのバッテリー残量は本体のLEDインジケーターで確認できます。

ケースのバッテリー残量0%の状態からフル充電までにかかる時間は2時間。充電速度は普通と言ったところですね。

SuperEQ Q2 Proのバッテリー性能

ノイキャンの性能は良い感じ!ノイズカット強め

SuperEQ Q2 Proのノイズキャンセリングは、イヤホンの内側と外側に搭載されているマイクによるハイブリッド方式。最大35dbのノイズをカットしてくれるようです。

ただ個人的に○○dB低減!のような「ウリ文句」を全く信用していないので、ノイキャンの効果は使ってみなければ分からないものだと思っています。

SuperEQ Q2 Proのノイキャン性能

 

実際に使ってみても外部の騒音をかき消す効果はそこそこ高いと感じられました。

低価格帯のノイズキャンセリング機能は効いてるかどうか分からないものが多いのですが、Q2 Proは違います。

カットしてくれる雑音はエアコン・換気扇の音、車の走行音等の低音域が中心ですが、効果は中音域・高音域にも及び、例えばキーボードを叩く音なんかも少し和らぎます。

WF-1000XM4のノイズキャンセリングが作り出す無音の世界には及ばないものの、5,000円台で購入できるワイヤレスイヤホンとは思えないほどの効果です。

ただ残念なのがホワイトノイズ。

ノイズキャンセリングを有効にするとサーーーというノイズが常に鳴っているのが気になってしまいました。このため、耳栓代わりにQ2 Proを使うのはちょっと厳しいと思います。

それにしても効果は十分。Q2 Proのノイキャン性能は価格以上のものとなっております。

なお、イヤホンから音が流れている状態であれば殆どホワイトノイズは感じられないのでご安心ください。

外部音取り込みモードの効果はイマイチ

SuperEQ Q2 Proには外部音取り込みモードも搭載されています。

効果はまずまずといったところ。

ノーマルモード(ただイヤホンを装着しているだけの状態)に比べると車内アナウンスなどの人の声が聞き取りやすくはなりますが、それほど大きな違いを感じることはできませんでした。

AirPods Proのようなイヤホンをしていないような感覚には程遠く、自分の声もこもってしまいます。

ただ、ワークアウト中には外部音取り込みモードを有効にするのがおすすめです。

特に夜間のウォーキングやランニングでは周囲の音が聞こえづらいと危険なので、効果が低いとは言っても、自転車や車の走行音が聞こえやすいに越したことはありませんからね。

装着感は良いけど少々窮屈かも

イヤホンの装着感は耳の形に左右されるので評価が難しい部分ですが、僕の耳にはめちゃくちゃ合っていました。本体がそれなりに大きいので少々窮屈に感じる人がいるかもしれません。

見た目的に大きい!と感じることはないと思います。Sロゴとメタリックゴールドのリングにインパクトがありますね。個性的な人に向いているのかも。

SuperEQ Q2 Proの装着感

 

まっすぐ耳の穴に挿入して、少しひねってあげるとフィット感が増します。激しいワークアウト中に装着しても外れてしまうことはないでしょう。

SuperEQ Q2 Proの装着感

 

イヤーピースのフィット感が強ければ強いほど隙間を埋めてくれるので耳栓のように遮音性能が高くなります。このため、イヤホン自体のノイズキャンセリング効果(パッシブノイズキャンセリング)により周囲の騒音が聞こえにくくなるわけです。

ノイキャンの効果をできるだけ高めたいのであれば、付属している全てのサイズのイヤーピースを試してみましょう。

なお、遮音性が高いとカナル型イヤホン特有の「閉塞感」が強くなります。苦手な人もいると思いますので、ご注意ください。

探してタップ!簡単ペアリング

ワイヤレスイヤホンはスマホなどどBluetoothペアリングをして利用しますがペアリングがややこしいと使う気が起きなくなります。簡単に切断されてしまったり。

Q2 Proは簡単にペアリングできるのでご安心ください。

箱から取り出して上蓋を開けるとペアリングモードに突入。イヤホンのLEDインジケーターが白と青とに点滅します。

SuperEQ Q2 Proのペアリング

 

あとは接続デバイスのBluetooth設定で「SuperEQ Q2 Pro」を探してタップするだけ。

SuperEQ Q2 Proのペアリング

 

