評価:(4点/5点満点)
お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
QCY T13 ANC(HT06)をご提供いただきました。
4,650円の格安ワイヤレスイヤホンながら、欲しい機能をしっかり搭載したコスパモデル。
- アクティブノイズキャンセリング
- 外部音取り込み
- コンパニオンアプリ
- イコライザー
- 低遅延(ゲーム)モード
- IPX5防水
しかもQCYは頻繁に割引クーポンを発行しているので3,000円台で購入できることも珍しくありません。
3,000円台のワイヤレスイヤホンなんて、お察し・・・って感じですが、果たして実力はどれほどのものなのか?
本記事でQCY T13 ANCを実機レビューしていきます。
メリット | デメリット |
・割引時3,000円台! ・低音強めの音質 ・ノイキャンあり ・外音取り込みあり ・通話ノイキャン良い感じ ・長持ちバッテリー ・コンパニオンアプリあり ・イコライザーあり ・タッチカスタマイズ可能 ・低遅延モードあり | ・性能は価格なり ・着脱検知なし ・ワイヤレス充電なし ・マルチポイント非対応 |
Amazonで使えるクーポンコードを発行して頂きました。
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4,650円 → 3,022円
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QCY T13 ANCのデザイン・サイズ感・付属品
QCY ArcBudsは中国メーカーQCY製の完全ワイヤレスイヤホンです。
QCYを聞いたことがない人もいるかもしれませんが、2020年にワイヤレスイヤホンのシェアが世界4位に輝くほどの人気メーカーです。
購入しやすい価格で満足度の高い製品に定評があります。
まずはQCY T13 ANCの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
QCY T13 ANCは黒白2色のカラーバリエーションがあります。
今回ご提供頂いたのは黒です。
光沢が抑えられたマットな色合いで指紋が目立たないのが良いですね。
上蓋にQCYのロゴがプリントされておりました。
本体正面にはLEDインジケーターがあり、ケースのバッテリー残量を教えてくれます。
とは言ってもかなりザックリした内容。1つしかないので仕方ないですね。
- バッテリー20%以上:白点灯
- バッテリー20%未満:赤点灯
充電中も赤く点灯します。
右側面にUSB Type-Cポートを搭載。
底面には各種認証マーク等がプリントされております。
ただ、どこを探しても技適マークは本体にプリントされていないので、気になる方はご注意ください。
提供品はサンプルなので実際に販売されている商品には技適マークがあるかもしれません。ちなみに技適を取得していることは間違いなく、総務省のHPでも確認できました。(番号:216-230038/216-230039)
イヤホンはケースに寝かせて収納するタイプ。
ケース中央にペアリング・リセット用の物理ボタンが1つあります。
イヤホンはケースにマグネットで固定されているので、カバンの中で蓋が開いてしまっても、逆さまにしても落ちることはないでしょう。
イヤホンの形状は足のように伸びたスティックがあるタイプ。
イヤホンもケース同様にマットな樹脂製ですが、ステックの縁だけアクセント的に光沢のある素材になっていました。繋ぎ目なのかな?
スティックの上部にLEDインジケーターが搭載されており、充電中やペアリング時に点灯します。
サイズ感
充電ケースのサイズは55×55×29mmとコンパクト。
他のワイヤレスイヤホンと比較しても小さい方なので持ち歩きにも便利。
少し厚みがあるのでポケットは多少モッコリするかもしれません。
重さはイヤホンを含めて45gと超軽量。
個人的にかなり好きなサイズ感。正方形っぽいところも可愛くて良い!
