評価:(5点/5点満点)
お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを購入しました。
2024年5月に発売されたXiaomi製ミドルレンジスマホ。
最小構成価格が59,800円(税込)と比較的お手頃なものの、機能が充実しまくってるコスパの高い1台です。
- 2億画素メインカメラ
- 6.67インチAMOLEDエッジディスプレイ
- 解像度1.5K/リフレッシュレート120Hz
- 120W急速充電(神ジューデン)
- ステレオスピーカー
- IP68防塵防水
- おサイフケータイ
果たして実力はどれほどのものなのか?
少し後にPOCO F6 Proも発売されたので気になっている人も多いはず。
本記事でRedmi Note 13 Pro+ 5Gを実際に使ってみた様子をメリット・デメリットを含めてレビューするので購入の参考にしてください。
メリット | デメリット |
・エッジディスプレイ ・高解像度AMOLED ・120Hz高駆動 ・2億画素カメラ ・強力ロスレスズーム ・120W神ジューデン ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ ・IP68防塵防水 ・付属品パーフェクト | ・重い ・動作性能はそこそこ ・超広角カメラは弱い ・無線充電なし ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし |
本記事は長文でボリューミーなので、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメリット・デメリットをサクッとチェックしたい人は、以下のダイジェスト版をご覧ください。
タップして読みたい場所へ
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gのデザイン・サイズ感・付属品
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイをレビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gのゲーム性能をレビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gの充電速度・バッテリー持ちをレビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラ性能をレビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gを実機レビュー
- Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペック・仕様
- まとめ:Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメリット・デメリット・評価
- Redmi Note 13 Pro+ 5GはIIJmioが最安値!
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのデザイン・サイズ感・付属品
まずはRedmi Note 13 Pro+ 5Gの外観・付属品をチェックしていきましょう。
デザイン
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカラーバリエーションは以下の3色。
- ミッドナイトブラック
- ムーンライトホワイト
- オーロラパープル
このうち僕が購入したのはオーロラパープルです。
まぁもう一目惚れですよね。買って正解めちゃくちゃ可愛いです!
製品画像よりも少し水色・灰色っぽい紫ではあるものの最高にキュート。
上部はタイル状に色が分かれているところもGOOD。他にはないデザインですよね。
男性はもちろんですが女性が使えばオシャレ感が際立つんじゃないでしょうか。
ほらほら良いでしょー?パステルカラーが可愛いでしょー?
背面パネルの素材は分かりませんが、マットな磨りガラスのような質感。
サラッサラの触り心地で、光沢が抑えられているので指紋が目立たないの嬉しいです。
カメラはメイン・超広角・マクロの3眼構成。FeliCaポートがすぐ横に見えてますね。
レンズの出っ張りは実測で3mmほど。他のスマホに比べて大きく飛び出ていました。
当然ながらデスクに置いて使うと激しくガタついてしまいます。
背面パネルはフレームに向かって緩やかに湾曲。手のひらに突き刺さらないので良いですね。優しい雰囲気。
フレームはメタリックなうっすい紫。アルミ製かな?
エッジが斜めにカットされているので光りに反射するとパイピングがあるように見えます。
ディスプレイを上にして右側面に音量ボタンと電源ボタン。縦並びなのでスクショが撮影しにくい配置ですね。
左側面には何もありません。
下部にはカードスロット・マイク・USB Type-Cポート・スピーカーを搭載。
カードスロットはnanoSIMカードを1枚装着できるタイプ。残念ながらmicroSDカードには非対応です。
この他eSIMにも対応しているので2回線同時待受が可能です。
上部にはIRブラスター・マイク・スピーカーがありました。
以前のXiaomiスマホにはMi Remoteアプリが最初からインストールされていましたが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは自分で入れる必要があるようです。
サイズ
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのサイズは161.4×74.2×8.9mm。
6.67インチのディスプレイを搭載していることもあって大きめです。
ただ後述するようにエッジディスプレイを採用しているおかげか、6.7インチクラスのスマホに比べると僅かに横幅が狭く、サイズの割にほっそりしていると感じました。僅かにね。
重さは実測で205g。まぁこのサイズなら一般的な重さと言ったところ。
欲を言えばもう少し軽ければ嬉しかったですね。
付属品
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの付属品は以下の通り。
- クイックスタートガイド
- SIMピン
- 保護ケース
- 保護フィルム
- 充電ケーブル
- 120W急速充電器
さすがXiaomi様。付属品パーフェクトでした!
もはや全て揃ってるスマホなんて超貴重になっちゃいましたからね。
保護ケースはグレーのソフトタイプ。
装着してみた様子はこんな感じです。
オーロラパープルは背面パネルが超可愛いので勿体ない気がしますね・・・。
透明の方が良かったのになーと思いつつも、大きく飛び出たカメラを保護してくれるので、とりあえず着けておいたほうが良いでしょう。
充電器は120W出力可能な超ハイパワータイプ。ちなみに同等の充電器が7,990円で販売されているので大盤振る舞いですね。嬉しい!
USBケーブルはType-C / Type-Aのものでした。6Aに対応している特殊なタイプなので、急速充電するには付属ケーブルが必要です。
ディスプレイ保護フィルムは最初から貼り付けられています。最近のスマホだとフィルムすら貼ってないこともありますからね?
僕は自分でフィルムを貼るのが苦手なので普通に嬉しいです。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイをレビュー
続いてRedmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイを見ていきましょう。
毎日何度も目にするディスプレイは、スマホの命と言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
ミドルレンジに珍しいエッジディスプレイ
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイは側面が湾曲しているエッジディスプレイ。
ハイエンドモデルに搭載されていることはありますが、ミドルレンジのスマホでは珍しいですね。
motorola edge 40なんかもエッジディスプレイを採用していました。
好みが分かれる形状なんですが、湾曲具合はキツくはないので見づらさを感じることはないと思います。
エッジディスプレイのメリットは側面ベゼル(縁)が狭くなるので表示領域が広くなること。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは上下ベゼルも細いので広々です。
殆どベゼルレスと言っても過言ではありませんね。素晴らしい!
