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【Xiaomi 165W Power Bank 10000mAhレビュー】意外とコンパクト!神ジューデン対応のモバイルバッテリー!

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総合評価:(4.5点/5点満点)

お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を購入しました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)

2025年1月に発売されたXiaomi製の10,000mAhモバイルバッテリーです。

玉石混交なモバイルバッテリーですが、こいつの特徴は120W急速充電(神ジューデン)に対応しているところ。

まさにXiaomi製品ユーザーにぴったりの1台になっております。

本記事でXiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を実際に使ってみた様子をレビューするので購入の参考にしてください。

メリットデメリット
・神ジューデン対応
・合計165W出力
・2台同時充電可能
・本体充電も90W
・パススルー充電対応
・ケーブル内蔵
・廃棄しやすい

・サイズは大きくて重め
・ケーブルの収納がイマイチ
・安いわけではない
・付属品なし

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン・サイズをレビュー

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン・サイズ感

まずはXiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の外観・サイズをチェックしていきましょう。

ちなみにXiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)に付属品はありませんでした。

持ち運び用のポーチなんかが付いてたら嬉しかったんですけどね。贅沢か?笑

デザイン

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)にカラーバリエーションはなく、ライトグレーの1色展開。

高級感とまでは言えないものの、ひんやり冷たいメタリック素材。マットな色合いなので指紋が目立ちにくいのが良い感じですね。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

カラーディスプレイを搭載しており、物理ボタンを押すとバッテリー残量の確認が可能。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

この他、デバイスへの給電中には充電速度、本体充電中には残り時間が表示されました。

充電速度の表示は「mAh/min」。よくあるW(ワット)表示ではありません。

色分けされているのが地味に便利ですね。

側面には内蔵ケーブルとUSB Type-Cポートを搭載。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の内蔵ケーブル
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

いずれも入力・出力どちらにも対応しています。

内蔵ケーブルは側面に引っ掛けて収納するタイプ。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

このため、常にケーブルがビローンと出ている状態になります。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

邪魔か邪魔じゃないかと聞かれれば邪魔ですね笑

USB Type-Cポートだけではなく、ケーブル全体を収納できればもっと良かったんですけどねぇ・・・。残念。

底面には仕様や認証マークが印字されておりました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のデザイン

モバイルバッテリーの販売に必要なPSEマークは丸型。小米技術日本株式会社によって検査・検証が実施されたようです。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のPSEマーク

2019年2月1日からモバイルバッテリーの販売には、国の定める安全基準を満たしていることを示したPSEマークの表示が必須です。モバイルバッテリーの場合、丸型のPSEマークが適用され、「特定電気用品以外の電気用品」というカテゴリーに分類されます。PSEマークを取得するためには、メーカーや輸入業者が厳格な技術基準適合義務を果たし、自主検査を実施する必要があります。通常使用時の安全性だけでなく、落下時や異常高温などの誤使用時の安全性も含まれるので、多くの企業は、信頼できる第三者機関に試験を委託し、さらに独自の厳しい検査を行っている状況です。

サイズ

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の本体サイズは143×48×36mm。

実際にはケーブルが飛び出た部分があるので全長はもう少し大きくなりますが、それでも写真で見るよりもずっとコンパクトに感じました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のサイズ感

6.5インチクラスのスマホと同じくらいのサイズ感です。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のサイズ感

重さは実測で313g。10,000mAhモバイルバッテリーとしては軽くないですが、持ち歩きに困るほどではありません。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の重さ

人によってはデカくて重いと感じるかもしれませんが、サイズ以上に性能が凄いので、個人的には全く気になりませんでした。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を実機レビュー

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を実機レビュー

ここからはXiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を実際に使ってみた様子をレビューしていきます。

120W急速充電(神ジューデン)対応

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)最大のメリットはXiaomiの120W急速充電、いわゆる神ジューデンに対応しているところ。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は神ジューデン対応

対応のXiaomiデバイスを30分前後でフル充電可能になっております。

これまでは、せっかく神ジューデン対応スマホを持っていても、専用充電器でしか爆速充電できなかったと思います。

一般的なモバイルバッテリーだと20W前後にしかなりませんからね。

それがXiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)があれば、家でも外でも神ジューデンできちゃいます。