イヤホンのサイズは21.9×24.0×32.6mm。
スティックタイプとしては標準的なサイズ感ですね。AirPods Pro(第2世代)のイヤホンと同じくらい。
重さは4gと他のワイヤレスイヤホンに比べて軽めです。
これならワークアウト中に使っても邪魔になることはないでしょう。
イヤホンが5g切ってると、おお軽い!って感じますね。
付属品
QCY T13 ANCの付属品は以下のとおり。
- マニュアル
- イヤーピース
- 充電ケーブル
マニュアルは中国語と英語のみで日本語ページはなし。
Amazonの商品ページから日本語版のマニュアルをダウンロードできるので、購入したら忘れずに保存しておきましょう。
Amazon>>QCY T13 ANC
イヤーピースは最初から装着されているものを含めて4サイズ。
音質やアクティブノイズキャンセリングの効果はフィット感が重要なので、めんどくさくても全サイズ試しましょう。
イヤーピースの交換は引き抜くだけなので誰でも簡単にできます。
イヤーピースはペラペラでちょっと安っぽい感じがするので、好みのものに交換しても良いかもしれません。
ステム(ノズル)の形状は楕円形なので他社製のイヤーピースに交換する場合は適合するか確認しておきましょう。
充電ケーブルはUSB Type-A/Type-Cのものでした。長さは短め。
特別な充電規格を使用しているわけではないので手持ちのケーブルを使っても問題ないでしょう。
QCY T13 ANCの音質をレビュー
ここからはQCY T13 ANCの音質を紹介していきます。
ワイヤレスイヤホンを使用する上で最も重要なのは当然音質。
いくら優れた機能が搭載されていたとしても音質が悪ければ本末転倒です。
なお音質は簡単に数値化できる性能ではないので、あくまで僕自身の感覚・感想です。
また、接続するデバイスによっても音質は変わります。
特にAndroidスマホには「Dolby Atmos」や「Dirac」のような音響技術が標準搭載されているものも多く、常にイコライザーが働いているような状態なのでご注意ください。
ドンシャリだけど価格以上の音質
QCY T13 ANCはいわゆるドンシャリ系でした。
曲を流した瞬間に低音域の力強さを感じるチューニング。
かなり量感のあるダイナミックな低音を楽しめました。好き!
かと言って「こもり」はなくクリアなサウンドで、楽曲のメインとなるボーカルやギター・ピアノの音もはっきり届きます。
高音域も伸びやかで綺麗ですが、やはり音色によっては「シャリつき」や「刺さり」が気になることもありました。
特にバックで流れていることの多い、乾いたキンキン・カンカン鳴る音やハイハットクローズなんかは耳障りに感じることが多かったです。
音圧が低めなのか、音量は全体的に小さめ。普段使っているイヤホンよりもボリュームを上げて使うことになるので注意が必要です。
音場は狭めなものの定位感に問題は良く、音の鳴る位置の判別に問題はありません。
ドンシャリと聞くと良いイメージがないかもしれませんが、実質とは言え3,000円台で購入できるイヤホンの音質は遥かに超えていると感じました。
ローエンドモデルでも満足度の高いサウンドを提供していくれるQCYのコスパの高さが光ります。
WF-1000XM4と音質を比較
僕が持っているワイヤレスイヤホンの中では最高音質(だと思っている&自分の好み)のSONY WF-1000XM4と聴き比べもしてみました。
さすがは高級ワイヤレスイヤホン。
WF-1000XM4の方が解像度が高く音の輪郭がクリアです。
また1つ1つの音色に艶があり、同じ曲を聞き比べるとQCY T13 ANCの音にザラつきがあることに気付きます。
高音の尖りもWF-1000XM4のほうが少ないので聞き疲れしにくいと思います。
音場はWF-1000XM4の方が広く、より臨場感のあるサウンドになっていました。
このため、音質に拘りがあって細かな音色を隅々まで楽しみたい人にQCY T13 ANCはおすすめできません。
ただ、何度でも言いますが、QCY T13 ANCは実質3,000円台で購入できるワイヤレスイヤホンの音質を十分超えていると思います。
価格とのバランスを考慮すれば、QCY T13 ANCの音質が悪い・イマイチと評価する人はいないはずです。
通勤・通学などの普段使いはもちろん、ワークアウト中などでも活躍してくれるでしょう。
イコライザーで自分好みの音質にできる
QCY T13 ANCのコンパニオンアプリにはイコライザーが搭載されているので、音質調整が可能です。
予め用意されている6種類のプリセットのほか、自分好みでカスタマイズさせることもできます。
僕は細かい調整が苦手なので、どんなイヤホンでもデフォルトかプリセットの低音ブーストを使っていますが、QCY T13 ANCは元々低音域が強いので「ベース」や「ロック」を選択すると音がこもってしまいます。
このため、個人的には「デフォルト」が最もおすすめです。
QCY T13 ANCのノイキャン(ANC)性能をレビュー
