お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gを購入しました。
2024年5月に発売されたXiaomi製ミドルレンジスマホ。
最小構成価格が59,800円(税込)と比較的お手頃なものの、機能が充実しまくってるコスパの高い1台です。
- 2億画素メインカメラ
- 6.7インチAMOLEDエッジディスプレイ
- 解像度1.5K/リフレッシュレート120Hz
- 120W急速充電(神ジューデン)
- ステレオスピーカー
- IP68防塵防水
- おサイフケータイ
久しぶりにXiaomiらしいスマホが出たなーと思いました。
動作性能もAnTuTuベンチマークで72万点前後あるので普段使いに困ることはありません。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのレビューはこちら↓
さてさてRedmi Note 13 Pro+ 5Gは日本のキャリアから発売されているわけではないので、当然オープンマーケットモデル、いわゆるSIMフリーモデルです。
オープンマーケットモデルであれば、基本的にどのキャリアの回線でもSIMカードさえ装着すれば使用できるはず。
公式サイトに掲載されている対応Bandを確認してみると、ドコモのn79には非対応なものの概ね問題なさそうです。
- 5G : n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G: LTE TDD: 38/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G: GSM: 850/900/1800/1900
ただBandが対応していても実際にSIMカードを装着してみると、なぜか使えないことがあります。
特に楽天モバイルは対応Bandが少なく、無料通話にRakuten Linkが必要なこともあり実際に試してみなければ少々不安です。
また2024年5月現在、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、楽天回線対応端末・動作確認済み端末には含まれていません。
そこで実際に楽天モバイル(Rakuten最強プラン)のSIMカードをRedmi Note 13 Pro+ 5Gに装着して検証したので本記事でご紹介いたします。
結論から言うと、楽天モバイルが正式に動作確認を行っている全ての項目を確認できたわけではありませんが、データ通信・音声通話・SMS・テザリング、いずれの用途でも利用できました。
本記事で紹介しているのは「楽天回線エリア」での検証結果です。パートナー回線については未検証ですのでご注意ください。また、公式対応端末ではないので不具合が生じてもサポートが受けられない可能性があります。
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Redmi Note 13 Pro+ 5Gに楽天モバイルのSIMカードを装着・APN設定
Redmi Note 13 Pro+ 5GのカードスロットはSIMカードを1枚装着できるタイプ。
残念ながらmicroSDカードは装着できませんでした。
この他eSIMにも対応しているので、SIMカードとの組み合わせで2回線同時待受は可能。
楽天モバイルのSIMカードにはeSIMもありますが、今回は物理SIMでの検証です。
なおカードスロットのすぐ横にマイクが搭載されているので、間違ってSIMピンを挿さないように気を付けましょう。結構やりがちですよ!
楽天モバイルのSIMカードを装着しただけですぐに開通。APNは自動設定でした。
すぐに「Rakuten」と表示され、VoLTEマークも確認できます。僕の使っているエリアでは楽天モバイルの5G(NSA/4G流用タイプ)を拾うことが多くなりました。
エリアや時間帯によって異なるので参考程度にしかなりませんが通信速度もまずまず。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは特別な設定をする必要なく楽天モバイルのデータ通信が利用できます。
Redmi Note 13 Pro+ 5GでRakuten Linkが使えるか検証
楽天回線を無事掴んでくれたのでRakuten Linkで音声通話・SMSが使えるのかチェックしていきましょう。
データ通信が使えたとしても、楽天モバイルの場合はRakuten Linkが正常に動くかどうかが特に重要ですからね?
Rakuten Linkで音声通話
楽天モバイルユーザーはRakuten Linkアプリでの音声通話は無料です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gで試してみたところ、発信・着信どちらも問題なく使えました。
Wi-Fi接続時のRakuten Linkの番号通知
1点注意したいのがWi-Fi接続時の音声通話の番号通知です。
Xiaomiスマホでは既知の問題なのだそうですが、Wi-Fi接続時にRakuten Linkで音声通話の発信・着信をすると「非通知」になる場合があります。簡単にまとめると以下のとおり。
発信 | 着信 | |
Wi-Fi 接続あり | 通話相手に自分の番号が表示されずに非通知になる | 通話相手の番号が表示されない |
Wi-Fi 接続なし | 通話相手に自分の番号が通知される | 通話相手の番号が表示される |
実際に試してみたところWi-Fiに接続した状態でも発信・着信ともに番号が通知され、非通知になることはありませんでした。
もしWi-Fi環境で非通知になってしまう場合には、Rakuten Linkの設定で「通話時に優先的にLTEに接続する」を選択すれば、この問題は解決すると思います。
データ容量も消費されないと記載されているので、基本的にこの設定は有効でいいでしょう。
2回線同時待受(物理SIM+eSIM)の場合、「通話のデフォルト」を楽天モバイルにしていないと、Rakuten Linkからの発信が非通知になります。
これはWi-Fi接続の有無に関係なく起こる現象なのでご注意ください。
人によって使い道は様々ですが、通話相手に確実に番号通知したい場合は、楽天モバイル回線を「通話のデフォルト」に設定するのを忘れないようにしましょう。
Rakuten LinkでSMSメッセージの送信・受信
楽天モバイルはAndroidユーザーならRakuten LinkでのSMSメッセージ送受信も無料。とにかくランニングコストがかからないのが最高です。
もちろんRedmi Note 13 Pro+ 5Gでも問題なくメッセージの送受信ができました。
ちなみにRakuten Linkの初期設定で必要なSMS認証もしっかり通ります。
これはRakuten Linkではなくデフォルト「メッセージアプリ」での認証コード受信です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gで楽天回線のテザリングを検証
楽天モバイルの月額基本料が上限3,278円(税込み)であることを活かして、テザリングで利用している人も多いのではないでしょうか?