一方で意図しないタッチが多くなってしまうのがデメリットなんですが、誤タッチ防止エリアを設定できるので調整しても良いでしょう。
また、ディスプレイ保護フィルムを貼るのが難しくなる点にも注意が必要です。
6.73インチ 有機ELディスプレイ
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイは6.67インチの有機EL(AMOLED)。
しかも一般的にスマホのディスプレイ解像度はFHD+(1080)のことが多いのですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはそれを超える2712×1220。
画素密度も446ppiなのでめちゃくちゃ綺麗です。
- 色深度:12bit
- コントラスト比:5,000,000:1
- 色域:DCI-P3 100%
- Dolby Vision対応
- HDR 10+
その他のスペックも十分でなので動画視聴が捗っちゃいますね。
有機ELパネル特有の鮮明でメリハリのある表示がたまりません。
多少暗くはなるものの視野角の広さも十分。ゴロ寝スマホにもばっちりです。
僕は初期設定のまま使ってますが、好みに合わせてカラーモード・色温度を変更することもできますよ。
なおガラスパネルには「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しているので耐久性にも優れています。
もはやRedmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイ品質はハイエンドモデル相当。
5万円台で購入できるスマホのディスプレイ性能は遥かに超えているので満足度が高いと思います。
ピーク輝度1,800nits
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのディスプレイ輝度は、ピーク時で1,800nitsと十分な明るさ。
屋外の直射日光下でも見にくさを感じることはありませんでした。
明るさが足りないと屋外の写真撮影が難しくなったりするんですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはそんなこともありませんでしたよ。
十分な明るさのRedmi Note 13 Pro+ 5Gですが、室内で使った時に他のスマホよりも暗く感じることがありました。
屋外で使う場合には感じなかったので不思議。明るさ自動調整がうまく働いてないのでしょうか?
ただ暗くて見えないと感じるほどではありませんし、他のスマホと比べることなんてないと思うので気にしなくても良いとは思います。
リフレッシュレート最大120Hzに対応
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの画面リフレッシュレートは最大120Hzと高駆動。
最大60Hz・120Hzの固定設定の他、アプリやシーンに合わせた自動調整も選択可能。
最大120Hzでも、ディスプレイに動きがない時は60Hzまで下げてくれます。
また常時表示ディスプレイ(AOD)利用時は30Hzまで落としてくれました。
ハイエンドモデルに搭載されている下限1Hzではないものの、バッテリー持ちとディスプレイのヌルヌル感を両立できます。
高リフレッシュレートを最も実感できるのは画面スクロール。
ヌルヌルと滑らかに動いてくれる感じが心地良く、一度使ったら60Hzには戻れませんね。
なお公式サイトのスペックによるとタッチサンプリングレートは瞬間的に最大2,160Hzとのこと。今まで聞いたことがないほどの反応良さ。
ゲームモードの時のみ有効になるようです。
実際に使っていてもタッチの反応が極端に悪い印象はありませんでした。
操作は両手持ちが基本
Redmi Note 13 Pro+ 5G は6.67インチの大画面ディスプレイなので基本的に両手操作。
片手で操作しようとしても指が届きません。
慣れれば文字入力(フリック入力)くらいなら片手でもいけるとは思いますが、落として綺麗なディスプレイに傷がついても悲しいので素直に両手操作しておきましょう。
それでもQWERTY入力は片手じゃ厳しいと思います。
両手操作はダルいかもしれませんが、大画面ディスプレイは動画視聴やゲームで活躍。
これぞ大画面ディスプレイの醍醐味とも言えるでしょう。最高ですよ。
インカメラはパンチホールタイプ
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのインカメラはディスプレイ上部中央に搭載。切り欠きを作らないパンチホールタイプです。
小さいので全画面表示でも邪魔に感じることはないと思いますが、横持ちでゲームをする時や動画視聴時に少し気になるかもしれません。
レンズ周りの縁がもう少し小さかったら完璧でしたね。
常時オンディスプレイ(AOD)は10秒間だけ
有機ELディスプレイの省電力性を活かしたAOD(Always On Display/常時表示ディスプレイ)にも対応。ロック画面で時計等を表示し続けることが可能です。
ただし!残念ながら表示されるのは画面ロック・画面タップから10秒のみ。
もはや「常時」ではないような・・・。
終日じゃなくても良いので、せめて時間指定ができたら良かったんですけどね。
これではAODを使うメリットが少ないので、使わずにバッテリー持ちを少しでも長くした方が良いかもしれません。
Widevine L1で動画視聴が快適
スマホのデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のスマホだとL3になっているものも多いですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gなら高画質での視聴が可能となります。
NetflixではFull HD再生可能。HDR 10・Dolby Visionにもしっかり対応していました。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライムビデオでも「HD 1080p」で視聴可能です。
YouTubeでは「2160p60 HDR」まで設定できます。
性能が足りないとYouTubeで4K動画を再生するとカクつきやコマ落ちが発生するのですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gではそんなことはありませんでしたよ。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの基本性能・動作性能をレビュー
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に必ずチェックしておきたいところですよね?