初回ペアリング時にイヤホンのフィルムを剥がし忘れないように注意してくださいね。このままだとペアリングはおろか充電もできませんからね(笑)

SuperEQ Q2 Proのペアリング

 

なお、複数のデバイスとペアリングすることも可能ですが、マルチポイントには非対応でした。他のデバイスとペアリングしたい場合には、現在接続中のデバイスと接続を解除する必要があるのでご注意ください。

2台目以降のデバイスとペアリングしたい場合は、イヤホンのタッチセンサーを6秒間長押しするとペアリングモードになります。

イヤホンでタッチ操作可能!音量調節はできず・・・。

SuperEQ Q2 Proは、イヤホンの「Sロゴ」をタッチすることで音楽再生アプリや通話をコントロールできます。

SuperEQ Q2 Proのデザイン

 

具体的な操作方法は以下のとおりです。残念ながら音量調整はできませんでした。

タッチ感度は良いのですが、誤って触れてしまって曲が止まってしまうこともありました。個人的に1回タップに機能を割り付けるのはやめて欲しいと思っています・・・。

左右どちらか1回タップ再生/一時停止
着信応答/通話終了
右2回タップ曲送り
左2回タップ曲戻し
左右どちらか3回タップ音声アシスタント起動

 

アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えは、左右いずれかのイヤホンを長押し。

イヤホンの電源が入った時は必ず「オフ(ノーマルモード)」になっています。

長押しで「外部音取り込み」、さらに長押しで「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」へ切り替えが可能です。

ノーマル
(長押し)
外部音取り込み
(長押し)
ノイキャン
(長押し)
ノーマル

通話品質は良くはない

SuperEQ Q2 Proの通話音質

 

LINEの通話機能でSupeEQ Q2 Proの通話品質をチェックしてみましたが、会話をするのに特に問題はありませんが、音質はイマイチといった感じでした。

相手の声は普通に聞こえるのですが、こちらの話している声がこもって小さく聞こえてしまうようです。

ちなみにマイクは左イヤホンのこの部分に搭載されているようでした。

SuperEQ Q2 Proの通話音質

普段使いでこのくらい使えれば個人的に不満はありませんが、クリアで高い通話音質を求めているのならQ2 Proは向いていないかもしれませんね。

遅延は動画視聴なら気にならない

SuperEQ Q2 Proの遅延

 

Bluetoothで音声データを伝送する使用上、ワイヤレスイヤホンに遅延はつきもの。Q2 Proは低遅延コーデックに対応していないので、どうしても遅延は発生してしまいます。

ただ、動画視聴やライトなゲームくらいであれば気にならないレベルの遅延。

音ゲーのようにシビアな場合には使えませんが、普段使いで困るシチュエーションは殆どないでしょう。

SuperEQ Q2 Proのスペック

SuperEQ Q2 Proの外箱
再生時間ANCオフ:最大11時間
ANCオン:最大8時間

ケースと併用:最大40時間
充電時間充電ケース:2時間
バッテリー容量充電ケース:370mAh
充電端子USB-C
ワイヤレス充電非対応
重さ総重量:約48g
イヤホン:約5.6g
BluetoothVer5.2
通信距離10m
防水規格なし
チップ(SoC)不明
BluetoothプロファイルA2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデックAAC,SBC
ドライバーサイズ12mm
周波数応答不明
インピーダンス不明

まとめ:SuperEQ Q2 Proのメリット・デメリット・評価

SuperEQ Q2 Proをレビューしました。

最後に本記事のおさらい。評価・メリット・デメリットは以下のとおりです。

SuperEQ Q2 Pro

(3.5点/5点満点)
メリットデメリット
  • 5,000円台で高コスパ
  • 低音重視の音質(好み)
  • ノイキャンの性能が高い
  • バッテリーのもちが良い
  • ポップなデザイン
  • 通話品質がイマイチ
  • ワイヤレス充電なし
  • 装着検知なし
  • 防水性能なし
  • イコライザーなし

 

5,000円台と手の届きやすい価格ながらも音質・ノイキャン・バッテリーと基本的な機能がそれぞれ優秀な点がポイントです。

ワイヤレス充電や防水性能などの付加価値的な機能がさらに多ければ、コスパ最強になっていたと思います。

ただこれらの機能は必要ない!っていう人にとってはおすすめできる完全ワイヤレスイヤホンです。初めてノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンを使う人にピッタリ。性能が優秀ですからね。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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