続いて、もはやワイヤレスイヤホンの必須機能になっているアクティブノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能をチェックしていきます。
実質3,000円台で購入できる格安ワイヤレスイヤホンにもANCが搭載されているのはシンプルに嬉しいですよね。
ノイキャン性能は価格なり
QCY T13 ANのノイキャン効果はそこそこです。
カットしてくれる雑音は低音域中心で、ノイキャンを有効にすると分かりやすくエアコンや換気扇の音がスッと消えて静かになることを実感できます。
ちなみにこれまで使ってきたワイヤレスイヤホンの中でノイキャン性能が最強なのは「WF-1000XM4」「AirPods Pro(第2世代)」。
この2つと比較してノイキャン効果を数値で表すとしたらこんな感じでした。
低音域 | 中音域 | 高音域 | |
QCY T13 ANC | 7 | 6 | 6 |
AirPods Pro(第2世代) | 10 | 8 | 7 |
WF-1000XM4 | 9 | 8.5 | 8 |
さすがに他の2つの作り出す静寂空間とは比較になりませんが、電車の走行音が大きすぎて音楽が聞こえにくい!といった状況を軽減してくれる効果はあります。
さすがに地下鉄のような騒音には敵いませんでしたが・・・。
QCY T13 ANCのノイキャン性能に過度の期待は禁物。
価格相応と思っておいてください。
外音取り込み機能はイマイチ
QCY T13 ANCには外音取り込み機能(透過/トランスペアレンシー)も搭載されています。
イヤホンを使いながらでも周囲の音が聞こえやすくなるので、レジでの会計時などに重宝する機能です。
QCY T13 ANCの集音効果はそこそこ。
確かに周囲の音は聞こえやすくなるものの、開放感を得られるほどではなく、マイクで音を拾ってるなーと感じて不自然でした。
また、自分の声もこもり気味なので、僕にはイヤホンを装着したまま会話をするのが難しかったです。
自分の声が大きくなってしまいますからね・・・。
ちなみにこれまでレビューした中で最強の外部音取り込みはAirPods Pro(第2世代)。
イヤホン落とした!?と思えるくらいに透過性が高いです。
風切り音を感じにくい
QCY T13 ANCはノイキャン・外音取り込みを有効にしている時の風切り音を感じにくいです。
イヤホンによっては少しの風や、ただ歩いてるだけでもボボボって鳴ってしまうものもありますが、QCY T13 ANCではそんなことはありませんでした。
もちろんめちゃくちゃ強風の時に使えばボボボボ鳴りますが、普段使いでストレスになることはないでしょう。
なお、ノイキャンも外音取り込みもコンパニオンアプリで強度の調節(0%〜100%)が可能。
使っていて風切り音が気になる場合には、少し弱くしてあげると落ち着きます。
ノイキャン使用時の圧迫感や閉塞感が気になる人にも嬉しい機能ですね。
格安イヤホンで強度調節できるものは見かけないので貴重だと思います。
通話時のノイキャン性能は良い感じ
ワイヤレスイヤホンを装着しながら音声通話をする人も多いと思います。
QCY T13 ANCを装着してLINEアプリで通話してみたところ、通話相手の音声は綺麗に聞こえ、ごく普通に使えちゃうレベル。
こちらの音声も問題なく聞こえていたようです。
また、QCY T13 ANCには通話時のノイズキャンセル機能があります。
この効果がそこそこ強いです。
スピーカーから雑踏音を大きなボリュームで流しながらマイクで収録してみました。
参考にこちらはAirPods Pro(第2世代)で録音した音声です。
この検証に限って言えば、QCY T13 ANCの方が雑音をかき消す性能が高く感じます。
ただマイクの音質はやっぱりAirPods Pro(第2世代)が優秀。非常に綺麗ですね。
QCY T13 ANCは声が少しこもって聞こえます。
仕事や学校のミーティングで使うには心もとないですが、外出先でちょっと音声通話するくらいであれば全く問題ないでしょう。
QCY T13 ANCのバッテリー性能をレビュー
続いてQCY T13 ANCのバッテリー性能をチェックしていきましょう。
最大7時間連続再生可能なバッテリーもち
QCY T13 ANCはイヤホン単体で最大7時間(ANC OFF)の連続再生、充電ケースとの併用で合計最大30時間使用可能とのこと。
24時間前後の連続使用が一般的なので少し長もちですね。
実際に音量を50%・ANCをONの状態にしてAmazon Musicを再生し続けたところ、5時間30分で左のイヤホンのバッテリーが切れました。
概ね公称通りと言っていいでしょう。
これなら長時間フライトなんかでも普通に使えちゃいそうなので十分ですね。
5分の充電で1時間使える延命機能
バッテリーもちが良い感じのQCY T13 ANCですが充電速度はそこそこ。
フル充電までにかかる時間は2時間とのことです。
ただ、5分の充電で1時間使える延命機能も搭載されています。
実際に試してみたところ、5分間の充電で60%まで回復。およそ45分でイヤホンのフル充電が完了しました。
あ!バッテリーがなくなった!