スマホの動作性能を司るのがSoC(CPU)。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gには「Dimensity 7200-Ultra」が搭載されております。
2023年9月に発表された台湾MediaTek製のチップセットで、4nmプロセスを採用した5G通信対応モデルです。
AnTuTuベンチマークスコア
スマホの基本性能を数値化できるのがベンチマークテスト。
スコアが高ければ高いほど動作性能が優秀と言えます。
最も有名なAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは728,819点、GPUスコアは180,542点。
旧世代のVer.9では総合スコアが609,683点、GPUスコアは197,608点でした。
2024年6月現在のAnTuTu最高スコアは200万点を超えている状況ですが、70万点を超えていれば、いわゆる普段使いに全く困らないスコアと言えます。
これまでに僕がレビューしてきた中では「Nothing Phone (2a)」などのスマホと同じくらいです。
- Redmi Note 13 Pro+ 5G:728,819
- Nothing Phone (2a):697,032
- motorola razr 40:693,890
- Libero Flip:654,005
ネットサーフィン、SNS、LINE・メール・動画視聴。どれもストレスを感じることなくサクサク動いてくれました。
リフレッシュレートが最大120Hzということもあって体感的にも超快適です。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますのでチェックしてくださいね。
AnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Pixel 8a/Nothing Phone (2a)と動作性能を比較
スコアだけ見てもイマイチよく分からないかもしれないので、Pixel 8a、Nothing Phone (2a)と動作性能をプチ比較してみました。
Pixel 8aは大人気のGoogle製ミドルレンジスマホ。上位モデルと同じSoCを搭載しておりAnTuTuベンチマークスコアは100万点を超えています。
そしてNothing Phone (2a)は4万円台ながらも普段使いに困らない性能を持ったコスパの高さが売りで、個人的に推しの1台です。
多くの人が閲覧するであろうYahoo!と楽天市場での表示速度をチェックしていきます。
3つの中ではPixel 8aが僅かに早く表示されており、Redmi Note 13 Pro+ 5GとNothing Phone (2a)はほぼ変わらない結果となりました。
とは言えAnTuTuスコアで30万点ほど開きがあったとしても、普段使いなら大差がないことが分かりますね。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを使っていてストレスを感じることはないと思います。
4種類のパフォーマンス設定
Redmi Note 13 Pro+ 5Gはバッテリー設定の中で、4種類の動作モードを選択可能です。
- パフォーマンスモード
- バランス
- バッテリーセーバー
- ウルトラバッテリーセーバー
このうち「パフォーマンス」を選択すると最高性能を引き出せるようなので、AnTuTuベンチマークでスコアの変化を検証してみました。
総合スコアで5万点ほどスコアがアップしていました。
GPUスコアは大きく変わらないので、普段使い的なサクサク感が向上するかもしれません。まぁ体感できるほどではないかもしれませんが・・・。
パフォーマンス優先にすれば当然バッテリーもちが悪くなってしまいますが、もう少し滑らかに動いて欲しい!と感じた場合にワンポイントとして使っても良いかもしれませんね。
AnTuTuストレージ速度テストのスコア
AnTuTuアプリでストレージ速度もテストしてみました。
読み込み・書き込みともに十分なスコアなんですが、ランダムアクセスの速度が出ていないのが少し気になりました。
実際に使っている上で不便を感じることはなかったんですけどね?
ストレージ容量は256GBと512GBの2種類ありますが、僕が購入したのは256GB。
システム領域に24GB使うので実際に保存可能なのは230GBほどになります。
200GB以上も使えるなら余裕はあるものの、重いゲームをプレイしている人は要注意。
原神なんてインストールすると25GB以上食われちゃいますよ。
残念ながらmicroSDカードは搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB Type-C用のカードリーダーもあるので、micuroSDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
特別な設定をすることなく、装着するだけですぐに認識してくれましたよ。
Amazon>>USB-Cカードリーダー
メモリ拡張機能がある
Redmi Note 13 Pro+ 5Gには使わないストレージの最大8GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されていました。
もちろん標準RAMと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリなんかと同じように極端に動作が速くなることはないと思います。
それでも、僅かでも快適に使えるのであれば有効にしない手はありません。
元々のRAMがフルに使われるような場合でも多少余裕ができるから安心ですからね。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのゲーム性能をレビュー
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な基本性能を持つRedmi Note 13 Pro+ 5Gはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
原神(60FPS/最高)の平均FPSは37.767
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにRedmi Note 13 Pro+ 5Gのデフォルトグラフィック設定は「低/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
平均FPSは37.767。
決して快適ではないものの想像より良いスコアになっていました。
これまでにレビューしてきたスマホと比較するとこのくらい。
- motorola edge 40:41.7FPS
- Nothing Phone (2a):38.3FPS
- Redmi Note 13 Pro+ 5G:37.7FPS
- Google Pixel Fold:37.5FPS
- OPPO Reno10 Pro 5G:37.4FPS
いわゆるミドルレンジスマホの中では良い感じの結果になっております。
なお、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはゲームターボモードを搭載。
さらに快適に遊べるのかなーと思っていたんですが、同じように15分間の検証では極端に良くなるということはありませんでした。
発熱が若干抑えられているような気がするので、より長い時間安定したプレイができるかもしれませんね。とは言え期待するほどではないのでご注意を。
ゲームターボではゲームごとにGPUや各種設定を行えるので、好みに合わせて調整してあげても良いでしょう。
原神(デフォルト設定)の平均FPSは29.651
続いてデフォルト設定「低/FPS30」で同じように15分ほどプレイした結果がこちら。
高負荷でもそこそこ遊べているので、デフォルト設定ならほぼ30FPS張り付き状態です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gで原神をプレイしたいならデフォルト設定、もしくは低+60FPSくらいが丁度良いと思います。
もちろん最高設定に比べると描写はかなり粗めにはなっちゃいますけどね。
ガチ勢・トップランカーには向いていませんが、エンジョイ勢なら十分遊べると思います。
また、例えば普段は別の端末でプレイしている人が、スキマ時間に樹脂消費とデイリークエストを消化するのにも使えるんじゃないでしょうか?
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、重いゲームを快適に遊べるほどのゲーム性能ではないものの、軽めなゲームであれば十分快適に遊べると思います。
発熱による性能低下は感じにくい
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が酷いこともありますが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはそこまで酷くありませんでした。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約42.5°。
それなりに暖かくなるものの、持っていられないほどではありません。
原神をプレイしていても時間の経過で極端にフレームレートが下がることはないですし、AnTuTuベンチマークを4回連続で回してもスコアは比較的安定しています。
ゲームや長時間のカメラ撮影、炎天下での使用など、よほど高い負荷がかかる状況は別にして、普段使いで発熱に悩まされることはないでしょう。
搭載された大型ベイパーチャンバーの効果かもしれませんね。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの充電速度・バッテリー持ちをレビュー
続いてRedmi Note 13 Pro+ 5Gの大きな特徴である充電速度・バッテリー性能を見ていきましょう。
120W急速充電対応(神ジューデン)
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは120W急速充電に対応。
しかも嬉しいことに専用充電器・充電ケーブルが付いてきます。
実際に計測したところ115W前後の表示になっていました。やばいっすね。
フル充電までの時間はわずか19分とのこと。実際にバッテリー残量3%からフル充電までの時間を計測してみると26分でした。
公称よりも少し長くなっちゃいましたが、この早さはヤバすぎます!