ちなみに120W急速充電に対応しているのは内蔵ケーブルでの給電のみ

USB Type-Cポートからの給電は最大45Wになります。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の45W急速充電

また、充電速度が最大120Wになるのは対応デバイスのみ。Xiaomi製のスマホやタブレットに限られます。

その他のデバイスでは、デバイスに対応した最大出力にしかなりませんのでご注意下さい。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の120W急速充電

参考にテスターで検出したPDOは以下の通り。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のPDO内蔵ケーブル
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のPDOUSB Type-Cポート
内蔵ケーブル5V⎓3A
9V⎓3A
15V⎓3A
20V⎓3.25A
5〜11V⎓6A
5〜20V⎓6A
USB Type-Cポート5V⎓3A
9V⎓3A
15V⎓3A
20V⎓2.25A
5〜11V⎓3A
5〜20V⎓2A

仕様通りの性能を確認。パワールールにも準拠しているようです。

またUSB Power Delivery 3.0のオプション「PPS(Programmable Power Supply)」にも対応していました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はPPS対応

USB Type-CのPPS(Programmable Power Supply)は、USB Power Delivery 3.0規格の一部として2017年に導入された充電技術です。従来のUSB PDよりも柔軟で効率的な充電を可能にします。主な特徴は、充電器と接続されたデバイスの間で10秒ごとにデータを交換し、デバイスの充電状態に基づいて電圧と電流を動的に調整できること。0.02Vと0.05Aという細かい単位で電圧と電流を変更できるため、デバイスに最適な充電条件を提供できます。従来のUSB PDが固定された電圧レベル(5V、9V、15V、20V)を使用するのに対し、PPSは3.3Vから21Vの範囲で電圧を細かく調整可能。これにより、充電効率が向上し、発熱が抑えられ、バッテリーの寿命を延ばす効果があります。

なお、残念ながら、USB Type-CポートからはUSB Power Delivery以外の急速充電規格も検出されてしまいました。

  • Quick Charge 2.0
  • Quick Charge 3.0
  • Quick Charge 4+
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の急速充電規格

厳密に言えばUSB-IFの仕様違反になり、eMaker搭載ケーブルが破損してしまう可能性が0ではないものの、実際に使ってみた範囲では実用上問題はなさそうです。

まぁ、気になる人は、購入しないほうがいいとは思います。

合計出力165Wのハイパワー

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は内蔵ケーブルによる給電が最大120W、USB Type-Cによる給電が最大45W。

2台のデバイスに同時に充電することも可能なので、合計最大165W出力のハイパワーになります。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は合計出力最大165W

複数のデバイスに同時給電すると、合計出力が落ちてしまうモバイルバッテリーも珍しくないんですが、Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はそれぞれの最大出力をキープできるのが嬉しいポイントです。

  • 5V⎓4A(20W)
  • 9V⎓6A(54W)
  • 12V⎓6A(72W)
  • 15V⎓6A(90W)
  • 20V⎓8.25A(160W)

僕の持ってるノートパソコンはUSB Type-Cポートからも給電可能なので、実際に試してみたところ、120W急速充電との同時充電もできちゃいました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)でノートパソコンを充電 Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)でノートパソコンを充電

ノートパソコンに給電するのは現実的ではないものの、例えばスマホ2台使いしている人や、スマホとタブレットを持ち歩いている人なんかにピッタリだと思います。

安全・安心を確保/家電量販店での回収もOK

もちろん、Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は、ただ高出力なだけでなく安全面も確保。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の安全面

温度制御モニターとコントローラーチップが、安全に使用できるように常時監視して調節しているとのことです。

  • 温度保護機能
  • 短絡保護
  • リセット保護機能
  • 入力過電圧保護機能
  • 入力過電流保護機能
  • 出力過電流保護機能
  • 出力過電圧保護機能
  • 過給電および過放電保護機能
  • 過電流短絡保護機能

また、Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を販売しているXiaomi Japan(小米技術日本株式会社)はJBRC会員企業です。

公式サイト>>『JBRC会員』企業リスト

このため、不要になった場合に家電量販店や自治体などでの回収対象になります。

モバイルバッテリー(リチウムイオンバッテリー)を購入する上で、安全に捨てることができるかどうかも極めて重要なポイント。絶対にゴミ捨て場に捨てたらダメですよ!