そんな時でも5分ガマンすれば使えるので通勤・通学には十分ですね。
ちなみにケース充電は1W程度の電力で、特に急速充電などには対応していないようです。
ケースのバッテリー残量が分かりにくい
イヤホンのバッテリー残量はコンパニオンアプリやスマホのポップアップで簡単に確認できるのですが、ケースのバッテリー残量はどこにも表示されません。
唯一の手がかりはケースのLEDインジケーターのみ。
さらに点灯・点滅のみでしか判別できないので、こまめな充電をおすすめします。
1日2時間使う人なら週に1回くらいが丁度いいかもしれませんね。
なお、残念ながらワイヤレス充電には非対応です。
QCY T13 ANCを実機レビュー
ここからは音質・ノイキャン・バッテリー以外の部分でQCY T13 ANCを実際に使ってみた様子をレビューしていきます。
ペアリングは探してタップするだけ
QCY T13 ANCのペアリングは簡単です。
充電ケースの蓋を開けてイヤホンを取り出すとペアリングモードに。
あとは接続したいスマホやタブレット等のBluetooth設定で「QCY-T13 ANC」を見つけてタップすればペアリング完了です。
しばらく使ってみた感じでは、接続が不安定になるシーンはありませんでした。
一瞬プツッとスマホとの接続が切れてしまうこともありますが、どのワイヤレスイヤホンを使っていてもそういうことはあるので気になりません。
マルチポイント接続は非対応
QCY T13 ANCはマルチポイント接続には非対応ですが、複数のデバイスとのマルチペアリングには対応しています。
新しいデバイスとの接続には、一旦現在接続中との接続を解除。
すると自動的にペアリングモードに入ります。
「登録解除・削除」ではありませんよ?「接続解除」です。
デバイスの切り替えは都度操作が必要。
- Aデバイスとの接続を解除
- ペアリングモードへ
- Bデバイスとペアリング
ワイヤレスイヤホンによっては切断する必要がないものもありますが、QCY T13 ANCは非対応でした。
片耳使用も簡単にできる
QCY T13 ANCは片耳使用も簡単。使わないイヤホンをケースに収納するだけ。
ケースの蓋を閉める必要はありません。ケースに戻すだけで切断されますよ。
左でも右でも好きな方を簡単に使えちゃいます。
仕事・勉強・家事などをしながら音楽を聞くのに片耳利用は重宝。
ややこしい設定をしなくてもすぐに使えるので便利です。
各種設定はコンパニオンアプリで
QCY T13 ANCにはコンパニオンアプリ「QCY」があります。
QCY
Dongguan Hele Electronics Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
ちょっぴり日本語訳が怪しい部分があるものの、分からないことはないので問題なし。
音質・ノイキャンはもちろん、タッチ操作の調整等ができます。
左右イヤホンのサウンドバランスを調整できるのも珍しいですね。
左右で「聞こえ」違いがある人には重宝する機能です。
また、これはiPhoneでは使えない機能ですが、接続完了時に画面にポップアップを出すことも可能。AirPodsみたいで良いですよねこれ。
なお、以前はアプリ使用時にアカウント設定が必要でしたが、現在はゲストモード(観光モード)が用意されておりました。
いちいちメールアドレスの登録をしなくても使えちゃいます。
タッチ操作のカスタマイズができる
QCY T13 ANCはイヤホンをタッチしてスマホの音楽再生アプリ等の操作が可能。
タッチエリアは赤丸のあたりです。
デフォルトでの主な操作方法は以下のとおり。
左イヤホン | 右イヤホン | |
1回タッチ | 無効 | 無効 |
2回タッチ | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
3回タッチ | 音声アシスタント | 曲送り |
長押し | ゲームモード | ANC切り替え |
さらにコンパニオンアプリでのタッチアサイン(割り当て)のカスタマイズもできます。
長押し操作は変更できませんでした。
ただデフォルト操作では割り当てできていませんが、音量操作ができるのは嬉しいですね。
また、コンパニオンアプリでスリープモードを有効にすると、タッチ操作を無効にできる機能もあります。
低遅延モード(ゲームモード)搭載
Bluetoothで音声データを伝送する使用上、ワイヤレスイヤホンに遅延はつきもの。
特にQCY T13 ANCは低遅延コーデックに対応していないので、どうしても遅延は発生してしまいます。
ただ、普通に使う分には遅延は実感することがないと思うのでご安心ください。
例えば動画視聴をしていても、口の動きとセリフの音声とのリップシンクが気になることは殆どありませんでした。
とは言え残念ながらゲームはやっぱり厳しいです・・・。
例えば原神では、攻撃ボタンのタップから効果音がするまで、はっきり実感できるくらいのタイムラグが発生していました。
ただ、QCY T13 ANCにはゲームモード(低遅延モード)があります。
コンパニオンアプリか、左イヤホンの長押しで有効に。
分かりにくいですが「プッ」と2回鳴ると有効、3回鳴ると無効になっている状態です。
遅延を68msまで抑えてくれるとのこと。
ゲームモードを有効にすると、確かに原神で感じたタイムラグが殆ど感じられなくなりました。
もちろん、トップランカーやゲームガチ勢の人には到底おすすめできませんが、僕のように軽くゲームするくらいであれば、全然使えちゃうと思います。
装着感は良好
耳の形によって装着感は様々ですが、僕の耳には合っているようで、しっかりフィットしてくれました。
激しく頭を動かしても外れてしまうことはありません。
こう見ると、めちゃくちゃ収まりが良いですね?自分で見て笑っちゃいました笑
スティックの飛び出しも控えめですし、良い感じじゃないでしょうか?