19分で80%までは充電できちゃってますからね。
寝落ちして充電を忘れてしまっても焦る必要はありません。
出かける準備をしている間に、充電は終わってますよ笑
なお、最大出力は「充電ブースト」を有効にする必要があるようです。
これまで神ジューデンはハイエンドモデルに搭載されてきましたが、ついにミドルレンジスマホでも使えるようになっちゃいました。
これはRedmi Note 13 Pro+ 5Gを購入する大きなメリットです。
PCMarkバッテリーテストのスコア
続いてバッテリー持ちの検証です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのバッテリーは5,000mAhとスペック的には十分な容量。
ただいくらバッテリー容量が多くても、すぐに充電切れになってしまったら意味がありません。
そこで、バッテリーは長持ちなのかPCMarkというベンチマークアプリでテストしました。
PC Markは実際にスマホを動作させて100%から20%までのバッテリー消耗時間を測定しているので、通常利用時におけるバッテリー持ちとして信頼できる結果だと思っています。
ディスプレイの明るさは50%固定、リフレッシュレートを変えてそれぞれ計測した結果が以下のとおり。
殆どの人はリフレッシュレート自動設定の「デフォルト」で使うと思いますが、その場合で12時間21分とまずまずのスコア。
長時間連続でゲームをするなら話は別ですが、ごく普通に使う分には外出先で充電を気にすることなく1日余裕で使える性能です。
もし1回の充電でなるべく長く使いたいのであればリフレッシュレートを60Hzに落としても良いでしょう。かなりバッテリー持ちが良くなります。
とは言え、Redmi Note 13 Pro+ 5Gには神ジューデンがありますからね。
バッテリーが少なくなってしまってもサクッとフル充電できるのがポイントです。
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
バッテリー消費時間を実機で計測
PCMarkのスコアを信用できない人もいると思うので、実際に使った場合のバッテリー消耗時間も紹介しておきます。
まず1時間Amazon Musicで音楽を聴いた結果、バッテリー消耗は3%。
1時間YouTubeで動画(1080P/60fps)を視聴した結果、バッテリー消耗7%。
原神をデフォルト画質で1時間プレイした結果、バッテリー消耗は16%でした。
24時間一切触らずに放置でバッテリー消耗は3%。
それぞれの結果をまとめると次のとおりになります。
使用時間 | バッテリー消耗 | 使用可能時間(想定) |
音楽再生 1時間 | 3% | 約33時間 |
動画再生 1時間 | 7% | 約14時間 |
原神 1時間 | 16% | 約6時間 |
24時間放置 | 3% | 約33日間 |
人気のGoogle Pixel 8aと比較すると以下のとおり。
使用時間 | Pixel 8a | 13 Pro+ |
音楽再生 1時間 | 2% | 3% |
動画再生 1時間 | 7% | 7% |
原神 1時間 | 15% | 16% |
24時間放置 | 8% | 3% |
殆ど変わらない結果ですが、アイドリング時のバッテリー消耗が抑えられているのが分かります。
頻繁にスマホを触らない人や、サブスマホとして使う人にピッタリかもしれませんね。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラ性能をレビュー
スマホを購入するうえで気になるのは動作性能・バッテリー性能、そしてカメラ性能ですよね?
ハイエンドモデルにもなると信じられないくらい雰囲気ある写真が誰でも簡単にワンタップで撮影できちゃいます。
果たしてRedmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラ性能はどれほどなのか。
2億画素のメインカメラの実力が気になるところですよね?
実際に撮影した作例を紹介するので参考にしてください。
カメラアプリ
カメラアプリは非常にシンプル。写真も動画もサッと取り出してすぐに撮影できます。
毎度おなじみXiaomiカメラ。
超広角カメラと2倍・4倍ズームはワンタップで切替可能で、ズームボタンを長押しするとその他の倍率に指定することができます。
自分好みに調整しながら撮影できるプロモードも搭載。
露出を調整してあげるだけでも雰囲気が変わりますよね。
なおスクショ音は設定から消すことができますが、シャッター音は消せませんでした。
ただし設定から地域を日本・韓国以外にするとシャッター音が消せるようです。
また、使っている人がどれだけいるのか分かりませんが、Xiaomiのスマホは撮影後の編集機能も充実しています。
例えばGoogle Pixelシリーズに搭載されている「消しゴムマジック」のような、不要な物を消してしまう機能や、空を加工して全く雰囲気の違う写真にすることもできちゃいますよ。
この他、フィルムフレームなんかもあって、フィルターと組み合わせるとオシャレな雰囲気に変えることもできちゃいます。
フレームがあるだけで不思議と雰囲気がある写真に。
お遊び機能ではあるのですがSNS等にアップしたら喜ばれそうです。
メインカメラの作例
まずはメインカメラでどんな写真が撮影できるのかチェックしていきましょう。
比較用に同じミドルレンジスマホGoogle Pixel 8aとNothing Phone (2a)で撮影した写真も併せて掲載しています。
特にPixel 8aはカメラ性能が高いので注目です。
日中の明るいシーンではどれも綺麗に撮影できていました。
ただ明るさ・色合いが三者三様でとても面白いですね。
あなたはどの写真が好みですか?
Pixel 8aは明暗にメリハリがあってコッテリした質感になっています。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは明るく鮮やかな雰囲気で「映え」が強く、SNSへの投稿に向いてそうです。
Nothing Phone (2a)は、とにかく明るく撮影する力が強く、気を付けないと白飛びしちゃいそうな危うさがあります。全体的に黄色みがかってるのも気になりました。
HDR性能を確かめるために逆光で撮影した写真がこちら。
Pixel 8aが1番バランスが良いですかね?