必要十分なバッテリー容量10,000mAh

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)の容量は10,000mAh

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のバッテリー容量は10,000mAhと普段使いに最適な容量。

スマホを1.5回、タブレットでも1回程度フル充電可能です。

  • Xiaomi 14:1.52回
  • Xiaomi 14 Ultra:1.45回
  • Xiaomi 14T Pro:1.3回
  • Xiaomi 14T:1.37回
  • iPhone 15 Pro:1.75回
  • iPhone 15:1.96回
  • Xiaomi Pad 6:0.85回
  • iPad Air 13インチ:0.63回
  • MacBook Pro 14インチ:0.45回

ノートパソコンを持ち歩いて外でバリバリ仕事をしている人には物足りないものの、そうじゃなければ10,000mAhが最適。

バッテリー容量と本体のサイズ感とのバランスに優れているので使いやすいと思います。

なお、Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は飛行機に持ち込んでもOK。

機内持ち込み可能なモバイルバッテリーは概ね160Wh以下と定められていることが多いようです。

ワット時定格量(Wh)の記載がないモバイルバッテリーが多く流通しております。
リチウムイオン電池が内蔵されたモバイルバッテリーは、ワット時定格量(Wh)が160Wh以下の場合には、機内持ち込みが可能です。

引用:ANA公式サイト

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は36Whなので国内線・国際線ともに持ち込んでも問題ありません。

ちびめがね
ちびめがね
念の為フライト前に確認をお忘れなく!

本体も最大90Wで急速充電できる

大容量モバイルバッテリーのデメリットは本体充電に時間がかかることなんですが、ご安心ください。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は本体も最大90W急速充電が可能です。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は本体の充電も90W

わずか15分で75%まで充電できる爆速っぷり。

外出前にバッテリー容量が少なくても、準備している間に充電できちゃいますね。

もちろん高出力の充電器が必要にはなりますが、入出力どちらも急速充電に対応しているのは優れたメリットです。

なおUSB Type-Cポートからの充電は最大45Wになります。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は本体の充電も90W

パススルー充電に対応

公式サイトの仕様などには記載されていませんでしたが、本体充電しながら他のデバイスに給電もできる「パススルー充電」にも対応していました。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はパスするー充電対応

ただし、パススルー充電中は、本体への充電速度が少し落ちるようです。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はパススルー充電対応通常充電
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はパススルー充電対応パススルー充電時(充電時間が長くなっている)

接続デバイスへの充電速度が変わらないのは優秀なポイント。

パススルー充電に対応していないモバイルバッテリーも多いので嬉しいメリットになります。

まとめ:Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のメリット・デメリット・評価

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)のメリット・デメリット・評価

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を実機レビューしました。

最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。

メリット・デメリット

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)を買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。

メリットデメリット
・神ジューデン対応
・合計165W出力
・2台同時充電可能
・本体充電も90W
・パススルー充電対応
・ケーブル内蔵
・廃棄しやすい

・サイズは大きくて重め
・ケーブルの収納がイマイチ
・安いわけではない
・付属品なし

評価

総合評価:(4.5点/5点満点)

10,000mAhモバイルバッテリーとしては、サイズが大きく、価格も特別安いわけではありません。

ただし!120W急速充電(神ジューデン)に対応しているのが超絶メリット。

2台同時充電しても充電速度が落ちずに165W出力できるハイパワーも優秀です。

さらにXiaomiがJBRC会員企業なので廃棄しやすいのも嬉しいポイント。

聞いたこともないメーカーのモバイルバッテリーを購入するより何倍も安心ですからね。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)は、Xiaomi 14T ProRedmi Note 13 Pro+ 5Gなどの神ジューデン対応スマホを使ってる人に特におすすめできる1台でした。

ちびめがね
ちびめがね
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!
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