Redmi Note 13 Pro+ 5Gでも楽天回線のテザリングが問題なく使えました。
設定内「その他の接続オプション」から「ポータブルホットスポット」を有効に。
アクセスポイント名(SSID)とパスワードもここで確認できます。
あとは接続したいデバイスのWi-Fi設定で「Redmi Note 13 Pro+ 5G」を探し、パスワードを入力すればOK。
実際にiPhone 15 Proで接続してみましたが問題なく使用できました。
このくらいの速度が出ていれば、よっぽど大容量データのやり取りでもしない限りは困ることはないでしょう。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペック・仕様
Redmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックは以下の通りです。
製品名 | Redmi Note 13 Pro+ 5G |
価格 | 8+256GB:59,800円 12+512GB:74,800円 |
カラー | ミッドナイトブラック ムーンライトホワイト オーロラパープル |
サイズ | 高さ:161.4mm 幅:74.2mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 約204.5g |
ディスプレイ | 約6.67インチ AMOLED 2,712×1,220 446ppi DCI-P3 100% 12-bit HDR10+ ピーク輝度 1,800nits |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
タッチサンプリングレート | 最大2,160Hz |
OS | Xiaomi HyperOS |
SoC | MediaTek Dimensity 7200-Ultra |
RAM | 8/12GB LPDDR5X |
ROM | 256/512GB UFS 3.1 |
リアカメラ | メイン:2億画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
ビデオ(リアカメラ) | 4K@30fps 1080p@60,30fps |
インカメラ | 1,600万画素 |
ビデオ(インカメラ) | 1080p@60,30fps |
バッテリー | 5,000mAh |
充電速度 | 120W急速充電 |
ポート | USB Type-C |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
対応SIM | nano SIM eSIM |
2回線同時待ち受け | 可 |
対応Band | 5G : n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G: LTE TDD: 38/40/41 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 850/900/1800/1900 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.3 |
位置情報 | GPS GLONASS Beidou Galileo QZSS A-GPS |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos |
イヤホンジャック | なし |
防塵防水 | IP68 |
NFC | あり |
おサイフケータイ | 対応 |
楽天モバイルの特徴・メリットを解説
楽天モバイルが提供しているキャリアサービス「Rakuten最強プラン」の特徴・メリットを確認していきましょう。
- 月3,278円でデータ使い放題
- 5G回線が無料で使える
- プラチナバンドの商用サービス開始
- 契約事務手数料等が無料
- 通話料・SMS利用料が無料
- 楽天ポイントが貯まりやすい
- 他社(MNO)よりお得
2回線目・再契約OK!MNPで14,000ポイント
楽天モバイルが開催しているキャンペーン、通称「三木谷特典」はもう使いましたか?(実際には楽天モバイル社員からの紹介でも同じ特典)
他社からのMNPで楽天モバイルに加入すると合計14,000円相当の楽天ポイントが貰えるお得なキャンペーン。ちなみに純新規は合計7,000円相当。
MNP | 新規 | |
ログインから 4ヶ月後 | 4,000P | 2,000P |
5ヶ月後 | 5,000P | 2,000P |
6ヶ月後 | 5,000P | 3,000P |
合計 | 14,000P | 7,000P |
キャンペーン専用ページの申し込みボタンをタップして、楽天会員IDでログインすればエントリー完了。ログインから7日以内に申し込みをすれば三木谷特典をGETできますよ。
初めて楽天モバイルに加入する人はもちろん、2回線目・再契約の人もキャンペーンの対象に含まれているのでお見逃しなく!