Redmi Note 13 Pro+ 5Gも場面によって明るさの具合が不安定であるもののまずまず。
Nothing Phone (2a)は空の色が灰色がかっているので少し注意が必要です。
最後に室内でメシウマ写真を。
僕の好みかもしれませんがPixel 8aの色合いがやっぱり良い感じに見えます。
他の2つも全く悪くないですが少し明るすぎるかな?と思いました。
ちなみに今回の検証では使っていませんが、Redmi Note 13 Pro+ 5GにはAI補正機能も搭載されています。
うーん・・・。使い所を間違えると現実離れした写真になっちゃうので要注意。
メインカメラ(夜景モード)
Redmi Note 13 Pro+ 5Gには低照度下でも綺麗に撮影できる夜景モードも搭載されています。
イメージセンサーの大きさの影響か、夜景モードにしなくても、それなりに撮影できちゃいました。
夜景モードにすれば暗い部分を明るく、明るくなりすぎる部分を抑えて、バランスの撮れた写真になっているのが分かります。
撮影完了までの時間も短く、搭載されたOIS(光学式手ぶれ補正)がブレを抑えてくれるので撮影しやすいですよ。
検証前はPixel 8aの圧勝だろうと予想していたのですが、そんなことありませんでした。
むしろ1番バランス良く撮影できているのはRedmi Note 13 Pro+ 5Gじゃないかと思います。
フレアが発生していないところにも注目。夜間撮影性能はかなり高いと言って良いでしょう。
明暗差の激しいシーンでHDR機能もチェック。
明るくしすぎているような気もしますがNothing Phone (2a)が頑張ってました。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gも良い感じ。Pixel 8aは今回の撮影ではイマイチな印象です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラは、昼でも夜でも手軽に綺麗な写真が撮影できるので優秀だと思います。
2億画素モードの作例
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラは、有効画素数が脅威の2億画素。
最大16,320×12,240になります。
もちろんスマホカメラは画素数が全てではないんですがインパクトが凄いですよね。
通常撮影では16の画素を束ねて1,250万画素にすることで感度を上げています。
画素数が多いほうが高精細に撮影できるような気がしますが、果たしてどれほど違うのでしょうか?
通常撮影と高解像度モードで撮り比べをした結果がこちら。
色合いは多少異なるもののパッと見はそこまで大きな違いを感じませんよね?
もちろんブログ掲載にリサイズしちゃってるっていうのもありますが、実際のデータを確認しても僕には大きな違いを感じることはできませんでした。
ただ高解像度での撮影はトリミングで活かされます。それぞれの写真で同じ部分をトリミングした結果がこちら。
中央部分をトリミングしてみたのですが、はっきりと違いが分かります。
ここまで拡大しても2億画素で撮影した写真は解像感が残っており、殆ど粗さを感じません。超すごくないですか!?
このため、200MPモードはとりあえず広い範囲を撮影して後から必要な部分だけを切り取る時や、大きな紙にプリントする時なんかに重宝します。
ただし写真1枚のファイルサイズが大きくなってしまうのでご注意ください。
- 通常撮影:7.18MB
- 200MP:71.20MB
およそ通常撮影の10倍になってしまいますよ。
なお200MPモードで撮影した写真はXiaomi ProCut機能で編集できます。
AIが写真の中から重要な部分を自動で切り取ってくれます。
複数のアスペクト比の写真が生成されるのはもちろん、例えば人物を中央にフォーカスしてくれたりするので便利です。
200MPモードで写真撮影した時には、ぜひ使ってみましょう。
最大10倍デジタルズームの作例
続いて僕がRedmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラを使っていて最も感動したポイント。望遠性能をチェックしていきます。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gには望遠カメラが搭載されていないので、デジタルズームで最大10倍まで引き伸ばしての撮影になります。
最大の10倍だとさすがに解像感がなくなってしまうんですが、他のミドルレンジスマホと比べると優秀なのが分かります。
Pixel 8aも良い感じなんですが、さらに引き伸ばした10倍であっても勝るとも劣らないのは凄いと思います。
殆どのスマホはNothing Phone (2a)ぐらいの質感になっちゃいますからね。ズーム性能の高さを感じてもらえるんじゃないでしょうか。
もちろん遠くの被写体に近づけるは良いんですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gの場合は近くの被写体にさらに寄ってダイナミックな撮影したい時なんかに使うと効果的です。
特に4倍ロスレスズームには感動しちゃいました。
質感の劣化を殆ど感じないですし、背景ボケも良い感じ。
ちょっとしたテレマクロのような使い方ができちゃいました。
おそらく2億画素で撮影した写真の中央部を切り抜いてるんじゃないかと思います。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの超高画素が十分に活かされた性能ですね。
超広角カメラの作例
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは800万画素の超広角カメラも搭載。
風景を撮影する時はもちろん、食卓全体を撮影する場合なんかにも重宝します。
メインカメラとの画角の違いはこんな感じ。
歪みは少なく撮影できていますが、色合いがメインカメラとは異なり落ち着いた感じになっていますね。
引き続き他のスマホとも比較してみましょう。
色味はメインカメラの特徴と似たような感じになっていますね。
ただやっぱりメインカメラに比べると解像感が乏しくなり、細かい表現がボヤーっとしてしまいます。
スマホやタブレットで撮影した写真を見る分には問題ないですが、テレビやモニター等に映すと粗さがバレちゃうと思います。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gはメインカメラとの質の違いが特に顕著。この点Nothing Phone (2a)は超広角カメラも5,000万画素のおかげか、よく撮れていると思いました。
超広角カメラの夜景モードはこんな感じ。
夜景モードはかなり厳しいですね笑
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの超広角カメラは日中の撮影ならそれなりに使えますが、夜間撮影には向いてないのでご注意ください。
マクロカメラの作例
登場する機会は多くないかもしれませんが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gには200万画素のマクロカメラも搭載されております。
被写体に4cmくらいまで寄ることができるので面白い写真が撮影可能に。
ただどうしても通常撮影に比べると質感が落ちてしまいます。
そんな時にも活躍してくれるのが4倍ロスレスズーム!