耳に挿入した後に、フィットする場所まで回してあげるのがポイントです。
ただ逆に言うとカナル型特有の圧迫感を感じる人もいると思うので、窮屈な感じ・閉塞感が苦手な人はイヤーピースを交換するなどして調整したほうが良いでしょう。
そうではなくても、音質やノイキャン性能に影響が出る部分なので必ず付属のイヤーチップを全て試して、自分に合ったものを見つけてください。
防水性能は雨と汗を防ぐ程度
QCY T13 ANCが対応している防水性能はIPX5等級。
保護等級 | 保護内容 |
IPX5(防噴流) | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
ワークアウト中の汗や、小雨がかかる程度であれば壊れることなく利用できますが、それほど強力ではありません。
プールで使うのはもちろん、お風呂・シャワー等での利用は避けましょう。
ちなみに防水性能があるのはイヤホンだけのようです。
またワイヤレスイヤホンでよくあるのはポケットに入れたまま洗濯してしまうことですが、これは完全にアウト。
誤って水の中に落としてしまうと壊れる可能性が極めて高いのでご注意ください。
水に濡れた場合は、よく乾燥させてから充電するようにしましょう。水分がある状態での通電は非常に危険です。
QCY T13 ANCのスペック
QCY T13 ANCのスペックは以下のとおりです。
サイズ | 充電ケース 55×55×29mm イヤホン 21.9×24.0×32.6mm |
重さ | 総重量 : 36g イヤホン(片方): 3.9g |
再生/使用時間 | (ANC OFF) 最大7時間 ケースと併用:30時間 |
アクティブノイズキャンセリング | あり |
外音取り込みモード | あり |
コンパニオンアプリ | あり |
イコライザー | あり |
空間オーディオ | なし |
低遅延モード | あり |
マルチポイント接続 | なし |
充電時間 | フル充電:2時間 5分の充電で1時間使用可能 |
バッテリー容量 | イヤホン:45mAh ケース:380mAh |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
Bluetooth | Ver5.3 |
通信距離 | 10m |
防水規格 | イヤホン:IPX5 |
チップ(SoC) | 不明 |
Bluetoothプロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
対応コーデック | SBC,AAC |
ドライバーサイズ | 10mm |
ドライバー感度 | 不明 |
周波数応答 | 20Hz-20KHz |
インピーダンス | 不明 |
まとめ:QCY T13 ANCのメリット・デメリット・評価
QCY T13 ANCを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価を紹介いたします。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
・割引時3,000円台! ・低音強めの音質 ・ノイキャンあり ・外音取り込みあり ・通話ノイキャン良い感じ ・長持ちバッテリー ・コンパニオンアプリあり ・イコライザーあり ・タッチカスタマイズ可能 ・低遅延モードあり | ・性能は価格なり ・着脱検知なし ・ワイヤレス充電なし ・マルチポイント非対応 |
評価
(4点/5点満点)
通常価格4,650円、割引時なら3,000円台で購入できる廉価モデルながらも人気機能がしっかり搭載されているのが嬉しいポイントでした。
- ノイキャン
- 外音取り込み
- イコライザー
- タッチカスタマイズ
- 低遅延モード
ここまで揃っているローエンドモデルは貴重だと思います。
もちろん音質・ノイキャンの性能はハイエンドモデルには遠く及びませんが、デイリーユースなら十分に使えるでしょう。
なお、もう少し予算を出せるならQCY HT05も購入候補にチェックしてください。
同じスティックタイプで音質・ノイキャン性能はQCY T13 ANCよりも優秀ですよ。