公式サイト>>三木谷社長紹介キャンペーン
月3,278円でデータ使い放題
他社(MNO)の大容量プランでは、速度制限なく使えるデータ通信量(ギガ)が多いので気にする必要がほとんどありません。
それはRakuten最強プランでも同様。エリア内ではデータ使い放題です。
これまでは楽天回線エリア内ではデータ使い放題で、エリア外のパートナー回線では5GBまでの制限がありました。
2023年6月からは回線による制限が撤廃。
楽天回線・パートナー回線どちらでも通信速度に制限がかかることがないので安心です。
しかも月額基本料も最大3,278円。
100GB使っても、200GB使っても月額基本料が高くなってしまうことはありません。
しかも、使わなかった月は月額基本料が勝手に安くなっていきます。
- 20GB超:3,278円
- 3GB超〜20GB:2,178円
- 3GBまで:1,078円
家族割・青春割・こども割の併用で月額料金が安くなる
楽天モバイルにはお得な「家族割」「青春割」「最強こどもプログラム」があります。
割引プログラム | 内容 |
最強家族プログラム | 代表者が作成したグループに家族が参加すると1回線あたり月100円(税込110円)割引になる。親戚・同性パートナー・事実婚でも利用可能。 |
最強青春プログラム | 22歳以下の利用者が対象。利用者が22歳になるまで毎月110円相当の楽天ポイントを付与。専用ページからのエントリー必須。 |
最強こどもプログラム | 12歳以下の利用者が対象。利用者が13歳の誕生月前月まで毎月最大440円相当の楽天ポイントを付与。専用ページからのエントリー必須。 ・3GB以下:440ポイント ・3GB超過:110ポイント |
家族割と青春割orこども割は併用可能で、実質最大550円/月の割引に。
他社よりも割引額が寂しいものの、安く使えるなら適用しない手はありません。
5G回線が無料で使える
楽天モバイルは5G回線を標準搭載しているので、5G対応端末さえ使えば追加料金を支払うことなく5G回線を利用できます。
5G回線対応エリアは公式サイトの地図上で確認可能。少しずつ対応エリアが広くなってきました。
公式サイト>>楽天回線エリア(5G)
プラチナバンドの商用サービス開始!
2024年6月27日、ついに楽天モバイルのプラチナバンドが始動しました。
プラチナバンドは屋内や地下でも電波が届きやすいことが大きな特徴。
これまで楽天回線エリアの狭さや電波の入りがイマイチなところが弱点の1つでしたが、それも少しずつ解消されそうです。
契約事務手数料等が無料
楽天モバイルは契約事務手数料・MNP転出手数料が無料です。
携帯会社の乗り換えにかかる事務手数料って結構ばかになりません・・・。
この点楽天モバイルなら、加入する時も、他社へ転出する時も手数料がかからないので、気軽に試せるメリットがあります。
通話料・SMS利用料が無料
最強プランの加入者は、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料・SMS利用料も無料になります。
Rakuten Link
Rakuten,Inc.無料posted withアプリーチ
LINEで通話する人も多いですが、固定電話への通話料も無料になるので重宝します。
ただし、iPhoneで楽天モバイルを使う人は要注意!
iOS版のRakuten Linkの仕様はAndroidとは異なっております。
- Rakuten Link以外の固定電話や通話アプリからの着信は、iOS標準アプリで着信する
- Rakuten Link以外からのSMS送受信は、iOS標準アプリで送受信する
こちらの記事で、変更内容について詳しく紹介しているので御覧ください。
楽天ポイントが貯まりやすい
2023年12月から楽天モバイル「最強プラン」を契約しているユーザーは、無条件でSPUの倍率が+4倍になります。
楽天会員の通常ポイントと合わせると、楽天市場での買い物が、なんと毎日+5倍です!
付与ポイントの詳細は以下のとおり。
楽天モバイル特典 | |
特典内容 | ポイント+4倍 |
ポイント付与対象 | 当月の楽天市場での買い物 |
ポイント付与予定日 | 楽天市場での買い物月の翌月15日 |
月間獲得上限 | 2,000ポイント |
ポイント使用期限 | 付与の翌月末日 23:59 |
貯まったポイントは、もちろん楽天モバイルの料金支払にも使えます。
獲得上限があるものの、楽天市場で買い物する機会が多い人、楽天経済圏を意識している人には大きなメリットです。
公式サイト>>楽天モバイルの対象サービスご契約者はポイント+4倍
他社(MNO)よりもお得に使える!
現在、楽天モバイル以外のMNOでも格安料金プランがあります。
キャリア / プラン名 | 月額基本料(税込) | 備考 |
docomo / ahamo | 2,970円 | 月20GB 5分間無料通話付 |
Sofbank / LINEMO | 2,728円 | 月20GB 無料通話はオプション |
au / povo | 2,728円 | 30日間/20GB 無料通話はオプション |
楽天モバイル / 最強プラン | 最大3,278円 | ギガ無制限 通話料無料 |
どこの通信会社でも月20GBを2,728円から利用できるので、これまで大手キャリアが提供してきた料金プランよりもずっと安く利用できます。
ただ、それでもやっぱり楽天モバイルの方がお得。
月額3,278円で使えるデータ通信量(ギガ)は無制限で、Rakuten Linkアプリを使えば通話料も時間に関係なく無料になります。
公式サイト>>Rakuten 最強プラン
ギガをいくら使っても
\ 月額最大3,278円 /
まとめ:楽天モバイルでもRedmi Note 13 Pro+ 5Gが使えます
Redmi Note 13 Pro+ 5Gで楽天モバイルが使えるのか検証してみました。
楽天回線提供エリアであれば以下の内容での利用が可能です。
- データ通信
- Rakuten Linkでの音声通話(発信・着信)
- Rakuten LinkでのSMS(送信・受信)
- テザリング
パートナー回線での動作は試していないので、回線の自動切り替え等がうまくいかない場合もありますし、公式での確認項目全てを試しているわけではない点はご留意くださいませ。