マクロカメラを使うよりも、メインカメラでズームしたほうが綺麗に撮影できますよ。
(だったらマクロカメラなんてなくても良かったのでは・・・なんちゃって笑)
ポートレートモードの作例
Redmi Note 13 Pro+ 5Gポートレートモードもあります。
深度計測用カメラは非搭載なのでソフトウェア処理になりますが、被写体との切り分けも上手です。
被写体以外をバツっと分かりやすくボケさせてくれますね。
撮影しながらボケ具合を調整することもできるのでお好みで。
人以外の被写体にもボケモード的に使うこともできました。
4倍ロスレスズームでも背景ボケが綺麗にできていたので、被写体やシーンに応じて使い分けても良いでしょう。4倍ズーム推し。
インカメラの作例
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのインカメラは1,600万画素。
僕の利用機会は息子と一緒に変顔を撮影するくらいなんですが、これくらい撮影できていれば十分でしょう。その場でパッと見て爆笑する程度ならOK!笑
もちろんインカメラでもポートレート撮影が可能です。
リアカメラと同じように被写体以外をガツンとボケさせてくれます。
動画撮影の作例
Redmi Note 13 Pro+ 5Gで動作撮影もしてみました。
- メインカメラ:1080p@60fps
- 超広角カメラ:1080p@30fps
比較用にGoogle Pixel 8a・Nothing Phone (2a)で撮影した動画も収録しています。
日中明るい場面であれば3つとも綺麗に撮影できていました。
どれも解像感不足なもののスマホやタブレットで見るくらいであれば問題ないでしょう。
テレビやパソコンのモニター等の大画面での視聴は厳しいと思います。
Redmi Note 13 Pro+とNothing Phone (2a)は明るく撮影しようとする傾向が強すぎるかもしれません。Pixel 8aが明暗のメリハリがあって綺麗です。
一方で夜間撮影はNothing Phone (2a)が強さを発揮していました。
逆に日中は最も綺麗に撮影できたPixel 8aがノイズが多くイマイチな印象。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gも頑張っていますが、超広角カメラでの撮影は暗すぎて残念な感じになっています。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの動画撮影性能は価格相応と言ったところです。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを実機レビュー
最後にRedmi Note 13 Pro+ 5Gの動作性能・バッテリー性能・カメラ性能以外のところを実機レビューしていきます。
Android 14ベースのHyperOS搭載
Redmi Note 13 Pro+ 5GにはAndroidベースのXiaomi製「Hyper OS」がプリインストールされていました。
従来のMIUIから進化したOSが購入時のまま使えるのは嬉しいポイント。
Xiaomi HyperOSは「Human x Car x Home」スマートエコシステム向けに設計された、IoT環境に一貫性をもたせ、すべてのエコシステムデバイスを単一の統合されたシステムフレームワークに統合するオペレーティングシステムです。最高のデバイス性能を実現し、一貫したユーザーエクスペリエンスとすべてのシャオミデバイス間でシームレスな接続を促進することを目指しています。
引用:プレスリリース
パフォーマンス・グラフィックUI・セキュリティなど幅広く強化されているようです。
1つだけHyperOSで不満があって、それは設定ボタンの位置。
Androidの場合、僕はクイック設定の下にある設定ボタンを使うことが多いのですが、Hyper OSになってから場所が変わってしまいました。
こんなこと気にしてるのは僕くらいかもしれませんが、同じように使っていた人はご注意くださいませ。
メーカーによって搭載されているOS・UIが異なり、特色・機能も様々。
僕はXiaomi製スマホを多くレビューしていることもあり、使い慣れているので安心感があります。
個人的になんのカスタムも施されていないピュアAndroidよりもMIUIやHyperOSの方が好みかもしれません。
起動中のアプリを一括終了するボタンの場所や、ネットワーク設定スイッチへのアクセスがしやすい等、ピュアAndroidにはないユーザーの使い勝手が良くなる工夫も嬉しいです。
メーカーによってOSは様々で、人によって使いやすい・使いにくいがあるとは思いますが、最終的には「慣れ」です。
どんなOSだって長く使っていけば自分が使いやすいようになっていくので神経質になることはありません。
デュアルアプリ・セカンドスペース対応
Xiaomiのスマホでおなじみのデュアルアプリとセカンドスペース機能。
日本国内で発売されるXioamiスマホでは削られてることもありますが、ご安心ください。Redmi Note 13 Pro+ 5Gにはしっかり搭載されておりますよ。
特に1つのアプリを複製することができるデュアルアプリが便利。例えばLINEを複製すれば、1台のスマホで仕事用とプライベート用のアカウントを使うこともできちゃいます。
Android標準の複数ユーザー機能を見つけることはできませんでしたが、2人までだったらセカンドスペースを活用できますね。
この他、ジェスチャーショートカット、画面分割、フローティングウィンドウなどの便利機能もしっかり標準搭載です。
背面タップでスクショ撮影は便利なので設定しておくと良いですよ。
おサイフケータイ・IP68防塵防水対応
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、おサイフケータイとIP68防塵防水に対応しています。
しっかり日本向けにローカライズしてくれているのが嬉しいポイントです。
FeliCaポートは背面パネル右上。フラッシュライトの下あたりにありました。
普段使っているSuica・iDなどなど、おサイフケータイ機能をそのまま利用可能です。
防塵防水等級は最高クラスのIP68。
継続的な水没にも耐えられるほど強力な防水性能になります。
なお、念のためにお知らせしておきますが、あくまでも防水性能です。
よく防水性能があるからお風呂でも使える!っていう記述を見かけますが、それは間違いなんですよ?
お風呂中に使っていて直ちに壊れることはないと思いますが、湯船に落としてしまったら最悪破損する可能性があるので注意しましょう。
また水がかかってしまった時は、しっかり乾かしてから充電しましょう。濡れた状態で通電させるのは非常に危険です。
*本デバイスは、IEC 60529:1989+A1:1999+A2:2013に基づく分類IP68保護等級により、特定の実験室条件が存在する場合に飛沫、水、ほこりに対する耐性があることが試験で確認されています。防水機能試験は、淡水の静水中で、深さ最大1.5m、最長30分間、水と製品との温度差5K以下での浸漬という条件で行われました。こうした防水機能は、実験室環境で試験された特定の条件でのみ成立し、一般消費者による通常の使用条件には対応していません。そのため、製品が試験条件を超えた環境にさらされた場合、保護等級は保証されません。ご自身では試さないことをお勧めします。ビーチやプールでの使用はお勧めできません。保護等級は、日常的な摩耗や損傷、物理的損傷や修理の際に必要な分解により低下する可能性があります。湿度の高い所では、製品の充電、物理的なボタンの操作、SIMトレイの取り外しを行わないでください。その他の安全に関する説明については、ユーザーマニュアルをご参照ください。本保証は、IP68試験条件を超える環境で発生する液体による損傷には適用されません。
*ご自身で防水試験を行わないことを推奨します。ビーチやプールでの使用はお勧めできません。保護等級は、日常的な摩耗や損傷、物理的損傷や修理の際に必要な分解により低下する可能性があります。引用:公式サイト
デュアルスピーカーでステレオサウンド
Redmi Note 13 Pro+ 5Gには上部・下部それぞれにスピーカーが搭載されているので、横持ちならステレオサウンドを楽しむことが可能です。
上部スピーカーは側面とフロント面から音が出てくるのに対し、下部スピーカーは側面からのみ。
構造的にアンバランスになるのかなーと思いきや、極端に定位感が悪いことはありませんでした。
肝心の音質は中高音域が中心のクリアサウンド。
個人的には低音がもっと効いて欲しかったものの、スマホで音楽を聞いたり、動画を見るくらいであれば十分でしょう。
ただDolby Atmosに対応しているので臨場感や音の広がりは優秀だと思います。
Dolby Atomos・Xiaomi サウンド、2種類のプリセットのほか、イコライザーも搭載されているので自分好みの音質に調整することも可能です。
ミドルレンジを超えるディスプレイ品質とステレオスピーカーを搭載したRedmi Note 13 Pro+ 5Gは、動画や音楽などのエンタメコンテンツをめちゃくちゃ楽しめますよ。
BluetoothコーデックはLDAC/LHDCに対応
Redmi Note 13 Pro+ 5Gにはイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンを接続して使う人も多いと思います。
その場合に気になるのがBluetoothコーデック。
実際にワイヤレスイヤホンを接続してみたところ、対応状況は以下の通りでした。
- SBC:○
- AAC:○
- aptX:○
- aptX HD:○
- aptX Adaptive:✕
- LDAC:○
- LHDC:○
残念ながらaptX Adaptiveには非対応でしたがLDAC・LHDCに対応。
LHDCにも対応しているスマホは少ないので貴重な存在です。
例えばNothing Ear(2)なんかも高音質で使えちゃいますね。
高音質コーデックに対応していることで無線でもハイレゾ相当の音質が楽しめます。
さらにSRCを回避しているようで、日本オーディオ協会基準の「96kHz/24bit」にも対応しているのは嬉しいポイントでした。
正直言ってAmazon Musicアプリの表示がどこまで正確なのかは分かりません。
なので疑わしい場合はストリーミング再生ではなく、曲をダウンロードした方が良いでしょう。
生体認証は指紋認証&顔認証
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの指紋認証センサーは画面内に搭載。
反応は良好で軽く触るだけでロック解除できました。
使う人は多くないかもしれませんが、指紋認証センサーを利用して心拍計測したり、推し続けることで特定のアプリを起動したりもできます。
QRコード決済アプリなんかを登録しておくと便利かもしれませんね。
顔認証は専用センサーまでは非搭載なのでインカメラを使った簡易的なもの。
ハイエンドモデルに比べると少々遅めですが、普通に使う分には問題ないでしょう。
顔認証後にホーム画面に留まるか、直接ロック解除するか、好みの方式を選択可能です。
やっぱり指紋認証・顔認証どちらも使えるのは、Androidスマホの良さですね。
未だマスクを装着する機会もあるので両方使えるのがベストです。
4キャリアに対応したBand構成
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、いわゆるSIMフリースマホ(公開市場モデル)なので、どのキャリアの回線が使えるのかは重要なポイント。
スペックを確認すると国内4キャリアのBandに対応していました。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 19(プラチナバンド)○ |
ソフトバンク回線(○) | Band 1 ○ Band 3 ○ Band 8(プラチナバンド)○ |
au回線(○) | Band 1 ○ Band 18(プラチナバンド)○ Band 26 ✕ |
楽天回線(○) | Band 3 ○ Band 18(パートナー回線)○ |
どの回線でも使うことができるのでMNPもしやすいですね。
楽天回線にももちろん対応。
楽天回線にももちろん対応。以下の記事で実際に楽天モバイルを使ってみた様子をレポートしているので参考に御覧ください。
こちらの記事ではRedmi Note 13 Pro+ 5Gがワイモバイルで使えるか検証しています。
また、少しずつ普及してきた5G通信(Sub-6)にも対応しています。
ただしドコモの「n79」には非対応なところは注意です。
主要Band一覧表 | |
ドコモ回線 | n 77 ○ n 78 ○ n 79 ✕ |
ソフトバンク回線 | n 77 ○ |
au回線 | n 77 ○ n 78 ○ |
楽天回線 | n 77 ○ |
5G回線に対応しているメリットは、長期利用を視野に入れている人に向いてるところ。
ライトユーザーは特にそうですよね?一度購入したら長く使う人が大半です。
今後さらに5G回線の技術が拡大した場合でもRedmi Note 13 Pro+ 5Gなら対応できちゃいます。
eSIMに対応している
Redmi Note 13 Pro+ 5GはeSIMにも対応しています。
eSIMに対応した通信キャリアも少しずつ増えてきました。
今はeSIMなんて使うことないって思っていても、そのうち必要になるかもしれないので対応している方が良いでしょう。
eSIMは慣れたら手続きがめちゃくちゃ楽なので、この機会にチャレンジしても良いかもしれません。
僕はいくつかeSIMを使ってきましたが、楽天モバイルのeSIMは手続きが分かりやすいので初心者におすすめです。
IIJmioのeSIMも手続きが早いので気に入っています。
なおRedmi Note 13 Pro+ 5Gは2回線同時待受にも対応していますが、組み合わせは物理SIM+eSIMの構成です。1枚しかSIMカードをそうちゃくできませんからね。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペック・仕様
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックは以下の通りです。
製品名 | Redmi Note 13 Pro+ 5G |
価格 | 8+256GB:59,800円 12+512GB:74,800円 |
カラー | ミッドナイトブラック ムーンライトホワイト オーロラパープル |
サイズ | 高さ:161.4mm 幅:74.2mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 約204.5g |
ディスプレイ | 約6.67インチ AMOLED 2,712×1,220 446ppi DCI-P3 100% 12-bit HDR10+ ピーク輝度 1,800nits |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
タッチサンプリングレート | 最大2,160Hz |
OS | Xiaomi HyperOS |
SoC | MediaTek Dimensity 7200-Ultra |
RAM | 8/12GB LPDDR5X |
ROM | 256/512GB UFS 3.1 |
リアカメラ | メイン:2億画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080p@60,30fps |
インカメラ | 1,600万画素 |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@60,30fps |
バッテリー | 5,000mAh |
充電速度 | 120W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G : n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G: LTE TDD: 38/40/41 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 850/900/1800/1900 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS A-GPS |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos |
イヤホンジャック | なし |
防塵防水 | IP68 |
NFC | あり |
おサイフケータイ | 対応 |
まとめ:Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメリット・デメリット・評価
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを実機レビューしました。
最後に本記事のおさらい。メリット・デメリット・評価をまとめて紹介いたします。
メリット・デメリット
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを買うべきメリット、購入前に確認しておきたい注意点は以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・エッジディスプレイ ・高解像度AMOLED ・120Hz高駆動 ・2億画素カメラ ・強力ロスレスズーム ・120W神ジューデン ・ステレオスピーカー ・おサイフケータイ ・IP68防塵防水 ・付属品パーフェクト | ・重い ・動作性能はそこそこ ・超広角カメラは弱い ・無線充電なし ・SDカード非対応 ・イヤホンジャックなし |
評価
総合評価:(5点/5点満点)
デザイン | ★★★★★ |
サイズ感 | ★★★★☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
動作性能 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
バッテリー性能 | ★★★★★ |
カメラ性能 | ★★★★☆ |
機能・付加価値 | ★★★★★ |
普段使いに困らないけど重いゲームを快適にプレイできるほどではない動作性能は典型的なミドルレンジ・中間グレード。
ただし、その他の機能の充実ぶりはハイエンドモデルに迫るものがありました。
- 美しいAMOLEDエッジディスプレイ
- 120W急速充電
- ステレオスピーカー
- おサイフケータイ
- IP68防塵防水
さらにメインカメラの性能も高く、昼でも夜でも綺麗に撮影可能。
2億画素を活かしたロスレスズームも楽しくて感動すら覚えます。
こんなスマホが5万円台から購入できるんだから間違いなく高コスパです。
ライバルはNothing Phone (2a)になると思いますが、あちらはデザインにクセがあるので好みが分かれるかもしれません。安くて良いスマホなのは間違いないんですけどね。
この点、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはシンプルなデザインをしているので誰でも違和感なく使えそうです。オーロラパープルは激推し!
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、ゲーマーさんには不向きですが、多くの人が満足できる1台だと思います。
【スマートフォン検証方法】
当ブログでレビューしている全てのスマートフォンは実際に私が使用しています。デザイン・ディスプレイ性能・動作性能・バッテリー性能・カメラ性能などを標準的なベンチマークアプリによるテストに加えて私の体験によって定量的・定性的に評価しています。また、一部のテストでは同程度の価格・性能のスマートフォンと比較することで評価をより明確にしています。私は全ての商品レビューを当ブログのレビューガイドラインに基づいて実施しています。
Redmi Note 13 Pro+ 5GはIIJmioが最安値!
Redmi Note 13 Pro+ 5Gはオープンマーケットモデル(SIMフリーモデル)なので格安SIMなどでも購入可能です。
IIJmioでの販売価格
現在Redmi Note 13 Pro+ 5Gを取り扱っている主な格安SIMと販売価格は以下のとおり。「最安価格」はMNPやオプション加入等の条件を適用した場合の価格になります。
格安SIM | 通常価格 | 最安価格 |
公式サイト | 59,800円 | 59,800円 |
IIjmio | 58,800円 | 39,800円 |
イオンモバイル | 59,800円 | 59,800円 |
他社からのMNPでの特別価格ではあるもののIIJmioなら3万円台で購入可能。
これはめちゃくちゃ安いです!
さらにIIJmioはキャンペーンを開催しており、今なら月額基本料と音声通話オプションの割引もあるので、超お得度が高いですよ。
IIJmio>>Redmi Note 13 Pro+ 5G
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは1ヶ月に使える高速データ通信量(ギガ)によって月額基本料が異なります。なお月額基本料は全て税込みです。
音声 | データ+SMS | データ | eSIM | |
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 | 3,840円 | 3,540円 |
使える回線はドコモとauの2種類(データ・eSIMはドコモのみ)。
2GB・5GBの低容量プランが安いところが特徴で、毎月ギガをそんなに使わないライトユーザーさんに優しい月額基本料に設定されております。
また、IIJmioは他社に先駆けてeSIMに対応しました。データ通信専用にはなりますが、サブ回線としてスマホに登録しておくのにピッタリです。
IIJmioの特徴
IIJmioの特徴は以下のとおりです。
- 3種類の通話定額オプション
- データ繰り越し・データシェアに対応
- 通信速度の切り替えができる
- 会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
1つずつ紹介していきます。
3種類の通話定額オプション
IIJmioの通話料は11円/30秒。専用アプリを使うことなく一般的な通話料の半額。
さらに音声通話をよく利用する人向けに3つの通話定額オプションが用意されているので安心です。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
通話定額5分+ | 500円 | 5分以内の国内通話無料 |
通話定額10分+ | 700円 | 10分以内の国内通話無料 |
かけ放題+ | 1,400円 | 通話時間制限なく国内通話無料 |
ただし、通話定額オプションは専用通話アプリ「みおふぉんダイアル」からの発信に限られるのでご注意下さい。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
データ繰り越し・データシェアに対応
IIJmioは「データ繰り越し」に対応しているので、当月のデータ通信量の残量を、翌月まで繰り越し可能。
毎月使うギガの量がバラバラであっても無駄なく使えるので安心です。
また、2022年6月1日からはデータシェア・データプレゼントにも対応。
同一アカウント内で契約している回線のデータ量をシェアして使えます。
家族間でのデータシェアはもちろん、自分だけで複数回線を使い分けるのにも適していますね。
通信速度の切り替えができる
毎月使えるギガの量は限られているので、できれば無駄に使いたくはないですよね?
そもそも、スマホの用途がメールやLINE中心の人は、高速データ通信は必須ではありません。
そういう場合に便利なのが、IIJmioの「速度切替」です。
会員専用サイトからワンタップで低速通信モードに切り替え可能。
低速通信モードにすると速度が最大300kbpsに制限される代わりに、ギガの消費が0になります。
しかもIIJmioは「バースト転送」に対応しており、通信開始直後だけ高速通信を利用するので、意外と快適に使えるんです。
例えばWEBページの読み込みに時間がかかって困る!と言ったことが少なくなります。
会員限定価格でスマホ・ガジェットを購入できる
IIJmioでは新規加入時にスマホを安く購入できるのはもちろん、加入後でも端末を購入できます。
しかもスマホに限らず、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなんかも会員限定価格で購入できるので、個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
加入前も加入後も端末を安く購入できるのはIIJmioのメリットの1つです。
公式サイト>>IIJmio
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